JPH05255353A - 光学活性アリル(フルオロ)シランおよびその製造方法 - Google Patents

光学活性アリル(フルオロ)シランおよびその製造方法

Info

Publication number
JPH05255353A
JPH05255353A JP4088376A JP8837692A JPH05255353A JP H05255353 A JPH05255353 A JP H05255353A JP 4088376 A JP4088376 A JP 4088376A JP 8837692 A JP8837692 A JP 8837692A JP H05255353 A JPH05255353 A JP H05255353A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phenyl
optically active
silane
fluoro
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4088376A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamejirou Hiyama
爲次郎 檜山
Yasuo Hatanaka
康夫 畠中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sagami Chemical Research Institute
Original Assignee
Sagami Chemical Research Institute
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sagami Chemical Research Institute filed Critical Sagami Chemical Research Institute
Priority to JP4088376A priority Critical patent/JPH05255353A/ja
Publication of JPH05255353A publication Critical patent/JPH05255353A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】光学活性アリルフルオロシランとその効率的な
製造方法を提供する。 【構成】第10族遷移金属触媒存在下、置換1、3−ブ
タジエン類とアリール(フルオロ)シランを反応させる
ことからなる、一般式[I] 【化1】 (式中、R1,R2,R3,R4,R5およびR6は各々独立
に水素原子、アルキル基、アリール基、またはシリル基
である。ただしR1とR2は同時に水素原子となることは
ない。Arはアリール基を表す。nは1、2または3を
あらわす。R1とR2,R2とR3,R3とR4,R4とR5
5とR6またはR1とR6は結合している炭素と一体とな
って環を形成しうる。)で表される光学活性アリルフル
オロシランおよびその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は一般式[I]
【化4】 (式中、R1,R2,R3,R4,R5およびR6は各々独立
に水素原子、アルキル基、アリール基、またはシリル基
である。ただし、R1とR2は同時に水素原子となること
はない。Arはアリール基を表す。nは1、2または3
をあらわす。R1とR2,R2とR3,R3とR4,R4
5、R5とR6またはR1とR6は結合している炭素と一
体となって環を形成しうる。)で表される光学活性アリ
ル(フルオロ)シランおよびその製造方法に関する。
【0003】本発明によって得られる光学活性アリル
(フルオロ)シランから合成中間体として有用な光学活
性アリルアルコールを種々合成することができる[参考
例4;Tetrahedron Asymmetry,
,151(1990)]。また、光学活性アリル(フ
ルオロ)シランをグリニャール反応剤と処理することで
得られる光学活性アリルシランは医薬、農薬、天然物な
ど種々の光学活性化合物の合成中間体として有用性が高
い[Org.Reac.7,57(1989)]。た
とえば、光学活性β、γ−不飽和カルボニル化合物[O
rganometallics,,884(198
7)]や光学活性ホモアリルアルコール類を種々合成で
きる[J.Am.Chem.Soc.,04,496
3(1982)]。
【0004】
【従来の技術】一般式[I]により表される光学活性ア
リルフルオロシランに類似した光学活性アリルシランと
して(E)−1−フェニル−3−トリメチルシリル−1
−ブテン、(Z)−1−フェニル−3−トリメチルシリ
ル−1−ブテン,(E)−1−フェニル−3−トリフェ
ニルシリル−1−ブテン、(Z)−1−フェニル−3−
トリエチルシリル−1−ブテン、(E)−4−トリメチ
ルシリル−2−ペンテン、(E)−4−トリエチルシリ
ル−2−ペンテン、3−トリエチルシリル−1−ブテン
[以上、J.Org.Chem.,1,3772(198
6)]が知られている。しかし、これらの光学活性アリ
ルシランは光学活性アリルアルコールへと変換すること
ができない。また、(Z)−1−フェニル−1−トリフ
ルオロシリル−2−ブテン、(Z)−1−フェニル−1
−トリクロロシリル−2−ブテン、(Z)−1−シクロ
ヘキシル−1−トリクロロシリル−2−ブテン、(Z)
−1−(2−フルオロフェニル)−1−トリクロロシリ
ル−2−ブテン[以上、Tetrahedron As
ymmetry,,151(1990);Organo
metallics,,884(1987);Tetr
ahedron Lett.、6,3020(198
5)]が知られているがこれらの鏡像体過剰率はいずれ
も低い。また、これらの化合物の製造方法として(1)
光学活性パラジウム触媒存在下、臭化アルケニルとグリ
ニャール反応剤をカップリングさせる方法[J.Org.
Chem.,1,3772(1986)]。(2)光学
活性パラジウム触媒存在下、トリクロロシランと置換
1,3−ブタジエン類を反応させる方法[以上、Tet
rahedron Asymmetry,,151(1
990);Organometallics,,884
(1987);Tetrahedron Lett.、
6,3020(1985)]がある。このうち(1)
の方法によって得られる光学活性アリルシランは光学活
性アリルアルコールへと変換することができないうえ、
(Z)体の光学活性アリルシランの鏡像体過剰率が低い
という欠点がある。(2)の方法によっても低い鏡像過
剰率の光学活性アリルシランしか得られぬという欠点が
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】医薬、農薬などの光学
活性な化合物の高い鏡像体過剰率は有効な生理活性を得
る上で必須である。また、近年、液晶等の有機材料等に
も高い鏡像体過剰率を持つ光学活性化合物が多く使われ
ている。これらの化合物を合成するためには光学活性な
合成中間体が必要である。アリルシランは合成中間体と
して有用な化合物でありながら、これまで高い鏡像体過
剰率をもつアリルシランの工業的な合成が困難であった
ため、光学活性化合物の合成に用いられることがなかっ
た。本発明者らはかかる欠点を除き高い鏡像体過剰率を
有する新規光学活性アリルシランを得ることを目的とし
検討を加えた結果、置換1、3−ブタジエン類とジフル
オロ(フェニル)シランを初めとするアリール(フルオ
ロ)シラン類とを光学活性配位子を有する第10族遷移
金属触媒の共存下、反応させることにより、前記一般式
[I]で表される光学活性アリル(フルオロ)シランが
高い鏡像体過剰率で得られることを見いだし本発明を完
成した。
【0006】
【課題を解決するための手段】光学活性配位子を有する
第10族遷移金属触媒の共存下、下記一般式[II]
【化5】 (式中、R1,R2,R3,R4,R5およびR6は各々独立
に水素原子、アルキル基、アリール基、またはシリル基
である。ただし、R1とR2は同時に水素原子となること
はない。R1とR2,R2とR3,R3とR4,R4とR5、R
5とR6またはR1とR6は結合している炭素と一体となっ
て環を形成しうる。)で表される置換1、3−ブタジエ
ン類と下記一般式[III]
【化6】 (式中、Arはアリール基を表す。nは1、2または3
を表す。)で表されるアリール(フルオロ)シランを反
応させることにより前記、一般式[I]で表される光学
活性アリル(フルオロ)シランを高い鏡像体過剰率で合
成した。
【0007】本発明に用いる前記一般式[II]で表さ
れる置換1、3−ブタジエン類は容易に合成でき、かつ
工業的に入手容易な化合物である。置換基R1,R2,R
3,R4,R5およびR6に関しアルキル基としてはたとえ
ばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチ
ル基、ヘキシル基などの未置換アルキル基のほかにイソ
プロピル基、イソブチル基、ベンジル基などの置換アル
キル基をあげることができる。アリール基としてはたと
えばフェニル基、トリル基、ナフチル基などをあげるこ
とができる。シリル基としてはたとえばトリメチルシリ
ル基、トリエチルシリル基、トリフェニルシリル基をあ
げることができる。用いることができる置換1、3−ブ
タジエン類としてはたとえば(E)−1−フェニル−
1、3−ブタジエン、(E)−1、3−ペンタジエン、
1、3−シクロペンタジエン、1、3−シクロヘキサジ
エン、(E)−1−トリメチルシリル−1、3−ブタジ
エン、(E)−1、3−ジフェニル−1、3−ブタジエ
ン、(E)−1、3−ヘキサジエン、(E)−1、3−
ヘプタジエン、(E)−1、3−オクタジエン、(E)
−1、3−ノナジエン、(E)−1、3−デカジエン、
(E)−5−フェニル−1、3−ペンタジエン、(E)
−5−メチル−1、3−ヘキサジエン、(E)−5−メ
チル−1、3−ヘプタジエン、(E)−4−ナフチル−
1、3−ブタジエン、(E)−4−トリメチルシリル−
1、3−ブタジエン、(E)−4−トリフェニルシリル
−1、3−ブタジエン、1−ビニルシクロヘキセン、1
−ビニルシクロペンテン、(E)−1−ナフチル−1、
3−ブタジエン、(Z)−1−フェニル−1、3−ブタ
ジエン、(Z)−1、3−ペンタジエン、1、3−シク
ロペンタジエン、1、3−シクロヘキサジエン、(Z)
−1−トリメチルシリル−1、3−ブタジエン、(Z)
−1、3−ジフェニル−1、3−ブタジエン、(Z)−
1、3−ヘキサジエン、(Z)−1、3−ヘプタジエ
ン、(Z)−1、3−オクタジエン、(Z)−1、3−
ノナジエン、(Z)−1、3−デカジエン、(Z)−5
−フェニル−1、3−ペンタジエン、(Z)−5−メチ
ル−1、3−ヘキサジエン、(Z)−5−メチル−1、
3−ヘプタジエン、(Z)−4−ナフチル−1、3−ブ
タジエン、(Z)−4−トリメチルシリル−1、3−ブ
タジエン、(Z)−4−トリフェニルシリル−1、3−
ブタジエン等をあげることができる。
【0008】他方の原料である前記一般式[III]で
表されるアリール(フルオロ)シランはフッ化水素酸ま
たはアンモニウムヘキサフルオロシリカートにより対応
するアリール(クロロ)シランをフッ素化することによ
り容易に得られる[参考例1および2;Organom
etallics、、1161(1988)]。
【0009】用いることができるアリール(フルオロ)
シランとしてはたとえばジフルオロ(フェニル)シラ
ン、フルオロ(ジフェニル)シラン、ジフルオロ(4−
ニトロフェニル)シラン、フルオロジ(4−ニトロフェ
ニル)シラン、ジフルオロ(4ーシアノフェニル)シラ
ン、フルオロジ(4−シアノフェニル)シラン、ジフル
オロ(4ーメトキシフェニル)シラン、フルオロジ(4
−メトキシフェニル)シラン、フルオロビス[4−(ト
リフルオロメチル)フェニル)]シラン、ジフルオロ
[4−(トリフルオロメチル)フェニル]シラン、フル
オロ(ジメシチル)シラン、ジフルオロ(メシチル)シ
ラン、フルオロ(ジナフチル)シラン、ジフルオロ(ナ
フチル)シランをあげることができる。
【0010】使用する第10族金属触媒としては、塩化
パラジウム[(R)−N、N−ジメチル−1−フェロセ
ニルエチルアミン]、塩化パラジウム[(R)−N、N
−ジメチル−1−(S)−2−(ジフェニルホスフィノ
フェロセニル)エチルアミン](以下、PdCl2[(R)-(S)-
PPFA]と略す)]、塩化パラジウム[(R)−N、N−
ジメチル−(S)−1’,2−ビス(ジフェニルホスフ
ィノフェロセニル)エチルアミン]、塩化パラジウム
[(S)−N、N−ジメチル−(R)−1’,2−ビス
(ジフェニルホスフィノフェロセニル)エチルアミン]
(PdCl2[(S)-(R)-PPFA])、塩化パラジウム[(R)−
1−(S)−1’,2−ビス(ジフェニルホスフィノフ
ェロセニル)エチルアセタート]、塩化パラジウム
[(S)−1−((R)−1’,2−ビス(ジフェニル
ホスフィノ)フェロセニル)エチルアセタート]、塩化
パラジウム[(R)−1−((S)−1’,2−ビス
(ジフェニルホスフィノ)フェロセニル)エチルアルコ
ール]、塩化パラジウム[(S)−1−((R)−
1’,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセニ
ル)エチルアルコール]、塩化パラジウム[(R)−N
−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)−1−(S)
−1’,2−ビス(ジフェニルフォスフィノ)フェロセ
ニルエチルアミン]、塩化パラジウム[(S)−N−メ
チル−N−(2−ヒドロキシエチル)−1−(R)−
1’,2−ビス(ジフェニルフォスフィノ)フェロセニ
ルエチルアミン]、塩化パラジウム[(R)−2,2’
−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチ
ル(以下、BINAPと略称する。)]、塩化パラジウ
ム[(S)−BINAP]、塩化パラジウム[(+)−
2,3−O−イソプロピリデン−2,3−ジヒドロキシ
−1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタン(以
下、DIOPと略称する。)]、塩化パラジウム
[(S)−(ジフェニルホスフィノ)ピロリジン]、塩
化パラジウム[(R)−(ジフェニルホスフィノ)ピロ
リジン]などの光学活性パラジウム錯体のほかに、酢酸
パラジウム、パラジウムジベンザルアセトン、アリル塩
化パラジウム二量体、塩化ニッケル、塩化白金酸、など
第10族遷移金属錯体と光学活性ホスフィン配位子を組
み合わせて触媒として用いることができる。ホスフィン
配位子としては(R)−N,N−ジメチル−1−フェロ
セニルエチルアミン、(R)−N,N−ジメチル−1−
(S)−2−(ジフェニルホスフィノフェロセニル)エ
チルアミン(以下(R)-(S)-PPFAと略す。)、
(S)−N,N−ジメチル−1−(R)−2−(ジフェ
ニルホスフィノフェロセニル)エチルアミン((S)-
(R)-PPFA)、(R)−1−(S)−1’,2−
ビス(ジフェニルホスフィノフェロセニル)エチルアセ
タート、(S)−1−(R)−1’,2−ビス(ジフェ
ニルホスフィノフェロセニル)エチルアセタート、
(R)−1−((S)−1’,2−ビス(ジフェニルホ
スフィノ)フェロセニル)エチルアルコール、(S)−
1−((R)−1’,2−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)フェロセニル)エチルアルコール、(R)−N−メ
チル−N−(2−ヒドロキシエチル)−1−(S)−
1’,2−ビス(ジフェニルフォスフィノ)フェロセニ
ルエチルアミン、(S)−N−メチル−N−(2−ヒド
ロキシエチル)−1−(R)−1’,2−ビス(ジフェ
ニルフォスフィノ)フェロセニルエチルアミン、2’−
(ジフェニルホスフィノ)ビナフチル、(S)−2−ヒ
ドロキシ−2’−(ジフェニルホスフィノ)ビナフチ
ル、を用いることができる。使用量はいわゆる触媒量で
よい。
【0011】反応は0−120℃の範囲で行うことがで
きるが、反応の効率の点から室温−100℃の間で行う
ことが望ましい。以下、実施例および参考例により本発
明をさらに詳しく説明する。
【0012】
【実施例】
参考例1
【化7】 テフロン製のマグネチックスターラーバーを備えたポリ
エチレン製の50 ml試験管にアルゴン雰囲気下、ジクロ
ロ(フェニル)シラン6.11 g (34.5 mmol)を加え、-30
〜ー40℃に冷却した。48%フッ化水素酸水溶液4.0 ml (9
6.0 mmol)をポリプロピレン性の使い捨てシリンジで滴
下した。-40℃で40分間攪拌した後、反応溶液の有機層
を分取した。フッ化物イオン処理のため、この有機層に
トリクロロシラン1 mlを加えた。30分後水素化カルシウ
ムを加え、不活性気体下蒸留し(110-114℃)ジフルオ
ロ(フェニル)シラン3.81 g(収率77%)を得た。また水
層は遊離フッ化物イオンを処理するため塩化カルシウム
と処理した。
【0013】1H NMR (CDCl3) δ 5.18 (t, J = 69.3 H
z, 1 H), 7.53 (m, 5 H).
【0014】IR:(neat) 3095, 3070, 2240, 1600, 143
0, 1135, 920(SiF2), 870, 830, 740,695, 490 cm-1.
【0015】参考例2
【化8】 アンモニウムヘキサフルオロシリカート7.55 g(0.042
mol)のジメトキシエタン(以下DMEと略す)懸濁液
(200 ml)にアルゴン雰囲気下、クロロ(ジフェニル)シ
ラン5.00 g (0.023 mol)を室温で滴下し、 30分間加熱
還流した。放冷後乾燥したヘキサンを加えてセライト瀘
過した後、溶媒を留去し、得られた粗生成物を減圧蒸留
しフルオロ(ジフェニル)シラン4.79 g(収率90%)を
得た(95℃/2 mmHg)。
【0016】1H NMR (CDCl3) δ 5.61 (d, J = 54.5 H
z, 1 H), 7.58 (m, 10 H).
【0017】IR:(neat) 3075, 3065, 3025, 2160, 159
5, 1425, 1120, 995, 855, 825, 735,695, 510, 490, 4
65, 440 cm-1.
【0018】参考例3
【化9】 アルゴン雰囲気下,ジメチルホルムアミド中、(R)-2-ヒ
ドロキシー2'ージフェニルホスフィノー1,1'-ビナフチル
[Tetrahedron Lett.,31,6321(1990)](124 mg,0.273 m
mol)、クロロ[ジメチル(1,1-ジメチルエチル)]シ
ラン(220 mg, 1.46 mmol)およびイミダゾール(217 mg,
3.19 mmol)を室温で11.5 時間反応させた。溶媒を留去
し得られた粗生成物をカラムクロマトグラフ(ヘキサン
: 酢酸エチル = 4 : 1)で精製し、(R)-2−[ジメチ
ル(1,1-ジメチルエチル)シリルオキシ]ー2'ージフェ
ニルホスフィノー1,1’-ビナフチル(収率86%)を得
た。
【0019】m.p. 138-139 ℃ [α]D20 -31.65゜ (c=
1.432, CHCl3)
【0020】1H NMR (CDCl3) δ 0.33 (s, 3 H), 0.08
(s, 3 H), 0.40 (s, 9 H), 6.60〜7.65 (m, 22 H).
【0021】IR:(KBr) 3450, 3050, 2950, 2925, 2855,
1590, 1500, 1470, 1430, 1350, 1270, 1250, 1000, 8
40, 815, 790, 740, 700cm-1
【0022】MS m/z (相対強度,%) 569 (M+, 13.5),
568 (29.5), 437 (32.8), 326 (51.6), 185 (36.6), 18
3 (47.1), 135 (20.5), 73 (100.0).
【0023】参考例4
【化10】 (S)-(R)-1-フェニル-1-[ジフルオロ(フェニル)シリ
ル]−2−ブテン(80%ee,650 mg)のメタノール/テトラ
ヒドロフラン溶液(1:1,2 ml)に、フッ化カリウム(350
mg)、炭酸水素ナトリウム(600 mg)および過酸化水素水
(30%,4.4 ml)を加え室温下、12時間かくはんした。反応
溶液を塩化アンモニウム水溶液に加え、エーテルにより
抽出した。有機層を常法に従って処理した後、得られた
粗生成物をカラムクロマトにより精製し、(S)-(Z)-1-フ
ェニル-2-ブテン-1-オール(305 mg,86%,78% ee)を得
た。
【0024】[α]D20 +163゜ (c=1.32, CHCl3)
【0025】1H NMR (CDCl3) δ 1.62〜2.02(m, 4 H),
5.50〜5.80 (m, 3 H), 7.20〜7.62 (m, 5 H).
【0026】IR:(neat) 3300,1030,980,740,720,700cm
-1
【0027】実施例1
【化11】 封管中、PdCl2[(R)-(S)-PPFA](24.6 mg, 3.98 x 10-2 m
mol, 0.4 mol%)共存下、(E)-1-フェニルー1,3-ブタジエ
ン(1.27 mg, 9.76 mmol)とフェニルジフルオロシラン
(1.39 mg, 9.67 mmol)を加え、室温下、22 時間反応さ
せた。水20 mlを反応液に加え水層をヘキサン (10 ml X
4)で抽出した。有機層を濃縮後、減圧蒸留により(S)-
(Z)-1-フェニル-1-[ジフルオロ(フェニル)シリル]-
2-ブテン(収率 53%,99%ee、130-150 ℃,0.9mmHg)を
得た。このものをフェニルリチウムと処理し(S)-(Z)-1-
フェニル-1-(トリフェニルシリル)-2-ブテンとした
後、旋光度を測定した。
【0028】(S)-(Z)-1-フェニル-1-[フェニル(ジフ
ルオロ)シリル]-2-ブテン1H NMR (CDCl3) δ 1.56
(d, J = 5.03 Hz, 3 H), 2.87 (m, 1H), 5.83 (m, 2
H), 7.33 (m, 10 H).
【0029】IR:(neat) 3030, 1595, 1495, 1425, 112
5, 910, 870, 840, 740, 710, 695, 520cm-1
【0030】 (S)-(Z)-1-フェニル-1-トリフェニルシリル-2-ブテン [α]D20-13.9゜(c1.86, CHCl3)
【0031】1H NMR (CDCl3) δ 1.49 (dd, J = 2.0 an
d 9.3 Hz, 3 H), 4.15 (d, J = 11.3Hz, 1 H), 5.74
(m, 2 H), 7.30 (m, 20 H).
【0032】IR:(neat) 3070, 3050, 3020, 2900, 196
0, 1860, 1820, 1595, 1490, 1595,1490, 1425, 1400,
1365, 1260, 1220, 1195, 1105, 1030, 995, 760, 740,
700, 605, 510, 505, 490cm-1.
【0033】
【化12】 得られた(Z)-1-フェニル-1-[ジフルオロ(フェニル)シ
リル]-2-ブテンの鏡像体過剰率および絶対配置の決定
のため以下の変換を行なった。(Z)-1-フェニル-1-[ジ
フルオロ(フェニル)シリル]-2-ブテン(950 mg, 2.4
mmol)をエタノール中、常圧水素雰囲気下、Pd-C(5
%)を用いて接触水素添加した。セライト瀘過により触
媒を取り除き溶媒を留去した。得られた1-フェニル-1-
(ジフルオロフェニルシリル)ブタンをジクロロメタン
(3 ml)中、テトラフルオロほう酸(80%,2 ml, 14 mmol)
を加えて室温で反応させた。2.5時間後トリエチルアミ
ン(1 ml)を加えて溶媒を留去した。得られた1-フェニル
-1-(トリフルオロシリル)ブタンをジメチルホルムア
ミド中、フッ化カリウム(20 mg, 0.34 mmol)の存在下、
m-CPBA (80%, 1.30 g, 6.03 mmol)と反応させ1−フェ
ニル-1-ブタノールを得た。光学活性カラムDaicel−OB
(ヘキサン:2-プロパノール=40 : 1)を用いた液体ク
ロマトグラフ分析による標準サンプルとの比較により、
このものは(S)体99%eeであることから得られた(Z)-1-
フェニル-1-[ジフルオロ(フェニル)シリル]-2-ブテ
ンは(S)体99%eeであると決定した。
【0034】1-フェニル−1−ブタノール [α]D20-37.1°(c1.64,C6H6).
【0035】1H NMR (CDCl3) δ 0.94 (t, J = 7.3 Hz,
3 H), 1.29〜1.96 (m,4 H), 4.67 (t, J = 6.5 Hz, 1
H), 7.34 (m, 5 H).
【0036】IR: (neat) 3370, 2950, 2930, 2870, 174
0, 1450, 1380, 1245, 1100, 1015, 760, 700cm-1.
【0037】実施例2
【化13】 PdCl2[(R)-(S)-PPFA](3.19 mg, 5.16 x 10-3 mmol, 0.5
mol%)、(E)-1,3-ペンタジエン (67.6 mg, 0.993 mmol)
およびジフルオロ(フェニル)シラン (141 mg, 0.978
mmol)の混合物を室温下、74時間攪拌した。得られた
(R)-(Z)-4-[ジフルオロ(フェニル)シリル]−2−ブ
テン(収率56%,85%ee)をフェニルリチウムと処理し、
(R)-(Z)-4-トリフェニルシリルー2ーペンテンとした後、
カラムクロマトグラフ(ヘキサン)により精製し旋光度
を測定した。 (R)-(Z)-4-(トリフェニルシリル)ー2ーペンテン [α]D20-24.6゜(c1.64, CHCl3)
【0038】1H NMR(CDCl3) δ 1.22 (d, J = 7.16 Hz,
3 H), 1.48 (d, J = 4.94 Hz, 3 H),2.86 (m, 1 H),
5.38 (m, 2 H), 7.26〜7.60 (m, 15 H).
【0039】IR : (neat) 3050, 3000, 2865, 1425, 11
05, 700, 500cm-1.
【0040】
【化14】 次に得られた(Z)-4-[ジフルオロ(フェニル)シリル]
ー2ーペンテンの鏡像体過剰率と絶対配置を決定するため
以下の操作を行なった。(Z)-4-[ジフルオロ(フェニ
ル)シリル]ー2ーペンテンをフェニルリチウムと処理し
て得られた4-(トリフェニルシリル)ー2ーペンテン(229
mg, 1.08 mmol)を酢酸エチル中、Rh-C(5%)存在下、
加圧水素雰囲気下(10 Kg/cm2)で接触水素添加した。セ
ライト瀘過により触媒を除き溶媒を留去した。次いで得
られた2-(トリフェニルシリル)ペンタンをジエチルエ
ーテル中(1.5 ml)トリエチルアミン(1.5 ml)およびm-CP
BA(5.0 g)と反応させ、アルコールへと変換した。反応
終了後、塩化ベンゾイル(2.4ml, 20.8 mmol)とトリエチ
ルアミン(1.7 ml, 21.0 mmol)を加えた。得られた安息
香酸 (R)-2-ペンチルを液体クロマトグラフ(ヘキサ
ン:酢酸エチル=6:1)で精製した。光学活性カラム
AD(ヘキサン)をもちいた液体クロマトグラフ分析を行
ったところ、このものの鏡像体過剰率が85%eeであるこ
とから、得られた(Z)-4-[ジフルオロ(フェニル)シリ
ル]ー2ーペンテンを(R)体85%eeと決定した。
【0041】安息香酸 (R)-2-ペンチル [α]D20-7.34°(c 0.362, CHCl3).
【0042】1H NMR (CDCl3) δ 0.80〜1.95 (broad, 1
0 H), 5,20 (broad, 1 H), 7.27〜8.25 (m, 5 H).
【0043】IR:(neat) 2960, 2930, 2870, 1790, 171
5, 1600, 1425, 1310, 1285, 1210, 1170, 1105, 1070,
1025, 995, 710cm-1
【0044】実施例3
【化15】 PdCl2[(S)-DPPMP] (14.2 ml, 3.17 X 10-2 mmol)存在
下、シクロペンタジエン(303 mg, 4.58 mmol)とフルオ
ロ(ジフェニル)シラン(941 mg, 4.65 mmol)を90℃で
15時間反応させた。得られた3−フルオロ(ジフェニ
ル)シクロペンテンを過剰量のメチルリチウムと処理
し、3-(メチルジフェニルシリル)シクロペンテンとし
た。このものの鏡像体過剰率を光学活性カラムDaic
el−OJ(ヘキサン:2-プロパノール=900 : 1)に
よる液体クロマトグラフ分析により決定したところ17
%eeであることがわかった。
【0045】1H NMR(CDCl3) δ 0.51 (s, 3 H), 2.13
(m, 4 H), 5.85〜5.69 (m, 2 H), 7.32〜7.55 (m, 10
H).
【0046】実施例4
【化16】 (R)-2−[ジメチル(1,1-ジメチルエチル)シリルオ
キシ]ー2'ージフェニルホスフィノー1,1’-ビナフチル(17.
0 mg, 2.99 x 10-2)、塩化アリルパラジウム二量体(5.6
8 mg, 1.55 x 10-2 mmol)、(E)-1-フェニル-1,3-ブ
タジエン(591 mg, 4.54 mmol)およびジフルオロ(フェ
ニル)シラン(735 mg, 5.10 mmol)の混合物を室温で1
5時間攪拌した。得られた粗生成物を減圧下、蒸留し
(R)-(Z)-1-フェニル-1-[ジフルオロ(フェニル)シリ
ル]-2-ブテンを得た(収率53%,35%ee)。
【0047】1H NMR (CDCl3) δ 1.56 (d, J = 5.03 H
z, 3 H), 2.87 (m, 1 H), 5.83 (m, 2H), 7.33 (m, 10
H).
【0048】IR:(neat) 3030, 1595, 1495, 1425, 112
5, 910, 870, 840, 740, 710, 695, 520cm-1.
【0049】
【化17】 次にこのものの鏡像体過剰率と絶対配置を決定するため
に以下の操作を行なった。生成物である(R)-(Z)-1-フェ
ニル-1-[ジフルオロ(フェニル)シリル]-2-ブテンの
一部を酢酸エチル中、加圧水素雰囲気下(10 Kg/100c
m2),5%Rh-Cを用いて還元した。さらにジクロロメタン
中、四フッ化ほう酸のジエチルエーテル錯体と反応させ
1ーフェニルー1ー(トリフルオロシリル)ブタンを得た。
ついでこれをDMF溶媒中、m-CPBAと反応させ、1-フェ
ニル-1-ブタノールへと導いた(収率36%、b.p.115〜120
℃/25 mmHg)。このものの鏡像体過剰率と絶対配置を光
学活性カラムDaicel−OBを用いた液体クロマト
グラフ分析により調べたところ、(R)体35%eeで
あることから、得られた(Z)-1-フェニル-1-[ジフルオ
ロ(フェニル)シリル]-2-ブテンは(R)体35%e
eであると決定した。
【0050】1ーフェニル−1−ブタノール [α]D2013.4°(c 1.50, CHCl3).
【0051】1H NMR (CDCl3) δ 0.94 (t, J = 7.3 Hz,
3 H), 1.29〜1.96 (m, 7 H), 4.67 (t, 6.5 Hz, 1 H),
7.34 (m, 5 H). IR: (neat) 3370, 2950, 2930, 2870, 1740, 1450, 138
0, 1245, 1100, 1015, 760, 700cm-1.実施例5
【化18】 (R)-2−ヒドロキシー2'ージフェニルホスフィノー1,1’-ビ
ナフチル(7.0 mg, 2.99 x 10-2)、塩化アリルパラジウ
ム二量体(5.68 mg, 1.55 x 10-2 mmol),(E)-1-フェ
ニル-1,3-ブタジエン(591 mg, 4.54 mmol)およびジフ
ルオロ(フェニル)シラン(735 mg, 5.10 mmol)の混合
物を室温で15時間攪拌した。得られた生成物を減圧
下、蒸留し(S)-(Z)-1-フェニル-1-[ジフルオロ(フェ
ニル)シリル]-2-ブテンを得た(収率63%,45%ee)。得
られた生成物をフェニルリチウムと処理し(Z)-1-フェニ
ル-1-(トリフェニルフェニルシリル)-2-ブテンとした
後、旋光度を測定した。鏡像体過剰率を実施例4と同様
な方法で調べたところ(S)体45%eeであることがわかっ
た。生成物のスペクトルは実施例4で得たものと一致し
た。
【0052】実施例6
【化19】 封管中、PdCl2[(S)-2ー(ジフェニルホスフィノメチ
ル)ピロリジン](13.2 mg, 3.0 x 10-2 mmol, 2 mol
%)、(S)-2ー[(ジフェニルホスフィノ)メチル]ピロリ
ジン(5 mg, 1.9 mmol)、(E)-1-フェニル-1,3-ブタジエ
ン(220 mg, 1.69 mmol)およびフルオロ(ジフェニル)
シラン(364 mg, 1.80 mmol)の混合物を室温で13時間か
くはんした。(S)−(Z)-1-フェニル-1-[フルオロ(ジフ
ェニル)シリル]-2-ブテン(収率100%, 38.7%e.e.)を
得た。このものをフェニルリチウムリチウムと処理し
(S)-(Z)-1-フェニル-1-(トリフェニルシリル)-2-ブテ
ンとした後に、カラムクロマトグラフにより精製し、鏡
像体過剰率ならびに絶対配置を実施例1に従って決定し
た。生成物のスペクトルは実施例1で得たものと一致し
た。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式[I] 【化1】 (式中、R1,R2,R3,R4,R5およびR6は各々独立
    に水素原子、アルキル基、アリール基、またはシリル基
    である。ただし、R1とR2は同時に水素原子となること
    はない。Arはアリール基を表す。nは1、2または3
    をあらわす。R1とR2,R2とR3,R3とR4,R4
    5、R5とR6またはR1とR6は結合している炭素と一
    体となって環を形成しうる。)で表される光学活性アリ
    ル(フルオロ)シラン。
  2. 【請求項2】光学活性配位子を有する第10族遷移金属
    触媒存在下、一般式[II] 【化2】 (式中、R1,R2,R3,R4,R5およびR6は各々独立
    に水素原子、アルキル基、アリール基、またはシリル基
    である。ただし、R1とR2は同時に水素原子となること
    はない。R1とR2,R2とR3,R3とR4,R4とR5、R
    5とR6またはR1とR6は結合している炭素と一体となっ
    て環を形成しうる。)で表される置換1、3ーブタジエ
    ン類と一般式[III] 【化3】 (式中、Arはアリール基を表す。nは1、2または3
    をあらわす。)で表されるアリール(フルオロ)シラン
    を反応させることを特徴とする光学活性アリル(フルオ
    ロ)シランの製造方法。 【0001】
JP4088376A 1992-03-13 1992-03-13 光学活性アリル(フルオロ)シランおよびその製造方法 Pending JPH05255353A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4088376A JPH05255353A (ja) 1992-03-13 1992-03-13 光学活性アリル(フルオロ)シランおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4088376A JPH05255353A (ja) 1992-03-13 1992-03-13 光学活性アリル(フルオロ)シランおよびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05255353A true JPH05255353A (ja) 1993-10-05

Family

ID=13941077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4088376A Pending JPH05255353A (ja) 1992-03-13 1992-03-13 光学活性アリル(フルオロ)シランおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05255353A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005087782A1 (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Sharp Kabushiki Kaisha π電子共役系分子含有ケイ素化合物及びその製造方法
WO2005090365A1 (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Sharp Kabushiki Kaisha 有機シラン化合物、その製造方法及びその用途

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005087782A1 (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Sharp Kabushiki Kaisha π電子共役系分子含有ケイ素化合物及びその製造方法
WO2005090365A1 (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Sharp Kabushiki Kaisha 有機シラン化合物、その製造方法及びその用途

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Flood et al. Preparation, resolution, and sulfur dioxide insertion reactions of chiral iron alkyl complexes
EP0579797B1 (de) Diphosphinliganden
EP0177454A2 (de) Silane, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung
JPH05255353A (ja) 光学活性アリル(フルオロ)シランおよびその製造方法
JP7250738B2 (ja) 3,3-ジメチル-1-ブテン-1,4-ジカルボキシレート化合物及び1,3,3-トリメチル-1-ブテン-1,4-ジカルボキシレート化合物、並びに、これらを用いた5,5-ジメチル-2-オキソ-3-シクロペンテン-1-カルボキシレート化合物及び3,5,5-トリメチル-2-オキソ-3-シクロペンテン-1-カルボキシレート化合物の製造方法
JP3279620B2 (ja) 光学活性シリル化合物の製造法
JPS6212770B2 (ja)
JP2917552B2 (ja) α−メチレンシクロペンタノン誘導体の製造法
JPH0959290A (ja) フェロセニルジフェニルホスフィン誘導体、該配位子金属錯体によるヒドロシリル化
US11084835B2 (en) 2,3-bisphosphinopyrazine derivative, method for producing same, transition metal complex, asymmetric catalyst, and method for producing organic boron compound
JP2908919B2 (ja) 光学活性有機ケイ素化合物の製造方法
JP3489176B2 (ja) 光学活性有機ケイ素化合物の製造法
JPH0245614B2 (ja)
JPS6036435A (ja) α,β−不飽和カルボニル化合物の製造方法
JPH10130178A (ja) gem−ジフルオロオレフィン類の製造方法、同製造方法に用いるジルコノセン、及びその製造方法
JP2765575B2 (ja) 置換シクロペンテノン及び置換シクロヘキセノン誘導体の製造法
JPH0778027B2 (ja) 共役オレフィンの製法
JPH09241277A (ja) 新規な1−置換−2−ジフェニルホスフィノナフタレンおよびこれを配位子とする遷移金属錯体
JP3257393B2 (ja) (e)−アリルシランの製造方法
JP3171919B2 (ja) 3−(2,2,6−トリメチルシクロヘキサン−1−イル)−2−プロペン−1−アールの製造方法及びその中間体
JP3758707B2 (ja) (−)−トランス−クマウシンの製法および新規中間体
JPH0557247B2 (ja)
JP2003261577A (ja) シラノール類とその中間体及びその製造方法並びにアルコール類の製造方法
Shen et al. Novel one-pot synthesis of 1-iodo-1-trimethylsilyl 1, 3-dienes
JPH09249616A (ja) 光学活性α−ブロモエステル類の製造方法