JPH0525802A - 立体交差点の構造 - Google Patents

立体交差点の構造

Info

Publication number
JPH0525802A
JPH0525802A JP3204764A JP20476491A JPH0525802A JP H0525802 A JPH0525802 A JP H0525802A JP 3204764 A JP3204764 A JP 3204764A JP 20476491 A JP20476491 A JP 20476491A JP H0525802 A JPH0525802 A JP H0525802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
road
lane
turn
straight
intersection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3204764A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Ito
孝雄 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP3204764A priority Critical patent/JPH0525802A/ja
Publication of JPH0525802A publication Critical patent/JPH0525802A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/60Planning or developing urban green infrastructure

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 第1道路と第2道路が交差する交差点におい
て両道路における自動車の左折、右折及び直進を良好に
行い得る立体交差点の構造を提供すること。 【構成】 自動車の通るほぼたて方向の第1道路1と自
動車の通るほぼよこ方向の第2道路11とが交差する交
差点21に、自動車を立体的に直進させるための直進ブ
リッジ31と該直進ブリッジの中央部両側に配置し直進
ブリッジと関連させて各道路の自動車を立体的に右折さ
せるための各右折用ブリッジとを各左折車線を妨げるこ
となく設けた立体交差点である。前記各右折用ブリッジ
はスロープとUターンステージ41,51とよりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は立体交差点の構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車(以下、単に車という。)
で交差点を右折あるいは左折する場合は、直進する場合
に較べて通過しにくい。とくに右折する車は対向車線を
直進してくる車の通過を待つためラッシュ時において交
通渋滞を招いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、前述した従来の不都合な問題点を解決せんとしたも
のであり、第1道路と第2道路が交差する交差点におい
て両道路における車の左折進行、右折進行及び直進を良
好に行ない得る立体交差点の構造を提供することにあ
る。
【0004】また、本発明の他の課題は、交差点及びそ
の前後の道路部分を主体とし、道路外の用地を必要とし
ないで形成することができる立体交差点の構造を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ため、本発明は車の通るほぼたて方向の第1道路と車の
通るほぼよこ方向の第2道路とが交差する交差点に、車
を立体的に直進させるための直進ブリッジと該直進ブリ
ッジの中央部両側に配置し直進ブリッジと関連させて各
道路の車を立体的に右折させるための各Uターンステー
ジとを各左折車線を妨げることなく設けた立体交差点の
構造であって、前記直進ブリッジは上りスロープと下り
スロープとを含み前記第2道路をまたいで前記第1道路
に架けられてなり、前記各Uターンステージは前記交差
点あるいはその近傍の第2道路に設けたスロープと該ス
ロープに接続させた高架のUターンセクション部とより
なり、かつ前記直進ブリッジ及び各Uターンステージ部
が交差点及びその近傍の道路部分を主体に形成されてな
ることを特徴とする。
【0006】
【作用】第1道路に架けた直進ブリッジと交差点の第2
道路とにより両道路の直進車は立体走行される。第1道
路の上り車線の車の右折は、直進ブリッジ及び該直進ブ
リッジ左側のUターンステージ(スロープ及びUターン
セクション部)を介して第2道路の上り車線に導かれ
る。第1道路の下り車線の車の右折は、直進ブリッジ及
び該直進ブリッジ右側のUターンステージ(スロープ及
びUターンセクション部)を介して第2道路の下り車線
に導かれる。第2道路の上り車線の車の右折は、直進ブ
リッジ右側のUターンステージ(スロープ及びUターン
セクション部)及び直進ブリッジを介して第1道路の下
り車線に導かれる。第2道路の下り車線の車の右折は、
直進ブリッジ左側のUターンステージ(スロープ及びU
ターンセクション部)及び直進ブリッジを介して第1道
路の上り車線に導かれる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を図1〜図8に基づい
て説明する。図1に本例の立体交差点の主要構造を示
す。この図において、たて方向の第1道路1とよこ方向
の第2道路11とがほぼ十字状に交差する交差点21に
は、各道路の車の左折を妨げないようにして、車を立体
的に直進及び右折させるための立体構造が設けられてい
る。
【0008】なお、各図面において第1道路1は上方A
が上り方向で下方Bが下り方向とされ、中央線2より左
側が上り車線3、右側が下り車線4とされる。そして、
第2道路11は右方Cが上り方向、左方Dが下り方向と
され、中央線、本例では分離帯12より上側が上り車線
13、下側が下り車線14とされる。
【0009】前記第1道路1及び第2道路11は少なく
とも上下各3車線以上、本例では上下各4車線よりな
る。すなわち、第1道路1の上り車線3は外側より中央
側へ3A,3B,3C,3Dの4車線及び同様に下り車
線4は4A,4B,4C,4Dの4車線であり、第2道
路11の上り車線13は外側より中央側へ13A,13
B,13C,13Dの4車線及び同様に下り車線14は
14A,14B,14C,14Dの4車線である。
【0010】交差点21の立体構造は第2道路11をま
たいで第1道路1に架けられた直進ブリッジ31と、交
差点21近傍の第2道路11部分に立体状に配置され、
直進ブリッジ31の両側に接続されたUターンステージ
41,51とよりなる。前記直進ブリッジ31は図1及
び図2に示すように、前後の両スロープ32部分と、支
柱34に支えられかつ下方に車が通過し得る所定高さの
水平状の中央部33とよりなる。直進ブリッジ31は第
1道路1の中央線2(あるいは分離手段)により左右に
3車線の幅にされている。
【0011】前記Uターンステージ41は第2道路11
の上り方向に上傾するスロープ42と、支柱45に支え
られかつ下方に車が通過し得る所定高さの水平状のUタ
ーンセクション部43と、Uターンセクション部43及
び直進ブリッジ31の中央部33を水平状に接続する接
続道44とよりなる。前記スロープ42の下端は第2道
路11の上り車線13の分離帯12側の2車線13C,
13Dに接続されている。同様に前記Uターンステージ
51は第2道路11の下り方向に上傾するスロープ52
と、支柱55に支えられかつ下方に車が通過し得る所定
高さの水平状のUターンセクション部53と、Uターン
セクション部53及び直進ブリッジ31の中央部33を
水平状に接続する接続道54とよりなる。前記スロープ
52の下端は第2道路11の下り車線14の分離帯12
側の2車線14C,14Dに接続されている。
【0012】両Uターンステージ41,51の各スロー
プ42,52及び接続道44,54は2車線分の幅とさ
れ、Uターンセクション部43,53は2車線のUター
ン可能な広さにされている。前記した直進ブリッジ3
1、両Uターンステージ41,51及び各接続道44,
54はいずれも外側にガードレールが設けられて車の安
全がはかられるとともに、2車線の区分は黄線あるいは
白線、あるいは分離帯などの分離手段によって分けられ
ている(図示省略)。また、交差点21の立体構造は鉄
筋コンクリート等の適当な構築材によって車の走行に充
分安全な強度に形成されている。
【0013】第2図(及び第1図)に示すように、第2
道路11の上り車線13における車線13Dは交差点2
1前において進入禁止にされ、進入禁止内の車線13D
は案内道13Eを介して下り車線14の車線14Dに接
続されている。同様に、第2道路11の下り車線14に
おける車線14Dは交差点21前において進入禁止にさ
れ、進入禁止内の車線14Dは案内道14Eを介して上
り車線13の車線13Dに接続されている。
【0014】第2図に示すように、第1道路1の上り車
線3における上りのスロープ32前の外側の1車線3
A、及び同下り車線4における上りのスロープ32前の
外側の1車線4Aは各左折用の車線とされる。同様に、
第2道路11の上り車線13における交差点21近傍の
外側の1車線13A、及び同下り車線14における交差
点21近傍の外側の1車線14Aは各左折用の車線とさ
れる。
【0015】図3に示すように、第1道路1の上り車線
3及び下り車線4を各直進する車は直進ブリツジ31を
介して交差点21を通過する。第2道路11の上り車線
13を直進する車は第2道路11の中央の2車線13
B,13Cを主体に交差点21を通過する。そして第2
道路の下り車線14を直進する車は第2道路11の中央
の2車線14B,14Cを主体に交差点を通過する(第
3図の各矢印方向参照)。
【0016】図4に示すように、交差点21において、
第1道路1の上り車線3を左折する車は、車線3Aより
車線14Aに入って進行する。第1道路1の下り車線4
を左折する車は、車線4Aより車線13Aに入って進行
する。第2道路11の下り車線14を左折する車は車線
14Aより車線4Aに入って進行する(図4の各矢印方
向参照)。
【0017】図5の矢印は第1道路1の上り車線3の車
が交差点21を立体的に右折する場合の進路を示してい
る。車は第1道路1上り車線3の上りのスロープ32の
左端の車線3Bを上り、中央部33において接続道54
の車線52Bに左折し、同車線52Bを進み、Uターン
センション部53にてUターンし、スロープ52の車線
52Bを下り、車線14Dを上り、案内道14Eより、
第2道路11の上り車線13の車線13Dに入って進行
する。
【0018】図6の矢印は第1道路1の下り車線4の車
が交差点21を立体的に右折する場合の進路を示してい
る。車は第1道路1下り車線4の上りのスロープ32の
右端の車線4Bを上り、中央部33において接続道44
の車線42Bに左折し、同車線42Bを進み、Uターン
セクション部43にてUターンし、スロープ42の車線
42Bを下り、車線13Dを上り、案内道13Eより、
第2道路11の下り車線14の車線14Dに入って進行
する。
【0019】図7の矢印は第2道路11の上り車線13
の車が交差点21を立体右折する場合の進路を示してい
る。車は第2道路11上り車線13の車線13Cを進
み、スロープ42の車線42Aを上り、Uターンセクシ
ョン部43にてUターンし、接続道44の車線42Aを
進み、直進ブリッジ31の中央部33にて右端の車線4
Bに左折しスロープ3を下りて、第1道路1の下り車線
4の車線4Bを進行する。
【0020】図8の矢印は第2道路11の下り車線14
の車が交差点21を立体的に右折する場合の進路を示し
ている。車は第2道路11下り車線14の車線14Cを
進み、スロープ52の車線52Aを上り、Uターンセク
ション部53にてUターンし、接続道54の車線52A
を進み、直進ブリッジ31の中央部33にて左端の車線
3Bに左折しスロープ32を下りて、第1道路1の上り
車線3の車線3Bを進行する。
【0021】前記した実施例は以下の態様となすことが
できる。すなわち、(イ)前記直進ブリッジ31の中央
部33、及び両Uターンステージ41,51は第2道路
11の分離帯12部分に支柱45,55を立てて支持す
る構造としたが、中央部33及び両Uターンステージ4
1,51の支持は、道路上に設けた支柱とせず、道路の
両側の支柱によって支持する形式にすること(図示省
略)、(ロ)前記接続道44,54は省略してUターン
セクション部43,53を直接に、直進ブリッジ31の
中央部33に接続させること、(ハ)本例の立体交差点
の構造は信号を設けてないが、必要により信号を設ける
こと、などである。
【0022】
【発明の効果】本発明は第1道路と第2道路の交差する
交差点に、車を立体的に直進させるための直進ブリッジ
と、該直進ブリッジと関連させて各道路の車を右折走行
させるための両右折用ブリッジとを、各左折車線を妨げ
ることなく設けた立体交差点構造としたので、立体交差
点における各道路を走行する車を左折及び立体的に直進
及び右折させることができる。また、本発明は交差点及
びその近傍の第1道路及び第2道路に対して設けるの
で、道路外の用地を必要とせず、形成し易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】立体交差点の斜視図。
【図2】立体交差点の平面図。
【図3】第2道路直進車の立体交差点走行進路図。
【図4】立体交差点における各道路左折車の走行進路
図。
【図5】第1道路の上り車の右折走行進路図。
【図6】第1道路の下り車の右折走行進路図。
【図7】第2道路の上り車の右折走行進路図。
【図8】第2道路の下り車の右折走行進路図。
【符号の説明】
1 第1道路 3,13 上り車線 4,14 下り車線 11 第2道路 21 交差点 31 直進ブリッジ 41,51 Uターンステージ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】立体交差点の構造
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は立体交差点の構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車(以下、単に車という。)
で交差点を右折あるいは左折する場合は、直進する場合
に較べて通過しにくい。とくに右折する車は対向車線を
直進してくる車の通過を待つためラッシュ時において交
通渋滞を招いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、前述した従来の不都合な問題点を解決せんとしたも
のであり、第1道路と第2道路が交差する交差点におい
て両道路における車の左折進行、右折進行及び直進を良
好に行ない得る立体交差点の構造を提供することにあ
る。
【0004】また、本発明の他の課題は、交差点及びそ
の前後の道路部分を主体として形成することができる立
体交差点の構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ため、本発明は車の通るほぼたて方向の第1道路と車の
通るほぼよこ方向の第2道路とが交差する交差点に、車
を立体的に直進させるための直進ブリッジと該直進ブリ
ッジの中央部両側に配置し直進ブリッジと関連させて各
道路の車を立体的に右折させるための各Uターンステー
ジとを各左折車線を妨げることなく設けた立体交差点の
構造であって、前記直進ブリッジは上りスロープと下り
スロープとを含み前記第2道路をまたいで前記第1道路
に架けられてなり、前記各Uターンステージは前記交差
点あるいはその近傍の第2道路に設けたスロープと該ス
ロープに接続させた高架のUターンセクション部とより
なり、かつ前記直進ブリッジ及び各Uターンステージが
交差点及びその近傍の道路部分を主体に形成されてなる
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】第1道路に架けた直進ブリッジと交差点の第2
道路とにより両道路の直進車は立体走行される。第1道
路の上り車線の車の右折は、直進ブリッジ及び該直進ブ
リッジ左側のUターンステージ(スロープ及びUターン
セクション部)を介して第2道路の上り車線に導かれ
る。第1道路の下り車線の車の右折は、直進ブリッジ及
び該直進ブリッジ右側のUターンステージ(スロープ及
びUターンセクション部)を介して第2道路の下り車線
に導かれる。第2道路の上り車線の車の右折は、直進ブ
リッジ右側のUターンステージ(スロープ及びUターン
セクション部)及び直進ブリッジを介して第1道路の下
り車線に導かれる。第2道路の下り車線の車の右折は、
直進ブリッジ左側のUターンステージ(スロープ及びU
ターンセクション部)及び直進ブリッジを介して第1道
路の上り車線に導かれる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を図1〜図8に基づい
て説明する。図1に本例の立体交差点の主要構造を示
す。この図において、たて方向の第1道路1とよこ方向
の第2道路11とがほぼ十字状に交差する交差点21に
は、各道路の車の左折を妨げないようにして、車を立体
的に直進及び右折させるための立体構造が設けられてい
る。
【0008】なお、各図面において第1道路1は上方A
が上り方向で下方Bが下り方向とされ、中央線2より左
側が上り車線3、右側が下り車線4とされる。そして、
第2道路11は右方Cが上り方向、左方Dが下り方向と
され、中央線、本例では分離帯12より上側が上り車線
13、下側が下り車線14とされる。
【0009】前記第1道路1及び第2道路11は少なく
とも上下各3車線以上、本例では上下各4車線よりな
る。すなわち、第1道路1の上り車線3は外側より中央
側へ3A,3B,3C,3Dの4車線及び同様に下り車
線4は4A,4B,4C,4Dの4車線であり、第2道
路11の上り車線13は外側より中央側へ13A,13
B,13C,13Dの4車線及び同様に下り車線14は
14A,14B,14C,14Dの4車線である。
【0010】交差点21の立体構造は第2道路11をま
たいで第1道路1に架けられた直進ブリッジ31と、交
差点21近傍の第2道路11部分に立体状に配置され直
進ブリッジ31の両側に接続されたUターンステージ4
1,51とよりなる。前記直進ブリッジ31は図1及び
図2に示すように、前後の両スロープ32部分と、支柱
34に支えられかつ下方に車が通過し得る所定高さの水
平状の中央部33とよりなる。直進ブリッジ31は第1
道路1の中央線2(あるいは分離手段)により左右に3
車線の幅にされている。
【0011】前記Uターンステージ41は第2道路11
の上り方向に上傾するスロープ42と、支柱45に支え
られかつ下方に車が通過し得る所定高さの水平状のUタ
ーンセクション部43と、Uターンセクション部43及
び直進ブリッジ31の中央部33を水平状に接続する接
続道44とよりなる。前記スロープ42の下端は第2道
路11の上り車線13の分離帯12側の2車線13C,
13Dに接続されている。同様に前記Uターンステージ
51は第2道路11の下り方向に上傾するスロープ52
と、支柱55に支えられかつ下方に車が通過し得る所定
高さの水平状のUターンセクション部53と、Uターン
セクション部53及び直進ブリッジ31の中央部33を
水平状に接続する接続道54とよりなる。前記スロープ
52の下端は第2道路11の下り車線14の分離帯12
側の2車線14C,14Dに接続されている。
【0012】両Uターンステージ41,51の各スロー
プ42,52及び接続道44,54は2車線分の幅とさ
れ、Uターンセクション部43,53は2車線のUター
ン可能な広さにされている。前記した直進ブリッジ3
1、両Uターンステージ41,51及び各接続道44,
54はいずれも外側にガードレールが設けられて車の安
全がはかられるとともに、2車線の区分は黄線あるいは
白線、あるいは分離帯などの分離手段によって分けられ
ている(図示省略)。また、交差点21の立体構造は鉄
筋コンクリート等の適当な構築材によって車の走行に充
分安全な強度に形成されている。
【0013】図2(及び図1)に示すように、第2道路
11の上り車線13における車線13Dは交差点21前
において進入禁止にされ、進入禁止内の車線13Dは案
内道13Eを介して下り車線14の車線14Dに接続さ
れている。同様に、第2道路11の下り車線14におけ
る車線14Dは交差点21前において進入禁止にされ、
進入禁止内の車線14Dは案内道14Eを介して上り車
線13の車線13Dに接続されている。
【0014】図2に示すように、第1道路1の上り車線
3における上りのスロープ32前の外側の1車線3A、
及び同下り車線4における上りのスロープ32前の外側
の1車線4Aは各左折用の車線とされる。同様に、第2
道路11の上り車線13における交差点21の外側の
1車線13A、及び同下り車線14における交差点21
の外側の1車線14Aは各左折用の車線とされる。
【0015】図3に示すように、第1道路1の上り車線
3及び下り車線4を各直進する車は直進ブリツジ31を
介して交差点21を通過する。第2道路11の上り車線
13を直進する車は第2道路11の中央の2車線13
B,13Cを主体に交差点21を通過する。そして第2
道路の下り車線14を直進する車は第2道路11の中央
の2車線14B,14Cを主体に交差点を通過する(
の各矢印方向参照)。
【0016】図4に示すように、交差点21において、
第1道路1の上り車線3を左折する車は、車線3Aより
車線14Aに入って進行する。第1道路1の下り車線4
を左折する車は、車線4Aより車線13Aに入って進行
する。第2道路11の上り車線13を左折する車は車線
13Aより車線3Aに入って進行する。第2道路11の
下り車線14を左折する車は車線14Aより車線4Aに
入って進行する(図4の各矢印方向参照)。
【0017】図5の矢印は第1道路1の上り車線3の車
が交差点21を立体的に右折する場合の進路を示してい
る。車は第1道路1上り車線3の上りのスロープ32の
左端の車線3Bを上り、中央部33において接続道54
の車線52Bに左折し、同車線52Bを進み、Uターン
センション部53にてUターンし、スロープ52の車線
52Bを下り、車線14Dを上り、案内道14Eより、
第2道路11の上り車線13の車線13Dに入って進行
する。
【0018】図6の矢印は第1道路1の下り車線4の車
が交差点21を立体的に右折する場合の進路を示してい
る。車は第1道路1下り車線4の上りのスロープ32の
右端の車線4Bを上り、中央部33において接続道44
の車線42Bに左折し、同車線42Bを進み、Uターン
セクション部43にてUターンし、スロープ42の車線
42Bを下り、車線13Dを上り、案内道13Eより、
第2道路11の下り車線14の車線14Dに入って進行
する。
【0019】図7の矢印は第2道路11の上り車線13
の車が交差点21を立体右折する場合の進路を示してい
る。車は第2道路11上り車線13の車線13Cを進
み、スロープ42の車線42Aを上り、Uターンセクシ
ョン部43にてUターンし、接続道44の車線42Aを
進み、直進ブリッジ31の中央部33にて右端の車線4
Bに左折しスロープ3を下りて、第1道路1の下り車線
4の車線4Bを進行する。
【0020】図8の矢印は第2道路11の下り車線14
の車が交差点21を立体的に右折する場合の進路を示し
ている。車は第2道路11下り車線14の車線14Cを
進み、スロープ52の車線52Aを上り、Uターンセク
ション部53にてUターンし、接続道54の車線52A
を進み、直進ブリッジ31の中央部33にて左端の車線
3Bに左折しスロープ32を下りて、第1道路1の上り
車線3の車線3Bを進行する。
【0021】前記した実施例は以下の態様となすことが
できる。すなわち、(イ)前記直進ブリッジ31の中央
部33、及び両Uターンステージ41,51は第2道路
11の分離帯12部分に支柱45,55を立てて支持す
る構造としたが、中央部33及び両Uターンステージ4
1,51の支持は、道路上に設けた支柱とせず、道路の
両側の支柱によって支持する形式にすること(図示省
略)、(ロ)前記接続道44,54は省略してUターン
セクション部43,53を直接に、直進ブリッジ31の
中央部33に接続させること、(ハ)本例の立体交差点
の構造は信号を設けてないが、必要により信号を設ける
こと、などである。
【0022】
【発明の効果】本発明は第1道路と第2道路の交差する
交差点に、車を立体的に直進させるた
【0019】図7の矢印は第2道路11の上り車線13
の車が交差点21を立体右折する場合の進路を示してい
る。車は第2道路11上り車線13の車線13Cを進
み、スロープ42の車線42Aを上り、Uターンセクシ
ョン部43にてUターンし、接続道44の車線42Aを
進み、直進ブリッジ31の中央部33にて右端の車線4
Bに左折しスロープ3を下りて、第1道路1の下り車線
4の車線4Bを進行する。
【0020】図8の矢印は第2道路11の下り車線14
の車が交差点21を立体的に右折する場合の進路を示し
ている。車は第2道路11下り車線14の車線14Cを
進み、スロープ52の車線52Aを上り、Uターンセク
ション部53にてUターンし、接続道54の車線52A
を進み、直進ブリッジ31の中央部33にて左端の車線
3Bに左折しスロープ32を下りて、第1道路1の上り
車線3の車線3Bを進行する。
【0021】前記した実施例は以下の態様となすことが
できる。すなわち、(イ)前記直進ブリッジ31の中央
部33、及び両Uターンステージ41,51は第2道路
11の分離帯12部分に支柱45,55を立てて支持す
る構造としたが、中央部33及び両Uターンステージ4
1,51の支持は、道路上に設けた支柱とせず、道路の
両側の支柱によって支持する形式にすること(図示省
略)、(ロ)前記接続道44,54は省略してUターン
セクション部43,53を直接に、直進ブリッジ31の
中央部33に接続させること、(ハ)本例の立体交差点
の構造は信号を設けてないが、必要により信号を設ける
こと、などである。
【0022】
【発明の効果】本発明は第1道路と第2道路の交差する
交差点に、車を立体的に直進させるための直進ブリッジ
と、該直進ブリッジと関連させて各道路の車を右折走行
させるための両右折用のUターンステージとを、各左折
車線を妨げることなく設けた立体交差点構造としたの
で、立体交差点における各道路を走行する車を左折及び
立体的に直進及び右折させることができる。また、本発
明は交差点及びその近傍の第1道路及び第2道路に対し
て設けるので、形成し易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】立体交差点の斜視図。
【図2】立体交差点の平面図。
【図3】第1道路及び第2道路直進車の立体交差点走行
進路図。
【図4】立体交差点における各道路左折車の走行進路
図。
【図5】第1道路の上り車の右折走行進路図。
【図6】第1道路の下り車の右折走行進路図。
【図7】第2道路の上り車の右折走行進路図。
【図8】第2道路の下り車の右折走行進路図。
【符号の説明】 1 第1道路 3,13 上り車線 4,14 下り車線 11 第2道路 21 交差点 31 直進ブリッジ 41,51 Uターンステージ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 自動車の通るほぼたて方向の第1道路と
    自動車の通るほぼよこ方向の第2道路とが交差する交差
    点に、自動車を立体的に直進させるための直進ブリッジ
    と該直進ブリッジの中央部両側に配置し直進ブリッジと
    関連させて各道路の自動車を立体的に右折させるための
    各Uターンステージとを各左折車線を妨げることなく設
    けた立体交差点の構造であって、 前記直進ブリッジは上りスロープと下りスロープとを含
    み前記第2道路をまたいで前記第1道路に架けられてな
    り、 前記各Uターンステージは前記交差点あるいはその近傍
    の第2道路に設けたスロープと該スロープに接続させた
    高架のUターンセクション部とよりなり、かつ前記直進
    ブリッジ及び前記各Uターンステージが交差点及びその
    近傍の道路部分を主体に形成されてなることを特徴とし
    た立体交差点の構造。
JP3204764A 1991-07-19 1991-07-19 立体交差点の構造 Pending JPH0525802A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3204764A JPH0525802A (ja) 1991-07-19 1991-07-19 立体交差点の構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3204764A JPH0525802A (ja) 1991-07-19 1991-07-19 立体交差点の構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0525802A true JPH0525802A (ja) 1993-02-02

Family

ID=16495963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3204764A Pending JPH0525802A (ja) 1991-07-19 1991-07-19 立体交差点の構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0525802A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09251596A (ja) * 1996-03-15 1997-09-22 Hitachi Ltd 交差点安全支援方法および交差点安全支援装置
KR100247325B1 (ko) * 1997-03-18 2000-03-15 이장휘 교통의 흐름을 원활하게 하기 위한 교차로 시스템
KR100362775B1 (ko) * 1997-11-19 2002-11-29 이장휘 교차로 시스템
CN1318699C (zh) * 2003-08-25 2007-05-30 刘影棠 单层架空全互通立交桥
CN100366821C (zh) * 2000-08-08 2008-02-06 张乐平 高低车分道完全互通式二层立交桥
US7491009B1 (en) * 2007-09-05 2009-02-17 Intersection Solutions Llc Traffic intersection
CN102587240A (zh) * 2011-01-05 2012-07-18 王美泉 用u形左拐桥与标准预制件的无灯路口
CN102787540A (zh) * 2012-08-02 2012-11-21 洛阳市丰热机械有限公司 一种畅行立交桥
CN103541285A (zh) * 2013-11-01 2014-01-29 徐�明 无冲突立体组合桥
CN105256680A (zh) * 2015-10-23 2016-01-20 李益安 十字路口两层结构立交桥
CN105986534A (zh) * 2015-12-31 2016-10-05 黄继木 一种不用红绿灯的十字路口高架桥
CN107142801A (zh) * 2017-07-17 2017-09-08 孙铭伟 交通十字路口人车分离无障碍两层畅通桥
CN107675573A (zh) * 2017-05-27 2018-02-09 王建友 一种互通式十字路口
CN108330757A (zh) * 2018-01-15 2018-07-27 石家庄铁道大学 交叉路口道路结构
CN108385458A (zh) * 2018-02-12 2018-08-10 陕西理工大学 一种无障碍十字路口
CN110344296A (zh) * 2019-07-18 2019-10-18 张泽 一种十字路口及丁字路口取消红绿灯道路
CN114898545A (zh) * 2021-05-10 2022-08-12 蒋克亮 一种运输系统及管控方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5743681A (en) * 1980-08-29 1982-03-11 Nakano Vinegar Co Ltd Preparation of vinegar

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5743681A (en) * 1980-08-29 1982-03-11 Nakano Vinegar Co Ltd Preparation of vinegar

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09251596A (ja) * 1996-03-15 1997-09-22 Hitachi Ltd 交差点安全支援方法および交差点安全支援装置
KR100247325B1 (ko) * 1997-03-18 2000-03-15 이장휘 교통의 흐름을 원활하게 하기 위한 교차로 시스템
KR100362775B1 (ko) * 1997-11-19 2002-11-29 이장휘 교차로 시스템
US6685386B1 (en) * 1997-11-19 2004-02-03 Jang Hee Lee Intersection system
CN100366821C (zh) * 2000-08-08 2008-02-06 张乐平 高低车分道完全互通式二层立交桥
CN1318699C (zh) * 2003-08-25 2007-05-30 刘影棠 单层架空全互通立交桥
US7491009B1 (en) * 2007-09-05 2009-02-17 Intersection Solutions Llc Traffic intersection
US7905681B2 (en) 2007-09-05 2011-03-15 Intersection Solutions Llc Traffic intersection
CN102587240A (zh) * 2011-01-05 2012-07-18 王美泉 用u形左拐桥与标准预制件的无灯路口
CN102787540A (zh) * 2012-08-02 2012-11-21 洛阳市丰热机械有限公司 一种畅行立交桥
CN103541285A (zh) * 2013-11-01 2014-01-29 徐�明 无冲突立体组合桥
CN105256680A (zh) * 2015-10-23 2016-01-20 李益安 十字路口两层结构立交桥
CN105986534A (zh) * 2015-12-31 2016-10-05 黄继木 一种不用红绿灯的十字路口高架桥
CN107675573A (zh) * 2017-05-27 2018-02-09 王建友 一种互通式十字路口
CN107142801A (zh) * 2017-07-17 2017-09-08 孙铭伟 交通十字路口人车分离无障碍两层畅通桥
CN108330757A (zh) * 2018-01-15 2018-07-27 石家庄铁道大学 交叉路口道路结构
CN108330757B (zh) * 2018-01-15 2020-04-21 石家庄铁道大学 交叉路口道路结构
CN108385458A (zh) * 2018-02-12 2018-08-10 陕西理工大学 一种无障碍十字路口
CN110344296A (zh) * 2019-07-18 2019-10-18 张泽 一种十字路口及丁字路口取消红绿灯道路
CN114898545A (zh) * 2021-05-10 2022-08-12 蒋克亮 一种运输系统及管控方法
CN114898545B (zh) * 2021-05-10 2023-11-17 蒋克亮 一种运输系统及管控方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0525802A (ja) 立体交差点の構造
US3394638A (en) Road junctions
JPS58131203A (ja) ダウンタウンにおける二重構造h形ノンストツプフリ−ウエイ
CN104195907B (zh) 可多方向同时左转弯的路口及其交通方法
JP3606576B1 (ja) ロータリー併設式道路立体交差構造
CN106320119A (zh) 转盘式立交桥
CN101792993A (zh) 十字路口的完全互通式三层立交系统
CN207073044U (zh) 桥隧组合式十字路口道路
KR0146403B1 (ko) 논스톱 교차로 시스템
US4861184A (en) Continuous flow cloverleaf type interchange
CN201634980U (zh) 十字路口的完全互通式三层立交系统
KR20110103791A (ko) 교차로 구조
JP2006274782A (ja) バリアーフリー・ロータリー併設式道路立体交差構造
JPH05132904A (ja) 立体交差点の構造
CA2378999A1 (en) Roadway intersection structures
CN103321116A (zh) 十字路口快慢分流交叉道路结构
CN202090253U (zh) 两种右转桥的十字路口全畅通十字形组合桥
CN1191913A (zh) 双向对称回弯式车辆分类隔离各方向无阻行立交桥
CN105297566B (zh) 一种封闭式交通路口
JP2000008305A (ja) 立体交差道路及び立体交差道路網
KR100545729B1 (ko) 터널 등의 근접구간에 설치하는 변형 클로버형 인터체인지
CN106065551A (zh) 一种无需等待快速通过的十字路口
CN105178123A (zh) 一种十字立交桥
CN111996853A (zh) 一种十字路口立交桥
JP2007032252A (ja) バリアーフリー横断歩道を備えた立体交差構造