JPH052519A - フアイルシステム管理装置 - Google Patents
フアイルシステム管理装置Info
- Publication number
- JPH052519A JPH052519A JP3154431A JP15443191A JPH052519A JP H052519 A JPH052519 A JP H052519A JP 3154431 A JP3154431 A JP 3154431A JP 15443191 A JP15443191 A JP 15443191A JP H052519 A JPH052519 A JP H052519A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- file
- file system
- unit
- processing unit
- disconnection
- Prior art date
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- Pending
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ファイルシステムの修復を計算機システム起
動時に行わないことで計算機システム起動に要する時間
を短縮する。 【構成】 計算機システムを終了するとき、計算機シス
テムに接続されている各ファイルシステムの切り離しが
正常に行われたか否かを切り離し状態記憶部103で保
持しておく。計算機システムを起動しファイルへのアク
セスが発生するとファイルアクセス制御部107は切り
離し状態記憶部103中のデータを参照する。そのデー
タが正常な切り離し状態を示している場合ファイルアク
セス処理部106が起動されファイルをアクセスし、そ
のデータが異常な切り離し状態を示している場合ファイ
ルシステム修復処理部105が起動されアクセスしよう
としているファイルが含まれるファイルシステムの修復
を行い、切り離し状態記憶部103中のそのファイルシ
ステムに関するデータを正常な切り離しを示すものに書
き換えた後ファイルをアクセスする。
動時に行わないことで計算機システム起動に要する時間
を短縮する。 【構成】 計算機システムを終了するとき、計算機シス
テムに接続されている各ファイルシステムの切り離しが
正常に行われたか否かを切り離し状態記憶部103で保
持しておく。計算機システムを起動しファイルへのアク
セスが発生するとファイルアクセス制御部107は切り
離し状態記憶部103中のデータを参照する。そのデー
タが正常な切り離し状態を示している場合ファイルアク
セス処理部106が起動されファイルをアクセスし、そ
のデータが異常な切り離し状態を示している場合ファイ
ルシステム修復処理部105が起動されアクセスしよう
としているファイルが含まれるファイルシステムの修復
を行い、切り離し状態記憶部103中のそのファイルシ
ステムに関するデータを正常な切り離しを示すものに書
き換えた後ファイルをアクセスする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワークステーションなど
の計算機システムのファイルシステム管理装置に関す
る。
の計算機システムのファイルシステム管理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年ワークステーションなどの計算機シ
ステムが一般に使用されるようになるにつれて、ユーザ
にとって使い勝手の良い計算機システムが求められるよ
うになってきている。計算機システムの使用感を決定す
る要因の一つに計算機システムの起動時間が挙げられ、
この時間が短いほどユーザは速やかに作業に入ることが
できる。この計算機システムの起動時に行われる処理の
中にファイルシステムの異常を検出し、異常が存在する
場合は修復を行うファイルシステム修復処理があり、こ
の処理に要する時間が計算機システム起動時間中に占め
る割合は大きい。そのため、多くの計算機システムで起
動時間を短縮するためファイルシステム修復作業に要す
る時間を短縮することを目的としたファイルシステム管
理装置が装備されている。
ステムが一般に使用されるようになるにつれて、ユーザ
にとって使い勝手の良い計算機システムが求められるよ
うになってきている。計算機システムの使用感を決定す
る要因の一つに計算機システムの起動時間が挙げられ、
この時間が短いほどユーザは速やかに作業に入ることが
できる。この計算機システムの起動時に行われる処理の
中にファイルシステムの異常を検出し、異常が存在する
場合は修復を行うファイルシステム修復処理があり、こ
の処理に要する時間が計算機システム起動時間中に占め
る割合は大きい。そのため、多くの計算機システムで起
動時間を短縮するためファイルシステム修復作業に要す
る時間を短縮することを目的としたファイルシステム管
理装置が装備されている。
【0003】従来例として多くの計算機システムのオペ
レーティングシステムとして用いられているUNIX
(SVR4)のファイルシステム管理装置について説明
する。
レーティングシステムとして用いられているUNIX
(SVR4)のファイルシステム管理装置について説明
する。
【0004】図3は従来のファイルシステム管理装置の
構成図である。図中、301は切り離し処理部で、計算
機システムに接続されているファイルシステムの切り離
し処理を行う部分である。302は切り離し状態判定部
で、切り離し処理部301における切り離し処理が正常
に行われたか否かを各ファイルシステムごとに判定する
部分である。303は切り離し状態記憶部で、切り離し
状態判定部302によって判定された各ファイルシステ
ムごとの結果を記憶する部分である。304は終了処理
制御部で、計算機システムを終了する時に、切り離し処
理部301を起動した後に切り離し状態判定部302を
起動し、各ファイルシステムの切り離し状態を切り離し
状態記憶部303に記憶させる部分である。305はフ
ァイルシステム修復処理部で、切り離し状態記憶部中3
03のデータを参照して、そのデータが正常な切り離し
状態を示していないファイルシステムの修復を行う部分
である。306は起動処理制御部で、計算機システムを
起動する時に、ファイルシステム修復処理部305を起
動する部分である。307はファイルシステム情報管理
部で、ファイルシステムの管理情報を保持する部分であ
る。308はファイルシステム構成部で計算機システム
に接続されたn個のファイルシステムを持っている部分
である。実際にはこれ以外にもプロセスを終了させる機
能やファイルシステムを計算機システムに接続する機能
などを実現するために種々の構成要素を必要とするが、
本発明の主眼でないので省略する。
構成図である。図中、301は切り離し処理部で、計算
機システムに接続されているファイルシステムの切り離
し処理を行う部分である。302は切り離し状態判定部
で、切り離し処理部301における切り離し処理が正常
に行われたか否かを各ファイルシステムごとに判定する
部分である。303は切り離し状態記憶部で、切り離し
状態判定部302によって判定された各ファイルシステ
ムごとの結果を記憶する部分である。304は終了処理
制御部で、計算機システムを終了する時に、切り離し処
理部301を起動した後に切り離し状態判定部302を
起動し、各ファイルシステムの切り離し状態を切り離し
状態記憶部303に記憶させる部分である。305はフ
ァイルシステム修復処理部で、切り離し状態記憶部中3
03のデータを参照して、そのデータが正常な切り離し
状態を示していないファイルシステムの修復を行う部分
である。306は起動処理制御部で、計算機システムを
起動する時に、ファイルシステム修復処理部305を起
動する部分である。307はファイルシステム情報管理
部で、ファイルシステムの管理情報を保持する部分であ
る。308はファイルシステム構成部で計算機システム
に接続されたn個のファイルシステムを持っている部分
である。実際にはこれ以外にもプロセスを終了させる機
能やファイルシステムを計算機システムに接続する機能
などを実現するために種々の構成要素を必要とするが、
本発明の主眼でないので省略する。
【0005】前述のように構成された従来のファイルシ
ステム管理装置の動作の中で計算機システム終了時の動
作の部分を以下に説明する。 (1)計算機システムは、システムを終了する時、終了
処理制御部304を起動し終了作業に入る。 (2)終了処理制御部304は、切り離し処理部301
を起動し、切り離し処理部301は計算機システムに接
続されているファイルシステム構成部308に含まれる
各ファイルシステムの計算機システムからの切り離し処
理を行う。 (3)終了処理制御部304は、切り離し状態判定部3
02を起動し、切り離し状態判定部302はファイルシ
ステム構成部308に含まれる各ファイルシステムごと
に切り離し処理部301による切り離し処理が正常に行
われたか否かを判定する。 (4)終了処理制御部304は、切り離し状態判定部3
02での判定結果を切り離し状態記憶部303にファイ
ルシステム構成部308に含まれる各ファイルシステム
ごとの結果として記憶する。 (5)計算機システムは終了される。
ステム管理装置の動作の中で計算機システム終了時の動
作の部分を以下に説明する。 (1)計算機システムは、システムを終了する時、終了
処理制御部304を起動し終了作業に入る。 (2)終了処理制御部304は、切り離し処理部301
を起動し、切り離し処理部301は計算機システムに接
続されているファイルシステム構成部308に含まれる
各ファイルシステムの計算機システムからの切り離し処
理を行う。 (3)終了処理制御部304は、切り離し状態判定部3
02を起動し、切り離し状態判定部302はファイルシ
ステム構成部308に含まれる各ファイルシステムごと
に切り離し処理部301による切り離し処理が正常に行
われたか否かを判定する。 (4)終了処理制御部304は、切り離し状態判定部3
02での判定結果を切り離し状態記憶部303にファイ
ルシステム構成部308に含まれる各ファイルシステム
ごとの結果として記憶する。 (5)計算機システムは終了される。
【0006】前述のように構成された従来のファイルシ
ステム管理装置の動作の中で計算機システム起動時の動
作の部分を説明する。 (6)計算機システムの起動時に、計算機システムは起
動処理制御部306を起動し起動作業に入る。 (7)起動処理制御部306は、ファイルシステム修復
処理部305を起動しファイルシステム修復処理部30
5は切り離し状態記憶部303のデータを参照し、その
データが正常な切り離し状態を示していないファイルシ
ステムに対して修復作業を行う。
ステム管理装置の動作の中で計算機システム起動時の動
作の部分を説明する。 (6)計算機システムの起動時に、計算機システムは起
動処理制御部306を起動し起動作業に入る。 (7)起動処理制御部306は、ファイルシステム修復
処理部305を起動しファイルシステム修復処理部30
5は切り離し状態記憶部303のデータを参照し、その
データが正常な切り離し状態を示していないファイルシ
ステムに対して修復作業を行う。
【0007】以上の様にファイルシステム管理装置が動
作した後計算機システムは起動される。
作した後計算機システムは起動される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、計算機システム終了時に異常が存在した
ファイルシステムのみの修復を行うので、すべてのファ
イルシステムを無条件で修復する起動装置と比べると高
速であるが、計算機システム起動時に計算機システム起
動後異常は存在するが実際にはアクセスされないファイ
ルシステムについても修復を行ってしまうため、結果的
に不必要な作業に多くの時間をとられ計算機システムの
起動に多くの時間を要するという課題があった。
うな構成では、計算機システム終了時に異常が存在した
ファイルシステムのみの修復を行うので、すべてのファ
イルシステムを無条件で修復する起動装置と比べると高
速であるが、計算機システム起動時に計算機システム起
動後異常は存在するが実際にはアクセスされないファイ
ルシステムについても修復を行ってしまうため、結果的
に不必要な作業に多くの時間をとられ計算機システムの
起動に多くの時間を要するという課題があった。
【0009】本発明は、従来のファイルシステム管理装
置が有していた上記の課題を解消し、高速な計算機シス
テムの起動を可能とするファイルシステム管理装置を提
供することを目的とする。
置が有していた上記の課題を解消し、高速な計算機シス
テムの起動を可能とするファイルシステム管理装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のファイルシステム管理装置は、計算機システ
ムに接続されているファイルシステムの切り離し処理を
行う切り離し処理部と、切り離し処理が正常に行われた
か否かを各ファイルシステムごとに判定する切り離し状
態判定部と、各ファイルシステムごとの判定結果を記憶
する切り離し状態記憶部と、切り離し処理部と切り離し
状態判定部と切り離し状態記憶部を制御する終了処理制
御部と、指定されたファイルシステムの修復処理を行う
ファイルシステム修復処理部と、ファイルの参照処理を
行うファイルアクセス処理部と、切り離し状態記憶部と
ファイルシステム修復処理部とファイルアクセス処理部
を制御するファイルアクセス制御部とを備えたことを特
徴とするファイルシステム管理装置を構成する。
に本発明のファイルシステム管理装置は、計算機システ
ムに接続されているファイルシステムの切り離し処理を
行う切り離し処理部と、切り離し処理が正常に行われた
か否かを各ファイルシステムごとに判定する切り離し状
態判定部と、各ファイルシステムごとの判定結果を記憶
する切り離し状態記憶部と、切り離し処理部と切り離し
状態判定部と切り離し状態記憶部を制御する終了処理制
御部と、指定されたファイルシステムの修復処理を行う
ファイルシステム修復処理部と、ファイルの参照処理を
行うファイルアクセス処理部と、切り離し状態記憶部と
ファイルシステム修復処理部とファイルアクセス処理部
を制御するファイルアクセス制御部とを備えたことを特
徴とするファイルシステム管理装置を構成する。
【0011】
【作用】上記構成の本発明のファイルシステム管理装置
は、終了処理制御部が切り離し処理部を起動し、切り離
し処理部が計算機システムに接続されているファイルシ
ステム構成部に含まれる各ファイルシステムを切り離す
と、終了処理制御部が切り離し状態判定部を起動し、切
り離し状態判定部がファイルシステム構成部に含まれる
各ファイルシステムごとの切り離し状態を判定し、終了
処理制御部が切り離し状態記憶部に、切り離し状態判定
部で判定された結果を記憶して計算機システムを終了
し、計算機システム起動時にファイルシステムの修復を
行わないものである。また計算機システムが起動した後
ファイルにアクセスがあるとファイルアクセス制御部が
切り離し状態記憶部中のデータを参照し、ファイルが含
まれるファイルシステムに対応するデータが正常な切り
離し状態を示している時はファイルアクセス処理部を起
動し、データが異常な切り離し状態を示している時はフ
ァイルアクセス修復処理部を起動し、ファイルアクセス
修復処理部は、ファイルが含まれるファイルシステムの
修復を行い、その後ファイルアクセス処理部を起動し
て、ファイルアクセス処理部はファイルへのアクセス処
理を行うことで、計算機システム起動時にファイルシス
テムの修復を一切行わないことによる計算機システムの
高速起動を可能とするものである。
は、終了処理制御部が切り離し処理部を起動し、切り離
し処理部が計算機システムに接続されているファイルシ
ステム構成部に含まれる各ファイルシステムを切り離す
と、終了処理制御部が切り離し状態判定部を起動し、切
り離し状態判定部がファイルシステム構成部に含まれる
各ファイルシステムごとの切り離し状態を判定し、終了
処理制御部が切り離し状態記憶部に、切り離し状態判定
部で判定された結果を記憶して計算機システムを終了
し、計算機システム起動時にファイルシステムの修復を
行わないものである。また計算機システムが起動した後
ファイルにアクセスがあるとファイルアクセス制御部が
切り離し状態記憶部中のデータを参照し、ファイルが含
まれるファイルシステムに対応するデータが正常な切り
離し状態を示している時はファイルアクセス処理部を起
動し、データが異常な切り離し状態を示している時はフ
ァイルアクセス修復処理部を起動し、ファイルアクセス
修復処理部は、ファイルが含まれるファイルシステムの
修復を行い、その後ファイルアクセス処理部を起動し
て、ファイルアクセス処理部はファイルへのアクセス処
理を行うことで、計算機システム起動時にファイルシス
テムの修復を一切行わないことによる計算機システムの
高速起動を可能とするものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明のファイルシステム管理装置の
一実施例を図面を用いて説明する。図1は本発明の一実
施例におけるファイルシステム管理装置の構成を示すブ
ロック図である。図中、101は切り離し処理部で、計
算機システムに接続されている各ファイルシステムの計
算機システムからの切り離し処理を行う部分である。1
02は切り離し状態判定部で、切り離し処理部101に
おける切り離し処理が正常に行われたか否かを各ファイ
ルシステムごとに判定する部分である。103は切り離
し状態記憶部で、切り離し状態判定部102によって判
定された各ファイルシステムごとの結果を記憶する部分
である。104は終了処理制御部で、計算機システムを
終了する時に、切り離し処理部101を起動した後に切
り離し状態判定部102を起動し、各ファイルシステム
の切り離し状態を切り離し状態記憶部103に記憶させ
る部分である。105はファイルシステム修復処理部
で、指定されたファイルシステムの修復処理を行う部分
である。106はファイルアクセス処理部で、ファイル
へのアクセスの処理を行う部分である。107はファイ
ルアクセス制御部で、ファイルをアクセスする時に、切
り離し状態記憶部103中のデータを参照し、そのデー
タが正常な切り離し状態を示している場合、ファイルア
クセス処理部106を起動し、データが異常な切り離し
状態を示している場合、ファイルシステム修復処理部1
05を起動した後、ファイルアクセス処理部106を起
動する部分である。実際にはこれ以外にもプロセスを終
了させる機能などを実現するための種々の構成要素を必
要とするが、本発明の主眼ではないので省略する。
一実施例を図面を用いて説明する。図1は本発明の一実
施例におけるファイルシステム管理装置の構成を示すブ
ロック図である。図中、101は切り離し処理部で、計
算機システムに接続されている各ファイルシステムの計
算機システムからの切り離し処理を行う部分である。1
02は切り離し状態判定部で、切り離し処理部101に
おける切り離し処理が正常に行われたか否かを各ファイ
ルシステムごとに判定する部分である。103は切り離
し状態記憶部で、切り離し状態判定部102によって判
定された各ファイルシステムごとの結果を記憶する部分
である。104は終了処理制御部で、計算機システムを
終了する時に、切り離し処理部101を起動した後に切
り離し状態判定部102を起動し、各ファイルシステム
の切り離し状態を切り離し状態記憶部103に記憶させ
る部分である。105はファイルシステム修復処理部
で、指定されたファイルシステムの修復処理を行う部分
である。106はファイルアクセス処理部で、ファイル
へのアクセスの処理を行う部分である。107はファイ
ルアクセス制御部で、ファイルをアクセスする時に、切
り離し状態記憶部103中のデータを参照し、そのデー
タが正常な切り離し状態を示している場合、ファイルア
クセス処理部106を起動し、データが異常な切り離し
状態を示している場合、ファイルシステム修復処理部1
05を起動した後、ファイルアクセス処理部106を起
動する部分である。実際にはこれ以外にもプロセスを終
了させる機能などを実現するための種々の構成要素を必
要とするが、本発明の主眼ではないので省略する。
【0013】上述のように構成された本実施例のファイ
ルシステム管理装置の動作の中で、計算機システム作業
終了時に動作する部分を説明する。 (1)計算機システムは、システムを終了する時、終了
処理制御部104を起動し終了作業に入る。 (2)終了処理制御部104は、切り離し処理部101
を起動し、切り離し処理部101は計算機システムに接
続されているファイルシステム構成部109に含まれる
各ファイルシステムの切り離し処理を行う。 (3)終了処理制御部104は、切り離し状態判定部1
02を起動し、切り離し状態判定部102はファイルシ
ステム構成部109に含まれるファイルシステムごとに
切り離し処理部101による切り離し処理が正常に行わ
れたか否かを判定する。 (4)終了処理制御部104は、切り離し状態判定部1
02での判定結果を切り離し状態記憶部103にファイ
ルシステム構成部109に含まれるファイルシステムご
との結果として記憶する。
ルシステム管理装置の動作の中で、計算機システム作業
終了時に動作する部分を説明する。 (1)計算機システムは、システムを終了する時、終了
処理制御部104を起動し終了作業に入る。 (2)終了処理制御部104は、切り離し処理部101
を起動し、切り離し処理部101は計算機システムに接
続されているファイルシステム構成部109に含まれる
各ファイルシステムの切り離し処理を行う。 (3)終了処理制御部104は、切り離し状態判定部1
02を起動し、切り離し状態判定部102はファイルシ
ステム構成部109に含まれるファイルシステムごとに
切り離し処理部101による切り離し処理が正常に行わ
れたか否かを判定する。 (4)終了処理制御部104は、切り離し状態判定部1
02での判定結果を切り離し状態記憶部103にファイ
ルシステム構成部109に含まれるファイルシステムご
との結果として記憶する。
【0014】上述のように構成された本実施例のファイ
ルシステム管理装置の動作の中で、計算機システム起動
後にファイルアクセスがあった時に動作する部分を説明
する。図2は切り離し状態記憶部103の模式図であ
る。ここではファイルシステム“A”に含まれるファイ
ル“aaa”をアクセスする場合について述べる。 (5)計算機システム起動後に、ファイル“aaa”を
アクセスすると計算機システムはファイルアクセス制御
部107を起動する。 (6)ファイルアクセス制御部107は、切り離し状態
記憶部103中のデータを参照して、今回アクセスしよ
うとしているファイル“aaa”が含まれるファイルシ
ステム“A”の切り離し状態データが図2(a)のよう
に異常な切り離し状態“1”を示している場合はファイ
ルシステム修復処理部105を起動する。また切り離し
状態データが図2(b)のように正常な切り離し状態
“0”を示している場合は(9)で述べる動作に移る。 (7)ファイルシステム修復処理部105は、今回アク
セスしようとしているファイル“aaa”が含まれるフ
ァイルシステム“A”の修復を行う。 (8)ファイルアクセス制御部107は、切り離し状態
記憶部103中のファイルシステム“A”に関するデー
タを正常な切り離し状態“0”にする。 (9)ファイルアクセス制御部107は、ファイルアク
セス処理部106を起動する。 (10)ファイルアクセス処理部106はファイルシス
テム“A”中のファイル“aaa”をアクセスする。
ルシステム管理装置の動作の中で、計算機システム起動
後にファイルアクセスがあった時に動作する部分を説明
する。図2は切り離し状態記憶部103の模式図であ
る。ここではファイルシステム“A”に含まれるファイ
ル“aaa”をアクセスする場合について述べる。 (5)計算機システム起動後に、ファイル“aaa”を
アクセスすると計算機システムはファイルアクセス制御
部107を起動する。 (6)ファイルアクセス制御部107は、切り離し状態
記憶部103中のデータを参照して、今回アクセスしよ
うとしているファイル“aaa”が含まれるファイルシ
ステム“A”の切り離し状態データが図2(a)のよう
に異常な切り離し状態“1”を示している場合はファイ
ルシステム修復処理部105を起動する。また切り離し
状態データが図2(b)のように正常な切り離し状態
“0”を示している場合は(9)で述べる動作に移る。 (7)ファイルシステム修復処理部105は、今回アク
セスしようとしているファイル“aaa”が含まれるフ
ァイルシステム“A”の修復を行う。 (8)ファイルアクセス制御部107は、切り離し状態
記憶部103中のファイルシステム“A”に関するデー
タを正常な切り離し状態“0”にする。 (9)ファイルアクセス制御部107は、ファイルアク
セス処理部106を起動する。 (10)ファイルアクセス処理部106はファイルシス
テム“A”中のファイル“aaa”をアクセスする。
【0015】以上の様にファイルシステム管理装置が動
作しファイルへのアクセスが行われる。上述の様に本実
施例のファイルシステム管理装置においては、ファイル
システムの修復を計算機システム起動時に行うのではな
く、ファイルシステムに始めてアクセスする時に必要が
ある場合に限って行う。従って計算機システムの起動に
要する時間のうちファイルシステムの修復に要する時間
に相当する部分を短縮することが可能となり、計算機シ
ステムの高速起動を行うことができるようになる。
作しファイルへのアクセスが行われる。上述の様に本実
施例のファイルシステム管理装置においては、ファイル
システムの修復を計算機システム起動時に行うのではな
く、ファイルシステムに始めてアクセスする時に必要が
ある場合に限って行う。従って計算機システムの起動に
要する時間のうちファイルシステムの修復に要する時間
に相当する部分を短縮することが可能となり、計算機シ
ステムの高速起動を行うことができるようになる。
【0016】
【発明の効果】本発明のファイルシステム管理装置にお
いては、ファイルシステムの修復をシステム起動時に一
切行わないので計算機システム起動時間を短縮すること
が可能となるとともに、ファイルにアクセスが発生した
時点で始めて修復の必要性を判断し、必要な時だけファ
イルシステムの修復を行うことによって、ファイルシス
テムの修復処理が必要最小限に抑えることができるので
その実用的効果は大きい。
いては、ファイルシステムの修復をシステム起動時に一
切行わないので計算機システム起動時間を短縮すること
が可能となるとともに、ファイルにアクセスが発生した
時点で始めて修復の必要性を判断し、必要な時だけファ
イルシステムの修復を行うことによって、ファイルシス
テムの修復処理が必要最小限に抑えることができるので
その実用的効果は大きい。
【図1】本発明の一実施例のファイルシステム管理装置
の構成を示すブロック図
の構成を示すブロック図
【図2】(a)〜(b)は同実施例のファイルシステム
管理装置における切り離し状態記憶部の模式図
管理装置における切り離し状態記憶部の模式図
【図3】従来のファイルシステム管理装置の構成を示す
ブロック図
ブロック図
101 切り離し処理部 102 切り離し状態判定部 103 切り離し状態記憶部 104 終了処理制御部 105 ファイルシステム修復処理部 106 ファイルアクセス処理部 107 ファイルアクセス制御部 108 ファイルシステム情報記憶部 109 ファイルシステム構成部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】計算機システムに接続されているファイル
システムの切り離し処理を行う切り離し処理部と、前記
切り離し処理部による切り離し処理が正常に行われたか
否かを各ファイルシステムごとに判定する切り離し状態
判定部と、各ファイルシステムごとの判定結果を記憶す
る切り離し状態記憶部と、前記切り離し処理部と前記切
り離し状態判定部と前記切り離し状態記憶部を制御する
終了処理制御部と、指定されたファイルシステムの修復
処理を行うファイルシステム修復処理部と、ファイルの
参照処理を行うファイルアクセス処理部と、前記切り離
し状態記憶部と前記ファイルシステム修復処理部と前記
ファイルアクセス処理部を制御するファイルアクセス制
御部とを備え、前記切り離し状態判定部の判定結果は前
記切り離し状態記憶部に記憶され、前記終了処理制御部
は計算機システムを終了するとき、前記切り離し処理部
を起動した後で前記切り離し状態判定部を起動し前記各
ファイルシステムの切り離し状態を前記切り離し状態記
憶部に記憶させるよう制御し、前記ファイルアクセス制
御部はファイルを参照するとき、前記切り離し状態記憶
部中の参照するファイルが含まれているファイルシステ
ムに対応するデータを参照し前記データが正常を示して
いる場合前記ファイルアクセス処理部を起動し、前記デ
ータが異常を示している場合前記ファイルシステム修復
処理部を起動した後で前記データを正常を示すように書
き換え前記ファイルアクセス処理部を起動するよう制御
してなるファイルシステム管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3154431A JPH052519A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | フアイルシステム管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3154431A JPH052519A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | フアイルシステム管理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052519A true JPH052519A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=15584036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3154431A Pending JPH052519A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | フアイルシステム管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052519A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009086757A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-23 | Toshiba Corp | 情報処理装置およびファイルシステム |
JP2009093236A (ja) * | 2007-10-04 | 2009-04-30 | Nec Infrontia Corp | 情報処理装置、ファイルシステム監視方法、ファイルシステム監視プログラムおよびプログラム記録媒体 |
US7555602B2 (en) | 2005-08-19 | 2009-06-30 | Seiko Epson Corporation | Data processing apparatus and method for restoring a file system |
JP2010009630A (ja) * | 2005-08-19 | 2010-01-14 | Seiko Epson Corp | データ処理装置、データ処理方法、制御プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP3154431A patent/JPH052519A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7555602B2 (en) | 2005-08-19 | 2009-06-30 | Seiko Epson Corporation | Data processing apparatus and method for restoring a file system |
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