JP2905572B2 - 時分割多重伝送システムの割込処理方式 - Google Patents

時分割多重伝送システムの割込処理方式

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、親機と複数の端末器との間で信号伝送媒体
を介して時分割多重で信号伝送を行う時分割多重伝送シ
ステムの割込処理方式に関するものである。
[従来の技術] 親機と複数の端末器との間で信号伝送媒体を介して時
分割多重で信号伝送を行う時分割多重伝送システムとし
ては遠隔監視制御システムがあり、この遠隔監視制御シ
ステムは照明制御システムやセキュリティシステム等に
用いられている。この遠隔監視制御システムでは、第8
図に示すように、親機としての中央制御装置1と、操作
スイッチS1〜S4の操作状態(セキュリティシステムの場
合にはセンサ等の出力状態)を監視する複数の監視用端
末器2と、負荷L1〜L4を制御する複数の制御用端末器3
とを一対の信号線4を介して接続し、中央制御装置1か
ら第9図(a)に示す伝送信号Vsを信号線4を介して送
信する。なお、端末器2,3には夫々固有アドレスか設定
してある。上記伝送信号Vsは、送信開始を示すスタート
パルスST、データ伝送モードを示すモードデータMD、ア
クセスする端末器2,3のアドレスを示すアドレスデータA
D、負荷L1〜L4を制御する制御データを示す制御データC
D、チェックサムデータのような誤り検出用データCS及
げ端末器2,3からの監視データの返信期間を設定する返
信待機信号WTからなり、パルス幅変調された複極(±,2
4V)信号で時分割多重伝送される。また、各端末器2,3
では、中央制御装置1から信号線4を介して送信される
伝送信号Vsを整流平滑して電源を作成して動作してお
り、伝送信号Vsにて伝送されたアドレスデータと自己の
固有アドレスデータとが一致したとき、その伝送信号Vs
の制御データを取り込むとともに、伝送信号Vsの返信待
機信号WTに同期しで監視データ(操作スイッチS1〜S4
操作状態監視情報、負荷L1〜L4の動作状態情報など)を
電流モード信号として(信号線4間を略短絡状態にし
て)返信する。
ところで、中央制御装置1は、操作スイッチS1〜S4
が操作されていない通常時には、モードデータMDをダミ
ーモードとしたダミー伝送信号Vsを常時送信して常時ポ
ーリングを行って、負荷L1〜L4等の動作状態等を順次監
視している。そして、操作スイッチS1〜S4が繰作され、
いずれかの監視用端末器2から第9図(b)に示す割込
要求信号Viが伝送信号VsのスタートパルスSTに同期して
端末器2から送信されたときには、割込みポーリングモ
ードの伝送信号Vsを送信して、割込みポーリングによっ
て割込要求端末器2を特定し、特定された割込要求端末
器2を個別アクセスモードの伝送信号Vsによりアクセス
して監視データを電流モードで返信させる。
上述のようにして監視用端求器2から中央制御装置1
に返信された操作スイッチS1〜S4の操作状態情報に基づ
いて、中央制御装置1は対応する負荷L1〜L4を制御する
制御用端末器3に伝送する制御データを作成して送信
し、負荷L1〜L4の動作制御を行う。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述の従来の遠隔監視制御システムの
割込処理方式であると、割込要求信号Viが一種類である
ために、その割込処理の緊急度を中央制御装置1が判別
することができず、一旦割込みがかかった場合には、緊
急度が高い処理のための割込要求があっても、現在続行
中の処理が終了するまでその割込要求を受け付けること
ができない問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、割込処理中に緊急度の高い処理の
割込要求があった場合にその緊急度の高い処理を優先し
て実行できる時分割多重伝送システムの割込処理方式を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明では、割込要求を行
う際にスタートパルスに同期して端末器が親機に返送す
る割込要求信号で割込処理の優先度を示し、その割込要
求信号の優先度の高い割込処理を優先させて親機が実行
するようにしてある。
なお、割込要求端末器を高速に特定する場合には、上
記割込要求信号を受信したときに親機が割込要求端末器
を特定するために行う割込みポーリングに際して、優先
度に応じた割込みポーリング信号を送信して該当する割
込要求端末器からアドレスを返送させ、割込要求端末器
を特定すると良い。
また、上記割込要求信号では、信号の極性、パルス
幅、割込要求信号を返信する時間帯、あるいはパルス数
等で優先度を表すことができる。
[作用] 本発明は上述のように、割込要求信号で優先度を示す
ことにより、その割込要求信号の優先度から親機が緊急
度を判断できるようし、緊急度の高い処理の割込要求が
あった場合は、緊急度の高い処理を優先して実行するよ
うにしたものである。
[実施例] 第1図乃至第4図に本発明の一実施例を示す。本実施
例は遠隔監視制御システムに本発明を適用したもので、
遠隔監視制御システムの基本構成及び基本動作は従来技
術の項で説明したと同じであり、本実施例の特徴とする
ところはその割込処理方式にあり、第1図(a)に示す
伝送信号VsのスタートパルスSTに同期して端末器2が中
央制御装置1に返送する割込要求信号Viの極性で割込処
理の優先度を示し、その割込要求信号の優先度の高い割
込処理を優先させて中央制御装置1が実行するようにし
てある。
例えば、照明制御システムとセキュリティシステムと
を組み合わせた遠隔監視制御システムである場合におい
て、本実施例の割込処理方式を説明する。今、何等の割
込みも発生しておらず、中央制御装置1が常時ポーリン
グを行っている場合に、照明器具の点灯状態をパターン
制御するパターンスイッチ等の照明制御用のスイッチが
操作されたとすると、監視用端末器2からの割込要求信
号を受けた中央制御装置1は照明器具のパターン制御を
行う。ここで、このような照明器具のパターン制御にお
いては複数の制御用端末器3に制御データを送信するた
め、数10フレームの信号伝送を要する。従って、この割
込処理中に例えば防犯センサ等の監視用端末器2等から
優先度の高い割込要求が発生することが考えられる。そ
こで、本実施例では上記パターン制御用のスイッチの監
視用端末器2の割込み要求は、第1図の正の極性の割込
要求信号で行うようにし、防犯センサ等の監視用端末器
2の割込み要求は、負の極性の割込要求信号で行うよう
にしてある。従って、先の割込み要求の優先度を中央制
御装置1が記憶しておけば、第2図に示すように後の割
込み要求があった場合に優先度を比較して、どちらの処
理が緊急を要する処理であるかを判断できる。上述の場
合には防犯センサ等の監視用端末器2からの割込み要求
に対する処理の方か緊急度が高い処理であるので、この
場合にほ第4図に示すように現在実行中の照明装置のパ
ターン制御のための処理を中断して、防犯センサ等に対
応する割込処理を実行する。
ここで、上記防犯センサ等に対応する割込処理の実行
に際しては、まず割込み要求を行った監視用端末器2を
特定する必要があるので、この際には上述した割込みポ
ーリングによって監視用端末器2を特定する。但し、こ
の割込みポーリングに際して、中央制御装置1は第3図
に示すように割込み要求の優先度を示すデータを乗せる
と共に、アドレスデータで監視用端末器2のアドレスの
上位ビットだけを特定した伝送信号を送信する。そし
て、割込要求を行った監視端末器2では、受信した伝送
信号の上位ビットが一致し、且つ伝送信号の優先度が自
己の優先度と同等あるいは低い場合に、自己のアドレス
の下位ビットを中央制御装置1に返信する。なお、割込
要求を行っていない監視用端末器2や、上位ビットが不
一致である端末器2、あるいは自己の優先度が低い端末
器2は何等の応答も行わない。従って、上述の場合には
中央制御装置1は端末器2から下位ビットの返信がある
まで、上位ビットを順次変更して伝送信号を送信するこ
とになる。下位ビットが返信されて割込要求端末器2を
特定できた後は、特定された割込要求端末器2を個別ア
タセスモードでアクセスして監視データを返信させ、こ
の監視データを受けた後は、中央制御装置1がACK信号
を端末器2に送り、端末器2でラッチされた割込要求状
態をクリアする。そして、上記監視データを受信した中
央制御装置1は、監視データに基づいた割込処理を実行
する。上述のように監視用端末器2が防犯センサ等を監
視するものである場合、警報を鳴らす等の動作を行う。
上記優先度の高い割込要求に応じた処理が終了する
と、第4図に示すように先に実行していた処理である照
明器具のパターン制御を続行し、この処理が終了した後
は常時ポーリング状態に戻る。
ところで、上述の実施例の場合には割込要求を行った
端末器2を特定するために、端末器2のアドレスの上位
ビットを特定して割込みポーリングを行うようにしてい
たが、アドレスを全く特定せずに優先度を示すデータだ
けを乗せた伝送信号を端末器2に送信して、割込要求を
行った端末器2を特定することもできる。但し、この場
合には上記伝送信号を受信した割込要求端末器2は全ビ
ットのアドレスを中央制御装置1に返信する必要があ
る。
ところで、上述のいずれの割込み処理方式の場合にも
複数の端末器2から同時に返信がある場合があり、この
際には返信信号が重複してエラーとなる。従って、この
ような場合には同時に返信を行う端末器2の台数が少な
くなるように伝送信号のアドレスデータを設定して、割
込みポーリングを行うようにすれば良い。
また、割込要求信号Viで優先度を示す別方法として
は、第5図(b)〜(d)に示すように割込要求信号Vi
のパルス幅を変えて示しても良い。さらに、第6図
(a)に示す複数パルスからなるスタートパルスSTと
し、同図(b)〜(e)に示すようにスタートパルスST
のいずれの時間帯s0〜s3で割込要求信号Viが送信された
かで優先度を示すこともできる。さらにまた、第7図に
示すように割込要求信号Viのパルス数で優先度を示すよ
うにしても良い。
[発明の効果] 本先明は上述のように、割込要求を行う特にスタート
パルスに同期して端末器が親機に返送する割込要求信号
で割込処理の優先度を示し、その割込要求信号の優先度
の高い割込処理を優先させて親機が実行するようにして
あるので、割込要求信号の優先度から親機が割込要求さ
れた処理の緊急度を判断でき、緊急度の高い処理の実行
が遅れることがない利点がある。
また、割込要求信号を受信したときに親機が割込要求
端末器を特定するために行う割込みポーリングに際し
て、優先度に応じた割込みポーリング信号を送信して該
当する割込要求端末器からアドレスを返送させ、割込要
求端末器を特定するようにすれば、割込みポーリングを
行う端末器数を少なくでき、割込要求端末器を高速に特
定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の割込要求信号の説明図、第
2図は割込要求発生時の中央制御装置の処理動作を示す
フローチャート、第3図は割込要求発生時の中央制御装
置と端末器との間での信号伝送状態を示す説明図、第4
図は中央制御装置の処理動作の流れを示す説明図、第5
図乃至第7図は夫々異なる方法で優先度を示す割込要求
信号の説明図、第8図は遠隔監視制御システムのシステ
ム構成図、第9図は同上の伝送信号の説明図である。 1は中央制御装置、2,3は端末器、Vsは伝送信号、Viは
割込要求信号、STはスタートパルス、ADはアドレスデー
タである。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】親機と固有アドレスが設定された複数の端
    末器とを備え、送信開始を示すスタートパルス、及びア
    クセスする端末器を特定するアドレスデータを少なくと
    も付加した伝送信号を親機から各端末器に対して送信し
    て、親機と端末器との間で時分割多重で信号伝送を行う
    時分割多重伝送システムにおいて、割込要求を行う際に
    スタートパルスに同期して端末器が親機に返送する割込
    要求信号で割込処理の優先度を示し、その割込要求信号
    の優先度の高い割込処理を優先させて親機が実行して成
    ることを特徴とする時分割多重伝送システムの割込処理
    方式。
  2. 【請求項2】上記割込要求信号を受信したときに親機が
    割込要求端末器を特定するために行う割込みポーリング
    に際して、優先度に応じた割込みポーリング信号を送信
    して該当する割込要求端末器からアドレスを返送させ、
    割込要求端末器を特定して成ることを特徴とする請求項
    1記載の時分割多重伝送システムの割込処理方式。
  3. 【請求項3】上記割込要求信号の優先度を信号の極性で
    表して成ることを特徴とする請求項1記載の時分割多重
    伝送システムの割込処理方式。
  4. 【請求項4】上記割込要求信号の優先度をパルス幅で表
    して成ることを特徴とする請求項1記載の時分割多重伝
    送システムの割込処理方式。
  5. 【請求項5】上記割込要求信号の優先度を、割込要求信
    号を返信するスタートパルス中の時間帯で表して成るこ
    とを特徴とする請求項1記載の時分割多重伝送システム
    の割込処理方式。
  6. 【請求項6】上記割込要求信号の優先度をパルス数で表
    して成ることを特徴とする請求項1記載の時分割多重伝
    送システムの割込処理方式。
  7. 【請求項7】遠隔監視制御システムに通用された上記請
    求項1乃至請求項6記載のいずれかの時分割多重伝送シ
    ステムの割込処理方式。
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