JPH0351141Y2 - - Google Patents

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JPH0351141Y2
JPH0351141Y2 JP18404584U JP18404584U JPH0351141Y2 JP H0351141 Y2 JPH0351141 Y2 JP H0351141Y2 JP 18404584 U JP18404584 U JP 18404584U JP 18404584 U JP18404584 U JP 18404584U JP H0351141 Y2 JPH0351141 Y2 JP H0351141Y2
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rolling
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JP18404584U
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は熱可塑性シート融着機に関し、熱可
塑性材料よりなる1対のシートの重ね合された端
部同志を連続して熱融着せしめる熱可塑性シート
融着機に関する。
熱可塑性シートをもつて防水シートなどを形成
せしめる折、材料としての熱可塑性シートの大き
さにはおのずから一定の制約があり、所定幅寸法
の長尺のシートを施工現場などにてシート端縁部
を互いに融着連結し、所望する大面積の熱可塑性
シートを得ている。
この熱可塑性シートとしては、例えばポリ塩化
ビニル、熱可塑性ポリエチレン、ゴムアスフアル
トなどが代表的なもので、この考案は各種建築、
構築物用として、又各種土木工事現場での下地が
比較的平滑な箇所における熱可塑性シート端縁部
の接合作業に適したシート融着機を提供すること
にある。
(従来の技術) 熱可塑性シートの重ね合せた端縁部を連続的に
熱融着する装置として種々提案され、例えば自動
式融着装置、手動式融着装置あるいは特殊なゴム
アスフアルトシート融着装置などがその代表的な
ものである。
自動式融着装置としてはその一例が実開昭58−
163213号公報に開示されているが、この種の装置
は1対のシート端部を重ね合せて圧着させる上下
一対の押圧ローラの回転により融着装置を自動的
に前進せしめるものであり、又手動式融着装置は
融着機本体を一側の手で持ち、1対のシートの端
縁部を溶融せしめる一方、他側の手にハンドロー
ラを持ちシート端縁部に沿つて転圧作業を行つて
いくものであり、又ゴムアスフアルトシートの融
着装置はガスバーナ等にてシート面を溶融せし
め、シート上を転圧ローラにて圧着せしめてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) しかし前記自動式融着装置にあつては下地面に
凹凸が存在すると下側の押圧ローラが下地の凸部
と直接するとき、これにより土砂が押圧ローラ間
に挟在することがあり、そのため押圧ローラは大
きなトルクを受け、駆動モータに大きき負荷がか
かり、時にはモータの回転が停止することすらあ
つた。その折には圧着されるシートの一部は過加
熱され、大きく熱変形する事態の発生すらみた。
しかも押圧ローラが一時停止し、再度その回転を
始めると、その回転は一時的に急速化し、その間
両シートの接合部分の一部は充分加熱されぬまゝ
押圧ローラが通過してしまい、加熱不足に起因す
る融着不良個所の発生という前述の事態とは全く
反対の現象の発生をみた。このように従来の自動
式融着装置にあつては下地面の状態によつては一
定速度で前進できない致命的な欠点を内在せしめ
ており、さらに装置自体は機構的に複雑で、当然
コスト的に高価なものとなり、装置自体小回りが
ききにくくその作業性の面で各種の問題点を内在
せしめ、装置として一般化するに至つていない。
又手動式融着機は全面的に人力に頼る面が大きい
ので融着面にばらつきを生じ、溶融不足又転圧不
足などに起因する基本的施工ミスの多発を経験
し、一方溶融過多の状態でシートを押圧するとシ
ートにしわが入つたり、破損したり、その作業に
はかなりの熟練を要し、作業能率に欠けるなどの
問題点が残つた。又ゴムアスフアルトシートの融
着装置にあつてはガスバーナの使用にあつては火
力が大きく、異臭を発し常に火災の危険性と隣り
合せの状態にあり、各種公害問題の発生をみ、こ
れまた多くの問題点を残している。
本考案は前記自動式及び手動式融着装置の有利
な点を多面的に組込みつゝ、施工現場に容易に持
ち込め、しかも自動式融着機の欠点を補つて下地
面の状態に大きく左右されることなく円滑かつ確
実なるシートの熱融着を実現せしめどちらかとい
えば前記手動式融着装置の範ちゆうに属する装置
を提案するものである。
(問題点を解決するための手段) この考案の熱可塑性シート融着機は以下の構成
からなる。即ち、シヤーシには、シヤーシの進行
方向寄りに一次転圧ローラが、ローラの自重のみ
を被ローラ物に負荷せしめるようにその両ローラ
軸を介して上下動自在に支承されており、またこ
の一次転圧ローラの反進行方向側に一次転圧ロー
ラとの間に所定の間隔をおいて、一次転圧ローラ
よりその重量が大きく、かつその重量変化を可能
とした二次転圧ローラを配すると共に一次転圧ロ
ーラの転圧進行方向側に熱風噴出用ノズルを配し
てなる構成よりなり、熱可塑性シートを熱融着せ
しめるに、一気に熱融着することなく最初に転圧
力の小さな一次転圧により、溶融転化したシート
上にしわ、破れの発生を抑止し、両シートの正確
な位置を確保し、ついで転圧力の大きな二次転圧
により熱融着の仕上処理を行い、仕上りが美し
く、かつ正確な熱可塑性シート端縁部の融着を意
図としたものである。
(作用) 本考案に係る融着機は上下1対の熱融着シート
の端縁部の重ね合せ部に設置され、載荷台上に必
要に応じ、適宜の重量の重錘が載せられる。勿論
重錘不要な場合も考えられる。
ついで熱風発生装置を旋廻移動せしめ、そのノ
ズル部を上下シート間に挿入配置し、この折上シ
ートをまくり上げると同時に一次転圧ローラを持
ち上げることにより、ノズルの所望する位置への
設定を容易なものとすることができる。熱風発生
装置を作動せしめ、ヒータで約600℃前後の熱風
を上下1対のシート間にノズルより噴出せしめ、
熱可塑性シートを加熱せしめつつ、融着機を転圧
方向に前進移動せしめる。この折重量一定の一次
転圧ローラは溶融し、軟弱化した上下両シートに
無理な圧力をかけず、またシートの接合部間同志
にしわ、たるみなどを発生せしめることなくごく
自然な形にて接合せしめる。この折一次転圧ロー
ラによる転圧作業は常時約5Kg/10cm以下にて実
行される。
一次転圧ローラによつて無理なく添え合された
上下シート上には二次転圧ローラが到着するが、
この時点ではすでにシートの温度は低下してお
り、二次転圧ローラにあつては約8Kg/10cm以上
の転圧によつて一気にシートの押圧仕上作業を実
行し、その転圧融着作業を終了する。
(実施例) つぎにこの考案に係る熱可塑性シートの融着機
の具体的実施例を図面を用いて説明する。第1図
は熱可塑性シート融着機の正面図で、第2図は本
機の実施態様を示す斜視図である。
本考案の融着機1を構成するシヤーシ2の後方
部(反転圧進行方向側)寄りには1対の支脚3,
3が形成され、該支脚間には大径の二次転圧ロー
ラ4がローラ軸5を介して回転可能に装着され、
一方シヤーシ2の前方部(転圧進行方向側)寄り
には1対のL字形支脚6,6が形成され、融着機
1の転圧進行方向側に位置するL字形支脚6,6
の各先端部にホイール7,7が装着され、シヤー
シ2部をして前記ローラ4と1対のホイール7,
7にて略平行状態に支承している。1対のL字形
支脚6,6の水平部には上方部より下方にのびる
比較的深度の大きい切欠き8,8が削設され、該
切欠き部8,8には小径の一次転圧ローラ9の1
対のローラ軸10,10を嵌合支持せしめ、一次
転圧ローラ9の下縁は少なくとも前記二次転圧ロ
ーラ4の下縁と同一水平面上に位置するよう配置
され、かつ一次転圧ローラ9は二次転圧ローラ4
より軽量に構成され、さらに一次転圧ローラ9は
切欠き部8,8内を上下方向に移動可能に支承さ
れている。
シヤーシ2部には補強枠11をさし渡し、かつ
金網12を張設せしめて載荷台13を形成し、該
載荷台13には適宜重錘(図示省略)を載せて、
二次転圧ローラ4へ作用せしめ、二次転圧ローラ
の重量を種々変化せしめうるよう構成されてい
る。
又シヤーシ2部には転圧進行方向側に傾倒して
保持筒14が取付けられ、該保持筒14内にはT
字形取手15の基部が相対運動可能に挿入され、
T字形取手15は作業者の作業行動範囲に合せ
て、ねじ16留めをもつてT字形取手15の保持
筒14よりの伸縮量を制御し、融着機1はこの取
手15をもつて矢印をもつて示す転圧進行方向に
移動せしめられる。
又融着機1の一次転圧ローラ9の前方(転圧進
行方向側)には熱風発生装置17が装置されてい
る。この熱風発生装置17はヒータ18、フアン
19、ノズル20をもつて構成され、L字形支脚
6の一側に固着された関節型保持具21によつて
ノズル20部を把持された熱風発生装置17は保
持具の関節部22を中心に旋回動し、ノズル20
部は融着を目的とする上下1対のシート23,2
4の重ね合せ部25間に出し入れ可能に挿入され
る。
(効果) この考案に係る融着機にあつては融着と転圧を
略同期して実施できるので、作業性が良好でその
取扱いが簡易である。即ち一次転圧ローラは下地
面の状況に応じて上下方向に自由に移動し、常時
その転圧力を一定となし、一次転圧では溶融し軟
化したシートの接合面に無理な圧力をかけず、こ
れにて1対のシート接合部にしわ、あるいはたる
みの発生を抑制し、つぎに二次転圧ローラにてそ
の転圧力をシートその他の状況に合せて重量(押
圧力)を適宜変化せしめうる転圧力をもつて、シ
ートがやゝ冷却した時点で一気に押圧をかけて接
着せしめる二段階の転圧力を作用せしめることに
よりシートの融着はむらなく均一に実施すること
ができる。
一次転圧ローラは支脚の水平部に設けた切欠き
部を利用して、該切欠き部にフリーの状態にて嵌
合せしめることにより一次転圧ローラはローラの
自重のみをもつて常時均一な転圧力を簡易な手段
をもつて作用せしめ得ることができ、この一次転
圧ローラは支脚の切欠き部を案内として上下方向
に自在に上下動しうるので、シート下面の下地の
状況に大きく左右されることなく、均一な転圧力
をシート上に付与することができる。また熱風発
生装置のノズルを一対のシート端縁部の所望個所
に設置せしめんとする折には、この一次転圧ロー
ラは、ローラのみを自由かつ簡単に持ち上げるこ
とができるので、形状的に大形で、かつ重量の大
きいシートに対してもノズルの位置設定をきわめ
て容易に実施することができ、またこの一次転圧
ローラは、シートの初期的融着を常時均一に実施
することができ、又二次転圧ローラはシートの種
類、場所的状況など諸般の状況に併せて仕上のた
めの転圧力をシヤーシ部の載置台上に適宜その重
量を変化せしめた重錘を載置せしめることにより
簡単に二次ローラの転圧力を変化せしめることが
でき、これら二種類のその作用の明確に相違する
ローラの組合せによりシート融着部に美しい仕上
りを実現することができ、本機は特別な熟練を要
せず、能率的な融着作業を実行できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を実施した熱可塑性シート融
着機の正面図、第2図は本機の実施態様を示す斜
視図である。 図中、1は融着機、2はシヤーシ、3,3は支
脚、4は二次転圧ローラ、5はローラ軸、6,6
はL字形支脚、7,7はホイール、8,8は切欠
き、9は一次転圧ローラ、10,10はローラ
軸、13は載置台、17は熱風発生装置、20は
ノズルを示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) シヤーシには、シヤーシの進行方向寄りに一
    次転圧ローラが、ローラの自重のみを被ローラ
    物に負荷せしめるようその両ローラ軸を介して
    上下動自在に支承されており、またこの一次転
    圧ローラの反進行方向側に一次転圧ローラとの
    間に所定の間隔をおいて、一次転圧ローラより
    その重量が大きく、かつその重量変化を可能と
    した二次転圧ローラを配すると共に一次転圧ロ
    ーラの転圧進行方向側に熱風噴出用ノズルを配
    してなる熱可塑性シート融着機。 (2) 前記一次転圧ローラはシヤーシに固着された
    1対のL字形支脚の水平部に形成した上下方向
    にのびる切欠き部にローラ軸を嵌合せしめて、
    一次転圧ローラの自重のみを負荷せしめうるよ
    う上下動自在に支承されている実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の熱可塑性シート融着機。 (3) 前記二次転圧ローラを取付けたシヤーシ部に
    は重錘用載置台が形成されている実用新案登録
    請求の範囲第1項又は第2項記載の熱可塑性シ
    ート融着機。
JP18404584U 1984-12-03 1984-12-03 Expired JPH0351141Y2 (ja)

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JPS6198017U JPS6198017U (ja) 1986-06-23
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50101472A (ja) * 1974-01-11 1975-08-12
JPS512775A (ja) * 1974-05-29 1976-01-10 Shureegeru Eng Gmbh

Patent Citations (3)

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JPS58197015A (ja) * 1974-05-29 1983-11-16 シユレ−ゲル・リニング・テクノロジ−・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 熱可塑性シ−トの連続融着方法

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JPS6198017U (ja) 1986-06-23

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