JPH0524982U - 液体ポンプの吐出ホース取付け構造 - Google Patents

液体ポンプの吐出ホース取付け構造

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JPH0524982U
JPH0524982U JP5267691U JP5267691U JPH0524982U JP H0524982 U JPH0524982 U JP H0524982U JP 5267691 U JP5267691 U JP 5267691U JP 5267691 U JP5267691 U JP 5267691U JP H0524982 U JPH0524982 U JP H0524982U
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JP
Japan
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pump body
discharge
discharge pipe
pipe
pump
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Pending
Application number
JP5267691U
Other languages
English (en)
Inventor
雅彦 原
Original Assignee
株式会社アツギユニシア
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Publication date
Application filed by 株式会社アツギユニシア filed Critical 株式会社アツギユニシア
Priority to JP5267691U priority Critical patent/JPH0524982U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アイコネクタをボルトコネクタで締め付けた
ときに、シールリングに無理な荷重がかからないように
するとともに、吐出ホースの取付端部にエンジンなどの
駆動装置の振動等の受け支え機能を分散するように工夫
した。 【構成】 ポンプボデイ11に形成した取付け孔に、金
属製突出パイプ2を取付け、この吐出パイプ2の先端に
ゴムホース19を連結させ、金属製吐出パイプ2をポン
プボデイ11への取付端より離間した位置で前記ポンプ
ボデイ11に支持させた2点支持とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種油圧機器のパワーソースに施用される液体ポンプの吐出ホース の取付け部分の改良に関する。
【0002】
【従来技術】
従来この種の液体ポンプの吐出ホース取付け構造は、ポンプボデイにポンプの 吐出ポートに連通する取付け孔を形成し、この取付け孔に吐出パイプの一方の端 部に固定されているアイコネクタを、シールリングによる封止のもとに内部に液 体通路を形成したボルトコネクタで取付け、吐出パイプの他方の端部にゴムホー スを連結させるという構造であった。
【0003】
【考案の解決しようとする課題】
したがって、従来の液体ポンプの吐出ホース取付け構造においては、吐出パイ プは、その取付端部1カ所のみがポンプボデイに支持されていることとなり、こ の取付端部のポンプボデイの取付け孔への取付けによって、吐出パイプをポンプ ボデイに取付ける機能を果たさせると共に、その取付端部はエンジンなどの駆動 装置の振動を支える機能をも果たさせるという構造と成っていることとなる。
【0004】 したがって、吐出ホースの取付端部に固定したアイコネクタをボルトコネクタ でエンジンなどの駆動装置の振動に抗するように確実堅固に締め付ける必要があ る。このためアイコネクタをボルトコネクタに締め付けたときに、締め過ぎによ ってシールリングの座面に無理な荷重がかかり永久変形を起こさせてしまう虞が 増すと共に、エンジンなどの駆動装置の振動をこの取付端部が支えきれずに緩み が生じ、作動油漏れを起こす虞があるという問題があった。
【0005】 そこで、本考案の目的は、上記問題点を解決すべく、吐出ホースの取付端部に 無理な荷重がかからないようにするとともに、吐出ホースの取付端部のみがエン ジンなどの駆動装置の振動等の受け支え点とならないように工夫した液体ポンプ の吐出ホース取付け構造を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の液体ポンプの吐出ホース取付け構造は、ポンプボデイに形成した取付 け孔に、金属製吐出パイプを取付け、この吐出パイプの先端にゴムホースを連結 させた吐出ホースの取付け構造において、前記金属製吐出パイプをポンプボデイ への取付端より離間した位置で前記ポンプボデイに支持させるというものである 。
【0007】
【作用】
かかる構成のもとに、吐出パイプは、その取付端部がポンプボデイに取り付け られるとともに、この取付端部より離間した位置においてポンプボデイに支持さ せるという廻り止めも兼ねた2点支持となり、エンジンなどの駆動装置の振動は 吐出パイプの取付端部のみで受け支えるのではなく、この取付端部より離間した 位置と共に金属製の吐出パイプをポンプボデイによって受け支えられることとな る。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の実施例につき、図を用いて説明する。
【0009】 図1は、本考案の実施例を示す液圧ポンプの正面図である。図において1は内 部にポンプユニットを収容した液圧ポンプであり、このポンプ1はこの実施例で は吐出口17を2か所設置したタンデムポンプである。11はポンプ1のポンプ ボデイであり、内部にポンプユニットを収容したフロントボデイ11aとセンタ ーボデイ11bとセンターボデイ11bの後端部を覆うリアカバー12とにより 構成されている。
【0010】 ポンプボデイ11の吐出口17には、シールリング21による封止のもとにボ ルトコネクタ20を螺着することにより、アイコネクタ18が取付いている。ア イコネクタ18には、ボルトコネクタ20の挿通孔28が穿設されており、この 挿通孔28とボルトコネクタ20との間に環状空間30が形成されている。この 環状空間30は、ポンプ1からボルトコネクタ20の油通路29を介して吐出さ れる吐出作動油を後述の鋼管16に導くようになっている。
【0011】 前記アイコネクタ18には、例えば鋼管16の一端部が結合されており、鋼管 16の他端部は、図示しない各種油圧機器のパワーソースの配管用ゴムホース1 9のゴムホース基端部26を介して接続している。そして、アイコネクタ18、 鋼管16およびゴムホース基端部26で吐出パイプ2を構成している。なお、鋼 管16、配管用ゴムホース19及びゴムホース基端部26の関係は、このゴムホ ース基端部26に鋼管16及び配管用ゴムホース19を嵌め、ゴムホース基端部 26の外周を加締めることによって、鋼管16及び配管用ゴムホース19とを連 結するようになっている。
【0012】 一方、上記ポンプボデイ11のリアカバー12には、ポンプ1を車体等に取付 けるためのサポートブラケット22が固定されており、このサポートブラケット 22には、前記吐出パイプ2を支持するための配管支持部22a,22bが一体 的に延設されている。すなわち、この配管支持部22a,22bの端部は、取付 孔を有する溶接ナット23が固着されており、この溶接ナット23にゴムホース 基端部26を支持する配管支持用フランジ24がボルト25により固定されてい る。従って。配管支持用フランジ24は、吐出パイプ2をサポートブラケット2 2に支持させる媒体としての機能をしている。この結果、吐出パイプ2はポンプ ボデイ11に対して、ポンプボデイ11の吐出口17に吐出パイプ2の取付端部 であるアイコネクタ18が取付いているとともに、アイコネクタ18より離間し た位置において、金属製の吐出パイプ2のゴムホース基端部26がザポートブラ ケット22を会してポンプボデイ11に支持されていることとなる。
【0013】 なお、図中13は、リアカバ−12をポンプボデイ11に取付けるためのボル ト、14はポンプ1の駆動軸、15は吸入パイプ、27は圧力スイッチのコネク タ部である。
【0014】 このように構成したことにより、この実施例では、図外の駆動装置によって駆 動軸14が回転することにより、吸入パイプ15から吸入された作動油が吐出口 17、ボルトコネクタ20の油通路29、環状空間30および吐出パイプ2を経 て所定の油圧機器に圧送される。このとき、吐出パイプ2はポンプボデイ11に 対して、アイコネクタ16の他に、このアイコネクタ16より離間したゴムホー ス基端部26がポンプボデイ11にサポートブラケット22を介して支持される 廻り止めも兼ねた2点支持なっている。エンジンなどの駆動装置の振動は吐出パ イプ2の取付端部であるアイコネクタ18のみで受け支えられるのではなく、こ のアイコネクタ18より離間した位置における金属製の吐出パイプ2即ちゴムホ ース基端部26とともにポンプボデイ11によって受け支えられることとなり、 アイコネクタ18にはエンジンなどの駆動装置の振動等は直接伝達されないので 、アイコネクタ18をボルトコネクタ20で締め付ける荷重はエンジンなどの振 動装置の振動を受け支える程の締め付けを要しない。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、吐出パイプは、その取付端部がポンプ ボデイに取り付けられるとともに、この取付端部より離間した位置で吐出パイプ をポンプボデイに支持させた2点支持となり、エンジンなどの駆動装置の振動は 吐出ホースの取付端部にのみ受け支えるのではなく、この取付端部より離間した 位置における金属製の吐出パイプをホンプボデイによって受け支えることとなり 、吐出パイプ取付端部は強度の締め付け荷重を必要とせず、取付端部の緩みが生 じることなく、作動油漏れが生じない。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例を示す液圧ポンプの正面図で
ある。
【図2】 図1の一部を破断した左側面図である。
【符号の説明】
2 金属製吐出パイプ 11 ポンプボデイ 18 アイコネクタ 19 ゴムホース 23 取付孔を有する溶接ナット 26 ゴムホース基端部(取付端部より離間した位置に
おける吐出パイプの部位)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプボデイに形成した取付け孔に、金
    属製突出パイプを取付け、この吐出パイプの先端にゴム
    ホースを連結させた吐出ホースの取付け構造において、
    前記金属製吐出パイプをポンプボデイへの取付端より離
    間した位置で前記ポンプボデイに支持させたことを特徴
    とする液体ポンプの吐出ホース取付け構造。。
JP5267691U 1991-06-13 1991-06-13 液体ポンプの吐出ホース取付け構造 Pending JPH0524982U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5267691U JPH0524982U (ja) 1991-06-13 1991-06-13 液体ポンプの吐出ホース取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP5267691U JPH0524982U (ja) 1991-06-13 1991-06-13 液体ポンプの吐出ホース取付け構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0524982U true JPH0524982U (ja) 1993-04-02

Family

ID=12921487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5267691U Pending JPH0524982U (ja) 1991-06-13 1991-06-13 液体ポンプの吐出ホース取付け構造

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JP (1) JPH0524982U (ja)

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