JPH0525289U - 断熱コンテナの床構造 - Google Patents

断熱コンテナの床構造

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JPH0525289U
JPH0525289U JP1822791U JP1822791U JPH0525289U JP H0525289 U JPH0525289 U JP H0525289U JP 1822791 U JP1822791 U JP 1822791U JP 1822791 U JP1822791 U JP 1822791U JP H0525289 U JPH0525289 U JP H0525289U
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JP
Japan
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floor
heat insulating
insulating container
cold air
air
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Pending
Application number
JP1822791U
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English (en)
Inventor
祝行 原田
宏 西井
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Nippon Fruehauf Co Ltd
Original Assignee
Nippon Fruehauf Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 断熱コンテナの庫内の温度分布の均一化の可
能な床構造を提供する。 【構成】 断熱コンテナの床面上に敷設される断面I型
床材の上面に熱伝導性の床板7を張設し、隔壁10の上
部に設けた空気吸込口9に対し、対角線上の他方の下隅
部側を吐出口とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は冷凍コンテナあるいは保温コンテナ等(以下断熱コンテナという)の 床構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
断熱コンテナの床構造は、一般に底板と内張板との間に断熱材が充填された構 成である。そして内張板は、断面I形をなした長尺の型材を複数本互いに結合す ることにより形成している。
【0003】 このように構成された床構造を有する断熱コンテナの冷風又は温風の庫内循環 方式の内、下部吹出し方式のものにあっては、図3の矢印に示すような冷風の流 れとなっていた。即ち、冷風は隣接するI型型材の隙間から上方に吹きあげられ 、あるいは床型材に沿って後端まで進み、そこから(観音開き扉の)内壁に沿っ て上昇するという流れとなっていた。
【0004】 上述のような冷風の流れは、冷風発生源から近い位置ほど、その吹上げ風量が 多くなり、I型の床型材の後端から内壁に沿って上昇する風量は可成り減ってい る。このため庫内の設定温度分布は冷風発生源から離れるにつれて高くなる傾向 となり、均一な品温が得られなかった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術の問題点に鑑み、断熱コンテナの庫内の温度分布の均一化の可能 な床構造を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
断熱コンテナの床面上に敷設される断面I型床材の上面に熱伝導性の床板7を 張設し、断熱コンテナの前部隔壁10の上部に設けた空気吸込口9に対し、対角 線上の他方の下隅部側を吐出口とした。
【0007】
【実施例】
図1及び図2に基いて説明する。1は断熱コンテナで、六面全体が所定厚さの 断熱材層2を備えている。3は温調器で、これで冷却された空気は図の矢印の如 く循環して庫内を冷却する。4は床部に形成された冷気流路で、冷気はこの流路 4を後方に流れ、後部扉5の内面で上方に向きを替え、上方に向って吹き上げら れる。
【0008】 床部は図2の如く断面I型材6が前後方向に並設され、これら断面I型材6の 上面に金属製床板7を床全面に張ってある。したがって断面I型材よりなる床部 の上部には冷気の出口はなく、断面I型材間に断熱コンテナの後端に向う流路4 が形成される。
【0009】 他方庫内で暖った冷気は冷気吹出口8に対し斜め上方位置にある上隅部に設け た吹込口9より吹込まれる。
【0010】 隔壁上部の吸込口9には、隔壁10と間隔を保って仕切板11を設けてもよい 。この仕切板11は吸込口9の高さh(図1)よりもその下端が下方に位置する ように重合状態に設けると、冷風の流れは下向きとなり、積荷を完全に包囲でき る。この仕切板11は上下に伸縮可能にするとよい。
【0011】
【効果】
床面下を通風ダフトにして冷風の全量を後端扉側の開口から吹き出すようにし た。これにより熱発生源で発生した比較的バラツキのある温度域の冷風は、長尺 の通風ダクト内で混合され、あるいは金属性床板との間で熱交換がおこなわれて 平均化されたものが吹出口から放出されるので、温度むらが解消できる。
【0012】 冷風の循環方式を下部吹出し式とし、天井の隅部を吹込口とし、この吸込口と 対角線上の他方の下隅部側を吹出し口とした。これにより天井全域に略均等に冷 風が分布され、上方から冷風が積載貨物の全量をつつみこむよう、かつ貨物間に 浸透できるので、均一な品温を維持できる。
【0013】 循環する冷風をI型床形材で形成されるダクトの後端から放出するようにした ので、冷風量も少くてよく、送風ファンも小型でよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る断熱コンテナの断面図。
【図2】図1のII−II断面図。
【図3】公知断熱コンテナの断面図。
【図4】図3のIV−IV断面図。
【符号の説明】 1 断熱コンテナ 2 断熱材層 3 温調器 4 冷気流路 5 後部扉 6 断面I型材 7 床板 8 冷気吹出口 9 空気吸込口 10 隔壁 11 仕切板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱コンテナの床面上に敷設される断面
    I型床材の上面に熱伝導性の床板(7)を張設し、断熱コ
    ンテナの前部隔壁(10)の上部に設けた空気吸込口(9)に
    対し、対角線上の他方の下隅部側を吐出口にしたことを
    特徴とする断熱コンテナの床構造。
JP1822791U 1991-03-04 1991-03-04 断熱コンテナの床構造 Pending JPH0525289U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10267488A (ja) * 1996-12-02 1998-10-09 Graaff Gmbh 大容量冷却コンテナ
JP2012112626A (ja) * 2010-11-29 2012-06-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 建造物

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH027429U (ja) * 1988-06-16 1990-01-18

Patent Citations (1)

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