JPH0525949Y2 - - Google Patents

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JPH0525949Y2
JPH0525949Y2 JP15655287U JP15655287U JPH0525949Y2 JP H0525949 Y2 JPH0525949 Y2 JP H0525949Y2 JP 15655287 U JP15655287 U JP 15655287U JP 15655287 U JP15655287 U JP 15655287U JP H0525949 Y2 JPH0525949 Y2 JP H0525949Y2
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pedal
spring
shaft
differential
fork shaft
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、デフロツク操作装置に関し、農用ト
ラクタ等に利用される。
(従来の技術) 農用トラクタのデフロツク操作装置として、車
体の側面に取付けたブラケツトに、ペダル軸とデ
フロツクフオーク軸とを軸心平行として備え、ペ
ダル軸に、デフロツクペダルを踏込み自在に支持
し、該ペダルの戻しバネに抗する踏込みでデフロ
ツクフオーク軸を回動してデフロツクするものが
ある。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、従来の技術は、ペダルの戻しバネ
は、その一端をペダルに引掛け、他端はバネ掛け
専用金具に引掛けており、専用部品を有すること
から、部品点数が多く、構造の複雑さを招き、し
かも高価であつた。
本考案は、バネ掛け専用部品を廃し、フオーク
軸にその機能を担持させることで構造の簡素化と
低コストにすることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、車体4の側面に取付けたブラケツト
25に、ペダル軸26とデフロツクフオーク軸2
7とを軸心平行として備え、ペダル軸26に、デ
フロツクペダル18を踏込み自在に支持し、該ペ
ダル18の戻しバネ33に抗する踏込みでデフロ
ツクフオーク軸27を回動してデフロツクするも
のにおいて、叙述の目的を達成するために、以下
の技術的手段を講じたのである。
すなわち、本考案は、デフロツクフオーク軸2
7にバネ掛け部31を形成し、このバネ掛け部3
1に戻しバネ33の一端34を引掛けるととも
に、戻しバネ33の他端35をペダルステム21
に引掛けていることを特徴とするのである。
(作用) 戻しバネ33に抗してペダル18をペダル軸2
6の回りに踏込むと、デフロツクフオーク軸27
が回動されて、図外のフオーク等を介してデフ機
構をロツクする。
デフロツクペダル18の踏力を解放すると、該
ペダル18は旧位に戻しバネ33の復元力で戻さ
れ、デフ機構のロツクを解除する。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施例を詳述す
る。
図において、1はトラクタで、前輪2と後輪3
とを有する2軸4車輪形であり、両輪2,3はと
もに駆動輪とされ、図示の各デフ機構を介して駆
動される。
なお、前輪は操向輪でもあり、各デフ機構には
ピン式、カム式等のロツク機構を有している。
4はトラクタ車体で、後部にリフトアーム5を
有する油圧装置6が搭載されており、この油圧装
置6はフロアーシート7で覆われ、この上に、運
転席8を有している。
9は後輪用ブレーキ装置で、後車軸10を制動
するものであつて、車体4の両側面に夫々備えら
れており、11がそのブレーキケース、12がブ
レーキカムレバーであり、ブレーキケース11
は、ボルト13で取着されている。
14はブレーキペダルで、ペダル軸15に支持
され、戻しバネ14Aに抗して踏込み自在であ
り、ペダル14とブレーキカムレバー12とをブ
レーキロツド16で連結している。17はステツ
プを示している。
18はデフロツクペダルであり、前輪用19と
後輪用20とからなり、該ペダル18はいずれ
も、ステム21と立上り杆22とを有し、立上り
杆22の先端にネジ構造23により踏板24が取
着されている。
踏板24は後輪用20に対して前輪用19が下
方にあり、しかも、後輪用20と前輪用19は平
面視においてラツプしており、ここに、両者1
9,20は単独操作可能であるとともに、後輪用
20を踏込むと前輪用19が爾後的に踏込み可能
とされている。
25はブラケツトで、車体4の側面に取着され
たブレーキケース11とともにボルト13で共締
めされて車体4の側面と左右方向の間隔を有して
車体4に取着されており、このブラケツト25と
車体4とに橋渡し状としてデフロツクペダル軸2
6とデフロツクフオーク軸27とが軸心を平行で
かつ軸心回りに回動自在として備えられている。
なお、ペダル軸26の内端側は車体4側に支持さ
れ、フオーク軸27は車体4を貫通して車体4内
部のデフ機構に図外のフオーク、ピン、カム等を
介してデフ機構をロツクしたり、ロツク解除した
りすべく連動されている。
デフロツクペダル18の各ステム21はこの各
基部ボスが車体4とブラケツト25のペダル軸2
6に回動自在に支持されており、後輪用20はボ
スから突出されたアーム28とフオーク軸27よ
り突出されたアーム29とをロツド30で連結し
ている。
従つて、デフロツクペダル18をそのペダル軸
26の廻りに後述する戻しバネ33の弾性力に抗
して踏込むとアーム28、ロツド30およびアー
ム29を介してデフロツクフオーク軸27がその
軸心廻りに回動されて前記デフ機構をロツクする
ようにしてある。
一方、車体4とブラケツト25間のデフロツク
フオーク軸27上には、ペダル18の各ステムの
後方において、バネ掛け部31がそれぞれ周溝形
状、突起等で形成され、このバネ掛け部31と各
ステムのバネ掛け部32とにわたつて戻しバネ3
3が掛張されていて、ペダル18の前述踏力を解
除するとペダル18はペダル軸26を支点にバネ
33の復元力で戻し方向に回動され、この戻し回
動はアーム28、ロツド30およびアーム29を
介してデフロツクフオーク軸27が戻り方向(デ
フロツク解除)に回動するようになつている。
ここで、実施例では戻しバネ33はコイル形
で、その一端34がフツクとされ、バネ掛け部3
1に回動自在として引掛けられ、他端35のフツ
クはバネ掛け部32に引掛けられている。
なお、バネ掛け部32はこれをステムの長手方
向に複数個設けて、各バネ掛け部32にバネの他
端35を選択して引掛けることで、バネ弾性力を
強弱調整自在である。
また、36はペダルストツパーで、各ステム2
1の基部に形成されて、ブレーキケース11の外
周面に接当される。
37は前輪用操作系であり、ステツプ17の下
面近傍に、中継レバー38の上端をピン39で前
後揺動自在に備え、ステム21の下方に突出した
アーム40と中継レバー38とを第1ロツド40
で連動しており、中継レバー38の下端と前輪デ
フロツクレバー41とを第2ロツド42で連動し
ている。
すなわち、デフロツクペダル18の前輪用19
を第1図の矢示A方向に踏込むと、第1ロツド4
0が第3図のB方向に引かれ、これをバネ43を
介して中継レバー38を矢示C方向の揺動として
伝え、デフロツクレバー41を矢示D方向に回動
させて、前輪デフ機構をロツクする。
また、後輪用20を矢示A方向に踏込むと、ロ
ツド30が第1図のE方向に引かれ、デフロツク
フオーク軸27を回動させて後輪用デフ機構をロ
ツクする。そして、後輪用20をより深く踏込む
と、前輪用19の踏板が踏込まれて、ここに、前
後輪デフ機構をともにロツクすることになる。
いずれの操作でも、戻しバネ33に抗して踏込
むこととなり、踏力を解除するとバネ33の弾性
復元力で各ペダル18は元に戻される。
(考案の効果) 本考案は以上の通りであり、デフロツクフオー
ク軸27にバネ掛け部31を形成し、このバネ掛
け部31に戻しバネ33の一端34を引掛けると
ともに、戻しバネ33の他端35をペダルステム
21に引掛けていることを特徴とするので、フオ
ーク軸27が戻しバネ33の一方のバネ掛け部と
なり、ここに、専用のバネ掛け部品が必要でな
く、部品点数を少なくし、構造の簡素化が図れる
し、低コストの下で提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は側面
図、第2図は斜視図、第3図は全体側面図であ
る。 4……車体、18……デフロツクペダル、25
……ブラケツト、26……ペダル軸、27……デ
フロツクフオーク軸、31……バネ掛け部、33
……戻しバネ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体4の側面に取付けたブラケツト25に、ペ
    ダル軸26とデフロツクフオーク軸27とを軸心
    平行として備え、ペダル軸26に、デフロツクペ
    ダル18を踏込み自在に支持し、該ペダル18の
    戻しバネ33に抗する踏込みでデフロツクフオー
    ク軸27を回動してデフロツクするものにおい
    て、 デフロツクフオーク軸27にバネ掛け部31を
    形成し、このバネ掛け部31に戻しバネ33の一
    端34を引掛けるとともに、戻しバネ33の他端
    35をペダルステム21に引掛けていることを特
    徴とするデフロツク操作装置。
JP15655287U 1987-10-13 1987-10-13 Expired - Lifetime JPH0525949Y2 (ja)

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JP15655287U JPH0525949Y2 (ja) 1987-10-13 1987-10-13

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Publication Number Publication Date
JPH0160937U JPH0160937U (ja) 1989-04-18
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