JPH0524811U - ユニツトバスのパネル連結具 - Google Patents

ユニツトバスのパネル連結具

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JPH0524811U
JPH0524811U JP86992U JP86992U JPH0524811U JP H0524811 U JPH0524811 U JP H0524811U JP 86992 U JP86992 U JP 86992U JP 86992 U JP86992 U JP 86992U JP H0524811 U JPH0524811 U JP H0524811U
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勝三 奥山
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 互いに結合されるべく隣接して配置される壁
パネル6Aの一方の接合部位に、凹部形成の嵌入部21
を設けるとともに、他方の壁パネル6Bの接合部位に、
嵌入部21に嵌入自在な被嵌入部22を設けてある。嵌
入部21には、板バネ製係合片14を突設してあり、両
壁パネル6A,6Bを互いに近接させるに伴って係合片
14に弾性的に係合する板バネ製被係合片15を被嵌入
部22に突設してある。係合片14と被係合片15との
遊端部に、それらの遊端部を屈曲形成してなり、かつ、
互いに係合する係合凹部14Aと係合凸部15Aとを各
別に設け、係合凹部14Aの曲率半径を係合凸部15A
の曲率半径よりも小に形成してある。 【効果】 作業負担を軽減したものにでき、そのうえ、
両壁パネルをがたつきのない状態で、安定的に連結する
ことができて、両壁パネル間の目地のコーキング材の剥
離を防止できるから、目地からの水漏れを防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はユニットバスを構成するパネル等を据付施工する浴室に分割搬入し、 パネル同士を連結して側壁等を形成する際に使用されるユニットバスのパネル連 結具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、互いに隣接するパネルを連結するに、図7に示すように、隣接パネル6 A,6Bの連結部位夫々に形成した補強用パイプ11,11を、ボルト20で連 結する構成を採っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この種のユニットバスの組付作業は、例えば壁パネル同士を連結する場合、あ らかじめ区画された浴室で行うことと、その浴室を形成する壁面にユニットバス の壁パネルを近接して配置するところから、壁パネルと浴室壁面との間の狭い間 隙部分でボルトの連結作業を行わねばならず、作業がやりにくくなっていた。 本考案の目的は、上記従来の欠点を解消し、作業負担を軽減するとともに、組 付自体も容易に行うことができるユニットバスのパネルの連結具を提供する点に ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案にかかるユニットバスのパネルの連結具は、 互いに結合されるべく隣接して配置されるパネルの一方の接合部位に、凹部形成 の嵌入部を設けるとともに、他方のパネルの接合部位に、前記嵌入部に嵌入自在 な被嵌入部を設け、前記嵌入部に、前記被嵌入部の抜け出しを阻止する板バネ製 係合片を、前記被嵌入部の抜け出し方向に突設し、両パネルを互いに近接させる に伴って前記係合片に弾性的に係合して前記両パネルを連結状態にする板バネ製 被係合片を前記被嵌入部に、前記嵌入部からの抜け出し方向に突設し、前記係合 片と前記被係合片との係合部を構成するに、前記係合片と前記被係合片との遊端 部に、それらの遊端部を屈曲形成してなり、かつ、互いに係合する係合凹部と係 合凸部とを各別に設け、前記係合凹部の曲率半径を前記係合凸部の曲率半径より も小に形成してあることを特徴とし、その作用効果は、次の通りである。
【0005】
【作用】
つまり、両パネルを所定状態に配置し、一方のパネルの嵌入部と他方のパネル の被嵌入部とを近接させると、被嵌入部が嵌入部に嵌入し、被嵌入部に設けた板 バネ製被係合片の係合凸部が、嵌入部に設けた板バネ製係合片の係合凹部に入り 込んだ状態で、係合片と被係合片とが弾性的に係合して、両パネルが連結する。
【0006】 この場合、係合片を被嵌入部の抜け出し方向に、そして被係合片を、嵌入部か らの抜け出し方向にそれぞれ突設するとともに、それらの遊端部に係合凹部と係 合凸部とを各別に屈曲形成し、かつ、係合凹部の曲率半径を係合凸部の曲率半径 よりも小に形成してあるから、係合凸部は係合凹部に対して二点で接当するよう になり、例えば、係合凸部が形成される被係合片が、製作誤差により多少短く製 作されても、前記二点のうちの一点は、係合凹部のうちで、嵌入部の抜け出しを 阻止する役割を果たす部位に必ず接当し、その結果、両パネルをがたつきのない 状態で、安定的に連結することができて、両パネルががたつくことに起因する両 パネル間のコーキング材の剥離を防止することができる。
【0007】
【考案の効果】
従って、両パネルを連結するのに、ボルト等の人為的締め付け作業等を必要と する連結具を用いていないから、それだけ作業負担を軽減したものにでき、その うえ、両パネルをがたつきのない状態で、安定的に連結することができて、両パ ネル間の目地のコーキング材の剥離を防止することができるから、目地からの水 漏れを防止できるユニットバスのパネルの連結具を提供することができた。
【0008】
【実施例】 実施例を説明する。図3に示すように、浴槽1、浴槽用水栓金具2、洗場用水 栓金具3、シャワーヘッド4を備えるとともに、これらを囲むように、洗場を形 成する床板5、側壁6、天井壁(図示せず)を配して外殻構造を形成し、ユニッ トバスを構成する。
【0009】 図1に示すように、前記側壁6は、複数の壁パネル6A,6B(パネルの一例 )から成り、各壁パネル6A,6Bを縦向きパネル基板9と、この表面に張設さ れるタイル10とで形成し、パネル基板9の背面における周辺部に補強用角パイ プ11(縦パイプの一例)を一体固着してある。
【0010】 側壁6を形成する第1・第2壁パネル6A,6B同士の連結構造について説明 する。図2(イ)、(ロ)に示すように、第1壁パネル6Aの外面周縁に張り付 けられた補強用パイプ11の接合部位に、屈曲した2片からなる板バネ製係合片 14の一片を取り付けて、凹部状の嵌入部21を形成してあり、他方、前記第1 壁パネル6Aと連結される第2壁パネル6Bの外面周縁に補強用角パイプ11を 張設し、この補強用角パイプ11の接合部位に、平面視ほぼV字状の板バネ製被 係合片15の一片を取り付けて、前記嵌入部21に対する被嵌入部22を形成し てある。
【0011】 前記係合片14は被嵌入部22の抜け出し方向に、また、前記被係合片15は 嵌入部21からの抜け出し方向にそれぞれ突設して、係合片14、被係合片15 を弾性変形させることによって、嵌入部21と被嵌入部22の幅をそれぞれ変更 できるように構成してある。そして、被嵌入部22の幅を嵌入部21の幅よりも やや大きく形成し、被嵌入部22を嵌入部21に近接させるに伴って被係合片1 5が係合片14に弾性的に係合して、両壁パネル6A,6Bを連結状態にできる ように構成してある。
【0012】 前記係合片14と被係合片15とは、それらの遊端部で互いに係合し、係合片 14と被係合片15との係合部を構成するに、係合片14と被係合片15との遊 端部に、互いに係合する係合凹部14Aと係合凸部15Aとを各別に屈曲形成し て設け、係合凹部14Aの曲率半径rを係合凸部15Aの曲率半径Rよりも小に 形成してある。
【0013】 以上の構成において、図2(イ)に示すように、第1壁パネル6Aと第2壁パ ネル6Bを所定の位置に配置し、同図(ロ)に示すように、それらを近接させる と、被係合片15の係合凸部15Aが係合片14の係合凹部14Aに弾性的に係 合し、両壁パネル6A,6Bが連結状態になる。
【0014】 〔別実施例〕 図4に示すように、側壁6に出窓ユニットWを設けた場合において、この出窓 ユニットWの出窓パネル同士を連結する場合にも、本考案にかかるパネル連結具 を適用することができる。以下に、その場合の連結構造について説明する。
【0015】 前記出窓ユニットWは、膳板パネル23、天板パネル24及び両側板パネル2 5を矩形状に組み立てたもので、各パネルの内周側となる表面には、前記壁パネ ルと同様のタイル仕上げを施してある。
【0016】 図4,5,6に示すように、前記側壁6には、出窓用開口部1aの四隅部に、 出窓パネル取り付け用角パイプ11Aをそれぞれ立設してある。そして、上側の 一対の角パイプ11Aに天板パネル24を、下側の一対の角パイプ11Aに膳板 パネル23を出窓の内側から各別に当て付けて固着してある。前記角パイプ11 のA左右外側の面には、スペーサー26を介して側板パネル取り付け用角パイプ 11Bをそれぞれ固着してあり、それらの角パイプ11Bに前記係合片14を取 り付けて、前記嵌入部21を、出窓の内方側に向けて形成してある。他方、側板 パネル25の外面の上下端部に角パイプ11Cを張りつけ、それらの角パイプ1 1Cに前記被係合片15を取り付けて、前記被嵌入部22を、側板パネル25の 外方に向けて形成してある。以上の構成において、図6に示すように、被嵌入部 22を嵌入部21に位置あわせしながら側板パネル25を出窓の内側から外方に 押しやると、被係合片15の係合凸部15Aが係合片14の係合凹部14Aに弾 性的に係合し、両側板パネル25、膳板パネル23及び天板パネル24が連結状 態になる。 一般に、出窓パネルを組み付ける場合、建物壁と壁パネルとの間の狭い空間で 外組しなければならず、組み付け作業に手間がかかっていたが、本実施例によれ ば、両側板パネル25と膳板パネル23と天板パネル24とを、上記のように出 窓の内側から簡単に取り付けることができ、組み付け作業の作業性を大きく向上 させることができる。
【0017】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】壁パネル同士の連結構造を示す斜視図
【図2】(イ)壁パネル同士を連結する状態を示す横断
平面図、(ロ)壁パネル同士を連結する状態を示す横断
平面図
【図3】ユニットバスの斜視図
【図4】別実施例のユニットバスの斜視図
【図5】ユニットバスの出窓の横断正面図
【図6】出窓パネル同士を連結する状態を示す横断正面
【図7】従来の側壁同士の連結構造を示す横断平面図
【符号の説明】
6A,6B 壁パネル 14 係合片 14A 係合凹部 15 被係合片 15A 係合凸部 21 嵌入部 22 被嵌入部 r 係合凹部の曲率半径 R 係合凸部の曲率半径

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに結合されるべく隣接して配置され
    るパネル(6A)の一方の接合部位に、凹部形成の嵌入
    部(21)を設けるとともに、他方のパネル(6B)の
    接合部位に、前記嵌入部(21)に嵌入自在な被嵌入部
    (22)を設け、前記嵌入部(21)に、前記被嵌入部
    (22)の抜け出しを阻止する板バネ製係合片(14)
    を、前記被嵌入部(22)の抜け出し方向に突設し、両
    パネル(6A),(6B)を互いに近接させるに伴って前
    記係合片(14)に弾性的に係合して前記両パネル(6
    A),(6B)を連結状態にする板バネ製被係合片(1
    5)を前記被嵌入部(22)に、前記嵌入部(21)か
    らの抜け出し方向に突設し、前記係合片(14)と前記
    被係合片(15)との係合部を構成するに、前記係合片
    (14)と前記被係合片(15)との遊端部に、それら
    の遊端部を屈曲形成してなり、かつ、互いに係合する係
    合凹部(14A)と係合凸部(15A)とを各別に設
    け、前記係合凹部(14A)の曲率半径(r)を前記係
    合凸部(15A)の曲率半径(R)よりも小に形成して
    あるユニットバスのパネル連結具。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63179313U (ja) * 1987-05-12 1988-11-21

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63179313U (ja) * 1987-05-12 1988-11-21

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