JPH0525554U - 電子音発生装置付きカード - Google Patents

電子音発生装置付きカード

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JPH0525554U
JPH0525554U JP1306191U JP1306191U JPH0525554U JP H0525554 U JPH0525554 U JP H0525554U JP 1306191 U JP1306191 U JP 1306191U JP 1306191 U JP1306191 U JP 1306191U JP H0525554 U JPH0525554 U JP H0525554U
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JP
Japan
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piezoelectric buzzer
integrated circuit
card
piezoelectric
buzzer
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Application number
JP1306191U
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English (en)
Inventor
孝次 阿武
Original Assignee
株式会社アンノ・オフイス
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成が極めて簡単なばかりでなく小型で、製
作が容易であってしかも発生する音が十分に増幅されて
聞き取り易い電子音発生装置付きカードを製作しようと
したことを目的とする。 【構成】 圧電ブザー支持部と集積回路取付部とを一体
に設けた基板を硬質合成樹脂で成形し、前記圧電ブザー
取付部には裏面に音響増幅用の浅い窪み部を形成すると
ともに表面に圧電ブザーを取り付け、前記集積回路取付
部には少なくとも音声用集積回路とバッテリーを設け、
前記圧電ブザーと音声用集積回路とをリード線で電気的
に接続してなる構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、構成が極めて簡単なばかりでなく小型で、製作が容易であってしか も発生する音が十分に増幅されて聞き取り易い電子音発生装置付きカードに関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
圧電ブザーにより音声が発生するカード類は、例えば実開昭60−9000号 公報、又は実開昭63−16169号公報、及び実開平2−137276号公報 などに記載されている。 前記した実開昭60−9000号公報に記載のカードは、圧電ブザーと半導体 集積回路と光電素子とを結線して回路網を構成し、この回路網をシートに固着す るとともに、シートの光電素子固定部分は光電素子が作動するのに十分な透光性 を有するようにした構成である。 また、実開昭63−16169号公報に記載のカードは、シートにメロディー 集積回路、圧電ブザー及び電池を配設し、シートに導電性塗料により一対の端子 部を印刷形成し、これらの端子部をメロディー集積回路のスイッチ部とした構成 である。 更に、実開平2−137276号公報に記載のカードは、カードに圧電ブザー の発音体を覆う透孔を有するキャップ部を設け、このキャップ部の全部又は一部 を形象物の形状としてカードの孔から露出させた構成である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記した公知のカードは、ほとんどがシートに圧電ブザー、集積回路及び電池 等を個々に固定するので製作が極めて面倒で、多数の工程と時間とを要するし、 製作に熟練が必要である。また、シートそのものが音声増幅機能を必要とするの で、比較的寸法の大きなカードを使用しないと音声が聞き取れなくなり、小型化 することが困難である。更に、シートを卓上に置いたりグリーティングカード内 に収納すると減音するので、商品価値が少ない。 したがって、製作が極めて簡単で、しかも小型でありながらどのような使用状 態に置かれても十分な音声が発生する圧電ブザーを使用したカードが要望されて いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記要望に基づいて提案されたもので、基本的には、圧電ブザー支持 部と集積回路取付部とを一体状に設けた基板を硬質合成樹脂で成形し、前記圧電 ブザー取付部には裏面に音響増幅用の浅い窪み部を形成するとともに、表面に圧 電ブザーを取り付け、前記集積回路取付部には少なくとも音声用集積回路とバッ テリーを設け、前記圧電ブザーと音声集積回路とをリード線で電気的に接続して なるものである。
【0005】
【実施例】
以下に本考案を図面の実施例に基づいて詳細に説明する。 本考案の電子音発生装置付きカード1は、例えば熱可塑性の合成樹脂で成形し た基板2を有する。 前記基板2には、圧電ブザー支持部3と集積回路取付部4とを上下にして一体 状に設けてある。 前記圧電ブザー支持部3は額縁状であって、薄肉な取付面5の表面に浅い圧電 ブザー収納空部6を形成するとともに、裏面に音響増幅用の浅い窪み部7を形成 した構成である。 前記取付面5は0.3〜0.5ミリメートル程度の厚さ、圧電ブザー収納空部 6及び窪み部7は、夫々1〜3ミリメートル程度の深さである。
【0006】 そして、前記集積回路取付部4は仕切り桟8により前記圧電ブザー支持部3と 区切られて一体に設けてあり、表面側に回路収納空部9を設けてある。 また、前記仕切り桟8には、圧電ブザー支持部3の圧電ブザー収納空部6と集 積回路取付部4の回路収納空部9とを連通する切込溝部10を形成する。
【0007】 図1、図2の実施例では、圧電ブザー11を両面粘着テープ材若しくは接着剤 により圧電ブザー支持部3の取付面5の表面に固定し、圧電ブザー収納空部6の 深さの範囲内に位置させて表面に突出しない様にしてある。そして、集積回路取 付部4の回路収納空部9内には電池12を収納固定するとともに、回路収納空部 9の開放表面を閉塞して基板2の表面と面一状になる様に薄板状の音声集積回路 13をビス等で固定する。 また、前記集積回路13の表面には、1回押圧すると集積回路13が一定時間 だけONとなるシート状の感圧スイッチ14を設けるが、前記感圧スイッチ14 は基板2の表面の他の部分に設けてもよい。ただ、感圧スイッチ14を集積回路 13の表面に設けると、集積回路13と感圧スイッチ14との配線が極めて簡単 になる。 更に、前記圧電ブザー支持部3の圧電ブザー11と集積回路取付部4の集積回 路13とは、仕切り桟8の切込溝部10に通すリード線15により電気的に接続 する。
【0008】 したがって、図1、図2の本考案の実施例によれば、圧電ブザー11と集積回 路13とはリード線15により電気的に接続し、また集積回路13には電池12 及び感圧スイッチ14が電気的に連結している。 したがって、感圧スイッチ14を押圧して集積回路13をONにすると、集積 回路13から発信する音声信号が圧電ブザー11に伝送して圧電ブザー11から 一定の時間だけ音声が発生する。この場合、圧電ブザー支持部3の取付面5は薄 いし、取付面5の裏面に窪み部7があるので、圧電ブザー11から発生する音声 が前記窪み部7で十分に増幅されて良好な発生音となり、音響効果が優れて聞き 取りやすいものとなる。 特に、電子音発生装置付きカード1を卓上、書類などの上面、その他の物の上 面に置いて前記窪み部7の後面を塞ぐようにしても、圧電ブザー11から発生す る音響が窪み部7の内部で反響が生じるので、更に音響の増幅効果が高まるか、 若しくは減音することがない。
【0009】 図3の本考案の他の実施例は、圧電ブザー支持部3に形成した取付面5の表面 に、圧電ブザー11を遮蔽する様にして化粧シート16を被着した場合を示すも ので、裏面に粘着層を有する化粧シート16を使用すると取付面5の表面に簡単 に貼着することができる。 このような構成であると、圧電ブザー11が取付面5の表面に密着状になるの で、圧電ブザー11からの発生音が取付面5から窪み部7に伝達しやすくなり、 窪み部7での音響増幅効果が更に高まることになるし、また取付面5の表面を装 飾することができる。 なお、図3において説明していない符号は、前記実施例の同一符号と同一の構 成であるから説明を省略する。
【0010】 図4、図5の本考案の他の実施例は、圧電ブザー支持部3の取付面5の中央部 分に圧電ブザー11の止着面17を円状に形成するとともに、止着面17の外周 に蛇腹部18を形成した場合を示すもので、蛇腹部18は止着面17を除いた取 付面5の全面に形成してもよいし、若しくは図4で示す様に環状に蛇腹部18を 形成して取付面5の四隅部を平坦面としてもよい。 そして、圧電ブザー11は止着面17の表面に固定するのであるが、前記実施 例と同様に接着剤若しくは両面粘着材で圧電ブザー11を止着面17の表面に固 着するか、又は化粧シート16で固着してもよい。 また、前記実施例と同様にリード線15は切込溝部10に通すのであるが、こ のリード線15を蛇腹部18の表面に接触しない様に配線しながら、圧電ブザー 11と集積回路13とを電気的に接続すればよい。
【0011】 この実施例によれば、圧電ブザー11から発生する音が止着面17から蛇腹部 18に振動を与え、窪み部7で反響するので増幅効果が著しく大きくなる。 なお、本実施例においても説明していない符号は前記実施例の同一符号と同一 の構成であるから説明を省略する。
【0012】 図6に示す本考案の他の実施例は、基板2を額縁状の後側枠体7’と集積回路 取付部4とを一体に成形して構成し、圧電ブザー支持部3の前側枠体6’と取付 面5’とを基板2とは別に成形し、前記後側枠体7’の表面に取付面5’と前側 枠体6’とを配置し、前側枠体6’、取付面5’の周縁及び後側枠体7’を高周 波溶接、接着剤などにより一体状にした場合である。 したがって、圧電ブザー収納空部6は前側枠体6’の内周縁及び取付面5’の 前面で囲まれる部分に構成することになり、窪み部7は後側枠体7’の内周縁及 び取付面5’の後面で囲まれる部分に構成される。 この実施例においても、取付面5’の表面に圧電ブザー11を取り付けるとと もに、必要であれば化粧シート16を貼着し、また集積回路取付部4の内部に電 池や集積回路を設けて構成するのである。
【0013】 なお、この図6の実施例においても説明していない符号は前記図1、2の実施 例と同一の符号と同一の構成であるから説明を省略する。 以上本考案の実施例を説明したが、本考案は前記した各実施例に限定されるも のではなく、実用新案登録請求の範囲に記載の構成を変更しない限りどの様にで も実施することができる。
【0014】
【考案の効果】
以上要するに、本考案によれば、圧電ブザー支持部と集積回路取付部とを一体 に設けた基板を硬質合成樹脂で成形し、前記圧電ブザー取付部には裏面に音響増 幅用の浅い窪み部を形成するとともに表面に圧電ブザーを取り付け、前記集積回 路取付部には少なくとも音声用集積回路とバッテリーを設け、前記圧電ブザーと 音声集積回路とをリード線で電気的に接続してなる。したがって、構造が極めて 簡単で小型になるにもかかわらず発生音が十分に増幅されるため、グリーティン グカード、その他の多種の目的、用途に使用することができる。また、製作する 場合の組立作業が2工程程度で足りるので製作が著しく簡単となり、商品価値の 高いカードを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の縦断側面図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す分解斜視図である。
【図4】本考案の他の実施例を示す正面図である。
【図5】図4の一部を断面とした側面図である。
【図6】本考案の他の実施例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 電子音発生装置付きカード 2 基板 3 圧電ブザー支持部 4 集積回路取付部 5 取付面 6 圧電ブザー収納空部 7 窪み部 8 仕切り桟 9 回路収納空部 10 切込溝部 11 圧電ブザー 12 電池 13 集積回路 14 感圧スイッチ 15 リード線 16 化粧シート 17 止着面 18 蛇腹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G10K 15/04 302 F 7227−5H

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧電ブザー支持部と集積回路取付部とを一
    体状に設けた基板を硬質合成樹脂で成形し、前記圧電ブ
    ザー取付部には裏面に音響増幅用の浅い窪み部を形成す
    るとともに表面に圧電ブザーを取り付け、前記集積回路
    取付部には少なくとも音声用集積回路とバッテリーを設
    け、前記圧電ブザーと音声用集積回路とをリード線で電
    気的に接続してなる電子音発生装置付きカード。
  2. 【請求項2】圧電ブザー支持部と集積回路取付部とを一
    体状に設けた基板を硬質合成樹脂で成形し、前記圧電ブ
    ザー取付部には裏面に音響増幅用の浅い窪み部を形成す
    るとともに表面に圧電ブザーを取り付け、前記集積回路
    取付部には表面にシート状のスイッチを設けた音声用集
    積回路とバッテリーを設け、前記圧電ブザーと音声用集
    積回路とをリード線で電気的に接続してなる電子音発生
    装置付きカード。
  3. 【請求項3】圧電ブザー支持部には環状の蛇腹部を設け
    るとともに、前記蛇腹部の中心に圧電ブザーの止着面を
    形成し、前記止着面に圧電ブザーを取り付けてなる請求
    項1又は2に記載の電子音発生装置付きカード。
JP1306191U 1991-02-18 1991-02-18 電子音発生装置付きカード Pending JPH0525554U (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53135006A (en) * 1977-04-30 1978-11-25 Toshiba Corp Blower
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