JPH05256783A - 呈色試験紙の浸漬異常検出方法及びその装置 - Google Patents

呈色試験紙の浸漬異常検出方法及びその装置

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JPH05256783A
JPH05256783A JP5341292A JP5341292A JPH05256783A JP H05256783 A JPH05256783 A JP H05256783A JP 5341292 A JP5341292 A JP 5341292A JP 5341292 A JP5341292 A JP 5341292A JP H05256783 A JPH05256783 A JP H05256783A
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JP
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color test
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immersion
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JP5341292A
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English (en)
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Hiroshi Hyodo
寛 兵藤
Toshihiko Harada
敏彦 原田
Hisao Hiramatsu
久男 平松
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Arkray Inc
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Kyoto Daiichi Kagaku KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 呈色試験紙片の本来の分析動作と平行して浸
漬異常を迅速に検出するとともに、光源の光量の変動に
も拘わらず高い信頼性をもって浸漬異常を検出する。 【構成】 多項目呈色試験紙片と反射率補正用紙片とを
貼着してなる呈色試験紙を検体中に浸漬して検体の分析
検査を行う分析装置における呈色試験紙の浸漬異常検出
方法において、検体又は水に浸漬された呈色試験紙の反
射率補正用紙片における反射光量を測定し(ステップ1
04,105)、該反射光量の最新のS個の平均値に基
づいてしきい値を求め(ステップ108)、該しきい値
より高い反射光量の呈色試験紙を検体に浸漬されていな
い呈色試験紙と判定する(ステップ106,110)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、尿等の検体の自動分析
装置において検体に浸漬される呈色試験紙の浸漬異常検
出方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、尿等の検体の自動分析装置では、
多項目呈色試験紙片を貼着した呈色試験紙を試料容器中
の検体に浸漬して各呈色試験紙片を呈色させ、これらの
呈色試験紙片の反射光量を測定して反射率を求め、これ
を検量線と比較して検体中の成分を検出している。ここ
で、尿等の検体自体が着色していると呈色の度合いが変
化して反射率の測定に誤差が生じるので、特公昭56−
12814号公報に示すように、多項目呈色試験紙片と
ともに反射率補正用紙片を呈色試験紙に貼り付け、この
反射率補正用紙片を多項目呈色試験紙片と同時に検体に
浸漬して、反射率補正用紙片の反射光量を基準にして各
呈色試験紙片の反射光量を相対的に求めるようにしてい
る。また、試料容器中の検体の量が少ないと全ての呈色
試験紙片が浸漬されず、測定結果に誤りが生じるので、
予め試料容器内の液面を検出して、量が少ない場合は測
定を行わないようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の自動分析装置においては実際に呈色試験紙片が検体に
浸漬されたか否かを検出する手段が無かったので、呈色
試験紙の先端が反っている等の種々の要因により試料容
器の中に正しく挿入されなかった場合には、誤った測定
結果が得られ、浸漬異常があったのかあるいは検体自体
が異常なのかさえ判定できなかった。このような呈色試
験紙の浸漬異常を検出する方法ではないが、これに類似
する点着異常検出方法が特開平3−31748号公報に
提案されている。すなわち、被検査液中の特定成分と呈
色反応を示す試薬を含有するスライドやフィルム等の検
査体の上に、被検査液を点着して前記特定成分の濃度を
検出する分析装置において、点着の前後にわたって検査
体の光学濃度を測定し、この光学濃度の急激な変化の有
無に基づいて点着の異常の有無を検出するのである。
【0004】ところが、この方法では、測定のサイクル
タイムが被検査液と検査体の反応時間より長くなり、短
時間に大量の測定を行うことができない。また、この方
法と同じ方法を、呈色試験紙を検体中に浸漬する前述の
装置に適用するとしても、検体中に浸漬する前後の呈色
試験紙の反射光量を連続的に検査することは不可能であ
る。本発明はかかる事情に鑑み、呈色試験紙片の本来の
分析動作と平行して浸漬異常を迅速に検出することがで
きるとともに、測光部の光源の光量の変動にも拘わらず
高い信頼性をもって浸漬異常を検出することが可能な呈
色試験紙片の浸漬異常検出方法及びその装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、多項目呈色試験紙片と反射率補正用紙片
とを貼着してなる呈色試験紙を検体中に浸漬して検体の
分析検査を行う分析装置における呈色試験紙の浸漬異常
検出方法において、検体又は水に浸漬された呈色試験紙
の反射率補正用紙片における反射光量を測定し、該反射
光量の最新のS個の平均値に基づいてしきい値を求め、
該しきい値より高い反射光量の呈色試験紙を検体に浸漬
されていない呈色試験紙と判定するものである。また、
この方法を実施する装置は、多項目呈色試験紙片と反射
率補正用紙片とを貼着してなる呈色試験紙と、検体又は
水に浸漬された呈色試験紙の反射率補正用紙片における
反射光量を測定する反射光量測定手段と、前記反射光量
の最新のS個の平均値に基づいてしきい値を求めるしき
い値演算手段と、前記しきい値より高い反射光量の呈色
試験紙を検体に浸漬されていない呈色試験紙と判定する
浸漬異常判定手段とを備えている。
【0006】
【作用】呈色試験紙が検体中に浸漬されないと、その反
射率補正用紙片は濡れず、乾燥したままとなるが、呈色
試験紙が完全に浸漬されると、反射率補正用紙片は項目
呈色試験紙片とともに濡れた状態になる。濡れた反射率
補正用紙片では、乾燥したものよりも反射光量が低下す
ることが分っている。したがって、反射率補正用紙片の
反射光量が所定のしきい値より大きい場合には、検体に
浸漬されていない呈色試験紙と判定する。また、前記し
きい値は反射率補正用紙片において測定された反射光量
の最新のS個の平均値に基づいて求められ、常にしきい
値が更新されるので、光量が変化した場合、特に光量が
増加した場合でも、正常に浸漬された呈色試験紙が浸漬
異常と誤って判定されることはない。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。図1は、本発明に係る呈色試験紙の浸漬異常検出方
法を実施するための全自動尿分析装置のブロック図であ
る。駆動モータ1によって矢印P方向に回転駆動可能な
反応ターンテーブル2の上面の半径方向には、4本の溝
3が十字形に配設されている。この反応テーブル2の前
方には、呈色試験紙4を収納するとともに、その呈色試
験紙4を一枚づつ導出する呈色試験紙供給部5が設けら
れている。呈色試験紙4は、図2に示すように、プラス
チック等からなるスティック6に先端より8項目の呈色
試験紙片7と一つの反射率補正用紙片(以下、単に補正
用紙片という。)8とを貼着したものである。反応ター
ンテーブル2の側方には、サンプルターンテーブル9が
図示しない駆動モータにより矢印Q方向に回転駆動可能
に設けられ、このサンプルターンテーブル9には尿検体
が入れられた多数の試料容器(試験管)10がセットさ
れている。
【0008】前記反応ターンテーブル2とサンプルター
ンテーブル9の間にはハンドリング機構11が設けら
れ、このハンドリング機構11は呈色試験紙供給部5よ
り一枚づつ導出される呈色試験紙片4を取り出し、前記
試料容器10内の尿検体中に一定時間浸漬した後、前記
反応ターンテーブル2の溝3上に載置するものである。
反応ターンテーブル2の後方には、その反応ターンテー
ブル2で搬送されてきた呈色試験紙4を後方に引き出し
て後述する測光部12を通過させ、図示しない廃棄箱に
廃棄する呈色試験紙引張機構13が設けられている。測
光部12は、通過する呈色試験紙4の各呈色試験紙片7
及び補正用紙片8の反射光量を順次測定するものであ
る。
【0009】制御部14は、マイクロコンピュータによ
り前記反応ターンテーブル2、サンプルターンテーブル
9、呈色試験紙供給部5、ハンドリング機構11、呈色
試験紙引張機構13及び測光部12の動作を制御すると
ともに、測光部12からの反射光量の検出信号に基づい
て各呈色試験紙片7の反射率を演算し、予め設定された
検量線から各試験項目の成分濃度を判定し、これを出力
部15に出力して印字させる。また、この制御部14
は、補正用紙片8の反射光量の検出信号に基づいて、尿
検体の着色による各呈色試験紙片7の反射光量の変動を
補正するとともに、本発明に係る方法により呈色試験紙
4の浸漬異常を検出する。
【0010】以上の構成からなる自動尿分析装置を作動
させる前に、サンプルターンテーブル9に尿検体を入れ
た試料容器10を順にセットする。次に、電源を投入し
て図示しないスタートスイッチを押すと装置が作動を開
始するが、制御部14における各呈色試験紙片7の反射
光量の補正、及び尿検体の成分濃度の判定は、本発明と
は直接関係がなく、また特公昭56−12814号公報
等において詳細に記載されているので説明を省略し、以
下、図4及び図5のフローチャートに従って本発明に係
る呈色試験紙の浸漬異常検出動作について説明する。
【0011】まず、制御部14のマイクロコンピュータ
はステップ101で測定動作を開始する。これにより、
呈色試験紙供給部5より供給された呈色試験紙4がハン
ドリング機構11によってつかみ取られてサンプルター
ンテーブル9の上の試料容器10の尿検体中に浸漬さ
れ、反応ターンテーブル2の上の溝3に載置される。反
応ターンテーブル2が図1において矢印P方向に回転し
て呈色試験紙4が測光部12に達するまでに、呈色試験
紙4の各呈色試験紙片7の試薬と尿検体の反応が進み、
各呈色試験紙片7は尿検体中の特定成分の濃度に対応し
て呈色する。呈色試験紙4が測光部12に到達すると、
マイクロコンピュータはステップ102でN=1とお
く。このNは、測定回数すなわち試料容器10の順番に
対応する。
【0012】次に、ステップ103で測定回数Nが1で
あるか否かを判定し、1すなわち最初の試料容器10の
検体に浸漬された呈色試験紙4を測定する場合には、ス
テップ104で呈色試験紙4の各呈色試験紙片7及び補
正用紙片8の反射光量を測定し、ステップ107で各呈
色試験紙片7及び補正用紙片8の反射光量に基づいて各
測定項目の濃度を演算し、このデータを出力部15に出
力して印字させる。この後、ステップ108で後述する
ようにしてしきい値Kを設定し、ステップ109でN=
N+1とおいてステップ112を経てステップ103に
戻る。ステップ103で、測定回数Nが2以上であれ
ば、ステップ105で尿検体に浸漬された呈色試験紙4
の各呈色試験紙片7及び補正用紙片8の反射光量を測定
し、ステップ106でこの測定値がしきい値K未満であ
るか否かを判断する。
【0013】ここで、反射光量の測定値がしきい値K未
満であれば、呈色試験紙4が正常に尿検体に浸漬された
と判定して、ステップ107で各呈色試験紙片7及び補
正用紙片8の反射光量に基づいて各測定項目の濃度を演
算し、このデータを出力部15に出力して印字させた
後、ステップ108でしきい値Kを更新する。そして、
ステップ109でN=N+1とおいて、ステップ112
を経てステップ103に戻る。また、反射光量の測定値
がしきい値K以上であればステップ110で乾燥状態と
判定し、ステップ111で表示部16にエラー表示を出
力し、演算及びしきい値Kの更新を行わずにステップ1
09でN=N+1とおいてステップ112を経てステッ
プ103に戻る。そして、ステップ112で測定が終了
したと判断されるまで同様の処理を実行する。なお、測
定終了の判断は、試料容器10又は呈色試験紙4の有無
等によって行う。
【0014】このようにしきい値Kは、呈色試験紙4が
乾燥状態と判断される以外は、各呈色試験紙4の測定毎
に更新,設定される。このしきい値Kの設定は、図5の
フローチャートに示すように行われる。まず、ステップ
201で測定回数Nが1であるか否かを判断し、N=1
であればステップ202でn=1とおく。このnは補正
用紙片8の反射光量の測定値のストックデータ番号を示
す。N=1でなければ、ステップ203で補正用紙片8
の反射光量の測定値がK/(a×A)未満であるか否か
を判断する。ここで、Kは従前に設定されたしきい値、
Aはそのしきい値Kの設定(ステップ203参照)に使
用される係数、K/Aは測定値の最新のS個の平均値で
あり、aは平均値K/Aより小さい値を設定するための
定数である。
【0015】このステップ203では、反射光量の測定
値が極端に小さくて平均値(K/A)の1/a未満であ
るときは、しきい値Kの更新を行わずにリターンし、ま
た測定値が正常で平均値の1/a以上であるときはステ
ップ204に移行して、以下のようにしきい値Kの更
新,設定を行う。これは、反射光量の測定値がいままで
の平均値より極端に小さいものをしきい値Kの設定のた
めのデータに含めると、しきい値Kが低下して正常に浸
漬されたものでも浸漬異常と判定されてしまうのを回避
するためである。
【0016】ステップ204では、補正用紙片8の反射
光量の測定値をXnとおいてマイクロコンピュータに記
憶する。そしてステップ205でデータ番号nがS以下
であるか否かを判断する。ここで、Sは最新の反射光量
の測定値のデータ個数を定める数であり、本実施例では
10である。データ番号nがS(10)以下であれば、
ステップ206で今回の測定値を含む今までの測定値の
平均値(X1+X2+…+Xn)/nに係数Aを乗じてし
きい値Kを演算し、これをメモリに記憶する。
【0017】また、データ番号nがS(10)を越えて
いれば、ステップ207で今回の測定値を含む最新のS
個の測定値の平均値(Xn-s+1+…+Xn)/Sに係数A
を乗じてしきい値Kを演算し、これをメモリに記憶す
る。このようにして、しきい値Kを更新,設定した後、
ステップ208でn=n+1とおいてリターンし、図4
のメインルーチンに戻る。
【0018】この実施例においては、図3に示すよう
に、各呈色試験紙片7よりも上方に位置する補正用紙片
8により浸漬異常を検出するので、浸漬されていると判
断された場合にはその補正用紙片8より下方にあるすべ
ての呈色試験紙片7が実際に浸漬されていることにな
る。また、乾燥状態にあると判断された場合には、試料
容器10の中の尿検体の量が少なくて補正用紙片8より
下の幾つかの呈色試験紙片7が浸漬されなかったり、あ
るいは図3中2点鎖線で示すように、呈色試験紙4が反
っていて試料容器10に挿入されずに、全部の呈色試験
紙片7が浸漬されなかったことになる。
【0019】このように、呈色試験紙4の浸漬異常があ
った場合にはエラー表示され、逆にエラー表示がない場
合には試紙4は確実に尿検体に浸漬されたことが保証さ
れるので、分析結果の信頼性が向上する。また、浸漬異
常を検出する基準となるしきい値Kは、最新のS個の反
射光量の測定値に基づいて常に更新,設定されるので、
測定中に測光部12の窓が曇ったり、ランプの光量が減
少して、図6に示すように、反射光量の測定値Xnが次
第に低下してきたとしても、これに応じてしきい値Kが
更新されて以前のしきい値Kより低い値に設定され、正
確に浸漬異常が検出される。
【0020】なお、前記実施例においては、しきい値K
の設定に使用する最新の測定値のデータ数Sを10とし
たが、この数はこれに限定されるものではなく、要求さ
れる測定精度、あるいは光源や電源の変動の割合等によ
って定められるべきものである。また、しきい値Kの演
算に用いる係数Aや、しきい値Kの算出のデータに含め
るか否かの基準値を定める定数aは、前記実施例の値に
限らず、反射光量の実際の測定値に基づいて妥当な数値
を設定する必要がある。さらに、前記実施例の測光部1
2における測定波長は700nm以上がより好適であ
る。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る浸漬異常検出方法及びその装置によれば、呈色試
験紙が尿検体中に浸漬されたか否かを判定する基準値と
なるしきい値が最新のS個の反射光量の平均値に基づい
て更新されるので、光量が変化しても誤った浸漬異常の
検出が行われることはなく、信頼性が向上する。また、
本発明は、既設の反射率補正用紙片を用いて呈色試験紙
が浸漬されたか否かを検出しているので、新たな装置を
何等追加する必要がなく、簡単で安価な構成となる。さ
らに、この既設の反射率補正用紙片の反射光量を測定し
て浸漬異常を検出するので、それと同じ反射率補正用紙
片の反射光量を用いる本来の分析動作と平行して、迅速
に呈色試験紙の浸漬異常検出動作を行うことができる。
したがって、呈色試験紙の浸漬異常を検出するための時
間的過程を別に設ける必要がないので、測定のタイムサ
イクルは従来と同一のままでよく、多量の検体の分析を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る呈色試験紙の浸漬異常検出方法
が実施される自動尿分析装置の概略構成を示すブロック
図である。
【図2】 本発明に係る方法に使用する呈色試験紙の斜
視図である。
【図3】 ハンドリング機構による呈色試験紙の尿検体
への浸漬状態を示す側面図である。
【図4】 本発明に係る浸漬異常検出方法のメインルー
チンのフローチャートである。
【図5】 図4のしきい値の設定のサブルーチンのフロ
ーチャートである。
【図6】 反射光量の測定値の変化の一例を示すグラフ
である。
【符号の説明】
4…呈色試験紙、 7…呈色試験紙片、 8…反射率補正用紙片、 11…ハンドリング機構(呈色試験紙ハンドリング手
段)、 12…測光部、 14…制御部(しきい値演算手段、異常判定手段)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多項目呈色試験紙片と反射率補正用紙片
    とを貼着してなる呈色試験紙を検体中に浸漬して検体の
    分析検査を行う分析装置における呈色試験紙の浸漬異常
    検出方法において、 検体又は水に浸漬された呈色試験紙の反射率補正用紙片
    における反射光量を測定し、該反射光量の最新のS個の
    平均値に基づいてしきい値を求め、該しきい値より高い
    反射光量の呈色試験紙を検体に浸漬されていない呈色試
    験紙と判定することを特徴とする呈色試験紙の浸漬異常
    検出方法。
  2. 【請求項2】 多項目呈色試験紙片と反射率補正用紙片
    とを貼着してなる呈色試験紙と、検体又は水に浸漬され
    た呈色試験紙の反射率補正用紙片における反射光量を測
    定する反射光量測定手段と、前記反射光量の最新のS個
    の平均値に基づいてしきい値を求めるしきい値演算手段
    と、前記しきい値より高い反射光量の呈色試験紙を検体
    に浸漬されていない呈色試験紙と判定する浸漬異常判定
    手段とを備えたことを特徴とする呈色試験紙の浸漬異常
    検出装置。
JP5341292A 1992-03-12 1992-03-12 呈色試験紙の浸漬異常検出方法及びその装置 Pending JPH05256783A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012518180A (ja) * 2009-02-18 2012-08-09 エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲー 体液を分析するための検査方法及び検査器具

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