JPH05254549A - 把手付プラスチックボトル - Google Patents

把手付プラスチックボトル

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Publication number
JPH05254549A
JPH05254549A JP6005692A JP6005692A JPH05254549A JP H05254549 A JPH05254549 A JP H05254549A JP 6005692 A JP6005692 A JP 6005692A JP 6005692 A JP6005692 A JP 6005692A JP H05254549 A JPH05254549 A JP H05254549A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
bottle
bottle body
fuse
fusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6005692A
Other languages
English (en)
Inventor
Michihiro Kimoto
道博 木元
Masatoshi Ogishita
雅敏 荻下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Inc filed Critical Mitsubishi Plastics Inc
Priority to JP6005692A priority Critical patent/JPH05254549A/ja
Publication of JPH05254549A publication Critical patent/JPH05254549A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D23/00Details of bottles or jars not otherwise provided for
    • B65D23/10Handles
    • B65D23/104Handles formed separately
    • B65D23/106Handles formed separately the gripping region of the handle extending between the neck and the base of the bottle or jar and being located in a radial plane comprising the axis of the bottle or jar

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリエステル樹脂をブロー成形したボトル本
体の胴部に、同種の樹脂からなる把手を融着した把手付
プラスチックボトルにおける把手の接合強度を向上させ
る。 【構成】 ボトル本体10の胴部に、結晶化度を30%
以下とした略平滑面状の把手融着面12を形成するとと
もに、把手20に、前記把手融着面12に対応する略平
滑面状の融着取付面23を形成し、ボトル本体の把手融
着面12と把手の融着取付面23とを融着して一体化す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、把手付プラスチックボ
トルに関し、詳しくはポリエステル樹脂をブロー成形し
たボトル本体の胴部に設けた把手取付部に、同種の樹脂
からなる把手の先端面部を融着した把手付プラスチック
ボトルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、把手付プラスチックボトルと
して、ポリエステル樹脂をブロー成形したボトル本体の
胴部に把手取付用の凹部を形成し、該凹部に同種の樹脂
からなる把手を融着したものが多く提案されている。こ
のポリエステル樹脂製の把手付プラスチックボトルは、
例えば、あらかじめブロー成形により所定の形状に形成
されたボトル本体を把手成形用の金型内に配置し、これ
に隣接して設けられている把手形状のキャビティへ樹脂
を射出もしくは注入し、該樹脂をボトル本体と接触さ
せ、樹脂の温度と圧力で溶融接着させることにより、把
手をボトル本体に一体的に装着したものである。
【0003】一般に、上記のような飽和ポリエステル樹
脂製ボトル(いわゆるPETボトル)は、2軸延伸によ
りボトル本体の機械的強度が高められているため、大型
ボトルに適するなど、優れた特徴を備えている。
【0004】通常のブロー成形は、ボトル本体胴部にお
ける延伸倍率を8〜10倍、延伸温度を95〜105℃
として行われるが、この条件で製造されるボトル本体の
結晶化度は、ブロー成形時の分子の配向結晶化により、
20〜50%程度になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述のよう
に、キャビティに射出もしくは注入した樹脂の熱でボト
ル本体の表面を溶かして融着させる場合、壁面の結晶化
度が高いと、該壁面を溶かすのに必要な融解熱量も高く
なる。そのため、把手成形用のキャビティに射出もしく
は注入した樹脂の熱だけで高結晶化したボトル本体の壁
面を溶融することができず、把手とボトル本体とを一体
化できなかったり、ボトル本体の一部しか溶融できずに
把手の接合強度が十分に得られないという不都合があっ
た。
【0006】そこで本発明は、上述の方法により製造さ
れる把手付プラスチックボトルにおける把手の接合強度
を向上させ、十分な把手取付強度を有する把手付プラス
チックボトルを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明の把手付プラスチックボトルは、ポリエス
テル樹脂をブロー成形したボトル本体の胴部に、同種の
樹脂からなる把手を融着した把手付プラスチックボトル
において、前記ボトル本体の胴部に、結晶化度を30%
以下とした略平滑面状の把手融着面を形成するととも
に、前記把手に、前記ボトル本体の把手融着面に対応す
る略平滑面状の融着取付面を形成し、ボトル本体の把手
融着面と把手の融着取付面とを融着して一体化したこと
を特徴としている。
【0008】
【作 用】上記構成によれば、把手を融着するボトル本
体の把手融着面の結晶化度が低いので、把手成形用のキ
ャビティに射出もしくは注入した樹脂の熱で把手融着面
の表面を十分に溶融することができ、ボトル本体と把手
との接合強度が向上する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を、図面に示す一実施例に基づ
いて、さらに詳細に説明する。
【0010】図1は、把手付プラスチックボトルの一部
切欠き正面図、図2は、把手取付け側のボトル本体の側
面図、図3は、ボトル本体と把手との接合条件と同様の
条件で、試験片を熱融着させた際の結晶化度と融着強さ
との関係を示す図である。即ち、ボトル本体として各結
晶化度に調整したシート状のポリエチレンテレフタレー
トに、把手として融着面が幅20mm×長さ25mm,
高さが25mmの直方体状にポリエチレンテレフタレー
トを射出融着させて試験片とし、該直方体を固定してシ
ート側を50mm/分の速度で長さ方向に90度剥離試
験を行い、[kg/25mm幅]に換算した。
【0011】把手付プラスチックボトルは、ポリエステ
ル樹脂、例えばポリエチレンテレフタレート樹脂からな
るパリソンをブロー成形して得られたボトル本体10
と、該ボトル本体10と同種の樹脂を射出成形して得ら
れた把手20とを一体化させたものである。
【0012】上記ボトル本体10には、胴部上方に把手
取付用の凹部11が形成されており、該凹部11の最奥
部壁面には、略平滑面状の把手融着面12が形成されて
いる。また、前記把手20は、手持部(把握部)21と
ボトル本体10への取付部22とから形成されており、
該取付部22の奥面には、前記把手融着面12部分に対
応する略平滑面状の融着取付面23が形成されている。
【0013】このように、ボトル本体10と把手20と
を、平滑面状の壁面同士で融着するにあたり、本発明で
は、前記ボトル本体10の把手融着面12部分の結晶化
度を、30%以下、好ましくは5〜25%にする。
【0014】即ち、図3に示すように、ボトル本体10
と把手20との融着強さは、結晶化度が高くなるに従い
低下し、30%を超えると融着強さが5kg/25mm
幅以下になり、さらに結晶化度40%以上では、ほとん
ど融着強度が得られなくなる。
【0015】したがって、製造するボトルの大きさにも
よるが、通常使用されるボトルの大きさを考慮すると、
ボトル本体10と把手20との融着強さを5kg/25
mm幅以上にすれば十分であることから、前記把手融着
面12部分の結晶化度は、前記の範囲が適当となる。
【0016】上記把手融着面12部分の結晶化度は、ブ
ロー成形時の延伸倍率を6倍以下、好ましくは4〜6倍
にしたり、ブロー成形時のプリフォームの加熱温度を8
0〜90℃という比較的低温にしたりすることにより、
上記範囲に調整することができる。
【0017】上記把手融着面12部分の延伸倍率を6倍
以下にする手段としては、この部分の延伸倍率が小さく
なるようなボトル形状にする方法、この部分に対応する
金型を他の部分よりも低い温度にする方法、この部分に
対応するプリフォーム部分に冷風を吹付ける方法などが
あり、これらを適宜選択し、あるいは組合わせて行うこ
とができる。
【0018】また、把手融着面12部分の肉厚を450
μm以上、好ましくは600μm以上にすることによ
り、把手融着面12と融着取付面23との融着強度をさ
らに向上させることができる。
【0019】なお、把手融着面12及び融着取付面23
は、通常、把手20の取付部22の形状に合わせて縦長
形状に形成されるが、取付部22の全長に亙って設けて
もよく、適当に分離させても受けてもよい。さらに、そ
の面状態も、略平滑面であればよく、例えば、フロス
ト,梨地.エンボス,小凹凸等の面状態でもよい。ま
た、補助的な係止部を設けても良い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の把手付プ
ラスチックボトルは、把手を融着する部分のボトル本体
壁面の結晶化度を30%以下にしたので、あらかじめ成
形されたボトル本体を把手成形用の金型内に配置し、把
手成形用のキャビティへ樹脂を射出もしくは注入して把
手を成形する際に、該樹脂の温度で十分にボトル本体の
把手融着面表面を溶融することができ、ボトル本体と把
手とを十分な強度で接合することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す把手付プラスチック
ボトルの一部切欠き正面図である。
【図2】 同じく把手取付け側のボトル本体の側面図で
ある。
【図3】 結晶化度と融着強さとの関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
10…ボトル本体 11…凹部 12…把手融着面 20…把手 21…手持部 22…取付部 23
…融着取付面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステル樹脂をブロー成形したボト
    ル本体の胴部に、同種の樹脂からなる把手を融着した把
    手付プラスチックボトルにおいて、前記ボトル本体の胴
    部に、結晶化度を30%以下とした略平滑面状の把手融
    着面を形成するとともに、前記把手に、前記ボトル本体
    の把手融着面に対応する略平滑面状の融着取付面を形成
    し、ボトル本体の把手融着面と把手の融着取付面とを融
    着して一体化したことを特徴とする把手付プラスチック
    ボトル。
JP6005692A 1992-03-17 1992-03-17 把手付プラスチックボトル Pending JPH05254549A (ja)

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JP6005692A JPH05254549A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 把手付プラスチックボトル

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JP6005692A JPH05254549A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 把手付プラスチックボトル

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JPH05254549A true JPH05254549A (ja) 1993-10-05

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