JPH0525033Y2 - - Google Patents

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JPH0525033Y2
JPH0525033Y2 JP1986191783U JP19178386U JPH0525033Y2 JP H0525033 Y2 JPH0525033 Y2 JP H0525033Y2 JP 1986191783 U JP1986191783 U JP 1986191783U JP 19178386 U JP19178386 U JP 19178386U JP H0525033 Y2 JPH0525033 Y2 JP H0525033Y2
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JP
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adapter
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opening
sensor
protrusion
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JP1986191783U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、火災感知器やガス感知器などに用
いるアダプタ付ベースに関するものである。
従来の技術 防災設備、例えば、火災報知設備では、複数あ
る火災感知器のうち、特定の火災報知器が動作し
た場合に、その感知器のアドレス信号を受信機に
送出したり、あるいは、その感知器の近傍に設け
られた表示器に信号を移報したり、防火戸や防排
煙機器などの被制御機器を制御したりする場合が
ある。
このような場合には、火災感知器を天井面など
に着脱自在に取り付けるためのベースに、アドレ
ス信号送信回路、移報回路あるいは、制御回路な
どを収容したアダプタを取り付けたいわゆるアダ
プタ付ベースが使用されている。
従来のアダプタ付ベースは、第6図に示す様
に、ベース1とアダプタ2とをねじ3により固定
している。
第6図において、4は、支持部材、5は、火
災、ガスなどの感知器本体、6は、ベース1の中
心部に設けられた図示しない信号線引き出し用の
開口部、7は、ベース1に設けた第1の導電性接
続金具としての刃受金具8は、感知器本体に設け
た第2の導電性接続金具としての刃金具、9は、
天井面である。
考案が解決しようとする問題点 従来例のアダプタ付ベースでは、ベース1とア
ダプタ2とは、ねじ3により固定されているた
め、その着脱の都度ねじを回さなければならない
ので、極めて面倒である。
又、すでに天井面などに取り付けられているベ
ース1を間取り変更などによつて、アダプタ付ベ
ースとする場合には、ベース1を天井面9から取
り外し、ベース1にアダプタ2をねじ3で取り付
け、再びベース1を天井面に取り付けなければな
らない。
そのため、ベース交換作業には、多くの労力と
時間を必要とし、作業能率が悪い。 この考案
は、上記事情に鑑み、構造が簡単で部品点数が少
なく、かつ、ベースへのアダプタの着脱が簡単に
行えるようにすることを目的とする。
問題点を解決するための手段 この考案は、感知器ベース1の下面側に第1の
導電性接続金具21が設けられ、この第1の導電
性接続金具21に感知器本体5の上面側に設けら
れた第2の導電性接続金具8を係合することによ
つて感知器本体5を着脱自在に取り付けるととも
に前記感知器ベース1にアダプタ30を設けた感
知器において、該感知器ベース1の中央部に該ア
ダプタ30を下方より挿通する開口部11を設け
るとともに該開口部11の外側下面に上記第1の
導電性接続金具21を配設し、上記開口部11の
周縁12に第1の係合部材13を設けるととも
に、上記アダプタ30の下部に、上記第1の係合
部材13と回転によつて係合する第2の係合部材
33,34を設け、上記アダプタ30を、上記開
口部11に下方より挿通して回転させて上記第2
の係合部材33,34を上記第1の係合部材13
に係合させることにより該アダプタの上部が開口
部11よりベース上方に突出するようにして固定
したことを特徴とする感知器である。
作 用 ベースの開口部にアダプタをベースの下方から
挿入し、該アダプタを時計方向に回転すると、開
口部周縁とアダプタ下部周辺とに設けた係合部材
が係合し、アダプタは、その上部が開口部よりベ
ース上方に突出するようにして固定される。
又、アダプタを前記と逆方向に回転させると前
記係合部材の係合が外れ、アダプタは、ベースか
ら離脱する。
実施例 この考案の一実施例を添付図面により説明する
が、同一図面符号は、その名称も機能も同一であ
る。第1図、第2図は、火災やガスなどの感知器
のベースを示す図で、このベース10の中央部分
には、開口部11が形成されている。
開口部11の周縁12には、第1の係合部材と
しての係止部13とガイド部14が形成されてい
る。
係止部13は、上側係止片15と下側係止片1
6とからなり、この下側係止片16の上面には、
係止用突起17が形成されている。
ガイド部14は、上側ガイド受片18と下側ガ
イド受片19とからなり、又、このガイド部14
には、ストツパ20が設けられている。21は、
ベース10に固定された、感知器本体の取り付け
兼給電用の第1の導電性接続金具としての刃受金
具、22は、ねじ穴である。
第3図第4図は、ベース10に着脱されるアダ
プタを示す図で、このアダプタ30の底面には、
つまみ片31が設けられ、又、その外周縁には、
ガイド片32が設けられている。
つめみ片31の先端には、第2の係合部材とし
ての時計方向に突出する係止片33が設けられ、
この係止片33の先端部下面には、突起34が形
成されている。
次に、ベース10にアダプタ30を取り付ける
場合について説明すると、アダプタ30を、ベー
ス10の開口部11にベース10の下方より挿入
し、アダプタ30の一対ずつの係止片33とガイ
ド片32との上面を、ベース10の上側係止片1
5と上側ガイド受片18との下面に当接せしめ
る。
アダプタ30の底辺のつまみ片31に指を掛
け、アダプタ30を時計方向に回転されると共に
アダプター30の係止片33の突起34がベース
10の下側係止片16の突起17を乗り越え、ガ
イド片32の端壁が、ストツパ20に当たつたら
回転を止める。この時の状態を示すのが、第2
図、第5図であり、アダプタ30、ベース10の
開口部11にしつかりと固定される。
この状態において、振動などを受けて、アダプ
タ30が、回転しようとしても、係止用突起17
と突起34が係合しているので、その回転は、阻
止される。又、アダプタ30に上向きの力が加わ
つた場合には、その力は、ベース10の上側係止
片15と上側ガイド受片18とによつて、受け止
められ、逆に下向きの力が加わつた場合には、そ
の力は、ベース10の下側係止片16と下側ガイ
ド受片19とによつて受け止められる。
なお、ベース10が天井面などに取り付けられ
ている場合には、ベース10の下側でアダプタ3
0のリード線(図示せず)をベース10の刃受金
具21のねじに接続したり、信号線(図示せず)
に接続する。
ベース10からアダプタ30を取り外す場合に
ついて説明すると、アダプタ30のつまみ片31
に指を掛け、アダプタ30を反時計方向に回転さ
せる。
アダプタ30の係止片33の突起34が、ベー
ス10の下側係止片16の係止用突起17からは
ずれたら回転を止め、アダプタ30を下方へ引き
抜くと、アダプタ30は、ベース10から離脱す
る。
この考案は、上記実施例に限定されるものでは
なく、例えば、ベースの第1の係合部材とアダプ
タの第2の係合部材として、ベース10の開口部
11の周縁12に側面視が、状または、L状の
溝を設けると共にアダプタ30に、該溝に摺動自
在に嵌る突部を設けたり、また、前記と逆にアダ
プタ30の周壁に溝を設け、ベース10の開口部
11に突部を設けても良い。
考案の効果 この考案は以上の様に構成したので次の如き顕
著な効果を奏する。
構造が簡単であり、かつ部品点数も少ない。
アダプタをベースに回転構造により取り付け
るので、従来のアダプタのようにベースにネジ
で固定する必要がなくなり、着脱作業が極めて
簡単に行うことが出来る。
ベースに対するアダプタの着脱は、感知器の
取り付け面と同じ下方から行うので、ベースを
天井面に取り付けた状態のままで行うことがで
き、アダプタ着脱のためにベースを一々天井面
から取り外す必要がない。
アダプタはその下部に設けた第2の係合部材
によつて、ベースの開口部の周縁(すなわち開
口部の側壁)の第1の係合部材に固定されてい
るので、アダプタはベースの下面より下方に大
きく突出することがなく、感知器をベースに取
り付ける際にアダプタが邪魔になることがな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は、この考案の実施例を示す図
で、第1図は、ベースの平面図、第2図は、ベー
スの開口部の周縁の一部をベースの中心側から見
た側面図、第3図は、アダプタの側面図第4図
は、アダプタの底面図、第5図は、第1図のV−
V線断面図、第6図は、従来例を示す縦断面図で
ある。 10……ベース、11……開口部、12……開
口部周縁、30……アダプタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 感知器ベース1の下面側に第1の導電性接続
    金具21が設けられ、この第1の導電性接続金
    具21に感知器本体5の上面側に設けられた第
    2の導電性接続金具8を係合することによつて
    感知器本体5を着脱自在に取り付けるとともに
    前記感知器ベース1にアダプタ30を設けた感
    知器において、該感知器ベース1の中央部に該
    アダプタ30を下方より挿通する開口部11を
    設けるとともに、該開口部11の外側下面に上
    記第1の導電性接続金具21を配設し、上記開
    口部11の周縁12に第1の係合部材13を設
    けるとともに、上記アダプタ30の下部に、上
    記第1の係合部材13と回転によつて係合する
    第2の係合部材33,34を設け、上記アダプ
    タ30を、上記開口部11に下方より挿通して
    回転させて上記第2の係合部材33,34を上
    記第1の係合部材13に係合させることにより
    該アダプタの上部が開口部11よりベース上方
    に突出するようにして固定したことを特徴とす
    る感知器。 2 開口部11の周縁12に設けた第1の係合部
    材13と、アダプタ30の下部に設けた第2の
    係合部材33,34とは、その一方の部材は突
    部であり、他方の部材は上記突部が回転動作に
    より摺動する溝状体であることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の感知器。
JP1986191783U 1986-12-15 1986-12-15 Expired - Lifetime JPH0525033Y2 (ja)

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JP1986191783U JPH0525033Y2 (ja) 1986-12-15 1986-12-15

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JP1986191783U JPH0525033Y2 (ja) 1986-12-15 1986-12-15

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Publication Number Publication Date
JPS6397194U JPS6397194U (ja) 1988-06-23
JPH0525033Y2 true JPH0525033Y2 (ja) 1993-06-24

Family

ID=31146247

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JP2007228759A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Matsushita Electric Works Ltd 電気機器用取付具
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JPS6397194U (ja) 1988-06-23

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