JPH05256345A - 運動変換装置 - Google Patents

運動変換装置

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Publication number
JPH05256345A
JPH05256345A JP5408092A JP5408092A JPH05256345A JP H05256345 A JPH05256345 A JP H05256345A JP 5408092 A JP5408092 A JP 5408092A JP 5408092 A JP5408092 A JP 5408092A JP H05256345 A JPH05256345 A JP H05256345A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
gear
swing
output
angle
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5408092A
Other languages
English (en)
Inventor
Soichiro Mizoguchi
総一郎 溝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP5408092A priority Critical patent/JPH05256345A/ja
Publication of JPH05256345A publication Critical patent/JPH05256345A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力軸に大きな揺動角度を得る。必要な任意
の揺動角度を簡単に得る。 【構成】 偏芯カム31を回転することにより揺動カム
32を揺動させる。揺動カム32の回転にて揺動カム3
2の外周のギヤ歯32aと嵌合する出力歯車33を揺動
させる。出力歯車33の揺動にて出力軸41を揺動させ
る。このときギヤ歯32aのピッチ円径より出力歯車3
3のピッチ円径が小さいことにより大きな揺動角度が得
られる。また出力歯車33のピッチ円径を変えることに
より揺動角度を変えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動歯ブラシ等の電動
機器に用いられる運動変換装置に関し、詳しくは回転運
動を所定の角度の揺動運動に変換する運動変換装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、回転運動を揺動運動に変換する装
置を有した電動歯ブラシとして特公昭59−9164号
公報に開示されるものがある。これは回転駆動される偏
芯カムを揺動桿に係合させてあり、偏芯カムの回転にて
揺動桿を揺動させ、揺動桿の揺動中心に設けた出力軸を
揺動させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる従来
例にあっては、揺動桿の揺動角度だけしか出力軸が回転
しない構造のため大きな揺動角は達成できないという問
題があり、また同一の運動変換機構を共用して任意の揺
動角度を得ることができず、必要とする揺動角度に応じ
て全体を個別に設計する必要があるという問題がある。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、本発明の目的とするところは出力軸に大きな
揺動角度を得ることができると共に必要な任意の揺動角
度を簡単に得ることができる運動変換装置を提供するに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明運動変換装置は、モーターのような回転出力装置
Aにて回転駆動される偏芯カム31と、枢支軸34に支
持されており偏芯カム31の回転にて揺動運動する揺動
カム32と、揺動カム32の外周面に設けたギヤ歯32
aにかみ合う出力歯車33と、出力歯車33に連結した
出力軸41とを具備した。
【0006】
【作用】上記構成によれば、偏芯カム31を回転駆動す
ると、揺動カム32が所定の角度揺動し、揺動カム32
のギヤ歯32aにかみ合う出力歯車33が揺動して出力
軸41が揺動する。このとき揺動カム32のギヤ歯32
aのピッチ円径より出力歯車33のピッチ円径が十分小
さいため出力軸1が大きな角度で揺動する。このとき出
力歯車33のピッチ円径(歯数)を変えることにより揺
動角度を変えることができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1乃至図3に基づ
いて説明する。モーターのような回転出力装置Aの回転
運動は運動変換装置Bにて揺動運動に変換され、出力軸
41を揺動させる。この運動変換装置Bは図1、図2に
示すように構成されており、遊星歯車装置を使用した減
速機1、平歯車を使用した減速機2及び運動変換機3よ
りなる。減速機1は太陽歯車11、内歯車12、複数個
の遊星歯車13及び腕車14にて形成されている。減速
機2は一対の平歯車21,22にて形成されており、減
速機1の腕車14の回転をさらに減速するようになって
いる。運動変換機3は偏芯カム31、扇形状の揺動カム
32及び出力歯車33にて形成されている。偏芯カム3
1には上記平歯車22と一体に回転するものであって、
偏芯したピン31aを突設してある。扇形状の揺動カム
32は枢支軸34にて揺動自在に枢支してあり、揺動カ
ム32に平行に設けた一対の突条32b間の溝に上記ピ
ン31aを摺動自在に係合させてある。揺動カム32の
外周にはギヤ歯32aを設けてあり、ギヤ歯32aに出
力歯車33を歯合させてある。この出力歯車33に出力
軸41を連結してある。
【0008】回転出力装置Aを回転駆動すると、減速機
1や減速機2を介して所定の回転数に減速して動力が伝
達され、偏芯カム31が回転する。偏芯カム31が回転
すると、この回転が揺動に変換されて揺動カム32が揺
動し、揺動カム32の揺動にてギヤ歯32aに歯合する
出力歯車33が揺動し、出力軸1が揺動する。揺動カム
32が揺動して出力歯車33が揺動するとき、揺動カム
32のギヤ歯32aのピッチ円径より出力歯車33のピ
ッチ円径が十分に小さいので揺動カム32より大きな揺
動角度で出力歯車33が揺動する。つまり、図3に示す
ように揺動するのであるが、揺動カム32がθ0 の角度
回転したとき出力歯車33がθ1 の回転を行う。このθ
1 の角度は次式で表される。
【0009】θ1 =α・θ0 だだしα≒Z32/Z33
33は出力歯車33の歯数 Z32はギヤ歯32aの相当歯数(ピッチ円の全周に亙っ
て歯を設けたときの歯数) また出力歯車33のピッチ円径(歯数)を変えると、他
の機構を変えなくても出力軸41の揺動角度を自在に変
えることができる
【0010】
【発明の効果】本発明は上述のように偏芯カムと、枢支
軸に支持されており偏芯カムの回転にて揺動運動する揺
動カムと、揺動カムの外周面に設けたギヤ歯にかみ合う
出力歯車と、出力歯車に連結した出力軸とを具備したの
で、偏芯カムを回転駆動すると、揺動カムが所定の角度
揺動し、揺動カムのギヤ歯にかみ合う出力歯車が揺動し
て出力軸が揺動するものであって、ギヤ歯のピッチ円径
より出力歯車のピッチ円径を小さくしておけば出力軸の
揺動角度を大きくできて大きな角度の揺動が容易に得ら
れるものであり、しかも出力歯車のピッチ円径を変えれ
ば任意の揺動角度を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の分解斜視図である。
【図2】同上の組み立て状態の断面図である。
【図3】同上の要部の動作を説明する説明図である。
【符号の説明】 31 偏芯カム 32 揺動カム 32a ギヤ歯 33 出力歯車 34 枢支軸 41 出力軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モーターのような回転出力装置にて回転
    駆動される偏芯カムと、枢支軸に支持されており偏芯カ
    ムの回転にて揺動運動する揺動カムと、揺動カムの外周
    面に設けたギヤ歯にかみ合う出力歯車と、出力歯車に連
    結した出力軸とを具備した運動変換装置。
JP5408092A 1992-03-13 1992-03-13 運動変換装置 Withdrawn JPH05256345A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5408092A JPH05256345A (ja) 1992-03-13 1992-03-13 運動変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5408092A JPH05256345A (ja) 1992-03-13 1992-03-13 運動変換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05256345A true JPH05256345A (ja) 1993-10-05

Family

ID=12960638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5408092A Withdrawn JPH05256345A (ja) 1992-03-13 1992-03-13 運動変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05256345A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016172612A (ja) * 2015-03-17 2016-09-29 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016172612A (ja) * 2015-03-17 2016-09-29 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518