JPH05255655A - 紫外線吸収剤 - Google Patents
紫外線吸収剤Info
- Publication number
- JPH05255655A JPH05255655A JP8991892A JP8991892A JPH05255655A JP H05255655 A JPH05255655 A JP H05255655A JP 8991892 A JP8991892 A JP 8991892A JP 8991892 A JP8991892 A JP 8991892A JP H05255655 A JPH05255655 A JP H05255655A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- group
- vinyl
- derivative
- vinyl ether
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 UV−A領域の光を効果的に吸収しうる紫外
線吸収性モノマー及び紫外線吸収性モノマーとビニル単
量体との乳化重合によって得られる共重合型樹脂を提供
すること。 【構成】 一般式 【化1】 (式中、R1 ,R2 は水酸基,炭素数が1〜10のアル
コキシ基を示し、R3 は炭素数が1〜20の直鎖もしく
は分岐鎖の二価の炭化水素基を示す。n,mは0〜3の
整数を示す。)で表わされることを特徴とするカルコン
誘導体,及び、カルコン誘導体単独または二種以上ある
いは他のビニル単量体と乳化重合して得られることを特
徴とする共重合型樹脂。
線吸収性モノマー及び紫外線吸収性モノマーとビニル単
量体との乳化重合によって得られる共重合型樹脂を提供
すること。 【構成】 一般式 【化1】 (式中、R1 ,R2 は水酸基,炭素数が1〜10のアル
コキシ基を示し、R3 は炭素数が1〜20の直鎖もしく
は分岐鎖の二価の炭化水素基を示す。n,mは0〜3の
整数を示す。)で表わされることを特徴とするカルコン
誘導体,及び、カルコン誘導体単独または二種以上ある
いは他のビニル単量体と乳化重合して得られることを特
徴とする共重合型樹脂。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗料,プラスチック,
合成繊維等に配合され紫外線吸収能を付与する化合物と
して、また化粧品において日焼け止め剤として極めて有
用なカルコン誘導体及びその共重合型樹脂に関するもの
である。
合成繊維等に配合され紫外線吸収能を付与する化合物と
して、また化粧品において日焼け止め剤として極めて有
用なカルコン誘導体及びその共重合型樹脂に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】紫外線
吸収剤は、塗料,プラスチック,合成繊維等に添加さ
れ、太陽光に含まれる紫外線による劣化及び変色を防止
し、その被添加材料自体を保護している。また、化粧料
においても、皮膚に対して種々の影響を与える紫外線か
ら皮膚を防御する目的で紫外線吸収剤が使用されてい
る。紫外線はその波長の大きさにより280nm未満の
短波長紫外線領域(UV−C)、280nm以上320
nm未満の中波長紫外線領域(UV−B)、320nm
以上400nm未満の長波長紫外線領域(UV−A)に
分類される。
吸収剤は、塗料,プラスチック,合成繊維等に添加さ
れ、太陽光に含まれる紫外線による劣化及び変色を防止
し、その被添加材料自体を保護している。また、化粧料
においても、皮膚に対して種々の影響を与える紫外線か
ら皮膚を防御する目的で紫外線吸収剤が使用されてい
る。紫外線はその波長の大きさにより280nm未満の
短波長紫外線領域(UV−C)、280nm以上320
nm未満の中波長紫外線領域(UV−B)、320nm
以上400nm未満の長波長紫外線領域(UV−A)に
分類される。
【0003】従来の紫外線吸収剤は、紅斑や水泡の形成
を引き起こすUV−Bを主として吸収するものであった
が、UV−Aが皮膚の黒化を促すことや、シミ,ソバカ
スの発生や皮膚の老化の一因となっている事が明らかに
されUV−BだけでなくUV−Aからも皮膚を保護する
ことが望まれている。
を引き起こすUV−Bを主として吸収するものであった
が、UV−Aが皮膚の黒化を促すことや、シミ,ソバカ
スの発生や皮膚の老化の一因となっている事が明らかに
されUV−BだけでなくUV−Aからも皮膚を保護する
ことが望まれている。
【0004】従来より、UV−Aによる障害を予防する
為、各種の紫外線吸収剤や無機顔料が利用されている。
UV−A吸収剤としては、ジベンゾイルメタン誘導体,
ベンゾトリアゾール誘導体,ベンゾフェノン誘導体が、
また、無機顔料としては、酸化チタン,酸化亜鉛,酸化
鉄などが挙げられる。
為、各種の紫外線吸収剤や無機顔料が利用されている。
UV−A吸収剤としては、ジベンゾイルメタン誘導体,
ベンゾトリアゾール誘導体,ベンゾフェノン誘導体が、
また、無機顔料としては、酸化チタン,酸化亜鉛,酸化
鉄などが挙げられる。
【0005】しかしながら、紫外線吸収剤は化粧料基剤
に対し添加量を増すと、溶解性や使用感に問題を生じた
り、皮膚に塗布した場合、そのものの刺激や光エネルギ
ーを吸収した励起状態の紫外線吸収剤が一過性の刺激を
皮膚に与えるなど安全性に問題がある。
に対し添加量を増すと、溶解性や使用感に問題を生じた
り、皮膚に塗布した場合、そのものの刺激や光エネルギ
ーを吸収した励起状態の紫外線吸収剤が一過性の刺激を
皮膚に与えるなど安全性に問題がある。
【0006】一方、後者の無機顔料は、紫外線による変
質が少なく、また経皮吸収されないため、皮膚に対する
刺激性などについて問題ないが、粒子径が大きいものは
可視光線を遮断する領域の粒子径であるため、紫外部で
の吸収が弱く、しかも、隠蔽力が強すぎて、皮膚に塗布
した場合には、白化ないしは着色したりして、その使用
量が限定されている。
質が少なく、また経皮吸収されないため、皮膚に対する
刺激性などについて問題ないが、粒子径が大きいものは
可視光線を遮断する領域の粒子径であるため、紫外部で
の吸収が弱く、しかも、隠蔽力が強すぎて、皮膚に塗布
した場合には、白化ないしは着色したりして、その使用
量が限定されている。
【0007】その問題を解決するため、微粒子状の酸化
チタン等が開発され用いられているが、化粧料に大量に
配合すると塗布色が青白くなり、感触が重くなる欠点が
ある。
チタン等が開発され用いられているが、化粧料に大量に
配合すると塗布色が青白くなり、感触が重くなる欠点が
ある。
【0008】そこで、低分子の紫外線吸収剤を共重合体
内に封入あるいは共重合体と結合させる試みがなされて
いる。
内に封入あるいは共重合体と結合させる試みがなされて
いる。
【0009】しかしながら、紫外線吸収剤を共重合体内
に封入した樹脂の場合は紫外線吸収剤が樹脂内から浸出
するおそれがある。また、共重合させた場合でも、高分
子化により分散性が悪くなったり、感触を悪化させると
いう問題のために十分に応用できるまでには至っておら
ず、新たな視点に立った紫外線吸収剤の開発が望まれて
いる。
に封入した樹脂の場合は紫外線吸収剤が樹脂内から浸出
するおそれがある。また、共重合させた場合でも、高分
子化により分散性が悪くなったり、感触を悪化させると
いう問題のために十分に応用できるまでには至っておら
ず、新たな視点に立った紫外線吸収剤の開発が望まれて
いる。
【0010】本発明者らは、かかる実情に鑑み鋭意研究
を行った結果、後記特定の化合物が紫外線吸収剤として
極めて有用であることを見出し、本発明を完成した。
を行った結果、後記特定の化合物が紫外線吸収剤として
極めて有用であることを見出し、本発明を完成した。
【0011】即ち、本発明の目的は、UV−A領域の光
を効果的に吸収しうる紫外線吸収性モノマー,その紫外
線吸収性モノマー単独または二種以上,及びその紫外線
吸収性モノマーと他のビニル単量体との乳化重合によっ
て得られる共重合型樹脂を提供することにある。
を効果的に吸収しうる紫外線吸収性モノマー,その紫外
線吸収性モノマー単独または二種以上,及びその紫外線
吸収性モノマーと他のビニル単量体との乳化重合によっ
て得られる共重合型樹脂を提供することにある。
【0012】この目的は一般式
【化2】 (式中、R1 ,R2 は水酸基,炭素数1〜10のアルコ
キシ基を示し、R3 は炭素数が1〜20の直鎖もしくは
分岐鎖の二価の炭化水素基を示す。n,mは0〜3の整
数を示す。)で表わされることを特徴とするカルコン誘
導体及びそれ自身あるいは他のビニル単量体との乳化重
合によって得られることを特徴とする共重合型樹脂によ
って達成される。
キシ基を示し、R3 は炭素数が1〜20の直鎖もしくは
分岐鎖の二価の炭化水素基を示す。n,mは0〜3の整
数を示す。)で表わされることを特徴とするカルコン誘
導体及びそれ自身あるいは他のビニル単量体との乳化重
合によって得られることを特徴とする共重合型樹脂によ
って達成される。
【0013】以下、本発明の構成について詳述する。本
発明の上述の化2にて表わされるカルコン誘導体中、R
1 及びR2 で示される炭素数が1〜10のアルコキシ基
としては、例えば、メトキシ基,エトキシ基,n−プロ
ポキシ基,イソプロポキシ基,n−ブドキシ基,t−ブ
ドキシ基等が挙げられる。またR3 で示される炭素数が
1〜20の直鎖もしくは分岐鎖の二価の炭化水素基とし
ては、例えば、
発明の上述の化2にて表わされるカルコン誘導体中、R
1 及びR2 で示される炭素数が1〜10のアルコキシ基
としては、例えば、メトキシ基,エトキシ基,n−プロ
ポキシ基,イソプロポキシ基,n−ブドキシ基,t−ブ
ドキシ基等が挙げられる。またR3 で示される炭素数が
1〜20の直鎖もしくは分岐鎖の二価の炭化水素基とし
ては、例えば、
【化3】 等が挙げられる。
【0014】本発明の化2で表わされるカルコン誘導体
は、例えば次の方法により製造することができる。
は、例えば次の方法により製造することができる。
【0015】
【化4】
【0016】まず、ベンズアルデヒド誘導体(2)(R
1 は水酸基,炭素数1〜10のアルコキシ基を示し、n
は0〜3の整数を示す)とアセトフェノン誘導体(3)
(R2 は水酸基、炭素数1〜10のアルコキシ基を示
し、mは0〜3の整数を示す。)を酸触媒(塩化水素
等)あるいは塩基触媒(NaOH,KOH,MeONa
等)存在下0℃〜100℃、好ましくは20〜50℃で
縮合させて(4)を得た後、次いで(4)をN,N−ジ
メチルホルムアルデヒド,ジメチルスルホキシド等の溶
媒中、塩基触媒(KOH,NaOH,K2 CO3 ,Na
H等)の存在下、ハロゲン化物(5)(R3 は炭素数が
1〜20の直鎖もしくは分岐鎖の二価の炭化水素基を示
す。XはBr,Cl,Iを示す。)と室温〜200℃で
30分〜20時間反応させることにより、化2で表わさ
れる本発明のカルコン誘導体(1)が得られる。
1 は水酸基,炭素数1〜10のアルコキシ基を示し、n
は0〜3の整数を示す)とアセトフェノン誘導体(3)
(R2 は水酸基、炭素数1〜10のアルコキシ基を示
し、mは0〜3の整数を示す。)を酸触媒(塩化水素
等)あるいは塩基触媒(NaOH,KOH,MeONa
等)存在下0℃〜100℃、好ましくは20〜50℃で
縮合させて(4)を得た後、次いで(4)をN,N−ジ
メチルホルムアルデヒド,ジメチルスルホキシド等の溶
媒中、塩基触媒(KOH,NaOH,K2 CO3 ,Na
H等)の存在下、ハロゲン化物(5)(R3 は炭素数が
1〜20の直鎖もしくは分岐鎖の二価の炭化水素基を示
す。XはBr,Cl,Iを示す。)と室温〜200℃で
30分〜20時間反応させることにより、化2で表わさ
れる本発明のカルコン誘導体(1)が得られる。
【0017】本発明のカルコン誘導体は後記表1の如き
特性値(λmax,融点,質量スペクトル)を有し、U
V−A領域の光を吸収する。
特性値(λmax,融点,質量スペクトル)を有し、U
V−A領域の光を吸収する。
【0018】また、本発明のカルコン誘導体はビニル基
を有するので重合性を持ち、それ自身の単独または二種
以上を用いて、あるいは後述する重合性モノマーと共に
乳化重合させることにより、紫外線吸収性共重合型樹脂
を得ることができるので、紫外線吸収性モノマーとして
極めて有用である。
を有するので重合性を持ち、それ自身の単独または二種
以上を用いて、あるいは後述する重合性モノマーと共に
乳化重合させることにより、紫外線吸収性共重合型樹脂
を得ることができるので、紫外線吸収性モノマーとして
極めて有用である。
【0019】本発明のカルコン誘導体と乳化重合可能な
ビニル単量体としては、本発明のカルコン誘導体自身及
び下記の如きモノマーの単独もしくは任意の混合物が用
いられる。
ビニル単量体としては、本発明のカルコン誘導体自身及
び下記の如きモノマーの単独もしくは任意の混合物が用
いられる。
【0020】(1)カルボキシル基含有モノビニル単量
体としては、たとえばアクリル酸,メタクリル酸,クロ
トン酸,イタコン酸,マレイン酸またはフマール酸など
が挙げられる。 (2)ヒドロキシル基含有モノビニル単量体としては、
たとえば2−ヒドロキシエチルアクリレート,ヒドロキ
シプロピルアクリレート,2−ヒドロキシエチルメタク
リレート,ヒドロキシプロピルメタクリレート,ヒドロ
キシブチルアクリレート,アリルアルコールまたはメタ
アリルアルコールなどが挙げられる。 (3)アミド基またはそのN−メチロール基またはその
アルコキシ基含有モノビニル単量体としては、たとえば
(メタ)アクリル酸アミドまたはN−メチロール化(メ
タ)アクリル酸アミドなどが挙げられる。 (4)ニトリル基含有モノビニル単量体としては、たと
えばアクリロニトリルまたはメタクリロニトリルなどが
挙げられる。 (5)含窒素アルキル基含有モノビニル単量体として
は、たとえばジメチルアミノエチルアクリレート,ジメ
チルアミノエチルメタクリレートなどが挙げられる。 (6)スルホン酸基ないしはその塩基含有モノビニル単
量体としては、たとえばビニルスルホン酸またはスチレ
ンスルホン酸、あるいはそれらの塩などが挙げられる。 (7)(メタ)アクリル酸アルキルエステルとしては、
たとえばメチル−,エチル−,プロピル−,n−ブチル
−,t−ブチル−,n−アミル−,i−アミル−,ヘキ
シル−,オクチル−,ノニル−,デシル−,ドデシル
−,オクタデシル−,シクロヘキシル−,フェニル−も
しくはベンジル(メタ)アクリレートなどが挙げられ
る。 (8)モノビニルエステルとしては、たとえば酢酸ビニ
ル,プロピオン酸ビニル,ビニルブチラート,バーサテ
ィック酸ビニル等が挙げられる。 (9)モノビニルエーテルとしては、たとえば、メチル
ビニルエーテル,エチルビニルエーテル,n−プロピル
ビニルエーテル,イソプロピルビニルエーテル,n−ブ
チルビニルエーテル,イソブチルビニルエーテル,t−
ブチルビニルエーテル,n−ペンチルビニルエーテル,
n−ヘキシルビニルエーテル,n−オクチルビニルエー
テル,2−エチルヘキシルビニルエーテル,クロロメチ
ルビニルエーテル,クロロエチルビニルエーテル,ベン
ジルビニルエーテルまたはフェニルエチルビニルエーテ
ルの如きアルキルビニルエーテルもしくは置換アルキル
ビニルエーテル類;シクロペンチルビニルエーテル,シ
クロヘキシルビニルエーテルまたはメチルシクロヘキシ
ルビニルエーテルの如きシクロアルキルビニルエーテル
類;あるいはトリフルオロメチルビニルエーテル,ペン
タフルオロエチルビニルエーテル,テトラフルオロエチ
ルビニルエーテル,テトラフルオロプロピルビニルエー
テル,ヘプタフルオロプロピルビニルエーテルの如き
(パー)フルオロアルキルビニルエーテル類などが挙げ
られる。 (10)他のモノビニル単量体としては、たとえば塩化
ビニルもしくは塩化ビニリデンの如きハロゲン化ビニル
類;またはマレイン酸−,フマル酸−もしくはイタコン
酸のジアルキルエステルの如き不飽和二塩基酸ジアルキ
ルエステル類;スチレンもしくはビニルトルエンの如き
スチレン類;エチレンやブタジエンの如きモノエン類や
ジエン類;ビニルトリクロロシラン,ビニルトリエトキ
シシランの如きシラン基含有モノビニル単量体;あるい
は(メチル)グリシジル(メタ)アクリレートの如きグ
リシジル基含有モノビニル単量体が挙げられる。 (11)多官能性架橋性単量体としては、たとえば、分
子中に重合性不飽和結合を2個以上有するものであり、
エチレングリコールジメタクリレート、1,3−ブチレ
ングリコールジメタクリレート、1,4−ブチレングリ
コールジメタクリレート、プロピレングリコールジメタ
クリレート、ジビニルベンゼン、トリビニルベンゼン、
ジアリルフタレート、エチレングリコールジアクリレー
ト、1,3−ブチレングリコールジアクリレートなどが
挙げられる。
体としては、たとえばアクリル酸,メタクリル酸,クロ
トン酸,イタコン酸,マレイン酸またはフマール酸など
が挙げられる。 (2)ヒドロキシル基含有モノビニル単量体としては、
たとえば2−ヒドロキシエチルアクリレート,ヒドロキ
シプロピルアクリレート,2−ヒドロキシエチルメタク
リレート,ヒドロキシプロピルメタクリレート,ヒドロ
キシブチルアクリレート,アリルアルコールまたはメタ
アリルアルコールなどが挙げられる。 (3)アミド基またはそのN−メチロール基またはその
アルコキシ基含有モノビニル単量体としては、たとえば
(メタ)アクリル酸アミドまたはN−メチロール化(メ
タ)アクリル酸アミドなどが挙げられる。 (4)ニトリル基含有モノビニル単量体としては、たと
えばアクリロニトリルまたはメタクリロニトリルなどが
挙げられる。 (5)含窒素アルキル基含有モノビニル単量体として
は、たとえばジメチルアミノエチルアクリレート,ジメ
チルアミノエチルメタクリレートなどが挙げられる。 (6)スルホン酸基ないしはその塩基含有モノビニル単
量体としては、たとえばビニルスルホン酸またはスチレ
ンスルホン酸、あるいはそれらの塩などが挙げられる。 (7)(メタ)アクリル酸アルキルエステルとしては、
たとえばメチル−,エチル−,プロピル−,n−ブチル
−,t−ブチル−,n−アミル−,i−アミル−,ヘキ
シル−,オクチル−,ノニル−,デシル−,ドデシル
−,オクタデシル−,シクロヘキシル−,フェニル−も
しくはベンジル(メタ)アクリレートなどが挙げられ
る。 (8)モノビニルエステルとしては、たとえば酢酸ビニ
ル,プロピオン酸ビニル,ビニルブチラート,バーサテ
ィック酸ビニル等が挙げられる。 (9)モノビニルエーテルとしては、たとえば、メチル
ビニルエーテル,エチルビニルエーテル,n−プロピル
ビニルエーテル,イソプロピルビニルエーテル,n−ブ
チルビニルエーテル,イソブチルビニルエーテル,t−
ブチルビニルエーテル,n−ペンチルビニルエーテル,
n−ヘキシルビニルエーテル,n−オクチルビニルエー
テル,2−エチルヘキシルビニルエーテル,クロロメチ
ルビニルエーテル,クロロエチルビニルエーテル,ベン
ジルビニルエーテルまたはフェニルエチルビニルエーテ
ルの如きアルキルビニルエーテルもしくは置換アルキル
ビニルエーテル類;シクロペンチルビニルエーテル,シ
クロヘキシルビニルエーテルまたはメチルシクロヘキシ
ルビニルエーテルの如きシクロアルキルビニルエーテル
類;あるいはトリフルオロメチルビニルエーテル,ペン
タフルオロエチルビニルエーテル,テトラフルオロエチ
ルビニルエーテル,テトラフルオロプロピルビニルエー
テル,ヘプタフルオロプロピルビニルエーテルの如き
(パー)フルオロアルキルビニルエーテル類などが挙げ
られる。 (10)他のモノビニル単量体としては、たとえば塩化
ビニルもしくは塩化ビニリデンの如きハロゲン化ビニル
類;またはマレイン酸−,フマル酸−もしくはイタコン
酸のジアルキルエステルの如き不飽和二塩基酸ジアルキ
ルエステル類;スチレンもしくはビニルトルエンの如き
スチレン類;エチレンやブタジエンの如きモノエン類や
ジエン類;ビニルトリクロロシラン,ビニルトリエトキ
シシランの如きシラン基含有モノビニル単量体;あるい
は(メチル)グリシジル(メタ)アクリレートの如きグ
リシジル基含有モノビニル単量体が挙げられる。 (11)多官能性架橋性単量体としては、たとえば、分
子中に重合性不飽和結合を2個以上有するものであり、
エチレングリコールジメタクリレート、1,3−ブチレ
ングリコールジメタクリレート、1,4−ブチレングリ
コールジメタクリレート、プロピレングリコールジメタ
クリレート、ジビニルベンゼン、トリビニルベンゼン、
ジアリルフタレート、エチレングリコールジアクリレー
ト、1,3−ブチレングリコールジアクリレートなどが
挙げられる。
【0021】本発明の紫外線吸収性共重合型樹脂を製造
する場合には、通常、下記の如き乳化剤及び触媒が用い
られる。
する場合には、通常、下記の如き乳化剤及び触媒が用い
られる。
【0022】乳化剤としては、アニオン型乳化剤,非イ
オン型乳化剤またはカチオン型乳化剤をはじめ反応性乳
化剤やアクリルオリゴマーなど界面活性能を有する物質
が挙げられ、これらは1種もしくは2種以上併用するこ
とができる。非イオン型活性剤としては、ポリオキシエ
チレンアルキルフェノールエーテル,ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル,ポリオキシエチレン高級脂肪酸エ
ステルまたはエチレンオキサイド−プロピレンオキサイ
ドブロック共重合体などが用いられ、また、アニオン型
乳化剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸アルカリ
金属塩,アルキルサルフェートアルカリ金属塩,または
ポリオキシエチレンアルキルフェノールサルフェートア
ルカリ金属塩などが用いられる。
オン型乳化剤またはカチオン型乳化剤をはじめ反応性乳
化剤やアクリルオリゴマーなど界面活性能を有する物質
が挙げられ、これらは1種もしくは2種以上併用するこ
とができる。非イオン型活性剤としては、ポリオキシエ
チレンアルキルフェノールエーテル,ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル,ポリオキシエチレン高級脂肪酸エ
ステルまたはエチレンオキサイド−プロピレンオキサイ
ドブロック共重合体などが用いられ、また、アニオン型
乳化剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸アルカリ
金属塩,アルキルサルフェートアルカリ金属塩,または
ポリオキシエチレンアルキルフェノールサルフェートア
ルカリ金属塩などが用いられる。
【0023】触媒としては、過酸化水素や過硫酸アンモ
ニウムの如き水溶性無機過酸化物もしくは過硫酸塩,ク
メンハイドロパーオキサイドやベンゾイルパーオキサイ
ドの如きの有機過酸化物,あるいはアゾビスイソブチロ
ニトリルの如きアゾ化合物等を用いることが可能であ
る。
ニウムの如き水溶性無機過酸化物もしくは過硫酸塩,ク
メンハイドロパーオキサイドやベンゾイルパーオキサイ
ドの如きの有機過酸化物,あるいはアゾビスイソブチロ
ニトリルの如きアゾ化合物等を用いることが可能であ
る。
【0024】紫外線吸収性共重合型樹脂は次の方法によ
り得ることができる。攪拌機,還流冷却器,温度計等を
備えた反応容器内で、水に乳化剤を溶かしたものに、上
述の重合性モノマー,触媒,紫外線吸収性モノマーを加
え50〜100℃程度に加熱しながら攪拌して、乳化重
合する。重合終了後、得られた樹脂微粒子をろ取し、洗
浄を行った後、常温あるいは加熱して乾燥させることに
より樹脂粉末が得られる。また、実用に供する際の安全
性を一層高めるために樹脂粉末中に残留している未反応
モノマーを溶媒や超臨界ガスにより抽出したりすること
も可能である。
り得ることができる。攪拌機,還流冷却器,温度計等を
備えた反応容器内で、水に乳化剤を溶かしたものに、上
述の重合性モノマー,触媒,紫外線吸収性モノマーを加
え50〜100℃程度に加熱しながら攪拌して、乳化重
合する。重合終了後、得られた樹脂微粒子をろ取し、洗
浄を行った後、常温あるいは加熱して乾燥させることに
より樹脂粉末が得られる。また、実用に供する際の安全
性を一層高めるために樹脂粉末中に残留している未反応
モノマーを溶媒や超臨界ガスにより抽出したりすること
も可能である。
【0025】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明は、これらによって限定されるもので
はない。
明するが、本発明は、これらによって限定されるもので
はない。
【0026】実施例1 3,4,5−トリメトキシ−4’−(3−ビニロキシカ
ルボニルプロポキシ)カルコンの合成 3,4,5−トリメトキシベンズアルデヒド9.81グ
ラム(50.0ミリモル)と4’−ヒドロキシアセトフ
ェノン6.81グラム(50.0ミリモル)をエタノー
ル(83ミリリットル)に溶かし、この溶液に水酸化ナ
トリウム溶液(水酸化ナトリウム3.41グラムを水1
0ミリリットルに溶解)を徐々に滴下した。滴下終了
後、50℃で24時間攪拌した。冷却後、反応溶液に2
N塩酸を加え中和し、更に水を加え析出した結晶をろ取
した。得られた結晶をエタノールで洗浄後、減圧乾燥し
て3,4,5−トリメトキシ−4’−ヒドロキシカルコ
ン12.0グラム(収率76.0%)を得た。次いで
3,4,5−トリメトキシ−4’−ヒドロキシカルコン
1.00グラム(3.18ミリモル)のN,N−ジメチ
ルホルムアミド(10ミリリットル)溶液に無水炭酸カ
リウム0.48グラム(3.50ミリモル)とブロム酪
酸ビニル0.50ミリリットル(3.50ミリモル)を
加え60℃に加熱し、2時間攪拌した。反応混合物を室
温にもどし、酢酸エチルで抽出し、水で洗浄した。有機
層を無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、減圧濃縮すると結
晶が得られた。この結晶をエタノールから再結晶するこ
とにより、3,4,5−トリメトキシ−4’−(3−ビ
ニロキシカルボニルプロポキシ)カルコン1.19グラ
ム(収率88.0%)を淡黄色結晶として得た。この特
性値を表1に示す。
ルボニルプロポキシ)カルコンの合成 3,4,5−トリメトキシベンズアルデヒド9.81グ
ラム(50.0ミリモル)と4’−ヒドロキシアセトフ
ェノン6.81グラム(50.0ミリモル)をエタノー
ル(83ミリリットル)に溶かし、この溶液に水酸化ナ
トリウム溶液(水酸化ナトリウム3.41グラムを水1
0ミリリットルに溶解)を徐々に滴下した。滴下終了
後、50℃で24時間攪拌した。冷却後、反応溶液に2
N塩酸を加え中和し、更に水を加え析出した結晶をろ取
した。得られた結晶をエタノールで洗浄後、減圧乾燥し
て3,4,5−トリメトキシ−4’−ヒドロキシカルコ
ン12.0グラム(収率76.0%)を得た。次いで
3,4,5−トリメトキシ−4’−ヒドロキシカルコン
1.00グラム(3.18ミリモル)のN,N−ジメチ
ルホルムアミド(10ミリリットル)溶液に無水炭酸カ
リウム0.48グラム(3.50ミリモル)とブロム酪
酸ビニル0.50ミリリットル(3.50ミリモル)を
加え60℃に加熱し、2時間攪拌した。反応混合物を室
温にもどし、酢酸エチルで抽出し、水で洗浄した。有機
層を無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、減圧濃縮すると結
晶が得られた。この結晶をエタノールから再結晶するこ
とにより、3,4,5−トリメトキシ−4’−(3−ビ
ニロキシカルボニルプロポキシ)カルコン1.19グラ
ム(収率88.0%)を淡黄色結晶として得た。この特
性値を表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】実施例2〜10 表2に示されるような原料を用い、実施例1と同様の方
法で実施例2〜10の化合物を合成した。
法で実施例2〜10の化合物を合成した。
【0029】
【表2】 これらのうち代表例として4’位にビニルエステル基を
有するアルコキシ基の入ったものについて特性値を表1
に示す。
有するアルコキシ基の入ったものについて特性値を表1
に示す。
【0030】実施例11 紫外線吸収性共重合型樹脂の製造方法 攪拌機,還流冷却器,滴下漏斗および温度計を備えた反
応容器に水140グラム,ポリオキシエチレンオクチル
ドデシルエーテル1.5グラムを仕込んで攪拌した。次
いで、反応容器の内温を70℃に保ち、紫外線吸収性モ
ノマーとして20グラム,重合性モノマーとしてメチル
メタクリレート50グラム,スチレン25グラム,メタ
クリル酸2グラム,ジビニルベンゼン3グラムの混合物
と過硫酸カリウム0.4グラムおよび水13グラムの混
合物とをそれぞれ約3時間かけて加えて反応させ、さら
に熟成を45分間行った。しかるのち冷却して懸濁溶液
をろ過して樹脂微粒子をろ取し、微粒子を水洗した後、
減圧乾燥を行い樹脂約90グラムを得た。平均粒子径は
0.25ミクロンであった。
応容器に水140グラム,ポリオキシエチレンオクチル
ドデシルエーテル1.5グラムを仕込んで攪拌した。次
いで、反応容器の内温を70℃に保ち、紫外線吸収性モ
ノマーとして20グラム,重合性モノマーとしてメチル
メタクリレート50グラム,スチレン25グラム,メタ
クリル酸2グラム,ジビニルベンゼン3グラムの混合物
と過硫酸カリウム0.4グラムおよび水13グラムの混
合物とをそれぞれ約3時間かけて加えて反応させ、さら
に熟成を45分間行った。しかるのち冷却して懸濁溶液
をろ過して樹脂微粒子をろ取し、微粒子を水洗した後、
減圧乾燥を行い樹脂約90グラムを得た。平均粒子径は
0.25ミクロンであった。
【0031】実施例12〜16 使用する紫外線吸収性モノマー,およびそれらと乳化重
合させるビニル単量体として、表3に示すものを用いる
以外は、実施例11とまったく同様にして樹脂微粒子を
得た。
合させるビニル単量体として、表3に示すものを用いる
以外は、実施例11とまったく同様にして樹脂微粒子を
得た。
【0032】
【表3】
【0033】実施例11〜16で得られた樹脂の特性を
表4に示す。
表4に示す。
【0034】
【表4】
【0035】
【発明の効果】以上記載の如く、本発明はUV−A領域
の光を効果的に吸収しうる紫外線吸収性モノマー及びビ
ニル単量体との乳化重合によって得られる共重合性樹脂
を提供することは明らかである。
の光を効果的に吸収しうる紫外線吸収性モノマー及びビ
ニル単量体との乳化重合によって得られる共重合性樹脂
を提供することは明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑村 慎一 奈良県北葛城郡広陵町馬見中1−4−2− 206 (72)発明者 出口 義信 大阪府高石市千代田2−3−2−202
Claims (2)
- 【請求項1】 一般式 【化1】 (式中R1 ,R2 は水酸基,炭素数1〜10のアルコキ
シ基を示し、R3 は炭素数が1〜20の直鎖もしくは分
岐鎖の二価の炭化水素基を示す。n,mは0〜3の整数
を示す。)で表わされることを特徴とするカルコン誘導
体。 - 【請求項2】 請求項1記載のカルコン誘導体単独また
は二種以上、あるいは他のビニル単量体と乳化重合して
得られることを特徴とする共重合型樹脂。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8991892A JPH05255655A (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 紫外線吸収剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8991892A JPH05255655A (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 紫外線吸収剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05255655A true JPH05255655A (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=13984092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8991892A Pending JPH05255655A (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 紫外線吸収剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05255655A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6051602A (en) * | 1998-03-16 | 2000-04-18 | The Procter & Gamble Company | Methods for regulating skin appearance |
JP2000328039A (ja) * | 1999-05-19 | 2000-11-28 | Hayashibara Biochem Lab Inc | 光吸収剤 |
US6183761B1 (en) | 1998-03-16 | 2001-02-06 | The Procter & Gamble Company | Compositions for regulating skin appearance |
WO2004005243A3 (fr) * | 2002-07-08 | 2004-04-22 | Genfit | Composition a base de derives de 1,3-diphenylprop-2-en-one substitues |
FR2857361A1 (fr) * | 2003-07-08 | 2005-01-14 | Genfit S A | PREPARATION DE DERIVES DE 1,3-DIPHENYPROP-2-¼n-1-one |
WO2006096422A1 (en) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Bausch & Lomb Incorporated | Radiation-absorbing materials, ophthalmic compositions containing same, and method of treating ophthalmic devices |
JP2008518988A (ja) * | 2004-11-02 | 2008-06-05 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. | Uv−日焼け止め調製物のための添加剤 |
US7566737B2 (en) | 2002-07-08 | 2009-07-28 | Genfit | Combinations of substituted 1,3-diphenylprop-2-en-1-one derivatives with other therapeutically active ingredients |
CN107337985A (zh) * | 2017-06-20 | 2017-11-10 | 中国西电电气股份有限公司 | 一种具有相变调温功能的散热涂料及其制备方法 |
-
1992
- 1992-03-12 JP JP8991892A patent/JPH05255655A/ja active Pending
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6051602A (en) * | 1998-03-16 | 2000-04-18 | The Procter & Gamble Company | Methods for regulating skin appearance |
US6183761B1 (en) | 1998-03-16 | 2001-02-06 | The Procter & Gamble Company | Compositions for regulating skin appearance |
US6235773B1 (en) | 1998-03-16 | 2001-05-22 | The Procter & Gamble Company | Compositions for regulating skin appearance |
JP2000328039A (ja) * | 1999-05-19 | 2000-11-28 | Hayashibara Biochem Lab Inc | 光吸収剤 |
EA012699B1 (ru) * | 2002-07-08 | 2009-12-30 | Женфит | Композиция на основе замещенных производных 1,3-дифенилпроп-2-ен-1-она и ее применение |
US7943661B2 (en) | 2002-07-08 | 2011-05-17 | Genfit | Substituted 1,3-diphenylprop-2-en-1-one derivatives and preparation and uses thereof |
US8106097B2 (en) | 2002-07-08 | 2012-01-31 | Genfit | Composition based on substituted 1,3-diphenylprop-2-en-1-one derivatives, preparation and uses thereof |
US8058308B2 (en) | 2002-07-08 | 2011-11-15 | Genfit | Substituted 1,3-diphenylprop-2-en-1-one derivatives, preparation and uses thereof |
KR100947907B1 (ko) * | 2002-07-08 | 2010-03-17 | 장피트 | 치환된 1,3-디페닐프로프-2-엔-1-온 유도체에 기초한조성물, 이의 제조 및 용도 |
WO2004005243A3 (fr) * | 2002-07-08 | 2004-04-22 | Genfit | Composition a base de derives de 1,3-diphenylprop-2-en-one substitues |
US7566737B2 (en) | 2002-07-08 | 2009-07-28 | Genfit | Combinations of substituted 1,3-diphenylprop-2-en-1-one derivatives with other therapeutically active ingredients |
US7632870B2 (en) | 2002-07-08 | 2009-12-15 | Genfit | Composition based on substituted 1,3-diphenylprop-2-en-1-one derivatives, preparation and uses thereof |
EA010410B1 (ru) * | 2003-07-08 | 2008-08-29 | Жанфит | Получение производных соединения 1,3-дифенилпроп-2-ен-1-он |
FR2857361A1 (fr) * | 2003-07-08 | 2005-01-14 | Genfit S A | PREPARATION DE DERIVES DE 1,3-DIPHENYPROP-2-¼n-1-one |
WO2005005369A1 (fr) * | 2003-07-08 | 2005-01-20 | Genfit | Preparation de derives de 1,3-diphenylprop-2-en-1-one |
JP2008518988A (ja) * | 2004-11-02 | 2008-06-05 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. | Uv−日焼け止め調製物のための添加剤 |
WO2006096422A1 (en) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Bausch & Lomb Incorporated | Radiation-absorbing materials, ophthalmic compositions containing same, and method of treating ophthalmic devices |
CN107337985A (zh) * | 2017-06-20 | 2017-11-10 | 中国西电电气股份有限公司 | 一种具有相变调温功能的散热涂料及其制备方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100822674B1 (ko) | 수성 나노 복합체 분산물: 방법,조성물,및 그 용도 | |
JP4354156B2 (ja) | シリコンエステルを含むポリマー化合物およびこれから得られる組成物 | |
KR101857476B1 (ko) | 폴리머 캡슐화된 이산화티탄 입자 | |
JP2804768B2 (ja) | アニオン性種の掃除機構を有する水性被覆組成物 | |
JPH05255655A (ja) | 紫外線吸収剤 | |
JP4627009B2 (ja) | エマルションの製造方法 | |
JP2023052330A (ja) | ポリビニルアルコール系樹脂、分散剤及び懸濁重合用分散剤 | |
JP3425720B2 (ja) | 化粧料用粒子およびその製造方法 | |
CN100389159C (zh) | 一种耐光性涂料的制备方法 | |
JP5136956B2 (ja) | 重合性組成物及びその重合物 | |
WO2002014433A1 (fr) | Composition polymerisable, objet durci obtenu a partir de cette composition, et materiau composite | |
JPH05263067A (ja) | 紫外線吸収剤 | |
JP3465031B2 (ja) | 被覆顔料および化粧料 | |
AU2019331468A1 (en) | Methods and compositions to stabilize a nanogel and dental compositions therefrom | |
JPH03128978A (ja) | エマルション型塗料用組成物 | |
JP5180516B2 (ja) | 重合体の脱色方法、及び重合体の製造方法 | |
JP3634921B2 (ja) | 紫外線吸収性共重合体微粒子およびその製造法 | |
WO2006097305A1 (en) | Process for manufacturing organoclav-polymer nanocomposites by gas phase polymerization | |
JP3149487B2 (ja) | メタアクリル系樹脂粒子の製造方法 | |
JP3641079B2 (ja) | 紫外線吸収剤 | |
JP2007246799A (ja) | 紫外線遮断性水系コーティング用樹脂組成物 | |
JP3642838B2 (ja) | 歯科用複合充填材およびそれを含有する歯科材料 | |
JP4727851B2 (ja) | 耐光性に優れたスチレン系微粒子集合体、該集合体を用いた光拡散剤および該集合体の製造方法 | |
JPH093396A (ja) | 塗料用組成物およびその製造方法 | |
JP3977536B2 (ja) | 樹脂粒子およびその製造方法 |