JPH07151429A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH07151429A
JPH07151429A JP29921393A JP29921393A JPH07151429A JP H07151429 A JPH07151429 A JP H07151429A JP 29921393 A JP29921393 A JP 29921393A JP 29921393 A JP29921393 A JP 29921393A JP H07151429 A JPH07151429 A JP H07151429A
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JP
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temperature
refrigerant
temperature sensor
heat exchanger
evaporator
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JP29921393A
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English (en)
Inventor
Makoto Mimaki
誠 御牧
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/02Compressor control
    • F25B2600/025Compressor control by controlling speed
    • F25B2600/0251Compressor control by controlling speed with on-off operation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B47/00Arrangements for preventing or removing deposits or corrosion, not provided for in another subclass
    • F25B47/006Arrangements for preventing or removing deposits or corrosion, not provided for in another subclass for preventing frost

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蒸発器の凍結を確実に防止する空気調和機を
提供する。 【構成】 冷凍サイクル21の一つの冷媒流路29を有
する蒸発器として動作する室内熱交換器25に、その冷
媒流入部に流入部温度センサ31を設けると共に冷媒流
路の中間部に中間部温度センサ30を設け、これら温度
センサの検知温度のうちで最も低い検知温度が予め設定
した設定温度以下となったときに室内熱交換器25が凍
結しないよう制御装置32によって圧縮機22の運転を
制御するようにしているので、冷凍サイクル21の冷媒
量が減少している場合には、室内熱交換器25の冷媒流
入部での温度が急激に低下し、中間部ではスーパーヒー
ト状態となり、最低検知温度を示す流入部温度センサ3
1の検知温度に基づいて圧縮機22の運転を制御すれば
室内熱交換器25の凍結が防止できる。この結果、確実
に蒸発器である室内熱交換器25の凍結を防止すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蒸発器として動作して
いる熱交換器の温度を制御し、その凍結防止を行うよう
にした空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱交換器の凍結防止を行うため
に、例えば熱交換器の中間部に温度センサを配設し、こ
の温度センサの検出温度が予め設定した温度より低くな
った場合に圧縮機の運転を停止させる等の凍結防止制御
が行われている。
【0003】以下、従来例を図面を参照して説明する。
先ず第1の従来例を図4により説明する。図4は冷凍サ
イクル図であり、図において、1は冷凍サイクルであ
り、2は圧縮機、3は四方弁、4は室外熱交換器、5は
膨脹機構、6は室内熱交換器である。
【0004】室内熱交換器6は熱交換パイプを蛇行配置
してなる1つの冷媒流路7を有し、この冷媒流路7の中
間部に温度センサ8が設けられている。また9は制御装
置で、これにより温度センサ8の検知温度と予め設定さ
れた温度との比較が行われ、比較結果に基づき圧縮機2
の運転を制御するようになっている。
【0005】すなわち、このように構成されているもの
では、四方弁3を実線で示すように切り換えて冷凍サイ
クル1に冷媒を通流させることで室内交換器6が設置さ
れている空調室内の冷房運転が行われる。そして温度セ
ンサ8の検知温度が設定温度以下になると制御装置9に
よって圧縮機2の運転を停止させ、室内熱交換器6の凍
結の防止が行われる。
【0006】しかしながらガスリーク等によって冷凍サ
イクル1の冷媒の量が所定の量以下、例えば適正量の6
0%以下に減少すると、蒸発器となっている室内熱交換
器6の冷媒の流入口部で急激な温度低下が起こり、中間
部ではスーパーヒートしてしまう。このため温度センサ
8で検知する温度による制御が機能しなくなり、運転を
そのまま継続することで室内熱交換器6は凍結に至って
しまうという不具合があった。
【0007】次に第2の従来例を図5により説明する。
図5は室内熱交換器の概略の構成図であり、図において
10は室内熱交換器で、これは図示しない冷凍サイクル
の冷媒循環流路に挿入された冷房運転時に蒸発器として
動作する。この室内熱交換器10は熱交換パイプを蛇行
配置してなる2つの第1、第2の冷媒流路11,12を
有している。
【0008】また、第1の冷媒流路11は第2の冷媒流
路12の上方に位置するように設けられていて、各冷媒
流路11,12には流入側と流出側に設けられた分流器
13,14を介して冷媒が流入、流出するようになって
いる。さらに、第2の冷媒流路12の中間部には中間部
温度センサ15が設けられており、流入側の分流器13
の近傍には流入部温度センサ16が設けられている。
【0009】そして、中間部温度センサ15と流入部温
度センサ16の検知温度と予め設定された温度との比較
結果に基づき図示しない制御装置によって冷凍サイクル
の図示しない圧縮機の運転を制御するようになってい
る。
【0010】すなわち、このように構成されているもの
では、冷凍サイクルに冷媒を通流させることで室内交換
器10が設置されている空調室内の冷房運転が行われ
る。このとき冷凍サイクル中の冷媒量が適正量であるた
め、室内交換器10の第1、第2の冷媒流路11,12
に分流器13によって冷媒が均等に分流されて流れる。
そして中間部温度センサ15の検知温度が設定温度以下
になると制御装置によって圧縮機の運転を停止させ、室
内熱交換器10の凍結防止が行われる。
【0011】しかしながらガスリーク等によって冷凍サ
イクルの冷媒の量が所定量以下に減少すると、蒸発器と
なっている室内熱交換器10では冷媒が主として上側の
第1の冷媒流路11に流れるようになり、下側の第2の
冷媒流路12に殆ど流れなくなる。そして室内熱交換器
10での熱交換は冷媒が流れている第1の冷媒流路11
で行われることになり、これによって第1の冷媒流路1
1が凍結してしまう。
【0012】一方、冷媒が流れない第2の冷媒流路12
では熱交換が行われないため、中間部温度センサ15の
検知温度はほぼ室温と同じ温度となる。例えば第2の冷
媒流路12の温度が14℃であるのに対し第1の冷媒流
路11の温度が−10℃となってしまう。このため第1
の冷媒流路11が凍結した状態であっても中間部温度セ
ンサ15では凍結が検知できず、室温とほぼ同じ温度を
検知し続けていることから効率の悪い圧縮機の運転が継
続して行われることになり、冷凍サイクルの故障を引き
起こす虞がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、蒸発器
として動作している熱交換器の凍結を防止するように、
その温度を検知して圧縮機の運転を制御するようにした
従来のものでは、ガスリーク等によって冷凍サイクルの
冷媒の量が所定の量以下に減少すると、熱交換器での温
度低下部分の温度の検知が充分にできなくなってしまう
ことがあり、そのまま圧縮機の運転を継続することで熱
交換器が凍結に至ってしまう不具合があった。このよう
な状況に鑑みて本発明はなされたもので、その目的とす
るところは蒸発器として動作している熱交換器の凍結を
確実に防止しするようにした空気調和機を提供すること
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和機は、
冷凍サイクルに挿入されて冷媒を循環させる圧縮機と、
冷凍サイクルに挿入された一つもしくは複数の冷媒流路
を有する蒸発器と、この蒸発器の冷媒流入部に設けられ
た流入部温度センサと、蒸発器の冷媒流路毎に該冷媒流
路の中間部に設けられた中間部温度センサと、流入部温
度センサ及び中間部温度センサの検知温度のうちの最低
温度が設定温度以下となったことを検出して蒸発器が凍
結しないよう圧縮機の運転を制御する制御装置とを具備
したことを特徴とするものである。
【0015】
【作用】上記のように構成された空気調和機は、冷凍サ
イクルの一つもしくは複数の冷媒流路を有する蒸発器
に、その冷媒流入部に流入部温度センサを設けると共に
冷媒流路毎に該冷媒流路の中間部に中間部温度センサを
設け、これら温度センサの検知温度のうちで最も低い検
知温度が予め設定した設定温度以下となったときに蒸発
器が凍結しないよう圧縮機の運転を制御するようにして
いるので、冷凍サイクルの冷媒量が適正量であれば蒸発
器の冷媒流路の温度は冷媒流入部から下流に行くにした
がって低くなり、最低検知温度を示す中間部温度センサ
の検知温度に基づいて蒸発器の凍結防止が行われるよう
圧縮機の運転は制御される。また冷媒流路が複数で冷凍
サイクル中の冷媒量が減少している場合には、夫々の冷
媒流路の配置関係によって通流する冷媒量が不均等に分
配され中間部温度センサの各熱交換時の検知温度に差が
生じることになり、このときに最低検知温度を示す中間
部温度センサの検知温度に基づいて圧縮機の運転を制御
すれば蒸発器の凍結が防止できる。さらに、冷媒流路が
複数で冷凍サイクル中の冷媒量がさらに減少している場
合、あるいは冷媒流路が1つで冷凍サイクル中の冷媒量
が減少している場合には、蒸発器の冷媒流入部での温度
が急激に低下し、中間部ではスーパーヒート状態とな
り、最低検知温度を示す流入部温度センサの検知温度に
基づいて圧縮機の運転を制御すれば蒸発器の凍結が防止
できる。この結果、確実に蒸発器の凍結を防止すること
ができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。先ず、第1の実施例について図1及び図2により
説明する。図1は冷凍サイクル図であり、図2は室内熱
交換器の斜視図である。
【0017】図1及び図2において、21は冷凍サイク
ルであり、22は冷凍サイクル21に挿入されて冷媒を
循環させる圧縮機である。そして圧縮機22の吐出口及
び吸込口には、四方弁23を介して室外熱交換器24と
室内熱交換器25の夫々の片側接続口が連通するように
接続されており、また室外熱交換器24と室内熱交換器
25の夫々の他側接続口の間には膨脹機構26が接続さ
れている。
【0018】室内熱交換器25は、多数のアルミニウム
フィン27をU字状の折り返し部分を設け蛇行貫通する
熱交換パイプ28を配置してなる1つの冷媒流路29を
有して構成されている。そして冷媒流路29の中間部、
例えば熱交換パイプ28のU字状の折り返し部分の外面
に中間部温度センサ30が設けられており、さらに室内
熱交換器25が蒸発器として用いられる際の冷媒流路2
9の冷媒流入部である熱交換パイプ28の外面に、流入
部温度センサ31が設けられている。
【0019】また32は制御装置で、これには中間部温
度センサ30と流入部温度センサ31の夫々の検知温度
が入力されるようになっていると共に、両検知温度の低
い方の温度と制御装置32に予め設定された温度との比
較が行われるようになっている。さらに制御装置32で
は、検知温度と設定温度の比較結果に基づき圧縮機22
の運転を制御するようになっている。
【0020】またさらに室外熱交換器24も図示しない
が室内熱交換器25と同様に、中間部温度センサや流入
部温度センサが設けられ、室外熱交換器24が蒸発器と
して動作した場合、両温度センサからの検知温度が制御
装置32に入力され、予め設定された温度との比較結果
に基づき圧縮機22の運転を制御するようになってい
る。
【0021】そして、このように構成されているもので
は、例えば四方弁23を実線で示すように切り換えて冷
媒を圧縮機22から四方弁23、凝縮器として動作して
いる室外熱交換器24、膨張機構26に流し、さらに室
内熱交換器25の冷媒流路29から四方弁23を通流さ
せて圧縮機22に流して冷凍サイクル21を循環させ
る。こうした冷媒の冷凍サイクル21の循環によって室
内交換器25が設置されている空調室内の冷房運転が行
われる。
【0022】運転が開始されると室内熱交換器25に設
けられた中間部温度センサ30と流入部温度センサ31
の夫々の検知温度が制御装置32に入力される。そし
て、中間部温度センサ30と流入部温度センサ31の各
検知温度のうち低い方の温度が制御装置32に設定され
ている設定温度以下になると、制御装置32によって圧
縮機22の運転を停止させたり、運転周波数を低くした
りして室内熱交換器25の凍結の防止が行われる。
【0023】冷凍サイクル21の冷媒量が適正量である
場合には、室内交換器25での冷媒流路29の温度は下
流に行くにしたがって低くなる。そして、このときには
流入部温度センサ31よりも中間部温度センサ30の検
知温度の方が低く、この中間部温度センサ30の検知温
度に基づいて制御装置32による凍結防止の制御が実行
される。
【0024】また、ガスリーク等によって冷凍サイクル
21の冷媒の量が所定の量以下に減少した状態になる
と、蒸発器となっている室内熱交換器25の冷媒流路2
9の冷媒流入部での急激な温度低下が発生し、中間部で
はスーパーヒートする。このような冷媒流入部での温度
低下があると流入部温度センサ31の検知温度が、スー
パーヒートしている中間部温度センサ30より低くなる
ので、流入部温度センサ31の検知温度を室内熱交換器
25の温度として制御装置32に入力する。
【0025】さらに、流入部温度センサ31の検知温度
が制御装置32の設定温度よりも低いものとなると、室
内熱交換器25が凍結したものと判断して、制御装置3
2により圧縮器22の運転周波数を低下させるよう制御
したり、圧縮機22の運転を停止するよう制御されたり
する室内熱交換器25の凍結防止の制御が行われる。
【0026】一方、四方弁23を破線で示すように切り
換えて暖房運転が行われるようにした場合には、制御装
置32により室内熱交換器25と同様に室外熱交換器2
4に設けられた中間部温度センサと流入部温度センサの
夫々の検知温度に基づき、冷凍サイクル21の冷媒量が
適正量である状態、あるいは冷媒量が減少した状態であ
っても室内熱交換器25の場合と同様に蒸発器として作
動している室外熱交換器24の凍結が防止されるよう圧
縮機22の運転が制御される。
【0027】この結果、冷房運転や暖房運転で蒸発器と
して動作している室内熱交換器25や室外熱交換器24
は、ガスリーク等で冷凍サイクル21の冷媒量が減少す
るようなことが生じたとしても凍結することがない。
【0028】次に、第2の実施例について図3により説
明する。図3は冷凍サイクル図であり、図3において4
1は冷凍サイクルで、この冷凍サイクル41は室内熱交
換器42がその片側接続口を四方弁23を介して圧縮機
22に接続し、また他側接続口を膨脹機構26に接続す
るようにして構成されている。
【0029】室内熱交換器42は、図示しないが第1の
実施例の熱交換器と同様に多数のアルミニウムフィンを
折り返し部分を設け蛇行貫通する熱交換パイプによって
なる2つの第1、第2の冷媒流路43,44を有してい
る。第1の冷媒流路43は第2の冷媒流路44の上方に
位置するように設けられていて、両冷媒流路43,44
には膨脹機構26側及び四方弁23側に設けられた分流
器45,46を介して冷媒が均等に流入、流出するよう
になっている。
【0030】そして第1、第2の冷媒流路43,44の
夫々の中間部に第1、第2の中間部温度センサ47,4
8が設けられている。さらに室内熱交換器42が蒸発器
として用いられる際の冷媒流入部、すなわち膨脹機構2
6に接続されている分流器45の上流側の近傍流路に流
入部温度センサ49が設けられている。
【0031】また50は制御装置で、これには第1、第
2の中間部温度センサ47,48と流入部温度センサ4
9の夫々の検知温度が入力されるようになっていると共
に、夫々の検知温度のうち最低の検知温度と制御装置5
0に予め設定された温度との比較が行われるようになっ
ている。さらに制御装置50では、検知温度と設定温度
の比較結果に基づき圧縮機22の運転を制御するように
なっている。
【0032】またさらに制御装置50には、室外熱交換
器24が蒸発器として動作した場合、室外熱交換器24
に設けられた中間部温度センサや流入部温度センサから
の検知温度が入力され、予め設定された温度との比較結
果に基づき圧縮機22の運転を制御するようになってい
る。
【0033】そして、このように構成されているもので
は、例えば四方弁23を実線で示すように切り換えるこ
とによって、冷媒が適正量となっている冷凍サイクル4
1では室外熱交換器24が凝縮器として、また室内熱交
換器42が蒸発器として正常動作し、室内交換器42が
設置されている空調室内の冷房運転が行われる。運転が
開始されると室内熱交換器42では冷媒が分流器45に
よって第1、第2の冷媒流路43,44に均等に分配さ
れて通流する。
【0034】そして室内熱交換器42に設けられた第
1、第2の中間部温度センサ47,48と流入部温度セ
ンサ49の夫々の検知温度が制御装置50に入力され
る。そして、第1、第2の中間部温度センサ47,48
と流入部温度センサ49の各検知温度のうちで最も低い
温度が制御装置50に設定されている設定温度以下にな
ると、制御装置50によって圧縮機22の運転を停止さ
せたり、運転周波数を低くしたりして室内熱交換器42
の凍結の防止が行われる。
【0035】また、ガスリーク等によって冷凍サイクル
41の冷媒の量が所定の量以下に減少した状態になる
と、蒸発器となっている室内熱交換器42では冷媒が均
等に分流せず主として上側の第1の冷媒流路43に流れ
るようになり、下側の第2の冷媒流路44に殆ど流れな
くなる。そして室内熱交換器42での熱交換は冷媒が流
れている第1の冷媒流路43で行われることになり、第
1の冷媒流路43の温度が低下し第1の中間部温度セン
サ47の検知温度は低下する。
【0036】一方、冷媒が殆ど流れない第2の冷媒流路
44では熱交換が行われないため、第2の中間部温度セ
ンサ48の検知温度はほぼ室温と同じ温度のままとな
る。そしてこのような第1、第2の冷媒流路43,44
の温度状態になり、第1の中間部温度センサ47の検知
温度が、他の第2の中間部温度センサ48の検知温度よ
りも低い温度で制御装置50の設定温度よりも低いもの
となると、室内熱交換器42が凍結したと判断され、制
御装置50によって圧縮機22の運転周波数を低下させ
るように制御したり、圧縮機22の運転を停止するよう
制御したりする室内熱交換器42の凍結防止の制御が行
われる。
【0037】また冷凍サイクル41の冷媒量がさらに少
ない場合には、冷媒流入部である分流器45近傍で急激
な温度低下が発生し、第1、第2の冷媒流路43,44
の中間部ではスーパーヒートする。このような冷媒流入
部での温度低下があると流入部温度センサ49の検知温
度が最も低い温度となり、この検知温度が制御装置50
の設定温度よりも低いものとなると、第1、第2の中間
部温度センサ47,48の検知温度にかかわらず、制御
装置50により上記と同様に室内熱交換器42の凍結防
止が行われるよう圧縮機22の運転が制御される。
【0038】一方、四方弁23を破線で示すように切り
換えて暖房運転が行われるようにした場合には、本実施
例でも制御装置50により室外熱交換器24に設けられ
た中間部温度センサと流入部温度センサの夫々の検知温
度に基づき、冷凍サイクル41の冷媒量が適正量である
状態、あるいは冷媒量が減少した状態であっても、第1
の実施例と同様に蒸発器として動作している室外熱交換
器24の凍結が防止されるよう圧縮機22の運転が制御
される。
【0039】この結果、本実施例でも第1の実施例と同
様の効果が得られる。
【0040】尚、本発明は上記の各実施例のみに限定さ
れるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更
して実施し得るものである。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、冷凍サイクルの一つもしくは複数の冷媒流路を有す
る蒸発器の冷媒流入部に流入部温度センサを設けると共
に冷媒流路毎に該冷媒流路の中間部に中間部温度センサ
を設け、これら温度センサの検知温度のうちで最も低い
検知温度が予め設定した設定温度以下となったときに蒸
発器が凍結しないよう圧縮機の運転を制御する構成とし
たことにより、蒸発器の凍結を確実に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す冷凍サイクル図で
ある。
【図2】本発明の第1の実施例に係る室内熱交換器の斜
視図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す冷凍サイクル図で
ある。
【図4】第1の従来例の冷凍サイクル図である。
【図5】第2の従来例に係る室内熱交換器の概略の構成
図である。
【符号の説明】
21…冷凍サイクル 22…圧縮機 25…室内熱交換器 29…冷媒流路 30…中間部温度センサ 31…流入部温度センサ 32…制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍サイクルに挿入されて冷媒を循環さ
    せる圧縮機と、前記冷凍サイクルに挿入された一つもし
    くは複数の冷媒流路を有する蒸発器と、この蒸発器の冷
    媒流入部に設けられた流入部温度センサと、前記蒸発器
    の前記冷媒流路毎に該冷媒流路の中間部に設けられた中
    間部温度センサと、前記流入部温度センサ及び中間部温
    度センサの検知温度のうちの最低温度が設定温度以下と
    なったことを検出して前記蒸発器が凍結しないよう前記
    圧縮機の運転を制御する制御装置とを具備したことを特
    徴とする空気調和機。
JP29921393A 1993-11-30 1993-11-30 空気調和機 Pending JPH07151429A (ja)

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