JPH05246996A - 5,6−ジヒドロ−ジベンズ〔b,e〕アゼピン−6,11−ジオン−11−オキシム類 - Google Patents

5,6−ジヒドロ−ジベンズ〔b,e〕アゼピン−6,11−ジオン−11−オキシム類

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JPH05246996A
JPH05246996A JP4337820A JP33782092A JPH05246996A JP H05246996 A JPH05246996 A JP H05246996A JP 4337820 A JP4337820 A JP 4337820A JP 33782092 A JP33782092 A JP 33782092A JP H05246996 A JPH05246996 A JP H05246996A
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hydrogen
azepine
dihydro
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ハンノ・ビルト
Wolfgang Roeben
ボルフガング・レベン
Gerd Aichinger
ゲルト・アイヒンガー
Arnold Dr Paessens
アルノルト・ペセンス
Gehr Joerg Petersen-Von
イエルク・ペーターゼン−フオン・ゲール
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 式 【化1】 式中、A、BおよびDは水素、アミノ、ニトロ、ハロゲ
ン、シアノ、ヒドロキシル、トリフルオロメチル、トリ
フルオロメトキシまたは各々が8個までの炭素原子を有
する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルまたはアルコキ
シであり、Eは水素または6個までの炭素原子を有する
直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルである、の5,6−
ジヒドロ−ジベンズ〔b,e〕アゼピン−6,11−ジ
オン−11−オキシム類。 【効果】 逆転写酵素の阻害剤、とくに抗レトロウイル
ス剤として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は5,6−ジヒドロ−ジベンズ
〔b,e〕アゼピン−6,11−ジオン−11−オキシ
ム類、それらの製造方法、および抗レトロウイルス剤と
してのそれらの使用に関する。
【0002】ドイツ国特許(DE)第1,545,856
号は、5,6−ジヒドロ−ジベンズ〔b,e〕アゼピン
−6,11−ジオン−11−オキシムの塩基的に置換さ
れた誘導体を開示しており、オキシム酸素上でアミノア
ルキル基のわずかの例がその中に記載されている。
【0003】さらに、米国特許第3,431,257号は
向精神性作用をもついくつかの塩基的に置換した5,6
−ジヒドロ−ジベンズ〔b,e〕アゼピン−6,11−
ジオン−11−オキシム類を開示しており、本発明によ
る一般式(I)の化合物はこれらの刊行物の(R1=ア
ルキル)の意味の範囲の言語により部分的にカバーされ
る。
【0004】本発明は、一般式(I)
【0005】
【化2】
【0006】式中、A、BおよびDは同一もしくは相異
なり、そして水素、アミノ、ニトロ、ハロゲン、シア
ノ、ヒドロキシル、トリフルオロメチル、トリフルオロ
メトキシまたは各々が8個までの炭素原子を有する直鎖
状もしくは分枝鎖状のアルキルまたはアルコキシであ
り、Eは水素または6個までの炭素原子を有する直鎖状
もしくは分枝鎖状のアルキルであり、R1は水素である
か、あるいは3〜6個の炭素原子を有するシクロアルキ
ルまたは2−テトラヒドロピラニルであるか、あるいは
8個までの炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状の
アシルであるか、あるいは各々が10個までの炭素原子
を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルまたはアル
ケニルであり、それらの各々はハロゲン、ヒドロキシル
またはカルボキシルによるか、あるいは6個までの炭素
原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシカル
ボニルによるか、あるいはフェニルにより置換されてい
てもよく、前記フェニルはさらに同一もしくは相異なる
ハロゲンにより5回まで置換されていてもよい、の、適
当ならば異性体の形態の、5,6−ジヒドロ−ジベンズ
〔b,e〕アゼピン−6,11−ジオン−11−オキシ
ム類、およびそれらの生理学的に許容されうる塩類に関
する。
【0007】5,6−ジヒドロ−ジベンズ〔b,e〕ア
ゼピン−6,11−ジオン−11−オキシム類の生理学
的に許容されうる塩類は、本発明による物質と鉱酸、カ
ルボン酸またはスルホン酸との塩類であることができ
る。とくに好ましい塩類は、例えば、塩酸、臭化水素
酸、硫酸、リン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン
酸、トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、ナフタ
レンスルホン酸、酢酸、プロピオン酸、乳酸、酒石酸、
クエン酸、フマル酸、マレイン酸または安息香酸との塩
類である。
【0008】本発明による化合物は立体異性体の形態で
存在することができ、画像または鏡像(対掌体)として
挙動するか、あるいは画像または鏡像(対掌体)として
挙動しない(ジアステレオマー)。本発明は両者の対掌
体およびラセミ体ならびジアステレオマー混合物に関す
る。ラセミ体の形態は、ジアステレオマーと同様に、既
知の方法で立体異性体的に均一な構成成分に分割するこ
とができる〔参照、E.L.エリエル(Eliel)、
炭素化合物の立体化学(Stereochemistr
y of Carbon Compounds)、マク
グロー・ヒル(McGraw Hill)、196
2〕。
【0009】一般式(II)
【0010】
【化3】
【0011】の基において、C−N二重結合はE−また
はZ−立体配置を有することができるか、あるいはE/
Z混合物は存在することができる。
【0012】一般式(I)の、適当ならば異性体の形態
の、好ましい化合物、およびそれらの生理学的に許容さ
れうる塩類は、各記号が次の意味を有するものである:
A、BおよびDは同一もしくは相異なり、そして水素、
フッ素、塩素、ヒドロキシル、トリフルオロメチル、ト
リフルオロメトキシまたは各々が6個までの炭素原子を
有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルまたはアルコ
キシであり、Eは水素または4個までの炭素原子を有す
る直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルであり、R1は水
素であるか、あるいはシクロプロピル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシルまたは2−テトラヒドロピラニルで
あるか、あるいは6個までの炭素原子を有する直鎖状も
しくは分枝鎖状のアシルであるか、あるいは各々が8個
までの炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアル
キルまたはアルケニルであり、それらの各々はフッ素、
ヒドロキシルまたはカルボキシルによるか、あるいは4
個までの炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のア
ルコキシカルボニルによるか、あるいはフェニルにより
置換されていてもよく、前記フェニルはさらに同一もし
くは相異なるフッ素、塩素または臭素により5回まで置
換されていてもよい。
【0013】一般式(I)の、適当ならば異性体の形態
の、とくに好ましい化合物、およびそれらの生理学的に
許容されうる塩類は、各記号が次の意味を有するもので
ある:A、BおよびDは同一もしくは相異なり、そして
水素、フッ素、塩素、ヒドロキシル、トリフルオロメチ
ル、トリフルオロメトキシまたは各々が4個までの炭素
原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルまたは
アルコキシであり、Eは水素、メチルまたはエチルであ
り、R1は水素であるか、あるいはシクロプロピルまた
は2−テトラヒドロピラニルであるか、あるいは4個ま
での炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアシル
であるか、あるいは各々が6個までの炭素原子を有する
直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルまたはアルケニルで
あり、それらの各々はヒドロキシル、カルボキシル、フ
ッ素、メトキシカルボニル、エトキシカルボニルまたは
プロポキシカルボニルによるか、あるいはフェニルによ
り置換されていてもよく、前記フェニルはさらに同一も
しくは相異なるフッ素または塩素により5回まで置換さ
れていてもよい。
【0014】本発明による一般式(I)の化合物は、
〔A〕一般式(III)
【0015】
【化4】
【0016】式中、A、B、DおよびEは前述の意味を
有する、の化合物を、一般式(IV)
【0017】
【化5】H2N−OR1 (IV) 式中、R1は前述の意味を有する、のヒドロキシルアミ
ンと、不活性溶媒中で、なかでも塩基の存在下に、反応
させるか、あるいは〔B〕一般式(Ia)
【0018】
【化6】
【0019】式中、A、B、DおよびE前述の意味を有
する、を化合物は、一般式(V)
【0020】
【化7】L−R2 (V) 式中、R2はR1の前述の意味を有するが、水素ではな
く、そしてLは典型的な離脱基、例えば、トシレート、
メシレート、塩素、臭素またはヨウ素である、の化合物
と、不活性溶媒中で塩基の存在下に反応させ、そして、
適当ならば、置換基A,B,DおよびR1を慣用の化学
的方法に従い変化させ、そしてEが水素でない場合、ア
ルキル化を既知の方法に従い実施する、方法により製造
することができる。
【0021】本発明による方法は、例えば、次の反応の
概要により例示するすることができる:
【0022】
【化8】
【0023】前述の方法は米国特許第3,431,25
7号に記載されている方法に類似する方法において実施
される。
【0024】方法〔A〕および〔B〕に適当な溶媒は、
反応条件下に変化しない普通の有機溶媒である。これら
は好ましくは次のものを包含する:エーテル、例えば、
ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、
グリコールジメチルエーテル、または炭化水素、例え
ば、ベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロ
ヘキサンまたは鉱油留分、またはハロゲノ炭化水素、例
えば、ジクロロメタン、トリクロロメタン、テトラクロ
ロメタン、ジクロロエチレン、トリクロロエチレンまた
はクロロベンゼン、または酢酸エチル、またはトリエチ
ルアミン、ピリジン、ジメチルスルホキシド、ジメチル
ホルムアミド、ヘキサメチルリン酸トリアミド、アセト
ニトリル、アセトンまたはニトロメタン。また、前述の
溶媒の混合物を使用することができる。ピリジンおよび
テトラヒドロフランは好ましい。
【0025】適当な塩基は普通の塩基性化合物である。
これらは好ましくは次のものを包含する:アルカリ金属
またはアルカリ土類金属の水酸化物、例えば、水酸化リ
チウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムまたは水酸
化バリウム、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の水
素化物、例えば、水素化ナトリウム、アルカリ金属また
はアルカリ土類金属の炭酸塩、例えば、炭酸ナトリウム
または炭酸カリウム、またはアルカリ金属のアルコキシ
ド、例えば、ナトリウムメトキシドまたはナトリウムエ
トキシド、カリウムメトキシドまたはカリウムエトキシ
ド、または有機アミン、例えば、水酸化ベンジルトリメ
チルアミノメチル,ピリジン、トリエチルアミンまたは
N−メチルピペリジン。
【0026】方法〔A〕および〔B〕は、一般に、+0
℃〜+150℃、好ましくは+0℃〜+120℃の温度
範囲において実施する。
【0027】この方法は、一般に、大気圧下に実施す
る。しかしながら、また、この方法は減圧または高圧
(例えば、0.5〜5バールの範囲)下に実施すること
ができる。
【0028】アルキル化(E≠H)に適当な溶媒は、同
様に、反応条件下に変化しない普通の有機溶媒である。
これらは好ましくは次のものを包含する:エーテル、例
えば、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフ
ラン、グリコールジメチルエーテル、または炭化水素、
例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、シ
クロヘキサンまたは鉱油留分、またはハロゲノ炭化水
素、例えば、ジクロロメタン、トリクロロメタン、テト
ラクロロメタン、ジクロロエチレン、トリクロロエチレ
ンまたはクロロベンゼン、または酢酸エチル、またはト
リエチルアミン、ピリジン、ジメチルスルホキシド、ジ
メチルホルムアミド、ヘキサメチルリン酸トリアミド、
アセトニトリル、アセトンまたはニトロメタン。また、
前述の溶媒の混合物を使用することができる。アセトン
は好ましい。
【0029】アルキル化は前述の溶媒中で0℃〜+15
0℃、好ましくは室温〜+100℃までの温度において
常圧下に実施する。
【0030】一般式(III)の化合物はそれ自体既知
であるか、あるいは慣用方法により調製することができ
る〔参照、米国特許第3,431,257号〕。
【0031】一般式(IV)のヒドロキシルアミンは、
また、既知であるか、あるいは既知の方法により調製す
ることができる。
【0032】一般式(Ia)の化合物は、E≠Hの場合
において、米国特許第3,431,257号の意味の範
囲によりカバーされるか、あるいは新規であり、そして
前述の方法〔A〕により調製することができる。
【0033】一般式(V)の化合物は既知である〔参
照、バイルスタイン(Beilstein)1,11
4〕。
【0034】ここに記載する阻害剤は逆転写酵素の阻害
剤であり、そしてそれ自体酵素の阻害剤が適当であるす
べての目的に使用することができる。すなわち、例え
ば、酵素活性の測定の精度および選択性を改良するため
に診断において使用することである。親和クロマトグラ
フィーにおいて、それらは親和性標識として使用するこ
とができ、そしてそれらは酵素反応の反応メカニズムの
解明に使用することができる。
【0035】そのうえ、本発明による一般式(I)の化
合物はレトロウイルスに対して極めて強い作用を有する
ことが発見された。それらはレンチウイルス感染細胞培
養物において活性を示す。これはHIVウイルスにより
示すすることができた。
【0036】細胞培養におけるHIVウイルスの感染 HIV試験はパウウェルス(Pauwels)らの方法
に従いわずかの変更を使用して実施した〔参照、ジャー
ナル・オブ・ビロロジカル・メソッズ(Journal
of Virological Methods)
(1988)、309−321〕。
【0037】正常のヒト血液リンパ球(PBL)をフィ
コール−ハイパーク(Ficoll−Hypaque)
により濃縮し、そしてRPMI1640および20%の
胎児仔ウシ血清中でフィトヘムアグリチニン(90mg
/ml)およびインターリューキン−2(40U/m
l)で刺激した。感染性HIVによる感染のために、P
BLをさせ、次いで細胞の沈澱物を1mlのHIVウイ
ルスの吸着溶液の中に懸濁させ、そして37℃において
1時間インキュベーションした。
【0038】あるいは、HIV感受性H9細胞を、本発
明による化合物の抗ウイルス作用を試験するために、正
常のヒト血液リンパ球の代わりに使用した。
【0039】ウイルスの吸着溶液を遠心し、そして感染
した細胞の沈澱物を成長培地中に取り、こうして1×1
5細胞/mlの濃度を確立した。このようにして感染
した細胞を96ウェルのマイクロタイタープレートのウ
ェルの中にピペットで入れて1×104細胞/ウェルを
得た。
【0040】マイクロタイタープレートの第1の垂直の
列は、成長培地および感染したが、それ以外は前述した
ように正確に処置した細胞(細胞の対照)のみを含有し
た。マイクロタイタープレートの第2の垂直の列は成長
培地の中にHIV感染した細胞(ウイルスの対照)のみ
を含有した。他方のウェルは本発明による化合物を異な
る濃度で、マイクロタイタープレートの第3の垂直の列
のウェルから出発してを含有し、それらから試験物質を
2倍の段階で210倍希釈した。
【0041】未処置ウイルスの対照において、HIVに
典型的なシンシチウム形成が起こるまで(感染後第6お
よび6の間)まで、試験バッチを37℃においてインキ
ュベーションし、次いでこれを顕微鏡検査により評価し
た。これらの試験条件下に、未処置ウイルス対照におい
て、約20〜50のシンシチウムを生ずるが、未処置細
胞対照はシンシチウムを含有しなかった。
【0042】IC50値は、ウイルス誘発シンシチウム
の50%(約10〜20シンシチウム)が本発明による
化合物で処置することによって抑制された、処置した細
胞および感染した細胞の濃度として決定した。
【0043】本発明による化合物はHIV感染した細胞
をウイルス誘発細胞の破壊から保護することが今回発見
された。
【0044】
【表1】 本発明による化合物は、ヒトおよび獣の医学においてレ
トロウイルスにより引き起こされる病気の処置および予
防のために有用な活性物質である。
【0045】述べることのできるヒトの医学における適
用の領域は、例えば、次の通りである: 1)ヒトのレトロウイルスの感染の処置および予防。
【0046】2)HIV I(ヒト免疫欠損ウイルス;
正式にHTLV III/LAVと呼ばれる)およびH
IV IIIにより引き起こされる病気(エイズ)およ
びそれに関連する段階、例えば、ARC(エイズに関係
するコンプレックス)およびLAS(リンパ節症症候
群)およびまたこのウイルスにより引き起こされる免疫
欠損および脳障害の処置および予防。
【0047】3)HTLV−IまたはHTLV−IIの
感染の処置および予防。
【0048】4)エイズのキャリヤー状態(エイズの伝
播者の状態)の処置または予防。
【0049】述べることのできる獣医学における適用
は、例えば、次の通りである: a)カディビスナ(Maedivisna)(ヒツジお
よびヤギ) b)進行性肺炎ウイルス(PPV)(ヒツジおよびヤ
ギ) c)ヤビ関節炎脳炎ウイルス(ヒツジおよびヤギ) d)ズウェゲルジエクテ(Zwoegerziekt
e)ウイルス(ヒツジ) e)感染性貧血ウイルス(ウマ) f)ネコの白血球ウイルスにより引き起こされる感染 g)ネコの免疫欠損ウイルスにより(FIV)により引
き起こされる感染 h)サルの免疫欠損ウイルス(SIV)により引き起こ
される感染 前述の項目2、3および4はヒトの医学における適用領
域から好ましい。
【0050】本発明は、無毒の不活性の製剤学的に適当
な賦形剤に加えて、式Iの1種または2種以上の化合物
を含有するか、あるいは式Iの1種または2種以上の化
合物から成る製剤学的調製物、およびこれらの調製物を
調製する方法を包含する。
【0051】式(I)の活性化合物は、好ましくは、前
述の製剤学的配合物中に、合計の混合物の約0.1〜9
9.5重量%、好ましくは約0.5〜95重量%の濃度
で存在すべきである。
【0052】式(I)の化合物の外に、前述の製剤学的
配合物は、また、他の製剤学的に活性な物質を含有する
することができる。
【0053】前述の製剤学的配合物は、慣用の方法で、
既知の方法、例えば、活性化合物を賦形剤と混合するこ
とによって調製される。
【0054】一般に、ヒトおよび獣の薬物において、式
(I)の活性化合物を、約0.1〜200、好ましくは
1〜200mg/kg体重の合計量で、24時間毎に、
適当ならばいくつかの個々の投与の形態で投与して、所
望の結果を達成することは有利である。個々の投与量
は、好ましくは、活性化合物を約1〜約80、とくに3
〜30mg/kg体重の量で含有する。しかしながら、
前述の投与量から逸脱することが必要であることがあ
り、とくに処置すべき患者の性質および体重、病気の性
質およびひどさ、配合の性質および薬物の投与の性質お
よび投与を行う期間または間隔に依存してそのようにす
ることが必要なことがある。
【0055】
【実施例】調製実施例 実施例1 (E/Z)−2−クロロ−11−ヒドロキシイミノ−6
−オキソ−5,6−ジヒドロ−11H−ジベンズ〔b,
e〕アゼピン
【0056】
【化9】
【0057】80mlのピリジン中の10g(39ミリ
モル)の2−クロロ−6,11−ジオキソ−5,6−ジ
ヒドロ−11H−ジベンズ〔b,e〕アゼピンおよび
3.24g(46ミリモル)のヒドロキシルアミンを1
00℃に18時間加熱する。次いで、この混合物を2N
塩酸中に注ぎ、そして沈澱した生成物を濾過する。エタ
ノールから再結晶化すると、9.23gのオキシムが生
ずる。
【0058】実施例2 (E/Z)−11−t−ブトキシイミノ−2−クロロ−
6−オキソ−5,6−ジヒドロ−11H−ジベンズ
〔b,e〕アゼピン
【0059】
【化10】
【0060】4.4mlのピリジン中の0.5g(2.
2ミリモル)の2−クロロ−6,11−ジオキソ−5,
6−ジヒドロ−11H−ジベンズ〔b,e〕アゼピンお
よび304mg(2.4ミリモル)のヒドロキシルアミ
ンを100℃に6時間加熱する。次いで、この混合物を
2N塩酸中に注ぎ、そして沈澱した生成物を濾過する。
エタノールから再結晶化すると、307mgのオキシム
が生ずる。
【0061】1H−NMR(DMSO):δ=1.30お
よび1.31(2s,9H);7.20および7.25
(2d,J=9Hz,1H);7.35−7.8(m,5
H);7.9(m,1H);10.68および10.74
(2s,NH)。
【0062】実施例3 (E/Z)−2−クロロ−11−イソプロポキシイミノ
−6−オキソ−5,6−ジヒドロ−11H−ジベンズ
〔b,e〕アゼピン
【0063】
【化11】
【0064】2.2mlの無水テトラヒドロフラン中の
300mg(1.1ミリモル)の(E/Z)−2−クロ
ロ−11−ヒドロキシイミノ−6−オキソ−5,6−ジ
ヒドロ−11H−ジベンズ〔b,e〕アゼピンを、3
6.3mg(1.2ミリモル)の油中の36.3mg
(1.2ミリモル)のNaHの80%強度の懸濁液で処
理し、そして30分間還流加熱する。121μl(1.
21ミリモル)の2−ヨードプロパンを添加し、そして
この混合物をさらに18時間還流加熱する。次いで、そ
れを濾過し、濾液を濃縮し、そして残留物をシリカゲル
で塩化メチレン/酢酸エチル10:1を使用して精製す
る。
【0065】収量:125mg。
【0066】1H−NMR(CDCl3):δ=1.23
および1.28(2d,J=6Hz,3H);1.32お
よび1.36(2d,J=6Hz,3H);4.50およ
び4.52(2 septet,J=6Hz,1H);
7.05および7.10(2d,J=9Hz,1H);
7.28(m,1H);7.48−7.65(m,4
H);8.08(d,J=9Hz,1H);9.08
(d,J=9Hz,1H);9.08および9.12(2
s,NH)。
【0067】実施例4 (E)−2−クロロ−11−エトキシイミノ−6−オキ
ソ−5,6−ジヒドロ−11H−ジベンズ〔b,e〕ア
ゼピン
【0068】
【化12】
【0069】(E/Z)−2−クロロ−11−ヒドロキ
シイミノ−6−オキソ−5,6−ジヒドロ−11H−ジ
ベンズ〔b,e〕アゼピンを、Si60相のHPLCお
よび石油エーテル中の3%のイソプロパノールにより純
粋な(E)および(Z)成分に分割する。0.18ml
のエタノールおよび0.54mlのテトラヒドロフラン
中の50mg(0.18ミリモル)の(E)化合物を0
℃において71mg(0.27ミリモル)のトリフェニ
ルホスフェンで処理し、次いで0.18mlのエタノー
ル中の56μl(0.36ミリモル)のジエチルアゾジ
カルボキシレートの溶液で処理する。この混合物を室温
において一夜撹拌し、蒸発させ、そして残留物をシリカ
ゲルで塩化メチレン/酢酸エチル30:1を使用して精
製する。収量:29mg。
【0070】1H−NMR(CDCl3):δ=1.30
(t,J=6Hz,3H);4.26(m,2H);7.
00(d,J=8Hz,1H);7.30(m,1
H);7.45−7.70(m,4H);8.08(d,
J=8Hz,1H);8.61(s,NH)。
【0071】表1に示す実施例は、実施例1〜4の手順
に類似するように調製する。
【0072】
【表2】
【0073】
【表3】
【0074】
【表4】
【0075】本発明の主な特徴および態様は、次の通り
である。
【0076】1、一般式(I)
【0077】
【化13】
【0078】式中、A、BおよびDは同一であるか、あ
るいは異なり、そして水素、アミノ、ニトロ、ハロゲ
ン、シアノ、ヒドロキシル、トリフルオロメチル、トリ
フルオロメトキシまたは各々が8個までの炭素原子を有
する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルまたはアルコキ
シであり、Eは水素または6個までの炭素原子を有する
直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルであり、R1は水素
であるか、あるいは3〜6個の炭素原子を有するシクロ
アルキルまたは2−テトラヒドロピラニルであるか、あ
るいは8個までの炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝
鎖状のアシルであるか、あるいは各々が10個までの炭
素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルまた
はアルケニルであり、それらの各々はハロゲン、ヒドロ
キシルまたはカルボキシルによるか、あるいは6個まで
の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキ
シカルボニルによるか、あるいはフェニルにより置換さ
れていてもよく、前記フェニルは引き続いて同一である
か、あるいは異なるハロゲンにより5回まで置換されて
いることができる、の、適当ならば異性体の形態の、
5,6−ジヒドロ−ジベンズ〔b,e〕アゼピン−6,
11−ジオン−11−オキシム類、およびそれらの生理
学的に許容されうる塩類。
【0079】2、式中、A、BおよびDは同一である
か、あるいは異なり、そして水素、フッ素、塩素、ヒド
ロキシル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ
または各々が6個までの炭素原子を有する直鎖状もしく
は分枝鎖状のアルキルまたはアルコキシであり、Eは水
素または4個までの炭素原子を有する直鎖状もしくは分
枝鎖状のアルキルであり、R1は水素であるか、あるい
はシクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシルま
たは2−テトラヒドロピラニルであるか、あるいは6個
までの炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアシ
ルであるか、あるいは各々が8個までの炭素原子を有す
る直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルまたはアルケニル
であり、それらの各々はフッ素、ヒドロキシルまたはカ
ルボキシルによるか、あるいは4個までの炭素原子を有
する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシカルボニルに
よるか、あるいはフェニルにより置換されていてもよ
く、前記フェニルは引き続いて同一であるか、あるいは
異なるフッ素、塩素または臭素により5回まで置換され
ていることができる、適当ならば異性体の形態の、上記
第1項記載の一般式(I)の化合物、およびそれらの生
理学的に許容されうる塩類。
【0080】3、式中、A、BおよびDは同一である
か、あるいは異なり、そして水素、フッ素、塩素、ヒド
ロキシル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ
または各々が4個までの炭素原子を有する直鎖状もしく
は分枝鎖状のアルキルまたはアルコキシであり、Eは水
素、メチルまたはエチルであり、R1は水素であるか、
あるいはシクロプロピルまたは2−テトラヒドロピラニ
ルであるか、あるいは4個までの炭素原子を有する直鎖
状もしくは分枝鎖状のアシルであるか、あるいは各々が
6個までの炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状の
アルキルまたはアルケニルであり、それらの各々はヒド
ロキシル、カルボキシル、フッ素、メトキシカルボニ
ル、エトキシカルボニルまたはプロポキシカルボニルに
よるか、あるいはフェニルにより置換されていてもよ
く、前記フェニルは引き続いて同一であるか、あるいは
異なるフッ素または塩素により5回まで置換されている
ことができる、適当ならば異性体の形態の、上記第1項
記載の一般式(I)の化合物、およびそれらの生理学的
に許容されうる塩類。
【0081】4、〔A〕一般式(III)
【0082】
【化14】
【0083】式中、A、B、DおよびEは前述の意味を
有する、の化合物を、一般式(IV)
【0084】
【化15】H2N−OR1 (IV) 式中、R1は前述の意味を有する、のヒドロキシルアミ
ンと、不活性溶媒中で、なかでも塩基の存在下に、反応
させるか、あるいは〔B〕一般式(Ia)
【0085】
【化16】
【0086】式中、A、B、DおよびE前述の意味を有
する、を化合物は、一般式(V)
【0087】
【化17】L−R2 (V) 式中、R2はR1の前述の意味を有するが、水素ではな
く、そしてLは典型的な離脱基、例えば、トシレート、
メシレート、塩素、臭素またはヨウ素である、の化合物
と、不活性溶媒中で塩基の存在下に反応させ、そして、
適当ならば、置換基A,B,DおよびR1を慣用の化学
的方法に従い変化させ、そしてEが水素でない場合、ア
ルキル化を既知の方法に従い実施する、ことを特徴とす
る、上記第1項記載の一般式(I)の化合物の製造方
法。
【0088】5、上記第1項記載の1または2以上の化
合物を含有する薬物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ボルフガング・レベン ドイツ連邦共和国デー5060ベルギツシユグ ラートバツハ2・シユトレスヘンジーフエ ン30 (72)発明者 ゲルト・アイヒンガー ドイツ連邦共和国デー5600ブツペルタール 1・インデンビルケン51 (72)発明者 アルノルト・ペセンス ドイツ連邦共和国デー5657ハーン・シユト レゼマンシユトラーセ51 (72)発明者 イエルク・ペーターゼン−フオン・ゲール ドイツ連邦共和国デー4630ボフム1・ベレ ンドルフアーシユトラーセ74

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 式中、 A、BおよびDは同一もしくは相異なり、そして水素、
    アミノ、ニトロ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、ト
    リフルオロメチル、トリフルオロメトキシまたは各々が
    8個までの炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状の
    アルキルまたはアルコキシであり、 Eは水素または6個までの炭素原子を有する直鎖状もし
    くは分枝鎖状のアルキルであり、 R1は水素であるか、あるいは3〜6個の炭素原子を有
    するシクロアルキルまたは2−テトラヒドロピラニルで
    あるか、あるいは8個までの炭素原子を有する直鎖状も
    しくは分枝鎖状のアシルであるか、あるいは各々が10
    個までの炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のア
    ルキルまたはアルケニルであり、それらの各々はハロゲ
    ン、ヒドロキシルまたはカルボキシルによるか、あるい
    は6個までの炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状
    のアルコキシカルボニルによるか、あるいはフェニルに
    より置換されていてもよく、前記フェニルはさらに同一
    もしくは相異なるハロゲンにより5回まで置換されてい
    てもよい、の、適当ならば異性体の形態の、5,6−ジ
    ヒドロ−ジベンズ〔b,e〕アゼピン−6,11−ジオ
    ン−11−オキシム類、およびそれらの生理学的に許容
    されうる塩類。
JP4337820A 1991-11-27 1992-11-26 5,6−ジヒドロ−ジベンズ〔b,e〕アゼピン−6,11−ジオン−11−オキシム類 Pending JPH05246996A (ja)

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