JPH05250076A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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Publication number
JPH05250076A
JPH05250076A JP4048227A JP4822792A JPH05250076A JP H05250076 A JPH05250076 A JP H05250076A JP 4048227 A JP4048227 A JP 4048227A JP 4822792 A JP4822792 A JP 4822792A JP H05250076 A JPH05250076 A JP H05250076A
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JP
Japan
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user
screen
input
information processing
processing apparatus
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Application number
JP4048227A
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English (en)
Inventor
Tomoya Ozaki
友哉 尾崎
Hideki Kuwamoto
英樹 桑本
Takao Iwatani
隆雄 岩谷
Teiji Kuwabara
禎司 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】情報処理装置の表示装置の画面の劣化を防止す
ると共に、機器の使用効率の向上を計る。 【構成】タイマ304を用いて時間を計り、キーボード
307からの入力が一定時間以上ない場合、ビデオメモ
リ305の内容を記憶装置303に保存し、ビデオメモ
リ305の内容をクリアしてディスプレイ表示装置30
6の表示を消去して、記憶装置303から、情報処理装
置300を使用していたユーザの氏名および連絡先を表
示する。該表示は、ディスプレイ表示装置306の画面
上を時間の経過とともに移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示装置を備えた情報
処理装置において、表示装置の画面の劣化を防止する方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】表示装置を備えた情報処理措置において
は、入力がされない状態では画面が動かないので、表示
装置の画面が劣化する。表示装置の画面の劣化を防止す
るため、一定の時間以上入力が無い場合に、表示装置の
表示を消去したり、図形を表示し、その図形を時間の経
過とともに移動させるなどの方法が存在する。
【0003】特開平2−230309では、一定の時間
以上入力がない場合に、照明部を消灯し、更に、その
後、一定の時間入力がない場合に、初期状態に復帰さ
せ、次のユーザが自由に操作できるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において
は、一定の時間以上入力が行なわれない場合、情報処理
装置を使用しているユーザが席を離れていることが多
く、他のユーザが使用しようとした場合に該情報処理装
置を使用しているユーザが判らないため、該情報処理装
置を使用したい場合でも使用出来なく、機器の使用効率
が落ちるという問題点があった。
【0005】また、一定の時間が経過した後は、強制的
に初期状態に戻されるため、使用していたユーザが戻っ
てきた場合、最初から操作をやり直さなければならず、
手間がかかるという問題点があった。
【0006】本発明の目的の一つは、情報処理装置の使
用者が席を離れており、画面の劣化を防止のため、画面
が消去された状態であっても、該情報処理装置を使用し
ているユーザが判るようにし、機器の使用効率の向上を
図ることにある。
【0007】また、もう一つの目的は、長時間ユーザが
席を離れている場合でも、同一ユーザの場合は、作業を
連続して行なえるようにし、ユーザの負担の軽減を図る
とともに、別のユーザの場合は、初期状態に戻して使用
できるようにし、機器の使用効率の向上を図ることにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、情報処理装置に、データを入力する手
段と、該入力手段より入力があったか否かを監視する手
段と、時間を計る時計と、データを記憶する記憶装置
と、該記憶装置にデータを記憶する手段と、データを表
示する表示装置と該表示装置を制御する手段を設け、上
記記憶装置には、ユーザを管理するテーブルを設ける。
【0009】ユーザは、上記情報処理装置を使用すると
きに、上記データ入力手段によりユーザ名を入力する。
【0010】上記監視手段と時計により、上記データ入
力手段によるデータ入力手段による入力が最後にされた
ときからの経過時間を計り、該経過時間が一定の時間以
上の場合に、上記保存手段により、表示している画面の
データを上記記憶装置に保存する。保存処理終了後、画
面を消去し、上記記憶装置に記憶されるユーザを管理す
るテーブルより上記情報処理装置を利用する際に入力さ
れたユーザ名に対応する連絡先を読みだし、ユーザ名と
連絡先を表示を制御する手段により表示装置の画面に表
示する。該表示は、表示を制御する手段により時間の経
過と共に画面上を移動するようにする。
【0011】その後、上記監視手段により入力手段から
の入力が行われたことが検知された場合、上記記憶装置
より保存した画面データを読み込み、画面をもとの状態
に戻す。
【0012】また、上記情報処理装置に中央処理装置の
負荷を監視する手段を設け、一定の時間の間、負荷が一
定の値より小さい場合、処理を終了しても良いと判断す
る。そして、終了しても良いを判断された場合は、次に
ユーザが該情報処理装置を使用しようとしたときに、現
在、該情報処理装置が行なっている処理を終了をするこ
と可能である旨をしらせるメッセージを表示し、上記ユ
ーザは、処理を終了させるか否かを入力する。処理を終
了させるよう入力された場合は、初期状態に戻し、別の
ユーザが操作可能な状態とする。また、終了させないよ
う入力された場合は、画面をもとに戻し、続きの処理が
行なえる状態にする。
【0013】
【作用】本発明によれば、表示装置の画面の劣化を防止
すると同時に、情報処理装置を使用しているユーザAが
席を離れている状態であっても、使用しているユーザA
の名前と連絡先が一目で判るので、他のユーザBは上記
ユーザAと連絡を取り、上記情報処理装置を使用しても
良いか確認をとることができ、情報処理装置の使用効率
を向上させることができる。
【0014】また、情報処理装置を使用していたユーザ
が長時間席を離れていた場合でも、該ユーザが戻ってき
た場合は容易に作業を再開することができ、ユーザの負
担の軽減が図られるとともに、別のユーザの場合は、初
期状態に戻して使用できようになるので、機器の使用効
率の向上が図られる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。
【0016】図2は、本発明で使用する情報処理装置3
00のハードウェア構成を示すブロック図である。
【0017】図中、301は中央処理ユニット(CP
U)であり、データの要求、処理に係る各種プログラム
の実行、および、周辺装置の制御を行う。302は主メ
モリ(MM)であり、データの要求、処理に係る各種プ
ログラムおよびデータが格納される。303は固定ディ
スク装置(HDD)であり、各種データの読みだしおよ
び保存を行う。304はタイマ(TM)であり、時間を
計るために用いる。305はビデオメモリ(VRAM)
であり、その内容がディスプレイ表示装置(CRT)に
表示される。306はキーボード(KB)であり、ユー
ザによる入力はキーボード(KB)306を介して行わ
れる。307はこれらの周辺機器302〜306と中央
処理装置301(CPU)との間のデータ転送を行うた
めのバスである。
【0018】次に、ユーザ管理テーブル400につい
て、図3(a)を用いて説明する。
【0019】ユーザ管理テーブル400は、ユーザに関
する情報を記憶するためのものであり、固定ディスク装
置(HDD)303に格納されている。ユーザ管理テー
ブル400は、ユーザID401と、ユーザ氏名402
と、連絡先403とからなる。ユーザ氏名402には、
ユーザID401に対応するユーザの氏名が格納され、
連絡先403には、ユーザID401に対応するユーザ
の連絡先として、例えば、電話番号が格納される。
【0020】次に、以上で説明した構成の本実施例の情
報処理装置300における画面の劣化を防止する処理に
ついて、図1〜図4を用いて説明する。
【0021】図1は、本実施例の情報処理装置における
画面の劣化を防止する処理の概要フローチャートであ
る。
【0022】図1において、ユーザが情報処理装置30
0を使用しようとした場合は、ログイン処理100が起
動される。ログイン処理100では、キーボード(30
7)を介してユーザによりユーザIDが入力される(ス
テップ101)。該ユーザIDは、例えば主メモリ(M
M)302に記憶される。
【0023】ログイン処理100終了後、画面保存処理
110が起動される。画面保存処理110では、キーボ
ード(KB)303を介して入力があったか否かを判定
し(ステップ111)、入力があった場合は、入力が行
われた時刻をタイマ(TM)304より読みだし、例えば
主メモリ(MM)302に記憶する(ステップ11
2)。その後、入力に対する各種の処理を行い(ステッ
プ113)、ステップ11の処理に戻る。入力がない場
合は、タイマ(TM)304より現在の時刻を読みだ
し、主メモリ(MM)302に記憶されている入力が行
われた時刻との差を取ることにより、最後に入力が行わ
れてからの経過時間を計算する(ステップ114)。ス
テップ114で計算した経過時間が一定の時間以上であ
るか否かを判定し(ステップ115)、経過時間が一定
の時間より小さい場合は、ステップ111の処理に戻
る。経過時間が一定の時間以上の場合は、ビデオメモリ
(VRAM)305の内容(画面データ)を、例えば固
定ディスク装置(HDD)303に保存する(ステップ
116)。その後、固定ディスク装置(HDD)303
に格納されているユーザ管理テーブル400より、ステ
ップ101で入力されたユーザIDに対応するユーザ氏
名402および連絡先403を読みだす(ステップ11
7)。次に、ビデオメモリ(VRAM)305の内容を
クリアした後、ステップ117で読みだしたユーザ氏名
402および連絡先403に関するデータをビデオメモ
リ(VRAM)305に転送し、ユーザ氏名402およ
び連絡先403をディスプレイ表示装置(CRT)30
6に表示する(ステップ118)。
【0024】画面保存処理110の終了後は、画面回復
処理120が起動される。画面回復処理120では、ま
ず、キーボード(KB)307を介して入力が行われた
か否かを判定し(ステップ121)、入力が行われてい
ない場合は、ビデオメモリ(VRAM)305の内容を
変更し、ユーザ氏名402および連絡先403の表示を
移動させる(ステップ122)。入力が行われた場合
は、ステップ116で固定ディスク装置(HDD)30
3に保存した画面データを読みだし、ビデオメモリ(V
RAM)305に転送して、ディスプレイ表示装置(C
RT)306の表示をもとの状態に戻す(ステップ12
3)。
【0025】画面回復処理120終了後は、画面保存処
理110が再び起動される。
【0026】上記画面保存処理110と画面回復処理1
20は、ユーザの処理が終了するまで(ログアウトする
まで)、繰り返し行われる。
【0027】図4は、画面回復処理120においてキー
ボード(KB)307による入力がない場合のディスプ
レイ表示装置(CRT)306の画面の一例である。ユ
ーザに関する情報の表示は、時間の経過と共に、例え
ば、図中の矢印の軌道に沿って移動する。
【0028】この実施例によれば、一定の時間、入力が
ない場合に一旦表示を消し、ユーザ氏名402と連絡先
403の表示を時間の経過と共に移動させることによ
り、ディスプレイ表示装置(CRT)306の画面の劣
化を防止することができる。
【0029】また、一定の時間入力が行われない場合
は、ユーザが席を外していることが多いが、この実施例
では、情報処理装置300を使用しているユーザAの氏
名と、連絡先として例えば電話番号が表示されているた
め、該情報処理装置300を使用したいユーザBはユー
ザAに容易に連絡をとることができ、ユーザBは該情報
処理装置300を使用してもよいかユーザAに確認を取
った後、使用することができ、機器の使用効率を向上さ
せることができる。
【0030】以上の実施例では、キーボード(KB)3
07を介して入力がされるとディスプレイ表示装置(C
RT)306の画面が元に戻ったが、ユーザ毎にパスワ
ードを設け、パスワードが一致しないと画面が元に戻ら
ないようにすることもできる。以下にその実施例を示
す。
【0031】まず、本実施例で使用するユーザ管理テー
ブル410を図3(b)を用いて説明する。ユーザ管理
テーブル410は、ユーザ管理テーブル400に、ユー
ザID401に対応したパスワード411を設けたもの
である。
【0032】次に、本実施例における画面の劣化を防止
する処理について図2〜図5を用いて説明する。
【0033】本実施例においては、上記実施例と画面回
復処理120だけが異なり、画面回復処理130のよう
になる。画面回復処理130は、画面回復処理120
に、パスワードを入力する処理(ステップ131)と入
力されたパスワードが正しいか否かを判定する処理(ス
テップ132)とを加えたものである。ステップ121
において、キーボード(KB)を介して入力が行われな
かった場合、ユーザにパスワードの入力を要求し、ユー
ザはキーボード(KB)307を介してパスワードを入
力する(ステップ131)。次に、固定ディスク装置
(HD)303に格納されているユーザ管理テーブル4
10から、ステップ101で入力されたユーザIDに対
応するパスワード411を読みだし、ステップ131で
入力されたパスワードと比較を行う(ステップ13
2)。二つのパスワードが一致した場合は、ステップ1
23を実行し、一致しない場合は、ステップ121に戻
る。
【0034】以上のように、この実施例では、正しいパ
スワードが入力されないと画面が元に戻らないので、機
密管理にも役立つ。また、情報処理装置300を使用し
ているユーザAの連絡先が表示されているので、該情報
処理装置300を使用したいユーザBは、上記ユーザA
に容易に連絡をとることができ、該ユーザAに処理を終
了してもらうことにより、ユーザBが使用できるように
なり、機器の使用効率の向上が図れる。
【0035】以上の実施例では、一定の時間以上入力が
ない場合に、情報処理装置300を使用しているユーザ
のユーザ氏名402と連絡先403を表示したが、一定
の時間以上入力がない場合に画面を消去し、次に入力が
行われたときにユーザ氏名402と連絡先403を表示
するようにすることもできる。以下に、その実施例を図
2〜図4、図7〜図9を用いて説明する。
【0036】この実施例では、図3(a)に示されるユ
ーザ管理テーブル400を用いる。図7は、本実施例の
情報処理装置における画面の劣化を防止する処理の概要
フローチャートである。
【0037】画面の状態は、通常の表示状態、画面が消
去されている状態、ユーザに関する情報が表示されてい
る状態の三つの状態に分類される。そこで、これらの状
態を特定するためのフラグ(画面状態フラグ)を設け
る。画面状態フラグは、例えば、上記の三つの状態にそ
れぞれ対応して、0、1、2の値をとるとする。
【0038】ユーザが情報処理装置300を使用しよう
とした場合は、ログイン処理200が起動される。ログ
イン処理200では、まず、キーボード(307)を介
してユーザによりユーザIDが入力される(ステップ2
01)。該ユーザIDは、例えば主メモリ(MM)30
2に記憶される。次に、画面の状態を表すフラグ(画面
状態フラグ)を0にクリアする(ステップ202)。
【0039】ログイン処理200終了後は、入力処理2
10と画面消去処理220の二つの処理が実行される。
以下、二つ処理について、説明する。
【0040】まず、画面消去処理220について、図8
を用いて説明する。
【0041】画面消去処理220は、タイマ(TM)3
04の値が一定の値になると起動される。画面消去処理
220では、まず、画面状態フラグにしたがって処理の
分岐を行う(ステップ221)。画面が消去されている
状態、つまり、画面状態フラグが1の場合は何も処理を
行わない。画面の状態が通常の表示状態の場合、つま
り、画面状態フラグが0の場合は、ビデオメモリ(VR
AM)305の内容(画面データ)を、例えば固定ディ
スク装置(HDD)303に保存する(ステップ22
2)。画面の状態がユーザに関する情報を表示している
状態、つまり、画面状態フラグが2の場合は、ステップ
222の処理は行わない。次に、画面状態フラグが0の
場合も2の場合も、ビデオメモリ(VRAM)305を
クリアし、ディスプレイ表示装置(CRT)306の画
面を消去する(ステップ223)。次に、画面状態フラ
グを1に設定し(ステップ224)、処理を終了する。
【0042】次に、入力処理210について、図9を用
いて説明する。
【0043】入力処理210は、ログイン処理200が
終了した後、繰り返し行われる。入力処理210では、
まず、画面状態フラグにしたがって処理の分岐を行う
(ステップ211)。通常の表示状態の場合、つまり、
画面状態フラグが0の場合、タイマ(TM)304を初
期化し(ステップ212)、次いでキーボード(KB)
を介して行われた入力に対する処理が行われる(ステッ
プ213)。また、画面が消去されている状態、つま
り、画面状態フラグが1の場合は、固定ディスク装置
(HDD)303に格納されているユーザ管理テーブル
400より、ステップ201で入力されたユーザIDに
対応するユーザ氏名402および連絡先403を読みだ
す(ステップ214)。次に、ステップ213で読みだ
したユーザ氏名402および連絡先403に関するデー
タをビデオメモリ(VRAM)305に転送し、ユーザ
氏名402および連絡先403をディスプレイ表示装置
(CRT)06に表示する(ステップ215)。その後、
画面状態フラグを2に設定する(ステップ216)。ま
た、画面にユーザに関する情報が表示されている状態、
つまり、画面状態フラグが2の場合は、ステップ222
で固定ディスク装置(HDD)303に保存した画面デ
ータを読みだし、ビデオメモリ(VRAM)305に転
送することで、画面をもとに戻す(ステップ217)。
その後、画面状態フラグを0に設定する(ステップ21
8)。
【0044】以上の処理により、一定の時間以上入力が
ない場合は画面が消去され、画面の劣化を防止すること
ができる。また、画面が消去された状態で一回入力があ
ると、情報処理装置300を使用しているユーザAのユ
ーザ氏名402と連絡先403が表示されるので、該情
報処理装置300を使用したいユーザBはユーザAに容
易に連絡をとることができ、ユーザBは該情報処理装置
300を使用してもよいかユーザAに確認を取った後、
使用することができ、機器の使用効率を向上させること
ができる。また、二回入力があると、画面は元に戻る。
【0045】この実施例においても、ユーザ毎にパスワ
ードを設け、パスワードが一致しないと画面が元に戻ら
ないようにすることもできる。以下にその実施例を、図
2〜図4、図7〜図8、図10を用いて説明する。
【0046】この実施例では、図3(b)に示されるユ
ーザ管理テーブル410を用いる。また、この実施例
は、上記実施例と入力処理210だけが異なり、入力処
理230のようになる。入力処理230は、入力処理2
10にパスワードの判定処理ステップ232を加え、ユ
ーザに関する情報を表示するステップ215をステップ
231に変更したものである。ステップ231では、ユ
ーザ氏名402と連絡先403を表示するのに加え、パ
スワードの入力を促すメッセージを表示する。図5
(b)は、表示画面の一例である。ステップ232で
は、メッセージに従って入力されたパスワードと固定デ
ィスク装置(HD)303に格納されているユーザ管理
テーブル410からステップ201で入力されたユーザ
IDに対応するパスワード411とを比較し(ステップ
232)、一致した場合には、画面をもとに戻す(ステ
ップ217)。一致しない場合には、何も行わない。
【0047】この実施例では、画面の劣化を防止し、情
報処理装置300の使用者の連絡先が判るだけでなく、
正しいパスワードが入力されないと画面が元に戻らない
ので、機密管理にも役立つ。
【0048】以上の実施例に、情報処理装置300で行
っている処理の稼働状態を監視する機能を加えること
で、該処理を終了してもよいか、自動的に判定すること
ができ、上記情報処理装置300を使用しているユーザ
Aに連絡がとれない場合でも、該情報処理装置300が
行っている処理を終了してもよいという判定が行われた
場合、別のユーザBが該処理を終了し、該情報処理装置
300を使用できるようにすることができる。以下に、
その実施例を、図2〜図4、図6、図12を用いて説明
する。
【0049】この実施例では、図3(b)に示されるユ
ーザ管理テーブル410を用いる。図6に、本実施例に
おける処理の概略フローチャートを示す。
【0050】図6において、ログイン処理100と画面
保存処理110は、最初の実施例で説明を行ったので、
ここでの説明は省略する。
【0051】まず、中央処理装置(CPU)303の負
荷を監視するために、タイマ(TM)304によって定期
的に起動される負荷監視処理600について説明する。
ここでは負荷として、一定時間に占める中央処理装置
(CPU)301がHALTの状態である時間の割合を
用いる。つまり、中央処理装置(CPU)301がHA
LTである時間が長いほど負荷は軽く、HALTの時間
が短いほど負荷は重いということである。また、負荷監
視処理600では、数を数えるためのカウンタを用い
る。
【0052】図12は、負荷監視処理600の処理の概
要を示すフローチャートである。負荷監視処理600で
は、まず、中央処理装置(CPU)301の負荷の状態
を調べ、負荷の状態に応じて処理の分岐を行う(ステッ
プ601)。負荷がある値よりも大きい場合は、カウン
タのカウントアップを行い(ステップ602)、その
後、カウンタの値が特定の値より大きいか否かを判定す
る(ステップ603)。カウンタの値が特定の値よりも
小さい場合は処理を終了する。それ以外の場合は、ユー
ザが起動した処理を終了してもよいことを示すフラグ
(終了許可フラグ)をONにし(ステップ604)、カ
ウンタのクリアをする(ステップ605)。負荷がある
一定の値よりも大きい場合は、終了許可フラグをOFF
にし(ステップ606)、カウンタのクリアを行う(ス
テップ607)。この処理により、一定の時間、負荷が
ある値より小さければ、ユーザが起動した処理を終了し
てもよいと判定される。
【0053】次に、画面回復処理140について説明す
る。画面回復処理140は、画面保存処理110が終了
した後に起動される。
【0054】画面回復処理140では、まず、キーボー
ド(KB)307を介して入力が行われたか否かを判定
し(ステップ121)、入力が行われていない場合は、
ユーザ氏名402と連絡先403の表示の移動を行い
(ステップ122)、ステップ121に戻る。入力が行
われた場合は、終了許可フラグにしたがって処理の分岐
を行う(ステップ141)。終了判定フラグがONの場
合、例えば、図4(c)に示すような、現在情報処理装
置300が行っている処理を終了することができる旨を
表すメッセージを表示する(ステップ142)。メッセ
ージ表示後、情報処理装置300を使用していたユーザ
Aが起動した処理を終了させるかさせないかの選択を、
該情報処理装置300を使用しようとしているユーザB
が入力し、その入力結果に従って、処理の分岐を行う
(ステップ143)。上記ユーザBが「処理を終了す
る」を選択した場合は、上記ユーザAが起動した全ての
処理を終了し、ユーザBの使用が可能な状態とする(ス
テップ144)。「処理を終了しない」を選択した場合
は、上記ユーザBはパスワードの入力を入力を行い(ス
テップ131)、該入力されたパスワードと固定ディス
ク装置(HD)303に格納されているユーザ管理テー
ブル410からステップ101で入力されたユーザID
に対応するパスワード411とを比較し(ステップ13
2)、一致した場合には、画面をもとに戻す(ステップ
123)。一致しない場合は、ステップ122を行う。
また、ステップ141において、終了判定フラグがOF
Fの場合は、ステップ131の以下の処理を実行する。
【0055】以上の説明したように、画面に情報処理装
置300を使用しているユーザのユーザ氏名402と連
絡先403が表示されている状態において、上記情報処
理装置300を使用しようとしているユーザBは、たと
え正しいパスワードをしらなくても、ユーザが起動した
処理を終了させることができる状態であれば、該情報処
理装置300を使用することができる。また、この場
合、ユーザBは、元の画面を見ることができないので、
機密が漏れることはない。
【0056】上記実施例と同様の効果は、別の方法でも
得られる。以下に、その実施例を図2〜図4、図7〜図
8、図11〜図12を用いて説明する。
【0057】本実施例の処理の概要は、図8のフローチ
ャートチャートにおいて、入力処理210を図11に示
す入力処理240に変更してものとなる。また、中央処
理装置(CPU)の負荷を監視するため、図12に示さ
れる負荷監視処理600を用いる。
【0058】図8において、ログイン処理200、画面
消去処理220、負荷監視処理600は、先の実施例で
説明を行ったので、ここでの説明は省略する。
【0059】ここでは、入力処理240について説明す
る。
【0060】入力処理240では、まず、画面状態フラ
グにより、処理の分岐を行う(ステップ211)。画面
状態フラグが0の場合は、タイマ(TM)304の初期
化を行い(ステップ212)、キーボード(KB)30
7を介して行われた入力に対する各種処理が行われる
(ステップ213)。
【0061】画面状態フラグが1の場合は、固定ディス
ク装置(HDD)303に格納されているユーザ管理テ
ーブル410より、ステップ201で入力されたユーザ
IDに対応するユーザ氏名402および連絡先403を
読みだす(ステップ214)。次に、ステップ214で
読みだしたユーザ氏名402および連絡先403に関す
るデータをビデオメモリ(VRAM)305に転送し、
ユーザ氏名402および連絡先403をディスプレイ表
示装置(CRT)306に表示する(ステップ24
1)。次に、終了許可フラグがONの場合、例えば、図
4(c)のような、情報処理装置300を使用していた
ユーザが起動した処理を「終了する」か「終了しない」
かの入力を促すメッセージを表示する(ステップ24
3)。終了許可フラグがOFFの場合は、例えば、図4
(b)のようなパスワードの入力を促すメッセージを表
示する(ステップ244)。ステップ243またはステ
ップ244終了後、画面状態フラグを2に設定する(ス
テップ216)。
【0062】画面状態フラグが2の場合は、終了許可フ
ラグにより、処理の分岐を行う(ステップ246)。終
了許可フラグがONの場合は、ステップ243の表示に
従って行われた入力により、処理の分岐を行う(ステッ
プ247)。「終了する」が選択された場合、情報処理
装置300を使用していたユーザAが起動した処理を終
了し(ステップ248)、次ぎのユーザBがつかえる状
態(ログイン処理200)に移行する(ステップ24
9)。「終了しない」が選択された場合は、終了許可フ
ラグをOFFにし(ステップ250)、画面にパスワー
ドの入力を促すメッセージを表示する(ステップ24
4)。また、ステップ246において、終了許可フラグ
がOFFの場合は、入力されたパスワードと固定ディス
ク装置(HD)303に格納されているユーザ管理テーブ
ル410からステップ201で入力されたユーザIDに
対応するパスワード411とを比較し(ステップ23
2)、一致していない場合は、何も行わない。一致して
いる場合は、ステップ222で固定ディスク装置(HD
D)303に保存された画面データを読みだし、ビデオ
メモリ(VRAM)305に転送して、画面をもとに戻
す(ステップ217)。そして、画面状態フラグを0に
設定し(ステップ218)、入力処理を終了する。この
実施例においても、先の実施例と同様の効果が得られ
る。
【0063】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、表
示装置の画面の劣化を防止するだけでなく、機器の使用
者を明確にすることで、使用者が席を離れているような
場合でも該使用者と連絡をとり、他のユーザが使用して
もよいか確認をとることが容易となる。その結果、機器
の使用効率を向上させることができる。
【0064】また、情報処理装置を使用していたユーザ
が長時間席を外していた場合でも、該ユーザは容易に作
業を再開することができるので、ユーザの負担が軽減さ
れると共に、別のユーザが該情報処理装置を使用する場
合は、使用していたユーザがいない場合でも初期状態に
戻して使用することができるので、機器の使用効率を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例にかかる画面の劣化を防止処理の概要
フローチャートである。
【図2】情報処理装置のハードウェア構成図である。
【図3】ユーザを管理するテーブルの構成図である。
【図4】メッセージを表示する表示例を示す説明図であ
る。
【図5】本実施例にかかる画面の劣化を防止処理の概要
フローチャートである。
【図6】本実施例にかかる画面の劣化を防止処理の概要
フローチャートである。
【図7】本実施例にかかる画面の劣化を防止処理の概要
フローチャートである。
【図8】本実施例にかかる画面の消去を行う処理の概要
フローチャートである。
【図9】本実施例にかかる入力に対する処理の概要フロ
ーチャートである。
【図10】本実施例にかかる入力に対する処理の概要フ
ローチャートである。
【図11】本実施例にかかる入力に対する処理の概要フ
ローチャートである。
【図12】中央処理装置の負荷を監視する処理の概要フ
ローチャートである。
【符号の説明】
301…中央処理ユニット(CPU)、302…主メモ
リ(MM)、303…固定ディスク装置(HDD)、3
04…タイマ(TM)、305…ビデオメモリ(VRA
M)、306…ディスプレイ表示装置(CRT)、30
7…キーボード(KB)、308…バス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩谷 隆雄 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 桑原 禎司 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを入力する入力装置と、データを表
    示する表示装置と、データを記憶する記憶装置と、時間
    を計る時計を備えた情報処理装置において、 入力を監視する手段を設け、 上記監視手段により入力を監視した結果、一定の時間の
    間入力がされない場合に現在表示している画面の内容を
    上記記憶装置に保存し、保存処理終了後に画面の消去を
    行ない、その後、上記情報処理装置を使用しているユー
    ザに連絡をとるのに必要な情報を表示し、時間の経過と
    ともに、該表示を移動させる手段を有することを特徴と
    する情報処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1の情報処理装置において、 該情報処理装置の中央処理装置の負荷の状態を観測する
    手段を有し、 ユーザに連絡をとるのに必要な情報を表示している状態
    において、上記観測をする手段により、上記情報処理装
    置の中央処理装置の負荷が、一定の時間の間、特定の値
    よりも小さかった場合、記憶装置に保存した画面の内容
    をもとに戻さずに特定の処理を終了させる手段を有する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】データを入力する入力装置と、データを表
    示する表示装置と、データを記憶する記憶装置と、時間
    を計る時計を備えた情報処理装置において、 入力を監視する手段を設け、 上記監視手段により入力を監視した結果、一定の時間の
    間入力がされない場合に現在表示している画面の内容を
    上記記憶装置に保存し、保存処理終了後に画面の消去を
    行ない、その後、入力装置により何らかの入力が行なわ
    れた場合に、上記情報処理装置を使用しているユーザに
    連絡をとるのに必要な情報を表示する手段を有すること
    を特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】請求項3の情報処理装置において、 該情報処理装置の中央処理装置の負荷の状態を観測する
    手段を有し、 ユーザに連絡をとるのに必要な情報を表示している状態
    において、上記観測をする手段により、上記情報処理装
    置の中央処理装置の負荷が、該情報を表示する以前の一
    定の時間の間、特定の値よりも小さかった場合、記憶装
    置に保存した画面の内容をもとに戻さずに特定の処理を
    終了させる手段を有することを特徴とする情報処理装
    置。
JP4048227A 1992-03-05 1992-03-05 情報処理装置 Pending JPH05250076A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2818927A1 (de) * 1977-04-30 1978-11-02 Hitachi Cable Verfahren und vorrichtung zur herstellung eines verbunddrahtes aus metall

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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