JPH05246458A - 筒状包装体の開装方法 - Google Patents

筒状包装体の開装方法

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JPH05246458A
JPH05246458A JP19731591A JP19731591A JPH05246458A JP H05246458 A JPH05246458 A JP H05246458A JP 19731591 A JP19731591 A JP 19731591A JP 19731591 A JP19731591 A JP 19731591A JP H05246458 A JPH05246458 A JP H05246458A
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film
tape
tubular
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opening
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JP19731591A
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Toshiharu Inoue
敏春 井上
Yuji Mizutari
祐二 水足
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開封用テープ付きの塩化ビニリデン系樹脂フ
ィルムによる筒状包装体から内容物を確実且つ容易に取
り出す開装方法。 【構成】 開封用テープを引くことで筒状包装体のフィ
ルムを幅1〜7mmのシール線に添い周方向に円周囲の2
0〜75%長にわたって切り破り、その周方向の20〜
75%長の切れ目のフィルムを近傍の集束端筒軸方向に
引裂くことによって結紮部の付いた集束端フィルムを包
装体端部から遊離させ、次いでその集束端フィルムを線
状に配されたフィルム相互の融着シール部に添って引張
ってフィルムを筒軸方向に引裂き開装して内容物を取出
すことを特徴とする開封用テープ付きの塩化ビニリデン
系樹脂フィルムによる筒状包装体の開装方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は開封用テープ付きの塩化
ビニリデン系樹脂フィルムによる筒状包装体の開装方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】塩化ビニリデン系樹脂フィルムによる筒
状包装体は公知である。この種の筒状包装体は、例えば
特開昭58−171312号公報第1図に示されている
ような装置で平坦な長尺フィルムから連続的に筒状にす
ること、即ちフォルダー部で平坦な長尺フィルムを折曲
げその両側縁を重ね合わせて筒状に製袋して連続的に製
造できることも知られている。又この種の筒状包装体の
開装を容易にすることは、市場要求に応えていない現状
課題の一つである。
【0003】一方この種の筒状包装体の開装を容易にす
る目的で、筒状包装体に開封用テープを取り付ける提案
は古くその数も多い。中でも実公昭50−5916号公
報では既に、筒の筒軸方向に線状に配されたフィルム相
互の融着シール部と、筒の両端にあって筒状フィルムの
集束端を閉じた結紮部と、集束端近傍の筒状フィルム表
面部に筒軸方向とほぼ直交して配された開封用テープと
を有して内容物を密封状態に包装した開封用テープ付き
の塩化ビニリデン系樹脂フィルムによる筒状包装体が公
知であったことを示している。又特公昭51−8080
号公報では上記開封用テープ付きの筒状包装体の製造方
法、及びその開封用テープをフィルムに取り付ける上で
便利な製造装置が開示されている。
【0004】従って例えば特開昭58−171312号
公報第1図に示されているような装置に特公昭51−8
080号公報に記載の製造装置で作られた第20図に示
される開封用テープ付きの長尺フィルムを用いれば、同
第21図あるいは実公昭50−5916号公報第1図に
示されるような開封用テープ付きの筒状包装体が完成し
て、市場要求が満たされている筈である。しかしなが
ら、これ等の提案は優れた着想に基づくことからその完
成に期待を集めながら、ついぞ実用に供される機会がな
かったのである。それは次の事柄による。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】まず図4と図5a),
b)は上記特開昭58−171312号公報第1図に示
されているようなフォルダー部近傍の構造機能を示す概
念図で、図4は平坦なフィルムが筒状に変えられるプロ
セスの斜視図、図5はフォルダー内部に入ったフィルム
の形状を示すa)は軸断面図、b)は筒断面図である。
【0006】図4,5において、平坦なフィルムFはフ
ォルダー部の先端10′で鋭角に折曲げられると同時
に、内容物供給管12と二重構造になっているフォルダ
ー10の内部側に誘導されて、走行表面側を内側にして
平坦なフィルムFの両側端が重ね合わさるように丸め曲
げられ(図5bの断面の形)、フォルダー部から出た次
の融着シール工程で両側端の重ね合わさったフィルムの
部分F′が融着されて、筒状フィルムになるのである。
【0007】従ってこの際、フィルムFの走行裏面側に
位置していた開封用テープ2は、フォルダー先端部に当
接して鋭角に折曲げられる格好でしごかれ、フォルダー
10の内部側に誘導されて筒状化したフィルムの表面側
に位置することになるが、フィルムの走行軸に直交する
形に取り付けた開封用テープ2は、このしごき折曲げに
弱く、そのシール線部3に開封穴が生じる、シール線部
3からテープ2が千切れる等の不良原因を生じてしまう
のである。
【0008】更にこの折曲がりの際の走行抵抗は、融着
シール予定の「両側端が重ね合わさったフィルムの部
分」F′のその合わさり具合を変動させ、融着シール部
11に弱点をつくり、このことがピンホール発生、ボイ
ル時の破袋発生の原因になるという問題点があったから
である。
【0009】次に例えば実公昭50−5916号公報第
1図に示されるような開封用テープ付きの筒状包装体
は、そのままでは何故使えなかったかについて纏めると
下記の二点に集約される。即ちその一つは本来塩化ビニ
リデン系樹脂フィルムの筒状包装体は筒軸方向には裂き
易いがそれと直交する方向には裂き難い。よって開封用
テープで直交方向の引裂きを容易にしようとする着想は
良いが、開封用テープを引いて容易に開封ができる取り
付けシール線部のものは、包装体の取扱い(例えばレト
ルト殺菌処理)時、及びその輸送時に、取り付けシール
線部からの破袋が多発するし、このシール線部からの破
袋を防ごうとしたものは、シール線部から開封用テープ
が千切れたり所定の長さの切り口が開かなかったりし、
その間のシール線部強さの調和点がみいだせないという
問題点。
【0010】二つめとしてこの種の筒状包装体は、仮に
筒軸に直交する方向に切り口を開き得たとしても、それ
だけでは内容物の取出しに容易な開装部にはなり得ない
という問題点である。これは軸方向でも膜質が強固で長
い寸法は直線的に裂けない、結紮部が強固でなかなかこ
れを取り除けない等のことが関係している。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1a−1),a−
2),b),c),d),e)は本発明の実施例を側面
で示す概念図である。
【0012】本発明が対象とする包装体の開封用テープ
の取り付け方について図1a−1),a−2)において
採用手段を分説すると、少なくとも長手一方端に取手と
なる部分2′を残して融着シールされた開封用テープ2
を取り付けているシール線3は、 A)幅1〜7mmのシール線で、その片方側縁は開封用テ
ープの一の側縁に重なるがそのシール線3の他側縁は開
封用テープ2の幅内に止まってテープ他方側縁を自由端
となした形態で、 B)筒円周囲の20〜75%長に渡って開封用テープ2
をフィルムに300g以上の引裂強度を有して融着させ
ていること、 の上記A),B)の組合わせが必要である。
【0013】本発明は図1a−1),a−2)の当該開
封用テープによる開装方法であって、図1b),c),
d),e)の順に於いて A′)上記開封用テープ2を引くことで筒状包装体のフ
ィルム1を幅1〜7mmのシール線3に添い周方向に円周
囲の20〜75%長に渡って切破り、 B′)その周方向の20〜75%長の切れ目5のフィル
ムを近傍の集束端筒軸方向側に引裂くことによって結紮
部4の付いた集束端フィルムを包装体端部から遊離さ
せ、 C′)次いでその集束端フィルムを線状に配されてある
フィルム相互の融着シール部11に添って引張ってフィ
ルムを筒軸方向に引裂き開装して内容物Sを取出す、 のA′),B′),C′)の組合わせの必要性を提案し
ているのである。
【0014】以下図面等を用い本発明の内の、公知部分
は省略して改良技術の特徴的な内容の部分を主体に説明
する。図2,3の各a)は本発明が対象とする包装体に
おける上記A),B)の組合わせの要件を満たすシール
線での開封用テープの取り付けを可能にした装置(方
法)の概念図で、図2a)はシール電極部を側部断面、
図3a)はシール電極部を正面断面で示している。図
6,7の各a)は図2,3の各a)に対応する比較例で
標準的な従来技術を示している。そして夫々a)はフィ
ルムと開封用テープとを押圧する装置の特徴を、各b)
は押圧後のフィルムと開封用テープとの(殊にシール形
状)状態を示している。
【0015】図2,3に於いて、Fは後で筒状にされる
平坦なフィルム、2は厚手フィルムでなる開封用テー
プ、6と9とは印加電極とその表面を覆う離型薄布、7
と8とは接地電極とその表面を覆う弾性板である。又図
2a)での向かって右側は平坦なフィルムの進行方向、
即ちフォルダー先端部に開封用テープの側縁が当接した
際、走行抵抗が生じ易い側という想定になっている。
【0016】この高周波印加による融着シールにおい
て、図6,7(従来技術)に対する図2,3(本発明)
の相違点は、次の事柄に集約される。即ち、印加電極6
に比べ幅広い接地電極7を用い、その開封用テープ側の
印加電極6は開封用テープ幅方向の一方端からは外側に
食出し他方端からは幅内側になる位置において高周波印
加する。その際の印加電極の押圧面周縁部は、角の仕上
半径Rを0.5〜1と小さいものにする。その際の接地
電極にはその表面を覆う弾性板を用い、押圧の緩衝とシ
ール部の保温を図る。フィルムに対し約40%以上の厚
手フィルムでなる開封用テープを使う。
【0017】この効用は、上記要件A),B)の融着シ
ール構造を完成させることにあるが、そのものはフィル
ムの進行方向(即ちフォルダー先端部に開封用テープの
側縁が当接した際、走行抵抗が生じ易い側)の融着シー
ル構造が滑らかで(図2bの右側参照)且つ300g以
上の引裂強度を有した状態で得られることである。
【0018】よってこのような開封用テープの付いた平
坦フィルムを、上述した図4,5に示すようなフォルダ
ー部の先端に当接して、鋭角に折曲げられる格好でしご
かれ、フォルダーの内部側に誘導されて筒状になる使い
方をしても、そこに開封穴が生じたり、シール線部から
テープの方が千切れたりする不良現象は生じないし、更
にこの折曲がりの際の走行抵抗は小さいので、融着シー
ル予定の「両側端が重ね合わさったフィルムの部分」の
その合わさり具合の変動も小さく、従って従来、融着シ
ール部に原因をもって多発していたピンホール不良、ボ
イル時の破袋発生不良が解消されることになるのであ
る。
【0019】そして得られた包装体の開封用テープのシ
ール線部は、包装体の取扱い(例えばレトルト殺菌処
理)時、及びその輸送時に、ピンホール不良、開封破袋
不良を生むことがないのである。
【0020】発明者らの観察知見によると、上記従来法
に対する本発明の効用上の相違点は、図6,7の各b)
(従来技術)に対する図2,3の各b)(本発明)の開
封用テープのシール線部の構造の違いと考えられてお
り、これを引裂強度で評価すると図6,7(従来品)は
約100gの水準であったのに対し、図2,3(本発明
品)は300g以上、記録としては400〜700gの
ものが得られている。又この程度の値は引裂開封の障害
になることはない。
【0021】そして幅方向にシール線部の及んでいない
自由端の開封用テープ部分は、開封用テープ自体に引裂
開封に耐える強度を与え、望ましくはその自由端の開封
用テープ部分を摘まんで結紮部に向けてフィルムを引裂
くものであるので、開封用テープ幅の10〜60%(実
寸法で2〜7mm)もあればよい。300g以上の引裂強
度を確保するためのシール線幅は、少なくとも1mmはほ
しいが7mmを越えて広くすることは単位シール線幅当り
の強度を下げ、かつフォルダー部での走行抵抗を高める
ことになるので開封用テープシール線部及びフィルム相
互の融着シール部双方での不良現象が増加することにな
る。
【0022】図1a−1),a−2),b),c),
d),e)は、本発明の「開封用テープによる開装方
法」を図解したもので、構成要件A′),B′),
C′)の果たす役割を示している。即ちa−1),a−
2)は本発明の開封用テープの付いた包装体で、共にそ
のフィルムの進行方向に融着シール部でテープの縁部を
押えた開封用テープ付きのフィルムを用いたものである
が、包装体に対して止まる開封用テープの位置をフィル
ムの進行方向の、a−1)は前方の結紮部近傍にしたも
の、a−2)は後方の結紮部近傍にしたものの相違で、
周方向に切り目を入れる機能上ではこの両者に大きな差
異はない。
【0023】そしてb)は開封用テープ2で周方向に切
り目5を入れた状態、c)は結紮部4の付いた集束端フ
ィルムを遊離させた状態、d)は集束端フィルムを融着
シール部11に添って引張り筒軸方向に引裂いた状態、
e)は筒軸方向に引裂いた開装部から内容物Sを取出し
ている状態を示している。このやり方は前記の本発明の
対象とする包装体が完成して初めて可能になった開装方
法で、強固な塩化ビニリデン系樹脂フィルムの筒状包装
体から内容物を、確実且つ容易に取り出すことができる
有益な方法である。
【0024】この際、筒状包装体円周囲の20〜75%
長にわたるシール線の必要性は、切り口5からフィルム
を集束端側に引裂いて、図c),d)の結紮部4の付い
た集束端フィルムを遊離させた状態にするためのもの
で、20%長未満では結紮部の付いた集束端フィルムを
遊離させ難く、75%長を越えて長いシール線は不要且
つ不経済である。この方法では開装の障害になる結紮部
は、取り付いているフィルムのままで除去してしまおう
としている。
【0025】300g以上の引裂強度に抗してそこに確
実に切り口を形成させるためのシール線幅は少なくとも
1mmは必要で、3〜4mmが最適なシール線幅である。又
a−1)図の包装体フィルム1を、開封用テープ取り付
けシール線部3のテープ幅内側のシール線に添って切り
破り、開封用テープ2が取り付いたままの切り口5が形
成されるときは、その開封用テープ2は結紮部4の付い
た集束端フィルムを遊離する為の取手に応用できてのぞ
ましい。包装体筒軸方向に配されたフィルム相互の融着
シール部11は、そのシール線部に添う方向の引裂きが
包装体フィルムの中で最も弱い。従ってそのシール線1
1に添って引裂いて包装体を筒軸方向に改装しようとす
る発想は、合理的で確実なものであるといえる。
【0026】
【実施例】平坦なロール状サランフィルム[商品名:旭
化成(株)社製、塩化ビニリデン系樹脂フィルム、幅7
2mm、厚み0.04mm]に、開封用テープのサランフィ
ルム[商品名:旭化成(株)社製、塩化ビニリデン系樹
脂フィルム、厚み0.07mm、幅(従来技術のもの:4
mm)、(本発明のもの:8mm)]を取り付けながら、加
工食肉を内容物とした目標直径20mm、目標長さ180
mmの筒状包装体を作製した。
【0027】この際の使用装置としては、特開昭58−
171312号公報第1図に示す自動製袋充填包装装置
の平坦なロール状サランフィルムの供給源とフォルダー
部との間に、特公昭51−8080号公報第1,第2図
に示される開封用テープの取り付け装置を設けた形式の
装置である。又開封用テープの取り付けの高周波印加に
於ける図6,7(従来技術のもの)と図2,3(本発明
のもの)との、包装上の性能及び、得られた筒状包装体
の性能について評価した結果を以下に纏めた。
【0028】〈ここで用いた評価項目とその評価方法〉
なお、不良現象の呼称は図1a−1)の部位記号と組合
わせ、例えば開封用テープのシール線3の部分のピンホ
ールは……[シール3のピンホール]として示す。
【0029】壱)開封用テープのシール線部の引裂き強
度[単位:g] 引張り試験機の一方のチャックには開封用テープの先端
を、他方のチャックには開封用テープが付着しているフ
ィルム部分を夫々セットし、シール線部を180度の方
向に引裂いた時の強さで示す。
【0030】弐)充填包装時の不良現象 能力170(本/min)で、夫々目標一時間の製袋充填包
装運転を行ない、その運転途上で生じる不良現象を観測
した。 弐−1)シール3からの破袋発生数 弐−2)シール11からの破袋発生数 いずれも、一万本分作成あたりの発生数で示す。
【0031】参)包装体の持つ性能 参−1)シール3の部分のピンホール発生数 上記製袋充填包装運転で得た一万本の見掛け良品の包装
体について、ピンホールテスター[市販品:ニッカ電測
(株)社製]を用い、シール3の部分にピンホールの生
じている包装体の数で示す。
【0032】参−2)レトルト適性 上記参−1)の検査の終えた五千本の包装体に、120
℃、3気圧、40分のレトルト処理を行ない、ピンホー
ルテスター及び目視によって、この処理で生じた不良現
象を観測し、次のイ),ロ)に分類した。 イ)シール3の破袋、ピンホールの発生数率 ロ)シール11の破袋、ピンホールの発生数率。
【0033】参−3)搬送・取扱い適性 上記参−1)の検査の終えた五千本の包装体を一辺1m
の六角形の断面をもちダンボールで内張した回転ドラム
にいれ100回転させて取出し、厳しい結果で見るため
に上記参−2)の処理検査を行ない生じた不良現象を観
測し、次のイ),ロ)に分類した。 イ)シール3の破袋、ピンホールの発生数率 ロ)シール11の破袋、ピンホールの発生数率。
【0034】参−4)開装適性 上記参−2)の検査の終えた良品の包装体の内からラン
ダムに200本の包装体を抜出し、これを本発明に記載
の開装方法に供してその適性を評価し、観測した不良現
象を次のイ),ロ)に分類した。 イ)図1bの開口ができない本数 ロ)図1cの引裂きができない本数 実験に供することになった開封テープ付きフィルムの内
容は表1に、各評価結果は表2に各々纏めた。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【発明の効果】表2の評価結果にみるように、本発明が
対象とする包装体はその製造工程及び、取扱い輸送での
破袋、ピンホール不良の発生が少ないが、本発明の方法
を用いると、それより内容物を確実且つ容易に取り出す
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】a−1),a−2),b),c),d),e)
は本発明が対象とする包装体及び本発明の包装体の開装
方法を示す概念図。
【図2】従来との違いを示す概念図。
【図3】従来との違いを示す概念図。
【図4】フィルムを筒状にするフォルダー部の機能説明
図。
【図5】フィルムを筒状にするフォルダー部の機能説明
図。
【図6】従来との違いを示す概念図。
【図7】従来との違いを示す概念図。
【符号の説明】
1 筒状フィルム 2 開封用テープ 3 シール線 4 結紮部 5 切り口 6 印加電極 7 接地電極 8 接地電極の表面を覆う弾性板 9 印加電極の表面を覆う弾性板 10 フォルダー 11 フィルム相互の融着シール部 12 内容物供給管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒の筒軸方向に線状に配されたフィルム
    相互の融着シール部と、筒の両端にあって筒状フィルム
    の集束端を閉じた結紮部と、筒端近傍のフィルム表面部
    に筒軸とほぼ直交方向に融着シールされた開封用テープ
    とを有して内容物を密封状態に包装した開封用テープ付
    きの塩化ビニリデン系樹脂フィルムによる筒状包装体に
    おいて、 上記開封用テープを引くことで筒状包装体のフィルムを
    幅1〜7mmのシール線に添い周方向に円周囲の20〜7
    5%長に渡って切り破り、その周方向の20〜75%長
    の切れ目のフィルムを近傍の集束端筒軸方向に引裂くこ
    とによって結紮部の付いた集束端フィルムを包装体端部
    から遊離させ、 次いでその集束端フィルムを線状に配されたフィルム相
    互の融着シール部に添って引張ってフィルムを筒軸方向
    に引裂き開装して内容物を取出すことを特徴とする開封
    用テープ付きの塩化ビニリデン系樹脂フィルムによる筒
    状包装体の開装方法。
  2. 【請求項2】 筒状包装体が筒の筒軸方向に線状に配さ
    れたフィルム相互の融着シール部と、筒の両端にあって
    筒状フィルムの集束端を閉じた結紮部と、筒端近傍のフ
    ィルム表面部に筒軸とほぼ直交方向に融着シールされた
    開封用テープとを有して内容物を密封状態に包装した開
    封用テープ付きの塩化ビニリデン系樹脂フィルムによる
    筒状包装体において、 少なくとも長手一方端に取手となる部分を残して融着シ
    ールされた上記開封用テープの取り付き方が、幅1〜7
    mmのシール線は片方側縁は開封用テープの一の側縁に重
    なるがそのシール線の他側縁は開封用テープの幅内に止
    まって該テープの他方側縁を自由端となした形態で、筒
    円周囲の20〜75%長に渡って開封用テープをフィル
    ムに300g以上の引裂強度を有して融着させているこ
    とを特徴とする開封用テープ付きの塩化ビニリデン系樹
    脂フィルムによる筒状包装体である請求項1記載の筒状
    包装体の開装方法。
JP19731591A 1991-07-12 1991-07-12 筒状包装体の開装方法 Withdrawn JPH05246458A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10214579A1 (de) * 2002-04-02 2003-10-23 Johnson & Johnson Gmbh Verpackungsmaterialbogen mit mindestens einer Schwächungslinie sowie Verpackungsmaterial

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DE10214579A1 (de) * 2002-04-02 2003-10-23 Johnson & Johnson Gmbh Verpackungsmaterialbogen mit mindestens einer Schwächungslinie sowie Verpackungsmaterial

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