JPH0525344Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0525344Y2 JPH0525344Y2 JP10496387U JP10496387U JPH0525344Y2 JP H0525344 Y2 JPH0525344 Y2 JP H0525344Y2 JP 10496387 U JP10496387 U JP 10496387U JP 10496387 U JP10496387 U JP 10496387U JP H0525344 Y2 JPH0525344 Y2 JP H0525344Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiper arm
- ring
- valve body
- washer
- shaped valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 20
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 38
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 7
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Multiple-Way Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、ワイパーアームに装着したノズル
からウオツシヤー液をウインドウシールドパネル
に向けて吹き付ける様にした車両用ウオツシヤー
装置に関するものである。
からウオツシヤー液をウインドウシールドパネル
に向けて吹き付ける様にした車両用ウオツシヤー
装置に関するものである。
(従来の技術)
この種の車両用ウオツシヤー装置としては、例
えば、第23図、第24図に示した様にワイパー
アーム1にノズル取付部材2を装着し、このノズ
ル取付部材2の左右に一対のノズル3,4を取り
付けると共に、このノズル3又は4の一方からウ
オツシヤー液をワイパーアーム1の回動方向に応
じて噴射させることにより、ウオツシヤー液をウ
インドウシールドパネル7に吹き付ける様にした
タイプのものが考えられている(実開昭48−
62732号公報及び実開昭48−12727号公報参照)。
えば、第23図、第24図に示した様にワイパー
アーム1にノズル取付部材2を装着し、このノズ
ル取付部材2の左右に一対のノズル3,4を取り
付けると共に、このノズル3又は4の一方からウ
オツシヤー液をワイパーアーム1の回動方向に応
じて噴射させることにより、ウオツシヤー液をウ
インドウシールドパネル7に吹き付ける様にした
タイプのものが考えられている(実開昭48−
62732号公報及び実開昭48−12727号公報参照)。
この構成においては、ノズル3,4のうちワイ
パーアーム1の回動(進行)方向に向けたものか
らウオツシヤー液を噴射させる様に、ノズル3,
4へのウオツシヤー液の供給切換を切換バルブ等
で行うようにしている。この切換バルブに利用で
きる弁としては、実開昭62−32270号公報、実開
昭62−24171号公報、実開昭62−24172号公報等に
記載された様なものが考えられる。
パーアーム1の回動(進行)方向に向けたものか
らウオツシヤー液を噴射させる様に、ノズル3,
4へのウオツシヤー液の供給切換を切換バルブ等
で行うようにしている。この切換バルブに利用で
きる弁としては、実開昭62−32270号公報、実開
昭62−24171号公報、実開昭62−24172号公報等に
記載された様なものが考えられる。
しかも、ノズル3,4へのウオツシヤー液の供
給切換をワイパーアーム1の回動方向が切り換る
反転位置A,Bで行つているので、反転位置A,
Bまでウオツシヤー液がワイパーアーム1の回動
方向に噴射される。
給切換をワイパーアーム1の回動方向が切り換る
反転位置A,Bで行つているので、反転位置A,
Bまでウオツシヤー液がワイパーアーム1の回動
方向に噴射される。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、実際には、ワイパーアーム1の反転
位置A,Bより若干手前の位置までウオツシヤー
液を供給すれば、反転位置A,Bまでウインドウ
シールドパネル7の払拭が十分可能である。
位置A,Bより若干手前の位置までウオツシヤー
液を供給すれば、反転位置A,Bまでウインドウ
シールドパネル7の払拭が十分可能である。
しかし、上述の様にノズル3,4へのウオツシ
ヤー液の供給切換をワイパーアーム1の反転位置
でに行うようにした場合には、ウオツシヤー液の
浪費になるという問題があつた。しかも、この場
合には、ワイパーアーム1が運転席に対応するフ
ロントピラー6側に回動したときに、ワイパーア
ーム1の反転直前でウオツシヤー液がフロントピ
ラー6の部分から車両の側方に飛散して、歩行者
等の迷惑になる虞があつた。
ヤー液の供給切換をワイパーアーム1の反転位置
でに行うようにした場合には、ウオツシヤー液の
浪費になるという問題があつた。しかも、この場
合には、ワイパーアーム1が運転席に対応するフ
ロントピラー6側に回動したときに、ワイパーア
ーム1の反転直前でウオツシヤー液がフロントピ
ラー6の部分から車両の側方に飛散して、歩行者
等の迷惑になる虞があつた。
また、ノズル3,4へウオツシヤー液を切換供
給する装置は小型で簡単であるのが望ましく、そ
の制御も簡易に行い得るのが望ましい。
給する装置は小型で簡単であるのが望ましく、そ
の制御も簡易に行い得るのが望ましい。
そこで、この考案は、上述の様なウオツシヤー
液の浪費を防止できると共に、ワイパーアームが
ピラー側に移動したときの反転時に、ウオツシヤ
ー液がピラーの部分から車両側方に飛散するのを
防止でき、しかも、一対のノズルへウオツシヤー
液を切換供給する装置を小型で簡単な構造とで
き、また、その制御も簡易に行い得る車両用ウオ
ツシヤー装置を提供することを目的とするもので
ある。
液の浪費を防止できると共に、ワイパーアームが
ピラー側に移動したときの反転時に、ウオツシヤ
ー液がピラーの部分から車両側方に飛散するのを
防止でき、しかも、一対のノズルへウオツシヤー
液を切換供給する装置を小型で簡単な構造とで
き、また、その制御も簡易に行い得る車両用ウオ
ツシヤー装置を提供することを目的とするもので
ある。
(問題点を解決するための手段)
この目的を達成するため、この考案は、車体外
板に固定したピボツトブロツクにピボツト軸を回
転自在に保持させ、該ピボツト軸に基部が取り付
けられたワイパーアームに一対のノズルを装着す
ると共に、ウオツシヤー液を前記ノズルの一方か
らワイパーアームの進行方向直前に噴射させてウ
インドウシールドパネルに吹き付ける様にした車
両用ウオツシヤー装置において、 前記ピボツトブロツクとワイパーアームの基部
との間に配置した回転円板を前記ピボツト軸と同
心に且つ相対回転不能に設け、前記ピボツト軸の
外周に遊挿したリング状弁体を前記回転円板と前
記ピボツトブロツクとの間に密に介装して、前記
ノズルに夫々連通し且つ互いに隣接する一対の切
換通路を前記回転円板に形成し、前記リング状弁
体と前記回転円板との相対回動により前記一対の
切換通路に交互に切換連通させられる弁孔を前記
リング状弁体に設け、前記リング状弁体の回動範
囲内で前記弁孔に常時連通し且つウオツシヤー液
供給源に連通する案内通路を前記ピボツトブロツ
クに設けると共に、前記ワイパーアームが回動方
向切換端直前から回動方向切換端に向かう間で前
記リング状弁体と前記回転円板とが相対回動し得
る様に設けた車両用ウオツシヤー装置としたこと
を特徴とするものである。
板に固定したピボツトブロツクにピボツト軸を回
転自在に保持させ、該ピボツト軸に基部が取り付
けられたワイパーアームに一対のノズルを装着す
ると共に、ウオツシヤー液を前記ノズルの一方か
らワイパーアームの進行方向直前に噴射させてウ
インドウシールドパネルに吹き付ける様にした車
両用ウオツシヤー装置において、 前記ピボツトブロツクとワイパーアームの基部
との間に配置した回転円板を前記ピボツト軸と同
心に且つ相対回転不能に設け、前記ピボツト軸の
外周に遊挿したリング状弁体を前記回転円板と前
記ピボツトブロツクとの間に密に介装して、前記
ノズルに夫々連通し且つ互いに隣接する一対の切
換通路を前記回転円板に形成し、前記リング状弁
体と前記回転円板との相対回動により前記一対の
切換通路に交互に切換連通させられる弁孔を前記
リング状弁体に設け、前記リング状弁体の回動範
囲内で前記弁孔に常時連通し且つウオツシヤー液
供給源に連通する案内通路を前記ピボツトブロツ
クに設けると共に、前記ワイパーアームが回動方
向切換端直前から回動方向切換端に向かう間で前
記リング状弁体と前記回転円板とが相対回動し得
る様に設けた車両用ウオツシヤー装置としたこと
を特徴とするものである。
(作用)
この様な構成によれば、ワイパーアームの回動
方向切換端の若干手前までは一対のノズルの一方
にウオツシヤー液が供給されて、このノズルから
ワイパーアームの回動方向直前にウオツシヤー液
が噴射される。そして、ワイパーアームの回動方
向切換端の若干手前の位置から回動方向切換端ま
で向かう間ではリング状弁体と回転円板とが相対
回動して、リング状弁体と回転円板とが相対回動
し、まず一方のノズルに連通する切換通路と弁孔
との連通が遮断されて、回動前方のノズルへのウ
オツシヤー液の供給が停止される。そして、その
直後ワイパーアームが回動方向切換端に達する
と、反転方向のノズルに連通する切換通路が弁孔
に連通させられて、反転方向のノズルへのウオツ
シヤー液の供給が開始される。尚、ワイパーアー
ムの回動方向切換端の若干手前の位置から回動方
向切換端までの間では、直前に回動前方へ噴射さ
れたウオツシヤー液によりウインドウシールドパ
ネルが払拭される。
方向切換端の若干手前までは一対のノズルの一方
にウオツシヤー液が供給されて、このノズルから
ワイパーアームの回動方向直前にウオツシヤー液
が噴射される。そして、ワイパーアームの回動方
向切換端の若干手前の位置から回動方向切換端ま
で向かう間ではリング状弁体と回転円板とが相対
回動して、リング状弁体と回転円板とが相対回動
し、まず一方のノズルに連通する切換通路と弁孔
との連通が遮断されて、回動前方のノズルへのウ
オツシヤー液の供給が停止される。そして、その
直後ワイパーアームが回動方向切換端に達する
と、反転方向のノズルに連通する切換通路が弁孔
に連通させられて、反転方向のノズルへのウオツ
シヤー液の供給が開始される。尚、ワイパーアー
ムの回動方向切換端の若干手前の位置から回動方
向切換端までの間では、直前に回動前方へ噴射さ
れたウオツシヤー液によりウインドウシールドパ
ネルが払拭される。
(実施例)
以下、この考案の実施例を第1図〜第22図に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
〈第1実施例〉
第1図〜第16図は、この考案の第1実施例を
示したものである。
示したものである。
第16図は、フロントウインドウシールドパネ
ル7の左右をワイパー装置8,8で払拭している
状態を示したものである。このワイパー装置8
は、ワイパーアーム9と、このワイパーアーム9
の自由端部に保持されたワイパーブレード10を
備えている。そして、ワイパーアーム9の基部
は、第1図に示した車体外板としてのカウルトツ
プ11に支持されている。
ル7の左右をワイパー装置8,8で払拭している
状態を示したものである。このワイパー装置8
は、ワイパーアーム9と、このワイパーアーム9
の自由端部に保持されたワイパーブレード10を
備えている。そして、ワイパーアーム9の基部
は、第1図に示した車体外板としてのカウルトツ
プ11に支持されている。
このワイパーアーム9をカウルトツプ11に支
持するピボツト手段12は、カウルトツプ11を
貫通するフランジ付のピボツトブロツク13と、
このピボツトブロツク13をカウルトツプ11に
固定しているナツト14と、ピボツトブロツク1
3の中央を貫通し且つこのピボツトブロツク13
に回転自在に保持されたピボツト軸15を有す
る。そして、このピボツト軸15にワイパーアー
ム9の基部がナツト16を介して固定されてい
る。9aはワイパーアーム9の基端に設けた係合
突部である。
持するピボツト手段12は、カウルトツプ11を
貫通するフランジ付のピボツトブロツク13と、
このピボツトブロツク13をカウルトツプ11に
固定しているナツト14と、ピボツトブロツク1
3の中央を貫通し且つこのピボツトブロツク13
に回転自在に保持されたピボツト軸15を有す
る。そして、このピボツト軸15にワイパーアー
ム9の基部がナツト16を介して固定されてい
る。9aはワイパーアーム9の基端に設けた係合
突部である。
このピボツトブロツク13の上端部には、第1
図、第2図に示した様に、座面13a、ピボツト
軸15と同軸の中径軸部13b、小径軸部13c
が此の順に形成されている。この座面13aに
は、ピボツトブロツク13を上下に貫通する液供
給通路17が開口していると共に、突起18が突
設されている。
図、第2図に示した様に、座面13a、ピボツト
軸15と同軸の中径軸部13b、小径軸部13c
が此の順に形成されている。この座面13aに
は、ピボツトブロツク13を上下に貫通する液供
給通路17が開口していると共に、突起18が突
設されている。
この液供給通路17の下端には、ウオツシヤポ
ンプ(図示せず)の吐出口に接続したホース19
が接続されている。座面13aの周縁部上には小
径軸部13cに嵌合した回転円板20の筒部20
aの下端面が回転自在に当接させられ、この筒部
20a内には中径軸部13b外周に嵌合したリン
グ状弁体21が配設されている。このリング状弁
体21、回転円板20、液供給通路17は切換供
給手段を構成している。
ンプ(図示せず)の吐出口に接続したホース19
が接続されている。座面13aの周縁部上には小
径軸部13cに嵌合した回転円板20の筒部20
aの下端面が回転自在に当接させられ、この筒部
20a内には中径軸部13b外周に嵌合したリン
グ状弁体21が配設されている。このリング状弁
体21、回転円板20、液供給通路17は切換供
給手段を構成している。
尚、底面13aと筒部20aの下端面との間に
はOリングO1が介装され、回転円板20の内周
面と小径軸部13cとの間にはOリングO2が介
装されて、液洩れを防止していると共に、リング
状弁体21の外周面と筒部20aの内周面との間
にはOリングO3が介装されて、リング状弁体2
1と回転円板20とを摩擦係合させるようにして
いる。また、回転円板20の周縁部には係合切欠
20b(第1図、第3図、第4図参照)が形成さ
れていて、この係合切欠20bにはワイパーアー
ム9の係合突部9aが係合している。これによ
り、ワイパーアーム9と回転円板20とが一体に
周方向に回動する様になつている。
はOリングO1が介装され、回転円板20の内周
面と小径軸部13cとの間にはOリングO2が介
装されて、液洩れを防止していると共に、リング
状弁体21の外周面と筒部20aの内周面との間
にはOリングO3が介装されて、リング状弁体2
1と回転円板20とを摩擦係合させるようにして
いる。また、回転円板20の周縁部には係合切欠
20b(第1図、第3図、第4図参照)が形成さ
れていて、この係合切欠20bにはワイパーアー
ム9の係合突部9aが係合している。これによ
り、ワイパーアーム9と回転円板20とが一体に
周方向に回動する様になつている。
リング状弁体21の底面には第1図、第2図、
第9図〜第11図に示した様にピボツト軸15の
軸心を中心とする円弧状溝22,23が形成さ
れ、この円弧状溝22の長手方向中央には弁孔2
1aの下端が開口している。また、回転円板20
には第1図、第2図、第8図に示した様に一対の
切換通路24,25が隣接して形成されていて、
この切換通路24225には回転円板20の上面
に突設した接続口26,27がそれぞれ連通して
いる。
第9図〜第11図に示した様にピボツト軸15の
軸心を中心とする円弧状溝22,23が形成さ
れ、この円弧状溝22の長手方向中央には弁孔2
1aの下端が開口している。また、回転円板20
には第1図、第2図、第8図に示した様に一対の
切換通路24,25が隣接して形成されていて、
この切換通路24225には回転円板20の上面
に突設した接続口26,27がそれぞれ連通して
いる。
第1図において、28はピボツト軸15の上端
部近傍の部分に装着されたサークリツプ等のスト
ツパリングで、このストツパリング28と回転円
板20との間にはワツシヤ及びウエイブワツシヤ
30が介装されている。このウエイブワツシヤ3
0により回転円板20が下方にバネ付勢されてい
る。
部近傍の部分に装着されたサークリツプ等のスト
ツパリングで、このストツパリング28と回転円
板20との間にはワツシヤ及びウエイブワツシヤ
30が介装されている。このウエイブワツシヤ3
0により回転円板20が下方にバネ付勢されてい
る。
一方、ワイパーアーム9には第3図に示した如
くノズル取付板31が装着され、このノズル取付
板31には一対のノズル32,33が装着されて
いる。そして、このノズル32,33と接続口2
6,27はホース34,35により接続されてい
る。このノズル32,33はワイパーブレード1
0の左右約30mm先の部分でフロントウインドウシ
ールドパネル7にウオツシヤー液を吹き付けるこ
とが可能である。
くノズル取付板31が装着され、このノズル取付
板31には一対のノズル32,33が装着されて
いる。そして、このノズル32,33と接続口2
6,27はホース34,35により接続されてい
る。このノズル32,33はワイパーブレード1
0の左右約30mm先の部分でフロントウインドウシ
ールドパネル7にウオツシヤー液を吹き付けるこ
とが可能である。
次に、この様な構成の車両用ウオツシヤー装置
の作用を他の設定条件と共に説明する。
の作用を他の設定条件と共に説明する。
この様な構成においては、ワイパーモータ(図
示せず)の回転出力をリンク機構(図示せず)を
介してピボツト軸15に伝達させ、ワイパーアー
ム9を左右に交互に揺動させると、ワイパーブレ
ード10がフロントウインドウシールドパネル7
の正面を払拭する。この際、回転円板20がワイ
パーアーム9と一体に正又は逆に揺動し、回転円
板20が摩擦力によりリング状弁体21と一体に
正又は逆に回動させられる。
示せず)の回転出力をリンク機構(図示せず)を
介してピボツト軸15に伝達させ、ワイパーアー
ム9を左右に交互に揺動させると、ワイパーブレ
ード10がフロントウインドウシールドパネル7
の正面を払拭する。この際、回転円板20がワイ
パーアーム9と一体に正又は逆に揺動し、回転円
板20が摩擦力によりリング状弁体21と一体に
正又は逆に回動させられる。
ここで、第15図中、ワイパーアーム9の回動
方向切換端すなわち反転位置をA,Bとすると、
A′,B′がワイパーブレード10の反転位置にな
る。また、ワイパーアーム9の作動角をθ1、円弧
状溝23の円弧角すなわちリング状弁体21の作
動角をθ2とすると、θ2<θ1に設定されている。
方向切換端すなわち反転位置をA,Bとすると、
A′,B′がワイパーブレード10の反転位置にな
る。また、ワイパーアーム9の作動角をθ1、円弧
状溝23の円弧角すなわちリング状弁体21の作
動角をθ2とすると、θ2<θ1に設定されている。
従つて、上述の動作に伴いワイパーアーム9が
第15図中反転位置Aから時計方向に回動させら
れると、回転円板20も第12図のイの状態から
ロ〜ニの順に時計方向に回動させられる。しか
も、ワイパーアーム9が反転位置Bの若干手前の
位置(反転位置Bから約60mm手前の位置)に達す
ると、円弧状溝22の一端が第12図ハの如く突
起18に当接して、リング状弁体21の摩擦によ
る回動が停止させられる。この後、さらにワイパ
ーアーム9が反転位置B(図ではフロントウイン
ドウシールドパネル7の下縁部)側に回動させら
れると、回転円板20もワイパーアーム9と一体
にさらに回動させられて、切換通路24と弁孔2
1aとの連通が遮断され、ウオツシヤー液のノズ
ル32への供給が停止される。故に、このノズル
32によるウオツシヤー液のフロントウインドウ
シールドパネル7への吹き付けは、ワイパーアー
ム9が反転位置Bから約60mm手前にあるとき、こ
の反転位置Bから約30mm手前の部分まで行われ
る。尚、この状態では、切換通路25と弁孔21
aとの連通も遮断させられているので、ノズル3
3へのウオツシヤー液の供給も停止されている。
これにより、ワイパーアーム9が反転位置Bの若
干手前の位置から反転位置Bまで回動する間は、
ウオツシヤー液がノズル32,33から噴射され
ない状態となる。しかし、ワイパーアーム9の反
転位置Bの若干手前の位置から反転位置Bまでの
間では、直前に噴射されたウオツシヤー液がフロ
ントウインドウシールドパネル7上に十分あるの
で、このウオツシヤー液によりフロントウインド
ウシールドパネル7が払拭される。そして、ワイ
パーアーム9が反転位置Bに達すると、切換通路
25と弁孔21aとが第12図ニの如く連通させ
られて、ノズル33にウオツシヤー液が供給され
る。
第15図中反転位置Aから時計方向に回動させら
れると、回転円板20も第12図のイの状態から
ロ〜ニの順に時計方向に回動させられる。しか
も、ワイパーアーム9が反転位置Bの若干手前の
位置(反転位置Bから約60mm手前の位置)に達す
ると、円弧状溝22の一端が第12図ハの如く突
起18に当接して、リング状弁体21の摩擦によ
る回動が停止させられる。この後、さらにワイパ
ーアーム9が反転位置B(図ではフロントウイン
ドウシールドパネル7の下縁部)側に回動させら
れると、回転円板20もワイパーアーム9と一体
にさらに回動させられて、切換通路24と弁孔2
1aとの連通が遮断され、ウオツシヤー液のノズ
ル32への供給が停止される。故に、このノズル
32によるウオツシヤー液のフロントウインドウ
シールドパネル7への吹き付けは、ワイパーアー
ム9が反転位置Bから約60mm手前にあるとき、こ
の反転位置Bから約30mm手前の部分まで行われ
る。尚、この状態では、切換通路25と弁孔21
aとの連通も遮断させられているので、ノズル3
3へのウオツシヤー液の供給も停止されている。
これにより、ワイパーアーム9が反転位置Bの若
干手前の位置から反転位置Bまで回動する間は、
ウオツシヤー液がノズル32,33から噴射され
ない状態となる。しかし、ワイパーアーム9の反
転位置Bの若干手前の位置から反転位置Bまでの
間では、直前に噴射されたウオツシヤー液がフロ
ントウインドウシールドパネル7上に十分あるの
で、このウオツシヤー液によりフロントウインド
ウシールドパネル7が払拭される。そして、ワイ
パーアーム9が反転位置Bに達すると、切換通路
25と弁孔21aとが第12図ニの如く連通させ
られて、ノズル33にウオツシヤー液が供給され
る。
続いて、ワイパーアーム9が第15図中の反転
位置Bから反時計方向に回動させられると、回転
円板20もニの状態からハ〜イの順に反時計方向
に回動させられる。しかも、ワイパーアーム9が
反転位置Aの若干手前の位置(反転位置Aから約
60mm手前の位置)に達すると、円弧状溝22の一
端が第12図ハの如く突起18に当接して、リン
グ状弁体21の摩擦による回動が停止させられ
る。この後、さらにワイパーアーム9が反転位置
A(図ではフロントウインドウシールドパネル7
の左方)側に回動させられると、回転円板20も
ワイパーアーム9と一体にさらに回動させられ
て、切換通路25と弁孔21aとの連通が遮断さ
れ、ウオツシヤー液のノズル33への供給が停止
される。故に、このノズル33によるウオツシヤ
ー液のフロントウインドウシールドパネル7への
吹き付けは、ワイパーアーム9が反転位置Aから
約60mm手前にあるとき、この反転位置Aから約30
mm手前の部分まで行われる。尚、この状態では、
切換通路24と弁孔21aとの連通も遮断させら
れているので、ノズル32へのウオツシヤー液の
供給も停止されている。これにより、ワイパーア
ーム9が反転位置Aの若干手前の位置から反転位
置Aまで回動する間は、ウオツシヤー液がノズル
32,33から噴射されない状態となる。しか
し、ワイパーアーム9の反転位置Aの若干手前の
位置から反転位置Aまでの間では、直前に噴射さ
れたウオツシヤー液がフロントウインドウシール
ドパネル7上に十分あるので、このウオツシヤー
液によりフロントウインドウシールドパネル7が
払拭される。従つて、ウオツシヤー液が反転位置
A側にあるフロントピラー34の部分から車両側
方に飛散する様なことがなくなる。
位置Bから反時計方向に回動させられると、回転
円板20もニの状態からハ〜イの順に反時計方向
に回動させられる。しかも、ワイパーアーム9が
反転位置Aの若干手前の位置(反転位置Aから約
60mm手前の位置)に達すると、円弧状溝22の一
端が第12図ハの如く突起18に当接して、リン
グ状弁体21の摩擦による回動が停止させられ
る。この後、さらにワイパーアーム9が反転位置
A(図ではフロントウインドウシールドパネル7
の左方)側に回動させられると、回転円板20も
ワイパーアーム9と一体にさらに回動させられ
て、切換通路25と弁孔21aとの連通が遮断さ
れ、ウオツシヤー液のノズル33への供給が停止
される。故に、このノズル33によるウオツシヤ
ー液のフロントウインドウシールドパネル7への
吹き付けは、ワイパーアーム9が反転位置Aから
約60mm手前にあるとき、この反転位置Aから約30
mm手前の部分まで行われる。尚、この状態では、
切換通路24と弁孔21aとの連通も遮断させら
れているので、ノズル32へのウオツシヤー液の
供給も停止されている。これにより、ワイパーア
ーム9が反転位置Aの若干手前の位置から反転位
置Aまで回動する間は、ウオツシヤー液がノズル
32,33から噴射されない状態となる。しか
し、ワイパーアーム9の反転位置Aの若干手前の
位置から反転位置Aまでの間では、直前に噴射さ
れたウオツシヤー液がフロントウインドウシール
ドパネル7上に十分あるので、このウオツシヤー
液によりフロントウインドウシールドパネル7が
払拭される。従つて、ウオツシヤー液が反転位置
A側にあるフロントピラー34の部分から車両側
方に飛散する様なことがなくなる。
そして、ワイパーアーム9が反転位置Aに達す
ると、切換通路24と弁孔21aとが第12図イ
の如く連通させられて、ノズル32にウオツシヤ
ー液が供給される。
ると、切換通路24と弁孔21aとが第12図イ
の如く連通させられて、ノズル32にウオツシヤ
ー液が供給される。
この様に、ノズル32,33は、ホース19に
交互に連通して、ウオツシヤーポンプ(図示せ
ず)から供給されるウオツシヤ液をノズル32,
33から交互にワイパーアーム9の回動(進行)
方向側に噴射させて、フロントウインドウシール
ドパネル7に吹き付け、フロントウインドウシー
ルドパネル7の面を湿潤させる。
交互に連通して、ウオツシヤーポンプ(図示せ
ず)から供給されるウオツシヤ液をノズル32,
33から交互にワイパーアーム9の回動(進行)
方向側に噴射させて、フロントウインドウシール
ドパネル7に吹き付け、フロントウインドウシー
ルドパネル7の面を湿潤させる。
尚、以上説明した実施例では、ノズル32,3
3によるフロントウインドウシールドパネル7へ
のウオツシヤー液の吹き付けを、ワイパーアーム
9の反転位置A,Bから約30mm手前の部分まで行
うようにしたが、必ずしもこの数値に限定される
ものではない。ウオツシヤー液の吹き付けを停止
しても、ワイパーアーム9が反転位置A,Bに達
するまでの間フロントウインドウシールドパネル
7の払拭を直前に吹き付けたウオツシヤー液で良
好に行うことができ、しかも、ワイパーアーム9
が反転位置Aに達するときに車両側方へのウオツ
シヤー液の飛散が防止できれば、ウオツシヤー液
の回動方向への噴射の停止位置は約30mmよりも大
きくてもやや小さくても良い。
3によるフロントウインドウシールドパネル7へ
のウオツシヤー液の吹き付けを、ワイパーアーム
9の反転位置A,Bから約30mm手前の部分まで行
うようにしたが、必ずしもこの数値に限定される
ものではない。ウオツシヤー液の吹き付けを停止
しても、ワイパーアーム9が反転位置A,Bに達
するまでの間フロントウインドウシールドパネル
7の払拭を直前に吹き付けたウオツシヤー液で良
好に行うことができ、しかも、ワイパーアーム9
が反転位置Aに達するときに車両側方へのウオツ
シヤー液の飛散が防止できれば、ウオツシヤー液
の回動方向への噴射の停止位置は約30mmよりも大
きくてもやや小さくても良い。
〈第2実施例〉
第17図〜第22図は、この考案の第2実施例
を示したものである。
を示したものである。
本実施例では、上述したピボツトブロツク13
の軸部13b,13cを省略して、ピボツトブロ
ツク13の上端部周縁に筒状部13dを形成し、
この筒状部13d内に回転円板20の周縁部近傍
下面に設けた筒部20cを嵌合し、この筒部20
c内にリング状弁体21を配設していると共に、
リング状弁体21の周縁部を筒状部13dの上端
に当接させている。また、リング状弁体21内の
内外周面には周方向に延びる一対の環状突部21
b,21b及び21c,21cが形成され、この
環状突部21b,21b及び21c,21c間に
は夫々OリングO4,O5が装着されていて、この
OリングO4,O5はピボツト軸15の外周面及び
筒部20cの内周面にそれぞれ弾接して、液洩れ
を防止していると共に、リング状弁体21と回転
円板20とを摩擦係止させている。しかも、回転
円板20の周縁部には上方に突出する筒部20d
が形成され、この筒部20dには切欠20eが形
成されていると共に、ワイパーアーム9の基端に
は押え突起9bが下方に向けて突設され、ワイパ
ーアーム9の中間部両側には切欠20eの端に係
合させる押え突起9c,9cが形成されていて、
この押え突起9b,9c,9cにより回転円板2
0を上方から押えるようにしている。また、回転
円板20とリング状弁体21の上面との間には径
の異なるOリングO6,O7がピボツト軸15と同
心に介装され、このOリングO6,O7間に弁孔2
1aが開口している。
の軸部13b,13cを省略して、ピボツトブロ
ツク13の上端部周縁に筒状部13dを形成し、
この筒状部13d内に回転円板20の周縁部近傍
下面に設けた筒部20cを嵌合し、この筒部20
c内にリング状弁体21を配設していると共に、
リング状弁体21の周縁部を筒状部13dの上端
に当接させている。また、リング状弁体21内の
内外周面には周方向に延びる一対の環状突部21
b,21b及び21c,21cが形成され、この
環状突部21b,21b及び21c,21c間に
は夫々OリングO4,O5が装着されていて、この
OリングO4,O5はピボツト軸15の外周面及び
筒部20cの内周面にそれぞれ弾接して、液洩れ
を防止していると共に、リング状弁体21と回転
円板20とを摩擦係止させている。しかも、回転
円板20の周縁部には上方に突出する筒部20d
が形成され、この筒部20dには切欠20eが形
成されていると共に、ワイパーアーム9の基端に
は押え突起9bが下方に向けて突設され、ワイパ
ーアーム9の中間部両側には切欠20eの端に係
合させる押え突起9c,9cが形成されていて、
この押え突起9b,9c,9cにより回転円板2
0を上方から押えるようにしている。また、回転
円板20とリング状弁体21の上面との間には径
の異なるOリングO6,O7がピボツト軸15と同
心に介装され、このOリングO6,O7間に弁孔2
1aが開口している。
本実施例でも、作用は上述と略同じであるの
で、その説明は省略する。
で、その説明は省略する。
(考案の効果)
この考案は、以上説明したように、車体外板に
固定したピボツトブロツクにピボツト軸を回転自
在に保持させ、該ピボツト軸に基部が取り付けら
れたワイパーアームに一対のノズルを装着すると
共に、ウオツシヤー液を前記ノズルの一方からワ
イパーアームの進行方向直前に噴射させてウイン
ドウシールドパネルに吹き付ける様にした車両用
ウオツシヤー装置において、 前記ピボツトブロツクとワイパーアームの基部
との間に配置した回転円板を前記ピボツト軸と同
心に且つ相対回転不能に設け、前記ピボツト軸の
外周に遊挿したリング状弁体を前記回転円板と前
記ピボツトブロツクとの間に密に介装して、前記
ノズルに夫々連通し且つ互いに隣接する一対の切
換通路を前記回転円板に形成し、前記リング状弁
体と前記回転円板との相対回動により前記一対の
切換通路に交互に切換連通させられる弁孔を前記
リング状弁体に設け、前記リング状弁体の回動範
囲内で前記弁孔に常時連通し且つウオツシヤー液
供給源に連通する案内通路を前記ピボツトブロツ
クに設けると共に、前記ワイパーアームが回動方
向切換端直前から回動方向切換端に向かう間で前
記リング状弁体と前記回転円板とが相対回動し得
る様に設けた構成としたので、ウオツシヤー液の
浪費を防止できると共に、ワイパーアームがピラ
ー側に移動したときの反転時および反転直前時
に、ウオツシヤー液がピラーの部分から車両側方
に飛散するのを防止できる。しかも、一対のノズ
ルへウオツシヤー液を切換供給する装置を小型で
簡単な構造とでき、また、その制御も簡易に行う
ことができる。
固定したピボツトブロツクにピボツト軸を回転自
在に保持させ、該ピボツト軸に基部が取り付けら
れたワイパーアームに一対のノズルを装着すると
共に、ウオツシヤー液を前記ノズルの一方からワ
イパーアームの進行方向直前に噴射させてウイン
ドウシールドパネルに吹き付ける様にした車両用
ウオツシヤー装置において、 前記ピボツトブロツクとワイパーアームの基部
との間に配置した回転円板を前記ピボツト軸と同
心に且つ相対回転不能に設け、前記ピボツト軸の
外周に遊挿したリング状弁体を前記回転円板と前
記ピボツトブロツクとの間に密に介装して、前記
ノズルに夫々連通し且つ互いに隣接する一対の切
換通路を前記回転円板に形成し、前記リング状弁
体と前記回転円板との相対回動により前記一対の
切換通路に交互に切換連通させられる弁孔を前記
リング状弁体に設け、前記リング状弁体の回動範
囲内で前記弁孔に常時連通し且つウオツシヤー液
供給源に連通する案内通路を前記ピボツトブロツ
クに設けると共に、前記ワイパーアームが回動方
向切換端直前から回動方向切換端に向かう間で前
記リング状弁体と前記回転円板とが相対回動し得
る様に設けた構成としたので、ウオツシヤー液の
浪費を防止できると共に、ワイパーアームがピラ
ー側に移動したときの反転時および反転直前時
に、ウオツシヤー液がピラーの部分から車両側方
に飛散するのを防止できる。しかも、一対のノズ
ルへウオツシヤー液を切換供給する装置を小型で
簡単な構造とでき、また、その制御も簡易に行う
ことができる。
第1図は、この考案に係る車両用ウオツシヤー
装置の第1実施例を示す断面図である。第2図
は、第1図の−線に沿う断面図である。第3
図は、第1図の分解斜視図である。第4図は、第
3図に示したピボツトブロツクの平面図である。
第5図は、第4図の−線に沿う断面図であ
る。第6図は、第3図に示した回転円板の断面図
である。第7図は、第6図の平面図である。第8
図は、第6図の底面図である。第9図は、第3図
に示したリング状弁体の断面図である。第10図
は、第9図の平面図である。第11図は、第9図
の底面図である。第12図イ,ロ,ハ,ニ及び第
13図〜第15図は、第1図〜第3図に示した車
両用ウオツシヤー装置の作動説明図である。第1
6図は、第1図〜第3図に示した車両用ウオツシ
ヤー装置を備える自動車の斜視図である。第17
図は、この考案に係る車両用ウオツシヤー装置の
第2実施例を示す断面図である。第18図は、第
17図の分解斜視図である。第19図は、第18
図に示したリング状弁体を底部側から見た斜視図
である。第20図〜第22図は、第17図に示し
た車両用ウオツシヤー装置の作動説明図である。
第23図は、従来の車両用ウオツシヤー装置を備
える自動車の平面図である。第24図は、第23
図に示したワイパーアームの斜視図である。 7……フロントウインドウシールドパネル、8
……ワイパー装置、9……ワイパーアーム、10
……ワイパーブレード、11……カウルトツプ、
{17……液供給通路、20……回転円板、21
……リング状弁体}(切換供給手段)、32,33
……ノズル、A,B……反転位置(回動方向切換
端)。
装置の第1実施例を示す断面図である。第2図
は、第1図の−線に沿う断面図である。第3
図は、第1図の分解斜視図である。第4図は、第
3図に示したピボツトブロツクの平面図である。
第5図は、第4図の−線に沿う断面図であ
る。第6図は、第3図に示した回転円板の断面図
である。第7図は、第6図の平面図である。第8
図は、第6図の底面図である。第9図は、第3図
に示したリング状弁体の断面図である。第10図
は、第9図の平面図である。第11図は、第9図
の底面図である。第12図イ,ロ,ハ,ニ及び第
13図〜第15図は、第1図〜第3図に示した車
両用ウオツシヤー装置の作動説明図である。第1
6図は、第1図〜第3図に示した車両用ウオツシ
ヤー装置を備える自動車の斜視図である。第17
図は、この考案に係る車両用ウオツシヤー装置の
第2実施例を示す断面図である。第18図は、第
17図の分解斜視図である。第19図は、第18
図に示したリング状弁体を底部側から見た斜視図
である。第20図〜第22図は、第17図に示し
た車両用ウオツシヤー装置の作動説明図である。
第23図は、従来の車両用ウオツシヤー装置を備
える自動車の平面図である。第24図は、第23
図に示したワイパーアームの斜視図である。 7……フロントウインドウシールドパネル、8
……ワイパー装置、9……ワイパーアーム、10
……ワイパーブレード、11……カウルトツプ、
{17……液供給通路、20……回転円板、21
……リング状弁体}(切換供給手段)、32,33
……ノズル、A,B……反転位置(回動方向切換
端)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 車体外板に固定したピボツトブロツクにピボツ
ト軸を回転自在に保持させ、該ピボツト軸に基部
が取り付けられたワイパーアームに一対のノズル
を装着すると共に、ウオツシヤー液を前記ノズル
の一方からワイパーアームの進行方向直前に噴射
させてウインドウシールドパネルに吹き付ける様
にした車両用ウオツシヤー装置において、 前記ピボツトブロツクとワイパーアームの基部
との間に配置した回転円板を前記ピボツト軸と同
心に且つ相対回転不能に設け、前記ピボツト軸の
外周に遊挿したリング状弁体を前記回転円板と前
記ピボツトブロツクとの間に密に介装して、前記
ノズルに夫々連通し且つ互いに隣接する一対の切
換通路を前記回転円板に形成し、前記リング状弁
体と前記回転円板との相対回動により前記一対の
切換通路に交互に切換連通させられる弁孔を前記
リング状弁体に設け、前記リング状弁体の回動範
囲内で前記弁孔に常時連通し且つウオツシヤー液
供給源に連通する案内通路を前記ピボツトブロツ
クに設けると共に、前記ワイパーアームが回動方
向切換端直前から回動方向切換端に向かう間で前
記リング状弁体と前記回転円板とが相対回動し得
る様に設けたことを特徴とする車両用ウオツシヤ
ー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10496387U JPH0525344Y2 (ja) | 1987-07-08 | 1987-07-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10496387U JPH0525344Y2 (ja) | 1987-07-08 | 1987-07-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS649866U JPS649866U (ja) | 1989-01-19 |
JPH0525344Y2 true JPH0525344Y2 (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=31337154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10496387U Expired - Lifetime JPH0525344Y2 (ja) | 1987-07-08 | 1987-07-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0525344Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09142262A (ja) * | 1995-09-19 | 1997-06-03 | Mitsuo Fujii | ワイパー洗浄方法及び装置 |
-
1987
- 1987-07-08 JP JP10496387U patent/JPH0525344Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09142262A (ja) * | 1995-09-19 | 1997-06-03 | Mitsuo Fujii | ワイパー洗浄方法及び装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS649866U (ja) | 1989-01-19 |
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