JPH05252707A - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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Publication number
JPH05252707A
JPH05252707A JP8340992A JP8340992A JPH05252707A JP H05252707 A JPH05252707 A JP H05252707A JP 8340992 A JP8340992 A JP 8340992A JP 8340992 A JP8340992 A JP 8340992A JP H05252707 A JPH05252707 A JP H05252707A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle motor
yoke member
optical disk
magnet
yoke
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8340992A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Okada
忠 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Corp
Original Assignee
Nidec Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Corp filed Critical Nidec Corp
Priority to JP8340992A priority Critical patent/JPH05252707A/ja
Publication of JPH05252707A publication Critical patent/JPH05252707A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ディスク等の記録部材を保持する力の大き
なスピンドルモータを提供する。 【構成】 ハブ部材3の内面に装着された環状のヨーク
部材1と該ヨーク部材1上に装着された環状の吸着用マ
グネット2を備えたスピンドルモータにおいて、該ヨー
ク部材1が磁性材料から成り、且つ、外周縁部から実質
上垂直上方に延びる円筒壁部4を有することを特徴とす
るもの。 【効果】 光ディスクのデータの読み取りエラーが少な
くなる。面倒な加工を行う必要がなく、安価に製造する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク等の記録部
材を回転駆動するためのスピンドルモータに関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクの回転駆動に用いられる従来
のスピンドルモータには、第2図に示すようにハブ部材
3の内面に環状のヨーク部材1を介して環状の形状を有
する光ディスク吸着用のマグネット2が装着されてお
り、ハブ部材3の上端面が、図示省略の光ディスクが載
置される載置面とされる。一方、光ディスクの中心部に
は、スピンドルモータのシャフトに嵌合する開口部があ
り、光ディスクは該シャフトに嵌合し、載置面に載置さ
れる。このとき、光ディスクの裏側面、つまり、レーザ
ー光によって読み取られるデータが記録されている面の
うち、上記吸着用マグネット2に対向している領域に
は、磁力によって引き付けられる物質(金属製プレー
ト)が含まれているので、光ディスクは該磁力によって
載置面にクランプされる。
【0003】近年、この種のスピンドルモータは小型化
の傾向にあるので、それに伴い吸着用マグネット2も小
さくなっている。
【0004】しかしながら、読み取り中の光ディスクは
高速で回転しているので、吸着用マグネット2の磁力が
弱いと光ディスクが安定に回転せずにデータの読み取り
エラーが生じることがある。大きな磁力を得るために
は、吸着用マグネット2を大型化して磁力を高めればよ
いが、上述の理由によってその実現に困難が伴う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記問題点に鑑み、本
発明は光ディスク等の記録部材を保持する力の大きなス
ピンドルモータを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本願発明は、ハブ部材の内面に装着された環状のヨーク
部材と該ヨーク部材上に装着された環状の吸着用マグネ
ットを備えたスピンドルモータにおいて、該ヨーク部材
が磁性材料から成り、且つ、外周縁部から実質上垂直上
方に延びる円筒壁部を有することを特徴とする。
【0007】
【作用】環状の形状を有する光ディスクの吸着用マグネ
ットの上面及び下面は、一般にそれぞれN極及びS極
(磁性は反対の場合もある)に帯磁している。図2に示
すような従来の環状のヨーク部材を用いた場合には、N
極から出た磁力線はゆるやかな閉磁路を描いてS極に入
り、一部の磁力線が外部に漏れてしまう。
【0008】一方、本発明によれば、ヨーク部材の外周
縁部が実質上垂直上方に延びる円筒壁部形状であり、し
かも磁性材料から成っているので、N極から出た磁力線
は、円弧を描いて該円筒壁部上端部に至り、この上端部
から光ディスクの金属プレートに向い、上記円筒壁部か
ら金属プレートに至る閉磁路が形成される。従って、従
来のヨーク部材を用いた場合に比して外部に漏れる磁力
線が減少する結果、吸着用マグネットの磁束密度が高く
なり、光ディスク等の記録部材を保持する力が大きくな
る。
【0009】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明に係るスピンドルモータを
示す。このモータは、ブラケット10の円筒部12に軸
受14及び16を介して回転自在に枢支されるシャフト
18と、該シャフト18の一端部に外嵌状に固着される
円盤状のハブ部材3と、ブラケット10の円筒部12に
外嵌されるステータ20と、一方の開口端縁部22がハ
ブ部材3の外周縁部34に外嵌状に固着される円筒状の
ロータ26と、等を備えている。
【0011】ハブ部材3はこの実施例ではアルミニウム
からなり、本体部28と該本体部28の外周縁から立設
される立上り壁部30と、を備え、立上り壁部30の外
周面に周方向に沿って切欠部が形成され、該切欠部にロ
ータ26の開口端縁部22が嵌合される。
【0012】ロータ26は、鉄鋼製の円筒体からなるロ
ータホルダ32と、該ホルダ32の内周面に固着される
ロータマグネット34とからなり、バックヨークとして
も作用する該ロータホルダ32の一端部が上記切欠部に
圧入され、ハブ部材3と一体化される。そして、ブラケ
ット10のフランジ部36が他部材に固着される。
【0013】図示のモータは、更に、ハブ部材3の内面
に装着された環状のヨーク部材1と該ヨーク部材1上に
装着された環状の吸着用マグネット2を備えている。そ
して、ヨーク部材は、ハブ本体部28に固定されるリン
グ状のヨーク本体38とこのヨーク本体38の外周縁部
から実質上垂直上方に延びる円筒壁部4を有している。
【0014】上述のように本発明において用いられるヨ
ーク部材1は、吸着用マグネット2と共に閉磁路を形成
するための役割を有するものである。従って、その材質
は吸着用マグネット2の磁力によって磁化される物質、
つまり磁性材料であることが必要である。特に、強磁性
材料を使用することが好ましい。そのような強磁性材料
には、例えば鉄、コバルト、ニッケル等があり、実用的
には鉄を用いることが有利である。
【0015】ヨーク部材1外周縁部の円筒壁部4は、吸
着用マグネット2から出る磁力線を集中させるためのも
のである。かかる円筒壁部4は、ヨーク部材1外周縁部
から実質上垂直上方に向かうものであり、磁力線を最も
効率よく集中せしめ得る向きとなっている。図1におい
ては、円筒壁部4の上端部は平面形状であるが、本発明
はかかる形状に限定されることはなく、磁力が最も強く
なり得るような閉磁路を形成し得るように適宜調節・変
更することは本発明の範囲から逸脱するものではない。
ハブ部材3とヨーク部材1及び吸着用マグネット2と
は、例えば接着剤のような手段によって装着してもよ
く、又は、機械的に固着してもよい。
【0016】また、本願発明のヨーク部材1と共に、吸
着用マグネット2に高磁力のものを使用することで、光
ディスクの着磁力をさらに高めることができる。
【0017】このスピンドルモータに光ディスクが所要
の通り装着されると、第1図に示す通り、そのディスク
部42がハブ部材3の立上り壁部30の上面に載置さ
れ、またその金属プレート部44が上記立上り壁部30
によって規定される凹部内に位置する。従って、金属プ
レート部44が吸着用マグネット2に対向して位置し、
このマグネット2の磁気的作用によって光ディスクがハ
ブ部材3に固定される。
【0018】かかる固定状態においては、マグネット2
からの磁束はヨーク部材1の円筒壁部4を通って光ディ
スクの金属プレート部44に至るようになり、従って磁
束が従来の如く外部に漏れることが効果的に防止でき、
光ディスクを確実に保持できる。
【0019】なお、円筒壁部4の上端部は当然の事なが
ら、ハブ部材3の光ディスク載置面を越えるものであっ
てはならない。そして、円筒壁部4の上端部と光ディス
クの裏側面との空隙の間隔は、できる限り小さいことが
磁力を高める観点から好ましいが、他の部材との関係を
考慮した上で適宜調節し得る。
【0020】
【発明の効果】本発明が上述の如き構成を採用すること
によって、以下に掲げる効果を有する。 1)大きな磁力が得られるので、光ディスクがしっかり
とクランプされ、その回転が安定し、データの読み取り
エラーが少なくなる。 2)ヨーク部材は、環状部と外周縁部の円筒壁部とが一
体として成り、全体としての形状も比較的簡単であるの
で、面倒な加工を行う必要がなく、安価に製造すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスピンドルモータを示す図である。
【図2】従来のスピンドルモータを示す図である。
【符号の説明】
1 環状ヨーク部材 2 環状吸着用マグネット 3 ハブ部材 4 円筒壁部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハブ部材(3)の内面に装着された環状
    のヨーク部材(1)と該ヨーク部材(1)上に装着され
    た環状の吸着用マグネット(2)を備えたスピンドルモ
    ータにおいて、該ヨーク部材(1)が磁性材料から成
    り、且つ、外周縁部から実質上垂直上方に延びる円筒壁
    部(4)を有することを特徴とするスピンドルモータ。
JP8340992A 1992-03-05 1992-03-05 スピンドルモータ Withdrawn JPH05252707A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8340992A JPH05252707A (ja) 1992-03-05 1992-03-05 スピンドルモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8340992A JPH05252707A (ja) 1992-03-05 1992-03-05 スピンドルモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05252707A true JPH05252707A (ja) 1993-09-28

Family

ID=13801636

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8340992A Withdrawn JPH05252707A (ja) 1992-03-05 1992-03-05 スピンドルモータ

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JP (1) JPH05252707A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518