JPH029327Y2 - - Google Patents

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JPH029327Y2
JPH029327Y2 JP6509485U JP6509485U JPH029327Y2 JP H029327 Y2 JPH029327 Y2 JP H029327Y2 JP 6509485 U JP6509485 U JP 6509485U JP 6509485 U JP6509485 U JP 6509485U JP H029327 Y2 JPH029327 Y2 JP H029327Y2
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thermometer
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temperature
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、空調用等の冷温水を圧送する冷温水
ポンプの冬期における凍結防止を目的とし、これ
のための運転を制御する装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
かゝるポンプが屋上階等の外気と直接々する部
位へ設置される場合、冬期の夜間に暖房を停止す
ると、冷温水用配管内およびポンプ内が凍結する
おそれを生じている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
したがつて、凍結を生ずれば、水の結氷による
体積膨張により配管およびポンプが破損し、解凍
後も運転が不能となる問題を生ずる。
〔問題点を解決するための手段〕
前述の問題を解決するため、本考案はつぎの手
段により構成するものとなつている。
すなわち、外気温度を計測する外気温度計と、
冷温水用配管の温度を計測する配管温度計と、外
気温度計の計測値が第1の設定値より低下したこ
とを検出する第1の検出手段と、配管温度計の計
測値が第2の設定値より低下したことを検出する
第2の検出手段と、外気温度計の計測値に応じて
運転時間を定める変換手段と、第1および第2の
検出手段が同時に検出々力を生じたとき変換手段
により定めた運転時間中冷温水用配管へ接続され
た冷温水ポンプを運転する制御手段とを備えたも
のである。
〔作用〕
したがつて、外気温度および配管温度が各々凍
結するおそれのある各設定値より低化すれば、こ
れが各検出手段により検出されると共に、外気温
度に応じて運転時間が定められ、これにしたがつ
てポンプの運転が定められた運転時間中行なわれ
るものとなり、配管中の水が流動し、凍結の防止
が行なわれる。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図によつて本考案の詳細を
説明する。
第2図は計装図であり、ポンプ11〜1o、およ
びボイラ、ガス吸収式冷温水機、各種冷凍機等の
冷温水機(以下、CHW)21〜2oが各々複数台
設けられ、ポンプ11〜1oにより圧送された往水
は、GHW21〜2oを介しヘツダ3を経て管路4
により供給され、フアンコイルユニツト等の負荷
機器(以下、LE)5を介し、管路6により還水
としてヘツダ7へ至り、再びポンプ11〜1oによ
つて圧送され、以上の経路を循環するものとなつ
ている。
また、ヘツダ3と7との間にはバイパス管路8
が設けられ、これにはバイパス弁9が介挿してあ
り、ヘツダ3と7との間の差圧を差圧計11によ
り計測し、これに応じて制御装置(以下、CNT)
12がバイパス弁9を駆動し、往水の送出圧力を
制御している。
一方、管路4には往水温度T1を計測する温度
計13が設けてあり、管路6には還水の流量Qを
計測する流量計14が設けてあると共に、ヘツダ
7の各管路6,8とポンプ11〜1o側管路との間
へ還水温度T2を計測する温度計15が設けてあ
り、T1とT2との温度差および流量Qに基づいて
CNT12がLE5の消費熱量を求め、これに応じ
てポンプ11〜1oおよびCHW21〜2oの運転台
数を制御するものとなつている。
たゞし、この場合は、ポンプ11〜1oが屋上階
に設置され、これに伴つてポンプ11〜1o前後の
冷温水用配管も屋外へ露出しており、これの配管
温度T3を計測するため、温度計16が代表的な
ものとしてポンプ11の近傍へ設けてあると共に、
外気温度T4を計測する温度計17が設けてあり、
これらの計測値が冬期の夜間等において低下すれ
ば、CNT12がポンプ11〜1oに対して順次に
運転指令を与え、凍結防止運転を行なわせるもの
となつている。
なお、CNT12は、伝送路19を介し、図上
省略した中央制御装置とデータ信号の送受信を行
なつており、制御上の基本的なデータ等を受信す
る一方、制御状況の監視データ等を送信するもの
となつている。
第3図は、CNT12のブロツク図であり、マ
イクロプロセッサ等のプロセッサ(以下、CPU)
21を中心とし、固定メモリ(以下、ROM)2
2、可変メモリ(以下、RAM)23、および、
インターフエイス(以下、I/F)24〜28を
周辺に配し、これらを母線により接続しており、
I/F24を介して与えられる各計測出力等の入
力データDi、および、通信用のI/F26を介
する受信データに基づき、CPU21がROM22
中の命令を実行して制御演算および制御上の判断
を行ない、I/F25を介して各制御対象部位に
対し、出力データDoを指令として送出するもの
となつている。
なお、CPU21は、制御演算および制御上の
判断に際し、必要とするデータをRAM23に対
してアクセスしながら命令を実行すると共に、
I/F27を介して表示部(以下、DP)29へ
表示データを送出し、制御状況の表示を行なつて
おり、I/F28を介するキーボード(以下、
KB)30の操作出力に応じては、RAM23へ
のデータ設定またはデータ変更を行ない、かつ、
これらのDP29による表示を行なうものとなつ
ている。
第4図は、CNT12の操作パネルを示す正面
図であり、複数桁の文字表示器31、複数の表示
灯32が設けられ、これらによりDP29が構成
されていると共に、KB30が設けてあり、文字
表示器31により、アルフアベツトまたは記号お
よび数字等によるデータまたは数値の表示を行な
う一方、銘板33と対応して設けた表示灯32に
よつては、警報等の表示を行なうものとなつてい
る。
第5図は、CPU21による制御状況のフロー
チヤートであり、伝送路19を介する指令、また
は、CPU21中へ構成した計時回路による時刻
等に応じて“暖房停止中?”101を判断し、こ
れがY(YES)であれば、温度計17の外気温度
計測値T4とRAM23中へ格納されている第1の
設定値Tsp1との対比による“T4<Tsp1?”10
2、および、温度計16による配管温度計測値
T3とRAM23中へ格納されている第2の設定値
Tsp2との対比による“T3<Tsp2?”103を各々
判断し、いずれもYであれば、凍結防止運転を行
なうため、CPU21中へポンプ11〜1oの順位を
示す目的により構成したカウンタを“i=1”1
11により“1”へセツトすると共に、後述の手
法により“T4に応じてtD決定”112を行ない、
運転時間tDを定め、ポンプ“Pi起動”113を行
ない、かつ、CPU21中のタイマーをtDによりセ
ツトしてスタートさせ、これがタイムアツプして
“tD経過?”114がYとなれば“Pi停止”11
5を行なつた後、“i=n?”121をチエツク
し、これがN(NO)の間は、“i=i+1”12
2によりカウンタへ“1”を加算してステツプ1
13以降を反復し、ステツプ121がYとなれば
“RET”を介してステツプ101へ戻る。
第6図は、ステツプ112によるtDの決定状況
を示すスケジユールであり、T4がTbまで低下す
るとtD=tD1とし、Taまでの間はほゞT4に反比例
する関係によりtDを増加させ、T4がTa以下へ低
下すれば、tD=tD2の一定値に保つものとしてお
り、これをROM22またはRAM23へテーブ
ルとして格納のうえT4に応じてtDを読出し、また
は、同等の変換演算式によりtDを求めるものとし
ている。
第1図は、第5図と同等の制御を実現する機能
的なブロツク図であり、比較器61,62には、
各々計測値T4,T3および計測値Tsp1,Tsp2が与
えられ、T4<Tsp1,T3<Tsp2の検出々力を各々
が生ずるものとなつており、これが同時に生ずれ
ばANDゲート63が出力を生じ、暖房停止中を
示す信号NWが与えられていることを前提として
制御回路64が応動する。
一方、T4は、第6図のtD決定を行なう変換演算
器65にも与えられており、これがT4に応じてtD
を定め、これをタイマー66へセツトするため、
ANDゲート63の出力が生ずればタイマー66
がスタートするものとなつている。
このため、制御回路64は、ANDゲート63
の出力により応動し、ポンプ11〜1oに対し、あ
らかじめ定めた順位により逐次起動および停止の
制御信号を送出し、各々をタイマー66の設定時
間tD中の間運転させ、かつ、タイマー66に対し
て再スタートを行なわせ、これをANDゲート6
3の出力が消滅するまで反復する。
したがつて、各設定値Tsp1,Tsp2を凍結開始直
前の温度に応じて定めることにより、確実に凍結
防止運転がなされ、凍結のおそれが完全に排除さ
れると共に、各ポンプ11〜1oの順次運転により
所要量大電力および突入電流のピーク値が低減さ
れる。
たゞし、ポンプが1台の場合は、順次運転を省
略すればよく、第2図においては、温度計16を
ポンプ11〜1o毎に設け、これらの計測値を平均
のうえ用いても同様であり、温水または冷水のみ
のポンプおよび配管へ適用することもできる。
また、第1図乃至第4図の構成は、状況に応じ
た選定が任意であると共に、第5図においては、
条件にしたがい、ステツプを入替え、または、同
等のものと置換してもよく、第6図のスケジユー
ルもポンプの形式、設置状況、配管の断熱処理状
況、地理的条件等にしたがつて定めればよい等、
種々の変形が自在である。
〔考案の効果〕
以上の説明により明らかなとおり本考案によれ
ば、ポンプおよび配管の凍結が確実に阻止され、
これらの結氷による破損が生ぜず、各種用途の冷
温水ポンプおよび配管の凍結防止において多大な
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図はCPUに
よらない場合のブロツク図、第2図は計装図、第
3図はCNTのブロツク図、第4図はCNTの操作
パネルを示す正面図、第5図は制御状況のフロー
チヤート、第6図は運転時間決定のスケジユール
を示す図である。 11〜1o……ポンプ、21〜2o……CHW(冷温
水機)、12……CNT(制御装置)、16,17…
…温度計、21……CPU(プロセツサ)、22…
…ROM(固定メモリ)、23……RAM(可変メモ
リ)、61,62……比較器、63……ANDゲー
ト、64……制御回路、65……変換演算器、6
6……タイマー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外気温度を計測する外気温度計と、冷温水用配
    管の温度を計測する配管温度計と、前記外気温度
    計の計測値が第1の設定値より低下したことを検
    出する第1の検出手段と、前記配管温度計の計測
    値が第2の設定値より低下したことを検出する第
    2の検出手段と、前記外気温度計の計測値に応じ
    て運転時間を定める変換手段と、前記第1および
    第2の検出手段が同時に検出々力を生じたとき前
    記変換手段により定めた運転時間中前記冷温水用
    配管へ接続された冷温水ポンプを運転する制御手
    段とを備えたことを特徴とする冷温水ポンプの凍
    結防止運転制御装置。
JP6509485U 1985-05-02 1985-05-02 Expired JPH029327Y2 (ja)

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JPS61181237U JPS61181237U (ja) 1986-11-12
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