JPH05251270A - 可変チップ型コンデンサ - Google Patents
可変チップ型コンデンサInfo
- Publication number
- JPH05251270A JPH05251270A JP8343492A JP8343492A JPH05251270A JP H05251270 A JPH05251270 A JP H05251270A JP 8343492 A JP8343492 A JP 8343492A JP 8343492 A JP8343492 A JP 8343492A JP H05251270 A JPH05251270 A JP H05251270A
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- JP
- Japan
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- electrode
- piezoelectric plate
- chip type
- piezoelectric
- type capacitor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複雑な構造を必要とせず、小型化が可能で、
かつ、電気的に速やかに静電容量を変化させることが可
能な可変チップ型コンデンサを提供する。 【構成】 両端が固定された圧電体板2と、前記圧電体
板2の両主面に配設された電極5,6と、前記圧電体板
2の両主面側に形成された空洞層3,4と、前記圧電体
板2の一方の主面側に配設され、前記電極6と対向して
その間に静電容量を形成する容量電極7とを具備すると
ともに、前記圧電体板2の両主面に配設された電極5,
6に電圧を印加して前記圧電体板2を所定の方向に反ら
せ、前記容量電極7と前記圧電体板2に配設された電極
6との距離を変化させることにより、前記容量電極7と
前記圧電体板2に配設された電極6との間に形成される
静電容量を変化させる。
かつ、電気的に速やかに静電容量を変化させることが可
能な可変チップ型コンデンサを提供する。 【構成】 両端が固定された圧電体板2と、前記圧電体
板2の両主面に配設された電極5,6と、前記圧電体板
2の両主面側に形成された空洞層3,4と、前記圧電体
板2の一方の主面側に配設され、前記電極6と対向して
その間に静電容量を形成する容量電極7とを具備すると
ともに、前記圧電体板2の両主面に配設された電極5,
6に電圧を印加して前記圧電体板2を所定の方向に反ら
せ、前記容量電極7と前記圧電体板2に配設された電極
6との距離を変化させることにより、前記容量電極7と
前記圧電体板2に配設された電極6との間に形成される
静電容量を変化させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種の電子回路に用
いられるチップ型コンデンサに関し、詳しくは、電気的
にその静電容量を変化させることが可能な可変チップ型
コンデンサに関する。
いられるチップ型コンデンサに関し、詳しくは、電気的
にその静電容量を変化させることが可能な可変チップ型
コンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の可変コンデンサとしては、例え
ば、ねじ機構などによって、機械的に電極間の距離ある
いは誘電体の位置を変えることにより静電容量を変化さ
せるようにした可変コンデンサがある。
ば、ねじ機構などによって、機械的に電極間の距離ある
いは誘電体の位置を変えることにより静電容量を変化さ
せるようにした可変コンデンサがある。
【0003】また、他の可変コンデンサとしては、実開
昭62−45824号公報に開示されているように、コ
ンデンサの容量電極板に接続した支持材を圧電素子によ
り駆動し、容量電極板間の距離を変えて静電容量を変化
させるようにした可変コンデンサがある。
昭62−45824号公報に開示されているように、コ
ンデンサの容量電極板に接続した支持材を圧電素子によ
り駆動し、容量電極板間の距離を変えて静電容量を変化
させるようにした可変コンデンサがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、機械的に電極
間の距離あるいは誘電体の位置を変えて静電容量を変化
させるようにした可変コンデンサでは、容量の制御が手
動で行われるため、速やかにチューニングすることが困
難であるという問題点がある。
間の距離あるいは誘電体の位置を変えて静電容量を変化
させるようにした可変コンデンサでは、容量の制御が手
動で行われるため、速やかにチューニングすることが困
難であるという問題点がある。
【0005】また、この方式の可変コンデンサにおい
て、速やかなチューニングを可能にするために電気的に
静電容量を変化させようとすると、モータなどの駆動手
段を組み込むことが必要となり、機構が複雑になるとと
もに装置が大型化するという問題点がある。
て、速やかなチューニングを可能にするために電気的に
静電容量を変化させようとすると、モータなどの駆動手
段を組み込むことが必要となり、機構が複雑になるとと
もに装置が大型化するという問題点がある。
【0006】さらに、容量電極板に接続した支持部材を
圧電素子で駆動して静電容量を変化させるようにした可
変コンデンサにおいては、電気的にチューニングを行う
ことが可能であるが、支持材と圧電素子を連結する機構
などが複雑になり、装置が大型化するという問題点があ
る。
圧電素子で駆動して静電容量を変化させるようにした可
変コンデンサにおいては、電気的にチューニングを行う
ことが可能であるが、支持材と圧電素子を連結する機構
などが複雑になり、装置が大型化するという問題点があ
る。
【0007】この発明は、上記問題点を解決するもので
あり、複雑な構造を必要とせず、小型で、電気的に速や
かに静電容量を変化させることが可能な可変チップ型コ
ンデンサを提供することを目的とする。
あり、複雑な構造を必要とせず、小型で、電気的に速や
かに静電容量を変化させることが可能な可変チップ型コ
ンデンサを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の可変チップ型コンデンサは、両端が固定
された圧電体板と、前記圧電体板の両主面に配設された
電極と、前記圧電体板の両主面側に形成された空洞層
と、前記圧電体板の一方の主面側に配設され、前記電極
と対向してその間に静電容量を形成する容量電極とを具
備するとともに、前記圧電体板の両主面に配設された電
極に電圧を印加して前記圧電体板を所定の方向に反ら
せ、前記容量電極と前記圧電体板に配設された電極との
距離を変化させることにより、前記容量電極と前記圧電
体板に配設された電極との間に形成される静電容量を変
化させるようにしたことを特徴とする。
に、この発明の可変チップ型コンデンサは、両端が固定
された圧電体板と、前記圧電体板の両主面に配設された
電極と、前記圧電体板の両主面側に形成された空洞層
と、前記圧電体板の一方の主面側に配設され、前記電極
と対向してその間に静電容量を形成する容量電極とを具
備するとともに、前記圧電体板の両主面に配設された電
極に電圧を印加して前記圧電体板を所定の方向に反ら
せ、前記容量電極と前記圧電体板に配設された電極との
距離を変化させることにより、前記容量電極と前記圧電
体板に配設された電極との間に形成される静電容量を変
化させるようにしたことを特徴とする。
【0009】
【作用】圧電体板に配設された電極に電圧を印加するこ
とにより、圧電体板が伸長する。この圧電体板は、両端
が固定されており、かつ圧電体板の両主面側には空洞層
が形成されているため、圧電体板は反り(変形)を生じ
る。そして、この反りの大きさに対応して容量電極と圧
電体板に配設された電極(容量電極を兼ねる)との距離
(電極間距離)が変化し、静電容量が変化する。
とにより、圧電体板が伸長する。この圧電体板は、両端
が固定されており、かつ圧電体板の両主面側には空洞層
が形成されているため、圧電体板は反り(変形)を生じ
る。そして、この反りの大きさに対応して容量電極と圧
電体板に配設された電極(容量電極を兼ねる)との距離
(電極間距離)が変化し、静電容量が変化する。
【0010】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、圧電体
板に配設された電極に電圧を印加することにより、容易
に容量電極と圧電体板に配設された電極との距離を変え
ることが可能になり、速やかに静電容量を変化させるこ
とが可能になる。
板に配設された電極に電圧を印加することにより、容易
に容量電極と圧電体板に配設された電極との距離を変え
ることが可能になり、速やかに静電容量を変化させるこ
とが可能になる。
【0011】また、圧電体板に配設された電極に印加す
る電圧を制御することにより、容量電極と圧電体板に配
設された電極との距離を容易に制御することが可能にな
り、確実に所望の静電容量を得ることができる。
る電圧を制御することにより、容量電極と圧電体板に配
設された電極との距離を容易に制御することが可能にな
り、確実に所望の静電容量を得ることができる。
【0012】さらに、構造が簡単で、かつ、モータなど
の駆動手段を必要としないことから経済性に優れている
とともに、小型化を図ることが可能になり、プリント基
板などに高密度に表面実装することが可能な可変チップ
型コンデンサを得ることができる。
の駆動手段を必要としないことから経済性に優れている
とともに、小型化を図ることが可能になり、プリント基
板などに高密度に表面実装することが可能な可変チップ
型コンデンサを得ることができる。
【0013】したがって、この発明の可変チップ型コン
デンサは、LC共振回路の電気的チューニングなどの用
途に広く用いることができる。
デンサは、LC共振回路の電気的チューニングなどの用
途に広く用いることができる。
【0014】
【実施例】以下に、この発明の実施例を示して、その特
徴をさらに詳しく説明する。図1及び図2は、この発明
の一実施例にかかる可変チップ型コンデンサの素子本体
を示す斜視図及び断面図であり、さらに、図3は、素子
本体に外部電極を形成してなる可変チップ型コンデンサ
の外観構造を示す図である。
徴をさらに詳しく説明する。図1及び図2は、この発明
の一実施例にかかる可変チップ型コンデンサの素子本体
を示す斜視図及び断面図であり、さらに、図3は、素子
本体に外部電極を形成してなる可変チップ型コンデンサ
の外観構造を示す図である。
【0015】この実施例の可変チップ型コンデンサにお
いて、素子本体1は、一体焼成したセラミックスからな
り、この素子本体1を形成する上側素子本体1aと下側
素子本体1bの間には、圧電体板2が配設されている。
この圧電体板2の上下の両主面には、電極5、6が配設
されている。さらに、圧電体板2の上下両主面側には、
空洞層3、4が形成されている。なお、圧電体板2は、
チタン酸ジルコニウム酸鉛を主成分とする圧電体セラミ
ックスから形成されており、空洞層4から空洞層3の方
向(図2の矢印Aで示す方向)に向かって分極処理され
ている。
いて、素子本体1は、一体焼成したセラミックスからな
り、この素子本体1を形成する上側素子本体1aと下側
素子本体1bの間には、圧電体板2が配設されている。
この圧電体板2の上下の両主面には、電極5、6が配設
されている。さらに、圧電体板2の上下両主面側には、
空洞層3、4が形成されている。なお、圧電体板2は、
チタン酸ジルコニウム酸鉛を主成分とする圧電体セラミ
ックスから形成されており、空洞層4から空洞層3の方
向(図2の矢印Aで示す方向)に向かって分極処理され
ている。
【0016】また、下側素子本体1bの内部には、空洞
層4を介して圧電体板2に形成された電極6と対向する
ように、容量電極7が形成されている。
層4を介して圧電体板2に形成された電極6と対向する
ように、容量電極7が形成されている。
【0017】そして、このように形成された素子本体1
の両端側(側面)には、電極5、6及び容量電極7とそ
れぞれ導通する外部電極8、9、及び10が形成されて
いる(図3)。
の両端側(側面)には、電極5、6及び容量電極7とそ
れぞれ導通する外部電極8、9、及び10が形成されて
いる(図3)。
【0018】上記実施例の可変チップ型コンデンサを製
造するにあたって、素子本体1は、誘電体セラミックス
粉末を有機バインダとともに混合して作製したグリーン
シートと、圧電体セラミックス(チタン酸ジルコニウム
酸鉛)粉末を有機バインダとともに混合して作製したグ
リーンシートを積層し、これを一体に焼成することによ
り作製される。なお、圧電体板2を形成する圧電体セラ
ミックスが誘電体として必要な特性(誘電特性)を有し
ている場合には、圧電体板2用のグリーンシートと同一
のグリーンシートを素子本体1を形成するグリーンシー
トとして用いることも可能である。
造するにあたって、素子本体1は、誘電体セラミックス
粉末を有機バインダとともに混合して作製したグリーン
シートと、圧電体セラミックス(チタン酸ジルコニウム
酸鉛)粉末を有機バインダとともに混合して作製したグ
リーンシートを積層し、これを一体に焼成することによ
り作製される。なお、圧電体板2を形成する圧電体セラ
ミックスが誘電体として必要な特性(誘電特性)を有し
ている場合には、圧電体板2用のグリーンシートと同一
のグリーンシートを素子本体1を形成するグリーンシー
トとして用いることも可能である。
【0019】なお、圧電体板2上の電極5、6及び下側
素子本体1bの内部に配設された容量電極7は、例えば
銀ペーストなどを用い、これを塗布、焼付けすることに
より形成することができる。
素子本体1bの内部に配設された容量電極7は、例えば
銀ペーストなどを用い、これを塗布、焼付けすることに
より形成することができる。
【0020】また、空洞層3、4は、素子本体1を形成
するグリーンシートと、圧電体板2を形成するグリーン
シートの間に可燃性材料からなるシートを挟み、圧着後
に焼成することにより形成することができる。なお、可
燃性材料としては、グリーンシートの焼成工程で完全に
燃焼、焼失するものが好ましく、例えば、カーボンを主
体とするカーボンペーストなどを用いることができる。
するグリーンシートと、圧電体板2を形成するグリーン
シートの間に可燃性材料からなるシートを挟み、圧着後
に焼成することにより形成することができる。なお、可
燃性材料としては、グリーンシートの焼成工程で完全に
燃焼、焼失するものが好ましく、例えば、カーボンを主
体とするカーボンペーストなどを用いることができる。
【0021】また、外部電極8、9、10は、銀ペース
トなどを素子本体1の側面に塗布した後これを焼成して
形成することが可能であり、また、金属キャップを被せ
ることにより形成することも可能である。
トなどを素子本体1の側面に塗布した後これを焼成して
形成することが可能であり、また、金属キャップを被せ
ることにより形成することも可能である。
【0022】上記のようにして得られた可変チップ型コ
ンデンサにおいては、圧電体板2の上下両面に形成され
た電極5、6に電圧を印加することにより、圧電体板2
が、印加電圧の大きさに応じて伸長しようとする。とこ
ろが、圧電体板2は、その両端側が素子本体1に固定さ
れているため、上下いずれかの方向(すなわち凸状ある
いは凹状)に反ることになる。このとき、例えば、圧電
体板2の下側主面に形成された電極(下面電極)6を上
側主面に形成された電極(上面電極)5より厚く形成
し、上面電極5に負の電圧を印加し、下面電極6に正の
電圧を印加することにより、図4に示すように、圧電体
板2を上方(すなわち凸状)に反らせることができる。
これは、上面電極5より厚みの大きい下面電極6が、圧
電体板2の下面側の伸長を抑制するため、上面側が伸長
して、図4に示すように、圧電体板2が空洞層3の方向
(すなわち上向き)に反るものである。
ンデンサにおいては、圧電体板2の上下両面に形成され
た電極5、6に電圧を印加することにより、圧電体板2
が、印加電圧の大きさに応じて伸長しようとする。とこ
ろが、圧電体板2は、その両端側が素子本体1に固定さ
れているため、上下いずれかの方向(すなわち凸状ある
いは凹状)に反ることになる。このとき、例えば、圧電
体板2の下側主面に形成された電極(下面電極)6を上
側主面に形成された電極(上面電極)5より厚く形成
し、上面電極5に負の電圧を印加し、下面電極6に正の
電圧を印加することにより、図4に示すように、圧電体
板2を上方(すなわち凸状)に反らせることができる。
これは、上面電極5より厚みの大きい下面電極6が、圧
電体板2の下面側の伸長を抑制するため、上面側が伸長
して、図4に示すように、圧電体板2が空洞層3の方向
(すなわち上向き)に反るものである。
【0023】このようにして圧電体板2を上方に反らせ
ることにより、圧電体板2に形成された容量電極を兼ね
る電極6と容量電極7との距離が大きくなって、両者の
間に形成される静電容量が小さくなる。
ることにより、圧電体板2に形成された容量電極を兼ね
る電極6と容量電極7との距離が大きくなって、両者の
間に形成される静電容量が小さくなる。
【0024】また、上面電極5と下面電極6の厚さの関
係を上記と逆の関係にすると、圧電体板2を下向きに反
らせることが可能になり、電極6と容量電極7との距離
を小さくして、両者の間に形成される静電容量を大きく
することができる。
係を上記と逆の関係にすると、圧電体板2を下向きに反
らせることが可能になり、電極6と容量電極7との距離
を小さくして、両者の間に形成される静電容量を大きく
することができる。
【0025】したがって、電極5、6間に印加する電圧
を適宜調整することにより、電極6と容量電極7の間に
形成される静電容量を変化させることが可能になり、所
望の静電容量を得ることができる。
を適宜調整することにより、電極6と容量電極7の間に
形成される静電容量を変化させることが可能になり、所
望の静電容量を得ることができる。
【0026】なお、圧電体板2を所定の方向に反らせる
ための方法(機構)は、上記の方法に限られるものでは
なく、例えば、あらかじめ、いずれか一方に少し反らせ
ておく方法など、他の方法を用いることも可能である。
ための方法(機構)は、上記の方法に限られるものでは
なく、例えば、あらかじめ、いずれか一方に少し反らせ
ておく方法など、他の方法を用いることも可能である。
【0027】また、この実施例の可変チップ型コンデン
サは、外部電極8、9、10が形成されていない方の側
面が封止されていないため、圧電体板2や電極5、6の
大きさを機械的研磨などの方法により適宜調整して、印
加電圧と静電容量変化率の比例関係を容易に調整するこ
とができる。
サは、外部電極8、9、10が形成されていない方の側
面が封止されていないため、圧電体板2や電極5、6の
大きさを機械的研磨などの方法により適宜調整して、印
加電圧と静電容量変化率の比例関係を容易に調整するこ
とができる。
【0028】上述のように、この発明の可変チップ型コ
ンデンサにおいては、圧電体板に配設された電極に印加
する電圧を適宜調整することにより、容量電極と圧電体
板に配設された電極(容量電極を兼ねる)との間隔(距
離)を容易に制御することが可能になり、所望の静電容
量を得ることができる。
ンデンサにおいては、圧電体板に配設された電極に印加
する電圧を適宜調整することにより、容量電極と圧電体
板に配設された電極(容量電極を兼ねる)との間隔(距
離)を容易に制御することが可能になり、所望の静電容
量を得ることができる。
【0029】さらに、この発明の可変チップ型コンデン
サは、構造が簡単で、かつ、モータなどの駆動手段を必
要としないことから経済性に優れているとともに、小型
化が可能で、プリント基板などへの高密度表面実装に対
応することができる。
サは、構造が簡単で、かつ、モータなどの駆動手段を必
要としないことから経済性に優れているとともに、小型
化が可能で、プリント基板などへの高密度表面実装に対
応することができる。
【0030】なお、この発明の可変チップ型コンデンサ
は、上記実施例に限定されるものではなく、この発明の
要旨の範囲内において、種々の応用を加えることが可能
であり、例えば、複数層の容量電極を用いて、容量形成
部を多層化することも可能である。
は、上記実施例に限定されるものではなく、この発明の
要旨の範囲内において、種々の応用を加えることが可能
であり、例えば、複数層の容量電極を用いて、容量形成
部を多層化することも可能である。
【図1】この発明の一実施例にかかる可変チップ型コン
デンサの素子本体を示す斜視図である。
デンサの素子本体を示す斜視図である。
【図2】この発明の一実施例にかかる可変チップ型コン
デンサの素子本体を示す断面図である。
デンサの素子本体を示す断面図である。
【図3】この発明の一実施例にかかる可変チップ型コン
デンサの外観形状を示す斜視図である。
デンサの外観形状を示す斜視図である。
【図4】この発明の一実施例にかかる可変チップ型コン
デンサの圧電体板が反った状態を示す断面図である。
デンサの圧電体板が反った状態を示す断面図である。
1 素子本体 2 圧電体板 3,4 空洞層 5,6 圧電体板に形成された電極 7 容量電極
Claims (1)
- 【請求項1】 両端が固定された圧電体板と、前記圧電
体板の両主面に配設された電極と、前記圧電体板の両主
面側に形成された空洞層と、前記圧電体板の一方の主面
側に配設され、前記電極と対向してその間に静電容量を
形成する容量電極とを具備するとともに、前記圧電体板
の両主面に配設された電極に電圧を印加して前記圧電体
板を所定の方向に反らせ、前記容量電極と前記圧電体板
に配設された電極との距離を変化させることにより、前
記容量電極と前記圧電体板に配設された電極との間に形
成される静電容量を変化させるようにしたことを特徴と
する可変チップ型コンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8343492A JPH05251270A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 可変チップ型コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8343492A JPH05251270A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 可変チップ型コンデンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05251270A true JPH05251270A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=13802334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8343492A Withdrawn JPH05251270A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 可変チップ型コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05251270A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8238074B2 (en) * | 2005-05-02 | 2012-08-07 | Epcos Ag | Capacitive RF-MEMS device with integrated decoupling capacitor |
CN109473283A (zh) * | 2018-12-03 | 2019-03-15 | 伍颖超 | 采用多层陶瓷电容器的外部电极作为定电极的可变电容器 |
-
1992
- 1992-03-04 JP JP8343492A patent/JPH05251270A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8238074B2 (en) * | 2005-05-02 | 2012-08-07 | Epcos Ag | Capacitive RF-MEMS device with integrated decoupling capacitor |
CN109473283A (zh) * | 2018-12-03 | 2019-03-15 | 伍颖超 | 采用多层陶瓷电容器的外部电极作为定电极的可变电容器 |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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