JPH05257574A - 電子機器の電源供給装置 - Google Patents
電子機器の電源供給装置Info
- Publication number
- JPH05257574A JPH05257574A JP4122488A JP12248892A JPH05257574A JP H05257574 A JPH05257574 A JP H05257574A JP 4122488 A JP4122488 A JP 4122488A JP 12248892 A JP12248892 A JP 12248892A JP H05257574 A JPH05257574 A JP H05257574A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage device
- external storage
- power supply
- voltage
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Static Random-Access Memory (AREA)
- Calculators And Similar Devices (AREA)
- Power Sources (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子機器に装着した外部記憶装置をアクセス
しないときや異常のとき、電子機器の機器本体内の電源
から電圧供給を禁止し、電力浪費を防止する。 【構成】 電子機器の機器本体内に電池18および電源
回路19を設け、機器本体の制御部と電源回路19とを
トランジスタ22で接続し、トランジスタ22のコレク
タを外部記憶装置50のGND端子に接続する。外部記
憶装置50をアクセスしないとき、制御部11がトラン
ジスタ22をOFFすると共に、外部記憶装置50のR
ST端子,CLK端子,I/Oポートと制御部11との
接続を切り離す。
しないときや異常のとき、電子機器の機器本体内の電源
から電圧供給を禁止し、電力浪費を防止する。 【構成】 電子機器の機器本体内に電池18および電源
回路19を設け、機器本体の制御部と電源回路19とを
トランジスタ22で接続し、トランジスタ22のコレク
タを外部記憶装置50のGND端子に接続する。外部記
憶装置50をアクセスしないとき、制御部11がトラン
ジスタ22をOFFすると共に、外部記憶装置50のR
ST端子,CLK端子,I/Oポートと制御部11との
接続を切り離す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はICカード、メモリカー
ド等の外部記憶装置が装着される電子機器の電源供給装
置に関する。
ド等の外部記憶装置が装着される電子機器の電源供給装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器では、そのアプリケーションソ
フトやメモリ容量の拡張のため、ICカードなどの外部
記憶装置が機器本体に装着される。この外部記憶装置は
機器本体との間で信号をアクセスするため電池などの電
源を内蔵しているが、この場合には外部記憶装置が大型
化して好ましくない。このため外部記憶装置の駆動電圧
を機器本体内に設けた電源から供給する電子機器が開発
されている。このような機器本体から電圧を供給する構
造の電子機器では、外部記憶装置の装着により、外部記
憶装置と、機器本体内の電源とが常に導通した状態とな
る。
フトやメモリ容量の拡張のため、ICカードなどの外部
記憶装置が機器本体に装着される。この外部記憶装置は
機器本体との間で信号をアクセスするため電池などの電
源を内蔵しているが、この場合には外部記憶装置が大型
化して好ましくない。このため外部記憶装置の駆動電圧
を機器本体内に設けた電源から供給する電子機器が開発
されている。このような機器本体から電圧を供給する構
造の電子機器では、外部記憶装置の装着により、外部記
憶装置と、機器本体内の電源とが常に導通した状態とな
る。
【0003】
【発明か解決しようとする課題】しかしながら外部記憶
装置の装着状態で外部記憶装置と機器本体内の電源とが
常に導通した状態では、外部記憶装置を使用しないとき
にも電力が消費されるため、その電力浪費により機器本
体内の電源の寿命が短くなる問題がある。また、外部記
憶装置の内部でショートなどが生じたり、外部記憶装置
を収納する機器本体の収納部分でショートなどが生じた
場合に、そのまま電圧が供給されると、機器本体内部の
電子回路が破損したり、誤動作する不都合も生じてい
た。
装置の装着状態で外部記憶装置と機器本体内の電源とが
常に導通した状態では、外部記憶装置を使用しないとき
にも電力が消費されるため、その電力浪費により機器本
体内の電源の寿命が短くなる問題がある。また、外部記
憶装置の内部でショートなどが生じたり、外部記憶装置
を収納する機器本体の収納部分でショートなどが生じた
場合に、そのまま電圧が供給されると、機器本体内部の
電子回路が破損したり、誤動作する不都合も生じてい
た。
【0004】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
のであり、機器本体内の電源の不必要な電力消費を防止
すると共に、ショートなどを生じている場合の回路の破
損、誤動作を防止することができる電子機器の電源供給
装置を提供することを目的とする。
のであり、機器本体内の電源の不必要な電力消費を防止
すると共に、ショートなどを生じている場合の回路の破
損、誤動作を防止することができる電子機器の電源供給
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、電源供給手段を備えると共に外部記憶装置を
アクセスする信号を出力する機器本体と、この機器本体
に装着され前記電源供給手段からの電圧が印加されると
共に前記信号によりアクセスされる外部記憶装置と、こ
の外部記憶装置をアクセスしないとき前記電源供給手段
から前記外部記憶装置への電圧の印加を禁止する禁止手
段を備えていることを特徴とする。
本発明は、電源供給手段を備えると共に外部記憶装置を
アクセスする信号を出力する機器本体と、この機器本体
に装着され前記電源供給手段からの電圧が印加されると
共に前記信号によりアクセスされる外部記憶装置と、こ
の外部記憶装置をアクセスしないとき前記電源供給手段
から前記外部記憶装置への電圧の印加を禁止する禁止手
段を備えていることを特徴とする。
【0006】また本発明は、電源供給手段を備えると共
に外部記憶装置をアクセスする信号を出力する機器本体
と、この機器本体に装着され前記電源供給手段からの電
圧が印加されると共に前記信号によりアクセスされる外
部記憶装置と、この外部記憶装置をアクセスする以前に
前記電源供給手段から前記外部記憶装置へ印加される電
圧を検出しこの検出結果に応じて電圧の印加を禁止する
禁止手段を備えていることを特徴とする。
に外部記憶装置をアクセスする信号を出力する機器本体
と、この機器本体に装着され前記電源供給手段からの電
圧が印加されると共に前記信号によりアクセスされる外
部記憶装置と、この外部記憶装置をアクセスする以前に
前記電源供給手段から前記外部記憶装置へ印加される電
圧を検出しこの検出結果に応じて電圧の印加を禁止する
禁止手段を備えていることを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例により具体的
に説明する。なお、各図において、同一の要素は同一の
符号を付することにより対応させてある。
に説明する。なお、各図において、同一の要素は同一の
符号を付することにより対応させてある。
【0008】図1および図2は本発明を腕時計に適用し
た実施例を示す。電子機器である腕時計1は機器本体と
なっている機器ケース2の両端部に時計バンドが取り付
けられている。機器ケース2の上面にはヒンジ軸3aを
中心として開閉回動する蓋体3が取り付けられ、この蓋
体3の下部には外部記憶装置50が収納される収納凹部
7が形成されている。4は蓋体3に設けられた表示部で
あり、時刻や日付などの表示を行うと共に、外部記憶装
置50に格納されているデータの表示を行う。5は機器
ケース2の6時方向の側面に設けられた押釦キー配置部
であり、押圧操作によってスイッチングが行われる複数
の押釦スイッチ5a,5b,5c,5dが配設されてい
る。また、6は機器ケースの3時方向の側面に突出形成
されたカーソルキー配置部であり、円周上の4等分位置
に操作点を有したカーソルキー6aが配置されている。
た実施例を示す。電子機器である腕時計1は機器本体と
なっている機器ケース2の両端部に時計バンドが取り付
けられている。機器ケース2の上面にはヒンジ軸3aを
中心として開閉回動する蓋体3が取り付けられ、この蓋
体3の下部には外部記憶装置50が収納される収納凹部
7が形成されている。4は蓋体3に設けられた表示部で
あり、時刻や日付などの表示を行うと共に、外部記憶装
置50に格納されているデータの表示を行う。5は機器
ケース2の6時方向の側面に設けられた押釦キー配置部
であり、押圧操作によってスイッチングが行われる複数
の押釦スイッチ5a,5b,5c,5dが配設されてい
る。また、6は機器ケースの3時方向の側面に突出形成
されたカーソルキー配置部であり、円周上の4等分位置
に操作点を有したカーソルキー6aが配置されている。
【0009】機器ケース2における収納凹部7は蓋体3
の解放状態で外部記憶装置50が着脱されるものであ
る。本実施例において外部記憶装置50は外形がコイン
状などの円盤形状に形成されており、このため収納凹部
7もその形状に合わせて形成されている。この収納凹部
7の底面8には外部記憶装置50の底面に設けられてい
る接続電極55(図3参照)との電気的接続を行うた
め、複数の接続端子9が配置されている。
の解放状態で外部記憶装置50が着脱されるものであ
る。本実施例において外部記憶装置50は外形がコイン
状などの円盤形状に形成されており、このため収納凹部
7もその形状に合わせて形成されている。この収納凹部
7の底面8には外部記憶装置50の底面に設けられてい
る接続電極55(図3参照)との電気的接続を行うた
め、複数の接続端子9が配置されている。
【0010】図3は上述した機器ケース2の収納凹部7
に着脱自在に装着される外部記憶装置50の内部構造を
示す。外形が円盤形状に成形された金属製のケース51
とケース51内に収納された合成樹脂製の中枠52とを
備え、これらケース51と中枠52との間に回路基板5
3が挟持されている。回路基板53にはLSI54が実
装されると共に、その底面には腕時計1の接続端子9と
電気的接続される複数の接続電極55が形成されてお
り、これらの接続電極55とLSI54とが回路基板5
3のスルーホール56を介して電気的に接続されてい
る。
に着脱自在に装着される外部記憶装置50の内部構造を
示す。外形が円盤形状に成形された金属製のケース51
とケース51内に収納された合成樹脂製の中枠52とを
備え、これらケース51と中枠52との間に回路基板5
3が挟持されている。回路基板53にはLSI54が実
装されると共に、その底面には腕時計1の接続端子9と
電気的接続される複数の接続電極55が形成されてお
り、これらの接続電極55とLSI54とが回路基板5
3のスルーホール56を介して電気的に接続されてい
る。
【0011】図4は外部記憶装置50を機器ケース2に
装着した場合の回路構成を示す。機器本体である機器ケ
ース2内には、腕時計全体の制御を行う制御部11と、
制御部11と接続されてプログラムやデータの入出力が
行われる記憶手段としてのROM12およびRAM13
と、所定周期の発振信号を出力する発振器15および分
周/タイミング信号部16と、時刻データその他のデー
タが制御部11から入力されると共に表示部4によるデ
ータ表示を制御する表示制御部14とが備えられてい
る。17は押釦スイッチ5a,5b,5c,5dやカー
ソルキー6aから入力されたキー情報を制御部11に入
力するキー入力部である。
装着した場合の回路構成を示す。機器本体である機器ケ
ース2内には、腕時計全体の制御を行う制御部11と、
制御部11と接続されてプログラムやデータの入出力が
行われる記憶手段としてのROM12およびRAM13
と、所定周期の発振信号を出力する発振器15および分
周/タイミング信号部16と、時刻データその他のデー
タが制御部11から入力されると共に表示部4によるデ
ータ表示を制御する表示制御部14とが備えられてい
る。17は押釦スイッチ5a,5b,5c,5dやカー
ソルキー6aから入力されたキー情報を制御部11に入
力するキー入力部である。
【0012】このような機器ケース2内には、電源とし
ての電池18と、この電池18の電圧を上述した各部へ
供給するための電源回路19とが設けられている。20
はこの電源回路19と制御部11との間に挿入されたト
ランジスタであり、制御部11の出力端子O1からの信
号がインバータ21および抵抗22を介してトランジス
タ20のベースに接続されると共に、トランジスタ20
のエミッタが電源回路19の出力電圧、例えばGND電
圧に接続されている。また、このトランジスタ20のコ
レクタは接続端子9を介して外部記憶装置50のGND
端子に接続される。
ての電池18と、この電池18の電圧を上述した各部へ
供給するための電源回路19とが設けられている。20
はこの電源回路19と制御部11との間に挿入されたト
ランジスタであり、制御部11の出力端子O1からの信
号がインバータ21および抵抗22を介してトランジス
タ20のベースに接続されると共に、トランジスタ20
のエミッタが電源回路19の出力電圧、例えばGND電
圧に接続されている。また、このトランジスタ20のコ
レクタは接続端子9を介して外部記憶装置50のGND
端子に接続される。
【0013】一方、外部記憶装置50は腕時計1内のア
プリケーションソフトやデータ記憶のためメモリ容量の
拡張のために腕時計1に装着される。このため外部記憶
装置50は所定のアプリケーションソフトデータを記憶
するROMなどの不揮発性メモリや各種データの書込み
および消去が可能なRAM,EEPROMなどのメモリ
を備えている。かかる外部記憶装置50をアクセスする
信号を腕時計1の制御部11から受け入れるため、外部
記憶装置50はRST(リセット)端子、CLK(クロ
ック)端子およびI/O(入力/出力)ポートを有し、
これらが信号反転ゲートである機器ケース2内のインバ
ータ23を介して制御部11に接続されていると共に、
電源端子Vcc(例えば−3V)が機器ケース2内の電
源回路19から供給されている。このような構成では、
外部記憶装置50内に電池電源を設ける必要がないた
め、外部記憶装置50を小型にできるメリットがある。
図中24は外部記憶装置50内のデータをI/Oポート
から機器ケース2の制御部11に出力するためのゲート
である。
プリケーションソフトやデータ記憶のためメモリ容量の
拡張のために腕時計1に装着される。このため外部記憶
装置50は所定のアプリケーションソフトデータを記憶
するROMなどの不揮発性メモリや各種データの書込み
および消去が可能なRAM,EEPROMなどのメモリ
を備えている。かかる外部記憶装置50をアクセスする
信号を腕時計1の制御部11から受け入れるため、外部
記憶装置50はRST(リセット)端子、CLK(クロ
ック)端子およびI/O(入力/出力)ポートを有し、
これらが信号反転ゲートである機器ケース2内のインバ
ータ23を介して制御部11に接続されていると共に、
電源端子Vcc(例えば−3V)が機器ケース2内の電
源回路19から供給されている。このような構成では、
外部記憶装置50内に電池電源を設ける必要がないた
め、外部記憶装置50を小型にできるメリットがある。
図中24は外部記憶装置50内のデータをI/Oポート
から機器ケース2の制御部11に出力するためのゲート
である。
【0014】次に上記構成における作動を説明する。制
御部11は時間の経過に伴って現在時刻を計時する計時
処理を実行する。外部記憶装置50を機器ケース2の収
納凹部7にセットすると、外部記憶装置50と機器ケー
ス2とは、図4に示す電気的接続状態となる。この接続
状態で外部記憶装置50をアクセスしないとき、制御部
11はHレベルの信号を出力端子O1から出力する。こ
れによりトランジスタ20のベースはLレベルとなるた
めOFFとなり、外部記憶装置50のGND端子はハイ
インピーダンスとなる。また、このとき各インバータ2
3の出力端もLレベルとなるため、外部記憶装置50の
RST端子、CLK端子、I/Oポートがハイインピー
ダンスとなる。このため電源回路19から外部記憶装置
50に電圧が供給されないため、外部記憶装置50を使
用しないときの電池18の電力浪費を防止できる。
御部11は時間の経過に伴って現在時刻を計時する計時
処理を実行する。外部記憶装置50を機器ケース2の収
納凹部7にセットすると、外部記憶装置50と機器ケー
ス2とは、図4に示す電気的接続状態となる。この接続
状態で外部記憶装置50をアクセスしないとき、制御部
11はHレベルの信号を出力端子O1から出力する。こ
れによりトランジスタ20のベースはLレベルとなるた
めOFFとなり、外部記憶装置50のGND端子はハイ
インピーダンスとなる。また、このとき各インバータ2
3の出力端もLレベルとなるため、外部記憶装置50の
RST端子、CLK端子、I/Oポートがハイインピー
ダンスとなる。このため電源回路19から外部記憶装置
50に電圧が供給されないため、外部記憶装置50を使
用しないときの電池18の電力浪費を防止できる。
【0015】一方、キー入力部17から外部記憶装置5
0とのアクセス指令が入力されると、制御部11は出力
端子O1からLレベルの信号を出力する。これによりト
ランジスタ20がONとなって、電源回路19の電圧が
GND端子に供給される。また、このとき各インバータ
23の出力端もHレベルとなるため、RST端子、CL
K端子、I/Oポートが制御部11と接続されて、外部
記憶装置50へのアクセスが可能となる。
0とのアクセス指令が入力されると、制御部11は出力
端子O1からLレベルの信号を出力する。これによりト
ランジスタ20がONとなって、電源回路19の電圧が
GND端子に供給される。また、このとき各インバータ
23の出力端もHレベルとなるため、RST端子、CL
K端子、I/Oポートが制御部11と接続されて、外部
記憶装置50へのアクセスが可能となる。
【0016】従って、本実施例では外部記憶装置50を
アクセスしないときは、腕時計1から外部記憶装置50
に電力が供給されないため、腕時計1内の電池の電力浪
費を防止でき、電池寿命が長くなる。なお、上記実施例
では腕時計1の各部へ電圧を供給する電池を外部記憶装
置50の電源として併用したが、この電池に加えて外部
記憶装置50専用の電池を腕時計に設けても良い。
アクセスしないときは、腕時計1から外部記憶装置50
に電力が供給されないため、腕時計1内の電池の電力浪
費を防止でき、電池寿命が長くなる。なお、上記実施例
では腕時計1の各部へ電圧を供給する電池を外部記憶装
置50の電源として併用したが、この電池に加えて外部
記憶装置50専用の電池を腕時計に設けても良い。
【0017】図5は本発明の別の実施例を示す。この実
施例では電源回路19に基準電圧発生回路31が接続さ
れている。基準電圧発生回路31は外部記憶装置50の
Vcc端子へ供給される電圧に対し、その比較基準とな
る電圧を出力するものである。32は、この基準電圧発
生回路31からの基準電圧が一方の入力端子から入力さ
れると共に、外部記憶装置のVcc端子からの電圧が他
方の入力端子から入力されて、これらを比較するコンパ
レータであり、その比較した信号を制御部11に出力す
る。また、このコンパレータ32の一方の入力端子と電
源回路19とがトランジスタ33および抵抗34を介し
て接続されている。
施例では電源回路19に基準電圧発生回路31が接続さ
れている。基準電圧発生回路31は外部記憶装置50の
Vcc端子へ供給される電圧に対し、その比較基準とな
る電圧を出力するものである。32は、この基準電圧発
生回路31からの基準電圧が一方の入力端子から入力さ
れると共に、外部記憶装置のVcc端子からの電圧が他
方の入力端子から入力されて、これらを比較するコンパ
レータであり、その比較した信号を制御部11に出力す
る。また、このコンパレータ32の一方の入力端子と電
源回路19とがトランジスタ33および抵抗34を介し
て接続されている。
【0018】上記構成において、外部記憶装置50をア
クセスする場合、そのアクセス以前に制御部11はトラ
ンジスタ33をONする。この状態において、外部記憶
装置50の内部にショートや外部記憶装置50と機器ケ
ース2との接続部にショートなどの異常が発生している
とき、外部記憶装置50のVcc端子の電圧が低下す
る。コンパレータ32は、このVcc端子の電圧と基準
電圧発生回路31の電圧とを比較し、その結果を制御部
11に出力する。これにより制御部11は電圧が異常で
あることを検出し、トランジスタ33をOFFして電源
回路19と外部記憶装置50とを電気的に切り離すと共
に、異常であることを表示部4に表示する。一方、異常
状態でない場合、外部記憶装置50のVcc端子の電圧
が低下しないため、コンパレータ32からの信号により
制御部11は正常であることを検出し、トランジスタ3
3をON状態として電源回路19と外部記憶装置50と
を電気的に接続する
クセスする場合、そのアクセス以前に制御部11はトラ
ンジスタ33をONする。この状態において、外部記憶
装置50の内部にショートや外部記憶装置50と機器ケ
ース2との接続部にショートなどの異常が発生している
とき、外部記憶装置50のVcc端子の電圧が低下す
る。コンパレータ32は、このVcc端子の電圧と基準
電圧発生回路31の電圧とを比較し、その結果を制御部
11に出力する。これにより制御部11は電圧が異常で
あることを検出し、トランジスタ33をOFFして電源
回路19と外部記憶装置50とを電気的に切り離すと共
に、異常であることを表示部4に表示する。一方、異常
状態でない場合、外部記憶装置50のVcc端子の電圧
が低下しないため、コンパレータ32からの信号により
制御部11は正常であることを検出し、トランジスタ3
3をON状態として電源回路19と外部記憶装置50と
を電気的に接続する
【0019】従ってこの実施例では、外部記憶装置50
やその接続部分に異常がある場合、腕時計1から外部記
憶装置50への電圧供給を自動的に禁止するため、腕時
計が誤動作したり、その電子回路が破損することがない
と共に、腕時計1内の電池の電力浪費も未然に防止する
ことかできる。
やその接続部分に異常がある場合、腕時計1から外部記
憶装置50への電圧供給を自動的に禁止するため、腕時
計が誤動作したり、その電子回路が破損することがない
と共に、腕時計1内の電池の電力浪費も未然に防止する
ことかできる。
【0020】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、種々変更が可能である。例えば、外部記憶
装置50の外形は円盤以外の他の形状であっても良く、
電子機器としてはパーソナルコンピュータ,ワードプロ
セッサ,電子手帳,ページャなどの無線通信機、さらに
は、電話機などの腕時計以外の機器に適用できる。
のではなく、種々変更が可能である。例えば、外部記憶
装置50の外形は円盤以外の他の形状であっても良く、
電子機器としてはパーソナルコンピュータ,ワードプロ
セッサ,電子手帳,ページャなどの無線通信機、さらに
は、電話機などの腕時計以外の機器に適用できる。
【0021】
【発明の効果】本発明は外部記憶装置をアクセスしない
とき、あるいは外部記憶装置が異常のとき、機器本体電
源からの電力供給を禁止するため、電力浪費を防止でき
ると共に、誤動作することもない。
とき、あるいは外部記憶装置が異常のとき、機器本体電
源からの電力供給を禁止するため、電力浪費を防止でき
ると共に、誤動作することもない。
【図1】腕時計に適用した本発明の一実施例の外観斜視
図である。
図である。
【図2】一実施例の開蓋状態の斜視図である。
【図3】外部記憶装置の断面図である。
【図4】一実施例の回路図である。
【図5】本発明の別の実施例の回路図である。
1 腕時計 2 機器ケース 18 電池 19 電源回路 22 トランジスタ 50 外部記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11C 11/413 6628−5L G11C 11/34 335 Z
Claims (2)
- 【請求項1】 電源供給手段を備えると共に外部記憶装
置をアクセスする信号を出力する機器本体と、この機器
本体に装着され前記電源供給手段からの電圧が印加され
ると共に前記信号によりアクセスされる外部記憶装置
と、この外部記憶装置をアクセスしないとき前記電源供
給手段から前記外部記憶装置への電圧の印加を禁止する
禁止手段を備えていることを特徴とする電子機器の電源
供給装置。 - 【請求項2】 電源供給手段を備えると共に外部記憶装
置をアクセスする信号を出力する機器本体と、この機器
本体に装着され前記電源供給手段からの電圧が印加され
ると共に前記信号によりアクセスされる外部記憶装置
と、この外部記憶装置をアクセスする以前に前記電源供
給手段から前記外部記憶装置へ印加される電圧を検出し
この検出結果に応じて電圧の印加を禁止する禁止手段を
備えていることを特徴とする電子機器の電源供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4122488A JPH05257574A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 電子機器の電源供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4122488A JPH05257574A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 電子機器の電源供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05257574A true JPH05257574A (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=14837091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4122488A Pending JPH05257574A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 電子機器の電源供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05257574A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008065581A (ja) * | 2006-09-07 | 2008-03-21 | Ricoh Co Ltd | 半導体集積回路、半導体集積回路を使用したシステム装置及び半導体集積回路の動作制御方法 |
US7474849B2 (en) | 2005-11-30 | 2009-01-06 | Hitachi, Ltd. | Camera having power-saving mode |
-
1992
- 1992-03-13 JP JP4122488A patent/JPH05257574A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7474849B2 (en) | 2005-11-30 | 2009-01-06 | Hitachi, Ltd. | Camera having power-saving mode |
JP2008065581A (ja) * | 2006-09-07 | 2008-03-21 | Ricoh Co Ltd | 半導体集積回路、半導体集積回路を使用したシステム装置及び半導体集積回路の動作制御方法 |
US8495277B2 (en) | 2006-09-07 | 2013-07-23 | Ricoh Company, Ltd. | Semiconductor integrated circuit, system device including semiconductor integrated circuit, and semiconductor integrated circuit control method |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4692601A (en) | Identification card including switching means for built-in battery | |
KR950003198B1 (ko) | 외부기억매체를 이용하는 전자기기 | |
EP0620555B1 (en) | Electronic device having ferroelectric memory | |
US5541985A (en) | Portable electronic device having an external I/O unit and power source integral therewith | |
EP0402759A2 (en) | Portable electronic device having versatile program storage | |
EP0257648A2 (en) | Portable medium | |
US6944701B2 (en) | Portable USB device built with rechargeable functional apparatus | |
US5105074A (en) | Power supply reliability of portable electronic device | |
US4361873A (en) | Calculator with constant memory | |
EP0633544A2 (en) | Contact type portable device | |
US5350945A (en) | Coin-shaped integrated circuit memory device | |
JPH05257574A (ja) | 電子機器の電源供給装置 | |
JPH0962804A (ja) | Icカードリーダ | |
EP0437129A2 (en) | Card type semiconductor device | |
Fragano et al. | Solid state key/lock security system | |
JPH06162279A (ja) | バッテリーパック一体型icカードリーダライタ | |
CA2063558C (en) | Portable low power computer | |
JP4811549B2 (ja) | 補助電源付情報記録媒体 | |
JPH04124790A (ja) | Ramカード | |
JP4599665B2 (ja) | Icカード | |
JPH05174206A (ja) | 集積回路記憶装置 | |
KR950003133B1 (ko) | 확장 유닛 접속시의 메모리 리플레시 제어 시스템 | |
JP2003085484A (ja) | Icカードシステム | |
JP2880010B2 (ja) | 太陽電池付icカード | |
JPH0746294B2 (ja) | 携帯可能電子装置 |