JPH0525965Y2 - - Google Patents

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JPH0525965Y2
JPH0525965Y2 JP1987001662U JP166287U JPH0525965Y2 JP H0525965 Y2 JPH0525965 Y2 JP H0525965Y2 JP 1987001662 U JP1987001662 U JP 1987001662U JP 166287 U JP166287 U JP 166287U JP H0525965 Y2 JPH0525965 Y2 JP H0525965Y2
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JP
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battery
vehicle
locking means
biasing
vehicle body
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、車輌におけるバツテリ搭載装置に係
り、詳しくはバツテリを載置する載置位置を改善
したバツテリ搭載装置に関する。
(ロ) 従来の技術 一般に、車輌に搭載されているバツテリは、ボ
ンネツト内の空間にブラケツト等を介してボルト
止めされ、かつその陽極端子にバツテリコードを
接続すると共に陰極端子を車体にアースすること
により、各機器に電流を供給している。そして、
バツテリは前記ボルトを緩めることにより、車体
から取外される。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上述した従来のバツテリ搭載構造で
は、バツテリ周辺のスペースが狭く、特に上方に
ライトホルダ等の固定部材が張出している際に
は、バツテリを上方に取出すのが困難となり、更
に無理な態勢でバツテリを取出そうとすると、そ
の端子が周辺のフレームや部品に接触してスパー
クする等の虞れがある。また、バツテリの上方に
ライトホルダが張出していたり、周辺に多数の機
器があつてスペースが狭いと、該バツテリの液面
のチエツクが車体に取付けたままの状態では非常
に行いにくく、このため該バツテリをいちいち車
体から取外して水平状態にして点検しなければな
らない等の不都合を生じている。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案は、上述問題点を解消することを目的と
するもので、例えば第1図及び第2図に示すよう
に、載置部1に、バツテリ7の一側を上方に付勢
するように付勢手段16を載置すると共に、該バ
ツテリ7を該付勢手段16の付勢力に抗して係止
する係止手段13,15,19,20,21,2
2を設け、かつ前記載置部1から続いてかつバツ
テリ上方固定部材7から突出するように傾斜部6
aを設けて、前記係止手段13,15,19,2
0,21,22を解除すると、バツテリ7が付勢
手段16の付勢力により前記傾斜部6aに沿つて
傾斜するように構成し、更に、前記バツテリの上
面7bに、該バツテリが前記傾斜部6aに倒れた
状態で液量チエツクし得るマーク24を設けたこ
とを特徴とするものである。
(ホ) 作用 上述構成に基づき、バツテリ7は車輌2への搭
載状態において、付勢手段16の付勢力に抗して
係止手段13,15,19,20,21,22に
より固定されている。そして、バツテリ7を車輌
2から取外す際、係止手段13,15,19,2
0,21,22を解除すると、付勢手段16の付
勢力によりバツテリ7が傾斜部6aに向けて押し
上げられ、該バツテリ7は該傾斜部6aに沿つて
傾けられる。この状態において、バツテリ7は該
傾斜部6aを滑らせながら持上げられる。
一方、バツテリ7を車輌2に搭載する際、オペ
レータは該バツテリ7の一側面を傾斜部6aに沿
つて滑らせ、更に付勢手段16の付勢力に抗して
バツテリ7を所定位置にセツトし、係止手段1
3,15,19,20,21,22により固定す
る。
そして、バツテリ7の液量をチエツクするに
は、係止手段を外してバツテリ7を傾斜部6aに
倒す。この状態で、バツテリ7の上面7bに設け
たマーク24により、オペレータはバツテリ7の
液量をチエツクし得る。
(ヘ) 実施例 以下、図面に沿つて、本考案による実施例につ
いて説明する。
バツテリ載置部1は、第1図及び第2図に示す
ように、車輌2におけるボンネツト3の内方に配
置されており、該バツテリ載置部1にはフレーム
6が設置され、かつ該フレーム6には車体5の前
方に向けて所定角度傾斜した傾斜部6aが形成さ
れている。更に、該フレーム6上には、バツテリ
7の底面7aを位置決め・載置するガイドホルダ
9,10が車体横方向に延びてそれぞれ溶着され
ており、またフレーム6におけるバツテリ7両側
下方には、該バツテリ7の車体後方に寄つて孔1
1,11が穿設され、かつこれら孔11,11に
合わせてフレーム6の裏面からナツト12,12
が溶着されている。更に、該ナツト12,12に
は、一端を折曲したフツク13,15が上方に向
けて貫通され、かつこれらフツク13,15には
圧縮スプリング16,16がそれぞれ嵌合されて
いる。そして、これら圧縮スプリング16,16
は、それぞれの一端を前記孔11,11に嵌合し
ていると共にそれぞれの他端を、フツク13,1
5にその両端を摺動自在に嵌挿したサポートプレ
ート17の裏面に当接している。また、フツク1
3,15の他端には、蝶板19,20の一端がそ
れぞれ溶着され、かつ該蝶板20の他端には、押
えプレート21がその一端を回動自在にして設置
されており、更に該押えプレート21の他端に
は、止め金具22が固定されている。また、蝶板
19の他端には係止部19aが折曲して形成され
ており、前記止め金具22のストツパ22aを該
係止部19aに引掛け、レバー22bを押えプレ
ート21の一端に向けて回動することにより、バ
ツテリ7をガイドホルダー9,10上に固定する
ようにされており、これらでバツテリ搭載装置2
2が構成されている。一方、バツテリ7はその上
面7bに、該バツテリ7内方の電解液の量をチエ
ツクするマーク24が付けられており、該マーク
24は、バツテリ7を第2図2点鎖線にて示す位
置にした際、バツテリ7の上面を透して見える電
解液の液面がF,Lの間に位置しているか、簡単
に確認できるように構成されている。また、バツ
テリ7の後方に搭載されたエンジン25の一側に
は、ライト26,26を保持するライトホルダ2
7が、バツテリ7上方に張出してボルト止めされ
ている。なお、図中29……,30,31にて示
すものは、それぞれ液口栓及び陽、陰極端子及び
カバーである。
本実施例は、以上のような構成よりなるので、
バツテリ7は常時搭載状態において、その底面7
aにてサポートプレート17を押下し、スプリン
グ16,16を圧縮した状態で、ガイドプレート
9,10上に位置決め・載置され、更に蝶板1
9,20をそれぞれバツテリ7の上面に向けて折
曲げて、ストツパ22aを係止部19aに引掛
け、レバー22bを押えプレート21に向けて回
動することにより、フレーム6上に固定されてい
る。
そして、バツテリ7を車体5から取外すか電解
液の量をチエツクする際、まずボンネツト3及び
カバー21を開放し、止め金具22のレバー22
bを蝶板19に向けて回動して、ストツパ22a
を係止部19aから外す。すると、圧縮されてい
たスプリング16,16の付勢力により、バツテ
リ7の車体後方側がサポートプレート17と共に
持上げられ、これによりバツテリ7は、底面7a
の車体前方側を支点として回動され、第2図2点
鎖線にて示すように、傾斜部6aに沿つて保持さ
れる。この状態では、バツテリ7内の電解液の液
面レベルを、マーク24のF,Lに照らし合わせ
て容易にチエツクすることができる。そして、オ
ペレータはバツテリ7を傾斜部6aに沿つて持上
げることで、簡単に車体5から取出すことができ
る。
一方、バツテリ7を車体5に搭載する際、オペ
レータは該バツテリ7の車体前方に向いた側を傾
斜部6aに沿つて滑らせ、底面7aの前端部をガ
イドホルダ10に当接すると共に底面7aをサポ
ートプレート17上に載せる。この状態におい
て、バツテリ7を、その底面7aの車体前方側を
支点として第2図時計方向に回動するように、ス
プリング16の付勢力に抗して押下する。そし
て、スプリング16を圧縮した状態のまま、バツ
テリ7の底面7aの車体後方側をガイドホルダ9
に合わせ、更に蝶板19,20をそれぞれバツテ
リ7の上面7bに向けて折曲げて、ストツパ22
aを係止部19aに引掛け、レバー22bを押え
プレート21に向けて回動することにより、バツ
テリ7をスプリング16の付勢力にて持ち上がら
ないように固定する。従つて、バツテリ7は上方
に位置するライトホルダ27等を邪魔にすること
なく、容易にフレーム6上に位置決め・固定され
る。
次に、第3図ないし第5図により、バツテリ
7′に取手を設けた他の実施例について説明する。
バツテリ7′は、上面に形成した多数の液口に
液口栓29……を螺合しており、左に上面におけ
る幅方向両側には、支点部32,32がバツテリ
7外方に所定量突出して設置され、かつこれら支
点部32,32には嵌挿孔32a,32aが形成
されている。またこれら支点部32,32には、
絶縁体からなるコ字状の取手33がその両端を、
嵌挿孔32a,32aに嵌挿した支点ピン35,
35に支持されて、第3図矢印B方向回動自在に
設置されている。更に、取手33は断面コ字状に
形成されており、バツテリ7′の上面7′bに密接
するように回動した際、該バツテリ7′の陽、陰
極端子30,30が共に取手33の内方に収納さ
れるように構成されている。なお、図中33a,
36,37にて示すものはそれぞれ切欠き部、バ
ツテリコード及びナツトである。
従つて、車輌2に搭載したバツテリ7′を取外
す際、まず取手33を液口栓29……側に回動し
て陽、陰極端子30,30を露出し、ナツト3
7,37を緩めてバツテリコード36,36を取
外す。そして、取手33を再び陽、陰極端子3
0,30に向けて回動し、これら端子30,30
を取手33内方に収納する。この状態において、
指を支点部32,32の突出部32b,32bに
掛けて持上げ、車輌1から取外す。そして、取外
したバツテリ7′は、取手33を起こした状態で
握つて持上げ運搬する。これにより、バツテリ
7′を車輌1から取外す作業をする際には、突出
部32b,32bに指を掛けることで容易に持上
げることができると共に、該作業中に、陽、陰極
端子がバツテリ7′の周辺のフレームやカバー等
に接触してスパークする等の不具合を確実に防止
することができ、更に取外したバツテリ7′は、
取手33を握ることにより簡単に運搬することが
できる。
(ト) 考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、載置部
1に、付勢手段16、係止手段13,15,1
9,20,21,22及び傾斜部6aを設け、該
係止手段13,15,19,20,21,22を
解除するとバツテリ7が付勢手段16により、傾
斜部6aに沿つて傾斜するように構成したので、
簡単な構造からなるものでありながら、バツテリ
7を車輌2に取付け・取外しする際には、端子を
周辺のフレームや部品等に接触することなく安全
に作業を行うことができると共に、バツテリ7を
傾斜部6aを滑らせながら持上げ・降下すること
で、重量のあるバツテリ7の取付け・取外し作業
を楽な姿勢で無理なく簡単に行うことができる。
更に、バツテリの載置部11から続けて傾斜部
6aを設けるだけの極めて簡単な構成で足り、か
つスプリング12も、バツテリ7が傾斜部6aに
倒れるだけの付勢力で足りると共に、該スプリン
グに抗して止める係止手段の係止作業も容易に行
うことができる。
また、バツテリ7がその上面7bに、液量チエ
ツク用のマーク24を有しているので、バツテリ
7がその側面から液量チエツクを行うことが困難
な場合であつても、該バツテリ7をいちいち車輌
2から取出すことなく、傾斜部6aに沿つてバツ
テリ7を傾けるだけで、傾斜部6aの上方開放部
分から簡単に液量を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るバツテリ搭載装置を示す
斜視図、第2図はその側面図、第3図はバツテリ
に取手を設けた他の実施例を示す斜視図、第4図
はその背面図である。そして、第5図は第3図
−線による断面図である。 1……載置部、2……車輌、6a……傾斜部、
7……バツテリ、7b……上面、13,15,1
9,20,21,22……係止手段(フツク、蝶
板、押えプレート、止め金具)、16……付勢手
段(スプリング)、23……バツテリ搭載装置、
24……マーク、27……固定部材(ライトホル
ダ)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 バツテリを載置する載置部を備え、かつ該載置
    部の上方に固定部材を配置してなる車輌におい
    て、 前記載置部に、バツテリの一側を上方に付勢す
    るように付勢手段を設置すると共に、該バツテリ
    を該付勢手段の付勢力に抗して係止する係止手段
    を設け、また前記載置部から続いてかつ前記固定
    部材から外方に突出しするように傾斜部を設け
    て、前記係止手段を解除すると、前記バツテリが
    付勢手段の付勢力により前記傾斜部に倒れて傾斜
    するように構成し、更に前記バツテリの上面に、
    該バツテリが前記傾斜部に倒れた状態で液量チエ
    ツクし得るマークを設けてなる、 車輌におけるバツテリ搭載装置。
JP1987001662U 1987-01-09 1987-01-09 Expired - Lifetime JPH0525965Y2 (ja)

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JPS63109247U JPS63109247U (ja) 1988-07-14
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017150278A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 コベルコ建機株式会社 作業機械

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