JPH05292006A - コードレス電話装置 - Google Patents
コードレス電話装置Info
- Publication number
- JPH05292006A JPH05292006A JP4085231A JP8523192A JPH05292006A JP H05292006 A JPH05292006 A JP H05292006A JP 4085231 A JP4085231 A JP 4085231A JP 8523192 A JP8523192 A JP 8523192A JP H05292006 A JPH05292006 A JP H05292006A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- transmission power
- input level
- carrier detect
- microcomputer
- Prior art date
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- Pending
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 親機、及び子機の送信電力を、連続的に自動
調整することにより、無線回路の低消費電流化を図る。 【構成】 子機の受信系回路において、キャリアの有無
を判別するキャリアデテクトへの入力レベルに応じて、
子機の送信系回路における送信電力を連続的に自動調整
する機能を、子機のマイコンに搭載する。また、親機の
受信系回路においても、子機からのキャリアの入力レベ
ルを感知し、これに応じた送信電力を、親機の送信系回
路を通じて連続的に自動調整する機能を、親機のマイコ
ンに搭載する。
調整することにより、無線回路の低消費電流化を図る。 【構成】 子機の受信系回路において、キャリアの有無
を判別するキャリアデテクトへの入力レベルに応じて、
子機の送信系回路における送信電力を連続的に自動調整
する機能を、子機のマイコンに搭載する。また、親機の
受信系回路においても、子機からのキャリアの入力レベ
ルを感知し、これに応じた送信電力を、親機の送信系回
路を通じて連続的に自動調整する機能を、親機のマイコ
ンに搭載する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス電話装置に
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は、従来のコードレス電話装置の無
線部の構成を示している。図２において、１は受信アン
テナ部、２は受信ＲＦ部、３は受信ＩＦ部、４は受信周
波数シンセサイザー部、５は受信電源、６は検波部であ
り、これらにより受信回路系を構成している。また、受
信ベースバンド部７によって、キャリアの有無が判別
（キャリアデテクト）されると共に、受信音声信号が生
成される。また、８は送信アンテナ部、９は送信フィル
タ部、１０は送信アンプ部、１１は送信周波数シンセサ
イザー部、１２は送信電源であり、これらにより送信回
路系を構成している。また、送信ベースバンド部１３に
は、送信音声信号と送信データが入力され、混合され
る。更に、受信周波数シンセサイザー部４、受信電源
５、受信ベースバンド部７、送信周波数シンセサイザー
部１１、送信電源１２、及び送信ベースバンド部１３
は、ＲＦマイコン１４によってその動作を制御されてい
る。
線部の構成を示している。図２において、１は受信アン
テナ部、２は受信ＲＦ部、３は受信ＩＦ部、４は受信周
波数シンセサイザー部、５は受信電源、６は検波部であ
り、これらにより受信回路系を構成している。また、受
信ベースバンド部７によって、キャリアの有無が判別
（キャリアデテクト）されると共に、受信音声信号が生
成される。また、８は送信アンテナ部、９は送信フィル
タ部、１０は送信アンプ部、１１は送信周波数シンセサ
イザー部、１２は送信電源であり、これらにより送信回
路系を構成している。また、送信ベースバンド部１３に
は、送信音声信号と送信データが入力され、混合され
る。更に、受信周波数シンセサイザー部４、受信電源
５、受信ベースバンド部７、送信周波数シンセサイザー
部１１、送信電源１２、及び送信ベースバンド部１３
は、ＲＦマイコン１４によってその動作を制御されてい
る。
【０００３】次に上記従来例の動作について説明する。
図２において、親機あるいは子機が、待受状態にあると
き、受信ベースバンド部７によってキャリアデテクト
（キャリアの有無判別）が行われ、子機あるいは親機か
らのキャリアがあれば受信状態となり、同時に送信電源
１２がＯＮ状態となり、送信音声信号、及び送信データ
が、送信アンテナ部８を通して電波として発射される。
図２において、親機あるいは子機が、待受状態にあると
き、受信ベースバンド部７によってキャリアデテクト
（キャリアの有無判別）が行われ、子機あるいは親機か
らのキャリアがあれば受信状態となり、同時に送信電源
１２がＯＮ状態となり、送信音声信号、及び送信データ
が、送信アンテナ部８を通して電波として発射される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコードレス電話装置では、親機あるいは子機の送信
系回路における送信電力は、法令により、５ｍＷ〜１２
ｍＷと定められていることから、予め固定されている
か、あるいは、親機と子機の距離の遠近に応じて送信電
源をＯＮ，ＯＦＦすることによって、送信電力を大小と
変化させているに過ぎず、連続的に自動調整を行ってい
るわけではない。従って、送信電力が最適の状態で無線
通信が行われていないばかりでなく、不要電波を発射す
ることにより、無線回路の消費電流が多く、子機の電池
持続時間を短くしているという問題があった。
来のコードレス電話装置では、親機あるいは子機の送信
系回路における送信電力は、法令により、５ｍＷ〜１２
ｍＷと定められていることから、予め固定されている
か、あるいは、親機と子機の距離の遠近に応じて送信電
源をＯＮ，ＯＦＦすることによって、送信電力を大小と
変化させているに過ぎず、連続的に自動調整を行ってい
るわけではない。従って、送信電力が最適の状態で無線
通信が行われていないばかりでなく、不要電波を発射す
ることにより、無線回路の消費電流が多く、子機の電池
持続時間を短くしているという問題があった。
【０００５】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、親機及び子機のマイコンが、子機あるい
は親機の送信電界強度に応じた送信電力を連続的に自動
制御することによって、最適の状態で無線通信を行い、
無線回路の低消費電流化を図り、子機の電池持続時間を
延ばすと共に、不要電波の発射を防止し、第三者による
盗聴を回避することが出来る勝れたコードレス電話装置
を提供することを目的とするものである。
るものであり、親機及び子機のマイコンが、子機あるい
は親機の送信電界強度に応じた送信電力を連続的に自動
制御することによって、最適の状態で無線通信を行い、
無線回路の低消費電流化を図り、子機の電池持続時間を
延ばすと共に、不要電波の発射を防止し、第三者による
盗聴を回避することが出来る勝れたコードレス電話装置
を提供することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、親機及び子機の受信系回路に、キャリアデ
テクトの入力レベルを判別する手段を設け、送信系回路
に、送信電力の出力レベルを判別する手段をそれぞれ設
け、その動作を自動制御する制御手段を設けることによ
り、送信電力が最適の状態で、無線通信を行うようにし
たものである。
するために、親機及び子機の受信系回路に、キャリアデ
テクトの入力レベルを判別する手段を設け、送信系回路
に、送信電力の出力レベルを判別する手段をそれぞれ設
け、その動作を自動制御する制御手段を設けることによ
り、送信電力が最適の状態で、無線通信を行うようにし
たものである。
【０００７】
【作用】従って本発明によれば、親機及び子機の制御手
段であるマイコンに、子機あるいは親機の送信電界強度
に応じた送信電力を連続的に自動制御する機能を持たせ
ることにより、送信電力が最適の状態で無線通信を行う
ため、無線回路の低消費電流化を図り、子機の電池持続
時間を延ばすと共に、不要電波の発射を防止し、第三者
による盗聴を回避することができる。
段であるマイコンに、子機あるいは親機の送信電界強度
に応じた送信電力を連続的に自動制御する機能を持たせ
ることにより、送信電力が最適の状態で無線通信を行う
ため、無線回路の低消費電流化を図り、子機の電池持続
時間を延ばすと共に、不要電波の発射を防止し、第三者
による盗聴を回避することができる。
【０００８】
【実施例】図１は本発明の第一実施例の構成を示すもの
である。図１において、１は受信アンテナ部、２は受信
ＲＦ部、３は受信ＩＦ部、４は受信周波数シンセサイザ
ー部、５は受信電源、６は検波部であり、これらにより
受信系回路を構成している。また、７は受信ベースバン
ド部で、検波部６からの信号について、キャリアの有無
を判別（キャリアデテクト）すると共に、受信音声信号
を生成する。８は第１判定手段であり、キャリアデテク
ト入力レベル判別装置で、受信ベースバンド部７によっ
て得られたキャリアデテクトの入力レベルを検出し、制
御手段としてのＲＦマイコン１６に接続されている。ま
た、９は送信アンテナ部、１０は送信フィルタ部、１１
は送信アンプ部、１２は送信周波数シンセサイザー部、
１３は送信電源であり、これらにより送信系回路を構成
している。また、１４は送信ベースバンド部で、送信音
声信号と送信データが入力、混合され送信アンプ部１１
に伝えられる。１５は第２判定手段であり、送信電力出
力レベル判別装置で、ＲＦマイコン１６によって制御さ
れた送信電力の出力レベルを検出し、送信アンプ部１１
に接続されている。
である。図１において、１は受信アンテナ部、２は受信
ＲＦ部、３は受信ＩＦ部、４は受信周波数シンセサイザ
ー部、５は受信電源、６は検波部であり、これらにより
受信系回路を構成している。また、７は受信ベースバン
ド部で、検波部６からの信号について、キャリアの有無
を判別（キャリアデテクト）すると共に、受信音声信号
を生成する。８は第１判定手段であり、キャリアデテク
ト入力レベル判別装置で、受信ベースバンド部７によっ
て得られたキャリアデテクトの入力レベルを検出し、制
御手段としてのＲＦマイコン１６に接続されている。ま
た、９は送信アンテナ部、１０は送信フィルタ部、１１
は送信アンプ部、１２は送信周波数シンセサイザー部、
１３は送信電源であり、これらにより送信系回路を構成
している。また、１４は送信ベースバンド部で、送信音
声信号と送信データが入力、混合され送信アンプ部１１
に伝えられる。１５は第２判定手段であり、送信電力出
力レベル判別装置で、ＲＦマイコン１６によって制御さ
れた送信電力の出力レベルを検出し、送信アンプ部１１
に接続されている。
【０００９】次に、上記実施例の動作について説明す
る。親機、あるいは子機が受信状態にあるとき、キャリ
アデテクト入力レベル判別装置８が、受信ベースバンド
部７によって得られたキャリアデテクトの入力レベルを
検出し、ＲＦマイコン１６に伝達する。そして、送信電
源１３がＯＮとなり、送信系回路が動作状態となる。そ
の時、ＲＦマイコン１６が、送信電力出力レベル判別装
置１５を制御する。すなわち、キャリアデテクトの入力
レベルを、子機、あるいは親機の送信電界強度として感
知し、この値に応じた最適な送信電力を出力する。これ
により、キャリアデテクト入力レベルに応じた送信電力
出力レベルが決定され、送信アンプ部１１に伝達され
る。そして、送信音声信号及び送信データが、送信アン
テナ部９を通して、電波として発射される。
る。親機、あるいは子機が受信状態にあるとき、キャリ
アデテクト入力レベル判別装置８が、受信ベースバンド
部７によって得られたキャリアデテクトの入力レベルを
検出し、ＲＦマイコン１６に伝達する。そして、送信電
源１３がＯＮとなり、送信系回路が動作状態となる。そ
の時、ＲＦマイコン１６が、送信電力出力レベル判別装
置１５を制御する。すなわち、キャリアデテクトの入力
レベルを、子機、あるいは親機の送信電界強度として感
知し、この値に応じた最適な送信電力を出力する。これ
により、キャリアデテクト入力レベルに応じた送信電力
出力レベルが決定され、送信アンプ部１１に伝達され
る。そして、送信音声信号及び送信データが、送信アン
テナ部９を通して、電波として発射される。
【００１０】このように、上記実施例によれば、受信ベ
ースバンド部７によって得られたキャリアデテクトの入
力レベルを、キャリアデテクト入力レベル判別装置８が
検出し、ＲＦマイコン１６に伝達する。ＲＦマイコン１
６は送信電力出力レベル判別装置１５を制御し、キャリ
アデテクト入力レベル判別装置８の検出レベルに応じた
送信電力出力レベルを送信アンプ部１１に伝達するた
め、親機、あるいは子機の送信電界強度に応じた送信電
力を連続的に自動制御することが出来、送信電力が最適
の状態で無線通信を行うことができるという効果を有す
る。
ースバンド部７によって得られたキャリアデテクトの入
力レベルを、キャリアデテクト入力レベル判別装置８が
検出し、ＲＦマイコン１６に伝達する。ＲＦマイコン１
６は送信電力出力レベル判別装置１５を制御し、キャリ
アデテクト入力レベル判別装置８の検出レベルに応じた
送信電力出力レベルを送信アンプ部１１に伝達するた
め、親機、あるいは子機の送信電界強度に応じた送信電
力を連続的に自動制御することが出来、送信電力が最適
の状態で無線通信を行うことができるという効果を有す
る。
【００１１】
【発明の効果】本発明は上記実施例により明らかなよう
に、親機、及び子機のマイコンに、子機、あるいは親機
の送信電界強度に応じた送信電力を、連続的に自動制御
する機能を持たせるようにしたものであり、送信電力が
最適の状態で無線通信を行うため、無線回路の低消費電
流化を図り、子機の電池持続時間を延ばすと共に、不要
電波の発射を防止し、第三者による盗聴を回避すること
が出来るという効果を有する。
に、親機、及び子機のマイコンに、子機、あるいは親機
の送信電界強度に応じた送信電力を、連続的に自動制御
する機能を持たせるようにしたものであり、送信電力が
最適の状態で無線通信を行うため、無線回路の低消費電
流化を図り、子機の電池持続時間を延ばすと共に、不要
電波の発射を防止し、第三者による盗聴を回避すること
が出来るという効果を有する。
【図１】本発明の第一実施例におけるコードレス電話装
置の無線部の概略ブロック図
置の無線部の概略ブロック図
【図２】従来のコードレス電話装置の無線部の概略ブロ
ック図
ック図
１ 受信アンテナ部 ２ 受信ＲＦ部 ３ 受信ＩＦ部 ４ 受信周波数シンセサイザー部 ５ 受信電源 ６ 検波部 ７ 受信ベースバンド部 ８ キャリアデテクト入力レベル判別装置 ９ 送信アンテナ部 １０ 送信フィルタ部 １１ 送信アンプ部 １２ 送信周波数シンセサイザー部 １３ 送信電源 １４ 送信ベースバンド部 １５ 送信電力出力レベル判別装置 １６ ＲＦマイコン
Claims (1)
- 【請求項１】 局線に接続された親機と、これと無線回
路によって接続される子機とから成り、親機に１つある
いは２つの無線回路を持つコードレス電話装置であっ
て、 親機の受信系回路に子機からのキャリアの入力レベルを
感知する第１判別手段を設け、子機の受信系回路にキャ
リアの有無を判別するキャリアデテクトへの入力レベル
を感知する第２判別手段を設け、前記第１及び第２判別
手段からの入力レベルに応じて、子機の送信系回路にお
ける送信電力を連続的に自動調整する制御手段を備えた
ことを特徴とするコードレス電話装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4085231A JPH05292006A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | コードレス電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4085231A JPH05292006A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | コードレス電話装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05292006A true JPH05292006A (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=13852793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4085231A Pending JPH05292006A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | コードレス電話装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05292006A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100355855B1 (ko) * | 1993-12-21 | 2002-12-16 | 톰슨 콘슈머 일렉트로닉스, 인코포레이티드 | 마이크로컴퓨터에기초한무선전화용반송파검출시스템 |
| JP2015095685A (ja) * | 2013-11-08 | 2015-05-18 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 無線通信装置および送信電力制御方法 |
-
1992
- 1992-04-07 JP JP4085231A patent/JPH05292006A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100355855B1 (ko) * | 1993-12-21 | 2002-12-16 | 톰슨 콘슈머 일렉트로닉스, 인코포레이티드 | 마이크로컴퓨터에기초한무선전화용반송파검출시스템 |
| JP2015095685A (ja) * | 2013-11-08 | 2015-05-18 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 無線通信装置および送信電力制御方法 |
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