JP2016172612A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フラッパと揺動ギヤを連動させる電磁アクチュエータの力を小さくすることができる画像形成装置を提供することを目的とする。【解決手段】レーザプリンタは、伝達位置と非伝達位置との間を移動可能な揺動ギヤ124と、揺動ギヤ124を移動させるための駆動力を揺動ギヤに伝達可能なセクタギヤ200と、開放位置と閉塞位置との間を移動可能な第2フラッパ62と、ソレノイド150と、ソレノイド150の作用により揺動することで、第2フラッパ62を開放位置と閉塞位置の間を移動させるフラッパ駆動部材140と、フラッパ駆動部材140に連動して揺動可能なストッパ160と、を備える。そして、第2フラッパ62が開放位置と閉塞位置の間を移動するのに連動して、ストッパ160が揺動することで、セクタギヤ200が所定量回転して、揺動ギヤ124が伝達位置と非伝達位置の間を移動する。【選択図】図5

Description

本発明は、装置本体に排出ユニットを取り付け可能な画像形成装置に関する。
従来、装置本体の第1排出トレイとは別の第2排出トレイを有する排出ユニットを装置本体に取り付け可能な画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。排出ユニットは、第2排出トレイへの経路を開閉可能なフラッパと、排出ユニット側の排出ローラに駆動力を伝達するための揺動ギヤと、進退可能な可動部を有する電磁アクチュエータと、揺動ギヤを含めた複数のギヤを支持するリンク部材と、を備えている。
揺動ギヤは、電磁アクチュエータの可動部にリンク部材を介して連結されており、当該可動部の進退動作に連動して、駆動力が伝達される伝達ギヤに噛合う伝達位置と、当該位置から離間した非伝達位置とを移動可能になっている。また、フラッパは、リンク部材に接触するアームを有しており、電磁アクチュエータの可動部の進退動作により、リンク部材がアームに作用することで第2排出トレイへの経路を開閉するようになっている。すなわち、電磁アクチュエータの可動部の進退動作に伴い、揺動ギヤの移動とフラッパの開閉動作が連動するようになっている。
特開2002−68564号公報
ところで、揺動ギヤが伝達位置のとき、揺動ギヤと伝達ギヤが食い込みあっており、また、リンク部材が複数のギヤを支持することで重くなっているので、揺動ギヤを伝達ギヤから離間させる際の負荷が大きくなる。そのため、特許文献1の構成では、揺動ギヤを伝達ギヤから離間させる際の電磁アクチュエータの力を大きくする必要があった。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、フラッパと揺動ギヤを連動させる電磁アクチュエータの力を小さくすることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートを搬送するローラと、前記ローラを駆動するための駆動力を発生する駆動源と、前記ローラに前記駆動力を伝達する伝達位置と、前記ローラに前記駆動力を伝達させない非伝達位置との間を移動可能な揺動ギヤと、前記揺動ギヤを移動させるための前記駆動力を前記揺動ギヤに伝達可能に構成され、前記駆動力が伝達される伝達ギヤに噛合可能な第1ギヤ部および第2ギヤ部と、前記第1ギヤ部と前記第2ギヤ部の間にそれぞれ配置され、前記伝達ギヤに噛合不能な第1欠歯部および第2欠歯部とを外周に有するセクタギヤと、前記セクタギヤを所定の回転方向に付勢する付勢部材と、シートの搬送経路を開放する開放位置と、シートの搬送経路を閉塞する閉塞位置との間を移動可能なフラッパと、進退可能な可動部を有する電磁アクチュエータと、前記可動部の作用により揺動することで、前記フラッパを前記開放位置と前記閉塞位置の間を移動させるフラッパ駆動部材と、前記フラッパ駆動部材に連動して揺動可能に構成され、前記伝達ギヤと前記第2欠歯部が対向する位置で、前記セクタギヤと係合可能な第1係合部と、前記伝達ギヤと前記第1欠歯部が対向する位置で、前記セクタギヤと係合可能な第2係合部とを有するストッパと、を備える。
前記セクタギヤは、前記フラッパが前記開放位置のとき、前記第1係合部と係合し、前記フラッパが前記閉塞位置のとき、前記第2係合部と係合する。
そして、前記フラッパが前記開放位置から前記閉塞位置に移動するとき、前記第1係合部との係合が解除されて前記セクタギヤが所定量回動することで、前記揺動ギヤが前記非伝達位置に移動し、前記フラッパが前記閉塞位置から前記開放位置に移動するとき、前記第2係合部との係合が解除されて前記セクタギヤが所定量回動することで、前記揺動ギヤが前記伝達位置に移動する。
このような構成によれば、駆動源の駆動力を利用して、揺動ギヤを伝達位置と非伝達位置の間を移動させることができるので、電磁アクチュエータにおいて、他から負荷のかからないストッパおよびフラッパ駆動部材を動かすだけでよくなる。そのため、電磁アクチュエータで直接揺動ギヤを移動させる構成と比較して、電磁アクチュエータの力を小さくすることができる。また、ギヤを支持していないフラッパ駆動部材およびストッパを電磁アクチュエータで動かすだけなので、フラッパを切り替える時間を早くすることができる。
前記した構成において、前記フラッパ駆動部材は、前記電磁アクチュエータと係合している構成とすることができる。
前記した構成において、前記ストッパは、前記フラッパ駆動部材と同じ揺動軸線を有する。このような構成によれば、簡易にフラッパ駆動部材とストッパを連動させることができる。
前記した構成において、前記フラッパ駆動部材および前記ストッパのいずれか一方は、前記フラッパ駆動部材および前記ストッパの他方側に突出する突出部を有し、前記フラッパ駆動部材および前記ストッパの他方は、前記突出部が嵌り込む溝を有する構成とすることができる。このような構成によれば、簡易な構成でフラッパ駆動部材とストッパを一体に動かすことができる。
前記した構成において、前記セクタギヤは、回転軸方向の側面から突出する突起を有し、前記した画像形成装置が、前記揺動ギヤを軸支する軸支部材に連結され、前記突起が係合する穴を有するレバー部材をさらに備える構成とすることができる。
このような構成によれば、セクタギヤの回転に伴って突起が回転することにより、レバー部材を揺動させることができるので、その揺動に伴って揺動ギヤを移動させることができる。
前記した画像形成装置は、前記揺動ギヤの移動を前記伝達位置と前記非伝達位置の間に規制する規制部材を備える構成とすることができる。
前記した画像形成装置が、画像形成部および第1排出トレイを有する装置本体と、前記装置本体に取り付け可能であり、第2排出トレイを有する排出ユニットと、を備える場合、前記フラッパは、前記排出ユニットに設けられ、前記第2排出トレイに向かうシートの搬送経路を開閉可能であり、前記ローラは、前記排出ユニットに設けられ、前記第2排出トレイにシートを排出する排出ローラである構成とすることができる。
前記した排出ユニットを備える構成において、前記第2排出トレイは、前記排出ユニットに複数設けられ、前記フラッパは、複数の前記第2排出トレイのうち、最も上の第2排出トレイ以外の第2排出トレイに対応して複数設けられている構成とすることができる。
本発明によれば、駆動源の駆動力を利用して、揺動ギヤを伝達位置と非伝達位置の間を移動させることができるので、電磁アクチュエータで直接揺動ギヤを移動させる構成と比較して、電磁アクチュエータの力を小さくすることができる。
一実施形態に係るレーザプリンタの概略構成を示す図である。 排出ユニットの連動機構を左側から見た図である。 第1伝達機構を左側から見た図であって、第2フラッパが閉塞位置のときを示す図(a)と、第2フラッパが開放位置のときを示す図(b)である。 セクタギヤを左右方向に直交する方向から見た図である。 第2フラッパが閉塞位置のときの第1伝達機構を右側から見た図(a)と、図(a)において、フラッパ駆動部材、ストッパおよびセクタギヤの被係合部部分を示した(b)である。 第2フラッパが開放位置のときの第1伝達機構を右側から見た図(a)と、図(a)において、フラッパ駆動部材、ストッパおよびセクタギヤの被係合部部分を示した図(b)である。 第1伝達機構を前から見た斜視図である。 規制部材が取り付けられた第1伝達機構を示す図であって、揺動ギヤが非伝達位置のときを示す図(a)と、揺動ギヤが伝達位置のときを示す図(b)である。 第2フラッパを閉塞位置から開放位置に切り替えたときの第1伝達機構の動作を示す図(a)と、図(a)において、セクタギヤの被係合部部分を示した図(b)である。 第2フラッパを開放位置から閉塞位置に切り替えたときの第1伝達機構の動作を示す図(a)と、図(a)において、セクタギヤの被係合部部分を示した図(b)である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の画像形成装置の一例としてのレーザプリンタ1は、シートの一例として用紙Sに画像を形成する装置本体2と、装置本体2の上部に取り付け可能であり、装置本体2から搬送された用紙Sを部ごとに仕分けて排出する排出ユニット3と、を備えて構成されている。なお、以下の説明において、方向は、レーザプリンタ1を使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における右側を「後」、左側を「前」とし、手前側を「右」、奥側を「左」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
装置本体2は、本体ケーシング5内に用紙Sを供給するための供給部6と、画像形成部7と、搬送部8とを備えている。画像形成部7は、露光装置20と、用紙S上にトナー像を形成するプロセスユニット30と、用紙S上に転写されたトナー像を熱定着する定着装置40とを主に備えている。
供給部6は、本体ケーシング5内の下部に設けられ、給紙トレイ11と、用紙押圧板12と、給紙機構13とを主に備えている。用紙押圧板12は、給紙トレイ11の底面上に配置され、その下に配置された押上部材12Aにより押し上げられることで、後端部を中心に前端部が上下に回動可能に構成されている。
給紙機構13は、ピックアップローラ13Aなどを有し、給紙トレイ11上に載置された用紙Sを1枚ずつプロセスユニット30に供給するように構成されている。
露光装置20は、本体ケーシング5内の上部に配置され、図示しないレーザ発光部や、符号を省略して示すポリゴンミラー、レンズ、反射鏡などを備えている。露光装置20は、レーザ発光部から出射される画像データに基づくレーザ光を、感光ドラム31の表面で走査させて感光ドラム31の表面を露光する。
プロセスユニット30は、露光装置20の下方に配置され、ドラムユニット30Aと、現像カートリッジ30Bとから構成されている。
ドラムユニット30Aは、感光ドラム31と、帯電器32と、転写ローラ33とを主に備えている。また、現像カートリッジ30Bは、本体ケーシング5に設けられたフロントカバー15を開いたときにできる開口から本体ケーシング5に対して着脱可能に装着される構成となっている。現像カートリッジ30Bは、現像ローラ34と、図示しない供給ローラ、層厚規制ブレード、トナーを収容するトナー収容部、トナー収容部内のトナーを撹拌するためのアジテータとを主に備えている。
プロセスユニット30は、感光ドラム31の表面を帯電器32により一様に帯電し、露光装置20がレーザ光によって感光ドラム31を露光することで感光ドラム31の表面に画像データに基づく静電潜像が形成される。次に、回転する現像ローラ34によって現像カートリッジ30B内のトナーが感光ドラム31上の静電潜像に供給される。これにより、感光ドラム31上にトナー像が形成される。そして、感光ドラム31と転写ローラ33の間で用紙Sを搬送しながら感光ドラム31と転写ローラ33の間に転写バイアスをかけることで感光ドラム31上のトナー像を用紙S上に転写する。
定着装置40は、プロセスユニット30の後方に配置され、発熱体を有する加熱ローラ41と、加熱ローラ41との間で用紙Sを挟持しながら搬送する加圧ローラ42とを主に備えている。この定着装置40は、用紙S上に転写されたトナー像を、用紙Sが加熱ローラ41と加圧ローラ42との間を通過する間に熱定着させる。
搬送部8は、画像形成部7で画像が形成された用紙Sを本体ケーシング5の上面に形成された第1排出トレイ16または排出ユニット3に排出する排出機能を備えるとともに、画像形成部7で画像が形成された用紙Sを再び画像形成部7に搬送する再搬送機能を備えている。
搬送部8は、定着装置40から搬出された用紙Sを上方に案内する主搬送経路50と、主搬送経路50から前方向に分岐して、用紙Sを第1排出トレイ16に案内する第1排紙経路51と、主搬送経路50から上方に分岐して、用紙Sを排出ユニット3へ案内する第2排紙経路52と、主搬送経路50と第1排紙経路51の分岐部から下方に分岐した再搬送経路53と、用紙Sの搬送経路を切り替える第1フラッパ57とを備えている。
また、搬送部8は、主搬送経路50上に設けられた搬送ローラ54と、第1排紙経路51の出口に設けられた第1排出ローラ55と、再搬送経路53上に設けられた複数の再搬送ローラ56とを備えている。本体ケーシング5は、その上面のうち、第2排紙経路52に対応する位置に、用紙Sを排出ユニット3に送るための開口52Aを有している。
第1排出ローラ55は、正逆両方に回転可能に構成され、正回転することで用紙Sを第1排出トレイ16へ排出し、逆回転することで用紙Sを本体ケーシング5内に引き込むようになっている。
再搬送経路53は、主搬送経路50から下方へ向けて延び、前方に湾曲して画像形成部7の下を前方へ向けて延びた後、上方に湾曲して画像形成部7の上流側へ向かうように延びている。再搬送経路53は、第1排出ローラ55によって引き込まれた用紙Sを再び画像形成部7へ案内する。
第1フラッパ57は、用紙Sを第1排紙経路51に案内する実線で示す位置と、用紙Sを第2排紙経路52に案内する破線で示す位置とに切替可能に構成されている。
排出ユニット3は、上下に並ぶ複数の第2排出トレイ61と、各第2排出トレイ61に対応して設けられるローラの一例としての第2排出ローラ65と、装置本体2から搬送されてきた用紙Sを第2排出トレイ61へ案内するための搬送経路68と、搬送経路68上に設けられた第1搬送ローラ63および第2搬送ローラ64とを備えている。
搬送経路68は、装置本体2の第2排紙経路52とともに画像形成部7で画像が形成された用紙Sを第2排出トレイ61へ案内する経路である。搬送経路68は、装置本体2の開口52Aから最も上方に設けられた第2排出トレイ61へ向けて延びる第1経路68Aと、第1経路68Aから分岐してその他の第2排出トレイ61へ向けて延びる第2経路68Bとを有している。
第1搬送ローラ63は、第1経路68Aの中間位置に設けられている。第2搬送ローラ64は、第1経路68A上の第1搬送ローラ63よりも用紙Sの搬送方向上流側に設けられている。
また、複数の第2排出トレイ61のうち、上から2番目の第2トレイ61B、3番目の第3トレイ61Cおよび最も下側の第4トレイ61Dに対応する第2経路68Bには、断面視略円弧状のフラッパの一例としての第2フラッパ62がそれぞれ設けられている。
第2フラッパ62は、第1経路68Aと第2経路68Bの分岐部に配置され、第2経路68Bを開放する開放位置(図示第3トレイ61Cに対応する第2フラッパ62の位置)と、第2経路68Bを閉塞する閉塞位置(図示第2トレイ61Bおよび第4トレイ61Dに対応する第2フラッパ62の位置)とに移動可能となっている。これにより、用紙Sが排出される第2排出トレイ61に対応した第2フラッパ62を開放位置にし、用紙Sが排出されない第2排出トレイ61に対応した第2フラッパ62を閉塞位置にすることで、ユーザにより適宜選択された各第2排出トレイ61に用紙Sを排出することが可能となっている。
図2に示すように、排出ユニット3には、第2排出ローラ65を駆動するための駆動力を発生する駆動源の一例としてのモータMと、第2フラッパ62が閉塞位置から開放位置へ移動するときの動作に連動して、当該第2フラッパ62に対応する第2排出ローラ65にモータMの駆動を伝える連動機構100とが設けられている。
連動機構100は、モータMに連結されたモータギヤM1と、モータギヤM1と噛み合う入力ギヤ111と、入力ギヤ111に噛み合う第1中間ギヤ112と、3つの第1伝達機構120と、第2中間ギヤ113と、第2伝達機構130とを備えている。
第1中間ギヤ112は、最も上および真ん中の(第2トレイ61Bおよび第3トレイ61Cに対応)第1伝達機構120に駆動を伝達するギヤであり、後述する第1伝達ギヤ121(第1大径ギヤ部121A)と噛み合っている。
第2中間ギヤ113は、最も下の(第4トレイ61Dに対応)第1伝達機構120に駆動を伝達するギヤであり、真ん中および最も下の第1伝達機構120の第1伝達ギヤ121(第1大径ギヤ部121A)と噛み合っている。
第2伝達機構130は、第1トレイ61Aに対応する第2排出ローラ65に駆動を伝達するギヤ列である。第2伝達機構130は、最も上の第1伝達機構120の第1伝達ギヤ121(第1大径ギヤ部121A)と噛み合う第4中間ギヤ131と、第4中間ギヤ131と噛み合う第5中間ギヤ132と、第5中間ギヤ132および最も上の(第1トレイ61Aに対応)排出ローラギヤ65Aと噛み合う第6中間ギヤ133とを備えている。なお、排出ローラギヤ65Aは、第2排出ローラ65に連結されることで、第2排出ローラ65と一体に回転するようになっている。
第1伝達機構120は、第2トレイ61B、第3トレイ61Cおよび第4トレイ61Dに対応する第2排出ローラ65に連結された排出ローラギヤ65Aに駆動を伝達させるためのギヤ列であり、各第2排出ローラ65に対応して3つ設けられている。
図3(a),(b)に示すように、第1伝達機構120は、排出ローラギヤ65Aの他、第1伝達ギヤ121と、第2伝達ギヤ122と、伝達ギヤの一例としての第3伝達ギヤ123と、揺動ギヤ124と、セクタギヤ200と、付勢部材125と、フラッパ駆動部材140と、電磁アクチュエータの一例としてのソレノイド150と、ストッパ160と、レバー部材170とを備えている。
第1伝達ギヤ121は、モータMの駆動が入力されるギヤであり、第1大径ギヤ部121Aおよび第1小径ギヤ部121Bを有している。
第2伝達ギヤ122は、第1伝達ギヤ121の第1小径ギヤ部121Bと噛み合う第2大径ギヤ部122Aと、第3伝達ギヤ123と噛み合う第2小径ギヤ部122Bとを有している。
第3伝達ギヤ123は、第2小径ギヤ部122Bと噛み合うことで、第2伝達ギヤ122から伝達されてくるモータMの駆動力をセクタギヤ200に伝達するギヤである。
揺動ギヤ124は、第1伝達ギヤ121の第1大径ギヤ部121Aと噛み合うことで、モータMの駆動力を排出ローラギヤ65Aに伝達可能なギヤである。揺動ギヤ124は、レバー部材170に支持されることで、第1伝達ギヤ121の軸121Cを中心に公転可能となっており、排出ローラギヤ65Aに噛み合う伝達位置(図3(b)の位置)と、排出ローラギヤ65Aから離間した非伝達位置(図3(a)の位置)との間を移動可能に構成されている。
図4に示すように、セクタギヤ200は、ギヤ部210と、ギヤ部210の右に配置された被係合部220と、被係合部220の右に配置された側板230とを備えている。
図3(a),(b)に示すように、ギヤ部210は、第3伝達ギヤ123に噛合可能な第1ギヤ部211および第2ギヤ部212と、第1ギヤ部211と第2ギヤ部212の間にそれぞれ配置され、第3伝達ギヤ123に噛合不能な第1欠歯部213(図3(a)で第3伝達ギヤ123と対向)および第2欠歯部214(図3(b)で第3伝達ギヤ123と対向)とを外周に有している。各ギヤ部211,212および各欠歯部213,214は、所定の回転方向(図示時計回り方向)において、第1欠歯部213、第1ギヤ部211、第2欠歯部214、第2ギヤ部212の順に並んでいる。
図4に示すように、被係合部220は、ギヤ部210と一体に回転する円筒状の回転部221と、回転部221から径方向外側に突出する爪部222とを有している。
図5(b)および図6(b)に示すように、爪部222は、回転軸201に対して第2ギヤ部212側に位置しており、セクタギヤ200に駆動が伝達されない位置に位置するとき、ストッパ160と係合可能になっている。より詳細に、爪部222は、第2欠歯部214が第3伝達ギヤ123に対向するとき、回転軸201に対して後斜め上側の第1位置(図6(b)の位置)に位置し、第1欠歯部213が第3伝達ギヤ123に対向するとき、回転軸201に対して前斜め下側の第2位置(図5(b)の位置)に位置するようになっている。そして、爪部222は、第1位置および第2位置において、ストッパ160と係合可能になっている。
図4に示すように、側板230は、ギヤ部210との間で被係合部220を挟んでおり、ギヤ部210と一体に回転するように構成されている。側板230には、側面から右に突出する突起231が設けられている。突起231は、回転軸201よりも径方向外側の位置に配置されており、セクタギヤ200が回転することで、回転軸201周りを図5(a)の図示反時計回りに公転するようになっている。
突起231は、回転軸201に対して爪部222とは反対側に位置している。そのため、図6(b)、図5(b)の順に示すように、突起231は、爪部222が第1位置から第2位置に向けて移動するとき、回転軸201の下方を通るようになっており、爪部222が第2位置から第1位置に向けて移動するとき、回転軸201の上方を通るようになっている。
図3(a),(b)に示すように、ギヤ部210の左側面には、回転軸201から径方向外側に延びる第1被押圧部202および第2被押圧部203が設けられている。第1被押圧部202は、回転軸201に対して第1ギヤ部211が位置する側に位置しており、第2被押圧部203は、回転軸201に対して第2ギヤ部212が位置する側に位置している。
付勢部材125は、ねじりコイルバネであり、セクタギヤ200の後側に固定されたコイル部125Aと、コイル部125Aから前斜め上に延びる押圧部125Bと、コイル部125Aから後斜め上に延び、コイル部125Aとともに固定された延出部125Cとを有している。
押圧部125Bは、第1ギヤ部211および第1欠歯部213が第3伝達ギヤ123に対向したとき、第1被押圧部202と接触し、第2ギヤ部212および第2欠歯部214が第3伝達ギヤ123に対向したとき、第2被押圧部203と接触するようになっている。押圧部125Bは、第1被押圧部202および第2被押圧部203のうち接触した方を前側に付勢するように構成されている。
具体的に、図3(a)に示すように、押圧部125Bは、第1欠歯部213が第3伝達ギヤ123に対向したとき、第1被押圧部202を前側に付勢する。これにより、セクタギヤ200が図示時計回りに回転し、第1欠歯部213の上流側に位置する第2ギヤ部212が第3伝達ギヤ123と噛み合うようになっている。
また、図3(b)に示すように、押圧部125Bは、第2欠歯部214が第3伝達ギヤ123に対向したとき、第2被押圧部203を前側に付勢する。これにより、セクタギヤ200が図示時計回りに回転し、第2欠歯部214の上流側に位置する第1ギヤ部211が第3伝達ギヤ123と噛み合うようになっている。つまり、付勢部材125は、セクタギヤ200を所定の回転方向(図示時計回り方向)に付勢している。
また、第1ギヤ部211および第2ギヤ部212のいずれか一方が第3伝達ギヤ123と噛み合うとき、押圧部125Bは、第1被押圧部202および第2被押圧部203のいずれかと接触するが、セクタギヤ200は、第3伝達ギヤ123により、押圧部125Bの付勢力に抗してそのまま回転するようになっている。
図5(b)に示すように、フラッパ駆動部材140は、第2フラッパ62を揺動させるための部材であり、円筒状の回動部141と、第1延出部142と、第2延出部143とを備えている。また、第2フラッパ62は、揺動中心となる揺動軸62Aと、揺動軸62Aから前側に延びる当接部62Bと、を有している。
第1延出部142は、回動部141から後側に延びており、先端が第2フラッパ62の当接部62Bに上から当接している。第2延出部143は、板状に形成されており、回動部141から前側に延びる突出部の一例としての第1部分143Aと、第1部分143Aの前後方向中央から下に延びた後、前側に延びる第2部分143Bとを有している。図7に示すように、第1部分143Aの先端には、後側に凹む凹部143Cが形成されている。
図5(b)に示すように、ソレノイド150は、上下方向に延び、上下に進退可能な可動部151を有している。可動部151は、第1部分143Aの凹部143Cに入り込む可動軸151Aと、可動軸151Aの先端に設けられた円板状の円板部151Bとを有している。円板部151Bは、第1部分143Aと第2部分143Bの間に位置しており、凹部143Cの幅よりも径が大きくなっている(図7参照)。
また、本実施形態では、ソレノイド150の可動部151が最も下に位置した状態において、第2フラッパ62は、閉塞位置に位置している。
ここで、第2フラッパ62が閉塞位置のとき、ソレノイド150の可動部151が図5(b)の状態から上側に移動すると、円板部151Bが第1部分143Aを持ち上げることで、フラッパ駆動部材140の回動部141が図示時計回りに回される。これにより、図6(b)に示すように、第1延出部142の先端が下に下がり、第2フラッパ62の当接部62Bを押し下げることで、第2フラッパ62が上に回動して、閉塞位置から開放位置に移動する。
また、第2フラッパ62が開放位置のとき、ソレノイド150の可動部151が図6(b)の状態から下側に移動すると、円板部152が第2部分143Bを押し下げることで、フラッパ駆動部材140の回動部141が図示反時計回りに回される。これにより、図5(b)に示すように、第1延出部142の先端が持ち上がり、第2フラッパ62が図示しないバネに付勢されることにより下に回動することで、第2フラッパ62が開放位置から閉塞位置に移動する。このように、第2フラッパ62は、ソレノイド150の可動部151の作用によりフラッパ駆動部材140が揺動することで、開放位置と閉塞位置の間を移動するようになっている。
ストッパ160は、セクタギヤ200の被係合部220と係合することでセクタギヤ200の回転を止めるための部材であり、左右方向において、被係合部220が設けられた範囲に配置されている。ストッパ160は、第2回動部161と、第1係合部162と、第2係合部163とを備えている。
第2回動部161は、円筒状に構成されており、フラッパ駆動部材140の回動部141と同軸に配置されている。このため、ストッパ160は、フラッパ駆動部材140と同じ揺動軸線を有している。
第1係合部162は、セクタギヤ200の被係合部220の略上方に配置されており、第2回動部161から後斜め下に延びる第1アーム部162Aと、第1アーム部162Aの先端から被係合部220側に突出する第1爪部162Bとを有している。図6(b)に示すように、第1爪部162Bは、第1位置の爪部222と係合可能になっている。
図5(b)に示すように、第2係合部163は、第1係合部162とでセクタギヤ200の被係合部220を挟むように配置されており、第1アーム部162Aの基端付近から略下方に延びる第2アーム部163Aと、第2アーム部163Aの先端から被係合部220側に突出する第2爪部163Bとを有している。第2爪部163Bは、第2位置の爪部222と係合可能になっている。
そして、図5(b)および図6(b)に示すように、ストッパ160は、第2回動部161を中心に揺動することで、第1爪部162Bが被係合部220の爪部222と係合可能で、第2爪部163Bが爪部222と係合不能な第1係合位置(図6(b)の位置)と、第1爪部162Bが爪部222と係合不能で、第2爪部163Bが爪部222と係合可能な第2係合位置(図5(b)の位置)との間を移動可能になっている。
図7に示すように、第2回動部161は、フラッパ駆動部材140の回動部141の右側に隣接しており、前側の外面において、左端から右側に延びる溝161Aが形成されている。また、フラッパ駆動部材140の第2延出部143の第1部分143Aは、回動部141の右端よりも右側に突出しており、この突出した部分が溝161Aに嵌り込むようになっている。これにより、ストッパ160は、フラッパ駆動部材140と一体に回動するようになっている。
また、本実施形態では、図5(b)に示すように、第2フラッパ62が閉塞位置に位置した状態において、ストッパ160は、第2係合位置に位置し、セクタギヤ200の爪部222と係合している。
ここで、ストッパ160は、第2フラッパ62が閉塞位置から開放位置に移動すると、図6(b)に示すように、フラッパ駆動部材140の第1部分143Aにより、第2回動部161が図示時計回りに回されることで、第1係合部162および第2係合部163が図示時計回りに揺動して、第2係合位置から第1係合位置に移動する。
ストッパ160は、第2フラッパ62が開放位置から閉塞位置に移動すると、図5(b)に示すように、フラッパ駆動部材140の第1部分143Aにより、第2回動部161が図示反時計回りに回されることで、第1係合部162および第2係合部163が図示反時計回りに揺動して、第1係合位置から第2係合位置に移動する。このように、ストッパ160は、フラッパ駆動部材140に連動して、第1係合位置と第2係合位置の間を揺動するようになっている。
図5(a)に示すように、レバー部材170は、揺動ギヤ124を回動可能に支持する部材であり、第1伝達ギヤ121の軸121Cに回動可能に支持される第3回動部171と、軸支部材の一例としての軸支部172と、係合部173とを備えている。
第3回動部171は、第1伝達ギヤ121の軸121Cに回動可能に支持されており、第1伝達ギヤ121の回転とは別に回動するようになっている。
軸支部172は、第3回動部171から略前側に延びており、揺動ギヤ124の軸124Aを軸支している。
係合部173は、軸支部172の前端から前斜め下方に延びている。係合部173には、左右方向に貫通する穴の一例としての長穴173Aが形成されている。長穴173Aは、突起231が貫通することで、縁が突起231に係合するように構成されている。
より詳細に、長穴173Aは、突起231が回転軸201の上方に移動したとき、上縁が突起231と係合し、突起231が回転軸201の下方に移動したとき、下縁が突起231と係合するようになっている。これにより、レバー部材170は、突起231が回転軸201の上方を通ったときに、突起231に持ち上げられることで、揺動ギヤ124を伝達位置(図6(a)の位置)に移動させ、突起231が回転軸201の下方を通ったときに、突起231に押し下げられることで、揺動ギヤ124を非伝達位置(図5(a)の位置)に移動させるように構成されている。
レバー部材170の左右方向外側には、図7に示すように、揺動ギヤ124の移動を規制する規制部材180が設けられている。規制部材180には、揺動ギヤ124の軸124Aに係合する長孔181が上下方向に延びるように形成されている。
図8(a),(b)に示すように、長孔181は、揺動ギヤ124の軸124Aを移動可能に支持しており、揺動ギヤ124の移動を伝達位置(図8(b)の位置)と非伝達位置(図8(a)の位置)の間に規制している。
規制部材180は、セクタギヤ200に対応する位置に、突起231を受ける受部182が設けられている。受部182は、規制部材180の左面から凹んでおり(図7も参照)、突起231が移動できるような円形の輪郭を有している。また、受部182の底には、セクタギヤ200の回転軸201を支持する軸受183が形成されている(図4も参照)。
以上のように構成された連動機構100の作用効果について説明する。
第2フラッパ62が閉塞位置のとき、図9(a),(b)に示すように、ソレノイド150の可動部151を上に移動させると、フラッパ駆動部材140およびストッパ160が図示時計回りに揺動し、第2フラッパ62が閉塞位置から開放位置に移動し、ストッパ160が第2係合位置から第1係合位置に移動する。これにより、第2係合部163の第2爪部163Bと、被係合部220の爪部222の係合が外れる。
このとき、付勢部材125の押圧部125Bが第1被押圧部202を前側に押すことで(図3(a)参照)、第1欠歯部213の上流側の第2ギヤ部212と第3伝達ギヤ123が噛み合う。これにより、セクタギヤ200に駆動力が伝達されて、第3伝達ギヤ123によってセクタギヤ200が回動することで、爪部222が第2位置から第1位置に向けて移動する。
セクタギヤ200の回転に伴い、突起231が、回転軸201の上方に移動して、係合部173の長穴173Aの上縁と係合する。そして、突起231によって、係合部173が持ち上げられることで、揺動ギヤ124が伝達位置に移動する。つまり、第2フラッパ62が閉塞位置から開放位置に移動するとき、第2係合部163との係合が解除されてセクタギヤ200が所定量回動することで、揺動ギヤ124が伝達位置に移動する。このように、第3伝達ギヤ123を介して、モータMの駆動力を利用することで、揺動ギヤ124を、非伝達位置から伝達位置に移動させることができる。
セクタギヤ200はさらに回転し、図6(a),(b)に示すように、セクタギヤ200の第2ギヤ部212と第3伝達ギヤ123との噛み合いが解除され、第2ギヤ部212の上流側の第2欠歯部214と第3伝達ギヤ123が対向する。このとき、セクタギヤ200に駆動が伝達されないが、付勢部材125の付勢力により、セクタギヤ200はさらに回転しようとする。しかし、第1係合部162の第1爪部162Bと被係合部220の爪部222が係合することで、付勢部材125によるセクタギヤ200の回転が止められる。
このとき、揺動ギヤ124は、レバー部材170の第3回動部171と第1伝達ギヤ121の軸121Cとの摩擦により、レバー部材170が図示時計回りに付勢されるので、突起231と長穴173Aの上縁との係合が外れても、伝達位置にとどまって第2排出ローラ65に駆動を伝達する。
第2フラッパ62が開放位置のとき、図10(a),(b)に示すように、ソレノイド150の可動部151を下に移動させると、フラッパ駆動部材140およびストッパ160が図示反時計回りに揺動し、第2フラッパ62が開放位置から閉塞位置に移動し、ストッパ160が第1係合位置から第2係合位置に移動する。これにより、第1係合部162の第1爪部162Bと、被係合部220の爪部222の係合が外れる。
このとき、付勢部材125の押圧部125Bが第2被押圧部203を前側に押すことで、第2欠歯部214の上流側の第1ギヤ部211と第3伝達ギヤ123が噛み合う(図3(b)参照)。これにより、セクタギヤ200に駆動が伝達されて、第3伝達ギヤ123によってセクタギヤ200が回動することで、爪部222が第1位置から第2位置に向けて移動する。
セクタギヤ200の回転に伴い、突起231が、回転軸201の下方を移動して、係合部173の長穴173Aの下縁と係合する。そして、突起231によって、係合部173が押し下げられることで、揺動ギヤ124が非伝達位置に移動する。つまり、第2フラッパ62が開放位置から閉塞位置に移動するとき、第1係合部162との係合が解除されて、セクタギヤ200が所定量回動することで、揺動ギヤ124が非伝達位置に移動する。このように、第3伝達ギヤ123を介して、モータMの駆動力を利用することで、揺動ギヤ124を、伝達位置から非伝達位置に移動させることができる。
セクタギヤ200はさらに回転し、図5(a),(b)に示すように、セクタギヤ200の第1ギヤ部211と第3伝達ギヤ123との噛み合いが解除され、第1欠歯部213と第3伝達ギヤ123が対向する。このとき、セクタギヤ200に駆動が伝達されないが、付勢部材125の付勢力により、セクタギヤ200はさらに回転しようとする。しかし、第2係合部163の第2爪部163Bと被係合部220の爪部222が係合することで、付勢部材125によるセクタギヤ200の回転が止められる。
このとき、突起231が係合部173の長穴173Aの下縁と係合することで、レバー部材170の揺動を止めているので、揺動ギヤ124は非伝達位置にとどまる。
以上によれば、本実施形態において以下のような作用効果を得ることができる。
モータMの駆動力を利用して、揺動ギヤ124を伝達位置と非伝達位置の間を移動させることができるので、ソレノイド150において、他から負荷のかからないストッパ160およびフラッパ駆動部材140を動かすだけでよくなる。そのため、ソレノイドで直接揺動ギヤを移動させる構成と比較して、ソレノイド150の力を小さくすることができる。また、ギヤを支持していないフラッパ駆動部材140およびストッパ160をソレノイド150で動かすだけなので、第2フラッパ62を切り替える時間を早くすることができる。
ストッパ160が、フラッパ駆動部材140と同じ揺動軸線を有するので、簡易にフラッパ駆動部材140とストッパ160を連動させることができる。
ストッパ160は、フラッパ駆動部材140の第1部分143Aが嵌り込む溝161Aを有するので、簡易な構成でフラッパ駆動部材140とストッパ160を一体に動かすことができる。
セクタギヤ200の回転に伴って突起231が回転することにより、レバー部材170を揺動させることができるので、その揺動に伴って揺動ギヤ124を移動させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、フラッパ駆動部材140の第2延出部143がソレノイド150に係合していたが、本発明はこれに限定されず、ストッパ側に、ソレノイドに係合する部材を設けてもよい。この場合、当該部材にフラッパ駆動部材側に突出する突出部を設け、フラッパ駆動部材に当該突出部が嵌り込む溝を設ける構成としてもよい。また、フラッパ駆動部材およびストッパのそれぞれに、ソレノイドに係合する部材を設けてもよい。
前記実施形態では、ストッパ160がフラッパ駆動部材140と同じ揺動軸線を有していたが、本発明はこれに限定されず、同じ揺動軸線でなくてもよい。
前記実施形態では、長穴173Aが左右方向に貫通していたが、本発明はこれに限定されず、底面を有する凹みや溝であってもよい。
前記実施形態では、レバー部材170の軸支部172が揺動ギヤ124の軸124Aを直接軸支していたが、本発明はこれに限定されず、揺動ギヤの軸を軸支する軸支部材を別途設け、当該軸支部材をレバー部材170に連結させるように構成してもよい。
前記実施形態では、連動機構100を、排出ユニット3内の第2フラッパ62および第2排出ローラ65に適用したが、本発明はこれに限定されず、例えば、装置本体内の第1フラッパおよび第1排出ローラに適用してもよい。
前記実施形態では、レーザプリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
1 レーザプリンタ
3 排出ユニット
61 第2排出トレイ
62 第2フラッパ
123 第3伝達ギヤ
124 揺動ギヤ
140 フラッパ駆動部材
150 ソレノイド
160 ストッパ
162 第1係合部
163 第2係合部
170 レバー部材
200 セクタギヤ
231 突起
M モータ

Claims (8)

  1. シートを搬送するローラと、
    前記ローラを駆動するための駆動力を発生する駆動源と、
    前記ローラに前記駆動力を伝達する伝達位置と、前記ローラに前記駆動力を伝達させない非伝達位置との間を移動可能な揺動ギヤと、
    前記揺動ギヤを移動させるための前記駆動力を前記揺動ギヤに伝達可能に構成され、前記駆動力が伝達される伝達ギヤに噛合可能な第1ギヤ部および第2ギヤ部と、前記第1ギヤ部と前記第2ギヤ部の間にそれぞれ配置され、前記伝達ギヤに噛合不能な第1欠歯部および第2欠歯部とを外周に有するセクタギヤと、
    前記セクタギヤを所定の回転方向に付勢する付勢部材と、
    シートの搬送経路を開放する開放位置と、シートの搬送経路を閉塞する閉塞位置との間を移動可能なフラッパと、
    進退可能な可動部を有する電磁アクチュエータと、
    前記可動部の作用により揺動することで、前記フラッパを前記開放位置と前記閉塞位置の間を移動させるフラッパ駆動部材と、
    前記フラッパ駆動部材に連動して揺動可能に構成され、前記伝達ギヤと前記第2欠歯部が対向する位置で、前記セクタギヤと係合可能な第1係合部と、前記伝達ギヤと前記第1欠歯部が対向する位置で、前記セクタギヤと係合可能な第2係合部とを有するストッパと、を備え、
    前記セクタギヤは、前記フラッパが前記開放位置のとき、前記第1係合部と係合し、前記フラッパが前記閉塞位置のとき、前記第2係合部と係合し、
    前記フラッパが前記開放位置から前記閉塞位置に移動するとき、前記第1係合部との係合が解除されて前記セクタギヤが所定量回動することで、前記揺動ギヤが前記非伝達位置に移動し、
    前記フラッパが前記閉塞位置から前記開放位置に移動するとき、前記第2係合部との係合が解除されて前記セクタギヤが所定量回動することで、前記揺動ギヤが前記伝達位置に移動することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記フラッパ駆動部材は、前記電磁アクチュエータと係合していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ストッパは、前記フラッパ駆動部材と同じ揺動軸線を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記フラッパ駆動部材および前記ストッパのいずれか一方は、前記フラッパ駆動部材および前記ストッパの他方側に突出する突出部を有し、
    前記フラッパ駆動部材および前記ストッパの他方は、前記突出部が嵌り込む溝を有することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記セクタギヤは、回転軸方向の側面から突出する突起を有し、
    前記揺動ギヤを軸支する軸支部材に連結され、前記突起が係合する穴を有するレバー部材をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記揺動ギヤの移動を前記伝達位置と前記非伝達位置の間に規制する規制部材を備えることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 画像形成部および第1排出トレイを有する装置本体と、
    前記装置本体に取り付け可能であり、第2排出トレイを有する排出ユニットと、を備え、
    前記フラッパは、前記排出ユニットに設けられ、前記第2排出トレイに向かうシートの搬送経路を開閉可能であり、
    前記ローラは、前記排出ユニットに設けられ、前記第2排出トレイにシートを排出する排出ローラであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第2排出トレイは、前記排出ユニットに複数設けられ、
    前記フラッパは、複数の前記第2排出トレイのうち、最も上の第2排出トレイ以外の第2排出トレイに対応して複数設けられていることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
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