JPH05246750A - 目地材 - Google Patents

目地材

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JPH05246750A
JPH05246750A JP8266692A JP8266692A JPH05246750A JP H05246750 A JPH05246750 A JP H05246750A JP 8266692 A JP8266692 A JP 8266692A JP 8266692 A JP8266692 A JP 8266692A JP H05246750 A JPH05246750 A JP H05246750A
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JP
Japan
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cement
concrete blocks
crushed stone
joint material
filled
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JP8266692A
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Tsuneaki Nakano
恒明 中野
Shigeo Suda
重雄 須田
Minoru Hata
実 畑
Akihiko Karasawa
明彦 唐沢
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Chichibu Cement Co Ltd
Original Assignee
Chichibu Cement Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 コンクリートブロックの目地材において、流
出したり飛散したりせず、長期間にわたって噛み合せ効
果が維持できるようにする。 【構成】 舗装用コンクリートブロックに使用する目地
材において、主要材料として砕石を用いたものであり、
更にセメント及び繊維を付加しても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は舗装用コンクリートブロ
ックに使用する目地材に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に舗装用コンクリートブロックを敷
設する場合には、噛み合せ機能を付与するために目地材
を介在させている。図2は従来技術を説明するための図
であり、舗装用コンクリートブロック1,1間に目地材
2として砂を用いたり、あるいは砂とセメントもしくは
樹脂を用いてこれらを固めていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術にお
いて、砂を用いた場合は雨水で流出したり、風によって
飛散したりしてブロックの噛み合せ効果が低下する。そ
の結果、舗装体の支持力も低下し、舗装面に不陸が生じ
たり、ブロックが破損することがあった。又、砂を用い
た場合はハイヒールがひっかかったり、入り込んでしま
うこともある。又、砂をセメントもしくは樹脂で固めた
場合には、車輌の走行等によって目地がひび割れてぼろ
ぼろになり、前記同様の不都合が生じる。本発明は上記
事情に鑑みてなされてものであり、流出したり飛散せ
ず、かつブロック相互間の噛み合せ効果を長期間維持で
きる目地材を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明ではコンクリートブロックに使用する目地材
において、主要材料として砕石を用いるようにした。
又、上記砕石に加えてセメント又はセメント及び繊維を
用いても良い。
【作用】主要材料が砕石であるため雨による流出及び風
による飛散がない。又、ハイヒールがひっかかったり、
入り込んでしまうことがない。セメントを加えた場合に
は、目地が硬化し同様の効果が得られる。セメントと繊
維を加えた場合にも同様の効果が得られ、それ以外に繊
維の絡まりにより砕石とセメントの分離を防止する効
果、繊維の保水作用によりセメントの水和を促進し夏場
のドライアウトを防止する効果、目地材硬化後のひび割
れ抑制効果も得られる。
【0005】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明する。図1
は本発明による目地材の設置状態の一実施例を示す図で
あり、図1(a) はコンクリートブロック1の上部にタイ
ル又は石等3を貼ったものを敷設した場合で、目地材と
して珪砂を含む砕石を用いているため、転圧の結果上方
に砕石が残り下方に珪砂2が充填された場合が示され、
図1(b) は偏平なコンクリートブロック1の間に砕石4
と珪砂とが混合して充填された場合が示される。この場
合の配合割合は砕石50:珪砂50とした。なお、上配合割
合は以下に示す表1の例1に相当するが例2,例3に示
すものも考えられる。 表 1
【0006】例1に示すものは砕石と珪砂を50%ずつの
割合としたものを用いたものであり、砕石としては7号
砕石を用いた。施工方法としては、先ず目地材をブロッ
ク上に散布し、ゴムレーキ又はほうきを用いて目地内に
目地材を掃き込む。そしてコンパクターにて振動転圧し
つつ目地材をその都度掃き込む。その後、ゴムレーキを
用いてブロック表面及び目地部に残った目地材をすり切
り状にかき取り、ブロック表面に残った目地材をフロア
ブラシですり切り状にかき取る。
【0007】例2に示すものは、砕石50%,セメント7.
75%,珪砂40.85 %,増粘剤0.75%,顔料0.65%を混合
して使用したものである。又、セメントは速硬セメント
を使用し、顔料は無機質のものとした。施工方法は散水
し、養生することを除いて例1の場合と同様である。な
お、本発明では施工方法が目的ではないため詳細につい
ては省略する。例2の場合の物性試験結果は以下の通り
であった。 (イ)硬化時間(指で押してもへこまない程度) 散水量に関係なく、5℃で養生した場合2時間程度、25
℃で養生した場合1時間程度。 (ロ)圧縮強度 散水量に関係なく、5℃で養生した場合、6時間で10 K
gf/cm2 程度、24時間で20 Kgf/cm2 程度。25℃で養生
した場合、3時間で10 Kgf/cm2 程度、24時間で25 Kgf
/cm2 程度。
【0008】例3に示すものは、砕石50%,セメント7.
75%,繊維2.4 %,珪砂38.45 %,増粘剤0.75%,顔料
0.65%を混合して使用したものである。又、セメントは
前記同様に速硬セメントとし、繊維はセルロース繊維又
はカーボンファイバー繊維を使用した。施工方法は例2
の場合と同様である。この場合の物性試験は例2の場合
と同様であった。この物性試験結果より、1年を通じて
施工でき、短時間の養生で交通解放できることが確認で
きた。更に、供用試験を交通区分L交通として車輌走行
実験を行なった。その結果、供用開始後1年を経過して
も目地部の流出や飛散はなく、長期間の供容にも充分耐
え得ることが確認できた。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば目
地材の主要材料として砕石を用いる構成としたので、以
下に列挙する効果を奏する。 雨水等で流出したり風によって飛散することがな
い。 ブロック相互間の噛み合せ効果を長期間維持でき
る。 上記に伴ない、舗装の耐久性を増大させることがで
きる。 ブロックと調和し、高級感のある目地ラインを構成
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】目地材の設置状態の一実施例を示す図。
【図2】従来技術を説明する図。
【符号の説明】
1 コンクリートブロック 2 珪砂 3 タイル等 4 砕石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 16:02 Z 2102−4G 14:38) A 2102−4G (72)発明者 畑 実 埼玉県熊谷市月見町二丁目1番1号 秩父 セメント株式会社中央研究所内 (72)発明者 唐沢 明彦 埼玉県熊谷市月見町二丁目1番1号 秩父 セメント株式会社中央研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 舗装用コンクリートブロックに使用する
    目地材において、主要材料として砕石を用いることを特
    徴とする目地材。
  2. 【請求項2】 主要材料である砕石にセメントを加えた
    ことを特徴とする請求項1記載の目地材。
  3. 【請求項3】 主要材料である砕石にセメント及び繊維
    を加えたことを特徴とする請求項1記載の目地材。
JP8266692A 1992-03-04 1992-03-04 目地構造 Expired - Fee Related JP2939552B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006022417A1 (ja) * 2004-08-26 2006-03-02 Taiheiyo Cement Corporation セメント組成物及び舗装構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006022417A1 (ja) * 2004-08-26 2006-03-02 Taiheiyo Cement Corporation セメント組成物及び舗装構造

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JP2939552B2 (ja) 1999-08-25

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