JP2717716B2 - 冷凍機 - Google Patents
冷凍機Info
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- JP2717716B2 JP2717716B2 JP1290995A JP29099589A JP2717716B2 JP 2717716 B2 JP2717716 B2 JP 2717716B2 JP 1290995 A JP1290995 A JP 1290995A JP 29099589 A JP29099589 A JP 29099589A JP 2717716 B2 JP2717716 B2 JP 2717716B2
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- heat exchanger
- bypass
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- external fluid
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、冷凍機に係り、特に、熱交換器に流量測定
装置を設けた冷凍機に関する。
装置を設けた冷凍機に関する。
従来から、冷凍機の制御、監視を正確にしていこうと
すると、熱交換器に入る外部流体の流量を測定する必要
がででくる。
すると、熱交換器に入る外部流体の流量を測定する必要
がででくる。
また、冷凍機に定格の外部流量を流そうとする場合に
も、流量を検知する必要がある。
も、流量を検知する必要がある。
しかしながら、冷凍機では通常、流量計のない場合が
多く、ポンプのヘッドと流量の特性を利用し、ポンプヘ
ッドを測定（圧力測定）して、流量を推定する方法がよ
く用いられる。ポンプの特性の測定データが無い場合、
あるいは、圧力測定ができない場合などは、かなりおお
まかな流量設定となる。
多く、ポンプのヘッドと流量の特性を利用し、ポンプヘ
ッドを測定（圧力測定）して、流量を推定する方法がよ
く用いられる。ポンプの特性の測定データが無い場合、
あるいは、圧力測定ができない場合などは、かなりおお
まかな流量設定となる。
一般に、流量計は高価であり、特に大型（大流量）に
なるにつれてより高価となるため、流量計の設置には経
済的な問題があった。
なるにつれてより高価となるため、流量計の設置には経
済的な問題があった。
本発明は、前記の問題点を解決し、小流量の流量計の
設置で、全体の流量が測定できる熱交換器を有する冷凍
機を提供することを目的とする。
設置で、全体の流量が測定できる熱交換器を有する冷凍
機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、外部流体
（冷水、冷却水、熱源）と熱交換する熱交換器を有する
冷凍機において、該熱交換器には熱交換器内部を通る外
部流体通路をバイパスする外部通路を設け、該バイパス
通路に流量測定装置を設けたことを特徴とする冷凍機と
したものである。
（冷水、冷却水、熱源）と熱交換する熱交換器を有する
冷凍機において、該熱交換器には熱交換器内部を通る外
部流体通路をバイパスする外部通路を設け、該バイパス
通路に流量測定装置を設けたことを特徴とする冷凍機と
したものである。
本発明においては、前記の熱交換器の内部を通る外部
流体通路が多パス構成であり、バイパス通路が一部のパ
スをバイパスして設けられているものであり、また、前
記熱交換器が冷凍機の蒸発器であり、外部流体通路が蒸
発器の冷水管であり、バイパスするパスが入口側のパス
に対して設けられており、出口側のパスに対してはバイ
パス通路が設けられていないものである。
流体通路が多パス構成であり、バイパス通路が一部のパ
スをバイパスして設けられているものであり、また、前
記熱交換器が冷凍機の蒸発器であり、外部流体通路が蒸
発器の冷水管であり、バイパスするパスが入口側のパス
に対して設けられており、出口側のパスに対してはバイ
パス通路が設けられていないものである。
冷凍機には種々の熱交換器があり、例えば、吸収器、
発生器、凝縮器あるいは希溶液の加熱のための熱交換器
各種の熱交換器があるが、本発明のバイパス通路を設け
た流量測定装置の設置は、いずれの熱交換器にも設置が
可能であるが、特に、先に示したように蒸発器に設ける
のがよい。
発生器、凝縮器あるいは希溶液の加熱のための熱交換器
各種の熱交換器があるが、本発明のバイパス通路を設け
た流量測定装置の設置は、いずれの熱交換器にも設置が
可能であるが、特に、先に示したように蒸発器に設ける
のがよい。
本発明では、外部流体（冷水、冷却水）の一部の流量
を検知して、つまり、小流量を検知して、外部流体の流
量を推定しようとするものであり、小型流量計を用いる
ことにより、コストを下げることができる。
を検知して、つまり、小流量を検知して、外部流体の流
量を推定しようとするものであり、小型流量計を用いる
ことにより、コストを下げることができる。
すなわち、熱交換器部分の圧力損失と流量の特性、お
よび、バイパス通路の、差圧−流量特性から、外部流体
の全流量の推定が可能である。正確を期すには、バイパ
ス通路に流量計を付け、全流量とバイパス流量の特性を
実測して、流量計を補正しておくのがよい。
よび、バイパス通路の、差圧−流量特性から、外部流体
の全流量の推定が可能である。正確を期すには、バイパ
ス通路に流量計を付け、全流量とバイパス流量の特性を
実測して、流量計を補正しておくのがよい。
得られた流量測定値は以下のように利用できる。
（１） 冷凍機の安全装置の減断水スイッチの代わりと
して利用 （２） 流量設定 （３） 流量表示 （４） 冷凍容器など熱量計算に利用 （５） 流量制御（変流量制御）に利用 また、バイパス通路を設けた場合の問題として、例え
ば蒸発器で説明すると、入口から出口までのバイパス通
路を設けた場合、出口温度を一定にするには、バイパス
流体温度は高いから、蒸発器の温度を下げ熱交換器を通
った流体との混合後の温度を一定にする必要がある。
（第２図ａ）しかし、一般に蒸発器の温度すなわち冷水
温度を下げるのは冷凍機効率が低下する。本発明では、
これを避けるため一部のバイパス流量が熱交換器の一部
すなわち入口側のみをバイパスするようにしているため
効率低下をかなり防ぐことができる。（第２図ｂ） 〔実施例〕 以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本
発明はこの実施例に限定されるものではない。
して利用 （２） 流量設定 （３） 流量表示 （４） 冷凍容器など熱量計算に利用 （５） 流量制御（変流量制御）に利用 また、バイパス通路を設けた場合の問題として、例え
ば蒸発器で説明すると、入口から出口までのバイパス通
路を設けた場合、出口温度を一定にするには、バイパス
流体温度は高いから、蒸発器の温度を下げ熱交換器を通
った流体との混合後の温度を一定にする必要がある。
（第２図ａ）しかし、一般に蒸発器の温度すなわち冷水
温度を下げるのは冷凍機効率が低下する。本発明では、
これを避けるため一部のバイパス流量が熱交換器の一部
すなわち入口側のみをバイパスするようにしているため
効率低下をかなり防ぐことができる。（第２図ｂ） 〔実施例〕 以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本
発明はこの実施例に限定されるものではない。
実施例１ 第１図は、本発明に用いられる熱交換器の一例を示す
断面図である。
断面図である。
第１図において、１は熱交換器であり、この熱交換器
は仕切板５で各ブロックに区分され、外部流体は入口２
から入り、外部流体通路４を通り、仕切板５で仕切られ
た室８に至り、別の外部流体通路を通り室９に至り、さ
らに同様に室10を通り外部流体出口３に至る。そして、
外部流体通路４を通過する間に熱交換される。
は仕切板５で各ブロックに区分され、外部流体は入口２
から入り、外部流体通路４を通り、仕切板５で仕切られ
た室８に至り、別の外部流体通路を通り室９に至り、さ
らに同様に室10を通り外部流体出口３に至る。そして、
外部流体通路４を通過する間に熱交換される。
このような装置において、本発明では、外部流体入口
２と熱交換器の室９の間にバイパス管６を設け、さら
に、このバイパス管６に流量測定装置７を設けたもので
ある。そして、外部流体入口２と熱交換器の室９との差
圧によって流れる流量を流量測定装置７で測定すること
によって全体の流量を推定することができるものであ
る。
２と熱交換器の室９の間にバイパス管６を設け、さら
に、このバイパス管６に流量測定装置７を設けたもので
ある。そして、外部流体入口２と熱交換器の室９との差
圧によって流れる流量を流量測定装置７で測定すること
によって全体の流量を推定することができるものであ
る。
この例では室９との間にバイパス管を設けたが、上記
のように差圧を生じて流量が測定できるところならどこ
でも設置できる。またこのような流量測定は、全流量の
一部分すなわち、バイパス量のみの測定でよいから、流
量計は小流量のものでよい。
のように差圧を生じて流量が測定できるところならどこ
でも設置できる。またこのような流量測定は、全流量の
一部分すなわち、バイパス量のみの測定でよいから、流
量計は小流量のものでよい。
次に、上記のようにバイパス管を入口側設けた利点を
第２図により説明する。第２図は蒸発器の冷水管の伝熱
面積と外部冷水の温度との関係を示すグラフである。
第２図により説明する。第２図は蒸発器の冷水管の伝熱
面積と外部冷水の温度との関係を示すグラフである。
第２図ａは、バイパス管を熱交換器の外部流体入口と
出口との間に設けた場合の冷水温度を示している。主流
は熱交換によって入口温度ａから出口温度ｃに下がる
が、バイパス流は熱交換器を通らないからａのままであ
り、出口で主流と混合されて全体の温度はｂとなる。し
たがって、全体の温度をｂに保つためには主流の出口温
度はｂよりも冷却しておく必要がある。
出口との間に設けた場合の冷水温度を示している。主流
は熱交換によって入口温度ａから出口温度ｃに下がる
が、バイパス流は熱交換器を通らないからａのままであ
り、出口で主流と混合されて全体の温度はｂとなる。し
たがって、全体の温度をｂに保つためには主流の出口温
度はｂよりも冷却しておく必要がある。
一方、バイパス管を熱交換器の外部流体入口と、入口
と出口の中間部に設けた場合を第２図ｂに示す。主流
は、中間部までに温度ａ→ｃ′に冷却され、ここで、バ
イパス流温度ａと混合され、全体としてｂ′に上昇し、
後半部分の熱交換器を通り出口ではｂまで冷却される。
したがってこの方式にすれば、温度はｂ以下に冷却する
必要がなく、効率的である。
と出口の中間部に設けた場合を第２図ｂに示す。主流
は、中間部までに温度ａ→ｃ′に冷却され、ここで、バ
イパス流温度ａと混合され、全体としてｂ′に上昇し、
後半部分の熱交換器を通り出口ではｂまで冷却される。
したがってこの方式にすれば、温度はｂ以下に冷却する
必要がなく、効率的である。
本発明によれば、熱交換器にバイパス管を設けて流量
測定装置が設けたから、小流量の流量計で全体の流量が
測定でき、コスト的に有利である。また、バイパス管を
熱交換器の入口側のパスに対して設けることによって、
冷凍機の効率上もよい。
測定装置が設けたから、小流量の流量計で全体の流量が
測定でき、コスト的に有利である。また、バイパス管を
熱交換器の入口側のパスに対して設けることによって、
冷凍機の効率上もよい。
第１図は、本発明に用いられる熱交換器の一例を示す断
面図であり、第２図は蒸発器の冷水管の伝熱面積と外部
冷水の温度との関係を示すグラフである。 １……熱交換器、２……外部流体入口、３……外部流体
出口、４……外部流体通路、５……仕切板、６……バイ
パス管、７……流量測定装置、８、９、10……仕切板で
仕切られた室
面図であり、第２図は蒸発器の冷水管の伝熱面積と外部
冷水の温度との関係を示すグラフである。 １……熱交換器、２……外部流体入口、３……外部流体
出口、４……外部流体通路、５……仕切板、６……バイ
パス管、７……流量測定装置、８、９、10……仕切板で
仕切られた室
Claims (3)
- 【請求項１】外部流体と熱交換する熱交換器を有する冷
凍機において、該熱交換器には、熱交換器内部を通る外
部流体通路をバイパスする外部通路を設け、該バイパス
通路に流量測定装置を設けたことを特徴とする冷凍機。 - 【請求項２】前記熱交換器の内部を通る外部流体通路が
多パス構成であり、バイパス通路が、一部のパスをバイ
パスして設けられていることを特徴とする請求項１記載
の冷凍機。 - 【請求項３】前記熱交換器が冷凍機の蒸発器で、外部流
体通路が蒸発器の冷水管であり、バイパスするパスが入
口側のパスに対して設けられ、出口側のパスに対しては
バイパス通路が設けられていないことを特徴とする請求
項１記載の冷凍機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1290995A JP2717716B2 (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-10 | 冷凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1290995A JP2717716B2 (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-10 | 冷凍機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03152365A JPH03152365A (ja) | 1991-06-28 |
| JP2717716B2 true JP2717716B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=17763098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1290995A Expired - Fee Related JP2717716B2 (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-10 | 冷凍機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2717716B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1992014129A1 (en) * | 1991-01-31 | 1992-08-20 | Osat Pty Ltd | Radiator flow tester |
| JP4223917B2 (ja) * | 2003-10-10 | 2009-02-12 | 川重冷熱工業株式会社 | 流量センサー機能付き冷暖房機 |
| JP5642448B2 (ja) * | 2010-08-02 | 2014-12-17 | 三菱重工業株式会社 | 流量推定装置、熱源機、及び流量推定方法 |
| DE102012110701A1 (de) | 2012-11-08 | 2014-05-08 | Halla Visteon Climate Control Corporation 95 | Wärmeübertrager für einen Kältemittelkreislauf |
| JP6422398B2 (ja) * | 2015-05-25 | 2018-11-14 | 荏原冷熱システム株式会社 | 冷凍機 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52107865A (en) * | 1976-03-05 | 1977-09-09 | Hitachi Ltd | Flow measuring device composed by magnetic flow meter |
| JPS5491772U (ja) * | 1977-12-13 | 1979-06-28 |
-
1989
- 1989-11-10 JP JP1290995A patent/JP2717716B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03152365A (ja) | 1991-06-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |