JPH0525277Y2 - - Google Patents

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JPH0525277Y2
JPH0525277Y2 JP13224588U JP13224588U JPH0525277Y2 JP H0525277 Y2 JPH0525277 Y2 JP H0525277Y2 JP 13224588 U JP13224588 U JP 13224588U JP 13224588 U JP13224588 U JP 13224588U JP H0525277 Y2 JPH0525277 Y2 JP H0525277Y2
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shield plate
trap
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、一枚のプリント基板上に設けられ
た複数の電子回路中のある電子回路から発生した
不所望な信号を積極的にトラツプしてアースに逃
がすことにより、この不所望な信号が空中伝播し
て他の電子回路に結合するのを防止するトラツプ
付シールド板に関するものである。
<従来の技術> 増幅器、特に高周波帯域の増幅器においては
種々の理由により希望信号以外の各種の不所望な
信号が発生することはよく知られている。例えば
VHF帯のローチヤンネル(1〜3チヤンネル)
テレビジヨン信号を処理する電子回路とハイチヤ
ンネル(4〜12)テレビジヨン信号を処理する電
子回路とを1枚のプリント基板上に配置した場
合、ローチヤンネル・テレビジヨン信号処理回路
中の増幅器がチヤンネル1の映像キヤリアの第2
高調波周波数(91.25×2=182.5MHz)乃至チヤ
ンネル3の音声キヤリアの第2高調波周波数
(107.75×2=215.5MHz)の範囲内の周波数をも
つた不所望な信号を発生し、これが妨害信号とし
て空中伝播してハイチヤンネル・テレビジヨン信
号(170MHz乃至220MHz)を処理する電子回路に
結合して、このハイチヤンネル・テレビジヨン信
号に妨害信号を与えることがある。第4図は上記
のようなVHF帯のローチヤンネル・テレビジヨ
ン信号を処理する回路21とハイチヤンネル・テ
レビジヨン信号を処理する回路22とを1枚のプ
リント基板3上に設けた処理回路をブロツクの形
で示したものである。同図で、2はVHFテレビ
ジヨン信号が供給される入力端子、4はローチヤ
ンネル・テレビジヨン信号とハイチヤンネル・テ
レビジヨン信号とを分離する分波器、61はロー
チヤンネル・テレビジヨン信号のみを通過させる
帯域通過濾波器、71はローチヤンネル・テレビ
ジヨン信号を増幅する増幅器、81は増幅された
ローチヤンネル・テレビジヨン信号を混合器10
に供給する帯域通過濾波器、62はハイチヤンネ
ル・テレビジヨン信号のみを通過させる帯域通過
濾波器、72はハイチヤンネル・テレビジヨン信
号を増幅する増幅器、82は増幅されたハイチヤ
ンネル・テレビジヨン信号を上記混合器10に供
給するための帯域通過濾波器である。混合器10
で混合された信号は出力端子12に供給される。
<考案が解決しようとする課題> 上記の処理回路において、増幅器71が発生す
る例えば上記の周波数帯(182.5MHz〜215.5M
Hz)の不所望な信号が空中伝播してハイチヤンネ
ル・テレビジヨン信号処理回路22に結合するの
を防止するには、従来は処理回路21と22との
間隔を大きくするか、処理回路相互間に単なるシ
ールド板9を立てゝいたが、間隔を大きくするこ
とはプリント基板の寸法上おのずと限度があり、
シールド板を立てる場合も充分な遮蔽効果を得よ
うとすれば大きな寸法のシールド板を用いる必要
があり、スペース的に問題があつた。
<課題を解決するための手段> この考案によるトラツプ付シールド板は、プリ
ント基板に設けられた複数の電子回路相互間に立
てられた接地シールド板に、ある電子回路から発
生する不所望な信号を直接トラツプするように同
調されたキヤパシタとインダクタとからなるトラ
ツプ回路を上記不所望な信号を発生する電子回路
に向けて取付けて構成されている。
<作用> ある電子回路から発生された不所望な信号は、
この電子回路に対向して設けられたトラツプ回路
により吸収されてシールド板を経てアースに逃が
され、また残留信号は上記シールド板の作用によ
り他の電子回路に結合されるのが阻止される。
<実施例> 以下、図を参照しつつこの考案を詳細に説明す
る。第1図で3はプリント基板で、これには点線
で概略的に示すように分波器4、ローチヤンネ
ル・テレビジヨン信号用の帯域通過濾波器61、
増幅器71、帯域通過濾波器81、ハイチヤンネ
ル・テレビジヨン信号用の帯域通過濾波器62、
増幅器72、帯域通過濾波器82が設けられ、さ
らに帯域通過濾波器81,82からそれぞれ供給
される増幅されたローチヤンネル・テレビジヨン
信号とハイチヤンネル・テレビジヨン信号とを混
合する混合器10が設けられている。プリント基
板3の側部には、このプリント基板上の部品を部
品自動挿入機により所定位置に挿入する自動挿入
機用の基準穴7,8が設けられている。この考案
の一実施例では、プリント基板3上の部品を所定
位置に挿入した後は除去して廃棄されるこの固定
スペース6の一部6aをシールド板として利用す
る。固定スペース6は足9,9,……でプリント
基板3に結合されており、その足の部分は折れ易
いようにミシン目が入れられている。シールド板
として利用する部分6aは同様にミシン目の入れ
られた足11,11により固定スペースの両端の
部分6b,6cに結合されている。
ローチヤンネル・テレビジヨン信号用の増幅器
71は例えば第3図に示すように増幅用トランジ
スタ16、インダクタ73を含む帰還回路、抵抗
とキヤパシタを含むバイアス回路、信号結合回路
用キヤパシタ等からなり、第1図の73は上記帰
還回路中のインダクタを示す。このインダクタ7
3より例えばチヤンネル1の映像キヤリアの第2
高調波周波数である182.5MHz乃至チヤンネル3
の音声キヤリアの第2高調波周波数である
215.5MHzの範囲の不所望な信号が発生される場
合は、このインダクタ73に対向するようにシー
ルド板となる部分6aにインダクタ12とキヤパ
シタ13とからなるトラツプ回路14を設け、そ
の両端を部分6aの裏面の銅箔18に半田付けす
る。この場合、上記トラツプ回路14は上記不所
望な信号の周波数に同調するように調整されてい
ることは言うまでもない。部分6aは足9,11
の部分で折つてプリント基板3から切離され、そ
の足9,9,……をプリント基板3中央の穴1
5,15,……に差し込んで、該プリント基板3
の裏面で接地ラインの銅箔に半田付けされる。
第2図はシールド板6aをプリント基板3に取
付けた状態を概略的に示し、増幅器71の帰還用
インダクタ73と対向してインダクタ12とキヤ
パシタ13とからなるトラツプ回路14が前記部
分6aで構成されたシールド板17に取付けら
れ、その両端のリード線は裏面の銅箔18に半田
付けされ、該銅箔はプリント基板3の接地ライン
に半田付けされている。
増幅器71に図示のような帰還用インダクタが
存在しない場合は、トラツプ回路14を不所望な
信号の発生源となる部分に物理的に接近させて配
置すればよい。また増幅器が例えば複数のトラン
ジスタ増幅器からなる多段増幅器の場合は、必要
に応じて各トランジスタ増幅器の近傍にそれぞれ
上記のようなトラツプ回路を設けてもよい。
この発明は上記実施例に示したようなVHF帯
のローチヤンネル・テレビジヨン信号とハイチヤ
ンネル・テレビジヨン信号とを処理する回路以外
に、例えばVHF帯とUHF帯の各信号を処理する
回路が配置されたプリント基板、その他異なる任
意の周波数帯の信号を処理する複数の回路が設け
られたプリント基板にも適用出来ることは言うま
でもない。
<効果> この考案によれば、他の電子回路に妨害を与え
る不所望な信号はトラツプ回路によつて直接吸収
されてアースに逃がされるので、シールド板自体
のシールド効果と相俟つて上記不所望な信号の空
中伝播による他の電子回路への妨害を効果的に防
止することが出来る。また、トラツプ回路はシー
ルド板に取付けられるため、プリント基板にトラ
ツプ回路用のスペースをさく必要はなく、プリン
ト回路を一層小型、高密度化することが出来る。
さらに、シールド板を、使用後に棄てられるプリ
ント基板の固定用スペースを利用して作ると、コ
ストダウンが図られ、シールド板を独立した部品
としてストツクする必要もなく、極めて経済的で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるトラツプ付シールド板
として利用される部分を具えたプリント基板の概
略平面図、第2図はプリント基板に取付けられた
この考案によるトラツプ付シールド板の一例を示
す概略斜視図、第3図はこの考案によるトラツプ
付シールド板を適用するのに適したトランジスタ
増幅器の一例を示す図、第4図は従来のシールド
板を使用したプリント回路をブロツクの形で概略
的に示す図である。 {12……インダクタ、13……キヤパシタ}
トラツプ回路、17……シールド板、71……増
幅器、6a……固定スペースのシールド板として
使用される部分。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 1枚のプリント基板上に高周波帯域用の複数
    の電子回路が設けられ、ある電子回路から他の
    電子回路に対して妨害を与える不所望な信号が
    発生する可能性のあるプリント回路において、
    上記電子回路相互間に配置され、上記プリント
    基板の接地ラインに接続されたシールド板に上
    記不所望な信号をトラツプするように同調され
    たキヤパシタとインダクタとからなるトラツプ
    回路を上記不所望な信号を発生する電子回路側
    に向けて設けてなるトラツプ付シールド板。 (2) シールド板はプリント基板の側方に設けられ
    た使用後は除去して廃棄される部品自動挿入用
    の固定スペースを利用して形成されることを特
    徴とする請求項(1)記載のトラツプ付シールド
    板。
JP13224588U 1988-10-07 1988-10-07 Expired - Lifetime JPH0525277Y2 (ja)

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JPH0252498U JPH0252498U (ja) 1990-04-16
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