JPH05252095A - 送信電力制御方式 - Google Patents
送信電力制御方式Info
- Publication number
- JPH05252095A JPH05252095A JP4037398A JP3739892A JPH05252095A JP H05252095 A JPH05252095 A JP H05252095A JP 4037398 A JP4037398 A JP 4037398A JP 3739892 A JP3739892 A JP 3739892A JP H05252095 A JPH05252095 A JP H05252095A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fading
- control signal
- transmission power
- line
- transmission
- Prior art date
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- Granted
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
- Transmitters (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】フェージングの変化に追従して制御できるよう
にする。 【構成】例えば、受信装置２１の受信レベルが変化した
とき、送出制御装置４の制御信号監視部４２は、制御信
号Ｓ１の変化により受信装置２１の受信電波に選択性フ
ェージングが発生したことを検知し監視情報Ｃを送出す
る。送出制御部４４は、制御信号監視部４２からの監視
情報により、直ちに、制御信号Ｓ１を送信装置１１へ送
出すると同時に、記憶部４１に記憶されている選択性フ
ェージングの特性データを参照して、その後フェージン
グが発生する回線およびフェージング発生時刻を予想
し、送信電力制御に要する時間を考慮したタイミング
で、該当する回線の送信装置（例えば送信装置１２）に
も制御信号Ｓ１を送出する。
にする。 【構成】例えば、受信装置２１の受信レベルが変化した
とき、送出制御装置４の制御信号監視部４２は、制御信
号Ｓ１の変化により受信装置２１の受信電波に選択性フ
ェージングが発生したことを検知し監視情報Ｃを送出す
る。送出制御部４４は、制御信号監視部４２からの監視
情報により、直ちに、制御信号Ｓ１を送信装置１１へ送
出すると同時に、記憶部４１に記憶されている選択性フ
ェージングの特性データを参照して、その後フェージン
グが発生する回線およびフェージング発生時刻を予想
し、送信電力制御に要する時間を考慮したタイミング
で、該当する回線の送信装置（例えば送信装置１２）に
も制御信号Ｓ１を送出する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は受信側で受信レベルを検
出し、この受信レベルが所定のレベルになるように制御
信号を送信側へ伝送して送信出力を制御する送信電力制
御方式に関し、特に互いに隣接する複数の回線により通
信を行う無線通信システムに適用する送信電力制御方式
に関する。
出し、この受信レベルが所定のレベルになるように制御
信号を送信側へ伝送して送信出力を制御する送信電力制
御方式に関し、特に互いに隣接する複数の回線により通
信を行う無線通信システムに適用する送信電力制御方式
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、互いに隣接する複数の回線により
通信を行う無線通信システムにおける送信電力制御方式
は、図２に示すように、隣接する複数の回線毎に設けら
れた複数の送信装置１１〜１ｎから送信される信号を、
対向する受信装置２１〜２ｎがそれぞれ受信して受信レ
ベルを検出し、この受信レベルが所定のレベルになるよ
うに制御信号Ｓ１〜Ｓｎを生成し、送信電力制御装置３
１〜３ｎを介して送信側へそれぞれ伝達して送信電力を
制御している。
通信を行う無線通信システムにおける送信電力制御方式
は、図２に示すように、隣接する複数の回線毎に設けら
れた複数の送信装置１１〜１ｎから送信される信号を、
対向する受信装置２１〜２ｎがそれぞれ受信して受信レ
ベルを検出し、この受信レベルが所定のレベルになるよ
うに制御信号Ｓ１〜Ｓｎを生成し、送信電力制御装置３
１〜３ｎを介して送信側へそれぞれ伝達して送信電力を
制御している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の送信電
力制御方式では、隣接する回線毎に設けられた受信装置
が、対向する送信装置からの信号の受信レベルをそれぞ
れ検出し、この受信レベルに応じた制御信号を送信装置
側へ伝達して送信電力を制御している。しかし、変化の
速いフェージングが発生した場合、送信電力を制御する
スピードがフェージングの変化スピードに追従できなく
なるという問題点がある。
力制御方式では、隣接する回線毎に設けられた受信装置
が、対向する送信装置からの信号の受信レベルをそれぞ
れ検出し、この受信レベルに応じた制御信号を送信装置
側へ伝達して送信電力を制御している。しかし、変化の
速いフェージングが発生した場合、送信電力を制御する
スピードがフェージングの変化スピードに追従できなく
なるという問題点がある。
【０００４】本発明の目的は、フェージングの発生する
周波数帯が時間と共に変化する選択性フェージングの場
合、フェージングの変化に追従して送信電力を制御でき
る送信電力制御方式を提供することにある。
周波数帯が時間と共に変化する選択性フェージングの場
合、フェージングの変化に追従して送信電力を制御でき
る送信電力制御方式を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の送信電力制御方
式は、互いに隣接する複数の回線により通信を行う無線
通信システムにおいて各回線毎に受信側から送信側へ制
御信号を伝送して送信電力を制御する送信電力制御方式
であって、前記複数の回線のそれぞれの受信レベルを検
知して前記制御信号を生成する手段と、前記受信レベル
の変化を監視して選択性フェージングが発生した回線を
検出する手段と、この検出手段が検出した前記選択性フ
ェージングが発生した回線に隣接する回線のフェージン
グ発生時刻を予想する手段と、この予想手段が予想した
フェージング発生時刻に応じて前記隣接する回線の送信
側へ前記制御信号を送出する手段とを備えて構成され
る。
式は、互いに隣接する複数の回線により通信を行う無線
通信システムにおいて各回線毎に受信側から送信側へ制
御信号を伝送して送信電力を制御する送信電力制御方式
であって、前記複数の回線のそれぞれの受信レベルを検
知して前記制御信号を生成する手段と、前記受信レベル
の変化を監視して選択性フェージングが発生した回線を
検出する手段と、この検出手段が検出した前記選択性フ
ェージングが発生した回線に隣接する回線のフェージン
グ発生時刻を予想する手段と、この予想手段が予想した
フェージング発生時刻に応じて前記隣接する回線の送信
側へ前記制御信号を送出する手段とを備えて構成され
る。
【０００６】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００７】図１は本発明の一実施例を示すブロック図
であり、図２に示した従来の送信電力制御方式と相違す
るところは、制御信号の送出を制御する送出制御装置４
が設けられたことである。なお、同一ブロックには同一
符号を付している。
であり、図２に示した従来の送信電力制御方式と相違す
るところは、制御信号の送出を制御する送出制御装置４
が設けられたことである。なお、同一ブロックには同一
符号を付している。
【０００８】ところで、送出制御装置４は、送信電力制
御装置３１〜３ｎがそれぞれ生成する回線毎の制御信号
Ｓ１〜Ｓｎをそれぞれ受け、選択性フェージングの特性
によって予め設定されたタイミングに応じて、制御信号
Ｓ１〜Ｓｎを選択して該当する送信装置へ送出する。
御装置３１〜３ｎがそれぞれ生成する回線毎の制御信号
Ｓ１〜Ｓｎをそれぞれ受け、選択性フェージングの特性
によって予め設定されたタイミングに応じて、制御信号
Ｓ１〜Ｓｎを選択して該当する送信装置へ送出する。
【０００９】このため、送出制御装置４は、選択性フェ
ージングの変動特性の実測データを予め記憶する記憶部
４１と、制御信号Ｓ１〜Ｓｎの変化を監視して選択性フ
ェージングが発生した回線を検出し、監視情報Ｃを出力
する制御信号監視部４２と、時間設定可能なタイマ４３
と、監視情報Ｃおよび選択性フェージングの特性データ
を基に、各送信装置へ送出する制御信号および送出タイ
ミングを設定して送出する送出制御部４４とを備えてい
る。
ージングの変動特性の実測データを予め記憶する記憶部
４１と、制御信号Ｓ１〜Ｓｎの変化を監視して選択性フ
ェージングが発生した回線を検出し、監視情報Ｃを出力
する制御信号監視部４２と、時間設定可能なタイマ４３
と、監視情報Ｃおよび選択性フェージングの特性データ
を基に、各送信装置へ送出する制御信号および送出タイ
ミングを設定して送出する送出制御部４４とを備えてい
る。
【００１０】いま、例えば、受信装置２１の受信レベル
が変化したとき、制御信号監視部４２は、制御信号Ｓ１
の変化により受信装置２１の受信電波に選択性フェージ
ングが発生したことを検知し監視情報Ｃを送出する。送
出制御部４４は、制御信号監視部４２からの監視情報Ｃ
により、直ちに、制御信号Ｓ１を送信装置１１へ送出す
ると同時に、記憶部４１に記憶されている選択性フェー
ジングの特性データを参照して、その後フェージングが
発生する回線およびフェージング発生時刻を予想し、送
信電力制御に要する時間を考慮したタイミングで、該当
する回線の送信装置（例えば送信装置１２）へ制御信号
Ｓ１を送出する。
が変化したとき、制御信号監視部４２は、制御信号Ｓ１
の変化により受信装置２１の受信電波に選択性フェージ
ングが発生したことを検知し監視情報Ｃを送出する。送
出制御部４４は、制御信号監視部４２からの監視情報Ｃ
により、直ちに、制御信号Ｓ１を送信装置１１へ送出す
ると同時に、記憶部４１に記憶されている選択性フェー
ジングの特性データを参照して、その後フェージングが
発生する回線およびフェージング発生時刻を予想し、送
信電力制御に要する時間を考慮したタイミングで、該当
する回線の送信装置（例えば送信装置１２）へ制御信号
Ｓ１を送出する。
【００１１】ここで、もし、予想した時刻になってもフ
ェージングが発生しなかった場合、つまり、該当する回
線の受信装置（例えば受信装置２２）の受信レベルが変
化しなかった場合には、元の制御信号（例えば制御信号
Ｓ２）に戻して制御する。
ェージングが発生しなかった場合、つまり、該当する回
線の受信装置（例えば受信装置２２）の受信レベルが変
化しなかった場合には、元の制御信号（例えば制御信号
Ｓ２）に戻して制御する。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ェージングの発生する周波数帯が時間と共に変化する選
択性フェージングの場合、受信レベルの変化を監視して
選択性フェージングが発生した回線を検知し、これに隣
接する回線のフェージング発生時刻を予想し、送信電力
の制御に要する時間を考慮したタイミングで早期に該当
する回線の送信出力レベルを制御することにより、フェ
ージングの変化スピードが速くても、これに追従して送
信電力を制御することができる。
ェージングの発生する周波数帯が時間と共に変化する選
択性フェージングの場合、受信レベルの変化を監視して
選択性フェージングが発生した回線を検知し、これに隣
接する回線のフェージング発生時刻を予想し、送信電力
の制御に要する時間を考慮したタイミングで早期に該当
する回線の送信出力レベルを制御することにより、フェ
ージングの変化スピードが速くても、これに追従して送
信電力を制御することができる。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】従来の送信電力制御方式の一例を示すブロック
図である。
図である。
１１〜１ｎ 送信装置 ２１〜２ｎ 受信装置 ３１〜３ｎ 送信電力制御装置 ４ 送出制御装置 ４１ 記憶部 ４２ 制御信号監視部 ４３ タイマ ４４ 送出制御部 Ｓ１〜Ｓｎ 制御信号
Claims (1)
- 【請求項１】 互いに隣接する複数の回線により通信を
行う無線通信システムにおいて各回線毎に受信側から送
信側へ制御信号を伝送して送信電力を制御する送信電力
制御方式であって、 前記複数の回線のそれぞれの受信レベルを検知して前記
制御信号を生成する手段と、 前記受信レベルの変化を監視して選択性フェージングが
発生した回線を検出する手段と、 この検出手段が検出した前記選択性フェージングが発生
した回線に隣接する回線のフェージング発生時刻を予想
する手段と、 この予想手段が予想したフェージング発生時刻に応じて
前記隣接する回線の送信側へ前記制御信号を送出する手
段とを備えることを特徴とする送信電力制御方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4037398A JP2817496B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 送信電力制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4037398A JP2817496B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 送信電力制御方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05252095A true JPH05252095A (ja) | 1993-09-28 |
| JP2817496B2 JP2817496B2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=12496427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4037398A Expired - Fee Related JP2817496B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 送信電力制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2817496B2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-25 JP JP4037398A patent/JP2817496B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2817496B2 (ja) | 1998-10-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980721 |
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