JPH06221690A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPH06221690A
JPH06221690A JP3269193A JP3269193A JPH06221690A JP H06221690 A JPH06221690 A JP H06221690A JP 3269193 A JP3269193 A JP 3269193A JP 3269193 A JP3269193 A JP 3269193A JP H06221690 A JPH06221690 A JP H06221690A
Authority
JP
Japan
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refrigerant
heat exchanger
temperature
pipe
inlet side
Prior art date
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Pending
Application number
JP3269193A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Nagae
公二 永江
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP3269193A priority Critical patent/JPH06221690A/ja
Publication of JPH06221690A publication Critical patent/JPH06221690A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱交換器の入口側と出口側における冷媒の温
度差を正確に測定することができる冷凍装置を提供す
る。 【構成】 冷媒管25の入口に冷媒を分流する分配管1
2を有し、熱交換器の入口側と出口側に、温度を検出す
る温度検出素子33を備えた冷凍装置において、前記熱
交換器の冷媒管25につながる冷媒管25とほぼ同径の
接続部分31に、前記入口側の温度検出素子33を取り
付け、前記入口側の温度検出素子33と出口側の温度検
出素子35との温度差を演算し、該温度差に基づいて、
冷媒回路中の電子膨脹弁15を制御することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍装置、特に空気調
和機の熱交換器の出入り口温度を測定(検出)して、そ
の測定値に応じて、電子制御弁により冷媒循環量を調節
する空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、実公昭48ー20704号公報
に開示されているように、空気調和機の熱交換器には、
複数の冷媒通路が形成されており、かかる冷媒通路の数
に応じて循環冷媒を分配する必要があるため、熱交換器
の手前で冷媒回路の冷媒を分配管により分配している。
【0003】また、熱交換器に冷媒を供給する際には、
熱交換器の入口側と出口側における冷媒温度を測定し、
その測定値の差を算出し、かかる算出値に基づいてこの
熱交換器に流れ込む冷媒の量を制御する技術が知られて
いる。
【0004】このような熱交換器の入口側と出口側とに
おける冷媒の温度差を検出する場合、従来、図5及び図
6に示すように、熱交換器5の入口側及び出口側に配置
された温度検出素子51、52のうち、熱交換器5の入
口側における温度検出素子33は、分配管12aの本体
(略中央)52に取り付けられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、分配管
の本体52の管径は、分流を良好に行うため、細く形成
されている一方、熱交換器5の冷媒管25と接続する先
端部27においては、冷媒管25の径と略等しい太い径
に形成されている。このように、分配管の管径が異なる
ことにより、管径の細い部分では圧力損失が生じ、この
圧力損失の影響を受けて、温度を正確に測定することが
できないという問題点がある。
【0006】即ち、従来は熱交換器の入口側と出口側と
における冷媒温度の温度差を正確に測定できないという
問題点があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、熱交換器の入口
側と出口側とにおける冷媒の温度差を正確に測定するこ
とができる冷凍装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、複数の冷媒通路を有する熱交換器の入口
側に、これらの冷媒通路へ夫々冷媒を流すための分配管
を設け、且つ、この熱交換器に流れ込む冷媒の温度を検
出する温度検出素子を備えた空気調和機において、前記
温度検出素子は前記分配管につながり、且つ、前記冷媒
通路を形成する冷媒管とほぼ同径の接続部分に設置され
ていることを特徴とする。
【0009】更に、本発明は、上述の発明において、前
記熱交換器の入口側に配置された温度検出素子と前記熱
交換器の出口側に配置された温度検出素子との温度差を
算出し、該温度差に基づいて、冷媒回路中の膨脹弁を制
御する制御装置を備えることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明の冷凍装置において、熱交換器の入口側
における熱交換器の冷媒管の管径と分配管との接続部分
の管径はほぼ同径であり、かかる接続部分で熱交換器入
口側の温度を測定しているので、管径の違いによって生
じる圧力損失に基づく温度誤差がなく且つ冷媒管の入口
付近で測定するので、入口側温度を正確に測定でき、熱
交換器の入口側と出口側とにおける冷媒の温度差を正確
に測ることができる。
【0011】更に、熱交換器の入口側の温度と出口側の
冷媒温度差を測定して、入口側と出口側との温度差に基
づいて、冷媒回路中の電子制御弁を制御することによっ
て、冷媒回路を流れる冷媒流量を調節することによっ
て、熱交換器の機能に基づいた冷媒流量の制御が確実に
できる。
【0012】
【実施例】以下に、添付図面の図1乃至図4を参照し
て、本発明の一実施例を詳細に説明する。
【0013】本実施例による空気調和機(冷凍装置)に
は、図3に示すように、順次、室内熱交換器(熱交換
器)5、コンプレッサ7、四方弁9、室外熱交換器1
1、電子膨脹弁15とがこの順序で配置されてた冷媒回
路3を有しており、この冷媒回路内3を、冷房及び暖房
時に冷媒が循環するようになっている。尚、室内熱交換
器5と室外熱交換器11に隣接して、それぞれ送風機2
1、23が配置されている。
【0014】また、冷媒回路3には、室内熱交換器5の
入口側に分配器13が設けられており、熱交換器内の複
数の冷媒管に分配管12を通じて冷媒を分配するように
なっている。
【0015】このように構成された冷媒回路3において
は、冷房時には、コンプレッサ7を駆動することによ
り、加圧された冷媒は四方弁9から室外熱交換器11に
送られ、ここで熱交換して液化し、液冷媒を電子膨脹弁
15、分流器13、分配管12を通すことによって減圧
し、室内熱交換器5に導入して熱交換して室内を冷房す
る。室内熱交換器5における熱交換器後の冷媒は、ヘッ
ダ19、四方弁9を通って、再びコンプレッサ7に戻さ
れる。
【0016】一方、暖房時には、四方弁9を切り替え
て、コンプレッサ7を駆動することにより、加圧冷媒
は、ヘッダー19、室内熱交換器5に供給され、ここで
室内を暖房する。暖房後の冷媒は、分配管12、分配器
13、電子膨脹弁15を通り、室外熱交換器11によっ
て熱交換後、四方弁9を通して、コンプレッサ7に戻す
ようになっている。
【0017】上述した分配器13では、図1に示すよう
に、複数、本実施例では4個の分配管12a、12b、
12c、12dに冷媒を分配するようになっており、各
分配管の管径は、本体部分26で約3.16mmに形成さ
れているが、その先端部27は、約9.52mmの寸法を
有しており、室内熱交換器5の冷媒管25の寸法と略同
径に形成されている。そして、冷媒管25の入口端部2
5aと分配管12aの先端部27とが接続されており、
この部分を「接続部分31」とする。即ち、接続部分3
1には、入口端部25aと先端部27とのいずれも含ま
れる。
【0018】尚、室内熱交換器5には、分配管12の数
と同数の冷媒管(パス)25が設けられており、分配さ
れた冷媒は各冷媒管25を流れるようになっている。図
2に詳細に示すように、分配管12aにおいて、その接
続部分31には、分配管の先端部27に室内熱交換器5
の入口温度を検出する温度検出素子33が取り付けられ
ている。温度検出素子33は、一般に用いられているも
のが使用される。
【0019】接続部分31は、熱交換器5の冷媒管25
と略等しい管径を有する部分であるから、この部分に温
度検出素子33を取り付けることにより、管径の違いに
よって生じる圧力損失の影響を受けることがなく、室内
熱交換器5の入口側における冷媒温度を正確に測ること
ができる。また、接続部分31は、熱交換器5の入口部
そのものであるから、熱交換器5の入口側における冷媒
温度を確実に測定することができる。
【0020】一方、室内熱交換器5のヘッダー19にも
同様に、温度検出素子35が取り付けられており、室内
熱交換器5の出口側の温度を測定するようになってい
る。
【0021】入口側の温度検出素子33と出口側の温度
検出素子35とは、それぞれ制御装置37に接続されて
おり、各温度検出素子33、35からの検出信号に基づ
いて演算処理し、上述の電子膨脹弁15の開閉を制御す
るようになっている。
【0022】ここで、図4を参照して、この制御装置3
7における温度検出素子33、35の検出温度に基づく
電子膨脹弁15の開閉について説明する。
【0023】まず、ステップ101で各温度検出素子3
3、35からの温度検出信号の入力を許可し、その値を
読み取り、続いて、ステップ102で、読み取った温度
1、E3 から温度差ΔTを算出する。即ち、温度差Δ
T=E3 −E1 である。
【0024】次に、ステップ103では、ΔTが1より
大きいか否かを判断し、1より大きい場合にはステップ
104に進んで、弁を開くように電子膨脹弁15を制御
した後、ステップに101に戻る。一方、ΔTが1より
大きくない場合には、ステップ105に進む。
【0025】ステップ105では、ΔTが0より小さい
か否か判断し、0より小さい場合にはステップ106に
進んで、弁を閉じるように電子膨脹弁15を制御した
後、ステップ101に戻る。一方、ΔTが0より小さく
ない場合には、ステップ101に戻り上述した動作が繰
り返される。
【0026】かかる制御においては、本実施例では、入
口側温度検出素子33を、熱交換器5の冷媒管25と分
配管12aとの接続部分31に設置しているから、従来
生じていた圧力損失による誤差がほとんどなく確実な制
御を行うことができる。
【0027】本発明は上述した実施例に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
【0028】例えば、入口側に配置される温度検出素子
33は、分配管12と冷媒管25との接続部分31であ
れば、分配管12の先端部27に限らず、冷媒管25の
入口部25aに配置されるものであっても同様な効果を
得ることができる。
【0029】また、入口側及び出口側で測定された温度
に基づいて、電子制御弁15を制御する構成に限らず、
測定検出された温度を表示等するものであっても良い。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、熱交換器の入口側温度
を検出する温度検出素子を、管径が冷媒管の管径と略同
じになっている分配管と冷媒管との接続部分に取り付け
るとともに冷媒管の入口付近の温度を測定する構成であ
るから、検出温度が圧力損失による影響を受けず且つ熱
交換器の入口により近い位置で測定しているので、熱交
換器の入口側と出口側における冷媒の温度差を正確に測
定することができる。
【0031】更に、かかる測定温度に基づいて、電子膨
脹弁を制御して冷媒循環量を調節するもう一つの発明に
よれば、熱交換器の機能に基づいた冷媒流量の制御が確
実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる熱交換器とその周辺部
分を示す正面図である。
【図2】本発明の実施例による分配管と冷媒管との接続
部分を示す正面図である。
【図3】本発明の実施例による空気調和機の回路図であ
る。
【図4】電子制御弁の制御を示すフローチャート図であ
る。
【図5】従来の熱交換器とその周辺部分を示す正面図で
ある。
【図6】従来の分配管と冷媒管との接続部分を示す正面
図である。
【符号の説明】 3 冷媒回路 5 室内熱交換器(熱交換器) 12 分配管 15 電子膨脹弁 25 冷媒管 31 接続部分 33 温度検出素子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の冷媒通路を有する熱交換器の入口側
    に、これらの冷媒通路へ夫々冷媒を流すための分配管を
    設け、且つ、この熱交換器に流れ込む冷媒の温度を検出
    する温度検出素子を備えた空気調和機において、 前記温度検出素子は前記分配管につながり、且つ、前記
    冷媒通路を形成する冷媒管とほぼ同径の接続部分に設置
    されていることを特徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】前記熱交換器の入口側に配置された温度検
    出素子と前記熱交換器の出口側に配置された温度検出素
    子との温度差を算出し、該温度差に基づいて、冷媒回路
    中の膨脹弁を制御する制御装置を備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の冷凍装置。
JP3269193A 1993-01-28 1993-01-28 冷凍装置 Pending JPH06221690A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3269193A JPH06221690A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 冷凍装置

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JP3269193A JPH06221690A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 冷凍装置

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Publication Number Publication Date
JPH06221690A true JPH06221690A (ja) 1994-08-12

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ID=12365890

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JP3269193A Pending JPH06221690A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 冷凍装置

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JP (1) JPH06221690A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008180458A (ja) * 2007-01-25 2008-08-07 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 冷媒流量制御装置
JP2008196812A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 冷媒流量制御装置
JP2019184192A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 ダイキン工業株式会社 室外ユニット

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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