JPH01266889A - 縫製工場における縫製屑集中集塵装置 - Google Patents

縫製工場における縫製屑集中集塵装置

Info

Publication number
JPH01266889A
JPH01266889A JP9662288A JP9662288A JPH01266889A JP H01266889 A JPH01266889 A JP H01266889A JP 9662288 A JP9662288 A JP 9662288A JP 9662288 A JP9662288 A JP 9662288A JP H01266889 A JPH01266889 A JP H01266889A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sewing
suction
factory
waste
dust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9662288A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0530515B2 (ja
Inventor
Hiroshi Kushida
久志田 洋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
C-PU SHITSUKU KK
Original Assignee
C-PU SHITSUKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by C-PU SHITSUKU KK filed Critical C-PU SHITSUKU KK
Priority to JP9662288A priority Critical patent/JPH01266889A/ja
Publication of JPH01266889A publication Critical patent/JPH01266889A/ja
Publication of JPH0530515B2 publication Critical patent/JPH0530515B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発  明  の  目  的コ (産業上の利用分野) 本発明は、縫製工場における縫製屑を除去し、クリーン
化させる方法及びその集中集塵装置に係り、工業用の縫
製ミシンを大量に使用し、各種の婦人服、子供服等を裁
断、縫製する縫製工場において、例えば、生地を裁断し
、また、生地の端縁を揃えて裁断しながら縫製するとき
、裁断によって生じた縫製屑(メス屑)を自動的に集め
、処理するしので、裁断部、1;l製部、仕上場その他
を有する1;l製工場内をクリーンにし、作業環境の改
善を図れるようにする縫製工場における縫製屑クリーン
方法及びその縫製屑集中集塵装置に関する。
(従来の技術) 一般に、婦人服をはじめとする各種の被服は、裁断部に
おいての裁断機によって原反を裁断した後、縫製部にお
いての縫製工業用の高速ミシンによって大量に縫製、製
(ヤされている。
こうした裁断機、高速のミシンを備えた縫製工場にあっ
ては、特に、大量のミシン、それを操作する作業員等を
いかに効率よく配置し、また、時間的に無駄なく作動さ
せ、作業させるかによってコストが大きく異なる。その
ため、ミシンの配置をどのような形態のらのとして実現
するか、作業員による作業をどのように管理するかが、
安価に提供できるかどうかの非常に重要な分岐点となっ
ている。
しかして、裁断機による裁断工程においては生地の端縁
を揃えて裁断し、また、工業用ミシンによる縫製工程に
おいては生地の端縁を揃えて裁断しながら縫製するもの
となっているから、裁断工程及び縫製工程に際し、大量
の縫製屑が生ずる。
特に、縫製部においてその縫製屑をそのまま放1すると
、ミシンや作業者の周囲に飛散し、作業の効率向上を阻
害する大きな原因となる。そのため、所定時間毎に作業
を中断し、縫製屑を集め、除去している。
ところが、こうした作業の中断は、縫製工程管理上、作
業ロスを大きくし、コストアップの一因となるので好ま
しいものではない。
そのなめ、第9図に示すように、ミシン101での縫製
・裁断部近傍に吸引口102を有するバキューム装置1
03を配設し、縫製屑を真空吸引式に集め、除去するこ
とが行なわれている。
このバキューム装置103は、モータ駆動される強制送
風式のプロワ−104と、縫製屑を集積収納する集nタ
ンク105と、縫製屑の発生場所に位置される前記吸引
口102を先端に有する吸引パイプ106と、この吸引
パイプ106に連繋されていて、ブロワ−104から送
風される空気が流入されることで吸引パイプ106内を
負圧にさせる送風パイプ107と、吸引パイプ106出
ロ付近に設けられる逆止弁1o8とを備えて成る。
すなわち、モータ駆動によるブロワ−104での送風に
伴なう吸引作用によって、ミシンでの縫製・裁断部にお
いて生じる縫製屑を吸引し、これを集塵タンク105内
に集めるようになっている。
(発明か解決しようとする課題) ところが、こうした従来のバキューム装置1゜3による
と、送風パイプ107内に生じる吸引作用によって逆止
弁108の開閉作動が行なわれるため、縫製屑が流入す
る逆止弁108位置で縫製屑か詰まることがある。そう
すると、プロワ−104からの空気が吸引口102にお
いて吸引作動せずに、吸引パイプ106内を逆流してそ
のまま空気が吹き出しなり、集塵タンク105内で収納
されていた縫製屑が逆流し、これが吸引口102から吹
き出したりしてしまうことがあった。また、この吹き出
しに伴ない、1;1製屑に付着していた機械油等が縫製
作業中の生地に付着し、これを汚(0、することもあっ
た。
また、こうした縫製屑の集塵システムは、ミシン101
での縫製・裁断部近傍での縫製屑を自動的に集めること
ができても、その吸引口102によっては集められない
細かな縫製屑は、縫製工場内で浮遊し、その結果、縫製
工場内全体での作業環境が悪くなることかあった。
そこで、本発明は、蒸上のような従来存した諸事情に鑑
み、これらの諸欠点を解消すべく創出されたもので、夫
々のミシンで生じる縫製屑を真空吸引式に吸引搬送し、
集中させて貯留するものとして、縫製工場内において生
じる細かな縫製屑、裁断屑その他を縫製工場内から自動
的に除去でき、作業環境の向上及び清掃作業の能率アッ
プを図り、大きなコストダウンを図れるようにした縫製
工場における縫装置クリーン方法及びその縫装置集中集
塵装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上述した課題を解決するため、本発明に係る縫製工場に
おける縫装置クリーン方法にあっては、縫製工場内にお
いて発生する各種の縫装置を縫製工場内に配管した搬送
ダクトを介して工場内の空気とともに吸引し、吸引した
縫装置は空気と分離し、所定箇所に設置した集塵タンク
内に集中貯留させることを特徴とする。
また、この方法を実施するための縫製工場における縫装
置集中集塵装置の一つにあっては、縫製工場内で適当に
レイアウト配置されたミシンの1;1製・裁断部近傍に
位置する吸引口を有する吸引パイプと、ミシンがわの空
気を吸引口を介して吸引するか、縫製工場内の池の場所
での空気を吸引するかの切替え、選択を行なう切替手段
と、縫装置を集積収納する集塵タンクに連通し、前記切
替手段に接続させた搬送ダクトと、この搬送タクト内を
常時吸引している吸引機構とを備えたことを特徴とする
更に、前記方法を実施するための縫製工場における縫装
置集中集塵装置の他の一つにあっては、縫製工場内で適
当にレイアウト配置されたミシンの縫製・裁断部近傍に
位置する吸引口を有する吸引パイプと、この吸引パイプ
に連通していて、1;1製屑を一時的に保管する集積保
管タンクの直下に、上下方向で揺動開閉するダンパーを
介して投入室を配設して成るダンパー機構と、縫製・裁
断部に生じた縫装置を集積保管タンク内に吸引させる吸
引機構と、縫装置を集積収納する集塵タンクに連通し、
前記投入室に連続させた搬送ダクトと、搬送ダクト内の
縫装置を集塵タンク内に吸引する吸引n横とを備えたこ
とを特徴とする。
(f′r−用) 本発明に係る縫製工場における縫装置クリーン方法及び
その縫装置集中集塵装置において、縫製工場内で適当に
レイアウト配置されたミシンによって各ミシン作業者が
縫製作業を開始すると、ミシンにおいての1;1製・裁
断部近傍に位置する吸引口にて、真空吸引作動で裁断除
去されるべき縫装置を吸引する。
このとき、集塵部における常時吸引作動している吸引e
ll桶によると、切替手段によっての切替え操作に伴な
い、ミシンかわの空気を吸引口を介して吸引するか、縫
製工場内の他の場所での空気を吸引するかする。ミシン
がわの空気を吸引している場合は、そこで発生する縫装
置を吸引し、集塵タンク内に搬送ダクトを経て搬送する
。また、縫製工場内の他の場所での空気を吸引している
場合は、工場内の空気を循環させることにもなり、工場
内全体の細かな縫装置をも吸引除去する。
そして、常時吸引していることで、吸引機構での負荷が
常時一定し、集塵部では安定した運転を可能とさせる。
また、縫装置をダンパー機構の集積保管タンク内に一時
的に集積保持させることによると、この集積保持に伴な
い、適当量の縫装置がダンパー機構内に集積される。す
ると、ダンパーt!4横でのダンパーの揺動作動によっ
て、集積保管タンク底部を開放すると、集積された縫装
置は集積保管タンク直下の投入室内に吸引によって落下
される。
投入室は、搬送ダクト及び集塵タンクに連通されており
、そのため、吸引機構による集塵タンクからの吸引作動
によって搬送タクトを介して3;l製屑は集塵タンク内
に集められる。
いずれにしても、このようにして、集塵タンク内に収納
貯留された縫装置は、その後、例えば、暖房用燃料とす
る等によって適当に処分される。
(実施例) 以下、第1図乃至第8図を参照して本発明の一実施例を
説明する。
すなわち、本発明においての縫装置クリーン方法は、縫
製工場F内において発生する各種の縫装置を縫製工場F
内に配管した搬送ダクト11,12.13.51を介し
て工場内の空気とともに吸引し、吸引した縫装置は空気
と分離し、所定箇所に設置した!塵タンク21.50内
に集中貯留させることにある。
しかして、上記方法を直接実施するに好適な縫製屑集中
集塵装置を構成するに際し、常時吸引方式によって集塵
タンク21内に集中させる第1実施例と、−旦はタンパ
−機構40内に縫製屑を貯留後、再度の吸引作動によっ
て集塵タンク50内に集中させる第2実施例とによって
説明する。
[第1実施例] 第1図乃至第5図において示される第1実施例において
、図中符号1は縫製用のミシンであり、このミシン1で
の縫製・裁断部近傍に、縫製、裁断に件ない生じる縫製
屑を真空吸引する吸引口2を備えている。ミシン1自体
は、縫製工i%Fでのレイアウトに従って、例えば対向
式の複数列に配列し、後述する搬送タクト11,12.
13その他の配管類の簡略構成を図れるようにする。
その配管構成は、縫製工場F全体でのレイアウトか、例
えば、第1図に示すように、裁断場C1縫製場M、仕上
場Nを順次隣接させて配列構成し、工場建屋外に縫製屑
の集塵部20を配置するときの−tJによって示すと、
次のようになる。すなわち、裁断場Cの屋外に配置した
集塵部20での集塵タンク21に接続した集中搬送ダク
ト11を裁断場Cまでに延長配管し、裁断場Cにおいて
の集中搬送ダクト11端に、縫製部Mの中央に沿って延
長した幹線搬送ダクト12を接続させ、この幹線搬送ダ
クト12の左右には、対向式の複数列に配列した夫々の
ミシン1の前方での間に位置する分岐搬送ダクト13を
枝分かれ状に分岐接続させて成り、縫製工場F内でのこ
れらの搬送ダク)・11.12.!3夫々は、床下に配
管される(第2図参照)。
また、分岐搬送ダクト13は、第2図に示すように、対
向式に配列した夫々のミシン1の前方での間に位置する
工場の床面に配設した断面溝形の収納チャンネル4の下
方に位置しており、この収納チャンネル4は、その開口
面か床面にほぼ合致している。こうすることで、収納チ
ャンネル4内に配置される後述の切替手段5による切替
操作、及びそれの保守点検作業を容易にする。
ミシン1での縫製・裁断部近傍で生じた縫製屑は、吸引
口2によって吸引され、この吸引口2に接続されている
吸引パイプ3によって搬送ダクト11゜12.13内に
吸引され、集塵部20に搬送される。
搬送ダクト11,12.13内部は、集塵部20でのモ
ータ、ブロワ−から成る吸引t[1122によって常時
吸引状態にあり、切替手段5の操作によってミシン1が
わの空気を吸引口2を介して吸引するか、1;1製工場
F内の曲の場所での空気を吸引するかの切替え、選択が
可能なるようになっている。
この切替手段5は、第2図乃至第4図に示すように、前
記収納チャンイ・ル4内に設けられており、例えば、対
向しているミシン1夫々の前方での間に夫々位置してい
る。そして、この切替手段5自体は、分岐搬送ダクト1
3から分岐接続させて収納チャンネル4内に立ち上げた
吸引管14上端に、この吸引管14上端開口を閉塞する
閉塞キャップ6あるいは前記吸引パイプ3が着脱自在に
接続される接続キャップ7を交換自在に取り付け、また
、吸引管14から分岐され、その開口端が工場での床面
下方に位置している吸込管15に開閉バルブ9を設けた
ものである。
閉塞キャンプ6は、第4図(B)に示すように、吸引管
14上端を閉塞するよう盲状に形成されており、接続キ
ャップ7は、第4図(A)に示すように、吸引パイプ3
か着脱自在に接続できるよう吸引パイプ3に対応した径
を有する適数の接続筒8を備えており、図示にあっての
接続節8は、大小2個にしてあって、対向した夫々のミ
シン1での吸引口2に対応すべく一対に設けである。
吸込管15開口端は、工場の床面下方での空気を吸引す
るようになっているもので、そのため、図示のように、
収納チャンネル4での下方に突出させる場合に限らす、
突出方向を収納チャンネル4での側方に変更しても差し
支えない。
今、ここで、ミシン1かわから縫製屑を吸引させる場合
には、第3図に示すように、接続筒8を介して吸引パイ
プ3が接続されている接続キャップ7を吸引管14に収
り付け、開閉バルブ9の閉塞操作によって吸込管15が
わを閉塞しておく。
すると、常時吸引状態で作動している吸引ai構22に
よってミシン1での縫製・裁断部にて発生した縫装置は
、吸引パイプ3によって吸引され、各タクト13,12
.11を経て集塵部20に吸引される。
また、ミシン1での縫製作業を停止し、縫装置が発生し
ていない場合には、第4図(B)に示すように、吸引管
14上端を閉塞キャップ6にて閉塞し、開閉バルブ9の
開放操作によって吸込管15がわを開口しておく。する
と、常時吸引状態での吸引機構22では、工場床下から
の空気を吸引することになり、これが、縫製工場F内で
の空気を全般的に循環させるようになるから、工場内で
の空気をクリーン化するのに大きく役立つ、そればかり
でなく、床下から空気を吸引することで、工場内で浮;
介している細かな縫装置を床面上に引き寄せるから、工
場内での作業環境を極めて良好なものとする。
なお、この切替手段5による切り替え操作は、完全にい
ずれか一方のみとする場合に限らず、両者を同時に吸引
するよう、夫々が半分ずつの容址となるように設定する
ことらある。また、切替手段5は、収納チャンネル4内
に配置する場合に限らず、ミシン1での吸引口2高さと
ほぼ同一の高さとなるように配置することもあり、こう
することで、切り替え作業を容易にできる。
このようにして分岐搬送タクト13、幹線搬送ダクト1
2、集中搬送ダクト11を介して吸引された縫装置は、
$置部20での集塵タンク2】内に収納貯留される。
集塵部20は、第1図に示すように、縫製工場Fの建屋
外に設置されており、縫製工場F内での空気とともに吸
引した縫装置のみを分離し、空気は大気に放出されるよ
うに構成しである。
すなわち、第5図に示すように、前記集中搬送ダクト1
1端が外壁上部に接続されているサイクロン分離器23
を集塵タンク21上に設け、サイクロン分離器23の上
を中央にサイクロン分離器23の内壁内に連通ずる吸気
管24を接続し、この吸気管24に吸引機構22を接続
し、吸引機構22からは排気管25を連結して成るもの
である。
図示のサイクロン分離器23は、下方へ行くに従い次第
に小径となる逆円錐状に形成されていて、左右で2基に
して並列配置され、集中搬送ダクト11端から分岐させ
て夫々に工場内での空気、縫装置が搬入されるようにし
である。そして、サイクロン分離器23内での慣性作用
と重力作用とによって、縫装置はサイクロン分離器23
での外周壁内側面に沿って下方の集塵タンク21内に落
下し、また、空気はサイクロン分離器23内の中央でそ
の中心に沿って上昇し、吸気管24内に吸い込まれるよ
うになっている。
集塵タンク21は、はぼボックス状に構成されていて、
正面に設けたドアによって内部に装入しである台車26
を取り出せるようにしてあり、台車26内に落下収納し
た縫装置を集塵タンク21外に搬出できるようにしであ
る。
また、吸引機構22でのブロワ−の直前である吸気管2
4部位には、適数のネットを配列したダクトチャンバー
27を介在させて、ブロワ−の保護を図っである。
なお、図中符号16は、縫製工場F内での清掃を容易に
するための掃除口であり、また、17は、工場床下の状
況を点検するための開閉自在な点検口であり、18は、
工場内で浮遊している細かな縫装置等を除去すべく天井
に(f殺した空気清浄器である。
この第1実施例は以上のように構成されており、次にこ
れの使用の一例を説明する。
縫製工場F内で適当にレイアウト配置されたミシン1に
よって各ミシン作業者が縫製作業を開始すると、ミシン
1においての縫製・裁断部近傍に位置する吸引口2にて
、吸引パイプ3を介して真空吸引作動で裁断除去される
べき縫装置を吸引する。
すなわち、集塵部20における吸引機構22は、常時吸
引作動しているから、切替手段5によっての切り替え操
作に件ない、ミシン1がわの空気を吸引口2を介して吸
引するか、縫製工場F内の他の場所、例えば床下の空気
を吸引するかする。
ミシン1かわの空気を吸引している場合は、そこで発生
する縫製屑を吸引し、分岐搬送ダクト13、幹線搬送ダ
クト12、集中搬送ダクト11を経て集塵タンク21内
に搬送する。
また、縫製工場F内の床下の空気を吸引している場合は
、工場内の空気を循環させることにもなり、工場内全体
の細かな縫製屑をも吸引除去する。
そして、常時吸引していることで、吸引機構22での負
荷か常時一定し、安定した運転を可能とさせる。
以上のように構成された第1実施例によると、集塵部2
0での吸引機構22によって縫製工場F内の空気を、縫
製屑とともに常時吸引するから、吸引機構22での運転
に際し、その負荷が大きくなったり、小さくなったりの
不安定なことがなく、常時一定のものとなり、能力的に
過大なものとする必要がない。
また、切替手段5による切り替え操作によって縫製作業
時外では、床下の空気を吸引するようになっているから
、縫製工場F内においての空気を上方から下方への流れ
となし、工場内において空気を常時循環させるから、工
場内を極めて良好な状態でクリーン化できる。なお、実
際上では、はぼ1時間程度で工場内の空気入替えを可能
とすることか確認された。
[第2実施例] 第6図乃至第8図において示される第2実施例において
、図中符号l及び2は、第1実施m1と同様に縫製用の
ミシン、吸引口であり、ミシン1自体は、縫製工場での
レイアウトに従って、例えは対向式の複数列に配列し、
後述する搬送ダクト51その他の配管類の簡略構成を図
れるようにする(第7図参照)。
吸引口2によって吸引された縫製屑は、第6図に示すよ
うに、吸引口2に接続されている吸引パイプ3を経てダ
ンパー機構40に集められる。そして、第7図に示すよ
うに、吸引口2及び吸引パイプ3は夫々のミシン1に付
設されており、真空吸引のためのブロワ−、モータその
他から成る吸引機構35は、図示のように2台のミシン
1を対とした各組人々に、更にはミシン1夫々に設けら
れる場合に限らす、幾つかミシン1を纏めた状態で真空
吸引させるよう、ユニット式に設けられる場合もある。
前者の場合には、夫々の作業者の作業情況、作業状態に
よって駆動を制御でき、個別の事情に対応でき、後者の
場合には、−括した処理を可能とする。いずれを採用す
るかは任意であり、駆動のためのコストが安価になるよ
う工夫され、選択される。
タンパ−R楕40は、夫々のミシン1において生じた縫
製屑を後述する集塵タンク50内に集積収納させるに際
し、−旦集め、−時的に保管するしので、集塵タンク5
0に連通ずる搬送ダクト51と、前記吸引バイブ3とを
連通、開閉自在にするようになっている。すなわち、第
8図に示すように、吸引パイプ3に連通していて、真空
吸引した縫製屑を一時的に保管する集積保管タンク41
を上部に、搬送ダクト51に連通ずる投入室46を下部
に、これらの集積保管タンク41と投入室46とを開閉
自在に連通させるよう、上下方向で揺動するタンパ−4
7をほぼ中央部に夫々有して成る。
集積保管タンク41は、底部に至るに伴ない次第に狭く
なる断面でほぼ台形箱状に形成され、上部開口を閉塞し
ている蓋板42に、前記吸引パイプ3に接続されている
連結パイプ43を設け、いずれか任意の側壁には、吸引
機構35でのブロワ−に連繋する接続パイプ44を設け
、集積保管タンク41側壁内側での接続パイプ44開口
にはネ・yトイ5を伏設したものである。したがって、
吸引機構35の作動によって真空吸引が開始されると、
集積保管タンク41内が真空になるのに伴ない、吸引バ
イブ3を経て吸引口2から縫製屑を吸引し、これを集積
保管タンク41内に集め、集められた縫製屑はネット4
5によって集積保管タンク41内に留まり、集積される
ようになっている。
投入室46は、集積保管タンク41の直下に位置し、投
入室46の下方において開口された底部か搬送ダクト5
1に連通しており、ダンパー47の開放動作によって集
′VtcA管タンク41底部か開口されることで、1;
1製屑が搬送ダクト51内に吸引落下するようにしであ
る。
ダンパー・47は、例えば、投入室46外に配置したモ
ータ(図示せず)の駆動で揺動制御されるようになって
おり、例えば、一定時間毎、縫製屑の一定集積量毎に下
方へ揺動開放される。すなわち、ダンパー47は、その
裏側で、モータ駆動軸に固着したダンパーアーム48先
端に軸支連結されていて、集積保管タンク41底部開口
周囲に固着したパツキン49に正正することで、集積保
管タンク41内を密閉状に閉塞し、吸引機構35による
真空吸引(j用の吸引効率が良好なるようにしである。
一方、搬送ダクト51は、集塵タンク50に連通されて
いて、搬送デク1〜51内に落下した縫製屑を、集塵タ
ンク50内を真空にする吸引機構55による真空駆動作
用で集塵タンク50内に搬送吸引するようになっている
集塵タンク50自体は、例えばミシン1を配列させであ
る縫製工場Fの建屋外の適当な場所に設置され、内部に
集積貯留させた縫製屑を収り出す取出口を有する。この
集塵タンク50内に縫製屑を搬送させるための前記吸引
ti横55の駆動は、常時性なわれる必要はなく、少な
くとも、ダンパー47の開放作動後で駆動されればよく
、その吸引能力は、全部のダンパー機構40の投入室4
6での縫製屑を一度に吸引するに足る必要もない、なお
、集塵タンク50での吸引を行なわせる吸引機構55と
、集積保管タンク41内に縫製・裁断部からの縫製屑を
吸引させる前記吸引機構35とは流路切替によって各別
に作動するようにさせることで、1台の吸引機構部で両
者を兼用することも可能である。
この第2実施例は以上のように構成されており、次にこ
れの使用の一例を説明する。
縫製工場内で適当にレイアウトされたミシン1によって
各ミシン作業者が縫製作業を開始すると、ミシン1にお
いての縫製・裁断部近傍に位置する吸引口2にて吸引a
:i!35の作動で縫製屑を吸引し、この縫製屑をダシ
バー機構40の集積保管タンク41内に一時的に集積保
持する。
この集積保持後、適当量が集積されると、ダシバー機構
40でのタンパ−47の下方への揺動作動によって、集
積保管タンク41底部を開放し、集積されていた縫製屑
を投入室46内に吸引によって落下させる。開放落下後
は、再度上方へ揺動閉鎖し、集積保管タンク41底部を
密閉し、次動作のため待機する。
投入室46は、搬送ダクト51に連通されていることで
、吸引機構55での吸引作動によって搬送ダクト51を
介して1;1製屑は集塵タンク50内に集められる。
以上のように構成された第2実施例によると、各ミシン
作業者の下で生じた縫製屑は、吸引口2によってダンパ
ーR構40での集積保管タンク41内に一旦は集8I保
持された後、ダンパー47での開放動作及び吸引機構5
5での吸引作動によって集塵タンク50内に集めること
ができる。
しかも、吸引バイブ3及び集塵タンク20での吸引作動
は、吸引機構35.55夫々の真空吸引作動によって得
られる空気流を、縫製工場F内でのエアコンによる空気
調節にも役立てることかでき、空気の流れを有効に利用
できる。
[発 明 の 効 果] したがって、蒸上のように構成された本発明によれば、
各ミシン作業者の下で生じた縫製屑は、自動的に清掃処
理され、ミシン作業者の手間をわずられせることがない
から、縫製作業を極めて能率よく行なうことができ、大
きなコストダウンを図れ、しかも、空気流を有効に再利
用して空調にも役立てられる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明の実施例を示すもので、第1
図乃至第5図は第1実施例を表わし、第1図はその全体
の搬送ダクトの配管構成を説明するための要部での概略
平面図、第2図は全体の概略正面図、第3図は縫製屑を
吸引する場合での切替手段の正面図、第4図(A>は縫
製屑を吸引する場合での接続キャップの斜視図、(B)
は床下から空気を吸引する場合での閉塞キャップの斜視
図、第5図は集塵部の一部切欠正面図であり、第6図乃
至第8図は第2実施例を表わし、第6図は要部概略斜視
図、第7図は全体の搬送ダクトの配管構成を説明するた
めの要部での概略平面図、第8図はダンパー機構の断面
図であり、第9図は従来の要部概略斜視図である。 F・・・縫製工場、C・・・裁断場、M・・・縫製部、
N・・・仕上場、 1・・・ミシン、2・・・吸引口、3・・・吸引パイプ
、4・・・収納チャンネル、5・・・切替手段、6・・
・閉塞キャップ、7・・・接続キャップ、8・・・接続
筒、9・・・開閉バルブ、 11・・・集中搬送ダクト、12・・・幹線搬送ダクト
、13・・・分岐搬送ダクト、14・・・吸引管、15
・・・吸込管、16・・・掃除口、17・・・点検口、
18・・・空気清浄器、 20・・・集塵部、21・・・集塵タンク、22・・・
吸引機構、23・・・サイクロン分離器、24・・・吸
気管、25・・・排気管、26・・・台車、27・・・
ダクトチャンバー、 35・・・吸引機構、 40・・・ダンパー機構、41・・・集積保管タンク、
42・・・蓋板、43・・・連結パイプ、44・・・接
続パイプ、45・・・ネット、46・・・投入室、47
・・・ダンパー、48・・・ダンパーアーム、4つ・・
・パツキン、50・・・集塵タンク、51・・・搬送ダ
クト、55・・・吸引機構。 101・・・ミシン、102・・・吸引口、103・・
・バキューム装置、104・・・ブロワ−5105・・
・集塵タンク、106・・・吸引パイプ、107・・・
送風パイプ、108・・・逆止弁。 特 許 出 願 人 株式会社チーブシック6111・
i杭−・

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、縫製工場内において発生する各種の縫製屑を縫製工
    場内に配管した搬送ダクトを介して工場内の空気ととも
    に吸引し、吸引した縫製屑は空気と分離し、所定箇所に
    設置した集塵タンク内に集中貯留させることを特徴とす
    る縫製工場における縫製屑クリーン方法。 2、縫製工場内で適当にレイアウト配置されたミシンの
    縫製・裁断部近傍に位置する吸引口を有する吸引パイプ
    と、ミシンがわの空気を吸引口を介して吸引するか、縫
    製工場内の他の場所での空気を吸引するかの切替え、選
    択を行なう切替手段と、縫製屑を集積貯留する集塵タン
    クに連通し、前記切替手段に接続させた搬送ダクトと、
    この搬送ダクト内を常時吸引している吸引機構とを備え
    たことを特徴とする縫製工場における縫製屑集中集塵装
    置。 3、縫製工場内で適当にレイアウト配置されたミシンの
    縫製・裁断部近傍に位置する吸引口を有する吸引パイプ
    と、この吸引パイプに連通していて、縫製屑を一時的に
    保管する集積保管タンクの直下に、上下方向で揺動開閉
    するダンパーを介して投入室を配設して成るダンパー機
    構と、縫製・裁断部に生じた縫製屑を集積保管タンク内
    に吸引させる吸引機構と、縫製屑を集積収納する集塵タ
    ンクに連通し、前記投入室に連続させた搬送ダクトと、
    搬送ダクト内の縫製屑を集塵タンク内に吸引する吸引機
    構とを備えたことを特徴とする縫製工場における縫製屑
    集中集塵装置。
JP9662288A 1988-04-19 1988-04-19 縫製工場における縫製屑集中集塵装置 Granted JPH01266889A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9662288A JPH01266889A (ja) 1988-04-19 1988-04-19 縫製工場における縫製屑集中集塵装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9662288A JPH01266889A (ja) 1988-04-19 1988-04-19 縫製工場における縫製屑集中集塵装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01266889A true JPH01266889A (ja) 1989-10-24
JPH0530515B2 JPH0530515B2 (ja) 1993-05-10

Family

ID=14169942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9662288A Granted JPH01266889A (ja) 1988-04-19 1988-04-19 縫製工場における縫製屑集中集塵装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01266889A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104259141A (zh) * 2014-09-10 2015-01-07 太仓顺峰体育用品有限公司 一种高效卧式服装吸线头机
CN107904921A (zh) * 2017-12-18 2018-04-13 德阳永盛无纺制品有限公司 一种环保型无纺布切割装置
CN108797083A (zh) * 2018-06-26 2018-11-13 湖州婴莱子服饰有限公司 一种具备空气分流功能的布料裁剪装置
CN111733547A (zh) * 2020-06-15 2020-10-02 杨碧丽 一种纺织用锁边机
CN112176566A (zh) * 2020-11-03 2021-01-05 温州沫系服装有限公司 缝纫机的防污结构

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5210526U (ja) * 1975-07-09 1977-01-25

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5210526U (ja) * 1975-07-09 1977-01-25

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104259141A (zh) * 2014-09-10 2015-01-07 太仓顺峰体育用品有限公司 一种高效卧式服装吸线头机
CN107904921A (zh) * 2017-12-18 2018-04-13 德阳永盛无纺制品有限公司 一种环保型无纺布切割装置
CN108797083A (zh) * 2018-06-26 2018-11-13 湖州婴莱子服饰有限公司 一种具备空气分流功能的布料裁剪装置
CN111733547A (zh) * 2020-06-15 2020-10-02 杨碧丽 一种纺织用锁边机
CN112176566A (zh) * 2020-11-03 2021-01-05 温州沫系服装有限公司 缝纫机的防污结构
CN112176566B (zh) * 2020-11-03 2021-12-03 黄松青 缝纫机的防污结构

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0530515B2 (ja) 1993-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1974934B (zh) 道路的清洁单元
US2824335A (en) Mobile suction floor cleaner
JPH01266889A (ja) 縫製工場における縫製屑集中集塵装置
US3188680A (en) Traveling suction cleaner for textile mills
US4121317A (en) Mobile pneumatic apparatus for sucking and blowing fiber dust from textile machines
CN112176699A (zh) 一种应用于丝绸面料的静电吸附裁切装置
JPS6175832A (ja) 自動玉揚げ付き単一空気移行吸引ブロワクリ−ナ
JP2545998Y2 (ja) 多品種粗糸ボビンの残糸除去装置
JP5773705B2 (ja) 廃棄物分別装置
JPH0529699B2 (ja)
US3437520A (en) Method for collecting fiber waste in textile mills
US3063874A (en) Filter cleaning system for textile traveling suction cleaner
US5613279A (en) Apparatus for removing contaminants from raw cotton
JP3333713B2 (ja) 空気浮上式コンベヤの清掃装置
JP2545040B2 (ja) コンテナバック残留物除去装置
CN2538404Y (zh) 一种自吸反吹清灰袋式除尘器
CZ289149B6 (cs) Skříňový vakový filtr
JPH0216962A (ja) 煙草の吸い殻処理装置
US3133319A (en) Process and apparatus for cleaning, separating and felting fibrous materials
KR200225032Y1 (ko) 곡물 흡입장치
JPH0815589B2 (ja) コンテナバック残留物除去装置
JPH04214429A (ja) リング精紡設備
JPH0524641Y2 (ja)
JPH0545079U (ja) コーム屑吸引装置
JPH07118959A (ja) ワインダーにおける清掃装置