JPH052460A - 無線印刷装置 - Google Patents

無線印刷装置

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JPH052460A
JPH052460A JP3290318A JP29031891A JPH052460A JP H052460 A JPH052460 A JP H052460A JP 3290318 A JP3290318 A JP 3290318A JP 29031891 A JP29031891 A JP 29031891A JP H052460 A JPH052460 A JP H052460A
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JP
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power supply
printing
power
wireless
monitoring
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JP3290318A
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English (en)
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Toshiya Mihashi
俊哉 三橋
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遠隔して配置された印刷装置の電源を無線通
信により入切できる。 【構成】 無線データ送受信部42に設ける監視手段は
各外部装置(ホストコンピュータ1〜3)から送信され
る搬送信号の受信レベルを常時監視しており、この監視
手段の出力と複数のホストに対する回線切替え制御手段
(無線データ送受信部42に設ける)の状況に基づいて
無線データ送受信部42に設ける電源制御手段が電源操
作手段(電源操作部43)による印字手段(印刷装置
4)への電源入切操作を制御する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1台以上の外部装置か
らの無線送信された印字情報を受信して印字処理を行う
無線印刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、有線配線される印刷装置により印
刷システムを構築した場合、印刷装置本体は、ホストコ
ンピュータの近接地域に設置されているので、印刷装置
本体の電源入切操作はそれほど使用者に負担を与えるよ
うな事態はなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、無線通信処
理可能な印刷装置は、通常ホストとなる外部装置から受
信可能な距離内であって、遠隔地点に配置される場合が
多い。
【0004】この場合、ホスト上で操作を行っているオ
ペレ−タは、印字処理開始前および印字処理終了時には
必ず印刷装置本体の設置地点に出向いて本体電源を入切
する操作が必要となり、非常に煩雑な処理が必要となる
ばかりか、印字処理中断時間が長時間に及ぶ場合には、
電力が無駄に消費され、省エネに貢献できない等の問題
点があった。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、複数台のホストを考慮しつつ、各ホス
トから遠隔地点に設置される印刷装置本体の電源を各ホ
ストから送信される搬送信号状態に応じて自動的に入切
することにより、オペレータの操作負担を軽減できると
共に、電力消費を抑えることができる無線印刷装置を得
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る無線印刷装
置は、複数の外部装置との回線切替え制御手段と、各外
部装置から送信される搬送信号の受信レベルを監視する
監視手段と、印字手段に供給する電源を入切操作する電
源操作手段と、回線切替え制御手段と監視手段との出力
に基づいて電源操作手段による印字手段への電源供給を
制御する電源制御手段とを設けたものである。
【0007】また、複数の外部装置との回線切替え制御
手段と、各外部装置から送信される搬送信号の受信レベ
ルを監視する監視手段と、印字手段に供給する電源を入
切操作する電源操作手段と、回線切替え制御手段と外部
装置から無線送信された電源制御指令に基づいて電源操
作手段による印字手段への電源供給を制御する電源制御
手段とを設けたものである。
【0008】さらに、印刷処理中の印刷処理の終了を待
って電源制御手段による電源制御を行うように構成した
ものである。
【0009】また、外部装置から送信される搬送信号の
受信レベルを監視する監視手段と、印字手段に供給する
電源を入切操作する電源操作手段と、監視手段の出力に
基づいて電源操作手段による印字手段への電源供給を制
御する電源制御手段とを設けたものである。
【0010】さらに、外部装置から送信される搬送信号
の受信レベルを監視する監視手段と、印字手段に供給す
る電源を入切操作する電源操作手段と、外部装置から無
線送信された電源制御指令に基づいて電源操作手段によ
る印字手段への電源供給を制御する電源制御手段とを設
けたものである。
【0011】
【作用】本発明においては、監視手段は各外部装置から
送信される搬送信号の受信レベルを常時監視しており、
この監視手段の出力と複数のホストに対する回線切替え
制御手段の状況に基づいて電源制御手段が電源操作手段
による印字手段への電源入切操作を制御し、外部装置の
送信状態に応じて無線印刷装置の電源を自動遮断するこ
とを可能とする。
【0012】また、電源制御手段は、外部装置から無線
送信された電源制御指令に基づいて電源操作手段による
印字手段への電源供給を制御し、任意のタイミングで強
制的に無線印刷装置の電源を遠隔的に入切することを可
能とする。
【0013】さらに、電源遮断処理を行う際に、現在処
理中の印刷処理の終了を待ってから電源制御手段が無線
印刷装置の電源を遠隔的に遮断することを可能とする。
【0014】また、監視手段は外部装置から送信される
搬送信号の受信レベルを常時監視しており、この監視手
段の出力に基づいて電源制御手段が電源操作手段による
印字手段への電源入切操作を制御し、外部装置の送信状
態に応じて無線印刷装置の電源を自動遮断することを可
能とする。
【0015】さらに、電源制御手段は、外部装置から無
線送信された電源制御指令に基づいて電源操作手段によ
る印字手段への電源供給を制御し、任意のタイミングで
強制的に無線印刷装置の電源を遠隔的に入切することを
可能とする。
【0016】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す無線印刷装置
の構成を説明するブロック図である。
【0017】図において、1〜3はそれぞれホストコン
ピュータであり、プリントデータおよび制御コードから
なる印字情報をそれぞれの無線データ送受信部11,無
線データ送受信部21,無線データ送受信部31を通し
て印刷装置4に出力するものである。
【0018】各無線データ送受信部11,無線データ送
受信部21,無線データ送受信部31は、それぞれに対
応する各ホストコンピュ−タ1〜3固有の周波数を持つ
ものであっても良いし、各ホストコンピュ−タ1〜3固
有のID番号を持つものであっても良い。
【0019】印刷装置4は、制御部41,無線データ送
受信部42,電源操作部43,プリンタ部44より構成
されている。このうち、制御部41は、印刷装置全体の
制御行う。無線データ送受信部42は、無線通信手段
と、搬送波(本実施例では特に限定していないが、無線
通信媒体としては、電波,超音波,光線等の周波数特性
を備えた媒体とすれば何でも良い)の受信レベルの監視
手段と、複数のホストコンピュータに対応するための回
線切替え手段等を兼ねており、各ホストコンピュ−タ1
〜3とプリントデータおよび制御コードのやり取りを無
線により行い、印刷装置4の電源コードがコンセントに
入っている間は、電源スイッチ(スイッチ)43aのO
N/OFFに関わらず、常に電源が入っているものとす
る。電源操作部43は、無線データ送受信部42以外の
電源を管理するところで、無線データ送受信部42や制
御部41の指示によって電源スイッチ43aのON/O
FFを行う。
【0020】プリンタ部44は、各ホストコンピュ−タ
1〜3から受け取った印字情報等に基づき記録紙に永久
可視画像を形成するための印刷機構部である。
【0021】このように構成された無線印刷装置におい
て、本実施例では無線データ送受信部42に設ける監視
手段は各外部装置(本実施例では各ホストコンピュ−タ
1〜3)から送信される搬送信号の受信レベルを常時監
視しており、この監視手段の出力と複数のホストに対す
る回線切替え制御手段の(本実施例では無線データ送受
信部42に設ける)状況に基づいて電源制御手段(本実
施例では無線データ送受信部42に設ける))が電源操
作手段(本実施例では電源操作部43)による印字手段
への電源入切操作を制御し、外部装置の送信状態に応じ
て無線印刷装置の電源を自動遮断することができる。
【0022】また、電源制御手段は、外部装置から無線
送信された電源制御指令に基づいて電源操作手段による
印字手段への電源供給を制御し、任意のタイミングで強
制的に無線印刷装置の電源を遠隔的に入切することがで
きる。
【0023】さらに、電源遮断処理を行う際に、現在処
理中の印刷処理の終了を待ってから電源制御手段が無線
印刷装置の電源を遠隔的に遮断することができる。 <複数のホストコンピュ−タで使用している場合の電源
入切処理について> (1)無線印刷装置の電源を切る場合の条件 全てのホストコンピュータの電源が切れた場合 スキャンしているすべての周波数の搬送波のレベルが、
一定時間以上、ある一定値より下がった場合は、印刷装
置4を使う全てのホストコンピュータの電源がOFFに
なったと判定する。そして、現在印刷処理中のジョブ
(JOB)がないかどうかをチェックし、無い場合は電
源遮断処理を行う。現在印刷中のJOBがある場合は、
そのJOBの終了を待ち、終了次第、無線の印刷装置4
の電源操作部43に対して電源OFF信号を出力し、電
源を遮断する。
【0024】受信待ちキューが空で、現在接続してい
るホストコンピュータから電源遮断命令が発行された場
合 受信待ちキューが空の状態で、現在接続しているホスト
コンピュータより電源遮断命令が無線の印刷装置4に対
して発行された場合、その命令は無線データ送受信部4
2で解釈され、現在印刷処理中のJOBの終了を待っ
て、無線データ送受信部42より、電源操作部43に対
して電源OFF信号を出力し、電源を遮断する。ただ
し、印刷処理中のJOBが終了する以前に受信待ちキュ
ーに値が入ったら、発行された電源遮断命令はキャンセ
ルされる。 (2)無線印刷装置の電源を入れる場合の条件 何れか1台でもホストコンピュータの電源が投入され
た場合 無線データ送受信部42におけるスキャンニング処理に
おいて、スキャンしている周波数において、搬送波の受
信レベルがある一定時間以上、ある一定値より上がる
と、ホストコンピュータ側の電源がONになったと判定
する。このような状態になったら、無線データ送受信部
42は、電源操作部43に対して電源ONの信号を出力
し、無線の印刷装置4を立ち上げる。従って、スキャン
している周波数の搬送波のレベルが何れか1台でも検出
された場合には、プリンタ側の電源遮断処理は行わな
い。
【0025】ホストコンピュータのうち、何れか1台
でも電源投入命令を発行した場合無線の印刷装置4の電
源がOFFになっている状態で、複数のホストコンピュ
−タのうち、何れか1台でも電源投入を無線の印刷装置
4に対し発行した場合、その命令は、無線データ送受信
部42で解釈、実行され、無線データ送受信部42よ
り、電源操作部43に対して電源ON信号が出力され、
無線の印刷装置4の電源を投入する。 <複数のホストコンピュータに対する回線切替え処理に
ついて>以下、図2,図3に示すフローチャートを参照
しながら本発明に係る無線印刷装置における回線切替え
処理について説明する。なお、複数のホストコンピュー
タに対する回線切替え処理は、大別してスキャンニング
処理と回線切替え処理から構成されている。また、この
2つの処理は並列して実行されているものとする。
【0026】図2は本発明に係る無線印刷装置おけるス
キャンニング処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。なお、(1) 〜(4) は各ステップを示す。
【0027】先ず、各ホストコンピュータ1〜3が固有
の周波数を持って通信している場合、プリンタ側で管理
している周波数帯域において、ある一定間隔の周波数で
搬送波の受信レベルをスキャンし、データ送出待ちであ
るホストコンピュータがあるかどうかを判別する(1) 。
データ送出待ちであるホストコンピュータが探し出され
た場合は、その周波数を受信待ちキューに格納し(3)、
プリンタ側から呼出しがあるまで待つようにホストコン
ピュータに指令を出し(4) 、再びステップ(1)からの処
理を繰り返す。受信待ちキューは、FIFO方式の待ち
行列であり、先に格納した値から順に、後述する回線切
替え処理によって処理されて行く。また、ステップ(1)
においてデータ送出待ちであるホストコンピュータがな
かった場合は、次のスキャン周波数をセットし、再びス
テップ(1) からの処理を繰り返す。
【0028】図3は本発明に係る無線印刷装置おける回
線切替え処理の一例を示すフローチャートである。な
お、(1) 〜(4) は各ステップを示す。
【0029】先ず、受信待ちキューを先頭から調べ、待
たせているホストコンピュータがあるかどうかを調べる
(1) 。もし、受信待ちキューにデータがあれば、回線周
波数をその周波数にセットする(2) 。そして、印刷出力
要求のあったホストコンピュ−タに対して待ち状態を解
除し、そのホストコンピュータに接続する(3) 。回線接
続後は、そのホストコンピュータが印刷データを出力し
終わるのを待ち(4) 、受信終了共に再びステップ(1) か
らの処理を繰り返す。この間も、スキャンニング処理は
続けられている。
【0030】図4は、図1に示した無線データ送受信部
42の構成を示す詳細ブロック図であり、図1と同一の
ものには同じ符号を付してある。
【0031】図において、F1〜F4は周波数選別部
で、各ホストコンピュ−タ1〜3またはそれ以上のホス
トコンピュ−タから送信される固有の周波数A〜Zの搬
送波の受信レベルを選別する。QUEUEは受信待ちキ
ューで、データ送出待ちであるホストコンピュータに対
応する周波数をFIFO方式格納する。SWは回線切替
え機構で、受信待ちキューQUEUEに周波数データが
格納されている場合には、回線周波数をセットするよう
に対応する周波数選別部を接続する。
【0032】なお、上記実施例では各処理モードに対応
して電源操作部43のスイッチ43aをOFFして、印
刷装置4の全体への電源を遮断する場合について説明し
たが、制御部41およびプリンタ部44への電源を段階
的、すなわち接続されているすべてのホストコンピュー
タからの搬送信号がなくなって、例えば30秒後はプリ
ンタ部44の電源だけを落し、さらに5分たったら制御
部41の電源も落すといったように制御すれば、3分後
に再度任意のホストコンピュータの電源が投入された場
合、制御部41の内部メモリに保存されている情報、例
えばフォントキャッシュの内容等が不消滅となるので、
プリント開始後におけるフォントキャッシュヒット率を
高めることができる。
【0033】また、上記実施例では主として複数のホス
トコンピュ−タ中の各ホストから遠隔地点に設置される
印刷装置本体の電源を各ホストから送信される搬送信号
状態に応じて自動的に入切する場合について説明した
が、ホストの個数に別段の制限はなく、ホストの個数が
単一であっても本発明を容易に適用できる。
【0034】すなわち、ホストコンピュータが図1に示
したホストコンピュ−タ1のみが印刷装置4と無線通信
可能なシステムであるものとする場合は、監視手段(本
実施例では無線データ送受信部42)は外部装置(本実
施例ではホストコンピュ−タ1)から送信される搬送信
号の受信レベルを常時監視しており、この監視手段の出
力に基づいて電源制御手段(本実施例では無線データ送
受信部42)が電源操作手段(電源操作部43)による
印字手段(プリンタ部44)への電源入切操作を制御
し、外部装置の送信状態に応じて無線印刷装置の電源を
自動遮断することを可能とする。
【0035】さらに、電源制御手段(本実施例では無線
データ送受信部42)は、外部装置(本実施例ではホス
トコンピュ−タ1)から無線送信された電源制御指令に
基づいて電源操作手段(電源操作部43)による印字手
段(プリンタ部44)への電源供給を制御し、任意のタ
イミングで強制的に無線印刷装置の電源を遠隔的に入切
することを可能とする。
【0036】以下、電源入切処理モード(1)〜(4)
に分けて詳述する。
【0037】(1)ホストコンピュータ1の電源が切れた
場合(電源入切処理モード(1)) 無線データ送受信部42では、ホストコンピュータ1と
の無線通信に必要な搬送波(この実施例では特に限定し
ていないが、無線通信媒体としては、電波,超音波,光
線等の周波数特性を備えた媒体とすれば何でもよい)の
受信レベルを常に監視しており、このレベルが一定時間
以上、ある一定値より下がると、ホストコンピュータ1
側の電源がOFFとなったと判定する。このような状態
になったら、無線データ送受信部42は電源操作部43
に対して電源OFFの信号を出力し、印刷装置4の電源
を遮断する。
【0038】(2)ホストコンピュータ1の電源が投入さ
れた場合(電源入切処理モード(2)) 上記電源入切処理モード(1)と同様、無線データ送受
信部42では、ホストコンピュータ1との無線通信に必
要な搬送波の受信レベルを常に監視しており、このレベ
ルがある一定時間以上、ある一定値より上がると、ホス
トコンピュータ1側の電源がONになったと判定する。
このような状態になったら、無線データ送受信部42は
電源操作部43に対し電源ONの信号を出力し、印刷装
置4を立ち上げる。
【0039】(3)ホストコンピュータ1から電源遮断命
令が発行された場合(電源入切処理モード(3)) 印刷装置4の電源がONになっている状態で、ホストコ
ンピュータ1より電源遮断命令が印刷装置4に対して送
られた場合、その命令は、無線データ送受信部42で解
釈、実行され、無線データ送受信部42より電源操作部
43に対して電源OFF信号が出力され、印刷装置4の
電源を遮断する。
【0040】(4)ホストコンピュータ1から電源投入命
令が発行された場合(電源入切処理モード(4)) 印刷装置4の電源がOFFになっている状態で、ホスト
コンピュータ1より電源投入命令が印刷装置4に対して
送られた場合、その命令は無線データ送受信部42で解
釈、実行され、無線データ送受信部42より電源操作部
43に対して電源ON信号が出力され、印刷装置4の電
源を投入する。
【0041】以下、図5に示すフローチャートを参照し
ながら本発明に係る無線印刷装置おける他の電源入切動
作について説明する。
【0042】図5は本発明に係る無線印刷装置おける他
の電源入切処理の一例を示すフローチャートである。な
お、(1) 〜(9) は各ステップを示す。また、ホストコン
ピュータが図1に示したホストコンピュ−タ1のみが印
刷装置4と無線通信可能なシステムであるものとする。
【0043】先ず、無線データ送受信部42がホストコ
ンピュータ1より無線送信された搬送波を常時監視して
おり、受信した信号がコマンドであるかどうかを判定し
(1)、NOならば所定時間搬送波をサンプリングし(2)
、受信した搬送波の信号レベルが一定値を越えている
かどうかを判定し(3) 、YESならば無線データ送受信
部42がスイッチ43aをONする電源ON/OFF信
号を電源操作部43に送出して、スイッチ43aをON
し(4) 、ステップ(1) に戻る。
【0044】一方、ステップ(3) に判断で、NOならば
無線データ送受信部42がスイッチ43aをOFFする
電源ON/OFF信号を電源操作部43に送出して、ス
イッチ23aをOFFして(5) 、プリンタエンジンへの
電源投入を遮断して、スイッチ(1) に戻る。
【0045】一方、ステップ(1) の判断でYESの場合
は、受信したコマンドが電源OFFコマンドかどうかを
判断し(6) 、YESならば無線データ送受信部42がス
イッチ43aをOFFする電源ON/OFF信号を電源
操作部43に送出して、スイッチ43aをOFFして
(7) 、ステップ(1) に戻る。
【0046】一方、ステップ(6) の判断でNOの場合
は、受信したコマンドが電源ONコマンドかどうかを判
断し(8) 、NOならば他のコマンド処理を実行し、YE
Sならば無線データ送受信部42がスイッチ43aをO
Nする電源ON/OFF信号を電源操作部43に送出し
て、スイッチ43aをONし(9) 、ステップ(1) に戻
る。
【0047】また、上記実施例では単一の印刷装置4を
複数のホストコンピュ−タ1〜3が無線通信しながら印
刷装置4の電源を入切制御する場合について説明した
が、複数のホストコンピュ−タ1〜3と複数の無線印刷
装置が相互に識別可能とすることにより、容易に本発明
を適用することができ、各無線印刷装置の電源管理を容
易に行えると共に、プリンタ台数に比例して多大となる
電力消費を抑制することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は複数の外
部装置との回線切替え制御手段と、各外部装置から送信
される搬送信号の受信レベルを監視する監視手段と、印
字手段に供給する電源を入切操作する電源操作手段と、
回線切替え制御手段と監視手段との出力に基づいて電源
操作手段による印字手段への電源供給を制御するで源制
御手段とを設けたので、ホストコンピュ−タ等の複数の
外部装置がプリンタ本体から遠隔地点で配置されるシス
テムが構築されている場合であっても、各オペレ−タは
単にホストコンピュ−タ上での電源入切操作に連動し
て、プリンタ本体の電源を確実に入切することができ
る。
【0049】また、外部装置から送信される搬送信号の
受信レベルを監視する監視手段と、印字手段に供給する
電源を入切操作する電源操作手段と、監視手段の出力に
基づいて電源操作手段による印字手段への電源供給を制
御する電源制御手段とを設けたので、ホストコンピュ−
タ等の外部装置がプリンタ本体から遠隔地点で配置され
るシステムが構築されている場合であっても、オペレ−
タは単にホストコンピュ−タ上での電源入切操作に連動
して、プリンタ本体の電源を確実に入切することができ
る。
【0050】従って、プリンタとは遠隔した地点で外部
装置をオペレートするオペレータ等のプリンタの電源入
切管理負担が軽減され、電源の切り忘れ等のミスを防止
できる。また、有線配線が不要となるため、印刷装置本
体の設置場所を自由に設定できる。さらに、ケーブル配
線コストがなくなり経費を節減できる。またケーブルレ
スなオフィス環境を提供でき、環境美化に貢献できる。
【0051】また、複数の外部装置との回線切替え制御
手段と、各外部装置から送信される搬送信号の受信レベ
ルを監視する監視手段と、印字手段に供給する電源を入
切操作する電源操作手段と、回線切替え制御手段と外部
装置から無線送信された電源制御指令に基づいて電源操
作手段による印字手段への電源供給を制御する電源制御
手段とを設けたので、任意のタイミングで印字手段の電
源のON/OFFが可能なので、印字手段の消費電力を
大幅に節約できる。
【0052】さらに、外部装置から送信される搬送信号
の受信レベルを監視する監視手段と、印字手段に供給す
る電源を入切操作する電源操作手段と、外部装置から無
線送信された電源制御指令に基づいて電源操作手段によ
る印字手段への電源供給を制御する電源制御手段とを設
けたので、任意のタイミングで印字手段の電源のON/
OFFが可能なので、印字手段の消費電力を大幅に節約
できる。
【0053】さらに、電源遮断処理を行う際に、印刷処
理中の印刷処理の終了を待って電源制御手段による電源
制御を行うように構成したので、印刷装置において紙搬
送中であってもジャムることなく出力を得ることができ
る。
【0054】従って、印刷装置本体と少なくとも1台以
上の外部装置とをいつでも独立して自由に移動配置する
ことが可能となり、プリンタシステムにおける機器配置
自由度と電源管理の問題を一挙に解決できる等の優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す無線印刷装置の構成を
説明するブロック図である。
【図2】本発明に係る無線印刷装置おけるスキャンニン
グ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明に係る無線印刷装置おける回線切替え処
理の一例を示すフローチャートである。
【図4】図1に示した無線データ送受信部の構成を示す
詳細ブロック図である。
【図5】本発明に係る無線印刷装置おける他の電源入切
処理の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 ホストコンピュータ 3 ホストコンピュータ 4 印刷装置 11 無線データ送受信部 21 無線データ送受信部 31 無線データ送受信部 41 制御部 42 無線データ送受信部 43 電源操作部 43a スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の外部装置から無線送信された印字
    情報を受信して印字処理を行う印字手段を備えた無線印
    刷装置において、前記複数の外部装置との回線切替え制
    御手段と、各外部装置から送信される搬送信号の受信レ
    ベルを監視する監視手段と、前記印字手段に供給する電
    源を入切操作する電源操作手段と、前記回線切替え制御
    手段と監視手段との出力に基づいて前記電源操作手段に
    よる前記印字手段への電源供給を制御する電源制御手段
    とを具備したことを特徴とする無線印刷装置。
  2. 【請求項2】 複数の外部装置から無線送信された印字
    情報を受信して印字処理を行う印字手段を備えた無線印
    刷装置において、前記複数の外部装置との回線切替え制
    御手段と、各外部装置から送信される搬送信号の受信レ
    ベルを監視する監視手段と、前記印字手段に供給する電
    源を入切操作する電源操作手段と、前記回線切替え制御
    手段と外部装置から無線送信された電源制御指令に基づ
    いて前記電源操作手段による印字手段への電源供給を制
    御する電源制御手段とを具備したことを特徴とする無線
    印刷装置。
  3. 【請求項3】 印字処理中の印字処理の終了を待って電
    源制御手段による電源制御を行うように構成したことを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の無線印刷装
    置。
  4. 【請求項4】 外部装置から無線送信された印字情報を
    受信して印字処理を行う印字手段を備えた無線印刷装置
    において、外部装置から送信される搬送信号の受信レベ
    ルを監視する監視手段と、前記印字手段に供給する電源
    を入切操作する電源操作手段と、前記監視手段の出力に
    基づいて前記電源操作手段による前記印字手段への電源
    供給を制御する電源制御手段とを具備したことを特徴と
    する無線印刷装置。
  5. 【請求項5】 外部装置から無線送信された印字情報を
    受信して印字処理を行う印字手段を備えた無線印刷装置
    において、外部装置から送信される搬送信号の受信レベ
    ルを監視する監視手段と、前記印字手段に供給する電源
    を入切操作する電源操作手段と、外部装置から無線送信
    された電源制御指令に基づいて前記電源操作手段による
    印字手段への電源供給を制御する電源制御手段とを具備
    したことを特徴とする無線印刷装置。
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DE69126504T DE69126504T2 (de) 1990-11-14 1991-11-12 Informationsverarbeitungssystemsteuerung
EP91310407A EP0486250B1 (en) 1990-11-14 1991-11-12 Controlling an information processing system
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100460951B1 (ko) * 2002-01-28 2004-12-09 삼성전자주식회사 호스트에 의해 전원제어가 가능한 프린터

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