JPH0524645A - 部品供給装置 - Google Patents
部品供給装置Info
- Publication number
- JPH0524645A JPH0524645A JP27171591A JP27171591A JPH0524645A JP H0524645 A JPH0524645 A JP H0524645A JP 27171591 A JP27171591 A JP 27171591A JP 27171591 A JP27171591 A JP 27171591A JP H0524645 A JPH0524645 A JP H0524645A
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- JP
- Japan
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- supply
- component
- rod
- parts
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 進退式の供給ロッドで部品供給を行なう際
に、部品を供給ロッドの軸線上に正確に位置決めをさせ
て、誤作動のない信頼性の高い部品供給を行なうことを
目的としている。 【構成】 進退、円弧方向、平行移動をする供給部材8
を部品供給管2の端部に設置し、供給部材8には部品1
0を定位置に保持する手段15,14が、また、供給ロ
ッド3には部品を保持する手段21,20が設けられて
いることを特徴としている。
に、部品を供給ロッドの軸線上に正確に位置決めをさせ
て、誤作動のない信頼性の高い部品供給を行なうことを
目的としている。 【構成】 進退、円弧方向、平行移動をする供給部材8
を部品供給管2の端部に設置し、供給部材8には部品1
0を定位置に保持する手段15,14が、また、供給ロ
ッド3には部品を保持する手段21,20が設けられて
いることを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、部品供給装置に関す
るもので、進退運動をする部品供給ロッドによって目的
個所へ部品を到達させる形式のものである。
るもので、進退運動をする部品供給ロッドによって目的
個所へ部品を到達させる形式のものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、進退式の供給ロッ
ドがあり、そのロッドの先端部に孔やチャック機構から
成る部品の保持手段が設けられており、供給ロッドの軸
線上にパーツフィーダなどから移動して来たボルト等の
部品を一時的に係止する機構を設け、この係止状態にあ
る部品に向かって供給ロッドを進出させ、前記保持手段
に部品を保持して目的個所へ到達させるようになってい
る。
ドがあり、そのロッドの先端部に孔やチャック機構から
成る部品の保持手段が設けられており、供給ロッドの軸
線上にパーツフィーダなどから移動して来たボルト等の
部品を一時的に係止する機構を設け、この係止状態にあ
る部品に向かって供給ロッドを進出させ、前記保持手段
に部品を保持して目的個所へ到達させるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】上述のような従来技
術であると、部品を供給ロッドの軸線上に正確に位置決
めすることと、部品を確実にしっかりした状態で一時係
止することを供給ロッドの軸線上において単一の機構で
実現させねばならないので、その機構自体を高精度なも
のとして提供せねばならず、また少しでも精度が低下す
ると、供給ロッドの保持手段と部品との係合が正常にな
されないために、部品が脱落したりするという問題があ
る。さらに、供給ロッドの軸線上に部品を一時係止する
ためには、一時係止機構の設置スペースが大きく制約さ
れたり、供給ロッド先端部よりも相当前方の個所に同機
構を設置する必要があるために、装置全体が長尺な形態
になってしまうという問題がある。
術であると、部品を供給ロッドの軸線上に正確に位置決
めすることと、部品を確実にしっかりした状態で一時係
止することを供給ロッドの軸線上において単一の機構で
実現させねばならないので、その機構自体を高精度なも
のとして提供せねばならず、また少しでも精度が低下す
ると、供給ロッドの保持手段と部品との係合が正常にな
されないために、部品が脱落したりするという問題があ
る。さらに、供給ロッドの軸線上に部品を一時係止する
ためには、一時係止機構の設置スペースが大きく制約さ
れたり、供給ロッド先端部よりも相当前方の個所に同機
構を設置する必要があるために、装置全体が長尺な形態
になってしまうという問題がある。
【0004】
【問題を解決するための手段とその作用】本発明は以上
に述べた問題を解決するために提供されたもので、請求
項1の発明は、進退運動をする供給ロッドの進退軸線上
へ部品を移送する供給部材を設け、この供給部材には部
品を定位置に保持するための手段が取付けられ、供給ロ
ッドには前記進退軸線上に位置決めされた部品を保持す
る手段が設けられていると共に前記供給部材の作動は円
弧運動、平行移動あるいはストローク運動と円弧運動ま
たはストローク運動と平行移動等の組合わせによってな
されることを特徴とするもので、部品供給管の端部にお
いて供給部材が部品をしっかりと保持し、その後供給部
材の種々な形態の進出によって部品が供給ロッドの軸線
上に静止させられ、そこへ供給ロッドが進出して来て部
品を保持し、それとほぼ同時に供給部材が種々な形態の
挙動で後退して、引続いて供給ロッドがさらに進出して
部品が目的個所へ到達させられるのである。
に述べた問題を解決するために提供されたもので、請求
項1の発明は、進退運動をする供給ロッドの進退軸線上
へ部品を移送する供給部材を設け、この供給部材には部
品を定位置に保持するための手段が取付けられ、供給ロ
ッドには前記進退軸線上に位置決めされた部品を保持す
る手段が設けられていると共に前記供給部材の作動は円
弧運動、平行移動あるいはストローク運動と円弧運動ま
たはストローク運動と平行移動等の組合わせによってな
されることを特徴とするもので、部品供給管の端部にお
いて供給部材が部品をしっかりと保持し、その後供給部
材の種々な形態の進出によって部品が供給ロッドの軸線
上に静止させられ、そこへ供給ロッドが進出して来て部
品を保持し、それとほぼ同時に供給部材が種々な形態の
挙動で後退して、引続いて供給ロッドがさらに進出して
部品が目的個所へ到達させられるのである。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の部品を定位
置に保持するための手段として磁石を採用したもので、
部品供給管の端部において供給部材の所定位置に正確に
部品吸着を図るものである。請求項3の発明は、請求項
1の供給ロッドの部品を保持する手段として磁石が採用
されているものであり、供給ロッドへの部品保持が磁石
の吸引力によってなされているのである。請求項4の発
明は、請求項1の装置において供給部材が供給ロッドの
進退軸線に沿って進退できしかも供給部材が円弧運動を
なし得るように構成が付加されたもので、待機している
供給ロッドに向かって部品を接近させて部品保持を果さ
せるものである。請求項5の発明は供給部材に平行移動
をなし得るよう構成を付加したものである。
置に保持するための手段として磁石を採用したもので、
部品供給管の端部において供給部材の所定位置に正確に
部品吸着を図るものである。請求項3の発明は、請求項
1の供給ロッドの部品を保持する手段として磁石が採用
されているものであり、供給ロッドへの部品保持が磁石
の吸引力によってなされているのである。請求項4の発
明は、請求項1の装置において供給部材が供給ロッドの
進退軸線に沿って進退できしかも供給部材が円弧運動を
なし得るように構成が付加されたもので、待機している
供給ロッドに向かって部品を接近させて部品保持を果さ
せるものである。請求項5の発明は供給部材に平行移動
をなし得るよう構成を付加したものである。
【0006】
【実施例】図1から図4までに示した実施例について先
ず説明すると、パーツフィーダ(図示していない)から
伸びて来ている柔軟な部品供給ホース1が部品供給管2
に接続されている。供給ロッド3は進退動作をするもの
で進退軸線(以下、単に軸線という)4を有しており、
部品供給管2は軸線4に対して鋭角的に傾斜した配置に
なっている。部品供給管2には上向きに開放した断面コ
字型のガイド部材5がブラケット6を介してしっかりと
固定してあり、エアーシリンダ7がガイド部材5にしっ
かりと結合してある。ガイド部材5の中には供給部材8
が進退可能な状態でぴったりと挿入してあり、エアシリ
ンダ7のピストンロッド9が結合されている。図示の部
品10はフランジ付きのボルトであり、軸部11と円形
のフランジ12から成っており、供給部材8の上面には
フランジ12に合致する円弧部13を有する凹部14が
設けられ、図4のごとく右側と上側が開放した状態とな
っている。
ず説明すると、パーツフィーダ(図示していない)から
伸びて来ている柔軟な部品供給ホース1が部品供給管2
に接続されている。供給ロッド3は進退動作をするもの
で進退軸線(以下、単に軸線という)4を有しており、
部品供給管2は軸線4に対して鋭角的に傾斜した配置に
なっている。部品供給管2には上向きに開放した断面コ
字型のガイド部材5がブラケット6を介してしっかりと
固定してあり、エアーシリンダ7がガイド部材5にしっ
かりと結合してある。ガイド部材5の中には供給部材8
が進退可能な状態でぴったりと挿入してあり、エアシリ
ンダ7のピストンロッド9が結合されている。図示の部
品10はフランジ付きのボルトであり、軸部11と円形
のフランジ12から成っており、供給部材8の上面には
フランジ12に合致する円弧部13を有する凹部14が
設けられ、図4のごとく右側と上側が開放した状態とな
っている。
【0007】供給部材8には部品10を定位置に保持す
るための手段が設けられており、その具体的な方法とし
ては、ばね部品を用いた方式やチャック機構など種々な
ものが考えられるが、ここでは磁石(永久磁石)15の
場合を例示した。供給部材8に孔を明けその奥部に磁石
15を挿入し、その後からプラグ16を圧入したもので
ある。部品供給管2には供給ロッドの軸線4側に開いて
いる細長い開口部17が設けてあり、ここを軸部11が
通過するようになっている。
るための手段が設けられており、その具体的な方法とし
ては、ばね部品を用いた方式やチャック機構など種々な
ものが考えられるが、ここでは磁石(永久磁石)15の
場合を例示した。供給部材8に孔を明けその奥部に磁石
15を挿入し、その後からプラグ16を圧入したもので
ある。部品供給管2には供給ロッドの軸線4側に開いて
いる細長い開口部17が設けてあり、ここを軸部11が
通過するようになっている。
【0008】供給ロッド3は、エアシリンダ18のピス
トンロッド(図示していない)に結合されており、この
エアシリンダ18は静止部材19にしっかりと固定され
ている。供給ロッド3には軸部11を受入れるための収
容孔20が明けられており、部品を保持する手段が設け
てある。この手段も板ばねを用いた方法など色々な形式
が考えられるが、ここでは磁石(永久磁石)21の場合
を例示している。磁石21は収容孔20の奥部に押込ん
である。供給ロッド3に保持された部品10は、軸線4
上に固定された相手方部品22の凹孔23内へ圧入され
るのである。
トンロッド(図示していない)に結合されており、この
エアシリンダ18は静止部材19にしっかりと固定され
ている。供給ロッド3には軸部11を受入れるための収
容孔20が明けられており、部品を保持する手段が設け
てある。この手段も板ばねを用いた方法など色々な形式
が考えられるが、ここでは磁石(永久磁石)21の場合
を例示している。磁石21は収容孔20の奥部に押込ん
である。供給ロッド3に保持された部品10は、軸線4
上に固定された相手方部品22の凹孔23内へ圧入され
るのである。
【0009】別のエアシリンダ24が静止部材19に固
定されており、そのピストンロッド25に回転モータ2
6が固定され、その出力軸にエアシリンダ7が結合して
ある。これは部品供給管2や供給部材8が一体になって
供給ロッドの軸線4に沿って進退するように、エアシリ
ンダ24の設置姿勢が設定されている。同時に、回転モ
ータ26の作動で少くとも供給部材8は回転モータ26
の軸線Oを中心にして回動するようになっている。ここ
で少くともと表現したのは、ブラケット6を中止して部
品供給管2だけを静止部材に固定した場合を意味してい
る。なお、回転モータとしては円筒型のケース内にベー
ン付きのロータが挿入された形式のもので、空気または
油圧で作動させるごく一般的なものでよい。
定されており、そのピストンロッド25に回転モータ2
6が固定され、その出力軸にエアシリンダ7が結合して
ある。これは部品供給管2や供給部材8が一体になって
供給ロッドの軸線4に沿って進退するように、エアシリ
ンダ24の設置姿勢が設定されている。同時に、回転モ
ータ26の作動で少くとも供給部材8は回転モータ26
の軸線Oを中心にして回動するようになっている。ここ
で少くともと表現したのは、ブラケット6を中止して部
品供給管2だけを静止部材に固定した場合を意味してい
る。なお、回転モータとしては円筒型のケース内にベー
ン付きのロータが挿入された形式のもので、空気または
油圧で作動させるごく一般的なものでよい。
【0010】磁石15や21の吸引力をより効果的なも
のとするために、部品供給管2、供給部材8、ガイド部
材5、供給ロッド3等は非磁性体であるたとえばステン
レス鋼で製作するのが適当である。また、供給ロッド3
は上下方向に進退するように図示しているが、図1の装
置全体の取付けの向きを変えることによって、該ロッド
を斜方向や水平方向にストロークさせることも可能であ
る。
のとするために、部品供給管2、供給部材8、ガイド部
材5、供給ロッド3等は非磁性体であるたとえばステン
レス鋼で製作するのが適当である。また、供給ロッド3
は上下方向に進退するように図示しているが、図1の装
置全体の取付けの向きを変えることによって、該ロッド
を斜方向や水平方向にストロークさせることも可能であ
る。
【0011】上述の実施例の作動について説明する。図
2の状態の所へ部品10が部品供給管2から送られて来
ると、待機している供給部材8の凹部14にフランジ1
2がはまり込み磁石15で吸着される。このはまり込み
のときには凹部14にフランジ12がぴったりと合致す
るので、供給部材8と部品10との相対位置は正確に決
定づけられる。つぎに、供給部材8がエアシリンダ7の
働きで進出し、部品10が軸線4と合致した個所(図2
の二点鎖線図示の位置)で停止し、引続きエアシリンダ
24の作用で供給部材8と部品供給管2とが一体になっ
て引上げられると、軸部11は収容孔20内に進入して
磁石21の吸引力を受けるようになる。この状態のとき
に回転モータ26の回転力によって供給部材8が円弧運
動をすると、フランジ12は凹部14の表面を摺動しな
がら収容孔20内に部品10が保持された状態となり、
このまま供給ロッド3が下降することによって、図1の
ごとく相手方部品の凹孔23内へ圧入されるのである。
以上の作動パターンは図11の場合に相当している。
2の状態の所へ部品10が部品供給管2から送られて来
ると、待機している供給部材8の凹部14にフランジ1
2がはまり込み磁石15で吸着される。このはまり込み
のときには凹部14にフランジ12がぴったりと合致す
るので、供給部材8と部品10との相対位置は正確に決
定づけられる。つぎに、供給部材8がエアシリンダ7の
働きで進出し、部品10が軸線4と合致した個所(図2
の二点鎖線図示の位置)で停止し、引続きエアシリンダ
24の作用で供給部材8と部品供給管2とが一体になっ
て引上げられると、軸部11は収容孔20内に進入して
磁石21の吸引力を受けるようになる。この状態のとき
に回転モータ26の回転力によって供給部材8が円弧運
動をすると、フランジ12は凹部14の表面を摺動しな
がら収容孔20内に部品10が保持された状態となり、
このまま供給ロッド3が下降することによって、図1の
ごとく相手方部品の凹孔23内へ圧入されるのである。
以上の作動パターンは図11の場合に相当している。
【0012】以上の実施例においては、軸線4上にある
部品10が収容孔20内へ進入してゆく形式のものを示
したが、エアシリンダ24を止めて部品供給管2やガイ
ド部材5などを静止部材に固定し、供給ロッド3の下降
によって軸部11が収容孔20内にある程度進入して下
降しつつある時期に供給部材8を後退させるか、または
供給ロッド3の進出ストロークを2段モーションにし
て、軸部11が収容孔20内に入り切った所で一旦供給
ロッド3の進出を止めて供給部材8を後退させ、次いで
供給ロッド3を再進出させるようにしてもよい。
部品10が収容孔20内へ進入してゆく形式のものを示
したが、エアシリンダ24を止めて部品供給管2やガイ
ド部材5などを静止部材に固定し、供給ロッド3の下降
によって軸部11が収容孔20内にある程度進入して下
降しつつある時期に供給部材8を後退させるか、または
供給ロッド3の進出ストロークを2段モーションにし
て、軸部11が収容孔20内に入り切った所で一旦供給
ロッド3の進出を止めて供給部材8を後退させ、次いで
供給ロッド3を再進出させるようにしてもよい。
【0013】図5は、供給部材に設けられる部品を定位
置に保持するための手段の変形例であり、凹部14に球
体27が露出させられており、コイルスプリング28で
弾力を付与している。したがって、フランジ12は球体
27の弾力を外周部に受けているので、円弧部13にぴ
ったりと接触して位置決めが図られている。図6は、供
給ロッドの部品を保持する手段の変形例を示したもの
で、収容孔20内に板ばね29を固定し、これによって
軸部11が保持される。図7は、収容孔20の左側に開
放部30を設けると共に供給ロッド3の横側に磁石(永
久磁石)31を取付けたもので、供給部材8上の部品1
0は開放部30を通過して収容孔20内に入り磁石31
で保持される。なお、この場合には、磁石31の吸引力
を磁石15のそれよりも強い値に設定しておく必要があ
る。
置に保持するための手段の変形例であり、凹部14に球
体27が露出させられており、コイルスプリング28で
弾力を付与している。したがって、フランジ12は球体
27の弾力を外周部に受けているので、円弧部13にぴ
ったりと接触して位置決めが図られている。図6は、供
給ロッドの部品を保持する手段の変形例を示したもの
で、収容孔20内に板ばね29を固定し、これによって
軸部11が保持される。図7は、収容孔20の左側に開
放部30を設けると共に供給ロッド3の横側に磁石(永
久磁石)31を取付けたもので、供給部材8上の部品1
0は開放部30を通過して収容孔20内に入り磁石31
で保持される。なお、この場合には、磁石31の吸引力
を磁石15のそれよりも強い値に設定しておく必要があ
る。
【0014】図8および図9は永久磁石21,15を止
めて電磁石の形式にしたもので、供給ロッド3や供給部
材8を磁性体である鉄製とし、励磁コイル32,33内
にこれらを貫通させたものである。図10は、供給ロッ
ド自体がプロジェクション溶接機の電極になっている場
合であり、可動電極34が供給ロッド3に接続してあ
り、前述と同様に収容孔20や磁石21などが設置され
ている。部品10のフランジ12には溶着用の突起35
が設けてあり、固定電極36上には鋼板部品37が載置
されている。
めて電磁石の形式にしたもので、供給ロッド3や供給部
材8を磁性体である鉄製とし、励磁コイル32,33内
にこれらを貫通させたものである。図10は、供給ロッ
ド自体がプロジェクション溶接機の電極になっている場
合であり、可動電極34が供給ロッド3に接続してあ
り、前述と同様に収容孔20や磁石21などが設置され
ている。部品10のフランジ12には溶着用の突起35
が設けてあり、固定電極36上には鋼板部品37が載置
されている。
【0015】図11から図14までは供給部材8等の挙
動パターンを何種類か示しているものであり、図11は
前述のとおりである。図12の場合は供給部材8自体に
伸縮機能がなく単なるアームが回動して軸線4上に部品
を位置づけるものである。また、図13は円弧運動を含
まない形式で単に平行移動をする形式であり、エアシリ
ンダ7に平行移動用のエアシリンダ38が設けられてい
て、実線図示の位置で部品を保持し、二点鎖線図示の位
置で供給ロッド3の方へ保持されるのである。図14は
供給部材8が縮小した状態で部品を受取り、その後二点
鎖線図示のように伸びた状態で(このとき円弧運動を複
合させてもよい)、軸線4上に部品を位置づけているも
のである。以上のような挙動パターン以外にも伸縮運
動、回動運動、平行運動などを色々と組合わせることに
よって周辺の関連部材に適合した作動を求めることがで
きる。
動パターンを何種類か示しているものであり、図11は
前述のとおりである。図12の場合は供給部材8自体に
伸縮機能がなく単なるアームが回動して軸線4上に部品
を位置づけるものである。また、図13は円弧運動を含
まない形式で単に平行移動をする形式であり、エアシリ
ンダ7に平行移動用のエアシリンダ38が設けられてい
て、実線図示の位置で部品を保持し、二点鎖線図示の位
置で供給ロッド3の方へ保持されるのである。図14は
供給部材8が縮小した状態で部品を受取り、その後二点
鎖線図示のように伸びた状態で(このとき円弧運動を複
合させてもよい)、軸線4上に部品を位置づけているも
のである。以上のような挙動パターン以外にも伸縮運
動、回動運動、平行運動などを色々と組合わせることに
よって周辺の関連部材に適合した作動を求めることがで
きる。
【0016】
【効果】本発明によれば、供給ロッドの軸線から離れた
個所において供給部材上の定位置に部品を保持し、その
状態で今度は部品が供給ロッドの軸線上へ移行させられ
るものであるから、部品と供給ロッドとの相対位置は常
に正確に保たれ、信頼性の高い供給作動が得られる。そ
して、このような動作順序であるから、そこに採用され
る機構も実施例に示したような簡単で精度を高め易いも
のが採用でき、しかもスペース的にも有利である。ま
た、供給部材は円弧運動、平行移動、伸縮運動など各種
の複合形態として作動させることができるので、周辺の
部材に干渉することなく装置をうまく配置することがで
きる。さらに、部品供給管の端部において供給部材を待
機させてあるから、部品の移行と位置決めがきわめて円
滑に果される。
個所において供給部材上の定位置に部品を保持し、その
状態で今度は部品が供給ロッドの軸線上へ移行させられ
るものであるから、部品と供給ロッドとの相対位置は常
に正確に保たれ、信頼性の高い供給作動が得られる。そ
して、このような動作順序であるから、そこに採用され
る機構も実施例に示したような簡単で精度を高め易いも
のが採用でき、しかもスペース的にも有利である。ま
た、供給部材は円弧運動、平行移動、伸縮運動など各種
の複合形態として作動させることができるので、周辺の
部材に干渉することなく装置をうまく配置することがで
きる。さらに、部品供給管の端部において供給部材を待
機させてあるから、部品の移行と位置決めがきわめて円
滑に果される。
【図1】装置全体の外観側面図である。
【図2】要部を拡大した縦断側面図である。
【図3】部品供給管端部の正面図である。
【図4】供給部材の平面図である。
【図5】他の供給部材の例を示す平面図である。
【図6】他の供給ロッドの例を示す縦断側面図である。
【図7】他の供給ロッドの例を示す縦断側面図である。
【図8】他の供給ロッドの例を示す縦断側面図である。
【図9】他の供給部材の例を示す縦断側面図である。
【図10】供給ロッドが電極の場合である縦断側面図で
ある。
ある。
【図11】供給部材の挙動パターンを示す平面図であ
る。
る。
【図12】供給部材の挙動パターンを示す平面図であ
る。
る。
【図13】供給部材の挙動パターンを示す平面図であ
る。
る。
【図14】供給部材の挙動パターンを示す平面図であ
る。
る。
3 供給ロッド
4 進退軸線
2 部品供給管
8 供給部材
10 部品
15,14,27,28,33 部品を定位置に保持す
るための手段 21,20,29,30,31 部品を保持する手段
るための手段 21,20,29,30,31 部品を保持する手段
Claims (5)
- 【請求項1】 進退運動をする供給ロッドの進退軸線上
へ部品を移送する供給部材を設け、この供給部材には部
品を定位置に保持するための手段が取付けられ、供給ロ
ッドには前記進退軸線上に位置決めされた部品を保持す
る手段が設けられていると共に前記供給部材の作動は円
弧運動、平行移動あるいはストローク運動と円弧運動ま
たはストローク運動と平行移動等の組合わせによってな
されることを特徴とする部品供給装置。 - 【請求項2】 請求項1の部品を定位置に保持するため
の手段として磁石が採用されていることを特徴とする部
品供給装置。 - 【請求項3】 請求項1の供給ロッドの部品を保持する
手段として磁石が採用されていることを特徴とする部品
供給装置。 - 【請求項4】 請求項1の装置において、少くとも供給
部材が供給ロッドの進退軸線に沿って進退でき、しかも
供給部材が円弧運動をなし得るように構成が付加されて
いることを特徴とする部品供給装置。 - 【請求項5】 請求項1の装置において少くとも供給部
材が供給ロッドの進退軸線に沿って進退でき、しかも供
給部材が平行移動をなし得るように構成が付加されてい
ることを特徴とする部品供給装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3271715A JP2627467B2 (ja) | 1991-07-20 | 1991-07-20 | 部品供給装置 |
EP92300117A EP0495578B1 (en) | 1991-01-12 | 1992-01-07 | Parts feeder |
DE69209326T DE69209326T2 (de) | 1991-01-12 | 1992-01-07 | Zuführeinrichtung für Teile |
US07/819,499 US5248058A (en) | 1991-01-12 | 1992-01-10 | Parts feeder |
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-
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- 1991-07-20 JP JP3271715A patent/JP2627467B2/ja not_active Expired - Lifetime
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