JP2944180B2 - 無線電話装置 - Google Patents

無線電話装置

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JP2944180B2
JP2944180B2 JP2259401A JP25940190A JP2944180B2 JP 2944180 B2 JP2944180 B2 JP 2944180B2 JP 2259401 A JP2259401 A JP 2259401A JP 25940190 A JP25940190 A JP 25940190A JP 2944180 B2 JP2944180 B2 JP 2944180B2
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、携帯無線機と電源供給部とから構成される
無線電話装置に関する。
(従来の技術) 携帯無線機と電源供給部とから構成される無線電話装
置は、従来の自動車電話装置に携帯による使用の機能を
付加したものである。
即ち、自動車内で使用する場合は、独立して無線電話
装置の機能を果す携帯無線機と少なくともブースタとし
ての機能を果す電源供給部とを一体にして使用し、携帯
により使用する場合は、携帯無線機を独立した無線電話
装置として使用する。
ところで、携帯無線機と電源供給部とを一体にして使
用する場合は、これらは自動車の有するバッテリから電
力を供給されるため、消費電力に関してはそれ程問題と
ならないが、携帯無線機を独立した無線電話装置として
使用する場合には、携帯無線機は当該携帯無線機が内蔵
する非常に小型のバッテリから電力を供給されるため消
費電力の低減が要求される。
ところが、こうした無線電話装置においても、従来の
自動車電話装置と同様に様々な付加的な機能を具備する
に至っているため、携帯無線機を独立した無線電話装置
として使用する場合に、当該携帯無線機の内蔵するバッ
テリの消耗が問題となることが多い。
また、携帯無線機の内蔵するバッテリの消耗を防止す
るため、VOXの機能を持たせ、携帯無線機と電源供給部
とを一体にして使用する場合は、VOXの機能をオフに
し、携帯無線機を独立した無線電話装置として使用する
場合には、VOXの機能をオンにするものがある。
しかしながら、このようにVOXの機能をオンにした携
帯無線機を使用する場合、電界が低い場所やフェージン
グの強い場所では、通話品質が著しく劣化し通話が不可
能となることがあった。
(発明が解決しようとする課題) このように従来の携帯無線機と電源供給部とから構成
される無線電話装置では、様々な付加的な機能により携
帯無線機の内蔵するバッテリの消耗が問題となることが
多い。
また、携帯無線機の内蔵するバッテリの消耗を防止す
るため、VOXの機能を持たせ、携帯無線機と電源供給部
とを一体にして使用する場合は、VOXの機能をオフに
し、携帯無線機を独立した無線電話装置として使用する
場合には、VOXの機能をオンにするものがあるが、VOX機
能をオンにして使用する場合、電界が低い場所やフェー
ジングの強い場所では、通話品質が著しく劣化し通話が
不可能となることがあった。
本発明はこのような課題を解決するためのもので、携
帯無線機の内蔵するバッテリの消耗を防止し、またバッ
テリの消耗を防止する機能を付加することによって派生
的に生じる不具合を回避することができる無線電話装置
を提供することを目的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 請求項1記載の発明は、独立して無線電話装置の機能
を果す携帯無線機と少なくともブースタの機能を有する
電源供給部とが着脱可能にされた無線電話装置におい
て、前記携帯無線機と前記電源供給部との着脱を検出す
る検出手段と、この検出手段により携帯無線機と電源供
給部との離脱が検出されたとき、前記携帯無線機の有す
る少なくとも一つの報知機能への電源の供給を停止する
電源供給停止手段とを具備するものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の無線電話装置
において、前記携帯無線機が、液晶表示器を有し、前記
電源供給停止手段により電源の供給が停止される報知機
能が、前記液晶表示器であることを特徴とするものであ
る。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の無線電話装置
において、前記携帯無線機が、バックライトを備えた液
晶表示器を有し、前記電源供給停止手段により電源の供
給が停止される報知機能が、前記液晶表示器に備えられ
たバックライトであることを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、独立して無線電話装置の機能
を果す携帯無線機と少なくともブースタの機能を有する
電源供給部とが着脱可能にされた無線電話装置におい
て、前記携帯無線機と前記電源供給部との着脱を検出す
る検出手段と、この検出手段により携帯無線機と電源供
給部との離脱が検出されたとき、前記携帯無線機の有す
る出力音声を増幅する出力増幅器の増幅率を低減する増
幅率制御手段とを具備するものである。
請求項5記載の発明は、独立して無線電話装置の機能
を果しかつVOXの機能を有する携帯無線機と少なくとも
ブースタの機能を有する電源供給部とが着脱可能にされ
た無線電話装置において、前記携帯無線機と前記電源供
給部との着脱を検出する検出手段と、この検出手段によ
り携帯無線機と電源供給部との装着が検出されたとき、
前記携帯無線機の有するVOXの機能をオフとし、前記検
出手段により携帯無線機と電源供給部との離脱が検出さ
れたとき、前記携帯無線機の有するVOXの機能をオン/
オフ可能とする第1の切替手段と、この第1の切替手段
により携帯無線機の有するVOXの機能がオン/オフ可能
とされたとき、所定の条件に応じてVOXの機能のオン/
オフを切替る第2の切替手段とを具備するものである。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の無線電話装置
において、前記第2の切替手段によりVOXの機能のオン
/オフを切替るための所定の条件が、送話品質であり、
この送話品質が良いとき、第2の切替手段によりVOXの
機能をオンとし、送話品質が悪いとき、第2の切替手段
によりVOXの機能をオフとすることを特徴とするもので
ある。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の無線電話装置
において、前記送話品質が、受信信号の電界強度信号の
強弱または受信信号のフェージングの強弱によって定め
られることを特徴とするものである。
請求項8記載の発明は、請求項5記載の無線電話装置
において、前記携帯無線機が、送信信号を増幅するパワ
ーアンプの温度を検出する温度検出手段を備え、前記第
2の切替手段によりVOXの機能のオン/オフを切替るた
めの所定の条件が、前記温度検出手段により検出された
パワーアンプの温度であり、このパワーアンプの温度が
低いとき、第2の切替手段によりVOXの機能をオフと
し、パワーアンプの温度が高いとき、第2の切替手段に
よりVOXの機能をオンとすることを特徴とするものであ
る。
請求項9記載の発明は、請求項5記載の無線電話装置
において、前記携帯無線機が、該携帯無線機の有するバ
ッテリの容量を検出する容量検出手段を備え、前記第2
の切替手段によりVOXの機能のオン/オフを切替るため
の所定の条件が、前記容量検出手段により検出されたバ
ッテリの容量であり、このバッテリの容量が多いとき、
第2の切替手段によりVOXの機能をオフとし、バッテリ
の容量が少ないとき、第2の切替手段によりVOXの機能
をオンとすることを特徴とするものである。
請求項10記載の発明は、請求項5記載の無線電話装置
において、該無線電話装置の現在属する基地局がVOX対
応可能であるかを検出するVOX対応検出手段と、このVOX
対応検出手段により該無線電話装置の現在属する基地局
がVOX対応可能でないと検出されたとき、VOXの機能のオ
ンを禁止するVOX機能オン禁止禁止手段とを具備するも
のである。
請求項11記載の発明は、請求項10記載の無線電話装置
において、前記VOX対応検出手段が、前記基地局から送
出されるシステム情報に基づきVOX対応可能であるかを
検出することを特徴とするものである。
請求項12記載の発明は、独立して無線電話装置の機能
を果すとともにVOXの機能を有し、かつ少なくともブー
スタの機能を有する電源供給部に着脱可能にされた携帯
無線機において、前記電源供給部との着脱を検出する検
出手段と、この検出手段により電源供給部の装着が検出
されたとき、前記VOXの機能をオフとし、前記検出手段
により電源供給部の離脱が検出されたとき、前記VOXの
機能をオン/オフ可能とする第1の切替手段と、この第
1の切替手段によりVOXの機能がオン/オフ可能とされ
たとき、所定の条件に応じてVOXの機能のオン/オフを
切替る第2の切替手段とを具備するものである。
(作 用) 本発明では、携帯無線機と電源供給部との離脱を検出
したとき、携帯無線機の有する少なくとも一つの報知機
能への電源の供給を停止するようにしているので、携帯
無線機の内蔵するバッテリの消耗を防止することができ
る。
また、携帯無線機と電源供給部との装着を検出したと
き、携帯無線機の有するVOXの機能をオフとし、離脱が
検出されたとき、VOXの機能をオン/オフ可能とすると
ともに、VOXの機能をオン/オフ可能としたとき、所定
の条件に応じてVOXの機能のオン/オフを切替るように
したので、バッテリの消耗を防止する機能即ちVOXの機
能を付加することによって派生的に生じる不具合即ち通
話品質の劣化を回避することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例につき図面を用いて説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る無線電話装置の構成
を示す図である。
同図に示す無線電話装置は、携帯無線機100、電源供
給部200から構成される。
携帯無線機100は、アンテナ101、切換スイッチ102、
基地局(図示省略)との間で無線回線を形成し信号の遣
り取りを行う無線部103、制御部104およびオーディオ部
105からなりこの装置全体の統括的な制御を行うオーデ
ィオ/制御部106、この装置が登録されている場所に対
応するゾーンのシステムID番号およびこの装置が登録さ
れている場所に対応する電話番号が登録されているIDRO
M107、電源切換スイッチ108に接続され、携帯無線機100
における電源供給を制御する電源制御部109、携帯時に
おける電源となる充電電池110、電源供給部200に接続さ
れる接続部111、操作表示部112、可聴音の入出力を行う
ためのスピーカ113およびマイク114、出力増幅器115、
入力増幅器116から主要部が構成されている。
操作表示部112は、所定のキー入力が行われるキー部1
17、所定の表示を行う表示部118、各種の切換えが行わ
れるスイッチ部119、キー部117、表示部118およびスイ
ッチ部119の制御を行う操作・表示制御部120、電源供給
路130aの電圧レベルを検出する電圧検出回路130から構
成される。この電圧検出回路130により検出された電圧
レベルに基づき携帯無線機100と電源供給部200との着脱
が検出される。即ち、上記電圧レベルが一定の値にある
とき、携帯無線機100と電源供給部200とが装着されてい
るものとみなし、上記電圧レベルが“0"レベルとなった
とき、携帯無線機100と電源供給部200とが離脱されてい
るものとみなす。
出力増幅器115は、携帯無線機100のオーディオ部105
から送出される可聴音信号(音声信号)を増幅しスピー
カ113から出力する。入力増幅器116は、マイク114から
入力された可聴音信号(音声信号)の増幅を行う。増幅
された信号は、携帯無線機100のオーディオ部105に入力
される。
操作・表示制御部120は、オーディオ/制御部106から
送出される制御信号に基づいて操作表示部112側の統括
的制御を行うとともに、キー部117から入力される制御
信号などをオーディオ/制御部106に送出する。表示部1
18は、第2図に示すように、液晶表示器118a、表示ドラ
イバ118b、バックライトユニット118cおよびスイッチ11
8d、118eからなる。表示ドライバ118bは、操作・表示制
御部120の制御に基づいて液晶表示器118aを駆動し所定
の表示を行わせる。バックライトユニット118cは、液晶
表示器118aの裏面に配置されこの液晶表示器118aの光源
となる。スイッチ118dは、操作・表示制御部120の制御
に基づいて表示ドライバ118bへの電源の供給を切替え
る。スイッチ108eは、操作・表示制御部120の制御に基
づいてバックライトユニット108cへの電源の供給を切替
える。キー部117は、「0」〜「9」の数字キー、
「*」、「#」、「SND」、「STO」、「END」、「RC
L」、「FCN」「CLR」、「EMR」、「MUTE」、「TONE」の
機能キーなどのキーパッド(図示省略)からなり、キー
パッドが押圧されるとこれが操作・表示制御部120で認
識される。スイッチ部119には、図示を省略したフック
スイッチおよびON/OFFスイッチが設けられており、フッ
クスイッチにより携帯無線機100のオンフックまたはオ
フフックを検出する。なお、フックスイッチは電源供給
部200に設けてもよい。ON/OFFスイッチはこの無線電話
装置全体のON/OFFの切換えを行うものであり、その切換
え信号は操作・表示制御部120からオーディオ/制御部1
06に送出される。
電源供給部200は、車両に取付けられたアンテナ201、
アンテナ201において送受信される信号を一定電力に増
幅するブースタ202、携帯無線機100のオーディオ/制御
部106の指令などにより電源供給部200全体の統括的な制
御を行うオーディオ/制御部203、車載バッテリBから
の電力を各部に供給する電源制御部204、携帯無線機100
の接続部111と同軸ケーブル300を介して接続される接続
部205、可聴音の入出力を行うためのスピーカ206および
マイク207、出力増幅器208、入力増幅器209から主要部
が構成されている。ブースタ202は、アンテナ共用器21
0、211、受信用増幅器212、送信用増幅器213、送信用増
幅器213の送信レベルを制御する自動電力制御回路(AP
C)214から構成されている。
次に、携帯無線機100の詳細を説明する。
第3図は上述した携帯無線機100の構成を詳細に示す
ブロック図である。
同図に示すように、無線部103は、復調器131、変調器
132、パワーアンプ133、送受共用器134、シンセサイザ1
35、受信電界強度測定部136から構成されている。復調
器131は、携帯無線機100側のアンテナ101、切換スイッ
チ102および送受共用器134を介して、あるいは電源供給
部200側のアンテナ201、ブースタ202、切換スイッチ102
および送受共用器134を介して入力される基地局からの
受信信号の復調を行う。なお、この信号には制御信号お
よび可聴音信号などが含まれている。変調器132は、オ
ーディオ/制御部106から出力される可聴音信号、制御
信号などの変調を行って送信信号とする。パワーアンプ
133は、変調器132から出力される送信信号を増幅する。
送受共用器134は、アンテナ101またはアンテナ201を介
して入力される受信信号を復調器131に送出するととも
に、変調器132、パワーアンプ133を介して入力される送
信信号をアンテナ101またはアンテナ201に送出する。シ
ンセサイザ135は、チャネル選択用局部発振器であり、
復調器131で復調すべき周波数および変調器132で変調す
べき周波数を指定する。受信電界強度測定部136は、ア
ンテナ101により受信された受信信号の電界強度を測定
し、この測定結果をCPU161に伝える。
オーディオ/制御部106は、CPU161、発振器/分周器1
62、アドレスデコーダ163、ROM164、RAM165、無線部制
御部166、オーディオ部167、制御信号処理部168、オー
ディオ部制御部169、ディジタルインタフェース170、割
込コントローラ171、音声入力検出部175から構成されて
いる。なお、図中、107は上述したIDROM、109は電源制
御部、172はたとえば8ビットのデータバス、173はアド
レスバス、174はコントロールバスである。
CPU161は、このオーディオ/制御部106全体の統括的
制御を行う。また、CPU161は、VOXの機能を実現してい
る。即ち、音声入力検出部175から伝えられるマイク114
への可聴音信号の入力の有無の検出結果に基づき、マイ
ク114に可聴音信号が入力されている場合には、パワー
アンプ133をオン状態にして送信可能とし、マイク114に
可聴音信号が入力されていない場合には、パワーアンプ
133をオフ状態にして送信不能とする。発振器/分周器1
62は、CPU161にクロックを供給するとともに、このクロ
ックを分周してタイミング信号として各部に供給する。
アドレスデコーダ163は、CPU161からの命令信号に応じ
て各部に所定の動作信号を出力する。ROM164は、CPU161
の動作に必要な各種プログラムを記憶する。RAM165は、
CPU161に処理時において各種データを記憶する。無線部
制御部166は、CPU161の命令に基づいて無線部103の制御
を行う。たとえば、無線部制御部166は、シンセサイザ1
35が指定すべき周波数、パワーアンプ133が増幅すべき
増幅率、変調器132が変調すべき変調度などを指示する
とともに、誤動作防止対策としてシンセサイザ135から
出力される同期外れ信号、パワーアンプ133から出力さ
れる出力検出信号などを入力しこれをCPU161に伝える。
オーディオ部167は、復調器131で復調された受信信号の
うち制御信号を制御信号処理部168に送出し、また受信
信号のうち可聴音信号を出力増幅器115を介してスピー
カ113に送出する。また、オーディオ部167は、制御信号
処理部168から出力される制御信号およびマイク114から
入力増幅器116を介して出力される可聴音信号を変調器1
32に送出する。なお、オーディオ部167は、制御信号処
理部168に送出する制御信号の波形成形および変調器132
に送出すべき制御信号のフィルタリングの機能を有して
いる。制御信号処理部168は、オーディオ部167から出力
される制御信号とのビット同期およびフレーム同期をと
り、シリアル信号である制御信号に含まれている基地局
からの制御データをパラレル信号として取込み、一方基
地局に送出すべきパラレル信号としての制御データをシ
リアル信号である制御信号としてオーディオ部167に送
出する。オーディオ部制御部169は、オーディオ部167の
各種の制御を行う。たとえば、オーディオ部制御部169
は、受信信号をオーディオ部167から制御信号処理部16
8、あるいは出力増幅器115のいずれかに送出する切換え
制御、制御信号処理部168、あるいは入力増幅器116から
出力される送信信号のうちいずれかをオーディオ部167
に取込む切換え制御を行う。ディジタルインタフェース
170は、オーディオ/制御部106と操作表示部112との間
のインタフェースを取る。割込コントローラ171は、各
部からの割込指令を受けてCPU161に割込みをかける。音
声入力検出部175は、マイク114から入力されオーディオ
部167に導入される可聴音信号を検波するダイオード175
aと、このダイオード175aにより検波された信号をグラ
ンドレベルと比較するコンパレータ175bと、コンパレー
タ175bにより比較された結果をデータとする変換器175c
とを備え、マイク114から入力されオーディオ部167に導
入される可聴音信号の信号レベル(信号の有無)を検出
し、その結果をCPU161に伝える。
次に、このように構成された無線電話装置の各種動作
を説明する。
第4図は一つの動作を説明するためのフローチャート
である。
電圧検出回路130は、携帯無線機100と電源供給部200
との着脱を検出している。
そして、携帯無線機100と電源供給部200との離脱を検
出すると、CPU161にその結果を伝える。
CPU161は、携帯無線機100と電源供給部200との離脱を
知ると(ステップ401)、表示・制御部120に対し、表示
ドライバ108bおよびバックライトユニット108cへの電源
の供給を停止すべく命令を出す(ステップ402)。
これによりスイッチ108d、108eは開状態にされ、表示
ドライバ108bおよびバックライトユニット108cへの電源
の供給は停止される。
したがって、携帯無線機を独立して使用する際、携帯
無線機の内蔵する充電電池110の消耗を防止することが
できる。
なお、上述した電源の供給の停止は、表示ドライバ10
8bまたはバックライトユニット108cのいずれか一方に対
してのみを行うものであっても勿論よい。
また、他の報知機能に対しても同様に行うことができ
る。
さらに、電源の供給を停止するのではなく、出力増幅
器115の増幅率をCPU161により可変可能な構成とし、携
帯無線機を独立して使用する際、スピーカ113から出力
される音声の音量を低下させるようにしてもよい。
第5図はもう一つの実施例を説明するためのフローチ
ャートである。
電源が投入されると(ステップ501)、電圧検出回路1
30は、携帯無線機100と電源供給部200との着脱を検出す
る(ステップ502)。
そして、CPU161は、携帯無線機100と電源供給部200と
の装着が検出されたとき、VOXの機能をオフとする(ス
テップ503)。
一方、携帯無線機100と電源供給部200との離脱が検出
されたとき、該無線電話装置の現在属する基地局がVOX
対応可能であるかを検出する(ステップ504)。このよ
うにVOX対応可能であるか否かの判断は、例えば基地局
から送出されるシステム情報に基づき行うことができ
る。即ち、基地局から送出されるシステム情報には、通
常基地局がVOX対応可能であるかを示す情報が含まれて
いるからである。
そして、基地局がVOX対応可能でない場合には、VOXの
機能をオフとする(ステップ503)。一方、基地局がVOX
対応可能な場合には、VOXの機能のオン/オフを可能と
する(ステップ505)。続けて、この携帯無線機100によ
る送信信号の送話品質の良し悪しを判断する(ステップ
506)。そして、送話品質が良いと判断するときには、V
OXの機能をオンとし(ステップ507)、送話品質が悪い
と判断するときには、VOXの機能をオフとする(ステッ
プ503)。上述した携帯無線機100による送信信号の送話
品質の良し悪しの判断は、例えば受信電界強度測定部13
6により測定された受信信号の電界強度信号の強弱また
は受信信号のフェージングの強弱によって行うようにす
ればよい。
したがって、この場合、バッテリの消耗を防止するた
めにVOXの機能を付加しことにより生じる通話品質の劣
化を回避することができる。
なお、上述した例では、携帯無線機100による送信信
号の送話品質の良し悪しに基づきVOXの機能をオン/オ
フの切替えを行っていたが、送信信号を増幅するパワー
アンプ133の温度を検出する温度検出機能をもたせ、こ
のパワーアンプ133の温度が低いとき、VOXの機能をオフ
とし、パワーアンプ133の温度が高いとき、VOXの機能を
オンとするようにしてもよい。この場合、過熱によるパ
ワーアンプ133の破壊を回避することができる。
また、充電電池110のバッテリの容量を検出する容量
検出機能をもたせ、充電電池110の容量が多いとき、VOX
の機能をオフとし、充電電池110の容量が少ないとき、V
OXの機能をオンとするようにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、携帯無線機の
内蔵するバッテリの消耗を防止し、またバッテリの消耗
を防止する機能を付加することによって派生的に生じる
不具合を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る無線電話装置の構成を
示す図、第2図は第1図に示した表示部の構成を示す
図、第3図は第1図に示した携帯無線機の構成を詳細に
示すブロック図、第4図及び第5図は本発明の動作を説
明するためのフローチャートである。 100……携帯無線機、101……アンテナ、103……無線
部、104……制御部、105……オーディオ部、106……オ
ーディオ/制御部、109……電源制御部、110……充電電
池、200……電源供給部、112……操作表示部、113……
スピーカ、114……マイク、115……出力増幅器、118…
…表示部、118a……液晶表示器、118b……表示ドライ
バ、118c……バックライトユニット、118d、118e……ス
イッチ、120……操作・表示制御部、130……電圧検出回
路、131……復調器、132……変調器、133……パワーア
ンプ、134……送受共用器、135……シンセサイザ、136
……受信電界強度測定部、161……CPU、167……オーデ
ィオ部、175……音声入力検出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−220919(JP,A) 特開 平2−15754(JP,A) 特開 平2−105636(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 1/38 - 1/58 H04B 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】独立して無線電話装置の機能を果たす携帯
    無線機と少なくともブースタの機能を有する電源供給部
    とが着脱可能にされた無線電話装置において、 前記携帯無線機と前期電源供給部との着脱を検出する検
    出手段と、 この検出手段により携帯無線機と電源供給部との離脱が
    検出されたとき、前記携帯無線機の有する少なくとも一
    つの報知機能への電源の供給を停止する電源供給停止手
    段と を具備することを特徴とする無線電話装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の無線電話装置において、 前記携帯無線機が、液晶表示器を有し、 前記電源供給停止手段により電源の供給が停止される報
    知機能が、前記液晶表示器であることを特徴とする無線
    電話装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の無線電話装置において、 前記携帯無線機が、バックライトを備えた液晶表示器を
    有し、 前記電源供給停止手段により電源の供給が停止される報
    知機能が、前記液晶表示器に備えられたバックライトで
    あることを特徴とする無線電話装置。
  4. 【請求項4】独立して無線電話装置の機能を果たす携帯
    無線機と少なくともブースタの機能を有する電源供給部
    とが着脱可能にされた無線電話装置において、 前記携帯無線機と前記電源供給部との着脱を検出する検
    出手段と、 この検出手段により携帯無線機と電源供給部との離脱が
    検出されたとき、前記携帯無線機の有する出力音声を増
    幅する出力増幅器の増幅率を低減する増幅率制御手段と を具備することを特徴とする無線電話装置。
  5. 【請求項5】独立して無線電話装置の機能を果しかつVO
    Xの機能を有する携帯無線機と少なくともブースタの機
    能を有する電源供給部とが着脱可能にされた無線電話装
    置において、 前記携帯無線機と前記電源供給部との着脱を検出する検
    出手段と、 この検出手段により携帯無線機と電源供給部との装着が
    検出されたとき、前記携帯無線機の有するVOXの機能を
    オフとし、前記検出手段により携帯無線機と電源供給部
    との離脱が検出されたとき、前記携帯無線機の有するVO
    Xの機能をオン/オフ可能とする第1の切替手段と、 この第1の切替手段により携帯無線機の有するVOXの機
    能がオン/オフ可能とされたとき、所定の条件に応じて
    VOXの機能のオン/オフを切替る第2の切替手段と を具備することを特徴とする無線電話装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の無線電話装置において、 前記第2の切替手段によりVOXの機能のオ/オフを切替
    るための所定の条件が、送話品質であり、 この送話品質が良いとき、第2の切替手段によりVOXの
    機能をオンとし、送話品質が悪いとき、第2の切替手段
    によりVOXの機能をオフとすることを特徴とする無線電
    話装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の無線電話装置において、 前記送話品質が、受信信号の電界強度信号の強弱または
    受信信号のフェージングの強弱によって定められる ことを特徴とする無線電話装置。
  8. 【請求項8】請求項5記載の無線電話装置において、 前記携帯無線機が、送信信号を増幅するパワーアンプの
    温度を検出する温度検出手段を備え、 前記第2の切替手段によりVOXの機能のオン/オフを切
    替るための所定の条件が、前記温度検出手段により検出
    されたパワーアンプの温度であり、 このパワーアンプの温度が低いとき、第2の切替手段に
    よりVOXの機能をオフとし、パワーアンプの温度が高い
    とき、第2の切替手段によりVOXの機能をオンとする ことを特徴とする無線電話装置。
  9. 【請求項9】請求項5記載の無線電話装置において、 前記携帯無線機が、該携帯無線機の有するバッテリの容
    量を検出する容量検出手段を備え、 前期第2の切替手段によりVOXの機能のオン/オフを切
    替るための所定の条件が、前記容量検出手段により検出
    されたバッテリの容量であり、 このバッテリの容量が多いとき、第2の切替手段により
    VOXの機能をオフとし、バッテリの容量が少ないとき、
    第2の切替手段によりVOXの機能をオンとする ことを特徴とする無線電話装置。
  10. 【請求項10】請求項5記載の無線電話装置において、 該無線電話装置の現在属する基地局がVOX対応可能であ
    るかを検出するVOX対応検出手段と、 このVOX対応検出手段により該無線電話装置の現在属す
    る基地局がVOX対応可能でないと検出されたとき、VOXの
    機能のオンを禁止するVOX機能オン禁止手段と を具備することを特徴とする無線電話装置。
  11. 【請求項11】請求項10記載の無線電話装置において、 前記VOX対応検出手段が、前記基地局から送出されるシ
    ステム情報に基づきVOX対応可能であるかを検出する ことを特徴とする無線電話装置。
  12. 【請求項12】独立して無線電話装置の機能を果たすと
    ともにVOXの機能を有し、かつ少なくともブースタの機
    能を有する電源供給部に着脱可能にされた携帯無線機に
    おいて、 前記電源供給部との着脱を検出する検出手段と、 この検出手段により電源供給部の装着が検出されたと
    き、前記VOXの機能をオフとし、前記検出手段により電
    源供給部の離脱が検出されたとき、前記VOXの機能をオ
    ン/オフ可能とする第1の切替手段と、 この第1の切替手段によりVOXの機能がオン/オフ可能
    とされたとき、所定の条件に応じてVOXの機能のオン/
    オフを切替る第2の切替手段と を具備することを特徴とする携帯無線機。
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