JPH0246997Y2 - - Google Patents

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JPH0246997Y2
JPH0246997Y2 JP20092985U JP20092985U JPH0246997Y2 JP H0246997 Y2 JPH0246997 Y2 JP H0246997Y2 JP 20092985 U JP20092985 U JP 20092985U JP 20092985 U JP20092985 U JP 20092985U JP H0246997 Y2 JPH0246997 Y2 JP H0246997Y2
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guide roller
vinyl sheet
vinyl
holder
roller
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主に農業用ビニールハウスに使用さ
れるビニールシートであつてそのロール巻状の原
反から繰り出したビニールシートの隣接する端部
同士を熱溶着等により接合するためのビニールシ
ートの接合装置に関するものである。
(従来の技術) ビニールハウスに使用されるビニールテント
は、所定幅の複数枚のビニールシートの端部同士
を接合することによつて幅広に作製されてなる。
このようにビニールテントを製造する一般的な装
置において、複数枚のビニールシートは、原反受
け台に支持されたロール巻状の原反を回転させる
ことによつて連続的に繰り出され、それらのビニ
ールシートは、原反受け台の上方に位置する案内
ローラを経て送りローラに導かれる過程におい
て、隣接するビニールシートの端部同士が例えば
重ね合わされた状態で加熱用の電極ローラを備え
た熱溶着部を通過することにより、端部同士の重
りが電極ローラによつて押し付けられて熱溶着さ
れる。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、ビニールシートの原反は、幅2m〜
4mのビニールシートを100m〜200mの長さに亘
つてロール状に巻回したものが一般的で、500m
の長さに亘つてロール状に巻回したものも近時使
用されようとしている。
従つて、原反は何れにしても相当な重量となる
ため、これを原反受け台に設置するに際にして
は、原反をウインチで吊り上げて原反受け台に乗
せられる。一方、この原反から繰り出されたビニ
ールシートをガイドする案内ローラは、原反から
のビニールシートのスムーズな繰り出しと装置の
可及的に小型化を達成するために、原反受け台の
上方位置に設けられている。そのため、この案内
ローラが邪魔になつてウインチで吊り上げた原反
を原反受け台に設置するのが非常に困難となつて
いた。そこで原反受け台を台車上に設置して移動
できるようにし、原反をセツトする場合に、台車
により原反受け台を装置本体から離れた位置に移
動させることができるようにすることが考えられ
るが、この場合、接合装置の設置場所の近傍に相
当に広い作業スペースを必要とし、スペース的に
問題が生じる。
(考案の目的) 本考案は、このような問題点を解消するために
なされたもので、原反をセツトする場合にのみ案
内ローラを原反受け台の上方位置から除外するこ
とのできるビニールシートの接合装置を提供する
ことを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案のビニールシートの接合装置は、前記目
的を達成するために、ロール巻状のビニールシー
トの原反をこれに貫通して支軸により回転自在に
支持する原反受け台と、この原反受け台の上方位
置に設けられ原反よら繰り出されたビニールシー
トをガイドする案内ローラと、この案内ローラと
送りローラとの間に配設され隣接するビニールシ
ートの端部同士を接合する上部および下部電極ロ
ーラとを具備し、前記案内ローラを、支軸を支点
に回動可能な支持腕の自由端部に取り付けるとと
もに、前記支持腕を回動させた時に前記案内ロー
ラが所定位置から前記各原反受け台の上方位置よ
り後方側に位置するように設定した構成を要旨と
するものである。
(作用) 前記構成としたことにより、原反を原反受け台
にセツトする場合、支持腕を回動させることによ
り、案内ローラが原反受け台の上方位置より後方
側に移動するから、原反受け台を所定の設置位置
から移動させることなく、この原反受け台に原反
をウインチで吊り上げてセツトすることができ
る。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図および第2図において、1は装置本体の
機枠を示し、この機枠1の前方側(第1図の手前
側で第2図の左方側)には、複数の台車2……が
設置され、各台車2にはロール巻状のビニールシ
ート原反3a,3b,3cを支持するための原反
受け台4……が設けられているとともに、原反3
a,3b,3cの両端部に対応してカツター装置
5……がそれぞれ設けられている。原反受け台4
は、台車2の両端部に立設された支柱4aの上端
部にY字形の軸受4bを設けてなり、これらの軸
受4bに、原反3a〜3cに通した支軸6を乗せ
掛ける構成となつている。
カツター装置5は、略L字形でその上向き腕と
横向き腕との交叉部分を回動自在に台車2に取り
付けた揺動杆5aと、この揺動杆5aの上向き腕
の上端に取り付けた回転カツター刃5bと、この
回転カツター刃5bの側方に取付けたローラ5c
と、回転カツター刃5bを回転駆動するモータ5
dと、揺動杆4aの横向き腕に設けられた重り5
eとを備え、重り5eは揺動杆5aの横向き腕に
穿孔された長孔5fに沿つてスライドできるよう
になつており、重り5eの固定位置によつてカツ
ター刃5bの原反3a〜3cに対する押付力を増
減調整できるようになつており、又、ローラ5c
の外周面はカツター刃5bの刃先よりビニールシ
ートS1〜S3の一枚の厚さに相当する距離だけ後退
した位置に設定されている。
機枠1には複数のブラケツト7,……が各原反
3a〜3cの端部間に対応して並設され、これら
のブラケツト7,……にはそれぞれ支持腕8,…
…が支軸9,……を支点に起倒可能に取り付けら
れている。そして、これら支持腕8,……の各先
端には案内ローラ10が回転自在に架設されてお
り、支持腕8,……は倒置状態においてブラケツ
ト7,……に片持ち式に支持される。この時、案
内ローラ10が、第2図から明らかなように、平
行に二列に配置された両側の原反受け台3a,3
cおよび3bの間の上方の所定位置に位置すると
ともに、支持腕8,……を起立させた時にこれが
機枠1に当接して僅かに後方への傾斜状態で保持
され、この時、案内ローラ10は後方の原反受け
台4の後側斜め上方に位置する。
又、機枠1の頂部には送りローラ11が設けら
れており、この送りローラ11は駆動モータ(図
示せず)により第2図の矢印方向に回転駆動され
る。12,13は前述の案内ローラ10と送りロ
ーラ11との間に設けられた上部および下部電極
ローラである。これらの電極ローラ12,13は
機枠1の上部に傾斜状態で設けられたガイド板1
4の透孔14aの両側に対設されており、同調器
15からの指令信号によつて同調回転して、同電
極12,13の間を通るビニールシートS1,S2
S3を熱溶着温度に加熱するようになつている。更
に、これらの電極ローラ12,13は、第3図に
示すように後述する接合用のビニールシートS4
幅よりも幅広の押付面を有する。尚、16は上部
電極ローラ12の押付力調整機構である。
更に、機枠1には切断装置17が設けられてい
る。この切断装置17は、送りローラ11の後方
に設けられた上下一対のレール17a,17bに
沿つて横振れなくビニールシートの幅方向に往復
走行する自走式のものであり、このレール17
a,17bに案内される車輪17c,17dと回
転切断刃17eと切断用駆動モータ17fと走行
用駆動モータ17gと走行車輪17hと両モータ
17f,17gの電源供給用トロリーダクト17
iとからなる。
18は機枠1の後部に設けられたビニールシー
トの折畳み装置である。この折畳み装置18は、
機枠1に取り付けられた回転軸18aと、この回
転軸18aに所定の間隔を存して平行に対設され
た回転軸18bとの間に、複数の無反ベルト18
c,……を巻き掛けるとともに、この両回転軸1
8a,18bを連結している連結腕18dと、機
枠1に設けられたクランク腕18eとを連結杆1
8fによつて連結してなり、クランク腕18eが
第2図の矢印方向に1回転するのに伴つて連結腕
18eが同図の矢印で示すように前後に往復揺動
される構成となつている。更に、機枠1の上方に
は横向きに延びる桁材19が設けられていて、こ
の桁材19に一端が枢着された支持腕20の自由
端部には押えローラ21が装着されており、この
押えローラ21がビニールシートの前述の送りロ
ーラ11に押し付けていることによつて、送りロ
ーラ11に巻き掛けられたビニールシートが後方
に送られる。又、桁材19には、支持腕20とは
反対側に延びる支持杆23が片持ち式に支持され
ており、この支持杆22の先端部に接合用のビニ
ールシートS4のロール巻状の原反23が取り付け
られ、この原反23から繰り出されたビニールシ
ートS4がガイドピン24を介して両電極ローラ1
2,13間に導かれる。
次に、前記構成とした実施例装置の作用に付い
て説明する。原反受け台4に支持された原反3a
〜3cから繰り出されたビニールシートS1〜S3
は、その両端部がカツター装置5によつて繰り出
し方向に平行に且つ直線状に切断される。この
時、カツター装置5は重り5eの固定位置によつ
てビニールシートS1〜S3の一枚の厚さを切断する
のに必要な押圧力に調整されていることによつ
て、原反3a〜3cから繰り出されるビニールシ
ートS1〜S3は、繰り出される部分のみの端部がカ
ツター刃5bにつて切断除去され、各ビニールシ
ートS1〜S3の端部が揃えられる。このビニールシ
ートS1〜S3は案内ローラ10を経て上、下部の電
極ローラ12,13間に導かれ、更に、送りロー
ラ11と押えローラ21とによつて後方に送ら
れ、折畳み装置18の無端ベルト18cの上に乗
せられる。
他方、原反23から繰り出された接合用ビニー
ルシートS4はガイドピン24を介して両電極ロー
ラ12,13間に導かれ、第3図に示すように、
カツター装置5によつて端部を揃えられ一定の間
隔で対向された相隣接するビニールシートS1,S2
およびS2,S3の各端部に跨がつて接合用ビニール
シートS4が重ね合わされ、これらを両電極ローラ
12,13で挾んで加熱することにより、相隣接
するビニールシートS1,S2およびS2,S3と接合用
ビニールシートS4とが熱溶着される。ここで、第
3図から明らかなように、電極ローラ12,13
の押付面は接合用ビニールシートS4の幅よりも幅
広になつているため、接合用ビニールシートS1
S2の端部と完全に熱溶着される。
電極ローラ12,13によつて熱溶着されたビ
ニールシートS1〜S4は折畳み装置18に送られ
る。この折畳み装置18の無端ベルト18cは、
両回転軸18a,18bの回転によりビニールシ
ートの送り出し速度と同調して回転しているとと
もに、クランク腕18eの回転によつて往復揺動
しているから、その往復揺動に伴つて、接合され
たビニールシートSが折畳まれながら受け台に払
い出される。そして、各ビニールシートS1〜S3
所定の長さ分接合された時点で、検知装置(図示
せず)により検出されて両電極ローラ12,13
による熱溶着部および送りローラ11等の駆動が
停止し、切断装置17が駆動してこのカツター刃
17eで接合されたビニールシートSが切断され
る。
次に、原反受け台4上の原反がなくなつて新た
な原反をセツトする場合、支持腕8を、第2図に
実線で示す所定位置から支軸9を支点に上方に回
動させ、同図に1点鎖線で示す位置に起立させ
る。従つて、案内ローラ10が後側の原反受け台
4の上方位置より後方側へ位置するから、この原
反受け台4に原反3bを乗せる時に案内ローラ1
0は何ら障害とならない。そのため、台車2を設
置場所から移動させて原反受け台4を機枠1の前
方より引き出す必要はなく、原反3a〜3cをウ
インチで吊り上げて定置されている原反受け台4
に載置できる。
尚、本考案は前記実施例に限定されるものでは
なく、請求の範囲に基づいて種々の変形実施態様
が考えられるのは勿論である。例えば、案内ロー
ラ10の支持腕8を起倒可能としたが、これに代
えて、下方へ回動させるようにするとともに止め
ピン等による機構で使用状態時に係止する手段を
設けた構成として操作し易いようにすれば良く、
又、案内ローラ10の使用状態と非使用状態とに
応じてそれぞれ支持腕8を係止する手段やスプリ
ング等による支持腕8の回動力の軽減手段を、必
要に応じて付加することもできる。更に、実施例
では複数枚のビニールシートS1〜S3を接合用ビニ
ールシートS4によつて接合する場合に付いて説明
したが、複数枚のビニールシートの端部同士を直
接重ね合わせて熱溶着するタイプの装置にも適用
できるのは言うまでもない。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案のビニールシート
の接合装置によると、案内ローラの支持腕を回動
可能として案内ローラを原反受け台の上方位置よ
り除外できる構成としたので、原反を原反受け台
にセツトする場合に、原反受け台を台車により作
業し易い場所に移動させる必要がなく、所定場所
に定置されている原反受け台に原反をウインチで
吊り上げて直接取り付けることができる。従つ
て、煩雑な作業を要することがなく、又、原反受
け台を移動させるための余分な大きい作業スペー
スを必要とせず、更に接合装置を大型化しなくて
も済む等、実用上有用な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
各図面は本考案のビニールシートの接合装置の
一実施例を示し、第1図は斜視図、第2図は右側
面図、第3図はビニールシートの接合状態を示す
断面図である。 3a〜3c……原反、4……原反受け台、S1
S3……ビニールシート、6……支軸、8……支持
腕、9……支軸、10……案内ローラ、11……
送りローラ、12……上部電極ローラ、13……
下部電極ローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロール巻状のビニールシートの原反をこれに貫
    通した支軸により回転自在に支持する原反受け台
    と、この原反受け台の上方位置に設けられ原反よ
    り繰り出されたビニールシートをガイドする案内
    ローラと、この案内ローラと送りローラとの間に
    配設され隣接するビニールシートの端部同士を接
    合する上部および下部電極ローラとを具備し、前
    記案内ローラを、支軸を支点に回動可能な支持腕
    の自由端部に取り付けるとともに、前記支持腕を
    回動させた時に前記案内ローラが所定位置から前
    記各原端受け台の上方位置より後方側に位置する
    ように設定してあることを特徴とするビニールシ
    ートの接合装置。
JP20092985U 1985-12-25 1985-12-25 Expired JPH0246997Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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Publication Number Publication Date
JPS62107932U JPS62107932U (ja) 1987-07-10
JPH0246997Y2 true JPH0246997Y2 (ja) 1990-12-11

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