JPH0525873Y2 - - Google Patents

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JPH0525873Y2
JPH0525873Y2 JP3556187U JP3556187U JPH0525873Y2 JP H0525873 Y2 JPH0525873 Y2 JP H0525873Y2 JP 3556187 U JP3556187 U JP 3556187U JP 3556187 U JP3556187 U JP 3556187U JP H0525873 Y2 JPH0525873 Y2 JP H0525873Y2
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holding
pulley
shaft
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propelled
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、合成樹脂などで造られたシートなど
を床やプールなどに敷設するため、その合せ目を
溶接によつて繋ぐときに使用される自走するシー
ト溶接機に関するものである。
(従来の技術) 従来、合成樹脂などで造られたシートを床やプ
ールなどに敷設するさい、その合せ目を繋ぐのに
重ね合わされた端部を熱風で溶解させた溶着した
り、或は突き合わされた両端に同質材料のテープ
などを重ねてシートと共に熱風で溶解させて溶着
したりしている。この溶接作業は殆ど手作業で行
なわれ、そのうえ中腰状態になつて行なう場合が
多いので、どうしても作業時間の経過につれて疲
れて作業能率が低下し、作業工数を多く要して建
設費の高騰を招くようになるため、この溶接作業
をできるだけ機械化しようとする傾向にある。
この機械化に応えるものとして、某商社から直
線的な合せ目を溶接て継ぐ自動溶接機が発売され
ている。この自動溶接機は、台車に載置された特
殊モーターで、組み合わされたギヤーを介して台
車に設けられた車輪を回転させて台車を自走させ
るようにすると共に、台車から側方に突出した支
持腕に熱風式溶接具を保持して、台車が移動しな
がらシートを溶接するものである。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の自動溶接機は、自走する速度を溶接
する材質及び方法などに合わせて調節しなければ
ならないが、その調節方法が特殊モーターと組み
合わされたギヤーとで行なつているので、調節範
囲がどうしても狭くなり、また熱風式溶接具を台
車から突出した支持腕に保持しているので、それ
ぞれの溶接に適するよう調節する仰角を大きくと
ることが難しく、また上記のことから汎用性が大
きくないから、仕事に適した何種かの自動溶接機
を容易しておかなければならず経費の増加を招
き、また特殊モーターなどを使用しているので高
価であるなどの欠点がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたものであつて、自走させる車輪を着脱自
在なプーリーに装架されたベルトを介してモータ
ーで回転させると共に、熱風式溶接具を上下左右
に移動可能で回転自在な保持金具で保持せしめる
ことにより、上記問題点を解決することを目的と
している。
本考案は、基板の中央附近に載置されたモータ
ーと、該モーターに付設されたギヤボツクスから
モーター軸に直交して突設されたプーリー軸の先
端に、着脱自在に装着された所要径のプーリー
と、該ギヤボツクスの反対側の該基板の下面に、
該プーリー軸と平行で回転自在に軸支された車輪
軸の両端に着脱可能に装着された自走用車輪と、
該プーリー側の該車輪の内側で該車輪に着脱自在
に固定され、前記プーリーとの間にベルトを装架
した所要径の受プーリーとからなる自走装置;及
び前記ギヤボツクス側の基板の適宜な箇所に、下
端を固着して直立させた保持杆と、該貫通孔を介
して保持杆に上下摺動自在に嵌着された所望の箇
所に固定可能にすると共に、溶接具を保持する半
円環状の保持具を外端に固着した保持軸を、貫通
孔より一方に片寄つて側方から前記貫通孔に直交
して左右摺動自在に嵌挿し且つ所望の位置で固定
可能にした保持金具からなる保持装置を備えたこ
とを特徴とする自走溶接機である。
(作用) 自走溶接機は、溶接する材質及び方法に適した
自走速度を、両プーリー及びVベルトを交換する
ことにより調節できるので、その調節範囲が極め
て広くなり、従来のように使用目的により何台も
用意する必要がなくなり、また両プーリー及びV
ベルトの簡単な取換え操作により自走速度を変更
できるので使用上非常に便利であり、さらに溶接
具が、上下左右摺動自在でそのうえ回動も可能な
保持金具で保持されているので、種々の溶接の最
適状態に保持できるため、溶接を良好な状態で確
実に行なうことができる。
又自走溶接機は、構造が簡単で製造も容易なた
め需要家に安価で提供でき、また汎用性が大きく
安価なので販売拡大ができる。
(実施例) 本考案を一実施例を示す第1図〜第3図に基づ
いて以下詳述する。1は所要の面積を有する平板
状の基板2上に載置して固定されたモーター、3
はモーター1の回転数を所要回転数に低下させ、
さらにモーター軸に直交する方向で基板2の右側
方へプーリー軸4を突設したギヤボツクス、5は
プーリー軸4の先端に着脱自在に装着された所要
径のプーリー、6はモーター1のギヤボツクス3
の反対側で基板2の下面をプーリー軸4に平行で
左右に横断して回転自在に軸支された車輪軸7の
両端に着脱可能に装着された台車1を自走させる
車輪、8はプーリー5のある側の車輪6の内側で
車輪軸7に着脱可能に固定された所要径の受プー
リーで、プーリー5との間にVベルト9が装架さ
れてモーター1の回転と共にギヤボツクス3−プ
ーリー軸4−プーリー5−Vベルト9−受プーリ
ー8−車輪軸7とで両車輪6,6を回転させる。
上記のモーター1、ギヤボツクス2、プーリー軸
4、プーリー5、Vベルト9、受プーリー8、車
輪軸7、及び両車輪6,6で自走装置を構成して
いる。
10はギヤボツクス3側の基板2の左側附近に
直立させて下端を固着された所要高さの保持杆、
11は貫通孔12を介して保持杆10に上下摺動
自在に嵌着され、締付具13で所望の箇所に固定
可能な保持金具で、熱風式溶接具14を保持する
半円環状の保持具15を外端に固着した保持軸1
6を、貫通孔12よりモーター1側で一方に片寄
つて側方から該貫通孔12に直交して設けられた
貫通穴17に左右摺動自在に嵌挿させ、締付具1
8で所望の位置に固定可能にしている。保持杆1
0と保持金具11とで保持装置を構成している。
19は下端を基板2に直立させて固着された操
作杆で、下方にシートの合せ目に重合して溶着さ
せるシートと同質材料のテープ状または紐状の溶
着材20を巻き取つたドラム21を嵌着させ、上
端に着脱自在な操作ハンドル22を装着してい
る。
23は電源にコード24で接続されて基板2に
固定された、モーター1及び溶接具14へ電力を
供給する差込タツプ、25は溶着材20をシート
の溶接箇所に誘導する補助部材、26は基板2の
車輪6のない側の端部附近に固着した補助車輪で
ある。
この自走溶接機27の使用方法について以下説
明する。合せ目を所定幅で重ね合わせたシートを
床などに敷設する場合、締付具13により保持金
具11を上下に摺動させて適当な箇所に固定させ
ると共に、締付具18により保持軸16を左右に
摺動させまた回動させて適当な位置に固定して、
熱風敷溶接具14の熱風吹出先端をシートの合せ
目の重ね合わせた間に挿入したのち、差込タツプ
23に溶接具14のコード(図面に記載していな
い)を接続して熱風でシートを溶解させ、次にモ
ーター1のコード(図面に記載していない)を差
込タツプ23に接続して、モーター1−ギヤボツ
クス3−プーリー軸4−Vベルト9−受プーリー
8−車輪軸7で両車輪6,6を回転させて、溶接
機27を所定速度でシートの合せ目に沿つて自走
させることによりシートを溶接する。このとき溶
接具14側の車輪6が重ね合わされたシートの上
を移動するので、その重ねによりシートを押圧し
て溶接を確実に行なう。
又合せ目を突き合わせたシートを床などに敷設
する場合、ドラム21に巻き取られた溶着材21
を補助部材25を通してシートの合せ目に重合し
たのち、前記と同様にして保持金具11を操作し
て溶接具14の位置を決め(熱風が補助部材25
の下部の吹出口にでるようにする)たのち、前記
と同様にして溶接具14及びモーター1に電力を
供給して溶接機27を自走させるとシートの合せ
目と溶着材20とが溶解して溶接される。何かの
情勢で溶接機27がシートの合せ目からづれるよ
うになつたら、操作ハンドル22で自走軌道を修
正するようにする。
この場合、自走溶接機27は、溶接する材質及
び方法に適した自走速度を、プーリー軸4に着脱
自在に装着されたプーリー5(必要に応じて車輪
軸7に装着された受プーリー8)及びVベルト9
を交換することにより調節できるので、その調節
範囲が極めて広くなり、従来のように使用目的に
より何台も用意する必要がなくなり、また両プー
リー5,8及びVベルト9の簡単な取換え操作に
より自走速度を変更できるので使用上非常に便利
であり、さらに熱風式溶接具14が、上下左右摺
動自在でそのうえ回動も可能な保持金具11で保
持されているので、種々の溶接の最適状態に保持
できるため、溶接を良好な状態で確実に行なうこ
とができる。
又自走溶接機27は、構造が簡単で製造も容易
なため需要家に安価で提供でき、また汎用性が大
きく安価なので販売拡大ができる。
(考案の効果) 本考案は、上記の構成を有するので次の効果を
奏することができる。
(1) 溶接する材質及び方法に適した自走速度を、
両プーリーと、Vベルトの交換により調節でき
るので、その調節範囲が極めて広くなり、従来
のように使用目的により何台も用意する必要が
なく、経費節減に寄与する。
(2) 簡単な取換え操作により自走速度を変更する
ことができるので、使用上非常に便利であり、
使用範囲を拡大することができる。
(3) 熱風式溶接具を、溶接の最適状態に容易に保
持できるので、溶接を良好な状態で確実に行な
うことができ、施行業者の信用度を向上させる
ことができる。
(4) 構造が簡単で製作が容易なため需要家に安価
で提供できる。
(5) 前記の如く汎用性が大きく、安価なので販売
拡大に貢献して企業利益の増大に寄与する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例で、第1図は平面図、
第2図は右側面図、第3図は前面図である。 1……モーター、2……基板、3……ギヤボツ
クス、4……プーリー軸、5……プーリー、6…
…車輪、7……車輪軸、8……受プーリー、9…
…Vベルト、10……保持杆、11……保持金
具、12……貫通孔、14……溶接具、15……
保持具、16……保持軸、27……自走シート溶
接機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板の中央附近に載設されたモーターと、該モ
    ーターに付設されたギヤボツクスからモーター軸
    に直交して突設されたプーリー軸の先端に、着脱
    自在に装着された所要径のプーリーと、該ギヤボ
    ツクスの反対側の該基板の下面に、該プーリー軸
    と平行で回転自在に軸支された車輪軸の両端に着
    脱可能に装着された自走用車輪と、該プーリー側
    の該車輪の内側で該車輪軸に着脱自在に固定さ
    れ、前記プーリーとの間にベルトを装架した所要
    径の受プーリーとからなる自走装置;及び前記ギ
    ヤボツクス側の基板の適宜な箇所に、下端を固着
    して直立させた保持杆と、該保持杆に貫通孔を介
    して上下摺動自在に嵌着された所望の箇所に固定
    可能にすると共に、溶接具を保持する半円環状の
    保持具を外端に固着した保持軸を、該貫通孔より
    一方に片寄つて側方から前記貫通孔に直交して左
    右摺動自在に嵌挿し且つ所望の位置で固定可能に
    した保持金具とからなる保持装置を備えたことを
    特徴とする自走溶接機。
JP3556187U 1987-03-11 1987-03-11 Expired - Lifetime JPH0525873Y2 (ja)

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JP3556187U JPH0525873Y2 (ja) 1987-03-11 1987-03-11

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JP3556187U JPH0525873Y2 (ja) 1987-03-11 1987-03-11

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JPS63141720U JPS63141720U (ja) 1988-09-19
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