JPH05252061A - 無線受信機 - Google Patents
無線受信機Info
- Publication number
- JPH05252061A JPH05252061A JP4662892A JP4662892A JPH05252061A JP H05252061 A JPH05252061 A JP H05252061A JP 4662892 A JP4662892 A JP 4662892A JP 4662892 A JP4662892 A JP 4662892A JP H05252061 A JPH05252061 A JP H05252061A
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- JP
- Japan
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- electric field
- detection circuit
- receiver
- field strength
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- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 無線受信機に入力される電波の電界レベルを
判定する検知回路を簡単な構成にて提供する。 【構成】 複数の電界検知レベルを有する無線受信機に
おいて、単一の高感度電界強度検知回路7と、受信機の
入力に制御部で制御される可変可能なアッテネータ14
を設け、アッテネータ14の値を目的の電界強度検知に
なるようにコントロールすることで、相互変調や混変調
などの受信機特有の妨害が軽減された電界強度検知を行
なう構成を有する。
判定する検知回路を簡単な構成にて提供する。 【構成】 複数の電界検知レベルを有する無線受信機に
おいて、単一の高感度電界強度検知回路7と、受信機の
入力に制御部で制御される可変可能なアッテネータ14
を設け、アッテネータ14の値を目的の電界強度検知に
なるようにコントロールすることで、相互変調や混変調
などの受信機特有の妨害が軽減された電界強度検知を行
なう構成を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多チャネルコードレス
電話機,パーソナル無線機,携帯トランシーバなどの受
信機部の電界強度を検知する電界強度検知回路を備えた
無線受信機に関する。
電話機,パーソナル無線機,携帯トランシーバなどの受
信機部の電界強度を検知する電界強度検知回路を備えた
無線受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、無線通信機はその利便性,経済性
の向上とともに広く利用されるようになってきた。
の向上とともに広く利用されるようになってきた。
【0003】従来の無線通信装置における電界強度検知
回路について、多チャネルコードレス電話機(以下、コ
ードレス電話機という)を例にとり、図を用いて説明す
る。図2は、コードレス電話機の子機の回路構成を示す
ブロック図である。ただし、親機および付属回路等は省
略する。
回路について、多チャネルコードレス電話機(以下、コ
ードレス電話機という)を例にとり、図を用いて説明す
る。図2は、コードレス電話機の子機の回路構成を示す
ブロック図である。ただし、親機および付属回路等は省
略する。
【0004】図2において、従来のコードレス電話機は
電源投入後にいったん待機状態になり、ある所定周波数
の到来電波を送受信用アンテナ1を介して受信部4によ
って受信し、復調回路5から音声信号および親機からの
制御信号を出力する。
電源投入後にいったん待機状態になり、ある所定周波数
の到来電波を送受信用アンテナ1を介して受信部4によ
って受信し、復調回路5から音声信号および親機からの
制御信号を出力する。
【0005】送受信用アンテナ1からの受信電波がない
場合には、弱電界検知回路7が受信電波がないことを検
知し、制御部13に受信電波がないことを示す信号を伝
送する。制御部13はミュート回路9に受話器8の出力
を遮断する制御信号を送出するとともに、受信部4に対
し次の設定周波数に移行して、同様にアンテナ入力電波
が存在するかどうかの検知を続行させる。
場合には、弱電界検知回路7が受信電波がないことを検
知し、制御部13に受信電波がないことを示す信号を伝
送する。制御部13はミュート回路9に受話器8の出力
を遮断する制御信号を送出するとともに、受信部4に対
し次の設定周波数に移行して、同様にアンテナ入力電波
が存在するかどうかの検知を続行させる。
【0006】送受信用アンテナ1からの受信電波を検知
した場合は、制御部13が復調回路5の出力したデータ
信号を検知して親機からの制御信号かどうかを判定し、
通話に移行するか否かを判断する。
した場合は、制御部13が復調回路5の出力したデータ
信号を検知して親機からの制御信号かどうかを判定し、
通話に移行するか否かを判断する。
【0007】以上の動作の他に、子機から電話をかけよ
うとする場合には、受信部4で設定周波数の信号を受信
し、強電界検知回路6が他のコードレス電話機が使用し
ていない空き周波数であることを判断して、送話器1
2,変調回路11,送信部10および受話器8を動作さ
せて通話状態になる。
うとする場合には、受信部4で設定周波数の信号を受信
し、強電界検知回路6が他のコードレス電話機が使用し
ていない空き周波数であることを判断して、送話器1
2,変調回路11,送信部10および受話器8を動作さ
せて通話状態になる。
【0008】次に、従来のコードレス電話機の電界検知
回路の動作を説明する。図2に示す弱電界検知回路7は
検知感度が高く、一般的に送受信用アンテナ1の入力が
0.5マイクロボルト以下程度の電界値を検知すること
が可能な回路が用いられる。また、子機は親機からの呼
出電波を確実に検知しなければならないので、弱電界検
知回路7の検知感度を上げる必要がある。
回路の動作を説明する。図2に示す弱電界検知回路7は
検知感度が高く、一般的に送受信用アンテナ1の入力が
0.5マイクロボルト以下程度の電界値を検知すること
が可能な回路が用いられる。また、子機は親機からの呼
出電波を確実に検知しなければならないので、弱電界検
知回路7の検知感度を上げる必要がある。
【0009】それに対して、強電界検知回路6は検知感
度が低く、一般的に送受信用アンテナ1の入力が1マイ
クロボルトないし50マイクロボルト程度の電界値の電
波を検知することが可能な回路が用いられる。
度が低く、一般的に送受信用アンテナ1の入力が1マイ
クロボルトないし50マイクロボルト程度の電界値の電
波を検知することが可能な回路が用いられる。
【0010】子機から親機を呼び出す場合、未使用の周
波数を持った電界値を選ばなければならないが、弱電界
検知回路7のみで電波を検知すると、他のコードレス電
話機に混信を与えるおそれのないレベルであっても敏感
に検知するので、空き周波数を見つけ出すことができな
いかまたは困難になり、判定までに時間もかかる。した
がって、弱電界検知回路とともに強電界検知回路を備え
ることによって広い周波数帯から所望の周波数を選択
し、通話を可能にしている。
波数を持った電界値を選ばなければならないが、弱電界
検知回路7のみで電波を検知すると、他のコードレス電
話機に混信を与えるおそれのないレベルであっても敏感
に検知するので、空き周波数を見つけ出すことができな
いかまたは困難になり、判定までに時間もかかる。した
がって、弱電界検知回路とともに強電界検知回路を備え
ることによって広い周波数帯から所望の周波数を選択
し、通話を可能にしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の構成を有するコードレス電話機では、弱電界検
知回路とともに強電界検知回路をも備えるので回路が複
雑になり、また相互変調や混変調などの受信妨害などに
よる強電界検知回路の誤動作が発生するなどの支障が生
じるという問題点を有していた。
た従来の構成を有するコードレス電話機では、弱電界検
知回路とともに強電界検知回路をも備えるので回路が複
雑になり、また相互変調や混変調などの受信妨害などに
よる強電界検知回路の誤動作が発生するなどの支障が生
じるという問題点を有していた。
【0012】本発明は、上記課題を解決し、電界検知回
路を単一に統合して簡素化した無線受信機を提供するこ
とを目的としている。
路を単一に統合して簡素化した無線受信機を提供するこ
とを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は電界検知回路から強電界検知回路を廃
し、受信部入力に受信電波強度を加減する可変高周波減
衰器(以下、アッテネータという)を備える。
めに、本発明は電界検知回路から強電界検知回路を廃
し、受信部入力に受信電波強度を加減する可変高周波減
衰器(以下、アッテネータという)を備える。
【0014】
【作用】上記のような構成において、送受信用アンテナ
によって受信した電波の電界強度をアッテネータを用い
て加減し、弱電界検知回路のみで広範な周波数帯の電波
を検知する。
によって受信した電波の電界強度をアッテネータを用い
て加減し、弱電界検知回路のみで広範な周波数帯の電波
を検知する。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例を図を用いて説明する。図
1は本発明一実施例である無線受信機の構成を示すブロ
ック図である。図1において図2の従来例と重複する部
分の動作説明は同一の符号を用いて省略する。
1は本発明一実施例である無線受信機の構成を示すブロ
ック図である。図1において図2の従来例と重複する部
分の動作説明は同一の符号を用いて省略する。
【0016】弱電界検知を行なうときには、アッテネー
タ14の減衰値を制御部13によって0dBに制御するこ
とで、目的とする弱電界検知を行なうことが可能であ
る。さらに強電界検知を行なうには、アッテネータ14
の減衰値を制御部13によって所定の値に設定すること
で目的とする強電界検知を行なうことが可能である。し
かもアッテネータの減衰値を多段に用意することで、設
定された周波数の使用頻度状況に応じて強電界検知値を
可変することも可能である。
タ14の減衰値を制御部13によって0dBに制御するこ
とで、目的とする弱電界検知を行なうことが可能であ
る。さらに強電界検知を行なうには、アッテネータ14
の減衰値を制御部13によって所定の値に設定すること
で目的とする強電界検知を行なうことが可能である。し
かもアッテネータの減衰値を多段に用意することで、設
定された周波数の使用頻度状況に応じて強電界検知値を
可変することも可能である。
【0017】このように本発明の実施例の無線受信機に
よると、受信部の前にアッテネータを備え、その減衰度
を変えることによって、単一の電界強度検知回路の役割
を強電界用と弱電界用とに用いわけるようにしたので構
成が簡素化できる。
よると、受信部の前にアッテネータを備え、その減衰度
を変えることによって、単一の電界強度検知回路の役割
を強電界用と弱電界用とに用いわけるようにしたので構
成が簡素化できる。
【0018】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、アッテネータを設けることによって電界検知
回路を複数設けることなく複数の閾値にて受信電波の電
界検知を行なうことができ、また受信障害による電界検
知誤動作等も軽減することができる無線受信機を提供で
きる。
によれば、アッテネータを設けることによって電界検知
回路を複数設けることなく複数の閾値にて受信電波の電
界検知を行なうことができ、また受信障害による電界検
知誤動作等も軽減することができる無線受信機を提供で
きる。
【図1】本発明の一実施例の無線受信機のブロック図
【図2】従来のコードレス電話機のブロック図
7 弱電界検知回路 14 可変高周波減衰器(アッテネータ)
Claims (1)
- 【請求項1】 微小な電界強度を検知する電界検知手段
と、受信電波の電界強度を検知する閾値を多段に変化さ
せて減衰制御する可変減衰器とを備えた無線受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4662892A JPH05252061A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 無線受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4662892A JPH05252061A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 無線受信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05252061A true JPH05252061A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=12752563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4662892A Pending JPH05252061A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 無線受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05252061A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9088340B2 (en) | 2011-12-21 | 2015-07-21 | Mitsubishi Electric Corporation | Wireless communication apparatus |
-
1992
- 1992-03-04 JP JP4662892A patent/JPH05252061A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9088340B2 (en) | 2011-12-21 | 2015-07-21 | Mitsubishi Electric Corporation | Wireless communication apparatus |
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