JPH0525023U - 密封式ジヤーナル軸受装置 - Google Patents

密封式ジヤーナル軸受装置

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JPH0525023U
JPH0525023U JP070971U JP7097191U JPH0525023U JP H0525023 U JPH0525023 U JP H0525023U JP 070971 U JP070971 U JP 070971U JP 7097191 U JP7097191 U JP 7097191U JP H0525023 U JPH0525023 U JP H0525023U
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journal
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seal wear
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猛 野口
寿 浅井
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Nachi Fujikoshi Corp
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Nachi Fujikoshi Corp
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/22Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
    • F16C19/24Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for radial load mainly
    • F16C19/28Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for radial load mainly with two or more rows of rollers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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    • F16C2326/10Railway vehicles

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  • Sealing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 密封式ジャーナル軸受装置において、軸端部
の防水や防塵を確実にし、軸端部に錆やフレッチングコ
ロージョンの発生を防止し、軸端面に設けられた車輪の
削正の際に用いられるセンター穴の使用が妨げられるこ
とがないようにする。 【構成】ジャーナル軸Aに円筒ころ軸受2が組み込ま
れ、この円筒ころ軸受の内輪9の内方端がジャーナル軸
の大径側に組み込まれた後蓋3に当接し、内輪の外方端
にはジャーナル軸に組み込まれたシールウエアリング4
に当接して鍔部23を構成する。シールウエアリング4
はジャーナルの先端にねじ込まれた軸端ナット5により
固定される。また、軸端ナットは回り止め部材20によ
り固定される。回り止め部材はその外周が軸端ナットの
外周と略同一直径の座金であり、シールウエアリング4
の周縁部と円板状の防水キャップ26の周縁とを嵌着す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、鉄道車両のジャーナル軸に取りつけられ、シールウエアリングが 軸端ナットで固定される場合に、十分な軸端の防水、防塵を可能とした密封式ジ ャーナル軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電車、ティーゼル動車、客車等の鉄道車両の密封式ジャーナル軸受装置には、 図4に示すようなものが用いられている(例えば、昭和55年12月15日、株 式会社 大河出版発行「鉄道車両と設計技術」、第173頁参照)。ジャーナル 軸Aの小径の軸端1に組み込まれた複列のころ軸受2は、その後方が軸首部に組 み込まれた後蓋3により支持され、軸の前端に組み込まれたシールウエアリング 4により軸受2の前端が支持され、シールウエアリングは軸端ナット5で固定さ れている。また、軸端ナットはボルト7により防水・防塵用キャップを兼ねる回 り止め座金(前蓋)6により固定されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように防水・防塵キャップが回り止め座金を兼ねたり、あるいは軸端ナ ットに取りつけられた場合、軸端ナットまたは回り止め座金とシールウエアリン グと間に僅少な隙間を設けることが多く、該隙間から水や塵埃が進入して、軸端 部の発錆、軸端部における接合面のフレッチングコロージョンの原因となり、軸 端面に設けられた車輪削正の際に用いられるセンター穴が役に立たなくなったり 、あるいは軸の音波探傷の際に障害が発生する虞があった。軸端ナットまたは回 り止め座金とシールウエアリングとを接合させることも考えられるが、この場合 でも、軸受の稼働中に両者の接合面にフレッチングコロージョンが発生し、僅少 な隙間が形成されることが多い。
【0004】
【課題を解決するための手段】 この考案は、ジャーナル軸に円筒ころ軸受が組み込まれ、該円筒ころ軸受の内 輪の内方端がジャーナル軸の大径側に組み込まれた後蓋に当接すると共に、内輪 の外方端にはジャーナル軸に組み込まれたシールウエアリングに当接して鍔部を 構成し、さらに該シールウエアリングはジャーナル軸の先端にねじ込まれた軸端 ナットにより固定され、該軸端ナットは回り止め部材により固定されている密封 式ジャーナル軸受装置であって、回り止め部材の外周が軸端ナットの外周と略同 一直径の座金であり、シールウエアリングと円板状の防水キャップの外周縁とを 嵌着したものである。
【0005】
【実施例】
次に、この考案の実施例を図1乃至図3について説明する。ジャーナル軸Aの 軸端1には複列のころ軸受2が組み込まれている。該ころ軸受は一端に鍔10と 外周に軌道面11を設けた内輪9と、内周に軌道面13a,13bが形成された 鍔付外輪12とからなり、さらに内外輪の軌道面間に2列のころ14が回転自在 に介装されている。内輪9の鍔10側の端面24は、軸首部1aに組み込まれた 後蓋3に当接している。なお、8は後蓋に穿設されたエア抜き通路、15は外輪 の軌道面13a,13b間に設けられたグリース補給穴である。
【0006】 内輪9の前端(図面において左側)には鍔が設けられておらず、それに代わり 軸端に嵌め込まれたシールウエアリング4の前端面16に軸端ナット5の端面1 7を当接させてシールウエアリング4を位置決めしている。かくて、該シールウ エアリングの後端面18がころ14の端面22に摺接して鍔部23を構成する。 鍔付外輪2の内周端縁に周溝30a,30bが形成され、該周溝にシールケース 31a,31bが装着される。シールケースに取りつけられたシール32aはシ ールウエアリング4の外周面に摺接し、シール32bは後蓋3の外周面に摺接す るようになっている。軸端ナット5は軸端1の前端部1aにねじ込まれる。回り 止め部材である回り止め座金20は軸端ナット5の外径と略同一直径の円板状を なしており、その中心に凸部19を設けると共に、該凸部を軸端の前端面に形成 された溝21に係合させている。さらに回り止め座金20は、ボルト7によりシ ールウエアリング4に固定されている。
【0007】 図2に拡大して示すように、シールウエアリング4の外周縁部には溝部25が 設けられていて、該溝部に合成ゴム製の防水キャップ26の周縁部が適当なしめ しろによりにより嵌着されている。防水キャップには種々の材料を用いることが 出来るが、ネオプレンなどの合成ゴムを用いると、耐久性の点で特に優れている 。28はシールウエアリングに穿設した水切り用溝であり、該水切り用溝28に 進入した水は、シールウエアリング4が回転する際に撥ね飛ばされて軸端部への 水や塵埃の進入は防止される。
【0008】 さらに、図3に拡大して示したものは、防水キャップ26の外周縁部に溝部2 5を形成し、該溝部にシールウエアリング4の周縁部29を嵌着した場合である 。この場合も、図2に示したものと同様に、防水キャップと26とシールウエア リング4とは適当なしめしろにより接合されている。また、シールウエアリング 4が防水キャップ26とが当接する端縁に水切り溝28が設けられており、該水 切り用溝28に進入した水は、シールウエアリング4が回転する際に撥ね飛ばさ れて軸端部への水や塵埃の進入は防止される。
【0009】
【考案の効果】
この考案は、上記のように回り止め部材20の外周が軸端ナット5の外周と略 同一直径の座金であり、シールウエアリング4の周縁部に溝部25を形成し、該 溝部に円板状の防水キャップ26の外周縁を嵌着したのであるから、防水や防塵 が確実になり軸端部の発錆やフレッチングコロージョンが防止された。また、防 水キャップとシールウエアリングとの接合面に水切り用溝28を設けたので、シ ールウエアリングが回転すると溝に進入した水や塵埃は撥ね飛ばされるので、軸 端部への水や塵埃の進入は一層確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の半部の断面図である。
【図2】この考案の実施例の要部の断面図である。
【図3】この考案の他の実施例の要部の断面図である。
【符号の説明】
1 軸端 2 円筒ころ軸受 3 後蓋 4 シールウエアリング 5 軸端ナット 9 内輪 12 外輪 20 回り止め部材(回り止め座金) 23 鍔部 25 溝部 26 防水キャップ 28 水切り用溝
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の半部の断面図である。
【図2】この考案の実施例の要部の断面図である。
【図3】この考案の他の実施例の要部の断面図である。
図4従来の密封式ジャーナル軸受装置の断面図であ
る。
【符号の説明】 1 軸端 2 円筒ころ軸受 3 後蓋 4 シールウエアリング 5 軸端ナット 9 内輪 12 外輪 20 回り止め部材(回り止め座金) 23 鍔部 25 溝部 26 防水キャップ 28 水切り用溝

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジャーナル軸に円筒ころ軸受が組み込ま
    れ、該円筒ころ軸受の内輪の内方端がジャーナル軸の大
    径側に組み込まれた後蓋に当接すると共に、内輪の外方
    端にはジャーナル軸に組み込まれたシールウエアリング
    に当接して鍔部を構成し、さらに該シールウエアリング
    はジャーナル軸の先端にねじ込まれた軸端ナットにより
    固定され、該軸端ナットは回り止め部材により固定され
    ている密封式ジャーナル軸受装置において、回り止め部
    材の外周が軸端ナットの外周と略同一直径の座金であ
    り、シールウエアリングと円板状の防水キャップの外周
    縁とを嵌着したことを特徴とする密封式ジャーナル軸受
    装置。
  2. 【請求項2】 前記シールウエアリングの外周縁部に溝
    部が形成され、該溝部に円板状の防水キャップの外周縁
    が嵌着され、該溝部における防水キャップ周縁の近傍部
    位に水切り用溝が形成されている請求項1記載の密封式
    ジャーナル軸受装置。
  3. 【請求項3】 前記溝部は前記防水キャップの外周縁部
    に形成され、かつ防水キャップと前記シールウエアリン
    グとの当接部周縁に水切り用溝が設けられている請求項
    1記載の密封式ジャーナル軸受装置。
JP1991070971U 1991-08-09 1991-08-09 密封式ジャーナル軸受装置 Expired - Fee Related JP2533676Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010100196A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Ntn Corp 鉄道車両車軸用軸受装置

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