JPH05257190A - フォーカルプレーンシャッタ - Google Patents

フォーカルプレーンシャッタ

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Publication number
JPH05257190A
JPH05257190A JP8631992A JP8631992A JPH05257190A JP H05257190 A JPH05257190 A JP H05257190A JP 8631992 A JP8631992 A JP 8631992A JP 8631992 A JP8631992 A JP 8631992A JP H05257190 A JPH05257190 A JP H05257190A
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JP
Japan
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shutter
drive pin
state
exposure window
main arm
Prior art date
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Pending
Application number
JP8631992A
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English (en)
Inventor
Takashi Matsubara
隆 松原
Masanori Hasuda
雅徳 蓮田
Masayuki Kanamuro
雅之 金室
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主アームの軽量化と耐衝撃性を兼ね備え、シ
ャッタの超高速化を可能とする。 【構成】 露光窓を有するシャッタ基板30と、複数枚
の分割羽根からなるシャッタ幕10,20と、シャッタ
基板及び前記各分割羽根に回転自在に連結されて平行リ
ンクを構成する主アーム16,26と従アームとを有
し、主アームに形成された駆動ピン孔16a,26aに
係合する駆動ピン31,32により、各分割羽根を露光
窓の外部で折り畳まれた状態からその露光窓を覆うよう
に展開された状態に又は展開された状態から折り畳まれ
た状態に移動させる駆動機構19,29とを備え、駆動
ピンと主アームとの接触部分の少なくとも一方側に挿入
される衝撃吸収部材50を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラの露光窓(アパ
ーチャ)近傍に配置される複数枚の分割羽根によりシャ
ッタの先幕及び後幕が構成されるフォーカルプレーンシ
ャッタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、フィルム感度の向上や新しい映像
表現の欲求などの理由から、カメラのシャッタスピード
やストロボ同調速度の高速化の要望があり、実際に1/
8000秒までの高速シャッタスピードや同調速度1/
250秒を実現したカメラが提供されている。
【0003】従来のフォーカルプレーンシャッタは、シ
ャッタ基板及び複数枚の分割羽根に回転自在に連結され
て平行リンクを構成する主アームと従アームとを有し、
主アームに形成された駆動ピン孔に係合する駆動ピンに
より、各分割羽根をシャッタ基板の露光窓の外部で折り
畳まれた状態からその露光窓を覆うように展開された状
態に又は展開された状態から折り畳まれた状態に移動さ
せる構成である。
【0004】最高速シャッタスピード1/8000秒、
同調速度1/250秒までの従来のフォーカルプレーン
シャッタでは、主アームの駆動ピン孔に駆動ピンをその
まま嵌合していたが、シャッタ機能上特に問題になるよ
うなことはなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最近、最高速
シャッタスピード1/8000秒、同調速度1/250
秒を超える超高速シャッタが要求されている。このた
め、前述のフォーカルプレーンシャッタにおいても、幕
速をさらに速める必要があり、駆動すべき遮光部材をさ
らに軽量化し、走行エネルギーの低減を行う必要があ
る。
【0006】この遮光部材のうち主アームには、軽量化
に伴い耐衝撃性との兼ね合いが問題となる。すなわち、
主アームは、軽量化を目的として板厚を薄くした場合
に、駆動ピン孔がシャッタの走行・停止時にかかる加速
度と羽根系慣性質量に応じた力に耐えきれなくなるため
に、駆動ピン孔が拡がり、シャッタ秒時の精度を悪くす
るという問題があった。
【0007】このため、従来のフォーカルプレーンシャ
ッタにおいては、前述した超高速シャッタに用いること
ができる材質(板厚)は、非常に限られたものになり、
結果として、アーム部材の軽量化を達成することが困難
であった。
【0008】本発明の目的は、主アームの駆動ピン孔に
かかる衝撃を低減して孔拡がりを防ぐことにより、従来
は主アームとして使用不可能であった材質を超高速シャ
ッタにおいても使用可能として、主アームの軽量化と耐
衝撃性を兼ね備えたフォーカルプレーンシャッタを提供
することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明によるフォーカルプレーンシャッタは、露光
窓を有するシャッタ基板30と、複数枚の分割羽根から
なるシャッタ幕10,20と、前記シャッタ基板及び前
記各分割羽根に回転自在に連結されて平行リンクを構成
する主アーム16,26と従アームとを有し、前記主ア
ームに形成された駆動ピン孔16a,26aに係合する
駆動ピン31,32により、前記各分割羽根を前記露光
窓の外部で折り畳まれた状態からその露光窓を覆うよう
に展開された状態に又は展開された状態から折り畳まれ
た状態に移動させる駆動機構19,29とを備えたフォ
ーカルプレーンシャッタにおいて、前記駆動ピンと前記
主アームとの接触部分の少なくとも一方側に挿入される
衝撃吸収部材50を設けた構成としてある。
【0010】また、本発明によるフォーカルプレーンシ
ャッタは、露光窓を有するシャッタ基板30と、複数枚
の分割羽根からなるシャッタ幕10,20と、前記シャ
ッタ基板及び前記各分割羽根に回転自在に連結されて平
行リンクを構成する主アーム16,26と従アームとを
有し、前記主アームに形成された駆動ピン孔16a,2
6aに係合する駆動ピン31,32により、前記各分割
羽根を前記露光窓の外部で折り畳まれた状態からその露
光窓を覆うように展開された状態に又は展開された状態
から折り畳まれた状態に移動させる駆動機構19,29
と、前記駆動ピンに当接して前記シャッタ幕を停止させ
る制動部材40とを備えたフォーカルプレーンシャッタ
において、前記主アーム及び前記制動部材に接触する前
記駆動ピンの接触部分を一体に覆うように、前記駆動ピ
ンに挿入される衝撃吸収部材51を設けた構成としてあ
る。
【0011】さらに、本発明によるフォーカルプレーン
シャッタは、露光窓を有するシャッタ基板30と、複数
枚の分割羽根からなるシャッタ幕10,20と、前記シ
ャッタ基板及び前記各分割羽根に回転自在に連結されて
平行リンクを構成する主アーム16,26と従アームと
を有し、前記主アームに形成された駆動ピン孔16a,
26aに係合する駆動ピン31,32により、前記各分
割羽根を前記露光窓の外部で折り畳まれた状態からその
露光窓を覆うように展開された状態に又は展開された状
態から折り畳まれた状態に移動させる駆動機構19,2
9と、前記駆動ピンに当接して前記シャッタ幕を停止さ
せる制動部材40とを備えたフォーカルプレーンシャッ
タにおいて、前記駆動ピンに接触する前記主アームの接
触部分に挿入される第1の衝撃吸収部材を設け、前記駆
動ピンに接触する前記制動部材の接触部分に挿入される
第2の衝撃吸収部材と設けた構成としてある。
【0012】さらにまた、本発明によるフォーカルプレ
ーンシャッタは、露光窓を有するシャッタ基板30と、
複数枚の分割羽根からなるシャッタ幕10,20と、前
記シャッタ基板及び前記各分割羽根に回転自在に連結さ
れて平行リンクを構成する主アーム16,26と従アー
ムとを有し、前記主アームに形成された駆動ピン孔16
a,26aに係合する駆動ピン31,32により、前記
各分割羽根を前記露光窓の外部で折り畳まれた状態から
その露光窓を覆うように展開された状態に又は展開され
た状態から折り畳まれた状態に移動させる駆動機構1
9,29と、前記駆動ピンに当接して前記シャッタ幕を
停止させる制動部材40とを備えたフォーカルプレーン
シャッタにおいて、前記駆動ピンと前記主アームとの接
触部分のいずれか一方側に挿入される第1の衝撃吸収部
材52を設け、前記駆動ピンと前記制動部材との接触部
分のいずれか一方側に前記第1の衝撃吸収部材52とは
材質の異なる第2の衝撃吸収部材53を設けた構成とし
てある。
【0013】
【作用】本発明によれば、駆動ピン等に衝撃吸収部材を
付けたことにより、シャッタ走行・停止時にかかる加速
度及び羽根系の慣性質量に応じた衝撃が直接主アームの
駆動ピン孔に伝わるのを防ぐので、衝撃吸収部材がない
場合と比較して、駆動ピン孔の受ける衝撃は非常に小さ
くなり、結果として、孔拡がりによるシャッタ秒時の精
度を悪化させるという不都合もなくなる。したがって、
主アームを軽量化して、最高速1/8000秒、同調速
度1/250秒を超える超高速化を可能とすると同時
に、耐久性を向上させることができる。
【0014】
【実施例】以下、図面等を参照して、本発明の実施例に
ついて詳細に説明する。図1,図2は、本発明によるフ
ォーカルプレーンシャッタの第1の実施例を示す正面図
である。この実施例のフォーカルプレーンシャッタは、
先幕10と、後幕20と、シャッタ基板30などとから
構成されている。
【0015】先幕10は、4枚の分割羽根11〜14か
ら構成されている。従アーム15及び主アーム16は、
それぞれの分割羽根11〜14を支持するためのもので
あり、これらのアーム15、16は、シャッタ基板30
に植設された軸X1 、X2 に回転可能に連結されてい
る。そして、分割羽根11〜14は、それぞれカシメピ
ン171 〜174 及びカシメピン181 〜184 により
アーム15、16に回転可能に連結されている。また、
主アーム16の孔(駆動ピン孔)16aには、駆動ピン
31が取り付けられており、この駆動ピン31は、シャ
ッタ駆動時に周知のシャッタ駆動装置からの駆動力を受
けて先幕10を開閉する。ブレーキ片40は、シャッタ
幕停止時に、駆動ピン31と衝突して走行エネルギーを
吸収するための部材である(図2に破線で示してあ
る)。
【0016】後幕20も、同様に、4枚の分割羽根21
〜24から構成されている。従アーム25及び主アーム
26は、それぞれの分割羽根21〜24を支持するため
のものであり、これらアーム25、26は、シャッタ基
板30に植設された軸X3 、X4 に回転可能に連結され
ている。そして、分割羽根21〜24は、それぞれカシ
メピン271 〜274 及びカシメピン281 〜284
よりアーム25、26に回転可能に連結されている。ま
た、主アーム26の(駆動ピン孔)孔26aには、駆動
ピン32が取り付けられており、この駆動ピン32は、
シャッタ駆動時に周知のシャッタ駆動装置からの駆動力
を受けて後幕20を開閉する。ブレーキ片41は、シャ
ッタ幕停止時に駆動ピン32と衝突して走行エネルギー
を吸収するための部材である(図2に破線で示してあ
る)。
【0017】これらのアーム15、16、25、26、
軸X1 〜X4 、カシメピン17、18、27、28、駆
動ピン31、32は、それぞれ分割羽根11〜14、2
1〜24を移動させる駆動機構19、29を構成してい
る。
【0018】主アーム16,26と従アーム15,25
は、シャッタ基板30及び各分割羽根11〜14、21
〜24に回転自在に連結されて平行リンクを構成してお
り、各分割羽根11〜14、21〜24をシャッタ基板
30の露光窓30aに対して平行移動させることができ
る。
【0019】図1は、先幕10の各分割羽根11〜14
が露光窓30aを覆うように展開され、後幕20の各分
割羽根21〜24が露光窓30aの上部で折り畳まれた
状態を示している。駆動機構19、29の駆動ピン3
1,32により、駆動ピン孔16a,26aを介して、
主アーム16,26が駆動されると、図2に示すよう
に、先幕20の各分割羽根21〜24が露光窓30aを
覆うように展開され、後幕10の各分割羽根11〜14
が露光窓30aの下部で折り畳まれた状態となる。この
とき、駆動ピン31,32は、ブレーキ片40,41に
衝突して、走行エネルギーが吸収される。
【0020】図3は、第1の実施例にかかるフォーカル
プレーンシャッタの衝撃吸収部材を示す図である。第1
の実施例では、駆動ピン31のほぼ中央部から先端側に
小径部を形成し、その小径部の外周に衝撃吸収部材50
を挿入してある。このため、駆動ピン31が駆動された
ときに、主アーム16の駆動ピン孔16aにかかる衝撃
を和らげることができ、駆動ピン孔16aの孔拡がりを
防止することができる。
【0021】ここで、衝撃吸収部材50は、衝撃吸収効
果を有する材料が好適に使用され、例えば、ポリウレタ
ン樹脂、塩化ビニル樹脂、シリコーン樹脂、シリコーン
ゲル等の樹脂をあげることができる。なお、後述する第
2,第3の実施例の衝撃吸収部材51,52,53も同
様な樹脂を使用できる。
【0022】図4は、第2の実施例にかかるフォーカル
プレーンシャッタの衝撃吸収部材を示す図である。第2
の実施例では、駆動ピン31の全体に小径部を形成し、
その小径部の全体を衝撃吸収部材51で覆ってある。こ
のため、主アーム16の駆動ピン孔16aとの接触部分
のみならず、ブレーキ片40の接触部分との衝撃も和ら
げることかでき、駆動ピン孔16aの孔拡がりを一層確
実に防止することができる。
【0023】図5は、第3の実施例に係るフォーカルプ
レーンシャッタの衝撃吸収部材を示す図である。第3の
実施例では、第2の実施例と同様に、駆動ピン31の全
体に小径部を形成してあるが、その小径部の主アーム1
6の駆動ピン孔16aとの接触部分と、ブレーキ片40
との接触部分とを、別々の衝撃吸収部材52,53で覆
ってある点が異なる。このようにすれば、各部の衝撃を
効率的に吸収することができ、より確実に駆動ピン孔1
6aの孔拡がりを防止することができる。
【0024】それぞれの衝撃吸収部材52,53に異な
る樹脂を使用する理由は、衝撃吸収部材52と接触する
主アーム16は、板厚が薄いために衝撃吸収部材52に
かかる応力は大きく、衝撃吸収部材53と接触するブレ
ーキ片40は、板厚が厚いために衝撃吸収部材53にか
かる応力は小さいからである。そのため、衝撃吸収部材
52には材料強度が高めの樹脂等を使用し、衝撃吸収部
材53には材料強度が低めの樹脂等を使用することによ
り、衝撃吸収力を重視でき、効率的な衝撃吸収を図るこ
とができる。
【0025】前述した各実施例(衝撃吸収部材を設けた
もの)において、主アーム16,26をCFRPによっ
て作製し、幕速2.7msecで100,000回の走
行テストを行った結果、駆動ピン孔16a,26aの孔
拡がりの異常はなかった。衝撃吸収部材を設けない従来
のシャッタは幕速2.9msecで2,000〜10,
000回の走行テストにより孔拡がりが発生したのと比
較して、幕速の高速化を実現したとともに、同時に耐久
性が大幅に向上したことがわかる。
【0026】図6は、第4の実施例にかかるフォーカル
プレーンシャッタの衝撃吸収部材を示す図である。第4
の実施例では、第1の実施例(図3)と同様の形態であ
るが、衝撃吸収部材54を前述した樹脂で成形するとと
もに、その表面にPETフィルムや金属管などにより表
面保護層54aを形成した点が異なる。このようにすれ
ば、衝撃吸収性能を高めるために衝撃吸収部材54の強
度が不足しても、見掛け上の強度を強化することができ
る。
【0027】以上説明した各実施例に限定されず、種々
の変形ができ、それらも本発明の範囲に含まれる。例え
ば、各実施例では、先幕の駆動ピン31側についてのみ
説明してあるが、後幕の駆動ピン32側に関しても同様
の処理をすることができる。また、第2,第3の実施例
の衝撃吸収部材にも、第4の実施例と同様に表面保護層
を形成してもよい。また、表面保護層は、外側のみであ
ってもよい。
【0028】さらに、衝撃吸収部材は、駆動ピン31側
でなく、主アーム16,26又はブレーキ片40側に設
けるようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、駆動ピンと主アーム又は制動部材との間に衝撃吸
収部材を挿入したので、超高速シャッタの耐久性を大幅
に向上することができる。また、これまで駆動ピン孔の
孔拡がりにより、超高速シャッタ用の主アームに採用で
きなかった材料の使用が可能となり、一層の軽量化、高
速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフォーカルプレーンシャッタの第
1の実施例(先幕が展開して、露光窓を覆った状態)を
示す正面図である。
【図2】本発明によるフォーカルプレーンシャッタの第
1の実施例(後幕が展開して、露光窓を覆った状態)を
示す正面図である。
【図3】第1の実施例にかかるフォーカルプレーンシャ
ッタの衝撃吸収部材を示す図である。
【図4】第2の実施例にかかるフォーカルプレーンシャ
ッタの衝撃吸収部材を示す図である。
【図5】第3の実施例にかかるフォーカルプレーンシャ
ッタの衝撃吸収部材を示す図である。
【図6】第4の実施例にかかるフォーカルプレーンシャ
ッタの衝撃吸収部材を示す図である。
【符号の説明】
10 先幕 20 後幕 11〜14、21〜24 分割羽根 11a〜14a 反射部 12b〜14b 低反射部 15、25 従アーム 16、26 主アーム 17、18、27、28 カシメピン 19、29 駆動機構 31、32 駆動軸 40、41 ブレーキ片 50、51、52、53、54 衝撃吸収部材 X1 〜X4

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光窓を有するシャッタ基板と、 複数枚の分割羽根からなるシャッタ幕と、 前記シャッタ基板及び前記各分割羽根に回転自在に連結
    されて平行リンクを構成する主アームと従アームとを有
    し、前記主アームに形成された駆動ピン孔に係合する駆
    動ピンにより、前記各分割羽根を前記露光窓の外部で折
    り畳まれた状態からその露光窓を覆うように展開された
    状態に又は展開された状態から折り畳まれた状態に移動
    させる駆動機構と、 を備えたフォーカルプレーンシャッタにおいて、 前記駆動ピンと前記主アームとの接触部分の少なくとも
    一方側に挿入される衝撃吸収部材を設けたことを特徴と
    するフォーカルプレーンシャッタ。
  2. 【請求項2】 露光窓を有するシャッタ基板と、 複数枚の分割羽根からなるシャッタ幕と、 前記シャッタ基板及び前記各分割羽根に回転自在に連結
    されて平行リンクを構成する主アームと従アームとを有
    し、前記主アームに形成された駆動ピン孔に係合する駆
    動ピンにより、前記各分割羽根を前記露光窓の外部で折
    り畳まれた状態からその露光窓を覆うように展開された
    状態に又は展開された状態から折り畳まれた状態に移動
    させる駆動機構と、 前記駆動ピンに当接して前記シャッタ幕を停止させる制
    動部材と、を備えたフォーカルプレーンシャッタにおい
    て、 前記主アーム及び前記制動部材に接触する前記駆動ピン
    の接触部分を一体に覆うように、前記駆動ピンに挿入さ
    れる衝撃吸収部材を設けたことを特徴とするフォーカル
    プレーンシャッタ。
  3. 【請求項3】 露光窓を有するシャッタ基板と、 複数枚の分割羽根からなるシャッタ幕と、 前記シャッタ基板及び前記各分割羽根に回転自在に連結
    されて平行リンクを構成する主アームと従アームとを有
    し、前記主アームに形成された駆動ピン孔に係合する駆
    動ピンにより、前記各分割羽根を前記露光窓の外部で折
    り畳まれた状態からその露光窓を覆うように展開された
    状態に又は展開された状態から折り畳まれた状態に移動
    させる駆動機構と、 前記駆動ピンに当接して前記シャッタ幕を停止させる制
    動部材と、を備えたフォーカルプレーンシャッタにおい
    て、 前記駆動ピンに接触する前記主アームの接触部分に挿入
    される第1の衝撃吸収部材を設け、 前記駆動ピンに接触する前記制動部材の接触部分に挿入
    される第2の衝撃吸収部材と設けたことを特徴とするフ
    ォーカルプレーンシャッタ。
  4. 【請求項4】 露光窓を有するシャッタ基板と、 複数枚の分割羽根からなるシャッタ幕と、 前記シャッタ基板及び前記各分割羽根に回転自在に連結
    されて平行リンクを構成する主アームと従アームとを有
    し、前記主アームに形成された駆動ピン孔に係合する駆
    動ピンにより、前記各分割羽根を前記露光窓の外部で折
    り畳まれた状態からその露光窓を覆うように展開された
    状態に又は展開された状態から折り畳まれた状態に移動
    させる駆動機構と、 前記駆動ピンに当接して前記シャッタ幕を停止させる制
    動部材と、を備えたフォーカルプレーンシャッタにおい
    て、 前記駆動ピンと前記主アームとの接触部分のいずれか一
    方側に挿入される第1の衝撃吸収部材を設け、 前記駆動ピンと前記制動部材との接触部分のいずれか一
    方側に前記第1の衝撃吸収部材とは材質の異なる第2の
    衝撃吸収部材を設けたことを特徴とするフォーカルプレ
    ーンシャッタ。
JP8631992A 1992-03-10 1992-03-10 フォーカルプレーンシャッタ Pending JPH05257190A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH095829A (ja) * 1995-06-15 1997-01-10 Nikon Corp カメラ用シャッタのブレーキ機構
JPH09171206A (ja) * 1995-12-19 1997-06-30 Copal Co Ltd カメラ用フォーカルプレンシャッタ
JPH1124126A (ja) * 1997-07-08 1999-01-29 Copal Co Ltd カメラ用シャッタ
JP2003177446A (ja) * 2001-12-11 2003-06-27 Olympus Optical Co Ltd 電動シャッタ
JP2017211461A (ja) * 2016-05-24 2017-11-30 日本電産コパル株式会社 フォーカルプレンシャッタ、光学機器、及び電子機器

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