JPH0524688U - クレーンの危険区域内進入警報装置 - Google Patents
クレーンの危険区域内進入警報装置Info
- Publication number
- JPH0524688U JPH0524688U JP7403691U JP7403691U JPH0524688U JP H0524688 U JPH0524688 U JP H0524688U JP 7403691 U JP7403691 U JP 7403691U JP 7403691 U JP7403691 U JP 7403691U JP H0524688 U JPH0524688 U JP H0524688U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crane
- reflector
- photoelectric switch
- boundary
- dangerous area
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 クレーンブームが危険区域に接近すると、自
動的に警報する。 【構成】 クレーンブームに常に下向きのレーザ光電ス
イッチを設け、危険区域境界に反射板を設置し、スイッ
チが反射光を受光したとき作動する警報器を設ける。ま
た、危険区域境界に反射板を設置し、反射板に常に発光
するレーザ光電スイッチを設け、スイッチが反射光の遮
断を検知したときに作動する警報器を設ける。
動的に警報する。 【構成】 クレーンブームに常に下向きのレーザ光電ス
イッチを設け、危険区域境界に反射板を設置し、スイッ
チが反射光を受光したとき作動する警報器を設ける。ま
た、危険区域境界に反射板を設置し、反射板に常に発光
するレーザ光電スイッチを設け、スイッチが反射光の遮
断を検知したときに作動する警報器を設ける。
Description
【0001】
本考案は、クレーンの危険区域内進入警報装置に関する。
【0002】
高圧線等の架空線や重要構造物等に近接するクレーン作業時に、危険区域内に クレーンブームの先端が進入するのを防止するのに従来は、 (1) 見張員によるクレーン運転手への合図。
【0003】 (2) 防護柵を設置し、クレーンのフックや吊りワイヤを阻止する。
【0004】 (3) ブーム先端からロープを垂らし、危険区域外を確認する。
【0005】 等の方法や、これらの複合方法が採られていた。
【0006】
上記の従来方法においては、クレーンブームが危険区域内に進入するのが判断 しにくい。例えば見張員では見逃すことがあり、防護柵では上部を越えたり、柵 の間を通り抜けることがあり、ローブではロープの揺れや作業のやりづらさ等の 問題がある。
【0007】 本考案は、クレーンブームが危険区域に接近すると、自動的に警報して進入を 防止するクレーンの危険区域内進入警報装置を提供することを目的としている。
【0008】
本考案によれば、クレーンブームの先端に常に下向きのレーザ光電スイッチを 取付け、危険区域境界に反射板を設置し、前記レーザ光電スイッチが反射光を受 光したときに作動する警報器を設けている。
【0009】 また、本考案によれば、危険区域境界に反射板を設置し、該反射板に常に発光 するレーザ光電スイッチを設け、該光電スイッチが反射光の遮断を検知したとき に作動する警報器を設けている。
【0010】 前記反射板は、危険区域境界より若干外側に設置するのが好ましい。
【0011】 また、警報器は、ブザー、回転等を用い、クレーン又は作業場に設けるのが好 ましい。
【0012】
上記のように構成されたクレーンの危険区域内進入警報装置においては、クレ ーンブームの先端が危険区域に接近して反射板の上方に位置すると、レーザ光電 スイッチは発光したレーザ光の反射板からの反射光を受光し、警報器を作動して クレーン運転手に警告する。
【0013】 また、レーザ光電スイッチは、反射光が遮断したことを検知すると、警報器を 作動してクレーン運転手に警告する。
【0014】
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0015】 図1及び図2において、例えば高電圧架空線3を含む斜線部で示す危険区域1 の境界2から距離D(例えば1m)外側には、境界2に沿って反射板4が水平に 設置されている。
【0016】 他方、クローラクレーン10のブーム11の先端には、常に下向きにレーザ光 13を発光するレーザ光電スイッチ12が吊設されている。そして、クレーン1 0には、レーザ光電スイッチ12が反射光を受光したときに作動する警報器すな わちブザー14及び回転灯15が設けられている。また、前記の距離Dは、レー ザ光電スイッチ12が反射板4の上方に位置したとき、ブーム11の先端が境界 2から余裕をもって離れているように設定されている。
【0017】 クレーン作業に際し、常にレーザ光電スイッチ12からレーザ光13を発光し ておく。したがって、ブーム11の先端が境界2に接近し、レーザ光電スイッチ 12が反射板4の上方に位置すると、反射板4からの反射光13aを受光したレ ーザ光電スイッチ12は、ブザー14を作動し、回転灯15を点灯してクレーン 運転手にブーム11が境界2に接近したことを警告する。その結果、ブーム11 が鎖線で示す位置11aのように危険区域1内に進入するのが防止される。
【0018】 図3は本考案の別の実施例を示し、レーザ光電スイッチ12を固定部材16に より反射板4の上方に設置し、そのレーザ光電スイッチ12を無線送信機17に 接続し、ブザー14及び回転灯15をクローラクレーン10に設置した無線受信 機18に接続した例である。この実施例では、レーザ光電スイッチ12からレー ザ光13を常時発光し、反射光13aを常時受光しておく。この状態で、ブーム 11の先端が境界2に接近すると、反射光13aが遮断される。すると、レーザ 光電スイッチ12が遮断を検知し、無線送信機17及び無線受信機18を介しブ ザー14を作動し、回転灯15を点灯してクレーン運転手にブーム11が境界2 に接近したことを警告する。
【0019】
本考案は、以上説明したように構成されているので、ブームが危険区域の境界 に接近すると、自動的にブザー及び回転灯を作動してクレーン運転手に警告し、 ブームが危険区域内に進入するのを確実に防止することができる。
【図1】本考案の一実施例を示す側面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】本考案の別の実施例を示す側面図。
1・・・危険区域 2・・・境界 3・・・高電圧架空線 4・・・反射板 10・・・クローラクレーン 11・・・ブーム 12・・・レーザ光電スイッチ 13・・・レーザ光 13a・・・反射光 14・・・ブザー 15・・・回転灯 16・・・固定部材 17・・・無線送信機 18・・・無線受信機
Claims (2)
- 【請求項1】 クレーンブームの先端に常に下向きのレ
ーザ光電スイッチを取付け、危険区域境界に反射板を設
置し、前記レーザ光電スイッチが反射光を受光したとき
に作動する警報器を設けたことを特徴とするクレーンの
危険区域内進入警報装置。 - 【請求項2】 危険区域境界に反射板を設置し、該反射
板に常に発光するレーザ光電スイッチを設け、該光電ス
イッチが反射光の遮断を検知したときに作動する警報器
を設けたことを特徴とするクレーンの危険区域内進入警
報装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7403691U JPH0524688U (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | クレーンの危険区域内進入警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7403691U JPH0524688U (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | クレーンの危険区域内進入警報装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0524688U true JPH0524688U (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=13535531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7403691U Pending JPH0524688U (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | クレーンの危険区域内進入警報装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0524688U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014187761A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Tadano Ltd | 作業機械の駆動状態報知装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60201903A (ja) * | 1984-03-26 | 1985-10-12 | 岡本煉瓦株式会社 | 煉瓦等の素地の切断方法および装置 |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP7403691U patent/JPH0524688U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60201903A (ja) * | 1984-03-26 | 1985-10-12 | 岡本煉瓦株式会社 | 煉瓦等の素地の切断方法および装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014187761A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Tadano Ltd | 作業機械の駆動状態報知装置 |
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