JPH05254476A - 自動二輪車のハンドルグリップヒーター開閉装置 - Google Patents
自動二輪車のハンドルグリップヒーター開閉装置Info
- Publication number
- JPH05254476A JPH05254476A JP8758892A JP8758892A JPH05254476A JP H05254476 A JPH05254476 A JP H05254476A JP 8758892 A JP8758892 A JP 8758892A JP 8758892 A JP8758892 A JP 8758892A JP H05254476 A JPH05254476 A JP H05254476A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- engine
- grip
- switch
- motorcycle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジンのメインスイッチに加えてヒーター
スイッチを接続し、エンジンの回転が低いときは、ヒー
タースイッチを断つて通電を停止し、バッテリー上りを
防止する自動二輪車のハンドルグリップヒーター開閉装
置を得ること。 【構成】 ハンドル1の両端に取付けるグリップ2内に
電気ヒーター3を埋設し、通電して加熱するもので、エ
ンジンのスロットルバルブを開閉操作する一方のグリッ
プ2にカム6を取付け、該カム6でヒータースイッチ7
を開閉し、エンジンの回転が低回転ないしは停止の時に
電気ヒーター3への通電を断つこと。
スイッチを接続し、エンジンの回転が低いときは、ヒー
タースイッチを断つて通電を停止し、バッテリー上りを
防止する自動二輪車のハンドルグリップヒーター開閉装
置を得ること。 【構成】 ハンドル1の両端に取付けるグリップ2内に
電気ヒーター3を埋設し、通電して加熱するもので、エ
ンジンのスロットルバルブを開閉操作する一方のグリッ
プ2にカム6を取付け、該カム6でヒータースイッチ7
を開閉し、エンジンの回転が低回転ないしは停止の時に
電気ヒーター3への通電を断つこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動二輪車のハンド
ルグリップヒーター開閉装置に関する。
ルグリップヒーター開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車は、前ホーク上部に連結して
左右に伸したハンドルの両端にグリップを取付け、両手
で左右のグリップを握って運転するようになっている。
そして、グリップに電気ヒーターを埋設し、車載用のバ
ッテリーからの通電で加熱し、手を暖めて、冬期などに
手がかじかむのを防ぐようにしたものがある。例えば、
特開昭57−126772号公報参照。
左右に伸したハンドルの両端にグリップを取付け、両手
で左右のグリップを握って運転するようになっている。
そして、グリップに電気ヒーターを埋設し、車載用のバ
ッテリーからの通電で加熱し、手を暖めて、冬期などに
手がかじかむのを防ぐようにしたものがある。例えば、
特開昭57−126772号公報参照。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】各グリップ内の電気ヒ
ーターには、エンジンのメインスイッチのオン動作に連
動する接点のオンで常に通電されているので、エンジン
に連動した発電機によるバッテリーの充電量が不足しが
ちになり、バッテリー上りを起す不具合がある。特に寒
冷地では、暖機運転が長く、このようなときに通電して
いるとバッテリー上りが起きて不都合である。
ーターには、エンジンのメインスイッチのオン動作に連
動する接点のオンで常に通電されているので、エンジン
に連動した発電機によるバッテリーの充電量が不足しが
ちになり、バッテリー上りを起す不具合がある。特に寒
冷地では、暖機運転が長く、このようなときに通電して
いるとバッテリー上りが起きて不都合である。
【0004】かかる点に鑑み、この発明は、スロットル
バルブの開閉に連動するヒータースイッチを一方のグリ
ップに設け、スロットルバルブの全閉時及びエンジンの
回転が低い(アイドリング状態など)ときは、ヒーター
スイッチをオフ状態にして通電を停止し、バッテリー上
りを防止する自動二輪車のハンドルグリップヒーター開
閉装置を得ることを目的とする。
バルブの開閉に連動するヒータースイッチを一方のグリ
ップに設け、スロットルバルブの全閉時及びエンジンの
回転が低い(アイドリング状態など)ときは、ヒーター
スイッチをオフ状態にして通電を停止し、バッテリー上
りを防止する自動二輪車のハンドルグリップヒーター開
閉装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の自動二輪車のハンドルグリップヒーター
開閉装置は、ハンドルの両端に取付けるグリップ内に電
気ヒーターを埋設し、通電して加熱するもので、エンジ
ンのスロットルバルブを開閉操作する一方のグリップに
カムを取付け、該カムでヒータースイッチを開閉し、エ
ンジンの回転が低回転ないしは停止の時に電気ヒーター
への通電を断つことにある。
に、この発明の自動二輪車のハンドルグリップヒーター
開閉装置は、ハンドルの両端に取付けるグリップ内に電
気ヒーターを埋設し、通電して加熱するもので、エンジ
ンのスロットルバルブを開閉操作する一方のグリップに
カムを取付け、該カムでヒータースイッチを開閉し、エ
ンジンの回転が低回転ないしは停止の時に電気ヒーター
への通電を断つことにある。
【0006】
【作用】一方のグリップを、回動すると操作ケーブルを
介して、エンジンのスロットルバルブが開き、エンジン
の回転を上昇する。グリップに取付けたカムの回動によ
り、走行中にはヒータースイッチがオンして電気ヒータ
ーへ通電し加熱する。そして、走行中でエンジンの回転
が中高回転のときは、発電機からのバッテリーへの充電
量が大きく、バッテリー上りを防止する。また、スロッ
トルバルブを絞り、低速ないしはアイドリング時には、
カムの作用によりヒータースイッチがオフとなり、電気
ヒーターへの通電が断たれる。
介して、エンジンのスロットルバルブが開き、エンジン
の回転を上昇する。グリップに取付けたカムの回動によ
り、走行中にはヒータースイッチがオンして電気ヒータ
ーへ通電し加熱する。そして、走行中でエンジンの回転
が中高回転のときは、発電機からのバッテリーへの充電
量が大きく、バッテリー上りを防止する。また、スロッ
トルバルブを絞り、低速ないしはアイドリング時には、
カムの作用によりヒータースイッチがオフとなり、電気
ヒーターへの通電が断たれる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図3によっ
て説明する。自動二輪車のハンドル1の両端に取付ける
グリップ2には、電気ヒーター3を埋設する。右手側の
グリップ2は、ハンドル1に回動できるようにしてあっ
て、操作ケーブル4を回動によって巻込み、エンジンの
スロットルバルブを開いて、エンジンの回転を上昇させ
るようにしてある。このスロットルバルブ操作用のグリ
ップ2には、一部に切欠き5を設けた円形カム6を取付
ける。そして、円形カム6に対向して取付けたヒーター
スイッチ7に内蔵されているa形接点が、そのアクチュ
エータ8の円形カム6による押し下げ作用で開閉するよ
うにしてある。左右のグリップ2内の電気ヒーター3
は、ヒータースイッチ7のa形接点とエンジンのメイン
スイッチ9の開閉操作に連動するa形接点を介して、電
源のバッテリー10に接続されている。
て説明する。自動二輪車のハンドル1の両端に取付ける
グリップ2には、電気ヒーター3を埋設する。右手側の
グリップ2は、ハンドル1に回動できるようにしてあっ
て、操作ケーブル4を回動によって巻込み、エンジンの
スロットルバルブを開いて、エンジンの回転を上昇させ
るようにしてある。このスロットルバルブ操作用のグリ
ップ2には、一部に切欠き5を設けた円形カム6を取付
ける。そして、円形カム6に対向して取付けたヒーター
スイッチ7に内蔵されているa形接点が、そのアクチュ
エータ8の円形カム6による押し下げ作用で開閉するよ
うにしてある。左右のグリップ2内の電気ヒーター3
は、ヒータースイッチ7のa形接点とエンジンのメイン
スイッチ9の開閉操作に連動するa形接点を介して、電
源のバッテリー10に接続されている。
【0008】而して、ライダーがグリップ2の加熱を必
要とするのは、グリップ2を握った手指に走行風が当っ
て熱を奪われる走行状態にあるときであって、エンジン
の始動直後や信号待ちなどのアイドリング状態時には加
熱を必要としないことから、前記円形カム6の切欠き5
とヒータースイッチ7との関連は、スロットルバルブの
全閉状態およびアイドリング状態のグリップ2の回動位
置では、アクチュエータ8が円形カム6の切欠き5の領
域内に入ってヒータースイッチ7はオフとなり、また中
高速の走行中にはアクチュエータ8が円形カム6により
押し下げられて、ヒータースイッチ7がオンとなるよう
に設定されている。
要とするのは、グリップ2を握った手指に走行風が当っ
て熱を奪われる走行状態にあるときであって、エンジン
の始動直後や信号待ちなどのアイドリング状態時には加
熱を必要としないことから、前記円形カム6の切欠き5
とヒータースイッチ7との関連は、スロットルバルブの
全閉状態およびアイドリング状態のグリップ2の回動位
置では、アクチュエータ8が円形カム6の切欠き5の領
域内に入ってヒータースイッチ7はオフとなり、また中
高速の走行中にはアクチュエータ8が円形カム6により
押し下げられて、ヒータースイッチ7がオンとなるよう
に設定されている。
【0009】メインスイッチ9をオンするとエンジンの
運転が可能になると共に、それに連動するa形接点のオ
ンにより電気ヒーター3の回路の一部が閉じられる。そ
して、右手側のグリップ2の回動操作により、操作ケー
ブル4を介してスロットルバルブの開度を大きくしてエ
ンジンの回転が上昇し、中高速の走行状態に移行するに
伴い円形カム6の回動でヒータースイッチ7のa形接点
がオンし、電気ヒーター3に通電して加熱が行われる。
そして、エンジンの回転が上昇している走行中には、発
電機によるバッテリー10への充電量が大きいので、バ
ッテリー上りが起きない。
運転が可能になると共に、それに連動するa形接点のオ
ンにより電気ヒーター3の回路の一部が閉じられる。そ
して、右手側のグリップ2の回動操作により、操作ケー
ブル4を介してスロットルバルブの開度を大きくしてエ
ンジンの回転が上昇し、中高速の走行状態に移行するに
伴い円形カム6の回動でヒータースイッチ7のa形接点
がオンし、電気ヒーター3に通電して加熱が行われる。
そして、エンジンの回転が上昇している走行中には、発
電機によるバッテリー10への充電量が大きいので、バ
ッテリー上りが起きない。
【0010】また、スロットルバルブの全閉時あるいは
アイドリング時などの際には、円形カム6の切欠き5の
領域内にヒータースイッチ7のアクチュエータ8が入
り、該スイッチ7はオフとなるので、電気ヒーター3へ
の通電はなく、バッテリー上りが防止される。
アイドリング時などの際には、円形カム6の切欠き5の
領域内にヒータースイッチ7のアクチュエータ8が入
り、該スイッチ7はオフとなるので、電気ヒーター3へ
の通電はなく、バッテリー上りが防止される。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、エン
ジンの回転が低回転ないしは停止のときは、ヒータース
イッチ7のオフによって、電気ヒーター3への通電が断
たれ、バッテリー10の上りを防止できる。又、スロッ
トルバルブを開いて走行風を受ける中高速での走行中に
は、電気ヒーター3への通電により加熱し、このときは
エンジンの回転が上昇しているので、発電量も大きく、
冷寒地などでの暖機運転においても、バッテリー10の
上りを防止することができる。
ジンの回転が低回転ないしは停止のときは、ヒータース
イッチ7のオフによって、電気ヒーター3への通電が断
たれ、バッテリー10の上りを防止できる。又、スロッ
トルバルブを開いて走行風を受ける中高速での走行中に
は、電気ヒーター3への通電により加熱し、このときは
エンジンの回転が上昇しているので、発電量も大きく、
冷寒地などでの暖機運転においても、バッテリー10の
上りを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断面図である。
【図2】本発明の実施例を示す横断面図である。
【図3】本発明のハンドルグリップヒーター開閉装置の
電気回路図である。
電気回路図である。
1 ハンドル 2 グリップ 3 電気ヒーター 6 円形カム 7 ヒータースイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 ハンドルの両端に取付けるグリップ内に
電気ヒーターを埋設し、通電して加熱するもので、エン
ジンのスロットルバルブを開閉操作する一方のグリップ
にカムを取付け、該カムでヒータースイッチを開閉し、
エンジンの回転が低回転ないし停止の時に電気ヒーター
への通電を断つことを特徴とする自動二輪車のハンドル
グリップヒータ開閉装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8758892A JPH05254476A (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 自動二輪車のハンドルグリップヒーター開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8758892A JPH05254476A (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 自動二輪車のハンドルグリップヒーター開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05254476A true JPH05254476A (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=13919164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8758892A Pending JPH05254476A (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 自動二輪車のハンドルグリップヒーター開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05254476A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10141049C1 (de) * | 2001-08-22 | 2003-02-20 | Bayerische Motoren Werke Ag | Zweiradgriff mit Griffheizung |
-
1992
- 1992-03-12 JP JP8758892A patent/JPH05254476A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10141049C1 (de) * | 2001-08-22 | 2003-02-20 | Bayerische Motoren Werke Ag | Zweiradgriff mit Griffheizung |
US7010997B2 (en) | 2001-08-22 | 2006-03-14 | Bayerische Motoren Werke Ag | Motorcycle grip with grip heater and method of making same |
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