JPH05251032A - イオン注入装置及びガス供給装置 - Google Patents

イオン注入装置及びガス供給装置

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JPH05251032A
JPH05251032A JP4080514A JP8051492A JPH05251032A JP H05251032 A JPH05251032 A JP H05251032A JP 4080514 A JP4080514 A JP 4080514A JP 8051492 A JP8051492 A JP 8051492A JP H05251032 A JPH05251032 A JP H05251032A
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JP
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gas supply
gas
plasma
chamber
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JP4080514A
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English (en)
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Naohito Tanaka
尚人 田中
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Tokyo Electron Ltd
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Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メンテナンス頻度の低いイオン注入装置の提
供を目的とする。 【構成】 イオン源装置2のプラズマ発生室21には接
続部材80を介してプラズマ発生用のガス供給管G1が
接続されている。プラズマ発生室21の頂部28と接続
部材80は平面接触させられると共にその平面接触部分
を鏡面に形成しており、プラズマ発生室21の頂部28
と接続部材との密着性を高めてある。従ってプラズマ発
生室21の頂部28と接続部材80との平面接触部分の
隙間からガスが漏洩するのを抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イオン注入装置及びガ
ス供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造プロセスにおい
て、半導体ウエハに不純物をイオンとして注入するため
には、一般にイオン源から引き出されたイオンを、質量
分析マグネット及び加速管を通した後静電偏光板によ
り、X、Y方向に走査して、所定のパターンで半導体ウ
エハに注入するイオン注入装置が用いられている。この
ようなイオン注入装置のイオン源装置としては、アーク
チャンバ内に、アノード電極と当該チャンバを貫通する
棒状のフィラメントとを設け、アノード電極及びフィラ
メント間に電圧を印加すると共にアークチャンバ内に原
料ガスを導入してプラズマ化し、このプラズマから引き
出し電極によりイオンを引き出すフリーマン型の装置が
一般に知られている。
【0003】ここで本発明者等は、フリーマン型とは方
式の異なる新しいイオン源装置として、フィラメントと
アノード電極との間に電圧を印加して所定のガスから第
1のプラズマを発生させると共に、この第1のプラズマ
中から電子を引き出して所定の原料ガスに照射すること
により第2のプラズマを発生させ、チャンバに設けられ
たスリットから第2のプラズマ中のイオンを引き出す電
子ビーム励起イオン源装置を開発し、検討している。こ
の装置は第1のプラズマの電子を利用して第2のプラズ
マからイオンを引き出しているため、低いイオンエネル
ギーから高いイオン電流密度が得られる点で非常に有利
である。
【0004】ところでイオン注入装置においては、ソー
スチャンバと呼ばれる円筒状の真空容器内にイオン源装
置が配置されており、イオン源装置はソースチャンバの
一端側開口部の蓋体をなすバックプレートに支柱を介し
て固定されている。図7はこのようなイオン源装置の従
来の固定構造を示す図である。この例においてイオン源
装置1は、第1のプラズマを発生するための電子生成室
11と第2のプラズマを発生するためのイオン生成室1
2とからなり、電子生成室11内にはU字状のフィラメ
ント13が設けられると共に、フィラメント13の両端
部にバックプレート14に向かって並行状に延びる導電
棒15、15の一端が接続され、他端がバックプレート
14に固定されている。
【0005】またイオン源装置1の電子生成室11には
例えばアルゴンガスを供給するための放電用のガス供給
管16aの一端が接続され、イオン生成室12には例え
ば取り付け部材を介してネジ止めなどにより原料用ガス
供給管16bが接続されている。これらガス供給管16
a、16bの他端はバックプレート14に固定され、イ
オン源装置1とバックプレート14との間には、支柱1
7、導電性のストラップ18などが接続されおり、イオ
ン源装置は、バックプレート14を介してソースチャン
バに対して装着、取り外しが行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでイオン源装置
においては、プラズマ中のイオンによりイオン出力スリ
ット等がスパッタ、エッチングされて消耗し、またスパ
ッタやエッチングによる飛散物がイオン引き出し電極の
表面に被着、堆積するため、定期的にイオン源装置1を
ソースチャンバ内から取り出して分解し、上述の部品の
交換あるいはクリーニング等のメンテナンスを行う必要
がある。
【0007】従って図7に示す構造体は容易に分解でき
る構造が採用されており、例えば放電用のガス供給管1
6aについては、その先端部に小さなリング状の接続部
材87を取り付け、この接続部材87より突出する管状
部88を電子生成室11のガス導入孔29に圧入するよ
うにしたり、(図8参照)、その先端部を電子生成室1
1のガス導入孔29に圧入するようにして(図9参
照)、イオン源装置1に対して着脱できるように構成さ
れている。
【0008】しかしながらこのような従来例において
は、接続部材87と電子生成室11との圧入嵌合部分、
即ち管状部88とガス導入孔29との接触面において十
分な密着性が得られないため、両接合面間の隙間から放
電用ガスが漏洩してしまう。このように放電用ガスが漏
洩すると、電子生成室11内の圧力が低下するので、フ
ィラメント13の摩耗が激しくなり、このためフィラメ
ント13の寿命が短くなるのでフィラメント13を頻繁
に交換しなければならず、メンテナンス作業の頻度が高
くなる。
【0009】これを改善するため、放電用ガスの流量を
増加させることも考えられるが、この場合には前記した
第1のプラズマと第2のプラズマとが融合してしまい、
チャンバに設けられたスリットから所定のイオンの引き
出しを行うことができない。
【0010】本発明は、このような事情のもとになされ
たものであり、その目的は、メンテナンスの頻度が低い
イオン注入装置を提供することにある。
【0011】また他の目的は、ガス導入室へのガスの供
給を行うにあたり、漏洩を抑えることのできるガス供給
装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、イオ
ン源装置のプラズマ発生室に接続部材を介してプラズマ
発生用のガス供給管を接続してなるイオン注入装置にお
いて、前記プラズマ発生室の外周面と前記接続部材とを
平面接触させると共に、互いの平面接触部分を鏡面に形
成したことを特徴としている。
【0013】請求項2の発明は、接続部材の頂部を平坦
に形成すると共に、プラズマ発生用のガス供給管を接続
部材の頂部よりも外方へ突出しないように当該接続部材
に連結固定したことを特徴としている。請求項3の発明
は、ガス導入室に接続部材を介してガス供給管を接続し
てなるガス供給装置において、前記ガス導入室と前記接
続部材とを平面接触させると共に、互いの接触部分を鏡
面に形成したことを特徴としている。
【0014】
【作用】ガス導入室、例えばイオン源装置のプラズマ発
生室にガス供給管からガスを供給する場合、プラズマ発
生室と接続部材との接触部分の密着性が向上するため、
互いの間からガスが漏出するのを抑制でき、プラズマ発
生室の内圧を所定圧に維持することができる。
【0015】又、イオン源装置は、接続部材の頂部が平
坦でかつその頂部からガス供給管が突出するようなこと
がないため、接続部材の頂部をイオン源装置の支持面と
して機能させ、当該イオン源装置の分解・組立作業を行
うことができる。
【0016】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す図である。同図
において2はイオン源装置であり、後述の支柱などを介
して、保持体に相当する円形状のバックプレート3に固
定されている。このバックプレート3はこの例では図2
に示すように真空容器であるソースチャンバ30の蓋体
をなすものであり、ソースチャンバ30に装着されるこ
とによって、イオン源装置2がソースチャンバ30内に
設置される。
【0017】前記イオン源装置2は、各々導電性高融点
材料例えばモリブテンからなるプラズマ発生室をなす電
子生成室21とイオン生成室22とを備えており、電子
生成室21内には、両端が電子生成室21の背面側に固
定されたU字状の例えばタングステンからなるフィラメ
ント23が設けられている。
【0018】前記フィラメント23の両端には、夫々導
電路部材である導電棒41、42の一端側が接続され、
これら導電棒41(42)は、イオン源装置2からバッ
クプレート3に向けて並行状に延び出すと共に、例えば
イオン源装置2とバックプレート3との中間部よりも若
干バックプレート3側に寄った位置にて、長さ方向に第
1の導電棒41a(42a)と第2の導電棒41b(4
2b)とに分割されており、第2の導電棒41b、42
bの相互離間距離が第1の導電棒41a、42aの相互
離間距離よりも広くなるように設定されている。そして
第1の導電棒41a(42a)と第2の導電棒41b
(42b)は接続体51(52)により接続されてお
り、前記導電棒41b、42bにおける分割側と反対側
の端部はバックプレート3にシール部材31を介してネ
ジ止めされ、図示しない電圧供給線に接続される。
【0019】前記イオン源装置2とバックプレート3と
の間には、バックプレート3側からみて前記導電棒4
1、42よりも図1中イオン源装置2の下方側を略覆う
ように、絶縁性材料よりなる四角形状の中間結合体とし
ての中間プレート6が配置されており、この中間プレー
ト6の中央部には円孔部60が形成されている。
【0020】イオン源装置2のバックプレート3側の背
面からは、上下に2本づつ並行状に合計4本の例えばス
テンレス製の支柱61〜64が延出して、その先端が図
1及び図3に示すように中間プレート6にバックプレー
ト3側からネジ65により着脱自在に固定されると共
に、イオン源装置2の側面には導電性ストラップ66〜
68の一端が接続され、これら導電性ストラップ66〜
68の他端は中間プレート6に図では見えないネジによ
り固定されている。
【0021】前記バックプレート3と中間プレート6と
の間には、3本の導電路を兼用した支柱32〜34が接
続され、その一端側はシール部材31を介してバックプ
レート3にネジ止めされ、図示しない電圧供給線に接続
されている。前記支柱32の他端は中間プレート6にて
前記導電性ストラップ66に電気的に接続されて固定さ
れると共に、その接続部と前記導電性ストラップ67と
は、中間プレート6のバックプレート3側の面に貼設さ
れた帯状の接続プレート35により電気的に接続されて
いる。前記支柱33の他端は、図では見えない接続プレ
ートにより、導電路を兼用するイオン源装置2側の支柱
63に電気的に接続され、また前記支柱34は前記導電
性ストラップ68に電気的に接続されている。
【0022】前記イオン源装置2の電子生成室21の頂
部(外周面)28には例えばアルゴンガス(放電ガス)
を供給するためのガス供給管G1が接続部材80を介し
て接続されている。
【0023】図4は、このような電子生成室21とガス
供給管G1の接続構造を示すものである。この図に示す
ように、ガス供給管G1は、その先端が略直方体の接続
部材80の側面81に溶接されており、接続部材80内
に形成されたガス導入路82及び電子生成室21のガス
導入孔29を介して電子生成室21の内部に連通されて
いる。そして、接続部材80は、その底面83にガス導
入路82の開口端を囲繞する環状突起84が突設されて
おり、この環状突起84が電子生成室21の頂部28の
係合穴29aに係合され、電子生成室21に対して位置
決めされるようになっている。又、接続部材80は、環
状突起84の外周側面及び底面83が研摩等により鏡面
に形成されており、これと同様に鏡面に形成された電子
生成室21の頂部28及び係合穴29aの内周面と平面
接触するようになっている。そして接続部材80は、図
1及び図3に示すように、電子生成室21の頂部28に
ネジ85により着脱自在に取り付けられている。
【0024】前記イオン生成室22の背面には、所定の
原料ガスを供給するための原料ガス供給管G2の一端が
接続されている。このガス供給管G2及び前記ガス供給
管G1は途中S字状に屈曲されており、その他端がバッ
クプレート3にシール部材31により気密に固定されて
いる。ただし原料ガス供給管G2は、中間プレート6の
円孔部60内を貫通している。
【0025】なお本実施例のように中間プレート6を用
いてイオン源装置2とバックプレート3とを結合すれ
ば、図3に示すように、ネジ53により支柱61〜64
を中間プレート6から分離することができるので、ガス
供給管G1、G2及び導電性ストラップ66〜68をイ
オン源装置2から取り外すと共に導電棒41a、41b
を接続部51、52から取り外すことによって、イオン
源装置2をバックプレート3から容易に切り離すことが
できる。
【0026】ここで前記イオン源装置2について図5を
参照しながら簡単に説明すると、電子生成室21内には
先述したようにU字状のフィラメント23が配置され、
このフィラメント23に電圧Vfを印加して加熱すると
共に、電極を兼用する壁部との間に電圧Vdを印加し、
これにより前記ガス供給管G1より導入した放電ガスQ
K例えばアルゴンガスを放電させる。
【0027】前記電子生成室21は、図5中その下面の
孔部24を介して、更に電子引き出し電極25の一部を
なす板状部の多数の透孔26を通じてイオン生成室22
に連通しており、電子引き出し電極25とイオン生成室
22の側壁部との間に加速電圧VAを印加することによ
り、アルゴンガスのプラズマ中の電子がイオン生成室2
2内に引き出される。
【0028】一方イオン生成室22内には、前記ガス供
給管G2により原料ガスQAが導入され、前記電子がこ
の原料ガスに衝突してプラズマが発生し、図示の方向に
形成された磁場BZと、イオン生成室22の下面及び側
壁部間の電圧VAとの作用によりプラズマが締め付けら
れて集束化し、図示しないイオン引き出し電極によりス
リット27を通してターゲットである半導体ウエハに走
査照射される。
【0029】また図5に示す電圧供給端子と図1に示す
導電部との対応について述べると、図5の端子F1、F
2は導電棒41、42に対応し、端子S1、S2、S3
は夫々導電性ストラップ68、67、66に対応し、端
子Aは支柱63に対応している。
【0030】次に上述実施例の作用について述べる。先
ずイオン源装置2を支持したバックプレート3をソース
チャンバ30に装着し、図示しない電源部から図1に示
す導電棒41、42や支柱32〜34などを介して図5
に示すようにイオン源装置2に対して電圧を印加すると
共に、図示しないガス供給源からガス供給管G1及び接
続部材80を介して例えばアルゴンガスを0.05SC
CM以上の流量で電子生成室21内に導入すると、フィ
ラメント23が電圧Vfにより例えば1000℃から3
000℃付近まで加熱されて熱電子を発生し、放電電圧
Vdによりアルゴンガスが放電してプラズマ化する。そ
してガス供給管G2から原料ガスを例えば0.15SC
CMの流量でイオン生成室22内に導入すると共に図示
しない排気口から排気すると、既述したようにアルゴン
ガスのプラズマから引き出された電子が原料ガスに衝突
してプラズマを発生させ、ここからイオンが引き出され
る。
【0031】以上のように作用する本実施例は、接続部
材80の底面83と電子生成室21の頂部28とが各々
鏡面に形成されて平面接触しているため、両者が高い密
着性で接合し、しかも接続部材80はガス供給管G1の
管径に比べて可成り水平面積の大きい直方体状に形成さ
れているので互いの接触面積が大きく、従って、接続部
材80と電子生成室21との接触部分の隙間から放電用
のガスが漏洩するのが抑制され、電子生成室21内の圧
力を所定圧に維持することができる。その結果、電子生
成室21内のフィラメント23に急激な摩耗を生じるこ
とがなく、スリット27から所定のイオンが引き出され
る。
【0032】又、本実施例のイオン源装置2は、接続部
材80の頂部が平坦でかつその頂部86からガス供給管
G1が突出していないため、接続部材80の頂部86を
イオン源装置2の支持面として機能させることができ、
従って当該接続部材80を下面側にしてイオン源装置を
作業台上に安定して載置することができるから、イオン
源装置2の固定手段(図示せず)等を容易に解放するこ
とができ、イオン源装置2の分解・組立作業が極めて簡
単かつ迅速に行われる。
【0033】尚、以上説明した本実施例において、接続
部材80のガス導入路82とガス供給管G1の連結位置
は、接続部材80の側面81に限られず、ガス供給管G
1が接続部材80の頂部86から図1中上方へ突出しな
い範囲で適宜決定される。また接続部材80とプラズマ
発生室21との接続面はプラズマ発生室21の頂部28
に限られず、側部でもよい。
【0034】上述のイオン源装置2を用いたイオン注入
装置の全体構成の一例を図6に示すと、イオン源装置2
よりのイオンビームの照射路に沿って質量分析用のマグ
ネット71、可変スリット72及び加速管73が設置さ
れ、更に加速管73の出口側には電子レンズ74、Y方
向走査電極75及びX方向走査電極76が配置される。
従ってイオンビームは、マグネット71を通過して不要
な不純物のイオンが除去された後加速管73で加速さ
れ、走査電極75、76にて所定のパターンで走査され
た後、ファラデーカップ77内の半導体ウエハWに照射
されて所定のイオン注入が行われる。
【0035】本発明は以上説明したイオン注入装置の他
に、例えば原料ガスをフィラメント室内に導入してイオ
ンを発生させるイオン注入装置に適用してもよいし、更
にはイオン注入装置に限定されることなく例えば半導体
ウエハにエッチングやアッシングなどのプラズマ処理を
行う装置のガス供給部に適用することができる他、その
他のガスを利用したシステムにおいてガス導入室とガス
供給管との接続部分に適用することができる。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、接続部材とプ
ラズマ発生室の外周面とが鏡面に形成されて平面接触す
るため、互いの密着性が向上し、このため、互いの接触
部分の隙間における放電用ガスの漏洩が抑制され、プラ
ズマ発生室内の圧力が所定圧に維持されて、プラズマ発
生室内のフィラメント等の急激な摩耗が防止される結
果、イオン注入装置のメンテナンスの頻度を低くでき
る。
【0037】請求項2の発明は、接続部材の頂部が平坦
でかつその頂部からガス供給管が突出することがないた
め、接続部材の頂部をイオン源装置の支持面として機能
させ、イオン源装置の分解、組立作業を容易に行うこと
ができる。
【0038】請求項3の発明は、ガス導入室と接続部材
の平面接触部分が鏡面に形成されているため、互いの接
触部分の隙間からガスが漏洩するのを抑制でき、長期に
亘りガス導入室の圧力を所定圧に維持できるなど安定し
たガス供給機能を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】蓋体をソースチャンバに取り付けるときの様子
を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施例の一部を示す分解斜視図であ
る。
【図4】接続部材の取付状態を示す断面図である。
【図5】イオン源装置の一例の内部を示す斜視図であ
る。
【図6】本発明の実施例の適用例を示す説明図である。
【図7】イオン注入装置の従来例を示す斜視図である。
【図8】従来のガス供給管の取付状態を示す断面図であ
る。
【図9】従来のガス供給管の取付状態の他の例を示す断
面図である。
【符号の説明】
2 イオン源装置 21 プラズマ発生室(電子生成室) 28 外周面(頂部) 80 接続部材 86 接続部材の頂部 G1 ガス供給管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/265

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオン源装置のプラズマ発生室に接続部
    材を介してプラズマ発生用のガス供給管を接続してなる
    イオン注入装置において、 前記プラズマ発生室の外周面と前記接続部材とを平面接
    触させると共に、互いの平面接触部分を鏡面に形成した
    ことを特徴とするイオン注入装置。
  2. 【請求項2】 接続部材の頂部を平坦に形成すると共
    に、プラズマ発生用のガス供給管を接続部材の頂部より
    も外方へ突出しないように当該接続部材に連結固定した
    請求項1記載のイオン注入装置。
  3. 【請求項3】 ガス導入室に接続部材を介してガス供給
    管を接続してなるガス供給装置において、 前記ガス導入室と前記接続部材とを平面接触させると共
    に、互いの接触部分を鏡面に形成したことを特徴とする
    ガス供給装置。
JP4080514A 1992-03-02 1992-03-02 イオン注入装置及びガス供給装置 Pending JPH05251032A (ja)

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US08/025,137 US5306921A (en) 1992-03-02 1993-03-02 Ion implantation system using optimum magnetic field for concentrating ions
KR1019930003003A KR0158234B1 (ko) 1992-03-02 1993-03-02 이온 주입 시스템

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