JP2794004B2 - ワイパーシステム - Google Patents

ワイパーシステム

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JP2794004B2
JP2794004B2 JP61151850A JP15185086A JP2794004B2 JP 2794004 B2 JP2794004 B2 JP 2794004B2 JP 61151850 A JP61151850 A JP 61151850A JP 15185086 A JP15185086 A JP 15185086A JP 2794004 B2 JP2794004 B2 JP 2794004B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ワイパーシャフトに固定されてワイパー
シャフトと共に回転する固定部材を備えているワイパー
アームを具備し、固定部材に取付けられた固定部材のキ
ャップがワイパーシャフトと固定部材の間の連結部を覆
い、このキャップが動作位置と傾斜位置との間で回動可
能であり、ノズルに連通する洗浄液通路がワイパーシャ
フト内に設けられている風防用ワイパーシステムに関す
る。 [従来技術] ドイツ国特許第3102538号明細書に記載されたワイパ
ーシステムでは、ワイパーシャフトが洗浄液通路として
の孔を具備し、ワイパーアーム側にはボール突起を具備
し、このボール突起は、ワイパーアームに回転可能な状
態に取付けられたこの突起に対応した形状のボールソケ
ットに嵌合している。この構成ではノズルがプラスチツ
ク材料からなるキャップの側面に取付けられている。こ
のような構造はワイパーアームが実質的に従来普通に使
用されている構造を実質的に変更しないでよいという利
点がある。ワイパーアームは通常の方法でワイパーシャ
フトに取付けられており、ワイパーシャフトと固定部材
の間の連結部は、通常ワイパーアームを傾斜可能にする
ために回動可能なキャップによって覆われて保護されて
いる。しかしワイパーシャフト上のボール突起とこれに
対応するボールソケットの間の接続部は製造における公
差によって漏洩が避けられない欠点がある。さらにこの
キャップは又洗浄液通路をも備えなければならず、完全
に新しい射出成型ダイスを作る必要があるため、製造コ
ストが比較的高い。しかもいくつかの応用例において
は、洗浄されるぺき風防窓を洗浄液で充分に広い範囲に
わたって濡らすことができない重大な欠点がある。これ
は風防窓とノズルの間の距離が比較的小さいために、洗
浄液が風防窓に対して比較的水平に近い小さな角度で噴
射されるからである。 [発明の解決しようとする課題] したがって本発明の目的は、通常使用されているよう
な構造のワイパーアームを使用して風防窓を洗浄液で充
分に広い範囲にわたって濡らすことができ、しかも長期
間使用した後も正常なワイパー動作が保証されるような
ワイパーシステムを提供することである。さらに、この
目的を達成するためのワイパーシステムは構成が簡単
で、部品が容易に入手できるものでなければならない。 [課題解決のための手段] この目的は、本発明のワイパーシステムによって達成
される。 本発明は、ワイパーシャフトに固定されてワイパーシ
ャフトと共に回転する固定部材を備えているワイパーア
ームを具備し、固定部材に取付けられた固定部材のキャ
ップがワイパーシャフトと固定部材の間の連結部を覆
い、このキャップが動作位置と傾斜位置との間で回動可
能であり、ノズルに連通する洗浄液通路がワイパーシャ
フト内に設けられているワイパーシステムにおいて、 ワイパーシャフト内に設けられている洗浄液通路を構
成する導管の端部にノズルが固定され、動作位置と傾斜
位置との間のキャップの回動においてノズルが通過でき
る開口がキャップに形成され、キャップの動作位置にお
いてノズルはキャップの開口を通ってキャップの固定部
材と反対側に位置しており、キャップが傾斜位置へ回動
するときノズルが前記キャップの開口を通ってキャップ
の固定部材側に位置することができるように構成されて
いることを特徴とする。 本発明は、洗浄されるべき風防窓とノズルとの間の距
離を増大させることによってより良好な洗浄効果が達成
されるという考えに基づいている。通常のワイパーシス
テムの構造を大幅に変化させることなくそのような洗浄
効果が達成されるようにノズルを風防窓の表面から離れ
た高い位置に位置させるために、本発明では洗浄液通路
を構成する導管の端部がワイパーシャフトと固定部材の
間の連結部を覆っているキャップの開口を通って外側に
突出しており、それにノズルが固定されている。 このような構造によりノズルはキャップの外側の風防
窓の表面から離れた高い位置に位置させることが可能に
なり、しかもワイパーアームを通常使用されているよう
な構造のものとしたとき、ワイパーアームを風防窓の表
面に対して傾斜させる場合にワイパーアームと共に傾斜
するの開口をノズルが通り抜けてキャップの固定部材側
に位置することができるためにノズルを取外す必要がな
い。 米国特許第2609561号明細書および同第3230564号明細
書には前記ドイツ国特許第3102538号明細書に記載され
た装置よりもノズルと風防窓の間隔が大きいワイパーシ
ステムが記載されているが、これら2つの米国明細書に
記載されたワイパーシステムは、今日の普通に使用され
ている固定部材に回動可能に取付けられたキャップを保
持するワイパーアームを備え、キャップが固定部材とワ
イパーシャフトの間の連結部をカバーしている構造のも
のとは異なった特別の構造のものである。これらのワイ
パーシステムでは、洗浄液が洗浄液通路の側面から固定
部材とワイパーシャフトの間の結合部に侵入して腐蝕を
生じることがないように、ワイパーアームはワイパーシ
ャフトから取外すことはできない構造にしなければ良好
な結合は保証されない。 ワイパーアームの傾動と共に回動可能なキャップを備
えた現在普通に使用されている構造のワイパーアームの
場合は、キャツプが傾斜した時にキャップの開口の縁部
が円弧状の経路に沿って動くことを考慮しなければなら
ない。キャップの上方に洗浄液通路が垂直に長く突出し
ていると、キャップの傾斜のときに問題が生じるため、
キャップの回動運動を可能にするためにはキャップの開
口は細長い穴に形成されなけれなければならない。本発
明の特に望ましい実施形態においては上記問題を解決す
るために、キャップの開口は洗浄液通路を構成している
導管の外径よりも大きくされており、それによってキャ
ップに必要な回動が可能とされている。この場合のキャ
ップの開口の縁部と洗浄液通路の導管との間の隙間は別
の補助キャップによって閉鎖される。一見するとこれは
より複雑な構造のように見えるが、開口の他には変更す
る必要がないため、通常の射出成型ダイスを用いて望ま
しいコストで製造することができる。したがって射出成
型技術に関する限りはこの補助キャップは簡単な部材で
あり、望ましいコストで製造できる。 理論上は補助キャップは本来のキャップと結合させる
ことができるが、補助キャップは本来のキャップが回動
するときにそのキャップから取外さなければならないた
めに手間がかかる。したがって補助キャップはノズルの
動作できる状態である動作位置において直接にあるいは
間接にワイパーシャフトに支持されるように設計される
ことが望ましい。したがって補助キャップはワイパーシ
ャフトの縦軸方向でノズルに面する側の表面が本来のキ
ャップの外表面と同一平面になるように固定される。こ
れは外見上の問題もあるが、本来のキャップが傾斜する
ときにそのキャップの強度が小さいために、補助キャツ
プに固着して動かなくなることがないという利点もあ
る。 さらに、本来のキャップは回動しないようにワイパー
シャフトに固定されており、ワイパーシャフトと共に回
動する。したがってワイパーシャフトに固定されている
この補助キャップはワイパー動作中に本来のキャップと
同じ方向に同時に回転するため、これらのキャップの相
互に向かい合った表面は漏洩の原因となる磨耗を生ぜ
ず、長期間使用した後も漏洩を生じることがない。 原則としては洗浄液通路を構成する導管も又回動しな
いような状態でワイパーシャフトに結合することができ
るように、ワイパーシャフトを本来のキャツプの孔に挿
通させる構造が考えられる。この構造では洗浄されるべ
き風防窓にワイパーブレードから常に予め定められた間
隔で洗浄液が噴射されるという利点がある。しかし振り
子運動をするワイパーシャフトに固定された導管に洗浄
液ホースを結合しなければならないという問題を生じ
る。本発明の望ましい実施形態では洗浄液通路導管は静
止状態で配置されている。しかしこの場合補助キャップ
の開口の縁部と洗浄液通路導管の間に相対的運動が生じ
るため、補助キャップのこの部分は、洗浄液通路導管と
補助キャップの間の相対的な運動を行わせながら、漏洩
のない密閉を行うことのできるシール用リツプを形成し
ている必要がある。 このような構造のために、分離したプラスチックパイ
プがは洗浄液通路の導管として用いられ、ワイパーシャ
フトの孔内に静止状態(ワイパーシャフトが回転しても
回転しない状態に置かれる)に配置され、ワイパーシャ
フトの前面から突出している。パイプのこの端部にはノ
ズルの付いたノズル体が固定され、このノズル体はワイ
パーシャフトの前面で支持されている。パイプの反対側
にはカラーが形成されており、このカラーはワイパーシ
ャフトの端部を嵌合して包囲している。結果として縦軸
方向から見ると、ワイパーシヤフト内の洗浄液通路の位
置は特別の手段を用いなくともはっきりと決定すること
ができる。 [実施例] 以下、本発明の実施例を添附図面を参照し詳細に説明
する。 図示されたワイパーアームは従来知られているよう
に、ワイパーシャフト13に固定された固定部材10および
この固定部材10に設けられた可動連結部11によって回動
可能に結合されているキャツプ12を具備する。固定部材
10とワイパーシャフト13の固定はよく知られているよう
ワイパーシャフトの上端部の近くの円錐部に続くの部分
のねじ部分14に固定ナット15を螺合して結合する。固定
ナツト15と固定部材10の間にはシール用リング16が取付
けられている。 ワイパーシャフト13には同軸に孔20が貫通して形成さ
れており、この孔20の中に洗浄液通路を構成する導管と
してプラスチックパイプ21が挿入されている。ワイパー
アーム側の端部においては洗浄液通路のパイプ21がワィ
パーシャフトの前面22から突出しており、そこにボール
突起23が取付けられ、このボール突起23には調節可能な
ノズル25を具備するノズル体(洗浄液通路と連通してい
る)24が連結されている。ノズル体24はワイパーシヤフ
ト13の前面22に縦軸方向に支持されている。プラスチッ
クパイプ21の端部とノズル体24に取付けられている回転
阻止手段26によつて、プラスチックパイプ21に対するノ
ズル体24の位置が決定される。プラスチックパイプ21は
またワイパーシャフト13の反対側の端部からも突出して
おり、そこには環状カラー27が取付けられていてワイパ
ーシャフト13の端部をぴったりと包囲している。この環
状カラー27は伝導装置28によって支持され、ワイパーシ
ャフト13はこの伝導装置28によって駆動されて振り子運
動をする。さらに洗浄液ホース用の接合管29がプラスチ
ツクパイプ21から横に突出してプラスチツクパイプ21と
一体に形成されており、これに結合されたホースはスペ
ースの関係上洗浄液通路のパイプ21から直角方向に引出
されている。射出成型上の理由からプラスチックパイプ
21は両端が開放されており、ノズルと反対側の端部はボ
ール型のプラグ30で閉鎖されている。 ワイパーシャフト13は公知の方法で伝導装置28のハウ
ジングを貫通して突出しており、このハウジングの軸受
40が示されている。この伝導装置28のハウジングはカバ
ー41によつて密閉されており、それには開口部42が設け
られている。第2図に示されるように開口部42には円形
の部分43があり、この中にプラスチックパイプ21の環状
カラー27が嵌合されている。さらに開口部42にはこの円
形の部分43の半径方向に延在する方形部分44があり、こ
の方形部分44の輪郭は接合管29の投影形状の輪郭より大
きい。したがって縦軸方向ではカバー41は接合管29によ
って妨げられることなく伝導装置28のハウジング上に重
なることができる。開口部42を完全に閉じるためにプラ
スチックパイプ21には半径方向に延在する方形部分31が
あり、この方形部分31が開口部42の方形部分44を閉鎖し
ている。 プラスチックパイプ21よりなる洗浄液通路がキャップ
12の開口50を通って突出しており、第1図に示されたよ
うなキャップ12の動作位置において、ノズル25が固定部
材10と反対側のキャップ12の側面に取付けられているこ
とがこの発明の重要な特徴である。前記ドイツ国特許第
3102538号明細書に記載された装置と比較すると、清掃
される風防窓からノズルまでの距離は従来のものよりも
著しく拡大されるため、洗浄液は清浄される窓に対して
大きい角度で噴射することができる。キャツプ12の開口
50の直径はこの開口50の中にある洗浄液通路導管および
ノズル体24の直径Pよりもかなり大きい。キャップ12の
開口50の縁部とノズル体24の外周との間の隙間は別体の
補助キャップ51によって閉鎖されている。 この補助キャップ51は第1図に示されたようにコップ
の形状であり、縦軸方向において直径の異なる2つの部
分があり、小さな方の部分52の直径は開口50の直径に相
当する。この小さな方の部分52の高さはキャッブ12の厚
さに等しいため、部分52はキャツプ12の傾斜されないノ
ズルの動作位置においては開口50内にぴつたり嵌合して
配置されており、補助キャップ51の底部の外表面はキャ
ップ12の上壁の外表面と同一平面になつている。大きな
方の部分53はキャップ12のための支持表面を形成してい
る。このコップ形状の補助キャップ51は回動しないよう
な状態で固定ナツト15上にはめ込まれるため、この補助
キャツプ51も全体的に回動しないような状態でワイパー
シャフト13と連結されている。補助キャップ51も又プラ
スチック材料でできており、固定ナット15に固定されて
ワイパーシヤフト13上に直接取付けられている。この補
助キャツプ51は固定部材10上に支持されてワイパーシヤ
フト13と固定部材10の間の連結部を覆つているため、こ
の連結部は特に洗浄液の侵入に対して充分に保護され
る。 プラスチックパイプ21はワイパーシャフト13内に静止
状態で配置されている。これに対して前記補助キャップ
51はワイパーシャ7ト13と共に回転するため、この補助
キャップ51の開口の縁部においてこの補助キャップ51と
ノズル体24の間には相対的な運動が生じる。したがって
補助キャップ51のこの部分にはシール用のリップ55が設
けられる。 第1図ではキャップ12の傾斜状態の位置が破線で示さ
れている。同じく破線で示された円弧Kから、開口50の
半径が、キャップ12がノズルの動作位置である水平位置
から傾斜するときにノズル体24に接触しないように選択
されていることがわかる。補助キャップ51の位置は縦軸
方向で固定されており図示の状態で変化しない。 第1図および第2図に示されるように、ワイパーアー
ムとワイパーシャフトの間の従来使用されている固定構
造は実質的に変更されず、回転可能なキャップの運動性
は損われない。ノズル体24は窓の表面から大きい距離を
有する最適位置に配置されることができる。固定部材と
ワイパーシャフトの間の連結部に洗浄液が侵入すること
を阻止するシール構造はキャップ51および12によつて二
重構造になっている。射出成型法に比較して簡単な構造
の部材が使用されるため、この実施例の構成は廉価に製
造することができる。また、プラスチックパイプを用い
ればワイパーシャフトの孔内の腐蝕を防ぐことができ
る。したがって清浄効率の優れた、機能的な信頼性の高
い風防窓用のワイパーシステムが得られる。 第3図にはキャップ12だけで補助キャップを用いる必
要のないようにするために湾曲した形状のノズル体24が
示されている。このノズル体24の表面60および61はキャ
ップ12の回動の中心に対して半径R1およびR2の円弧を形
成する。したがってこの実施例ではキャップ12内の孔50
の縁部が妨害されずにノズル体24の表面60および61に沿
つて移動する。しかしながら、第1図に示された実施例
では全ての形式のワイパーアームに対して周じノズル体
を用いることができるのに対して、この実施例ではワイ
パーアームが異なればそれに対応した湾曲した表面60お
よび61を有する異なるノズル体24が必要となる。そのた
め第1図に示された実施例の方が望ましい。 最後に添附図面に示された望ましい実施例は本発明の
基本的なアイデアを理解するための単なる例示に過ぎな
いこと指摘しておく。ワイパーシャフトが腐食しないス
テンレス製の場合にはプラスチツクパイプを用いなくと
もよい。ワイパーシャフト自体を中空のパイプで構成し
てキャップの開口を貫通させることができる。ノズル体
内に複数のノズルを配置することも可能であり、またパ
イプを回動するワイーシャフトに固定して一緒に回動す
るようにすることもできる。また、第1図に示された実
施例ではプラスチックパイプがワイーシャフトの孔内に
駆動側から挿入されている。この方法が必ずしも必要不
可欠というのではないが、装置の構成上望ましいもので
ある。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本願発明の1実施例のワイパーシャフト内に
洗浄液通路を有する風防窓用ワイパーシステムの部分的
断面図である。第2図は第1図に示された実施例を矢印
p方向から見た図である。第3図は本願発明の第2の実
施例を示した部分的断面図である。 10……固定部材、12……キャップ、13……ワイパーシャ
フト、21……プラスチックパイプ、24……ノズル体、25
……ノズル、28……伝導装置、51……補助キャップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベルント・バルター ドイツ連邦共和国,7120 ビーテツヒハ イム−ビツシンゲン,ブラントホルツシ ユトラーセ(番地無し) (56)参考文献 特開 昭60−104438(JP,A) 特開 昭57−194140(JP,A) 実開 昭56−168451(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60S 1/46

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.ワイパーシャフトに固定されてワイパーシャフトと
    共に回転する固定部材を備えているワイパーアームを具
    備し、固定部材に取付けられた固定部材のキャップがワ
    イパーシャフトと固定部材の間の連結部を覆い、このキ
    ャップが動作位置と傾斜位置との間で回動可能であり、
    ノズルに連通する洗浄液通路がワイパーシャフト内に設
    けられているワイパーシステムにおいて、 ワイパーシャフト内に設けられている洗浄液通路を構成
    する導管の端部にノズルが固定され、動作位置と傾斜位
    置との間のキャップの回動においてノズルが通過できる
    開口がキャップに形成され、キャップの動作位置におい
    てノズルはキャップの開口を通ってキャップの固定部材
    と反対側に位置しており、キャップが傾斜位置へ回動す
    るときノズルが前記キャップの開口を通ってキャップの
    固定部材側に位置することができるように構成されてい
    ることを特徴とするワイパーシステム。 2.前記キャップの開口が開口の領域における洗浄液通
    路を構成する導管の外径よりも大きく、前記キャップの
    開口の縁部と洗浄液通路を構成する導管の外面との間を
    閉鎖する補助キャップが設けられている特許請求の範囲
    第1項記載のワイパーシステム。 3.前記補助キャップが静止した状態でワイパーシャフ
    トに保持されている特許請求の範囲第2項記載のワイパ
    ーシステム。 4.前記補助キャップの表面が、固定部材と反対側のキ
    ャップの外表面と実質的に同一表面になるように固定さ
    れている特許請求の範囲第3項記載のワイパーシステ
    ム。 5.前記補助キャップがワイパーシャフトに回動しない
    ように連結されている特許請求の範囲第4項記載のワイ
    パーシステム。 6.前記補助キヤップがコップ状であり、固定部材とワ
    イパーシャフトを固定する固定ナットに回動しないよう
    に嵌合されている特許請求の範囲第5項記載のワイパー
    システム。 7.ワイパーシャフトの縦軸方向において、前記補助キ
    ャップは直径の異なる2つの部分を有しており、小さい
    方の部分の直径はキャップの開口の直径に等しく、この
    部分の高さはキャップの厚みに等しく、前記動作位置に
    おいてキャップの開口内に密着状態で配置されている特
    許請求の範囲第6項記載のワイパーシステム。 8.洗浄液通路を構成する導管がワイパーシャフトの回
    転するとき静止状態で保持され、前記補助キャップの開
    口部の縁部が、前記洗浄液通路の導管の外面に対してシ
    ール状態で接触するシール用リップとして構成されてい
    る特許請求の範囲第1項乃至第7項のいずれか1項記載
    のワイパーシステム。 9.洗浄液通路を構成する導管が、ワイパーシャフトの
    孔内に配置され、ワイパーシャフトの回転するとき静止
    状態で保持されているプラスチック材料のパイプで構成
    され、この導管がワイパーシャフトの前面を越えて突出
    しており、このバイプの端部にはノズル体が連結されて
    おり、このノズル体はワイパーシャフトの前面によって
    支持されている特許請求の範囲第8項記載のワイパーア
    ーム。 10.洗浄液通路を構成する導管のパイプがワイパーシ
    ャフトの反対側の端部の孔から突出しており、ワイパシ
    ャフトの端部を密着して包囲する環状カラーを備えてい
    る特許請求の範囲第9項記載のワイパーシステム。 11.洗浄液通路を構成する導管のバイプから側方に接
    合管が突出しており、パイプの自由端がプラグによって
    閉鎖されている特許請求の範囲第10項記載のワイパーシ
    ステム。 12.ワイパーシャフトが、円形の部分を持つ開口部を
    有するカバーによつて閉鎖されているギアハウジングか
    ら突出し、この円形の開口部に環状カラーが密着した状
    態で結合されている特許請求の範囲第10項記載のワイパ
    ーシステム。 13.前記カバーの開口部が円形部分の一部から半径方
    向に延在する方形部分を持ち、この方形部分の輪郭が接
    合管の輪郭より大きく形成されている特許請求の範囲第
    12項記載のワイパーシステム。 14.洗浄液通路を構成する導管のパイプが半径方向に
    延在する方形部分を一体に形成されており、この方形部
    分がカバー内の開口部の方形部分を閉鎖している特許請
    求の範囲第13項記載のワイパーシステム。 15.洗浄液通路を構成する導管またはノズル体のキャ
    ップ上に突出した部分が円弧状の表面になっており、こ
    の円弧状表面の円弧の中心はキャップと固定部材の間の
    運動連結部の中心と一致し、キャップの開口の直径が洗
    浄液通路を構成する導管またはノズル体の外半径に等し
    い特許請求の範囲第1項記載のワイパーシステム。
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