JPH0524625A - コイル移載方法 - Google Patents

コイル移載方法

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JPH0524625A
JPH0524625A JP3205697A JP20569791A JPH0524625A JP H0524625 A JPH0524625 A JP H0524625A JP 3205697 A JP3205697 A JP 3205697A JP 20569791 A JP20569791 A JP 20569791A JP H0524625 A JPH0524625 A JP H0524625A
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JP
Japan
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coil
conveyor
center
reference position
transfer
Prior art date
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Pending
Application number
JP3205697A
Other languages
English (en)
Inventor
Megumi Suzuki
恵 鈴木
Yoshiaki Fuda
義昭 布田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP3205697A priority Critical patent/JPH0524625A/ja
Publication of JPH0524625A publication Critical patent/JPH0524625A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G43/00Control devices, e.g. for safety, warning or fault-correcting
    • B65G43/08Control devices operated by article or material being fed, conveyed or discharged

Landscapes

  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
  • Special Conveying (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、搬送中のコイル中心を確実にとら
え、コンベアからダウンエンダーにコイルを安全かつ確
実に移載するコイル移載方法を提供する。 【構成】 所定の角度をなす2つの光電式センサーPH
2,PH3と、コンベア1のセンターラインと直交する
光電式センサーPH1とを配置し、先ず第1基準位置で
PH2,PH3を用いて搬送中のコイル1の直径および
コイル中心とのセンターずれを計測し、次いでPH1に
より第1基準位置にコイル1の外径が到達したことを検
知してコイル移載装置の第2基準位置までの距離を算出
し、この算出距離に基づいてコイルの中心が第2基準位
置に到達したときにコイルの搬送を停止するコイル移載
方法である。 【効果】 コイルをダウンエンダーに安全,確実に移載
することができ、またメンテナンス性の向上と、運転の
自動化に資することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送するコイルをコン
ベアから移載装置にてコイルカーに移し換える際、コイ
ルの中心と移載装置との中心を合わせるコイル移載方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来コイルを搬送するにはコンベアが用
いられている。このコイルの搬送途中において、コイル
姿勢を穴縦から穴横に変えるには、従来ダウンエンダー
が用いられている。
【0003】このコンベアよりダウンエンダーに移載す
るに際し、例えばコイルの中心がずれていると、移載の
際に脱線,脱落といった事故を誘発し、搬送作業に大き
な支障を生じ、また復旧に多大の時間と労力を必要とす
る。従って搬送に際してはコイルの中心を知ることは非
常に重要なことである。
【0004】
【発明が解決しようする課題】図6,図7は従来のコイ
ル移載方法の一例を示す図面であり、図6(a),
(b)は搬送される場合のコイルの態様を示し、図7
(a),(b)はコンベアラインの側面図および平面図
を示す。
【0005】コイル1はその搬送途中において、例えば
図6(a)に示すようにコイルの状態によってフィッシ
ュテイル1aと呼ばれるコイル端部の乱れや、また図6
(b)に示すようなコイルの内捲きの乱れ11aを生ず
る場合がある。この内捲きの乱れはコイルの内径を塞い
でしまい、内径の計測を不可能にしてしまう。このフィ
ッシュテイルおよび内捲きの状態により、図7(a),
(b)に示すコンベアライン2において次のような問題
点が発生する。
【0006】(1) コンベアライン2上の第1基準位置A
における光電式センサーPH1によるコイル径計測の際
に、コイルのフィッシュテイル1a部分が計測誤差とな
り、実際より大きなコイル径を計測してしまい、フィッ
シュテイル1aによる検出誤差Eが計測されると、所定
のダウンエンダー4への移載位置である第2基準位置を
E/2mだけ行き過ぎてしまう。
【0007】(2) 第2基準位置Bにおける光電式センサ
ーPH2によるコイルセンター確認に際し、コイルの内
捲きの状態によっては、例えば超音波センサーを使用し
たとしてもコイルの内径計測が不可能となる。
【0008】(3) コンベア2上に移載されてセンターず
れを起こした場合に、センターずれ量Czが生じて検出
が出来なくなる。
【0009】(4) 光電式センサーPH2下側のセンサー
のレンズ部に上部コイルからのスケール,フープ等が落
ちて検出し難くなったりし、場合によってはセンサーの
破壊をもたらし、これらセンサーはコンベア2の下側に
取り付けられるので、メンテナンスが困難である。
【0010】本発明は上記のような従来法の欠点を解消
し、搬送中のコイル中心を確実にとらえ、コンベアから
ダウンエンダーにコイルを安全かつ確実に移載するコイ
ル移載方法を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、コイルを搬送
するコンベアからダウンエンダーにてコイルを転倒しコ
イルを移載する方法において、前記コンベアに沿ってコ
ンベアセンターライン上の一点で交差し且つコンベアラ
インと所定の角度をなすラインを有する2つの光電式セ
ンサー(PH2)(PH3)と、コンベアセンターライ
ンと直交するラインを有する光電式センサー(PH1)
とを配置し、該光電式センサー(PH1)とコンベアセ
ンターラインとの交点を第1基準位置とし、またダウン
エンダーにコイルを移載する位置を第2基準位置とし、
先ず第1基準位置で2つの光電式センサー(PH2)
(PH3)を用いて搬送中のコイルの直径を計測すると
ともにコンベアのセンターラインとコイル中心とのセン
ターずれを計測し、次いで光電式センサー(PH1)に
より第1基準位置にコイルの外径が到達したことを検知
し、このときのコイルの中心位置から前記移載位置の第
2基準位置までの距離を算出し、該算出距離に基づいて
コイルの中心が第2基準位置に到達したときにコイルの
搬送を停止することを特徴とするコイル移載方法であ
る。
【0012】
【実施例】以下本発明を図1,図2に示す実施例にもと
づいて詳細に説明する。図1は本発明を実施するに好適
な移載装置の一例を示すコンベアラインの側面図(a)
および平面図(b)である。
【0013】コンベア2上には、コンベアセンターライ
ンと直交するラインを有する光電式センサーPH1と、
コンベアセンターライン上の一点で交差し且つコンベア
ラインと所定の角度θをなすラインを有する2つの光電
式センサーPH2,PH3が配置される。なお図におい
て3はコイルカー,6,7,8はコンベア2を作動する
ギア,モータ,パルス発生器である。
【0014】まずコイル1がコンベア2上に移載された
ときにセンターずれを起こした場合の検出は、交差する
2つの光電式センサーPH2,PH3により行うように
なっている。このときの光電式センサーの作用を図2に
示す。
【0015】図2において、コンベア2上にコイル1が
センターずれCzを起こして移載されているときに、コ
イル1が位置Xにくると先ず一方の光電式センサーPH
2を遮光する。引き続きコイル1が位置Yに搬送される
と、2つの光電式センサーPH1およびPH2ともに遮
光する。この間のコンベア2(コイル1)の移動量L
(mm)を検出しておけば、センターずれ量Czは数1
で表すことができる。
【0016】
【数1】Cz=L・sinθ (mm)
【0017】ただしθはコンベアラインと光電式センサ
ーPH2,PH3ラインとのなす角度である。
【0018】次にフィッシュテイルの影響を受けないコ
イル径の検出方法について、図3,図4により説明す
る。
【0019】従来方法を示す図3(a),(b)は、光
電式センサーPH1によりコイル1の径を検出する方法
であり、図3(a)では光電式センサーPH1の遮光を
しているコンベア移動量Lは、コイル径Dと等しくな
る。すなわちL=Dmmである。
【0020】ただし図3(b)に示すように、コイル1
にフィッシュテイル1aまたは1bがある場合、フィッ
シュテイル1aではコイル径の測定誤差は発生しない
が、フィッシュテイル1bでは測定誤差が発生する。こ
の場合図3(b)に示す2か所の斜線を施した三角形状
の部分12aはフィッシュテイルが許容される範囲を表
し、これ以外の範囲では測定誤差が発生する。
【0021】これに対して本発明の実施例として、光電
式センサーPH2もしくはPH3を用いてコイル径を計
測する例を示したのが図4(a)である。この場合コイ
ル径Dは、コンベア移動量Lに対して、D=L・sin
θ(mm)となる。
【0022】この場合のフィッシュテイルが許容される
範囲としては、図4(b)に示すように斜線を施した2
カ所の帯状の範囲12となる。このようにすればフィッ
シュテイル1a,1bではコイル径の測定誤差は発生し
ない。ただしフィッシュテイル1cでは測定誤差が発生
する。
【0023】これを前記図3の従来の例と比較すると、
非常に広い範囲のフィッシュテイルまでが許容可能とな
ったことが判る。すなわち本実施例によれば、コンベア
下部に、例えば光電式センサー等を設置する必要はな
く、メンテナンスが困難になる等の問題点は解消する。
さらにコイルの内径には影響されることはなく、内捲き
の乱れ等の状態による問題も解決される。
【0024】つぎに本実施例の制御システムと、その作
用について説明する。
【0025】図5にシステムの構成例を示す。前記図1
と図5において、先ずコンベア2上を搬送されてきたコ
イル1は、光電式センサーPH2,PH3によりセンタ
ーずれ量Czが検出される。このときのCz量が大きい
場合には、即コンベア停止およびオペレータにアラーム
21を発する。
【0026】つぎに光電式センサーPH1の位置の第1
基準位置Aにおいて、光電式センサーPH1,PH2,
PH3によりコイル径Dを検出する。フィッシュテイル
の影響が発生すると、計算したコイル径Dは大きくな
る。そこで求めたコイル径のなかで最小の値を用いる。
【0027】つぎに第2基準位置Bのダウンエンダー4
のセンターライン位置にコイル1のセンターを合わせる
ようにコンベア2を減速,停止させるが、その方法は、
第1基準位置Aと第2基準位置Bとの距離をMとする
と、コイル1が第1基準位置Aで光電式センサーPH1
を遮光してからM−D/2(mm)がコンベア送り量と
なる。
【0028】コンベア制御盤22では、コンベア送り量
を測定しながら減速,停止を行い、第2基準位置Bとコ
イル中心とを合わせる。なお23はコンベア動力盤であ
る。
【0029】
【発明の効果】本発明のコイル移載方法によれば、従来
法に比較して搬送中のコイル中心を確実にとらえ、正確
に所定の基準位置とコイル中心とを合致させることが可
能となり、またセンターずれ量も検出できることから、
コイルをコンベアからダウンエンダーに安全かつ確実に
移載することができ、またコンベアのメンテナンス性が
向上するとともに、運転の自動化に資することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するに好適な移載装置の一例を示
すコンベアラインの(a)側面図および(b)平面図で
ある。
【図2】センターずれ量を2つの光電式センサーで検出
する方法を示す作用図である。
【図3】(a)は従来の光電式センサーによりコイルの
径を検出する方法を説明する図面、(b)は従来のフィ
ッシュテイルが許容される範囲を表す図面である。
【図4】(a)は実施例の光電式センサーによりコイル
の径を検出する方法を説明する図面、(b)は実施例に
おけるフィッシュテイルが許容される範囲を表す図面で
ある。
【図5】本発明における制御システムの構成例を示す図
面である。
【図6】従来例を示し、(a)はコイルのフィッシュテ
イルの態様,(b)はコイルの内捲きの乱れの態様を示
す図面である。
【図7】従来例を示し、(a)はコンベアラインの側面
図,(b)は平面図を示す図面である。
【符号の説明】
1 コイル 1a〜1c フィッシュテイル 2 コンベア 3 コイルカー 4 ダウンエンダー PH1,PH2,PH3 光電式センサー 6 ギア 7 モータ 8 パルス発生器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 コイルを搬送するコンベアからダウンエ
    ンダーにてコイルを転倒しコイルを移載する方法におい
    て、前記コンベアに沿ってコンベアセンターライン上の
    一点で交差し且つコンベアラインと所定の角度をなすラ
    インを有する2つの光電式センサー(PH2)(PH
    3)と、コンベアセンターラインと直交するラインを有
    する光電式センサー(PH1)とを配置し、該光電式セ
    ンサー(PH1)とコンベアセンターラインとの交点を
    第1基準位置とし、またダウンエンダーにコイルを移載
    する位置を第2基準位置とし、先ず第1基準位置で2つ
    の光電式センサー(PH2)(PH3)を用いて搬送中
    のコイルの直径を計測するとともにコンベアのセンター
    ラインとコイル中心とのセンターずれを計測し、次いで
    光電式センサー(PH1)により第1基準位置にコイル
    の外径が到達したことを検知し、このときのコイルの中
    心位置から前記移載位置の第2基準位置までの距離を算
    出し、該算出距離に基づいてコイルの中心が第2基準位
    置に到達したときにコイルの搬送を停止することを特徴
    とするコイル移載方法。
JP3205697A 1991-07-23 1991-07-23 コイル移載方法 Pending JPH0524625A (ja)

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Effective date: 19971111