JPH0524641Y2 - - Google Patents

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JPH0524641Y2
JPH0524641Y2 JP1990110520U JP11052090U JPH0524641Y2 JP H0524641 Y2 JPH0524641 Y2 JP H0524641Y2 JP 1990110520 U JP1990110520 U JP 1990110520U JP 11052090 U JP11052090 U JP 11052090U JP H0524641 Y2 JPH0524641 Y2 JP H0524641Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば集合住宅などの各家庭等から
発生する都市ゴミ類を空気輸送し、これを集中処
理するゴミ類の空気輸送処理設備に関する。
〔従来の技術〕
従来より、都市ゴミ等の不特定形状固形物の空
気輸送処理設備が集合住宅(大規模団地)などに
施設されている。その代表的な設備のフローを第
1図に示した。1は高層住宅のダストシユートを
示しており、各ダストシユート1の各階にはゴミ
投入口2が設けられる。各建物のダストシユート
1は地域輸送管3に排出弁4または貯留排出機5
を介して接続される。地域輸送管3の一方の端に
は吸気弁6が接続され、他方の端は遮断弁7を介
して主輸送管8に接続される。主輸送管8は収集
センターに通じている。収集センターには、ゴミ
分離機9、防塵機10、輸送用ブロワ11などが
設置される。ゴミ分離機9で分離されたゴミ類は
貯留排出機12に集められ、ここから二次移送車
13によつてゴミ焼却場その他に移送される。か
ようなゴミ類の空気輸送システムは通常は自動制
御による運転がなされ、輸送用ブロワ11を稼動
し吸気弁6を開くことによつて地域輸送管8内の
ゴミ類は主輸送管8を経て収集センターに輸送さ
れ、ゴミ分離機9および防塵機10でゴミ類と塵
類が自動的に収集される。
サイクロン式ゴミ分離機9で搬送空気から連続
的に分離されるゴミは、この分離機の下方にいつ
たん貯留されるが、ダンパ14,14′の操作に
よりダストシユート15を経て貯留排出機12に
払い出される。通常、ゴミ分離機一基に対し貯留
排出機が一台設置される。この貯留排出機12へ
のゴミの払い出しおよび貯留排出機12から二次
輸送者への搬出は、稼動中のサイクロンの気流に
変化を与えないようにする必要がある。このた
め、サイクロン休止中に行うか、二重ダンパ1
4,14′を交互に操作することによつて外気が
系内に流れないようにして行われる。別方式とし
ては、第2図に示すようにダストシユート15を
ゴミ圧縮機16に接続し、ここでゴミを圧縮して
コンテナ17に装填する場合もある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
第1図に代表される従来のゴミ類の空気輸送処
理システムにおいて、種々の問題点が指摘され得
る。その最も重要な点は、ゴミ分離機回りの問題
である。大規模団地などにあつては、発生ゴミ量
が多大となると同時にゴミの種類も雑多となり、
空気輸送運転と収集センターにおけるゴミの収集
並びに搬送の作業を余程しつかり行わないと思わ
ぬトラブルが発生する。これは特にゴミ分離機回
りに多い。
その一つは、収集センターに空気輸送されてく
るゴミ類のうちこのゴミ分離機で分離しきれない
ゴミがあるという問題である。特に都市ゴミ中に
は新聞紙、ビニルシート、ビニル袋などの薄いシ
ート状のものが混在するが、これらは、通常のサ
イクロンではサイクロンの旋回流に乗ると同時に
広がつてしまい、サイクロン中心部の上昇流にそ
の一部が巻き込まれるようになり、旋回流による
遠心作用だけでは分離しきれないことが多い。
その二は、ゴミ分離機で分離されたゴミの貯留
と払い出しの問題である。収集センターの装置内
に一時的に滞留させる量と払い出し量を適切に管
理運営することが設備全体をスムースに稼動する
うえで重要となる。従来、サイクロン式ゴミ分離
機の下方に自重で落下するゴミ類をサイクロン内
の気流に影響を与えないように取り出すには、遮
断弁(二重ダンパ)の操作によつて行つていたが
これを頻繁に行うことが必要となり、また貯留排
出機のその時点での貯留量に応じて貯留排出機へ
の払い出しを行うことが必要となつて操作が煩雑
となり、オーバ貯留やサイクロン内へのゴミの逆
流などが生ずる危険性をを有していた。また、シ
ステム全体の稼動とこのゴミの払い出し操作とを
関連する必要があり、制御性に問題があつた。
その三は、大型の設備ではゴミ分離機回りの設
備の機械高さが高くなるという問題である。サイ
クロンで分離されるゴミをその自重を利用しなが
ら遮断弁、ゴミ貯留部、ダストシユート部、貯留
排出機にゴミを落下させながら運び込む方式では
全体の機高が高くなり、その高さ制限からサイク
ロン下のゴミ貯留部において多量のゴミを貯留す
ることができないという問題がある。
本考案は主としてこのような問題を解決するこ
とを目的としてなされたものである。
〔問題点を解決する手段〕
本考案は、ゴミ類を空気輸送管を経て収集セン
ターに空気搬送し、この収集センターにおいて空
気搬送されてきたゴミ類を空気から分離採集する
ゴミ類の空気輸送処理設備において、搬送空気か
らゴミ類を分離する装置としてサイクロン式ゴミ
分離機を使用し、このサイクロンの円錐部下端
に、急拡径する角形断面の大径のゴミ貯留部を接
続し、このゴミ貯留部の周辺に複数の貯留排出機
を平面的な広がりをもつて配置し、前記のゴミ貯
留部と各貯留排出機との間に、可逆式スクリユウ
コンベアからなるゴミ振分装置にゴミ搬送用スク
リユウ式コンベアを水平方向に接続してなるゴミ
分配搬送装置を設置したことを特徴とするゴミ類
の空気輸送処理設備を提供するものである。
ここで、角形断面のゴミ貯留部とは、ゴミ貯留部
の胴部(ゴミが貯留する部分)における軸と直交
する方向の断面が円形ではなく多角形状を有する
ことを意味する。また、多角形状とは後記実施例
に示すように好ましくは方形(4隅をもつ)のも
のである。
〔本考案設備の好ましい態様〕
以下に図面に沿つて本考案設備の好ましい態様
を説明する。
第3図は本考案設備の全体例を示したものまで
ある。ダストシユート1から地域輸送管3および
主輸送管8を経て輸送用ブロワ11の駆動によつ
て管内のゴミが収集センターに空気輸送される
が、本考案設備では、サイクロン式ゴミ分離機9
の円錐部20の下端にこの円錐下縁の内径よりも
大径の角形断面をもつゴミ貯留部21を接続し、
このゴミ貯留部21の周辺に複数の貯留排出機1
2を平面的な広がりをもつて配置し、ゴミ貯留部
21と各貯留排出機12との間に、可逆式スクリ
ユウコンベアからなるゴミ振分装置22にゴミ搬
送用スクリユウ式コンベア23を接続してなるゴ
ミ分配搬送装置を設置する。第3図において、2
5はゴミ貯留部21のゴミレベル計、26は貯留
排出機12入口部のゴミレベル計、27は貯留排
出機12へのゲート弁、28は貯留排出機12の
重量を計測するためのロードセルを示している。
第3図ではゴミ振分装置22とゴミ搬送用スクリ
ユウ式コンベア23とがスクリユウ軸を平行にし
た配置例を示してあるが、第4図に示すように両
者のスクリユウ軸を直交して配置することもでき
る。本考案設備の主要素を以下に項目別に説明す
る。
〔ゴミ分離機のゴミ貯留部〕
サイクロン式ゴミ分離機9の下方に、本考案に
従つて設置するゴミ貯留部21の詳細を比較例と
共に第5図〜第11図に示した。第5図は比較例
(従来例)を示したもので、円錐部20の下方に
は、円錐下端の径に実質上等しい径をもつた筒3
0が接続され、この筒30に第1図で示したよう
な二重ダンパ14,14′が設けられるが、本考
案では、第6図に示すように、下方に向けて漸次
縮径するサイクロンの円錐部20の下部に、角形
断面をもつ大径のゴミ貯留部21を直続させる。
すなわち、円錐部20の最も内径が小さくなる位
置から急に内径が拡大するゴミ貯留部21を設け
る。ゴミ貯留部21は、角形断面をもつ大径の胴
部32と、この胴部32を円錐部20に接続する
切頭錐部31とからなり、第6図の例では胴部3
2は方形(長方形)の水平断面を有し、切頭錐部
31は下方に向けて急拡径した切頭角錐形をして
おり、円錐部20との接続点33では円錐部20
の下端と同形の円形である。この接続点33にお
いて内径も最も小さく絞られるが、この接続点3
3の内部形状は第8図に見られるようにできるだ
け鋭角的な絞り形状とする。第7図と第8図は、
第5図と第6図のサイクロンの気流の流れを図解
的に示したものである。第7図の場合には、紙類
やビニルシート等ような気流に乗つて広がるよう
な性質の浮遊性ゴミが気流出口に同伴されること
があり、また筒30に一旦貯留しても、気流の反
転位置が下方まで下がつているので再び上昇気流
に巻き込まれるようなことがあつた。本考案の場
合には、第8図のように、接続点33の下方は内
径をいきなり急拡大させてあるので、この接続点
33を通過したゴミは浮遊性のものであつても、
もはや反転上昇流に巻き込まれることは防止され
る。そして、接続点33から角形断面をもつ大径
の胴部32に対して急拡径していることにより、
高速にて下降してくる旋回流の回転抵抗が通常の
円筒30の場合よりも増加するので、下降速度が
遅くなり、従つて上昇流の生ずる反転位置をより
上方に起こさせることができる。この事により、
自重落下してくるゴミ類は急速に気流より分離さ
れ、また、胴部32は大径の角形断面を有するこ
とから、その角張つた隅の部分では、残存する旋
回流の影響が一層弱まり、浮遊性のゴミ類であつ
ても各隅部に吹き溜まりのように堆積し、気流の
影響を受けることなくゴミ貯留部21に貯えられ
る。このような効果をより好ましく達成するに
は、円錐部20の円錐角よりも大きな角度をもつ
て下広がりとなる角錐部の31を設けるのがよ
い。第9図〜第11図はゴミ貯留部21の他の形
状例を示したものであり、いずれの場合も、円錐
部20の下縁から急に拡大するような形状を有し
ており、円錐部20との接続点33において、最
も内径が小さくなるように接続される。
すなわち第9図のものは、接続点33からいつ
たん水平方向に方形(四辺形)に張り出したう
え、下方に向けて方形に拡径する切頭角錐部を介
して断面が方形(四辺形)の胴部に繋がつてい
る。また第10図のものは、円形の接続点33か
ら8本の稜線をもつて拡径する切頭角錐部を介し
て断面が方形(四辺形)の胴部に繋がつている。
第11図のものは断面が長方形の胴部を用いた以
外は第10図のものと実質的に同じような形状を
有している。
いずれにしても、接続点33は円形断面を有
し、ゴミ貯留部21の胴部は大径の角形断面を有
するので、円形断面から角形断面に急拡径する切
頭錐部を有することになるが、この切頭錐部の断
面形状は下方に向けて径が急に大きくなる形状で
あればよく、稜線の数も任意である。またゴミ貯
留部21の胴部は図示のように正方形や長方形の
ような4隅をもつ角形断面を有するものが好まし
いが、場合によつては3隅或いは5〜6隅をもつ
角形断面のものであつてもよい。
〔ゴミ分配搬送装置〕
本考案設備においては、サイクロン式ゴミ分離
機9の下に接続される前記のゴミ貯留部21の周
辺に、第3図に示したように、複数の貯留排出機
12を平面的な広がりをもつて分散配置し、この
各貯留排出機12に対して、ゴミ振分装置22と
ゴミ搬送用スクリユウ式コンベア23とからなる
ゴミ分配搬送装置を設置する。
ゴミ振分装置22は、水平方向のスクリユウ軸
をもつ可逆回転式スクリユウコンベアからなる。
この可逆式スクリユウコンベアの胴部上面のほぼ
中央部にゴミ導入口となる開口35が設けられ、
この開口35に、前記の拡大ゴミ貯留部21内の
貯留ゴミが自重で落下するように、ゴミ貯留部2
1の下に接続される。そして、両方の端に下向き
の開口36aと36bが設けられる。この構成に
より、例えばこのゴミ振分装置22のスクリユウ
軸を或る方向に回転すると、ゴミ貯留部21から
開口35を経てこのゴミ振分装置22に装入され
たゴミは一方の端に向けてそのスクリユウ羽根に
よつて運ばれ、スクリユウ軸をその反対方向に回
転すると他方の端に向けて運ばれることになり、
スクリユウ軸の回転方向の選択によつて、開口3
6aまたは36bのいずれかに向けてゴミを水平
二方向に振り分けることができる。
このゴミ振分装置22の両端に設けられる下向
きの開口36aおよび36bには、互いに独立駆
動するゴミ搬送用スクリユウ式コンベア23a,
23bが接続される。この搬送用コンベア23
a,23bはゴミ振分装置22とは異なつて一方
向性にゴミを搬送するものであり、ゴミ振分装置
22によつて振り分けされて開口36から排出さ
れるゴミを受けいれ、これを貯留排出機12に向
けて搬送する。第3図の例ではゴミ振分装置22
と同方向のスクリユウ軸をもつて水平方向に各ゴ
ミ搬送用スクリユウ式コンベア23が配置され、
第4図の例ではゴミ振分装置22と直角方向のス
クリユウ軸をもつて各ゴミ搬送用スクリユウ式コ
ンベア23が配置されている。
第12図〜第15図は、サイクロンのゴミ貯留
部21の下部開口35の周辺に平面的な広がりを
もつて配置した複数の貯留排出機12にゴミを分
配搬送するためのゴミ振分装置22とゴミ搬送用
スクリユウ式コンベア23との配置例を図解的に
示したものである。
第12図は、第4図の直交配置のものに対応し
ており、一つのゴミ振分装置22の中央にゴミ導
入口(ゴミ貯留部21の開口35に対応)を設
け、ここから投入されたゴミを左右に搬送用コン
ベア23aと23bとに振り分け、この搬送用コ
ンベア23aと23bによつて二つの貯留排出機
12aと12bにゴミを押し込み搬送する例を示
している。
第13図は、二基のゴミ分離機に接続されるゴ
ミ振分装置22aおよび22bを、二つの搬送用
コンベア23aと23bに接続したものであり、
第12図と同様の搬送用コンベア23aと23b
の途中に第二のゴミ振分装置22bの両端を懸け
渡した関係になつている。
第14図は、一つのサイクロンのゴミ貯留部2
1の開口35から、四台の貯留排出機12a,1
2b,12c,12dにゴミを分配搬送する例を
示しており、このために、第一次ゴミ振分装置2
2Aと第二次ゴミ振分装置22Bが使用されてい
る。すなわち、水平方向に配置された第一次ゴミ
振分装置22Aの両端に、これと直交して搬送用
コンベア23aと23bの一端を接続すると共
に、両搬送用コンベア23aと23bを互いに平
行にして且つほぼ水平方向に配置し、そして、こ
の両搬送用コンベア23aと23bの他方の端の
下に、これらと直交して第二次ゴミ振分装置22
B,22B′を、これらへのゴミ導入口がほぼ中
央となるように配置し、これらの第二次ゴミ振分
装置22B,22B′の各両端に貯留排出機12
a,12b,12cおよび12dを設置したもの
である。これにより、一つのサイクロンのゴミ貯
留部21の開口35から投入されるゴミは、第一
次および第二次のゴミ振分装置の回転方向を選択
することによつて、垂直方向の大きな落下距離を
要することなく、貯留排出機12a〜12dのい
ずれにも台数制御しながら送り込むことができ
る。
第15図は、第14図の第一次ゴミ振分装置2
2Aに二つのゴミ貯留部21の開口35aと35
bとを向かわせた以外は、第14図のものと変わ
りはない。この場合には、二つのサイクロンで貯
留するゴミを四台の貯留排出機12a〜12dの
いずれにも台数制御しながら送り込むことができ
る。
このような構成および配置になる本考案のゴミ
分配搬送装置によると、或るゴミ分離機のゴミ貯
留部21に収集されたゴミ類を複数の貯留排出機
12に振り分けることができるので、ゴミ分離機
の下部に大きな容量をもたせることができる。こ
のことはまた、サイクロンにおける浮遊性ゴミの
分離性能を高めるために採用した拡径ゴミ貯留部
21によると必然的に大量のゴミを貯留すること
ができるので一石二鳥の効果が現れる。そして、
従来のように、このゴミ貯留部21に二重ダンパ
などによる払い出し手段を設けなくても、ゴミ搬
送用スクリユウ式コンベア23の末端における貯
留排出機12の入口部にゲート弁27を取付ける
ことによつて、このゴミ分配搬送装置内全体を系
内雰囲気圧にてゴミの分配搬送が機械的に行うこ
とができる。また、ゴミの分配搬送は大き垂直高
さを要することなく実現できるので、設備全体の
機高も大型の設備の割りには低く抑えることがで
き、且つ二次移送者の配車や付帯設備の配置も合
理的にできることになる。
第16図aおよびbは、ゴミ類の分配搬送方式
の参考例を示したものである。この例は、サイク
ロンのゴミ貯留部の下に可逆式スクリユウコンベ
ア37を本考案と同様な関係をもつて配置し、こ
のスクリユウ式コンベア37から垂直下方に幾つ
ものダストシユート38を、スクリユウ軸に沿つ
て間隔を開けて配置し、このダストシユートの下
端に貯留排出機12を接続したものである。この
場合でも各貯留排出機12にゴミを分配すること
ができるが、このスクリユウ式コンベアの軸端に
設けたダストシユート38aおよび38dではそ
れほど問題とならないが、スクリユウ軸の途中に
あるダストシユート38bや38cなどでは、ス
クリユウ羽根とこのダストシユートへの開口との
間で(第16図bの39で示す)ゴミ詰まりが発
生し易く、また各貯留排出機12にはゴミの自重
落下による装入となるので、各貯留排出機12へ
の搬入にさいしてのゴミの流れを良好とするには
ダストシユートの高さを十分に取らねばならず、
十分に取つたとしても必ずしも良好なゴミの流れ
が得られるとも限らない。本考案によるゴミ分配
搬送装置はこのような問題を効果的に解決したも
のである。
第17図は、本考案に従うゴミ分配搬送装置に
おいて、ゴミ振分装置22と搬送用コンベア23
とを各スクリユウ軸を直交させて接続する場合の
接続点の詳細を示したものである。第17図にお
いて、40は第一スクリユウ式コンベアA(例え
ばゴミ振分装置22)のスクリユウ軸、41は第
二スクリユウ式コンベアB(例えば搬送用コンベ
ア23)のスクリユウ軸を示しており、前者のス
クリユウ軸40の端部と後者のスクリユウ軸41
とが直交している。42は第一スクリユウ式コン
ベアAにおける交差点以外の箇所でのスクリユウ
羽根、43は第二スクリユウ式コンベアBのスク
リユウ羽根である。本考案に従えば、図示のよう
に、第一スクリユウ式コンベアAの搬送終点位置
の下に、これとは独立駆動する第二スクリユウ式
コンベアBを、両者のスクリユウ軸が交差するよ
うに接続し、この交差点において前者から後者に
ゴミを送り渡しするようにした複数軸スクリユウ
式コンベアにおいて、この交差点における第一ス
クリユウ式コンベアAのスクリユウ羽根44の高
さを、この部分より上流側の羽根42の高さより
も低くすると共に、この交差点における第一スク
リユウ式コンベアAのスクリユウ軸40の終端に
搬送終点に向かつて漸次径大となるコーン45
(スクリユウ軸40と一体的に回転する)を取付
け、この低くしたスクリユウ羽根44とコーン4
5とによつて形成されるくぼみに、第二スクリユ
ウ式コンベアBのスクリユウ羽根43の一部が収
まるように、両コンベアを接続したものである。
交差点における高さの低い羽根44はコーン45
の表面にまで延び出しており、したがつて、図の
破線aで示されるようなくぼみをもつた羽根の軌
跡が第一スクリユウ式コンベアAの交差点部で形
成される。なお、破線bは交差点以外の箇所での
第一スクリユウ式コンベアAの羽根42の軌跡を
示している。
この交差構造によると、第18図や第19図に
示すような交差構造の場合に生じた問題が効果的
に解決できる。第18図の比較例では第一スクリ
ユウ式コンベアAの搬送終点位置の下に、第一ス
クリユウ式コンベアBを、両者のスクリユウ羽根
が互いに干渉しないように落差を以て交差させた
ものであるが、この場合には全体の設置高さが高
くなると共にAからBにゴミが移りきれずに、第
一スクリユウ式コンベアAの搬送終点位置の軸回
りに付着物が団塊状に発達するという問題があつ
た。また第19図の比較例では、全体の高さを低
くするために交差点部では第一スクリユウ式コン
ベアAに羽根を設けないで、この部分に第二スク
リユウ式コンベアBを嵩上げして設置したもので
あるが、この羽根が無くなつた露出軸に紐状のゴ
ミが巻きついて軸にからみつくという問題があつ
た。これに対し、第17図で説明したように、ま
た第20図にその全体外観を示すように、交差点
部において低い羽根44とコーン45を設けるこ
とによつて、機高を低くすることができ且つ羽根
44と羽根43とがこの部分に集塊するゴミを切
断する刃物の役割を果たしてスムースなゴミの受
け渡しができることになる。
〔ゴミ分離機の内部構造〕
サイクロン式ゴミ分離機9において、気流によ
つて広がる性質をもつ薄いシート類(紙やビニル
シートなど)を一層効果的に分離するために、本
考案に従うゴミ分離機は、その内部に改善が施さ
れている。その一つは、第3図にイで示すシート
性ゴミ払い落とし装置であり、その二はロで示す
空気透過性の筒の設置である。以下にこれらにつ
いて説明する。
(イ) シート性ゴミ払い落とし装置 第21図は、第3図のイで示すシート性ゴミ払
い落とし装置部分だけを図解的に示したものであ
る。サイクロンの円筒部50(円錐部20の上部
に位置する等径胴部)に設けられる気流入口51
よりも上方の内部位置にスクリーン52が水平方
向に張り渡され、このスクリーン52の上方に回
転空気ヘツダー53が設置される。54はサイク
ロンの頂部軸芯部に設けられる気流出口である。
スクリーン52は、第22図に図解的に示すよ
うに円盤状の外形をもち、その中心をサイクロン
の中心軸に合わせて円筒部50内に水平に設置さ
れる。そして、中心から半径方向に放射状に延び
る多数のスリツト55を形成し、各スリツト55
の全てを同じ方向に或る傾きを持たせるのがよ
い。
空気ヘツダー53は、円盤状のスリツト55の
上に回転可能に設置される。すなわち、第22図
に見られるように、サイクロン外から空気を供給
する管路56に、ロータリーシールジヨイント5
7を介して中空回転軸58をスクリーン52の中
心軸と同軸的に且つ垂直に配置し、この中空回転
軸58から水平方向に空気ヘツダー53を取付け
る。図示の例ではこの空気のヘツダー53は中空
回転軸58に二本の空気ヘツダーを互いに反対方
向に延び出すようにして設置した例を示してい
る。管路56に圧縮空気が供給されると、ロータ
リーシールジヨイント57および中空回転軸58
を通じて、この空気ヘツダー53に空気が供給さ
れる。
空気ヘツダー53には、空気噴射ノズル60
が、空気ヘツダー53内の空気が斜め下方に向け
て噴射されるように且つこの噴射によつて空気ヘ
ツダー53自身が回転できるように、取付けられ
る。第23図はスクリーン52と空気ヘツダー5
3との位置関係を図解的に示したもので、例えば
中心に向かつて縦断面で見たときに、空気ヘツダ
ー53に例えば左下向きの空気噴射ノズル60を
取付けることによつてこの空気ヘツダー53は矢
印のように右回りの回転をする。そのさい空気噴
射ノズル60は例えば第24図のように空気ヘツ
ダー53の長手方向に沿つたスリツト状のもので
あつてもよいし、また第25図に示すように多数
の噴出口を空気ヘツダー53の長手方向に沿つて
一直線状に並設してもよい。スクリーン52につ
いては、そのスリツト55を形成するさいに、第
23図に示すように、空気噴射ノズル60による
空気の流れ方向に沿つて各スリツトの幅が先細り
なるような通路を形成しておくとよい。このよう
な構成によつて、スクリーン52の下面にひつか
かつたシート性のゴミ類61は、空気ヘツダー5
3がこの部分に回転してきたときに、スリツト5
5からの噴流によつて下方に吹き落とされる。
第26図は、空気ヘツダー53への空気供給を
効果的に行うためのフローを示したものである。
サイクロン式ゴミ分離機9は、第1図の従来例と
同様に、防塵機10並びに輸送用ブロワ11に接
続される点では変わりはないが、空気ヘツダー5
3への空気管路56を防塵機10の排気側62と
外気取入れ口63とに切替可能に接続し、この接
続管路にクリーニング用のブロワ64を介装する
ことによつて、弁の切替だけで、輸送用ブロワ1
1の容量を増大させなくても、スクリーン52で
のゴミの払い落としを伴うゴミ収集運転を行える
ようにすると共に、収集運転後の外気取入れも適
宜行えるようにしたものである。すなわち、サイ
クロン式ゴミ分離機9の空気出口65と防塵機1
0の空気入口66とを主排気管67で接続する。
そして空気ヘツダー53への空気管路20をブロ
ワ64に接続し、このブロワ64への吸込側管路
を、外気取入れ口63に通じる外気管68と防塵
機10の排気側に通じる戻り管69とに分岐させ
る。外気管68には開閉ダンパ70が、そして、
戻り管69には開閉ダンパ71と逆流防止ダンパ
72が介装される。この構成により、ゴミ収集運
転中はダンパ70を閉、ダンパ71を開にしてブ
ロワ64を稼動することによつて、主ブロワ11
で吸引される空気の一部が空気ヘツダー53に循
環されるので、空気ヘツダー53に系外から空気
を供給する場合のように主ブロワ11の容量を増
大させる必要がなくなる。すなわちスクリーン5
2の掃射用の空気が外気から取入れるとその空気
量だけ主排気管67を流れる空気量が増大するの
で、主ブロワ11の容量を上げる必要を生ずる
が、本考案の構成ではこのようなブロワ11の容
量を増大さはなくてもスクリーン52の掃射用の
風量と空気ヘツダー53回転用の動力が確保でき
ることになる。
また、ゴミ収集運転はしよてい間隔をおいて間
歇的に行われるのが通常であり、稼動時には負圧
であつた輸送管内を休止時には常圧に戻すことが
必要となるが、本設備によれば、ダンパ70を
開、ダンパ72を閉にしてブロワ64を休止して
おけば、外気取入れ口63から管路56をへて空
気ヘツダー53に空気が自然と導入され、経路内
を常圧に戻すことができるとともに、そのさい
に、空気ヘツダー53が回転し、主ブロワ11が
休止時にスクリーン52に引つ掛かつているゴミ
の払い落としができることになるので、払い落と
しが極めて効果的に行われる。
(ロ) 空気透過性の筒の設置 第3図のロで示す筒は、スクリーン52の外周
に沿つてその下方に延び出すようにサイクロン内
に設置した上下端開口の筒であり、その下端は空
気入口51よりも下方の位置まで延び出してい
る。この筒はその周面に空気透過性の孔を穿孔し
てあり、具体的例を第27図〜第30図に示し
た。第27図のものは、表裏貫通する多数の孔を
持つパンチングボードによつて上下端開口の垂直
円筒を構成したものであり、第28図の例は、長
手方向にスリツト75を所定の間隔を開けて多数
形成したものである。第29図のものは、多数の
短冊状の片76を互いに間隔をあけて円筒軌跡上
に縦に並べることによつて各片76の間に空気が
通過するスリツト状の通路を形成したものであ
る。この場合、旋回流の方向(第29図の矢印で
示す)から見て、この旋回流の上流側に位置する
短冊片が隣の下流側の片よりも上に重なり合うよ
うにして、且つ各短冊片の外側面を凸面、内側面
を凹面とした曲面に形成しておくことによつて、
各片76の間に形成されるスリツト状開口が旋回
流の方向とは逆の方向をもつ気流通路となり、こ
れによつて、このスリツト状開口にゴミ類が巻き
込まれるのを効果的に防止することができる。各
短冊片76は上端で片持ち支持としてスクリーン
52の外周縁に設置される。第30図は円筒壁に
表裏貫通する長さが短い切り込み78を旋回流と
は逆の方向の勾配をもつて(その外側開口が旋回
流の下流側に向かつて開くように)多数形成した
ものである。
このような空気透過性の壁面を持つ上下端開口
の筒をサイクロンの軸芯上部に設けることによつ
て、シート状物質がサイクロン内で広がつた形状
となつて旋回流に巻き込まれても、これが流出気
流に乗つて排出されることが防止できる。
〔貯留排出機〕
貯留排出機12は、既に説明したように、本考
案設備では一つのサイクロン式ゴミ分離機9に対
して複数基設置される。各々の内部には、従来の
ものと同様に、この貯留排出機12へのゴミ導入
口からゴミ排出口に向けてゴミ搬送機(回転搬送
機)が設置され、そのゴミ排出口には排出弁か設
けられる。そして、第3図に示すように、その
各々のゴミ入口部にゲート弁27を設け、そして
このゲート弁27から貯留排出機12に通じるス
ロート部にゴミレベル計26を設置し、且つこの
スロート部に均圧弁29を設けておく。ゲート弁
27の開閉並びに貯留排出機12内部の回転機の
動作はゴミ分配搬送装置のゴミの分配運転と関連
して行われ、これらの発停制御はゴミレベル計2
6の検出信号に基づいて行われる。本考案設備で
は、ゴミ分離機9よりゴミが送られてくる貯留排
出機12にのみケート弁27を開き且つ内部の回
転機を駆動し、ゴミが送られて来ない貯留排出機
12では休止させておく。すなわち或る貯留排出
機12にとつてはその貯留運転動作は間歇的とな
る。そして、貯留排出機12から二次輸送車13
(第1図)への排出運転は、ゲート弁27を閉じ
た状態で行われ、このゲート弁27を閉じること
によつてゴミ分配搬送装置、ゴミ貯留部21並び
にゴミ分離機9を通じてのゴミ収集系への空気の
逆流が防止される。そして、この排出運転を実施
するには低圧状態にあつた貯留排出機12内を外
気圧に戻すことが必要となるが、これはスロート
部に設けられた均圧弁29の操作によつて行われ
る。また、各貯留排出機12には、その全体の自
重が掛かる箇所にロードセル28を設置してお
き、このロードセル28によるゴミ貯留量の検出
によつて排出運転並びに貯留運転を制御する。
本考案設備において、ゴミ貯留部21から貯留
排出機12へのゴミの分配搬送並びに各貯留排出
機12からの排出運転を実施する場合の、従来と
最も異なる点は、従来のようにサイクロン下のゴ
ミ貯留部に設けられたダンパ(第1図の14,1
4′)による制御を実施しない点である。本考案
設備においてはゴミ貯留部21は大型の拡径部か
らなり、このゴミ貯留部21はゴミ分配搬送装置
を経てゲート弁27まで遮断弁なしに気密通路が
形成されており、ゲート弁27の開閉並びに貯留
排出機12の排出弁の開閉によつて、各々の貯留
排出機12への分配、貯留並びにそれからの排出
の操作が実施される。
なお、このような構成であるから、防塵機10
で収集された小径のゴミ類もゴミの空気輸送と同
じ原理にてゴミ貯留部21に合体して送り込むこ
とができる。すなわち、防塵機10からゴミ貯留
部21にゴミ搬送路80を形成し、この搬送路8
0に仕切弁81を介装すると共に排出口にも吸気
弁82を取付け、これらの弁操作で防塵機10で
収集したゴミ類もサイクロンで収集したゴミ類と
合体して貯留排出機12に分配搬送して貯留する
ことができる。その動作は例えば次の如くであ
る。塵は防塵機10から一旦塵貯留槽83まで運
ばれ、ここで一時貯留され、その量が所定量に達
したならば、塵貯留槽83の上部の弁84を全開
とし、次いでサイクロンのゴミ貯留部21につな
がる仕切弁81を全開とする。この全開信号によ
り吸気弁82をサイクロンの内圧に応じた開度に
開くことにより、塵は吸気弁82から導入される
外部空気と共にサイクロンのゴミ貯留部21まで
空気輸送される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のゴミ類の空気輸送設備の代表例
を示す機器配置系統図、第2図は従来のゴミ分離
機回りの他の例を示す機器配置系統図、第3図は
本考案に従うゴミ類の空気輸送設備の全体例を示
す機器配置系統図、第4図は本考案に従うゴミ分
配搬送装置の例を示す略平面図、第5図は従来の
サイクロン式ゴミ分離機の代表的な外観を示す斜
視図、第6図は本考案に従うサイクロン式ゴミ分
離機の例を示す斜視図、第7図は第5図のゴミ分
離機の気流の流れを示す略断面図、第8図は第6
図のゴミ分離機の気流の流れを示す略断面図、第
9図は本考案に従うゴミ貯留部の一例を示す斜視
図、第10図は本考案に従うゴミ貯留部の他の例
を示す斜視図、第11図は本考案に従うゴミ貯留
部の今一つの例を示す斜視図、第12図は本考案
に従うゴミ分配搬送装置の例を示す系統図、第1
3図は本考案に従うゴミ分配搬送装置の他の例を
示す系統図、第14図は本考案に従うゴミ分配搬
送装置の今一つの例を示す系統図、第15図は本
考案に従うゴミ分配搬送装置の更に今一つの例を
示す系統図、第16図aはゴミ分配搬送装置の比
較例を示す略側面図、第16図bは第16図aの
ゴミ分配搬送装置を別の角度から見た略断面図、
第17図は本考案に従うゴミ振分装置と搬送用コ
ンベアとの接続点の詳細を示す断面図、第18図
はスクリユウ式コンベアの接続方式の比較例を示
す略断面図、第19図はスクリユウ式コンベアの
接続方式の他の比較例を示す略断面図、第20図
は本考案に従うスクリユウ式コンベアの接続方式
を示す略断面図、第21図は本考案に従うサイク
ロン式ゴミ分離機の内部構造の例を示す略断面
図、第22図は第21図の空気ヘツダーおよびス
クリーンの詳細を示す概念図、第23図は空気ヘ
ツダーとスクリーンとの関係を説明するための概
念図、第24図は空気ヘツダーの空気噴射ノズル
を説明するための空気ヘツダー部分図、第25図
は空気ヘツダーの他の空気噴射ノズルを説明する
ための空気ヘツダー部分図、第26図は空気ヘツ
ダーへの空気の供給を説明するための系統図、第
27図はサイクロン式ゴミ分離機の内部に設置す
る筒の一例を示す斜視図、第28図は該筒の他の
例を示す斜視図、第29図は該筒の今一つの例を
示す斜視図、第30図は該筒のさらに今一つの例
を示す斜視図である。 1……ダストシユート、2……ゴミ投入口、9
……サイクロン式ゴミ分離機、10……防塵機、
12……貯留排出機、21……ゴミ貯留部、22
……ゴミ振分装置、23……ゴミ搬送用スクリユ
ウ式コンベア、25,26……ゴミレベル計、2
7……ゲート弁、28……ロードセル、31……
角錐部、35……ゴミ貯留部からゴミ振分装置へ
のゴミ投入口、44……交差点部における高さの
低いスクリーン羽根、45……コーン、52……
スクリーン、53……空気ヘツダー、60……空
気噴射ノズル、63……外気取入れ口、64……
空気ヘツダーへの空気供給用ブロワ、75,7
6,78……筒イに設けた空気透過性の開口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゴミ類を空気輸送管を経て収集センターに空気
    搬送し、この収集センターにおいて空気搬送され
    てきたゴミ類を空気から分離採集するゴミ類の空
    気輸送処理設備において、搬送空気からゴミ類を
    分離する装置としてサイクロン式ゴミ分離機を使
    用し、このサイクロンの下方に向けて縮径する円
    錐部の下端に、急拡径する角形断面の大径のゴミ
    貯留部を接続し、このゴミ貯留部の周辺に複数の
    貯留排出機を平面的な広がりをもつて配置し、前
    記のゴミ貯留部と各貯留排出機との間に、可逆式
    スクリユウコンベアからなるゴミ振分装置にゴミ
    搬送用スクリユウ式コンベアを水平方向に接続し
    てなるゴミ分配搬送装置を、設置したことを特徴
    とするゴミ類の空気輸送処理設備。
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JPS5926438B2 (ja) * 1977-01-21 1984-06-27 南常鉄工株式会社 食肉スライサ−の肉箱
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