JPH05259676A - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JPH05259676A
JPH05259676A JP4089287A JP8928792A JPH05259676A JP H05259676 A JPH05259676 A JP H05259676A JP 4089287 A JP4089287 A JP 4089287A JP 8928792 A JP8928792 A JP 8928792A JP H05259676 A JPH05259676 A JP H05259676A
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JP
Japan
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primary
cooling device
cold water
chilled water
abnormality
Prior art date
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Pending
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JP4089287A
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English (en)
Inventor
Tadao Hosaka
忠男 保坂
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NEC Computertechno Ltd
Original Assignee
NEC Computertechno Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発熱体を有する電子装置の冷却装置におい
て、一次冷水の逆流を防ぐための機構。 【構成】 一次冷水の循環系統に逆止弁19と流量セン
サ25を設け、流量センサの出力値を信号線A26−1
を介して制御部A2−1により計測する。逆流異常の時
には、一次冷水装置33から一次冷水を送っても、逆止
弁により冷却装置31には一次冷水は流れず、流量セン
サの流量値は0なり、制御部Aは逆流異常を認識して外
部に異常を報告する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷却装置に関し特に電
子計算機などの電子装置内の被冷却体に液体冷媒を循環
供給する冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子計算機のLSIの発熱体をもつ電子
装置を液体冷媒の循環供給により発熱体から熱を排除す
る冷却装置は、図4に示す構成となっている。図4の従
来の冷却装置の構成図において、31が冷却装置、32
が電子装置である。3が液体冷媒を貯蔵し、冷媒の温度
による体積変化を吸収するためのタンクであり、ポンプ
4は、二次冷水を電子装置32に送る。5が二次冷水送
出口、6が二次冷水受入口、1は二次冷水を熱交換する
熱交換器であり、熱交換器1には、一次冷水供給装置3
3より一次冷水が送り出され一次冷水ホース24を経て
一次冷水受入口17より冷却装置31に入り、制御部D
2−4からの指令をモジュトロールモータ9に送り三方
弁8の開度を調節して、熱交換器1に適量を流してい
る。三方弁8でバイパスされた一次冷水と熱交換器を経
た一次冷水は、一次冷水戻り口16を通り一次冷水供給
装置33に戻る。
【0003】冷却装置31の制御部D2−4は、信号線
13により温度センサ(A)12および信号線15によ
り温度センサ(B)14を常時監視している。また制御
部D2−4は、運転指令線10によりポンプ4を運転し
ている。
【0004】制御部D2−4は、温度センサ(B)14
の空気温度より温度センサ(A)12の水温が少し高い
温度(規定値)になるように水温制御する。
【0005】従来の冷却装置の構成は、前記のようにな
っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した冷却装置で
は、一次冷水供給装置から冷却装置に送られる一次冷水
が誤接続により冷却装置内で逆流していた場合に、逆流
だということを判断しにくいという問題があり、通常、
水の流れの方向は、目で見ることが不可能であって原因
調査に時間を要していた。さらに逆流をした場合の冷却
装置は、電子装置の発熱体の安定した水温制御ができず
二次冷水の温度変動が大きくなり電子装置のLSIの発
熱体の信頼性に悪影響を与える要因ともなり、また流れ
方向に規定を有する部品に悪影響を与える要因ともなる
などの問題点があった。
【0007】本発明は上述の問題点に鑑みて、発熱体を
有する電子装置の冷却装置において一次冷水の逆流を防
ぎ、電子装置内の集積回路素子の温度変動を抑止する冷
却装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の冷却装置は、二
次冷水を一次冷水により冷却する熱交換器と、一次冷水
を導入し一次冷水供給装置に戻す系統と、二次冷水を冷
却する電子装置に循環・供給する系統を有する冷却装置
において、一次冷水系統中に逆止弁および流量センサを
設け、その流量センサの出力を計測する手段と、計測し
た計測値が規定以下に低下した時に、外部に異常を報告
する手段を有している。
【0009】また、一次冷水系統の入口および出口に圧
力センサを設け、両圧力センサの出力を計測する手段
と、計測値の圧力値の差を計算する手段と、圧力値の差
がプラスかマイナスかを判断して逆流異常を検出し、外
部に警報する手段を有している。
【0010】また、一次冷水系統の熱交換器の入口側お
よび出口側に温度センサを設け、両温度センサの出力を
計測する手段と、計測温度の差を計算する手段と、計算
した温度差がプラスかマイナスかを判断して逆流異常を
検出し警報する手段を有している。
【0011】
【作用】上記の構成によれば、何らかの原因で逆流異常
が発生した場合、一次冷水系統中に設けた逆止弁によっ
て阻止され一次冷水は流入しないので、計測する手段が
計測する流量センサの流量値は0となり外部に異常を報
告する。
【0012】あるいは、逆流異常の発生時に、計測手段
は一次冷水系統の入口と出口に設けた圧力センサの示す
圧力値を計測し、計算する手段が圧力値の差を計算し
て、異常を報告する手段が計算した圧力値の差が、プラ
スかマイナスかを判断することにより、逆流異常を認識
した場合は外部に異常を報告する。
【0013】あるいは、逆流異常の時に、計測する手段
は一次冷水系統の熱交換器の入口側と出口側に設けた、
温度センサの温度値を読み取り、計算する手段が温度値
の差を計算して、異常を報告する手段が計算した温度値
の差がプラスかマイナスかを判断することにより、逆流
異常を認識した場合は外部に異常を報告するので、一次
冷水の逆流を防止して、冷却装置の安定した水温制御が
可能となる。
【0014】
【実施例】次に本発明の一実施例を図を用いて説明す
る。
【0015】図1は、本発明の一実施例による冷却装置
の構成図である。
【0016】図1において、32は電子装置、31は冷
却装置、33は一次冷水供給装置である。タンク3の中
にある二次冷水はポンプ4に入り、ポンプの吐出により
二次冷水送出口5を経て、電子装置32の被冷却体18
を冷却して冷却装置31の二次冷水受入口6に戻り、熱
交換器1で一次冷水により熱交換され、二次冷水配管7
を経てタンク3に戻る。制御部2は、運転指令線10に
よりポンプ4の運転・停止の指令を出している。
【0017】一次冷水供給装置33で熱交換された一次
冷水は、一次冷水ホース24を経て冷却装置31の一次
冷水受入口17より入り、モジュトロールモータ9によ
り開度を調整された三方弁8が熱交換器1に適量の一次
冷水を流す。バイパスされた一次冷水または熱交換器1
を経た一次冷水は、三方弁8を通り一次冷水戻り口16
より一次冷水供給装置33に戻される。
【0018】制御部A2−1は、温度センサ(A)12
の温度値を信号線13を介し、温度センサ(B)14の
温度値を信号線15を介し常時監視している。二次冷水
送出口5より送り出される二次冷水は、温度センサ
(B)14の温度値より温度センサ(A)12の温度値
が少し高い温度の規定値になるように、制御部A2−1
は、二次冷水の熱交換量を調節するためにモジュトロー
ルモータ9に指令を出し、三方弁8の開度を調節して一
次冷水量をバイパスして水温制御するサイクルとなって
いる。
【0019】つぎに動作について説明する。
【0020】一次冷水ホース24の誤接続または何らか
の原因による冷却装置内での逆流の異常を防止するため
に、図1に示すように、逆止弁19を一次冷水の循環系
統に準備している。さらに、流量センサ25をこの系統
に設け、流量センサ25の出力値を信号線A26−1を
介し、制御部A2−1により計測する部分を準備する。
一次冷水装置33から一次冷水を送り出そうとしても、
誤接続または逆流異常のときには、逆止弁19により冷
却装置31には一次冷水は流れず、流量センサ25の流
量値が0になり、制御部A2−1は逆流異常ということ
を認識して外部に異常を報告する。
【0021】図2は、本発明の第2の実施例による冷却
装置の構成図である。
【0022】一次冷水ホース24の誤接続または何らか
の原因による冷却装置内での逆流の異常を防止するため
に、図2に示すように、一次冷水系の入口に圧力センサ
A20および出口に圧力センサB21を準備している。
さらに、圧力センサA20,圧力センサB21の出力値
を信号線B26−2,信号線C26−3を介し、制御部
B2−2は出力値を計測して、両圧力センサ20,21
の差を計算し、差がプラスかマイナスかを判断する。
【0023】一次冷水装置33から冷却装置31に一次
冷水を流している時に、誤接続または逆流異常のときに
は、制御部B2−2は圧力センサA20,圧力センサB
21の圧力値の差がプラスかマイナスか判断し、いずれ
かの時に逆流異常ということを認識して外部に異常を報
告する。
【0024】図3は、本発明の第3の実施例による冷却
装置の構成図である。
【0025】一次冷水ホース24の誤接続または何らか
の原因による逆流異常を防止するために、図3に示すよ
うに、一次冷水系統の熱交換器の入口側に温度センサA
22、出口側に温度センサB23を準備している。さら
に温度センサA22,温度センサB23の出力値を信号
線D26−4,信号線E26−5を介し、制御部C2−
3は出力値を計測して両温度センサの差を計算し、差が
プラスかマイナスかを判断する。一次冷水装置33から
冷却装置31に一次冷水を流している時に、誤接続また
は逆流異常のときには、制御部C2−3は温度センサA
22,温度センサB23の温度値の差がプラスかマイナ
スか判断し、いずれかの時に逆流異常ということを認識
して外部に異常を報告する。
【0026】
【発明の効果】このように本発明は、電子装置の被冷却
体を冷却する冷却装置において、冷却装置内の一次冷水
系統に逆止弁および流量センサを準備することにより、
一次冷水装置から冷却装置に流す一次冷水の逆流を阻止
して、逆流が発生しようとしたら外部に逆流異常を報告
する。
【0027】また、冷却装置内の一次冷水系の入口およ
び出口に圧力センサを設け、一次冷水装置から冷却装置
に流す一次冷水が逆流していた場合、両圧力センサの圧
力値の変動により制御部が外部に逆流異常を報告する。
【0028】あるいは、冷却装置内の一次冷水系の熱交
換器の入口側および出口側に温度センサを設け、一次冷
水装置から冷却装置に流す一次冷水が逆流していた場
合、両温度センサの温度値の変化により制御部が外部に
逆流異常を報告するように構成したので、冷却装置は電
子装置の被冷却体の安定した水温制御が可能となり、電
子装置中の集積回路素子の温度変動を小幅にすることが
可能となって、冷却装置内の冷却機器に悪影響を与えな
いという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による冷却装置の構成図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施例による冷却装置の構成図
である。
【図3】本発明の第3の実施例による冷却装置の構成図
である。
【図4】従来の冷却装置の構成図である。
【符号の説明】
1 熱交換器 2−1 制御部A 2−2 制御部B 2−3 制御部C 2−4 制御部D 3 タンク 4 ポンプ 5 二次冷水送出口 6 二次冷水受入口 7 二次冷水配管 8 三方弁 9 モジュトロールモータ 10 運転指令線 11 制御線 12 温度センサ(A) 13 信号線 14 温度センサ(B) 15 信号線 16 一次冷水戻り口 17 一次冷水受入口 18 被冷却体 19 逆止弁 20 圧力センサA 21 圧力センサB 22 温度センサA 23 温度センサB 24 一次冷水ホース 25 流量センサ 26−1 信号線A 26−2 信号線B 26−3 信号線C 26−4 信号線D 26−5 信号線E 31 冷却装置 32 電子装置 33 一次冷水供給装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 1/20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次冷水を一次冷水により冷却する熱交
    換器と一次冷水を導入し一次冷水供給装置に戻す系統と
    二次冷水を電子装置に循環・供給する系統を有する冷却
    装置において、前記一次冷水系統中に逆止弁および流量
    センサを設け、該流量センサの出力を計測する手段と、
    該計測値が規定以下に低下した時に外部へ異常を報告す
    る手段を有することを特徴とする冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記一次冷水系の入口および出口に圧力
    センサを設け、該両圧力センサの出力を計測する手段
    と、該計測値の圧力値の差を計算する手段と、該計算値
    の圧力値の差がプラスかマイナスかを判断して逆流異常
    を検出し外部に警報する手段とを有することを特徴とす
    る冷却装置。
  3. 【請求項3】 前記一次冷水系統の熱交換器の入口側お
    よび出口側に温度センサを設け、該両温度センサの出力
    を計測する手段と、該計測値の温度値の差を計算する手
    段と、該計算値の温度値の差がプラスかマイナスかを判
    断して逆流異常を検出し、警報する手段を有することを
    特徴とする冷却装置。
JP4089287A 1992-03-16 1992-03-16 冷却装置 Pending JPH05259676A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117561415A (zh) * 2022-09-13 2024-02-13 奥利安机械股份有限公司 具备压缩空气除湿装置的冷水供给装置单元
WO2024057570A1 (ja) * 2022-09-13 2024-03-21 オリオン機械株式会社 圧縮空気除湿装置を備える冷水供給装置ユニット
JP2024040567A (ja) * 2022-09-13 2024-03-26 オリオン機械株式会社 圧縮空気除湿装置を備える冷水供給装置ユニット
JP2024040568A (ja) * 2022-09-13 2024-03-26 オリオン機械株式会社 圧縮空気除湿装置を備える冷水供給装置ユニット
JP2024040565A (ja) * 2022-09-13 2024-03-26 オリオン機械株式会社 圧縮空気除湿装置を備える冷水供給装置ユニット

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