JPH05253094A - 乾燥機能付き便座 - Google Patents

乾燥機能付き便座

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JPH05253094A
JPH05253094A JP4051129A JP5112992A JPH05253094A JP H05253094 A JPH05253094 A JP H05253094A JP 4051129 A JP4051129 A JP 4051129A JP 5112992 A JP5112992 A JP 5112992A JP H05253094 A JPH05253094 A JP H05253094A
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toilet seat
toilet
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toilet bowl
bowl
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Kunio Kimata
國雄 木全
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 便器上端面に付着した汚水を便器内に排除
し、上端面を乾燥して、掃除の頻度の削減と、防臭効果
と、便器の清潔さを維持することを目的としたものであ
る。 【構成】 便座1の内部を中空の風洞とし、この便座底
面の外周に内側を向いた第1の空気噴き出し口3を設け
ると共に内周に下向きの第2の空気噴き出し口4を有
し、この便座1の風洞を温風発生装置52に連通し、送
風することにより便器上端面の汚水を便器内に排除、乾
燥する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洋風便器の乾燥機能付き
便座に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の洋風便器は図8に示すように、便
器81の上に便座固定部82を固定し、便座83と便蓋
84を便座固定部82の軸受け部に開閉自在に取付けて
いる。
【0003】そして上記便座83と便蓋84は男子小便
時には90度回転して便器81から持ち上げて開き、使
用する様になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、男子が小便で使用する時に誤って便器の上
側端面に小便を付着させ、不潔であるという課題があっ
た。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、上端
面を乾燥して便器の小便(以下汚水と称す)の付着度を
軽減して、防臭と便器の掃除のときの不潔感を低減する
ことを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、便座の内部に送風装置に連通した中空の風洞
を設けると共に、風洞に連通し、便器上端面に乾燥空気
を噴き出す空気噴き出し口を設けたものである。また便
座の開閉を検出するセンサーと、便座を閉める動作信号
をセンサーより受けて一定時間電力を供給するタイマー
と、タイマーよりの電力を受けて動く温風発生装置を設
けたものである。
【0007】
【作用】本発明は上記構成によって男子が小便で使用す
るとき、便座を開いて用を足し、便座を閉めると、セン
サーが駆動信号を発生する。駆動信号を受けたタイマー
は一定時間送風信号を出した後、次の一定時間温風信号
を出す。温風発生装置はタイマーの駆動信号を受けて最
初は単なる風を、次に温風を一定時間便座に送る。便器
上にある便座に送られた風は外側噴き出し口から便器の
上端をかすめて内側に向けて噴き出され、便器上端に付
着した液状の汚水を便器内側へ移動落下させる。また、
便器上面に残ったわずかな汚水は続いて吹く温風により
乾燥するので、便器上端面では尿素分解菌等が繁殖せず
防臭効果があり、掃除の時の不潔感が軽減される。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図を参照して説明す
る。図1は便座の底部を示した図であり、1は便座で、
内部は中空の風洞を有する構成となっている。2は便器
の外周より外側に位置するよう便座1の外周に設けた突
起部、3は突起部2の内側に設けた第1の空気噴き出し
口、4は便器の内周より内側に位置するよう便座内側の
楕円状開口部7の周囲に設けた第2の空気噴き出し口、
5は便座固定部に回転自在に嵌合する中空の風洞付きの
回動軸であり、便座内部の風洞につながっている。6は
便器の上端面に当接する脚ゴムである。図2は本発明の
便座を備えた全体構成図であり、8は洋式便器、9は便
蓋、10は便座固定具で、回動軸5を介して便座1の風
洞に連通する風洞が内部に設けられている。11は洗浄
水用ロータンク、12はタイマー等の電気制御装置を備
えた温風発生装置、13は温風発生装置12と便座固定
具10間の送風パイプ、14は便器8の後部に搭載した
ロータンクや温風発生装置12などを収納するキャビネ
ットである。図3は便座1と便器8の上端との関係を示
す一部断面図である。同図において、便座1は中空であ
り風洞15を構成している。便座1の外周の下へ突き出
た突起部2の内側に設けた空気噴き出し口3は便器8の
上端部16の高さにほぼ等しい位置に設けてある。便座
1の内側の端に設けた下向きの空気噴き出し口4は便器
8の上端面16の内側の位置に設けてある。17は汚水
である。図4は図2に示す便座固定具10の18の部分
を示す一部断面図である。19は便座固定具10に回動
自在に設けた便座1の回動軸5の外周に形成した便座1
の開閉位置を示すためのカムであり、20はマイクロイ
ッチで、カム19により押圧されて便座1の開閉位置を
検出するセンサである。21は便座固定具10に設けた
空気供給口で、送風パイプ13に接続してある。22は
便座1の回動軸5に形成した中空の風洞であり、便座固
定具10と便座1間の風路を形成している。23は便座
固定具10の便座方向を除く3辺の底面に設けたリブ
で、リブ23と便器8との間で空気噴き出し通路26を
形成している。24は便座固定具10の底面にあって便
器8の巾方向に設けた3角形の溝であり、垂直に立ち上
がった壁面に便座1の方向を向いた空気噴き出し口25
を設けている。27は便器8の固定具取り付け部、28
は便座固定具10を便器8に固定するボルト、29は固
定用ナットである。
【0009】上記構成において、便座1が開放状態から
閉めた状態になると、便座1の回動軸5のカム19がマ
イクロスイッチ20を押さえ、接点を閉じると電気信号
が温風発生装置12のタイマーに伝わり、5分間程度フ
ァンのみを運転し、風を送風パイプ13、便座固定具1
0、便座回動軸5、便座内部、便座外周の突起部2の第
1の空気噴き出し口3から空気を噴き出す。噴き出た風
は便器8の上端面16に付着した汚水17に当たり、汚
水を便器8の内側へ押し流す効果がある。また、便座1
の内側の周辺に設けた第2の空気噴き出し口4から下向
きの風が吹き出るので、便座上端面に沿って流れてきた
風は下向きに流れを変える作用を有し、細かい汚水の水
滴を含んだ風が便器底面に衝突して風に含まれた細かい
汚水を分離し、便器8の底面に付着させる効果を有す
る。次にタイマーは温風用ヒータにも通電して5〜10
分程度温風を発生して、空気噴き出し口3、4から噴き
出し、便器8の上端部16を加熱乾燥する作用を有し、
上端部16に残ったわずかな汚水17を乾燥させるとい
う効果がある。また、便座固定具10の底面に設けた3
角形の溝24の空気噴き出し口25から風が噴き出て便
座固定具10と便座固定具取り付け部27の便器上面の
間の隙間を便座方向に流れ、空気噴き出し通路26から
便座1と便器上面との間を吹き抜ける作用を有するの
で、便座固定具10および便座1の下に入りこんだ汚水
を便器内に移動させ、続いてタイマーで制御される温風
発生装置12により供給される熱風で便器上面を乾燥す
る効果がある。
【0010】図5は本発明の他の実施例を示し、便座1
には外側の突起部2に設けた空気噴き出し口3のみを設
けたので、少ない風量で便器上端面の汚水17を便器内
に移動させる効果がある。
【0011】図6は本発明の他の実施例を示し、便座1
の底面30に便器上端面16に向かって、斜め内側向き
の空気噴き出し口31を設けたので、風が便器上端面1
6より浮き上がる事なく便器上端面16に沿って流れ汚
水17に当たる作用を有するので、汚水を効率的に便器
内に移動させる効果がある。
【0012】図7は本発明のさらに他の実施例を示し、
便座1の外側突起部2には便座上端面16より下の位置
に上向きの空気噴き出し口32を設け、便座底面30に
便器上端面に向かって、斜め下の内側向きの空気噴き出
し口31を設けると共に便座1の便器上端面16の内側
になる位置に下向きの空気噴き出し口4を設けたので、
空気噴き出し口32からでた風は便器上端面側面を下か
ら上に流れた後、空気噴き出し口31からの風に押さえ
られて便器面を横に流れた後、空気噴き出し口4からの
風で下向きに流れる作用を有するので、便器8の上端面
16の外側に付着して落ちかかった汚水17を空気噴き
出し口32から出る風で噴き上げて便器上面に移動さ
せ、次に便器上面内側へ、さらに便器内に落下させる効
果がある。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、男子小便
で使用する度に便器の上端面に付着した汚水を送風によ
り便器内に移動させ、便器上端面を乾燥するので、便器
上端面では汚水溜りが無くなり、尿素分解菌等が繁殖せ
ず悪臭の発生が無く防臭効果がある。さらに、掃除回数
を削減しても便器の便器上端面の汚れを軽減出来る効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における乾燥機能付き便座の
裏側から見た外観斜視図
【図2】本発明の一実施例における便器洗浄装置の1部
破断斜視図
【図3】図1の便座と便器の要部断面図
【図4】便座固定具の断面図
【図5】本発明の他の実施例における便座と便器の要部
断面図
【図6】本発明の他の実施例における便座と便器の要部
断面図
【図7】本発明のさらに他の実施例における便座と便器
の要部断面図
【図8】従来の洋式便器の外観斜視図
【符号の説明】
1 便座 3 第1の空気噴き出し口 4 第2の空気噴き出し口 8 便器 10 便座固定具 12 温風発生装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】便器上に回動自在に載置される便座の内部
    に、送風装置に連通した中空の風洞を設けると共に、前
    記風洞に連通し、前記便器に乾燥空気を噴き出す空気噴
    き出し口を設けてなる乾燥機能付き便座。
  2. 【請求項2】空気噴き出し口は、便器の外周より外側に
    位置し、かつ便器上端の高さにほぼ等しい位置に設けた
    水平内側向きの乾燥空気を噴き出す第1の空気噴き出し
    口と、便器の内周より内側に位置し下向きの乾燥空気を
    噴き出す第2の空気噴き出し口とを有する請求項1記載
    の乾燥機能付き便座。
  3. 【請求項3】便器の外周より外側の便座の下部周囲に位
    置し、便器の上端面の高さにほぼ等しい位置に在る水平
    またはやや下方向の内側を向いた空気噴き出し口を有す
    る請求項1記載の乾燥機能付き便座。
  4. 【請求項4】斜め下の内側を向いた空気吹き出し口を便
    器の上端面に面する便座底面の全面に有する請求項1記
    載の乾燥機能付き便座。
  5. 【請求項5】便器の外周より外側の便座の下部周囲にあ
    って、便器の上端面の高さより低い位置に在る斜め上方
    向の内側を向いた空気噴き出し口を有する請求項1記載
    の乾燥機能付き便座。
  6. 【請求項6】便器上に回動自在に載置される便座と、前
    記便座の開閉を検出するセンサーと、前記便座を閉める
    動作信号を前記センサーより受けて一定時間電力を供給
    するタイマーと、前記タイマーよりの電力を受けて動作
    する温風発生装置とを備え、前記便座の内部に前記温風
    発生装置に連通した中空の風洞を設けると共に、前記風
    洞に連通して便器の外周より外側に位置して内側向きの
    空気噴き出し口を便座の下部の周囲に設けた乾燥機能付
    き便座。
  7. 【請求項7】便座を回動自在に支持する回動軸の内側を
    中空の風路とし、この風路を介して便座の風洞を温風発
    生装置に連通してなる請求項1または請求項6記載の乾
    燥機能付き便座。
  8. 【請求項8】便座を支持する便座固定具に、底面の便座
    方向を除く3辺にリブを設けて便器上端面との間に便座
    方向を向いた風の吹き出し通路を形成した請求項1また
    は請求項6記載の乾燥機能付き便座。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017172272A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 便器装置
CN114376435A (zh) * 2022-01-11 2022-04-22 青岛卫玺智能科技有限公司 一种节能型制冷座圈

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