JPH05247040A - 9,9−アルキレン−3,7−ジアザビシクロ[3,3,1ノナン化合物のフマル酸塩及びこれを含有する心臓用医薬並びに該新規塩の製造方法 - Google Patents

9,9−アルキレン−3,7−ジアザビシクロ[3,3,1ノナン化合物のフマル酸塩及びこれを含有する心臓用医薬並びに該新規塩の製造方法

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JPH05247040A
JPH05247040A JP4323091A JP32309192A JPH05247040A JP H05247040 A JPH05247040 A JP H05247040A JP 4323091 A JP4323091 A JP 4323091A JP 32309192 A JP32309192 A JP 32309192A JP H05247040 A JPH05247040 A JP H05247040A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 化学量論的に純粋な形で得られ、実質的に非
吸湿性の、9,9−アルキレン−3,7−ジアザビシク
ロ[3,3,1]ノナン化合物の塩を提供する。 【構成】 下記式I: [式中、Aは4〜5個の炭素原子を有するアルキレン鎖
を表し、R1及びR2は直鎖状又は分枝鎖状の3〜4個の
炭素原子を有するアルキル基又はシクロプロピルメチル
基を表す]の塩基1モル当たりフマル酸1.5モルを含
有する9,9−アルキレン−3,7−ジアザビシクロ
[3,3,1]ノナン化合物。 【効果】 上記化合物は、心臓用医薬として有用であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般式I:
【0002】
【化3】
【0003】[式中、Aは4〜5個の炭素原子を有する
アルキレン鎖を表し、R1及びR2は互いに独立してそれ
ぞれ直鎖状又は分枝鎖状の3〜4個の炭素原子を有する
アルキレン基又はシクロプロピルメチル基を表す]の
N,N′−2置換9,9−アルキレン−3,7−ジアザ
ビシクロ[3,3,1]ノナン化合物の新規の結晶フマ
ル酸塩に関する。
【0004】
【従来の技術】式Iの9,9−アルキレン−3,7−ジ
アザビシクロノナン化合物及び該物質の薬理学的な作用
は、ヨーロッパ特許第103833号明細書及び相当す
るフィンランド国特許第76338号明細書から公知で
ある。式Iの化合物は前記の特許明細書に記載された
9,9,N,N′−4置換3,7−ジアザビシクロ
[3,3,1]ノナン化合物であり、そこに記載された
方法により製造することができる。前記の特許明細書か
ら、該化合物は貴重な心臓に効果的な特性を有し、特に
酸素を節約し、心拍数に影響し心臓を律動させる作用を
示し、かつ生理学的な高い認容性で優れていることが公
知である。従って、該化合物は僅少量の用量で満足な抗
不整脈作用を示す。更に心臓の収縮性に好ましくない影
響を与えることは殊の外少ない。すなわち、該化合物は
抗不整脈ないしは心臓の不応時間を延長させる作用の好
ましくない心収縮の副作用に対して特に好ましい関係を
有する。1990年6月15日に出願されたドイツ特許
出願番号第4019080号明細書に記載されているよ
うに、該化合物は更にナトリウム析出物とカリウム析出
物との好ましい関係により著しい利尿作用も有する。
【0005】式Iの化合物の塩として、フィンランド国
特許第76388号明細書には二水素酒石酸塩、及び未
公開のドイツ特許出願第4019080号明細書には
N,N′−ジシクロプロピルメチル−9,9−テトラメ
チレン−3,7−ジアザビシクロ[3,3,1]ノナン
の二水素酒石酸塩及び二塩酸塩、及びN−イソブチル−
N′−イソプロピル−9,9−ペンタメチレン−3,7
−ジアザビシクロ[3,3,1]ノナンの二水素酒石酸
塩及び二水素フマル酸塩が記載されている。
【0006】これまで使用された式Iの化合物の塩は、
結晶質ではない、例えば水素酒石酸塩は非結晶質で生成
し、及び/又は例えば塩酸塩は非常に吸湿性であるとい
う欠点を有する。この種の塩では変動する溶剤含量によ
り、一定の化学量論的組成及び不変の生物有用性は特別
な予防措置がなくては保証することができない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の解決
する課題は、結晶質で化学量論的に単一の、実質的に溶
媒化合物不含でかつ非吸湿性の、しかしながら水中で十
分に溶解する、9,9,N,N′−4置換3,7−ジア
ザビシクロ[3,3,1]ノナン化合物の塩を提供すべ
きであった。
【0008】
【課題を解決するための手段】ところで9,9−位で4
〜5個の炭素原子を有するアルキレン鎖と置換された、
従って螺旋構造を有し、両窒素原子でそれぞれ3〜4個
の炭素原子を有するアルキル基又はシクロプロピルメチ
ルと置換されている9,9,N,N′−4位で置換され
た3,7−ジアザビシクロ[3,3,1]ノナン化合物
はフマル酸と1:1.5のモル比で安定な結晶質の塩が
形成できることを見出した。
【0009】本発明の対象は、一般式I:
【0010】
【化4】
【0011】[式中、Aは4〜5個の炭素原子を有する
アルキレン鎖を表し、R1及びR2は互いに独立してそれ
ぞれ直鎖状又は分枝鎖状の3〜4個の炭素原子を有する
アルキル基又はシクロプロピルメチル基を表す]の塩基
1モル当たりフマル酸1.5モルを含有する、9,9−
アルキレン−3,7−ジアザビシクロ[3,3,1]ノ
ナン化合物の相応するフマル酸塩である。
【0012】式Iの化合物としては特にN−イソブチル
−N′−イソプロピル−9,9−ペンタメチレン−3,
7−ジアザビシクロ[3,3,1]ノナン(呼称=ベル
トサミル( Bertosamil ))及びN,N′−ジシクロプロ
ピルメチル−9,9−テトラメチレン−3,7−ジアザ
ビシクロ[3,3,1]ノナン(呼称=テジサミル(Te
disamil))を使用する。
【0013】本発明による式Iの化合物のセスキ水素フ
マル酸塩の製造は、低級アルコール中式Iの塩基と少な
くとも1.5倍のモル量のフマル酸の溶液を、弱極性有
機溶剤と混合し、式Iの塩基1モル当たりフマル酸1.
5モルを含有する塩を結晶化させ、結晶化した塩を分離
することにより行う。
【0014】低級アルコールとしては、例えばメタノー
ル、エタノール又はイソプロパノール、特にメタノール
又はエタノールが適している。弱極性有機溶剤の低級ア
ルコールと比較して弱い極性の溶剤としては、低級脂肪
族ケトン、特にアセトン又は低級脂肪族の開鎖状のエー
テル、特にジエチルエーテルが適している。
【0015】好ましくは、式Iの塩基に対して1.5モ
ル〜2モルの量のフマル酸を使用する。フマル酸を過剰
で使用する場合には、二水素フマル酸塩副生成物を除去
するために、場合により生成した塩を一定の融点が得ら
れるまで何度も再結晶させることが必要である。アルコ
ール溶液中の式Iの塩基の濃度は、化合物の溶解性、溶
解温度及びバッチ量に応じて任意に変動することができ
て、例えば3〜50モル/lの範囲内であってよい。
【0016】アルコール溶液と弱極性溶剤との容量比
は、アルコール溶液中の式Iの化合物の濃度及び式Iの
化合物の晶出でき1,5−水素フマル酸塩の溶解度及び
弱極性溶剤の種類に応じて変更することができる。その
際、弱極性溶剤の容量は、以前としてアルコール溶液の
容量の数倍である。例えばアルコール溶液の、弱極性溶
剤に対する容量比は、1:15〜1:25の範囲内、特
に約1:20であるのが有利であることが判明した。ア
ルコール溶液を弱極性溶剤と混合するために、弱極性溶
剤をアルコール溶液に加えるか、又はアルコール溶液を
弱極性溶剤に加えてもよい、例えば徐々に滴加してもよ
い。所望の場合には、得られた混合物を、単一の溶液を
形成するために還流下で、例えば反応混合物の沸点まで
加熱してもよい。引続き、式Iの化合物の1,5−ハロ
ゲンフマレートを、有利には例えば室温から0℃の温度
で混合物を冷却しながら晶出させる。
【0017】晶出した塩は、公知の方法で母液から分離
することができる。例えば場合により減圧下で濾別し、
引続き若干高めた温度で、例えば40〜65℃の温度
で、有利には真空乾燥機中で乾燥することができる。
【0018】
【実施例】次に、本発明を以下の実施例につき詳細に説
明するが、但し本発明の範囲を限定するものではない。
以下の実施例に記載した融点範囲は、示差走査熱量(=
differential scanning calorimetry、略号“DSC”)に
より、Perkin Elmer 社のDSC7型器で測定した。融点範
囲を表すエネルギー曲線のピークは10℃/分の加熱速
度で測定した。乾燥過程では実施例に記載した重量減少
の測定は熱重量分析(thermogravimetric analysis、略
号“TGA”)により、Perkin Elmer 社のTGA7型器で2
0℃/分の加熱速度で測定した。
【0019】例1 N−イソブチル−N′−イソプロピル−9,9−ペンタ
メチレン−3,7−ジアザビシクロ[3,3,1]ノナ
ン−1,5−水素フマル酸塩(=ベルトサミル−1,5
−水素フマル酸塩)の製造 ベルトサミル−二水素フマル酸塩6.2kg(11.8
モル)を50℃の温度でメタノール2.6リットル中に
溶解させた。引続きアセトン52リットルを該溶液に加
え、該反応混合物を還流で7時間加熱した。次いで反応
混合物を緩慢に室温に冷却した。母液から形成された沈
殿物をヌッチェ上で吸引濾過し、これをアセトン1リッ
トルで洗浄し、乾燥棚中50℃で乾燥した。90〜95
℃の融点を有する粗製結晶3.6kgが得られた。該粗
製結晶を新たにメタノール2リットル中に50℃で溶解
させ、該溶液にアセトン42リットルを加えた。該反応
混合物を緩慢に撹拌下で室温に冷却した。母液から形成
された沈殿物をヌッチェ上で吸引濾過し、これをアセト
ン1リットルで洗浄し、乾燥棚中50℃で乾燥した。1
04.5〜107.4℃の融点範囲を有するベルトサミ
ル−1,5−水素フマル酸塩2.82kgが得られた。
【0020】該融点範囲は、メタノール/アセトンから
更に再結晶させた際も変わらなかった。滴定により測定
した塩基:酸の比は1:1.5であった。
【0021】TGA:乾燥の際の重量減少は確認されな
かった。
【0022】例2 N,N′−ジシクロプロピルメチル−9,9−テトラメ
チレン−3,7−ジアザビシクロ[3,3,1]ノナン
−1,5−水素フマル酸塩(=テジサミル−1,5−水
素フマル酸塩)の製造 テジサミル3.7g(=0.0128モル)をエタノー
ル25mlに溶解させた。該溶液にエタノール30ミリ
リットル中フマル酸2.98g(=0.0256モル)
の溶液を加えた。形成された均一な溶液を緩慢にジエチ
ルエーテル500ミリリットル中に滴加し、該反応混合
物を塩形成が完了するまで乾燥棚で冷却した。引続き母
液から形成された結晶をヌッチェ上で吸引濾過し、これ
をジエチルエーテル20ミリリットルで洗浄し、真空乾
燥棚中60℃で乾燥した。135.8〜136.9℃の
融点を有するテジサミル−1,5−水素フマル酸塩4.
9gが得られた。滴定により測定した塩基:酸の比は、
1:1.5であった。
【0023】TGA:乾燥の際の重量減少は確認されな
かった。
【0024】本発明による、例1及び例2の1,5−水
素フマル酸塩の特性を同じ塩基の別の塩と比較した。
【0025】比較例A〜G ベルトサミル及びデジサミルの別の酸との比較塩の製造A)ベルトサミル−二水素フマル酸塩 ベルトサミル6kg(=20.5モル)をエタノール1
4.4リットルに溶解させた。該溶液に固体フマル酸
4.76kg(=41モル)を加えた。該反応混合物を
80℃に加熱し、該温度で30分間撹拌した。引続き反
応混合物を緩慢に撹拌しながら室温に冷却し、更に氷浴
中0℃で30分間撹拌した。母液から形成された沈殿物
をヌッチェ上で吸引濾過し、これを氷冷したエタノール
10リットルで洗浄し、乾燥棚中35℃で乾燥した。ベ
ルトサミル−ジヒドロゲンフマレート5.1kgが得ら
れた。DSCにより90.2〜96.2℃の溶融範囲が
明らかになった。もう1つのピークは68〜81℃の温
度範囲に生じ、これはエタノールの流出に起因する。
【0026】TGA:乾燥の際の塩の重量減少は7.0
%であった。滴定により測定した塩基:酸の比は1:
2.1であった。
【0027】B)ベルトサミル−二塩酸塩 ベルトサミル5.4g(=0.0154モル)をイソプ
ロパノール20ミリリットル中に溶解させた。該溶液に
イソプロパノール中の塩化水素酸の3.8規定溶液8.
2ミリリットルを氷冷下で加えた。引続きイソプロパノ
ールを留去した。残留物を僅少のアセトン中で抽出し、
結晶が開始するまでジエチルエーテルを加えた。母液か
ら沈殿物をヌッチェ上で吸引濾過し、これを真空乾燥棚
中60℃で乾燥した。180.6〜183.7℃の溶融
範囲を有するベルトサミル−二塩酸塩5gが得られた。
【0028】TGA:乾燥の際の重量減少は2.0%で
あった。滴定により測定した塩基:酸の比は1:2.0
であった。
【0029】C)ベルトサミル−二水素酒石酸塩 ベルトサミル5.4g(=0.018モル)を酢酸エチ
ルエステル10ml中に溶解させた。該溶液にアセトン
20ミリリット中L(+)酒石酸5.5g(=0.03
7モル)の溶液を加えた。溶剤を留去した後ベルトサミ
ル−二水素酒石酸塩8.4gを非結晶質の泡状物として
単離した。溶融範囲189.2〜201.2℃(分
解)。滴定により測定した塩基:酸の比は1:1.8で
あった。
【0030】TGA:乾燥の際の重量減少は0.1%で
あった。
【0031】D)ベルトサミル−サリシル酸塩 ベルトサミル10.7g(=0.037モル)をジエチ
ルエーテル40mlに溶解させた。該溶液にジエチルエ
ーテル30ml中のサリシル酸5.12g(=0.03
7モル)の溶液を加え、該反応混合物を30分間撹拌し
た。母液から、析出した沈殿物をヌッチェ上で吸引濾過
し、これを真空乾燥棚中60℃で乾燥した。118.4
〜119.5の融点範囲を有するベルトサミル−サリシ
ル酸14.5gが得られた。滴定により測定した塩基:
酸の比は1:1.0であった。TGA:乾燥の際の重量
減少は確認されなかった。
【0032】E)テジサミル−二塩酸塩 テジサミル2g(=0.0069モル)をイソプロパノ
ール5ml中に溶解した。該溶液に撹拌下でイソプロパ
ノール5ml中の塩化水素酸0.53gの溶液を加え
た。塩形成後イソプロパノールを留去し、残留物として
残留するテジサミル−二塩酸塩をアセトンから再結晶さ
せ、真空乾燥棚中60℃で乾燥した。テジサミル−二塩
酸塩2gが得られた。DSCにより225.7〜24
0.4℃の溶融範囲(分解)が判明した。滴定により測
定した塩基:酸の比は1:2.0であった。TGA:乾
燥の際の重量減少は0.2%であった。
【0033】F)テジサミル−二水素酒石酸塩 テジサミル3.7g(=0.0128モル)を酢酸エチ
ルエステル15ml中に溶解した。該溶液にアセトン5
0ml中のL(+)−酒石酸3.85g(=0.025
6モル)の溶液を加えた。溶剤を留去した後テジサミル
−二水素酒石酸6gを非結晶質の泡状物として単離し
た。DSCにより定義される溶融範囲は生ぜず183℃
からの分解が判明した。TGA:乾燥の際の重量減少は
0.5%であった。滴定により測定した塩基:酸の比は
1:2.1であった。
【0034】G)テジサミル−サリシル酸塩 テジサミル10.7g(0.037モル)をジエチルエ
ーテル50ml中に溶解した。該溶液にジエチルエーテ
ル50ml中のサリシル酸5.12g(=0.037モ
ル)の溶液を加えた。該反応混合物を30分間撹拌し
た。母液から生成した沈殿物をヌッチェ上で吸引濾過
し、これを真空乾燥棚中60℃で乾燥した。テデシル−
サリシル酸塩14.5gが得られた。DSCにより14
0.9〜142.2℃の溶融範囲が判明した。滴定によ
り測定した塩基:酸の比は1:1.0であった。TG
A:乾燥の際の重量の減少は0.1%であった。
【0035】例1及び2による本発明の塩と、比較例A
〜Gによる比較塩の特性を以下の方法で測定した。
【0036】I.水溶性の特性 水溶性は室温で測定した。
【0037】II.溶剤残量の測定 溶剤残量の測定は、水素炎イオン化検出器を備えた Sie
mens 社のシクロマート(Sicromat)(R)装置を使用して、
毛管ガスクロマトグラフィーを用いて実施した。
【0038】III.吸湿性の測定 吸湿性を測定するために塩の試料をそれぞれ55、6
5、76、86、92及び100%の相対空気湿度で、
室温で一定重量になるまで貯蔵した。試料の初期重量及
び貯蔵後の重量は、重量計量的に測定して重量差を計算
した。該物質の吸湿性は初期重量に対する重量増加%と
して表される。溶剤を含有する物質においては、更にカ
ールフィッシャー法によりヨウ素還元滴定的に含水率測
定を実施した。
【0039】上記実験方法により得られた結果は以下の
表に示す。該表から本発明による1,5−水素フマル酸
塩は比較塩と異なり実質的に非吸湿性であるが、にもか
かわらず、製薬学的な目的として十分な水中での溶解性
を有する。
【0040】
【表1】
【0041】*ET=エタノール、Ac=アセトン、D
i=ジエチルエーテル、Pr=イソプロパノール **溶媒化合物として生成した場合には、貯蔵の際に空
気湿度に対する溶媒の交換により重量減少が生じる。こ
のことは記載した値に示されている。括弧内にはカール
フィッシャー法で測定した試料によって吸収された水の
量を示す。
フロントページの続き (72)発明者 ヴァルター ハイトマン ドイツ連邦共和国 ブルクヴェーデル 1 ゾンネンヴェーク 11 (72)発明者 ウーヴェ メーツェル ドイツ連邦共和国 ブルクドルフ ハービ ヒツホルスト9

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式I: 【化1】 [式中、Aは4〜5個の炭素原子を有するアルキレン鎖
    を表し、R1及びR2は互いに独立してそれぞれ直鎖状又
    は分枝鎖状の3〜4個の炭素原子を有するアルキル基又
    はシクロプロピルメチル基を表す]の塩基1モル当たり
    フマル酸1.5モルを含有する、9,9−アルキレン−
    3,7−ジアザビシクロ[3,3,1]ノナン化合物の
    フマル酸塩。
  2. 【請求項2】 式Iの塩基がN,N′−ジシクロプロピ
    ルメチル−9,9−テトラメチレン−3,7−ジアザビ
    シクロ[3,3,1]ノナン又はN−イソブチル−N′
    −イソプロピル−9,9−ペンタメチレン−3,7−ジ
    アザビシクロ[3,3,1]ノナンである、請求項1記
    載のフマル酸塩。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のN,N′−ジシクロプロ
    ピルメチル−9,9−テトラメチレン−3,7−ジアザ
    ビシクロ[3,3,1]ノナン−1,5−水素フマル酸
    塩。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のN−イソブチル−N′−
    イソプロピル−9,9−ペンタメチレン−3,7−ジア
    ザビシクロ[3,3,1]ノナン−1,5−水素フマル
    酸塩。
  5. 【請求項5】 薬理学的に効果的な量の請求項1による
    フマル酸塩及び一般的な製薬学的助剤及び/又は坦持物
    質を含有する心臓用医薬。
  6. 【請求項6】 一般式I: 【化2】 [式中、Aは4〜5個の炭素原子を有するアルキレン鎖
    を表し、R1及びR2は互いに独立してそれぞれ直鎖状又
    は分枝鎖状の3〜4個の炭素原子を有するアルキル基又
    はシクロプロピルメチル基を表す]の塩基1モル当たり
    フマル酸1.5モルを含有する、9,9−アルキレン−
    3,7−ジアザビシクロ[3,3,1]ノナン化合物の
    フマル酸塩を製造する方法において、低級アルコール中
    の式Iの塩基と少なくとも1.5倍のモル量のフマル酸
    の溶液を弱極性有機溶剤と混合し、式Iの塩基1モル当
    たりフマル酸1.5モルを含有する塩を結晶化させ、結
    晶化した塩を分離することを特徴とする、9,9−アル
    キレン−3,7−ジアザビシクロ[3,3,1]ノナン
    化合物のフマル酸塩の製造方法。
  7. 【請求項7】 弱極性溶剤としてアセトン又はジエチル
    エーテルを使用する、請求項6記載の方法。
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